JPS581462A - 点滴用容器 - Google Patents

点滴用容器

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JPS581462A
JPS581462A JP56098843A JP9884381A JPS581462A JP S581462 A JPS581462 A JP S581462A JP 56098843 A JP56098843 A JP 56098843A JP 9884381 A JP9884381 A JP 9884381A JP S581462 A JPS581462 A JP S581462A
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JP
Japan
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container
fluororesin
porous
attached
pipe
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JP56098843A
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English (en)
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JPH0115304B2 (ja
Inventor
近川 政久
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPS581462A publication Critical patent/JPS581462A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、点滴する際、液の滴下に伴ない生ずる点滴液
と容器との間の空隙の減圧により滴下の滞りを避け、か
つ菌の混入を阻止することにより、容易にかつ安全に行
なわしめる点滴方法及びそれに用いる容器、器具に関す
るものである。
近年、経口的に栄養を摂取しえない患者に対して糖・ア
ミノ酸・電解質・ビタミン・水分等を点滴しているのを
よく見かける。点滴容器としてはガラス製もしくは樹脂
製のものが用いられ、これを吊り台に転倒して吊るした
のち樹脂製チューブ流量調節器具、針からなる輸液セッ
トを接続して患者に点滴している。点滴を続行していき
、液面が下がるにつれて、吊り下げた状態における容器
の上部と液面との間に減圧状態の空隙部分を生ずる。こ
の発生した減圧部分のため点滴液が順調に滴下しずらく
なる。
この現象を避けるには外気圧と平衡にな−るようにすれ
ば良く、そのためには通気性を与えれば良いということ
である。
通気性を与える方策として単なる孔を開けた方式では外
気の吸入に伴ない空気中の雑菌、異物の混入があるため
不適である。空気中の雑菌、異物の混入を避けるkめ樹
脂の繊維を織り重ねた構造すなわちディプス型のフィル
ターが試みられている。
このディプス型のフィル−ターは外気の吸入による減圧
部分の破壊という当初の目的には合致するものであるが
、孔径が制御出来ないとの致命的欠陥を有するため雑菌
、異物をかなり通過させるとの不具合点を有する。
点滴容器に適用する通気材の必要特性は通気性にすぐれ
、菌を殆ど除去出来ることの他に以下のことがらもあて
はまる。点滴液に対して吸湿したり、接液することによ
り膨潤して通気性が損なわれることがないよう樹脂の材
質は撥水性を有しなければならない。また通気材の用途
上強度を有し、基材の脱落等は皆無でなければならない
。以上のような通気材としての必要特性を満足し、かつ
点滴容器に通気性を与える方式につき、鋭意検索の結果
、孔径が0.1〜lOμ  で、気孔率が30〜959
6で、厚みが0.02〜2JIJLの弗素樹脂多孔質体
を通気材として用い、この弗素樹脂多孔質体を介して外
気を点滴容器へ吸入すれば良いことを見い出した。
孔径が0.1μ以下であれば通気材としての通気抵抗が
大きくなるため外気が流入しずらく不向きとなる。逆に
孔径が、10μ以上であれば外部より菌が入ってきやす
くなるため不適である。問題となる空気中の雑菌の大き
さは約0.5μ前後であるが、lOμ以下の孔径であれ
ば気体中の粒子のフィルターでの捕集機構として、よく
知られているように拡散効果、貫性効果にて殆んど捕集
されることになる。望ましくは菌の捕集をより確実にす
るため孔径は1μm以下で、更に厳密に完全に捕集する
ためには孔径は0.5μ以下であれば良い。気孔率は3
0%以下であれば通気抵抗を大きくするため不適である
。逆に9596以上の気孔率をとれば通気材としての強
度が弱くなるから不適となる。故に気孔率は30〜95
%の範囲にあれば良い。厚みは0.02au以下あれば
強度が弱くなるため不適となる。逆に厚みが2B以上で
あれば通気抵抗が太きくなり外気が入りすらくなるため
不適である。故に厚みは0.02〜211+2の範囲に
多°れば良い。次に材質について述べる。
ここでいう弗素樹脂とは、三弗化塩化エチレン樹脂、弗
化ビニリデン樹脂、四弗化エチレン樹脂および、それら
の共重合体を指すが、なかでも四弗化エチレン樹脂が代
表しているといえる。弗素樹脂多孔質体の構造は強度を
有し、外気中の異物に対する捕集効率が高く、低い通気
抵抗を有するようにするため繊維によって互tて連絡さ
れた結節よりなる繊維組織を有する構造が望ましい。
ただ単に繊維をたばねた不織布構造に比べ結節に繊維を
連絡させた構造は結節部にて強度を有し、繊維間隔を正
確に制御することを可能とし、なおかつ繊維径を細くす
ることを容易とするため捕集効率を高く、通気抵抗の低
い特性を可能とならしめる。この望ましい構造の製造法
の一例を次に述べる。
弗素樹脂と液状オイルを混合し、プレスなどでストリッ
プ状に成型したあと圧延することによりシ−ト化し、弗
素樹脂の結晶融点以下の温度で少なくとも一軸方向に延
伸し、次いで延伸状態のまま結晶融点以上で加熱するこ
とにより前記構造が製造される。
次に前記で望ま鋺された弗素樹脂多孔質体を通気材とし
て用いた実際の容器について述べる。
通気性を与えるため容器の少くとも一ケ所に弗素樹脂多
孔質体がつけられた容器であれば良い。
輸送際中、保存中に弗素樹脂多孔質体面に点滴液が接液
しても弗素樹脂の撥水性のため外部に点滴液を漏らすこ
とはなく、また通気材として機能を発揮させる際同じく
撥水性のため容易に通気するようになる。
弗素樹脂多孔質体の容器への取り付けを容易にするため
、容器の少くとも−ケ所に樹脂のパイプがつけられてお
り、パイプの少くとも一部に弗素樹脂多孔質体をつける
形体とすれば良い。また長期間保存する場合、弗素樹脂
多孔質体より液が蒸発して組成が変るおそれがある。こ
れを避けるため着脱可能な蓋をつける形体とすることは
賢明な方策である。より簡易な方法として容器に通気性
を与えるため用いる器具として一端が注入針で他端が樹
脂状のパイプでこの樹脂のパイプに弗素樹脂多孔質体が
つけられている注入針を使用する際容器に挿入すれば良
い。
1く 挿入する部分は、容器がガラスの場合陣は、一部にゴム
等からなる注入針が挿入出来るものを設け、容器がプラ
スチックの場合は、プラスチックの一部を厚くした部分
を設け、その部分に挿入すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は弗素樹脂多孔質体がつけられている点滴セット
で図中で1は容器本体、2は点′滴液、8第2図は樹脂
状のパイプに弗素樹脂多孔質体がつけられている点滴セ
ットの一部で、7は容器本体、8は樹脂状パイプ、9は
弗素樹脂多孔質体、10は蓋、11は点滴液送液チュー
ブ、矢印12は点滴液の流れの方向を示す。 樹脂状パイプ、16は弗素樹脂多孔質体、17は点滴液
送液チューブ、矢印18は点滴液の流れの方向を示す。 717 X2図 ↓□12 13図 ↓□旧

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)点滴する際、液の滴下に伴ない生ずる点滴液と容
    器との間の空隙の減圧により滴下の滞りを避けるため孔
    径が0.1〜10μ で、気孔率が80〜95%で、厚
    みが0.02〜2#Ixの弗素樹脂多孔質体を介して外
    気を点滴容器へ吸入することを特徴とする点滴方法。
  2. (2)弗素樹脂が四弗化エチレン樹脂であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の点滴方法。
  3. (3)弗素樹脂多孔質体は繊維によって互に連絡された
    結節よりなる繊維組織を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の点滴方法。
  4. (4)弗素樹脂と液状オイルを混合し、プレスなどでス
    トリップ状に成型したあと圧延することによりシート化
    し、弗素樹脂の結晶融点以下の温度で少なくとも一軸方
    向に延伸し、次いで延伸状態のまま結晶融点以上で加熱
    することにより製造した弗素樹脂多孔質体であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の点滴方法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項にて用いる容器の少くとも
    一ケ所に弗素樹脂多孔質体がつけられていることを特徴
    とする容器。
  6. (6)特許請求の範囲第1項にて用いる容器の少くとも
    −ケ所に樹脂のパイプがつけられており、パイプの少く
    とも一部に弗素樹脂多孔質体がつけられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の容器。
  7. (7)弗素樹脂多孔質体の通気性をとめておくため着脱
    可能な蓋がつけられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項記載の容器。
  8. (8)特許請求の範囲第1項にて用いる容器として少く
    とも一ケ所に注入針を貫通せしめることが出来る部分が
    設けられており、一端が注入針で他端が樹脂状のパイプ
    でこの樹脂のパイプに弗素樹脂機とする容器。
JP56098843A 1981-06-24 1981-06-24 点滴用容器 Granted JPS581462A (ja)

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JPS581462A true JPS581462A (ja) 1983-01-06
JPH0115304B2 JPH0115304B2 (ja) 1989-03-16

Family

ID=14230529

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JPS62139666A (ja) * 1985-12-13 1987-06-23 ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− 非経口流体投与セツト

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JPH0115304B2 (ja) 1989-03-16

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