JPS5814715B2 - プリセツトカウンタ - Google Patents

プリセツトカウンタ

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Publication number
JPS5814715B2
JPS5814715B2 JP4148280A JP4148280A JPS5814715B2 JP S5814715 B2 JPS5814715 B2 JP S5814715B2 JP 4148280 A JP4148280 A JP 4148280A JP 4148280 A JP4148280 A JP 4148280A JP S5814715 B2 JPS5814715 B2 JP S5814715B2
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JP
Japan
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cam
wheel
counting
bracket
gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP4148280A
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English (en)
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JPS56137485A (en
Inventor
山元征夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS56137485A publication Critical patent/JPS56137485A/ja
Publication of JPS5814715B2 publication Critical patent/JPS5814715B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M1/00Design features of general application
    • G06M1/28Design features of general application for zeroising or setting to a particular value
    • G06M1/283Design features of general application for zeroising or setting to a particular value with drums

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め設定した数値まで計数すると出力信号が
送出されるブリセットカウンタに関し、特に計数動作と
は関係なく設定した数値が設定輪上にそのまま残される
ようにしたブリセットカウンクに関する。
各種機器に付設されその数値制御を行うブリセットカウ
ンクは、従来種々形式のものが提供されている。
例えば、計数輪と設定輪とを備えた加算形ブリセットカ
ウンタは、設定輪上に所定数値の設定を行うとともに計
数輪は“0”表示としておき、これより入力がなされる
と計数輪上にこの入力数値が計数されるとともに設定輪
の数値はその分宛減算され、しかして所定入力数まで達
すると設定輪力げ0″表示となって信号送出がなされる
よう構成されている。
また減算形ブリセットカウンクは、設定輪を兼ねる計数
輪上にあらかじめ所定数値を設定し、入力がなされると
次第に減算され、゛0”まで減算駆動された時信号送出
がなされるよう構成されている。
このように、従来のブリセットカウンタによれば、いず
れも計数動作中は設定輪あるいは計数輪はその数値が刻
々と変化する。
このため、途中で設定数値の確認を行う必要が生じた場
合には、加算形ブリセットカウンタでは面倒な差引計算
を行えば確認することはできるが、減算形ブリセットカ
ウンタでは行うことができない。
このため、設定輪と計数輪とを独立させ、計数動作とは
関係なく、設定輪上には設定数値がそのまま残存するい
わゆる残存形ブリセットカウンタの要求も多いつ例えば
実開昭54−135153号「プリセットカウンターに
於ける設定装置」に、この種残存形ブリセットカウンタ
の一例が示されている。
このブリセットカウンタは、表数輪と、クラッチ付き歯
輪と、設定輪とを備え、クラッチ付き歯輪と設定輪とは
通常その噛合が解除されており、設定輪の前部に設けた
カバーを開けると設定輪の支軸を支持したブラケットが
揺動してクラッチ付き歯輪と設定輪とが噛合する。
クラッチ付き歯輪は表数輪と噛合する歯車部と周面の一
部にカム溝が凹設されかつ設定輪と噛合する歯車部とを
クラッチ結合してなり、しかして設定輪を回動操作する
ことによって前記カム溝が所定位置に達し、数値設定が
行なわれるようにしたものである。
しかしながら、このブリセットカウンタはクラツチ付き
歯輪の構造が極めて複雑であり、高価になってしまう。
また、実公昭50−2501号「計数器の改良」には、
上述したクラッチ機構を不要とした残存型ブリセットカ
ウンタが開示されている。
このブリセットカウンタは、計数表示兼セット車と、記
憶車および計数値とを3段に並設し、周面に数値および
カム四所を設けた記憶車をレバー操作によって計数表示
兼セット車あるいは計数車とに選択的に連結させるよう
に構成したものである。
このブリセットカウンタによれば構造は比較的簡単とは
なるが、パネル表面に操作レバーが露呈されているため
誤操作をおこしやすく、あるいは切換時の噛合がうまく
ゆかない等の不都合がある。
本発明はかかる事情から、構造簡易?こして操作性に秀
れ、もって残存形ブリセットカウンクの実用化を達成し
たものである。
この目的を達成した本発明のブリセットカウンクは、計
数輪と設定輪との中間位置に、周囲の一部にカムが設け
られたカム南屯を配置し、このカム歯車の支軸は前記設
定輪の前方に開閉自在に設けた蓋体の開閉動作によって
2位置に揺動されるブラケットに支持され、前記蓋体が
閉じられた状態ではカム歯車と計数輪とは噛合し、蓋体
を開くとカム歯車は設定輪と噛合するように構成したこ
とを特徴としたものである。
以下本発明について、図面に示した実施例によって詳細
に説明する。
第1図は実施例ブリセットカウンクの分解斜視図、第2
図および第3図は縦断向図を示し、この実施例プリセッ
トカウンタは断面上向きコ字状のフレーム1とその前方
部に組合される前面パネル3よりケーシングを構成する
フレーム1の前方縁にはそれぞれ左、右に折曲された複
数の耳片2が形成され、これらを利用して前面パネル3
との組合が行なわれる。
また、このフレーム1には多数個の軸孔が穿設され、後
述する各部材の支軸がそれぞれ挿入される。
前面パネル3は合成樹脂材料によって全体角浅皿状に形
戎され、図示しないが、その裏面には前記耳片2の嵌合
部が形成されるとともに、その四角にはこのブリセット
カウンタを取付装置に組立てるための取付用孔4が穿設
されている。
またこの前面パネル3には後述する計数輪の数値を読取
るための窓5、設定部に対応ずる窓6およびリセット押
ボタンが貫通する案内孔7とがそれぞれ設けられ、前記
窓6の下方にはその長手方向両側に立壁7が突設されで
いる。
この立壁7には軸線を一致させて育孔8が設けられてい
る。
フレーム1の前方には上、下に離間しかつ互いに平行な
計数輪軸9および設定輪軸が支架されている。
計数輪軸9上には4個の計数輪10乃至13がそれぞれ
回転自在に軸装され、また第1位桁計数輪10に隣合っ
て、駆動歯車14も回転自在に軸装されている。
各桁討数輪10乃至13は、それぞれ合成樹脂材料によ
って形成され、周面に0〜9の数字を等角度で印刷した
本体の下位側々面に20枚の歯数を有する歯車と、ハー
トカムとを一体に有している。
第1位桁乃至第3位桁計数輪10乃至12の上位桁側々
縁の一部には桁送り用ビンギヤが形成されている。
駆動歯車14も合成樹脂材料によって形成され、前記各
桁計数輪の歯車と同径かつ同歯数の平歯車部の側面に歯
故10枚の星形歯車15を一体に有している。
設定輪軸16には4個の設定輪17乃至20が回転自在
に軸装されている。
各設定輪17乃至20は、それぞれ合成樹脂材料によっ
て成形され、周而に0〜9の数字を等角度で印刷した本
体と、この本体よりやや大径でかつ10個の指掛け突起
が突設された操作部および歯数が10枚の歯車とより構
成されている。
計数輪群の後方には、電磁駆動装置が配設されている。
この電磁駆動装置は、電磁コイル22と、横向きL字状
のヨーク23、コイルの中心孔に挿入したコア24およ
びアーマチュア25とより構成される。
アーマチュア25はヨーク23の先端からコア24に対
向するようにして揺動自在に垂設され、その下端はポー
ル25と係合されている。
合成樹脂材料で形成したポール25はフレーム1に支架
した支軸26に揺動自在に支持され、その腕部27とフ
レームの上縁に形成した掛止片28間に張架したボール
スプリング29によって前記アーマチュア24がコア2
3から離反する方向、換言すれば第2図反時計方向へと
付勢されている。
ポール25の側面には前記アーマチュア24の下端が係
合される係合部30が形成される1とともに、先端には
一対の送り爪3L32を有している。
前記ポールスプリング29の作用力によって、送り爪3
1は星形歯車15との噛合習性を、また送り爪32は離
反習性をそれぞれ付与される。
送り爪32の側面には係合突子33が一体に突設されて
いる。
、駆動歯車14および各桁計数輪10乃至13間の回転
伝達および桁送り伝達を行うため合成樹脂製の伝達ピニ
オン34、桁送りピニオン35乃至37が用意される。
各ピニオンの構成ならびに作用は従来周知であり、その
説明は省略する。
これらピニオン34、桁送りピニオン35乃至37はピ
ニオンブラケット38に支持した支軸39上に回転自在
に軸袈されている。
合成樹脂製のビニオンブラケット38は軸方向を延長さ
れた略々H形を呈し、フレーム1に支架した支軸40上
に揺動自在に支持されている。
このブラケット38の一方腕の上方後端縁にはカム41
が形成されている。
ブラケット支軸38には、ピニオン整合板42が揺動自
在に支持されている。
ピニオン整合板42は、前記各ピニオンの後方に延在す
る断而へ字状の整合部および支点部よりなり、一方支点
部43にはカムピン44が突設されでいる。
フレーム1の内側面にはリセット作動板45が配設され
る。
この作動板45はフレーム1に立設した一対の頭付ピン
46が、前後方向の矩形溝47に係合することによって
フレーム1の内側面に摺動自在とされ、その前方端には
前面バネル3に穿設した孔48より突出するリセット押
ボタン49が因定されている。
また、この作動板45の前方部寄りには、水平方向の溝
とその後端において■方へと連通ずる垂直方向の溝より
なる、横向きL字状の案内溝50が穿設されており、こ
の案内a50には前記設定輪軸16の一端が係合してい
る。
さらに作動部材45の後方部上縁にはカム腕51が突設
されていて、このカム腕51はリセット部材52の作動
部としで作用する。
合成樹脂材料で形成したリセット部材52はフレーム1
に支架した支軸53上に揺動自在に支持され、この支軸
に装着したスプリング54によって第2図時計方向に付
勢されでいる。
リセット部材52は、その両側に前記リセット作動部材
45のカム腕51と係合するカム腕55および前記ピニ
オンブラケット38のカム41と係合するカム腕56と
がそれぞれ一体に垂設されるとともに、基部前方縁には
前記各桁計数輪10乃至13のハートカムにそれぞれ対
応する4本のハートカム押圧片57乃至60が一体に立
設されている。
ピニオンブラケット38、リセット作動部材45および
リセット部材52は、カム41、カム腕56およびカム
腕51,55で連結されることにより、スプリング54
はピニオンブラケット38を第2図反時計方向に付勢し
、リセット作動部材45を同図左方へと付勢する。
計数輪群と設定輪群間には、4個のカム歯車61乃至6
4が配設されでいる。
合成樹脂材料で形成したカム歯車61乃至64は、その
周面の一部にカム溝が凹設されたカム本体と、各計数輪
の歯車に対応して歯数が20枚とされたやや大径の第1
歯屯と各設定輪の歯車に対応して歯数が10枚とされた
やや小径の第2歯車からなる。
これらカム歯車61乃至64は水平方向のコ字状ブラケ
ット65の先端に支架した支軸66上に回転自在に軸装
されでいる。
このブラケット65は、フレーム1に支架した支@67
に揺動自在に支持されるとともに、この支軸に装着した
スプリング68によって第3図時計方向へと付勢されて
いる。
またブラケット65の一方の腕69の上縁には段部70
が形成されており、この段部に前記ピニオン整合板42
のカムピン44が係合している。
前記カム歯車61乃至64のカム本体にはそれぞれカム
ローラ71乃至74が当接している。
合成樹脂製のカムローラ71乃至74は、上向きコ字状
のブラケット75に支架した支軸76上に回転自在に軸
装され、このブラケット75はフレーム1に支架した支
軸77−ヒに揺動自在に支持されている。
ブラケット75は支軸77に装着したスプリング78に
よって第3図時計方向へと付勢されている。
前記カムローラ支軸76の一端にけカム板79が固設さ
れ、このカム板79にスイッチ作動レバー80が係合し
ている。
合成樹脂材料で成形されたスイッチ作動レバー80はフ
レーム1に支架した軸81に揺動自在に支架され、偏心
された市心およびスプリング82によって第2図時計方
向へと付勢されるも、前記カム板79との係合によって
その回動を阻止され、そのL字状の脚部83によってマ
イクロスイッチ84のアークチュエータ85を押圧して
いる。
前記設定輪軸16には、上向きコ字状のカムブラケット
86が揺動自在に支持されている。
このカムブラケツト86はスプリング87によって第3
図反時計方向へと付勢され、その一方腕88の上縁には
垂直方向の溝とその上部より後方へと連通する水平方向
の背とからなる略へ字状の案内溝89が形成されており
、この案内溝89には前記カム歯車支軸66の一端が係
合する。
また、このブラケット86の他方腕90には、その上端
に前方へと向う弧状のカム片91が一体に突設され、こ
のカム片91の先端は前記ポール25の係合突子33に
近接して延在している。
さらに、このブラケット86の基部前方嫌にはほぼその
幅方向全部にわたって断面弧状のカム突縁92が形成さ
れている。
前面パネル3の窓6は、蓋体93によって覆われる。
蓋体93は、透明な合成樹脂材料によって成形さイL1
その表面は前記設定輪17乃至20の数値を読取る部分
を残しで梨地処理が施こされている。
この前面下方の両側部には紬受部94,95が形成され
、この軸受部に穿設された軸孔96,97は高さ方向の
長孔として構成されている。
蓋体93の裏面には、その上縁部に後方へと突出するフ
ンク状系合部98が、また下縁部には断面弧状のカム突
部99がそれぞれ設けられている。
この蓋体93は、前面パネル3の立壁7の軸孔に支架し
た支軸100上に回動自在に支持され、窓6を覆った状
態において前記フック状係合部98は窓6の上縁に係合
し、カム突部99は前記カムブラケット86のカム突縁
92の上面に係合する。
そして前記スプリング87の作用力によってカムブラケ
ット85は第2図時計方向へと付勢されていることから
、前記カム突縁92とカム突部99との係合により、蓋
体93は上方へと押上げられている。
なお、101は断面コ字状を呈するクリック部材で、フ
レーム1の前方下部に架渡した梁片102上に固設され
ている。
このクリック部材101の自由端は4個の短冊片に分離
され、各短冊片は対応伯る設定輪の歯車に弾圧している
以上の如く構成された実施例ブリセットカウンタについ
て、計数ならびに信号送出動作、リセット動作、数値設
定操作、この操作時におけるリセット作動部材ロック動
作ならびに非計数動作、および計数時における非数値設
定操作についてそれぞれ説明する。
i)計数・信号送出動作 電磁駆動装置に入力パルスが印加されると、電磁コイル
21に電流が流れコア23が励磁される。
これによってアーマチュア24が吸引され、ボール25
はポールスプリング29の作用力に抗して第2図時計方
向へと揺動する。
すると送り爪31は星形歯車15との噛合が解除される
一方、送り爪32はこの星形歯車15に噛合してこれを
36゜分時計方向へと回転させる。
こうして駆動歯車14が回転すると、その回転はピニオ
ン34を介して計数輪10へと伝達される。
この時計数輪10は、駆動歯車14およびピニオン34
によって減速されて18゜分宛回転する。
入カパルスが絶たれるとコア23は消磁し、アーマチュ
ア24、ポール25はポールスプリング29の作用力に
よって第2図反時計方向へと復帰回動する。
送り爪32が星形歯車15との噛合を解除される一方、
送り爪31がこれに噛合しながら36゜分宛駆動する。
駆動歯車14の回転は、ピニオン14を介して計数輪1
0へと伝達され、結局計数輪10は1数字分宛歩進され
る。
以下順次この動作が繰返され、計数輪10が1回転する
時、桁送りピニオン35を介して計数輪11が1歩進宛
駆動される。
各計数輪10乃至13にはカム歯屯61乃至64がそれ
ぞれ連結されており、計数輪の回転にしたがってカム歯
車もまた回転する。
そして、所定入力パルス数が印加されると、計数輪10
乃至13上にはその数値が計数表示される一方、カム歯
車61乃至64のカム溝が、カムローラ71乃至74に
対応位置する。
各カムローラが各カム溝に落込むことにより、カムロー
ラブラケット75はスプリング78の作用力によって第
3図時計方向へと回動する。
このブラケット75の回動によってカム板79もまた一
体的に回動じ、スイッチ作動レバー80の係止状態を解
除する。
スイッチ作動レバー80は第3図反時計方向へ回動し、
その作動部83によるアクチュエータ85の押圧状態が
解除されてマイクロスイッチ84が動作する。
11)リセット操作 押ボタン49を押圧すると、計数輪10乃至13は一斉
に“0″リセットされる。
押ボタン49の押圧により、リセット作動部材45はピ
ン46に沿って後方へと摺動する。
カム腕51とカム腕55との係合によってリセット部材
52はスプリング54の作用力に抗して第2図反時計方
向へと回動する。
一方、このリセット部材52の回動はカム腕56とカム
41との係合によってピニオンブラケット38へ伝達さ
れ、ピニオンブラケット38は第3図反時計方向へと回
動する。
これによって各計数輪10乃至13と各ピニオン34乃
至37との噛合が解除される一方、各押圧片57乃至6
0は対応する各計数輪10乃至13のハートカムを押圧
し、計数輪は一斉に″0″をこりセットされる。
各計救輪10乃至13と各カム歯車61乃至64は噛合
状態が保持されており、各カム歯車61乃至64は初期
位置へと復旧回転する。
このためそのカム溝の位置も変えられ、各カムローラ7
1乃至74はカム本体の周面に乗上げることによりカム
ローラブラケット75は第3図反時計方向へと回動する
すると、カム板79によってスイッチ作動レバー80は
第3図時計方向へと復帰回動し、その作動部83がアー
クチュエーク85を押圧し、マイクロスイッチ84を動
作させる。
111)数値設定操作 数値設定操作は、蓋体93を開くことによって行う。
蓋体93はカムブラケット86を介してスプリング87
の作用力によって押上げられているから、これを第4図
矢印で示す如く押下げて係合部98と窓6の上縁との係
合を解除すれば自重によって同図鎖線で示すように開か
れる。
蓋体93が開かれることによって、カム突部99とカム
突縁92との係合が解除され、カムブラケット86はス
プリング87の作用力によって第4図時計方向へと回動
する。
すると、このカムブラケット86の案内溝89の水平溝
部に係合していたカム歯車支軸66は、第5図に示す如
く、前記案内溝89の垂直溝部中へと落込む。
前記カム歯車支軸66と案内溝89との係合によって略
水平状態に保持されていたカム歯車ブラケット65はス
プリング68の作用力によって第5図時計方向へと回動
する。
したがって、カム歯車61乃至64は全体下方へと下が
り、各計数輪10乃至13との噛合が解除されるととも
に対応する設定輪17乃至20と噛合する。
この時、各計数輪は桁上げ時のバックラッシュによって
互いに円周方向に対してズレを生じている。
したがって計数輪との噛合を解除された各カム歯車の歯
先もまた同様にズレが観察される。
ところで、計数輪カム歯車および設定輪の歯車の歯数を
同一の20枚とした場合には、上記のズレが9゜を超え
た場合にはカム歯車と設定輪とは1歯分ズレた状態で噛
合うことになり、設定輪の数値とカム溝とには半文字分
のズレが生じてしまう。
このため実施列ブリセットカウンクにおいては計数輪と
カム歯車との連結は20枚歯の歯車によって、一方カム
歯車と計数輪との連結は10枚歯の歯車によって行うよ
うにしたものであるから、上記のズレは18゜まで許容
されることになり、上述した不都合の発生は一掃されて
いる。
しかして各桁設定輪17乃至20を手動にて回転操作し
、所望の数値設定を行う。
各設定輪17乃至20に連動してカム歯車61乃至64
も回転し、そのカム溝が各設定輪の数値に対応した位置
にそれぞれ設定位置される。
しかる後蓋体93を閉じる。
カム突部99はカム突縁92に係合してこれを押圧する
ことから、カムブラケット86はスプリング87の作用
力に抗して第5図時計方向へと復帰回動する。
したがって案内溝89の垂直溝部の下方に位置されたカ
ム歯車軸66はその水平溝部中まで押上げられ、カム歯
車ブラケット65もスプリング68の作用力に抗して第
5図反時計方向へと復旧回動する。
ブラケット65の回動によりカム歯車群61乃至64も
全体上方へと移動し、設定輪17乃至20との噛合が解
除される一方計数輪10乃至13と再噛合するのである
なお、上記数値設定操作は、新規に行う場合には事前に
計数輪群を“0”リセットして行うことは勿論であり、
また途中での設定数値の変更を行う場合には、リセット
操作は不要である。
1v)数値設定操作時におけるリセット作動部材のロッ
ク動作 上述した数値設定操作時、特に再設定時においてリセッ
ト押ボタン49を誤って押してしまうと、計数表示され
た数値が“0”リセットされてしまい、数値設定が行い
得なくなる。
このため実施例ブリセットカウンクにおいては、リセッ
ト作動部材のロック機構が設けられている。
第6図に示す如く、数値設定操作時においては、カム歯
車軸66の一端は、リセット作動部材45の案内溝50
の垂直溝部に落込んでいる。
しかしで、押ボタン49を押圧してリセット作動部材4
5を同図右方へと押圧せんとしても、この部材45は前
記カム歯車軸66によってロックされ、作動することが
できない。
数値設定操作を終了し、蓋体93を閉じればカム歯車ブ
ラケット65は同図時計方向へ復旧するから、前記カム
歯車軸66は案内溝50の水平溝部中に位置し、この軸
66によるリセット作動部材45のロック状態は解除さ
れる。
い数値設定操作時における計数輪の保持動作数値設定操
作時においては、計数輪とカム歯屯との噛合が解除され
ており、この時人カパルスが印加されて計数輪が駆動さ
れると、計数輪の羊値とカム歯車のカム溝の位置とがズ
レ、正確な数値設定が行い得ない事態となる。
このため、実癩例プリセットカウンタでは、数値設定操
作時計数動作を不能とする機構が設けられでいる。
すなわち、第5図に示す如く、カム歯車ブラケット65
の時計方向の回動によって、その段部70に落込んでい
たカムピン44はブラケット上縁へと乗上がり、しかし
てピニオン整合板42は同図時計方向へと回動する。
この回動によってピニオン整合板42の自由端は各ピニ
オン34乃至37に圧接してこれらをロックする。
したがって、電磁駆動装置に入カパルスが印加されても
駆動歯車14と計数輪10の回転伝達は行なわれず、換
言すれば計数輪10乃至13はロックされるのである。
また、このビニオン整合板42の作用は、各ピニオン3
4乃至37を同一姿勢へと整合するものであるから、整
合されたピニオン群を介して桁上げ時のバックラッシュ
によってズレが観察された各計数輪10乃至13もまた
整列される。
しかして、設定輪17乃至20との噛合によって整列さ
れたカム歯屯61乃至64がこれら計数輪10乃至13
と再噛合する際に正確に噛合うことができるのである。
■1)計数動作時における設定操作田ンク動作電磁駆動
装置に人カパルスが印加され、ポール25が揺動じてま
さに計数輪10が半歩進される時、数値設定操作を行う
と、カム歯車61のカム溝の位置が半文字分宛ズルてし
まう。
したがって、実症例ブリセットカウンクでは、まさに計
数動作が行なわれている時には、数値設定操作を行い得
ないようにした機構が設けられている。
この動作は第4図および第7図によって知ることができ
る。
すなわち、送り爪33が星形歯車15と噛合した状態に
おいて数値設定操作のため、蓋体93を開けようとして
もこれを開けることはできない。
上述した如く、蓋体93を開ける場合は、第2図矢印で
示す如く一度下方へと押下げる。
この時、カム突部99とカム突縁92との係合によって
カムブラケット86は同図反時計方向へ回動される。
しかしながら、第7図に示す如くカム片91の先端が送
り爪32の係合突子33に当接することによってカムブ
ラケット86は回動することができない。
しかして、蓋体93は開けることができず、換言すれば
数値設定を行うことができない。
なお、通常状態では、第4図に示す如4<、前記係合突
子33はカム片91の下方に位置されており、カムブラ
ケット86の回動を妨げるものではない。
以上詳細に説明した如く、本発明によるブリセットカウ
ンタによれば、設定した数値はいっでも設定輪上の数値
によって確認することができ、担当者以外でも途中での
設定数値の変更を行うことができ、あるいは確認も行う
ことができる。
また計数輪、カム歯車あるいは設定輪いずれにも極めて
複雑なスリツフ゜機構が付設されておらず、構造が簡易
にして耐久性が高い。
さらにまた、設定操作が極めて簡便であり、また誤操作
をおこすことがない等の種々の長所を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るブリセットカウンタの分解斜視図
、第2図及び第3図は縦断面図、第4図及び第5図は設
定操作を説明する安部縦断面図、第6図はリセツ1一作
動部材のロック状態を説明する要部縦断面図、第7図は
計数動作時における蓋体ロツク状態を説明する要部縦断
面図である。 1……フレーム、3……前面パネル、10乃至13……
計数輪、14……駆動歯車、17乃至20……設定輪、
21……電磁コイル、24……アーマチュア、25……
ポール、34乃至37……ピニオン、38……ピニオン
ブラケット、42……ピニオン整合板、45……リセッ
ト作動部材、52……リセット部材、61乃至64……
カム歯車、65……カム歯車ブラケット、71乃至74
……カムローラ、75……カムローラブラケット、79
……カム板、80……スイッチ作動レバー、84……マ
イクロスイッチ、86……カムブラケット、93……蓋
体、101……クリック部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下に離間した互いに平行な支軸上にそれぞれ回転
    自在に軸装された計数輪および設定輪と、これら計数輪
    と設定輪間に位置し周面の一部にカムが設けられたカム
    歯車と、前記設定輪の前記で開閉自在に設けられた蓋体
    とを備え、前記カム歯車の支軸は蓋体の開閉動作によっ
    て2位置に選択的に揺動されるブラケットに支持され、
    前記蓋体を閉じた状態では前記カム歯車は計数輪と連結
    され、また蓋体を開いた状態ではカム歯車は設定輪と連
    結されるように構成したことを特徴としたブリセットカ
    ウンタ。
JP4148280A 1980-03-31 1980-03-31 プリセツトカウンタ Expired JPS5814715B2 (ja)

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