JPS581464A - 呼吸気用レギユレ−タ - Google Patents
呼吸気用レギユレ−タInfo
- Publication number
- JPS581464A JPS581464A JP9828581A JP9828581A JPS581464A JP S581464 A JPS581464 A JP S581464A JP 9828581 A JP9828581 A JP 9828581A JP 9828581 A JP9828581 A JP 9828581A JP S581464 A JPS581464 A JP S581464A
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- JP
- Japan
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- pressure
- valve
- valve body
- gas
- chamber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は呼吸気用レギュレータに係り、特にわずかな吸
引力により作動して呼吸気用ガスを供給することができ
ると共に、大幅な小型化を達成し得る呼吸気用レギュレ
ータに関する。
引力により作動して呼吸気用ガスを供給することができ
ると共に、大幅な小型化を達成し得る呼吸気用レギュレ
ータに関する。
一般に、呼吸気用レギュレータは、潜水用や有害雰囲気
中での作業用、あるいは医療用等の面体(マスク)に用
いられ、ボンベ等から送気される高圧の呼吸気用ガスを
減圧してマスク内に供給するようになっている。
中での作業用、あるいは医療用等の面体(マスク)に用
いられ、ボンベ等から送気される高圧の呼吸気用ガスを
減圧してマスク内に供給するようになっている。
従来のこの種レギュレータにおいては、高圧の呼吸気用
ガスを供給する供給口を開閉する弁体をコイルばね等の
押圧手段により供給口側へと押し付けると共に、吸気に
よるマスク内の圧力低下に応じて変位するダイヤフラム
と上記弁体との間に、ダイヤフラムの変位に応動して弁
体を供給口より離間移動させるレバーを介設して、マス
ク内に供給口よりガスを供給するように構成されている
。
ガスを供給する供給口を開閉する弁体をコイルばね等の
押圧手段により供給口側へと押し付けると共に、吸気に
よるマスク内の圧力低下に応じて変位するダイヤフラム
と上記弁体との間に、ダイヤフラムの変位に応動して弁
体を供給口より離間移動させるレバーを介設して、マス
ク内に供給口よりガスを供給するように構成されている
。
ところが、ボンベから減圧されてマスク付レギュレータ
に供給される呼吸気用ガス、または圧縮機よシマスフ付
しギュレータに圧送供給される呼吸気用ガスのガス圧は
高圧(通常5〜10に9/Crn)であると共に、マス
クには呼吸量として30騎、前後を確保する必要から供
給−の開口断面は広いものを必要とするため、このガス
圧に打ち勝って弁体により供給口を閉塞するには強力な
ばねで押圧しなければならない。従って、開弁の際、こ
の強力なばねの復元力に抗して弁体を供給口よシ離間さ
せるにはレバーの作動力は非常に大きなものを必要とし
、このためレバーを長くしたシ、あるいはダイヤフラム
の面積を大きくするなどの対策が施されている。
に供給される呼吸気用ガス、または圧縮機よシマスフ付
しギュレータに圧送供給される呼吸気用ガスのガス圧は
高圧(通常5〜10に9/Crn)であると共に、マス
クには呼吸量として30騎、前後を確保する必要から供
給−の開口断面は広いものを必要とするため、このガス
圧に打ち勝って弁体により供給口を閉塞するには強力な
ばねで押圧しなければならない。従って、開弁の際、こ
の強力なばねの復元力に抗して弁体を供給口よシ離間さ
せるにはレバーの作動力は非常に大きなものを必要とし
、このためレバーを長くしたシ、あるいはダイヤフラム
の面積を大きくするなどの対策が施されている。
しかしながら、このような対策を施しても、ばねの弾発
力が大きいため、開弁するには比較的に大きな呼吸(特
に吸引力)を必要とし、使用者に負担をかけ疲労させる
と共に、呼吸音が大きかった。また、レバーを長くした
り、あるいはダイヤフラムの面積を大きくしたシする必
要があるため、レギュレータの小型化を推進できないと
いう問題があった。
力が大きいため、開弁するには比較的に大きな呼吸(特
に吸引力)を必要とし、使用者に負担をかけ疲労させる
と共に、呼吸音が大きかった。また、レバーを長くした
り、あるいはダイヤフラムの面積を大きくしたシする必
要があるため、レギュレータの小型化を推進できないと
いう問題があった。
そこで、本発明者等は、呼吸気用レギュレータにおける
以上のごとき問題点に鑑み、これらを−挙に解決すべく
鋭意研究の結果この発明を創案するに至ったものである
。
以上のごとき問題点に鑑み、これらを−挙に解決すべく
鋭意研究の結果この発明を創案するに至ったものである
。
本発明の目的は、わずかな吸引力で作動して呼吸気用ガ
スを供給することができると共に、大幅な小型化を達成
し得る呼吸気用レギュレータを提供することにある。
スを供給することができると共に、大幅な小型化を達成
し得る呼吸気用レギュレータを提供することにある。
本発明は、弁体の供給口側面が高圧の呼吸気用ガスから
受ける圧力を、弁体の供給口側と反対の面からその高圧
ガス自身が有している圧力エネルギにより圧力バランス
させると共に、この圧力バランスを崩すことによシ開弁
させるように構成して上記目的を達成したものである。
受ける圧力を、弁体の供給口側と反対の面からその高圧
ガス自身が有している圧力エネルギにより圧力バランス
させると共に、この圧力バランスを崩すことによシ開弁
させるように構成して上記目的を達成したものである。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
る。
第1図乃至第3図において、1は筒体状のレギュレータ
本体であシ、レギュレータ本体1はマスク2に気密に取
り付けられている。本体1側壁がらその床部1a上面中
央を貫通させて空気、酸素等の呼吸気用の高圧ガスを供
給する供給通路3が形成され、床部1a上面中央にはそ
の供給口3aが形成されている。また、供給口3aよシ
供給された呼吸気用ガスをマスク2によって区画される
マスク室りa内に導入するための導入通路4が床部1a
を貫通させて設けられ、導入通路4の導入口4aが上記
供給口3aの外側にこれを囲繞するように形成されてい
る(本実施例においては、第2図に示すように6個形成
されている。)。
本体であシ、レギュレータ本体1はマスク2に気密に取
り付けられている。本体1側壁がらその床部1a上面中
央を貫通させて空気、酸素等の呼吸気用の高圧ガスを供
給する供給通路3が形成され、床部1a上面中央にはそ
の供給口3aが形成されている。また、供給口3aよシ
供給された呼吸気用ガスをマスク2によって区画される
マスク室りa内に導入するための導入通路4が床部1a
を貫通させて設けられ、導入通路4の導入口4aが上記
供給口3aの外側にこれを囲繞するように形成されてい
る(本実施例においては、第2図に示すように6個形成
されている。)。
また、レギュレータ本体1の床部1a上には、供給口3
a及び導入口4aを気密に覆う可撓性を有する合成ゴム
等からなる弁体5が設はしれ、更に、その上方には弁体
5の上方への移動を規制する弁体弁え6が設けられてい
る。弁体弁え6 の下面外周縁部には、ゴム等よりなる
シール用の環状バッキング6bが設けられている。弁体
5の下面には、床部1aへの密着性をよくするために、
導入口4a外側を囲むように環状の突出部5aが設けら
れると共に、床部1aにはこの突出部5aを挿入させる
ための係合溝1bが形成されている。
a及び導入口4aを気密に覆う可撓性を有する合成ゴム
等からなる弁体5が設はしれ、更に、その上方には弁体
5の上方への移動を規制する弁体弁え6が設けられてい
る。弁体弁え6 の下面外周縁部には、ゴム等よりなる
シール用の環状バッキング6bが設けられている。弁体
5の下面には、床部1aへの密着性をよくするために、
導入口4a外側を囲むように環状の突出部5aが設けら
れると共に、床部1aにはこの突出部5aを挿入させる
ための係合溝1bが形成されている。
供給口3mと導入口4&との上方には、床部la。
及び弁体弁え6によって弁室7が区画形成されるが、こ
の弁室7内に供給通路3の高圧ガスを誘導すべく、弁室
7と供給通路3との間には、床部 。
の弁室7内に供給通路3の高圧ガスを誘導すべく、弁室
7と供給通路3との間には、床部 。
1a及び弁体5を貫通させて分岐通路8が介設され、弁
室7と分岐通路8とは通孔8aにより連通されている。
室7と分岐通路8とは通孔8aにより連通されている。
弁体5前面(図示例では下面)には、供給口3a及び導
入口4aの流圧力(気圧)により弁体5を床部1aより
離間させようとする力が働き、一方、弁体5背面(図示
例では上面)には弁室7内ガス圧によシ弁体5を床部1
a側に押し付ける力が働く。これらの力のうち弁室7よ
シ弁体5が受ける力(ガス圧Xガス圧を受ける断面積)
の方がわずかに大きくなり、弁体5が軽く床部1aに圧
接されるように供給口3a断面、導入口4a断面等が選
定され弁体5の圧力バランスが保たれるように構成され
ている。
入口4aの流圧力(気圧)により弁体5を床部1aより
離間させようとする力が働き、一方、弁体5背面(図示
例では上面)には弁室7内ガス圧によシ弁体5を床部1
a側に押し付ける力が働く。これらの力のうち弁室7よ
シ弁体5が受ける力(ガス圧Xガス圧を受ける断面積)
の方がわずかに大きくなり、弁体5が軽く床部1aに圧
接されるように供給口3a断面、導入口4a断面等が選
定され弁体5の圧力バランスが保たれるように構成され
ている。
また、レギュレータ本体1側壁から分岐通路B内に流量
調節弁としてのニードル弁9が螺着され挿入され、ニー
ドル弁9により分岐通路8の流入口8bの開度を変えて
分岐通路8内に流入するガス量を調節できるようになっ
ている。10はニードル弁9から分岐通路8内ガスがリ
ークするのを防止するためのQ IJングである。また
、レギュレータに高圧ガスを送気するためのホース(図
示せず)と供給通路3とを接続するためのボースジヨイ
ント11が供給通路3の流入部3bに螺着されている。
調節弁としてのニードル弁9が螺着され挿入され、ニー
ドル弁9により分岐通路8の流入口8bの開度を変えて
分岐通路8内に流入するガス量を調節できるようになっ
ている。10はニードル弁9から分岐通路8内ガスがリ
ークするのを防止するためのQ IJングである。また
、レギュレータに高圧ガスを送気するためのホース(図
示せず)と供給通路3とを接続するためのボースジヨイ
ント11が供給通路3の流入部3bに螺着されている。
12はリーク防止用の0リングである。
一方、レギュレータ本体1上部開口部は可撓性を有する
合成ゴム製のダイヤフラム13によって気密に覆われて
おり、更にダイヤフラム13の上方にはタイヤフラムカ
バー14が設はラレ、タイヤフラム13及びダイヤフラ
ムカバー14は筒体状のリンクネジ15にょシレギュレ
ータ本体1に固定されている。ダイヤフラム13下方に
は、ダイヤフラム13とレギュレータ本体1と弁棒押え
6と弁体5とにょシ区画されてダイヤフラム室16が形
成される。ダイヤフラム室16とマスク室3との間は、
第2図から第4図までに示すように、弁棒押え6、レギ
ュレータ本体1を貫通させて形成された導通路17によ
り連通されている。
合成ゴム製のダイヤフラム13によって気密に覆われて
おり、更にダイヤフラム13の上方にはタイヤフラムカ
バー14が設はラレ、タイヤフラム13及びダイヤフラ
ムカバー14は筒体状のリンクネジ15にょシレギュレ
ータ本体1に固定されている。ダイヤフラム13下方に
は、ダイヤフラム13とレギュレータ本体1と弁棒押え
6と弁体5とにょシ区画されてダイヤフラム室16が形
成される。ダイヤフラム室16とマスク室3との間は、
第2図から第4図までに示すように、弁棒押え6、レギ
ュレータ本体1を貫通させて形成された導通路17によ
り連通されている。
また、ダイヤフラムカバー14には、外気等を導入する
ための開口部14mが形成されている。
ための開口部14mが形成されている。
また、弁棒押え6には第5図に示すように弁室7内の高
圧ガスをダイヤフラム室16に放出する18先端の開口
を開閉するためにレバー19が設けられている。レバー
19はピン2oにより回動自在に枢支され、その一端は
ノズル18に他端はダイヤフラム13下面に当接されて
いる。弁棒押え6には第4図に示すように、ピン2oを
支持する挿通孔6aが設けられている。吸気の際にダイ
ヤフラム室16内のガスは導通路17を通り、マスク室
りa内に吸引されダイヤフラム室16内の圧力は低下し
、これに伴ってダイヤフラム13が弁体5側へと変位し
、この変位によりレバー19が回動し、ノズル18先端
開口より弁室7内の高圧ガスが放出されるように構成さ
れている。
圧ガスをダイヤフラム室16に放出する18先端の開口
を開閉するためにレバー19が設けられている。レバー
19はピン2oにより回動自在に枢支され、その一端は
ノズル18に他端はダイヤフラム13下面に当接されて
いる。弁棒押え6には第4図に示すように、ピン2oを
支持する挿通孔6aが設けられている。吸気の際にダイ
ヤフラム室16内のガスは導通路17を通り、マスク室
りa内に吸引されダイヤフラム室16内の圧力は低下し
、これに伴ってダイヤフラム13が弁体5側へと変位し
、この変位によりレバー19が回動し、ノズル18先端
開口より弁室7内の高圧ガスが放出されるように構成さ
れている。
更に、レバー19とレギュレータ本体1との間にはばね
21が介設され、ノズル18よシ高圧ガスがリークしな
いように、レバー19をノズル18に当接するようにな
っておシ、レバー19のノズル18当接面にはゴム等の
弾性を有する弁座19aが設けられている。また、本実
施例に示すものは陽圧式のものであり、ダイヤフラム1
3とダイヤフラムカバー14との間には、ばね22が介
設され、ダイヤフラム室16内の圧力低下によるタイヤ
フラム13の変位量を調節すると共に、ダイヤフラム1
3とレバー19とを一体的に移動させるように構成され
ている。(しかし乍ら、このばね22は常圧式のものに
あって不要である。)更に、ダイヤフラム13下面には
、ダイヤフラム13の変位を確実にレバー19に伝えて
応答性をよくするために、金属板13aが設けられてい
る。
21が介設され、ノズル18よシ高圧ガスがリークしな
いように、レバー19をノズル18に当接するようにな
っておシ、レバー19のノズル18当接面にはゴム等の
弾性を有する弁座19aが設けられている。また、本実
施例に示すものは陽圧式のものであり、ダイヤフラム1
3とダイヤフラムカバー14との間には、ばね22が介
設され、ダイヤフラム室16内の圧力低下によるタイヤ
フラム13の変位量を調節すると共に、ダイヤフラム1
3とレバー19とを一体的に移動させるように構成され
ている。(しかし乍ら、このばね22は常圧式のものに
あって不要である。)更に、ダイヤフラム13下面には
、ダイヤフラム13の変位を確実にレバー19に伝えて
応答性をよくするために、金属板13aが設けられてい
る。
なお第2図、第4図中、23は弁棒押え6をレギュレー
タ本体1にネジ止めするだめのネジ穴である。本実施例
においては、ノズル18とレバー19とダイヤフラム1
3とにより放出弁24が主に構成されている。
タ本体1にネジ止めするだめのネジ穴である。本実施例
においては、ノズル18とレバー19とダイヤフラム1
3とにより放出弁24が主に構成されている。
次に本実施例の作用について述べる。
ボンベ等よりホース、ホースジヨイント11を経て、高
圧の呼吸気用ガスは供給通路3内に供給され、供給口3
aより弁体5を押圧する。一方、供給通路3の高圧ガス
は分岐通路8を通って弁室7内に充填され、供給口3a
よシ弁体5を押圧し離間させようとする圧力は、弁室7
内に分岐通路8よシ供給充填された高圧ガスの圧力によ
って抑止され、また、導入口4&部分の弁体5には、弁
室7と導入通路4(あるいはマスク室2m)との圧力差
によって弁体5を床部1a側に押圧する圧接力が作用し
、弁体5は床部1aに密着して供給口3a及び導入口4
aは弁体5により閉塞される。
圧の呼吸気用ガスは供給通路3内に供給され、供給口3
aより弁体5を押圧する。一方、供給通路3の高圧ガス
は分岐通路8を通って弁室7内に充填され、供給口3a
よシ弁体5を押圧し離間させようとする圧力は、弁室7
内に分岐通路8よシ供給充填された高圧ガスの圧力によ
って抑止され、また、導入口4&部分の弁体5には、弁
室7と導入通路4(あるいはマスク室2m)との圧力差
によって弁体5を床部1a側に押圧する圧接力が作用し
、弁体5は床部1aに密着して供給口3a及び導入口4
aは弁体5により閉塞される。
吸気の際には、マスク室りa内の圧力は低下し、導通路
17を介して連通されているダイヤフラム室16内も圧
力低下を起こし、これに伴ってダイヤフラム13は弁体
5側へと変位する。ダイヤフラム13が変位すると、こ
れに応じてレバー19が回動し、第5図に示すように、
レバー19がノズル18先端よシ離れてノズル18より
弁室7内の高圧ガスがダイヤフラム室16へと放出され
、弁室7内の圧力が下がる。弁室7内の圧力が低下する
と、弁体5を床部1a側へ押し付けていた押、圧力が弱
まり、供給口3aから弁体5を離間 移動させようとす
る高圧ガスの圧力がこれに打ち勝ち、第5図に示すごと
く、弁体5が弁棒押え6側へと撓み、供給口3aと導入
口48とが連通し、供給口3aよシ導入通路4を経てマ
スク室2aに呼吸気用ガスが供給される。
17を介して連通されているダイヤフラム室16内も圧
力低下を起こし、これに伴ってダイヤフラム13は弁体
5側へと変位する。ダイヤフラム13が変位すると、こ
れに応じてレバー19が回動し、第5図に示すように、
レバー19がノズル18先端よシ離れてノズル18より
弁室7内の高圧ガスがダイヤフラム室16へと放出され
、弁室7内の圧力が下がる。弁室7内の圧力が低下する
と、弁体5を床部1a側へ押し付けていた押、圧力が弱
まり、供給口3aから弁体5を離間 移動させようとす
る高圧ガスの圧力がこれに打ち勝ち、第5図に示すごと
く、弁体5が弁棒押え6側へと撓み、供給口3aと導入
口48とが連通し、供給口3aよシ導入通路4を経てマ
スク室2aに呼吸気用ガスが供給される。
マスク室りa内に導入通路4よシガスが供給さレルト、
マスク室2a及びダイヤフラム室16の圧力は上昇する
。ダイヤフラム室16の圧力が上昇すると、タイヤフラ
ム13は前とは逆にダイヤフラムカバー14側へと変位
し、これに応動してレバー19が回動し、レバー19に
よりノズル18開口は閉塞され弁室7は気密に保持され
る。
マスク室2a及びダイヤフラム室16の圧力は上昇する
。ダイヤフラム室16の圧力が上昇すると、タイヤフラ
ム13は前とは逆にダイヤフラムカバー14側へと変位
し、これに応動してレバー19が回動し、レバー19に
よりノズル18開口は閉塞され弁室7は気密に保持され
る。
この気密に保持された弁室7内に分岐通路8よシ高圧ガ
スが順次供給されて弁室7内圧が上昇し、ついには弁室
7の圧力により弁体5背面に作用する力が、供給口3a
及び導入口4aよ−り弁体5を離間させようとする力よ
りも大きくなり、弁体5は床部1aに密着されて供給口
3aと導入口4aとは弁体5により密閉される。このよ
うな繰り返しによりマスク1内に呼吸気用ガスが供給さ
れることとなり、また消費された排ガスはマスク1に設
けられた排気弁(図示せず)より排出される。
スが順次供給されて弁室7内圧が上昇し、ついには弁室
7の圧力により弁体5背面に作用する力が、供給口3a
及び導入口4aよ−り弁体5を離間させようとする力よ
りも大きくなり、弁体5は床部1aに密着されて供給口
3aと導入口4aとは弁体5により密閉される。このよ
うな繰り返しによりマスク1内に呼吸気用ガスが供給さ
れることとなり、また消費された排ガスはマスク1に設
けられた排気弁(図示せず)より排出される。
このように、供給通路3の高圧ガスを分岐通路8より弁
室7内に誘導供給し、弁体5背面より高圧ガス自身の流
体圧を利用して弁体5を圧接させているため、従来のよ
うにコイルばね等の機械的手段は不要となる。また弁体
5両面より働く圧力バランスを崩すのは、ノズル18よ
シ弁室7内の高圧ガスを放出して弁室7内圧を下げれば
よく、このためKはノズル18先端の開口は極めて小さ
イモので足り、従ってレバー19のノズル18への当接
力も小さくて済むため非常に小さな力でレバー19を回
動させることができ、軽い吸引力(呼吸)により作動し
て呼吸気用ガスを供給できる。更に非常に小さな力でレ
バー19を作動できるので、レバー19の長さを短かく
、シかも、ダイヤフラム13の面積も狭いもので足り、
レギュレータを大幅に小型化できる。また、導入通路4
が複数に分割されているので、消音効果が高く、呼吸音
が軽減される。
室7内に誘導供給し、弁体5背面より高圧ガス自身の流
体圧を利用して弁体5を圧接させているため、従来のよ
うにコイルばね等の機械的手段は不要となる。また弁体
5両面より働く圧力バランスを崩すのは、ノズル18よ
シ弁室7内の高圧ガスを放出して弁室7内圧を下げれば
よく、このためKはノズル18先端の開口は極めて小さ
イモので足り、従ってレバー19のノズル18への当接
力も小さくて済むため非常に小さな力でレバー19を回
動させることができ、軽い吸引力(呼吸)により作動し
て呼吸気用ガスを供給できる。更に非常に小さな力でレ
バー19を作動できるので、レバー19の長さを短かく
、シかも、ダイヤフラム13の面積も狭いもので足り、
レギュレータを大幅に小型化できる。また、導入通路4
が複数に分割されているので、消音効果が高く、呼吸音
が軽減される。
なお、上記実施例において、弁体5はゴム等に限らず、
弁体5と床部1aとの密着性がよければ金属等どのよう
な部材に変更してもよい。また、供給口3a断面と導入
口4a断面と弁体5背面より弁室7の圧力が弁体5に作
用する断面とを適当に選定し、弁体5両面よシ弁体5に
働く圧力バランスを保てるようにするならば、これらの
形状、位置等をどのように変更してもよく、このように
変更しても上記と同様な効果が得られる。
弁体5と床部1aとの密着性がよければ金属等どのよう
な部材に変更してもよい。また、供給口3a断面と導入
口4a断面と弁体5背面より弁室7の圧力が弁体5に作
用する断面とを適当に選定し、弁体5両面よシ弁体5に
働く圧力バランスを保てるようにするならば、これらの
形状、位置等をどのように変更してもよく、このように
変更しても上記と同様な効果が得られる。
以上の説明より明らかなごとく、本発明によれは次のよ
うな優れた効果を発揮する。
うな優れた効果を発揮する。
(1)供給通路の高圧ガスにより弁体に働く力を、高圧
ガス自身の圧力エネルギにより弁体をその背面より押圧
しているため、従来のようζこ強力なコイルはね等の機
械的抑圧手段が不要となり、部品点数が減少されると共
に、信頼性が向上する。
ガス自身の圧力エネルギにより弁体をその背面より押圧
しているため、従来のようζこ強力なコイルはね等の機
械的抑圧手段が不要となり、部品点数が減少されると共
に、信頼性が向上する。
(2)弁室よシ弁体を押圧する力を極くわずかだけ供給
口及び導入口より受ける力より大きく設定できるため、
放出弁の開口断面は小さくて済み非常に軽い力、すなわ
ち吸気量によシ放出弁を開弁できるので、呼吸が楽に行
なえる。
口及び導入口より受ける力より大きく設定できるため、
放出弁の開口断面は小さくて済み非常に軽い力、すなわ
ち吸気量によシ放出弁を開弁できるので、呼吸が楽に行
なえる。
(3)非常に軽い力で放出弁を開弁できるので、ダイヤ
フラム面積やレバー長さを減少でき、レギュレータの小
型化を大幅に推進できる。
フラム面積やレバー長さを減少でき、レギュレータの小
型化を大幅に推進できる。
(4)構造が簡単であシ、容易に作製でき極めて実用性
、経済性に富む。
、経済性に富む。
第1図は本発明に係る呼吸気用レギュレータの一実施例
を示す側断面図、第2図は第1図のレギュレータ本体の
平面図、第3図は第2図のIII−III線矢視断面図
、第4図は第1図の弁体押えを示す底面図、第5図は第
1図のレギュレータの作動状況を説明するための要部拡
大断面図である。 図中、3は供給通路、3mは供給口、4は導入通路、4
aは導入口、5は弁体、7は弁室、8U分岐通路、24
は放出弁である。 代理人弁理士 絹 谷 信 雄
を示す側断面図、第2図は第1図のレギュレータ本体の
平面図、第3図は第2図のIII−III線矢視断面図
、第4図は第1図の弁体押えを示す底面図、第5図は第
1図のレギュレータの作動状況を説明するための要部拡
大断面図である。 図中、3は供給通路、3mは供給口、4は導入通路、4
aは導入口、5は弁体、7は弁室、8U分岐通路、24
は放出弁である。 代理人弁理士 絹 谷 信 雄
Claims (1)
- 呼吸気用の高圧ガスを供給する供給通路と該供給通路よ
り供給されたガスを呼吸側に導入す、る導入通路とを連
通ずる弁室に、上記供給通路の供給口と導入通路の導入
口とを覆う弁体を設け、該弁体を上記供給口及び導入口
側へ高圧ガスにより圧接すべく上記弁室と、供給通路と
の間に、供給通路の高圧ガスを弁室内に供給する分岐通
路を介設すると共に、呼吸側の圧力低下に応答して上記
弁室内ガスを放出する放出弁を設けたことを特徴とする
呼吸気用レギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9828581A JPS581464A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 呼吸気用レギユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9828581A JPS581464A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 呼吸気用レギユレ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581464A true JPS581464A (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=14215651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9828581A Pending JPS581464A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 呼吸気用レギユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987841U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | 株式会社三幸製作所 | 人工蘇生器 |
JP2013521944A (ja) * | 2010-03-15 | 2013-06-13 | マフィン・インコーポレイテッド | 脳の冷却のための装置 |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9828581A patent/JPS581464A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987841U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | 株式会社三幸製作所 | 人工蘇生器 |
JPS632043Y2 (ja) * | 1982-12-02 | 1988-01-19 | ||
JP2013521944A (ja) * | 2010-03-15 | 2013-06-13 | マフィン・インコーポレイテッド | 脳の冷却のための装置 |
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