JPS58136Y2 - バイメタル式指示計器 - Google Patents
バイメタル式指示計器Info
- Publication number
- JPS58136Y2 JPS58136Y2 JP617277U JP617277U JPS58136Y2 JP S58136 Y2 JPS58136 Y2 JP S58136Y2 JP 617277 U JP617277 U JP 617277U JP 617277 U JP617277 U JP 617277U JP S58136 Y2 JPS58136 Y2 JP S58136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- bimetal
- indicator
- pin
- bimetallic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバイメタルに熱線を巻回し、たとえば自動車用
燃料計や温度計等の検出部の変位に伴い、熱線に流れる
電流量の変化を熱線の熱量に変換し、バイメタルの彎曲
を利用して指針、を指示させるバイメタル式指示計器に
おいて、簡単な構成により指針の統一化を計ることを目
的とするものである。
燃料計や温度計等の検出部の変位に伴い、熱線に流れる
電流量の変化を熱線の熱量に変換し、バイメタルの彎曲
を利用して指針、を指示させるバイメタル式指示計器に
おいて、簡単な構成により指針の統一化を計ることを目
的とするものである。
一般にこの種の指示計器は第１図示のように計器のフレ
ーム１の一部を折曲して保埒部２が形成されると・もに
指針３の回動支点となる指針軸４を上記フレーム１の保
持部２に溶着して形成し、上記指針３にはスロット５が
形成され、該指針３は上記指針軸４に回動自在（こ枢着
保持されるものである。
ーム１の一部を折曲して保埒部２が形成されると・もに
指針３の回動支点となる指針軸４を上記フレーム１の保
持部２に溶着して形成し、上記指針３にはスロット５が
形成され、該指針３は上記指針軸４に回動自在（こ枢着
保持されるものである。
また、温度補償部６と熱線７が巻回された指示部８とを
有するコ字状バイメタル９は、該バイメタル−９の温度
補償部６の一端を調整板１０に固着すると・もに熱線７
を巻回した指示部８の先端にはピン１１が溶着され、該
ピン１１は上記指針３のスロット５に摺動可能に係合さ
れて熱線７に加わる熱量に応じてコ字状バイメタル９の
指示部８は彎曲して指針３を指針軸４を支点として回動
指示するものであり、調整板１０はフレーム１上におい
て移動可能に連結され、該調整板１０を移動させて指示
値の指示調整を行なうものである。
有するコ字状バイメタル９は、該バイメタル−９の温度
補償部６の一端を調整板１０に固着すると・もに熱線７
を巻回した指示部８の先端にはピン１１が溶着され、該
ピン１１は上記指針３のスロット５に摺動可能に係合さ
れて熱線７に加わる熱量に応じてコ字状バイメタル９の
指示部８は彎曲して指針３を指針軸４を支点として回動
指示するものであり、調整板１０はフレーム１上におい
て移動可能に連結され、該調整板１０を移動させて指示
値の指示調整を行なうものである。
しかして自動車のインストルメントパネルに組み込まれ
る上記構成のバイメタル式指示計器としては第２図およ
び第３図に示すように燃料計１２や温度計１３等に使用
され、該燃料計１２や温度計１３等の補助計器を組み合
わせて配置した場合、外観的な意匠として、さらに計器
自体の視認性の問題から指示計器１２．１３の指針３３
．３ ｂの動作方向を同一方向Ａに合わせるように構成
することが多い。
る上記構成のバイメタル式指示計器としては第２図およ
び第３図に示すように燃料計１２や温度計１３等に使用
され、該燃料計１２や温度計１３等の補助計器を組み合
わせて配置した場合、外観的な意匠として、さらに計器
自体の視認性の問題から指示計器１２．１３の指針３３
．３ ｂの動作方向を同一方向Ａに合わせるように構成
することが多い。
すなわち換言して説明すると、各指示計器１２．１３の
指針３ ａ 、３ ｂの回動方向を見ると、燃料計１２
においては、電源回路の通電と）もに指針３ａは時計の
回転方向Ｒと同方向に回動しながら測定量に応じて指示
するものであり、温度計１３においては、指針３ｂ位置
は電源回路の通電と・もに反時計方向りに回動しながら
ラジェーター水の温度値に応じて指示するものである。
指針３ ａ 、３ ｂの回動方向を見ると、燃料計１２
においては、電源回路の通電と）もに指針３ａは時計の
回転方向Ｒと同方向に回動しながら測定量に応じて指示
するものであり、温度計１３においては、指針３ｂ位置
は電源回路の通電と・もに反時計方向りに回動しながら
ラジェーター水の温度値に応じて指示するものである。
また一般的にバイメタル式指示計器においては、目盛板
上の指示領域における指針の指示特性−は指針の回動支
点位置と、バイメタルの加熱時におけ、るピンの作動軌
跡と、指針に形成されたスロ・ット位置およびその向き
などにより決定されるもρであり、′こめ場合指針に形
成されるスロットの位置あるいはその向きを指針の回動
支点位置と指針の伸長方向とを結ぶ線上から逸れた位置
に設定して、指針の指示特性を任意に選択するよう構成
することが一般的である。
上の指示領域における指針の指示特性−は指針の回動支
点位置と、バイメタルの加熱時におけ、るピンの作動軌
跡と、指針に形成されたスロ・ット位置およびその向き
などにより決定されるもρであり、′こめ場合指針に形
成されるスロットの位置あるいはその向きを指針の回動
支点位置と指針の伸長方向とを結ぶ線上から逸れた位置
に設定して、指針の指示特性を任意に選択するよう構成
することが一般的である。
従って上記構成において、各指針３ａ、３ｂの回動指示
方向が異なる場合、各指針３ ａ 、３ ｂに形成した
各スロワ１−５ａ、５ｂ位置を各指針３ ａ 、３ ｂ
の回動指示方向に応じて個別に設定しなければならず、
これにより指針３ ａ 、３ ｂの部品共通化を計れな
いという不具合がある。
方向が異なる場合、各指針３ ａ 、３ ｂに形成した
各スロワ１−５ａ、５ｂ位置を各指針３ ａ 、３ ｂ
の回動指示方向に応じて個別に設定しなければならず、
これにより指針３ ａ 、３ ｂの部品共通化を計れな
いという不具合がある。
本考案は上記問題を解決するもので、以下添付図面を参
照に本考案の実施例を詳述する。
照に本考案の実施例を詳述する。
第４図ａ、ｌ）において、３Ｃはバイメタル式指示計器
の指針を示すもので、該指針３Ｃには同図がら容易に理
解されるように２個のスロワ）５Ｃ，５ｄが形成され、
該スロット５Ｃは電源回路の非通電時に指針３ｃの停止
指示位置を左側に設定する場合に用いられ、バイメタル
９の指示部８に溶着形成されたピン１１を該スロワ）５
Ｃに摺動可能に係合すると・もに上記バイメタル９の指
示部８の彎曲変位方向を在来と同様に右側方向に彎曲す
るバイメタル９を設けるものである。
の指針を示すもので、該指針３Ｃには同図がら容易に理
解されるように２個のスロワ）５Ｃ，５ｄが形成され、
該スロット５Ｃは電源回路の非通電時に指針３ｃの停止
指示位置を左側に設定する場合に用いられ、バイメタル
９の指示部８に溶着形成されたピン１１を該スロワ）５
Ｃに摺動可能に係合すると・もに上記バイメタル９の指
示部８の彎曲変位方向を在来と同様に右側方向に彎曲す
るバイメタル９を設けるものである。
また上記スロワ１−５ｄは電源回路の非通電時に指針３
Ｃの停止指示位置を右側に設定する場合に用いられるも
のであり、バイメタル９の指示部８に形成されたピン１
１を該スロワ）５ｄに摺動可能に係合し、上記バイメタ
ル９の指示部８の彎曲変位方向を在来と同様に左側方向
に彎曲するバイメタル９を設けるものである。
Ｃの停止指示位置を右側に設定する場合に用いられるも
のであり、バイメタル９の指示部８に形成されたピン１
１を該スロワ）５ｄに摺動可能に係合し、上記バイメタ
ル９の指示部８の彎曲変位方向を在来と同様に左側方向
に彎曲するバイメタル９を設けるものである。
上記構成のように指針３０に２個所のスロット５ Ｃ，
５ｄを形成することにより第４図ａに示したように、時
計の回転方向Ｒと同方向に指示してなるバイメタル式指
示計器は、指針３０のスロット５Ｃに第１図に示したコ
字状バイメタル９の指示部８の先端に溶着形成されたピ
ン１１を係合してバイメタル９の指示部８の彎曲変位に
より指針３０を指示することができると・もに、第４図
すのように反時計方向りに指示してなるバイメタル式指
示計器においては、第４図ａに示したバイメタル９を用
いることにより該バイメタル９の指示部８に溶着された
ピン１１を指針３Ｃのスロット５ｄに摺動可能に係合す
るだけで指針３Ｃを反時計方向りに回動指示させること
ができるものである。
５ｄを形成することにより第４図ａに示したように、時
計の回転方向Ｒと同方向に指示してなるバイメタル式指
示計器は、指針３０のスロット５Ｃに第１図に示したコ
字状バイメタル９の指示部８の先端に溶着形成されたピ
ン１１を係合してバイメタル９の指示部８の彎曲変位に
より指針３０を指示することができると・もに、第４図
すのように反時計方向りに指示してなるバイメタル式指
示計器においては、第４図ａに示したバイメタル９を用
いることにより該バイメタル９の指示部８に溶着された
ピン１１を指針３Ｃのスロット５ｄに摺動可能に係合す
るだけで指針３Ｃを反時計方向りに回動指示させること
ができるものである。
すなわち、指針３Ｃの回動指示方向の異なるバイメタル
式指示計器を構成するには、バイメタル９の彎曲変位方
向を異にする在来と同様のバイメタル９を用いると・も
に指針３Ｃに２個所のスロワ）５Ｃ，５ｄを形成して摘
宜設定したスロット５Ｃ，５ｄの片方とピン１１に係合
するだけで構成でき、指針３Ｃを共通な部品により供給
できるから部品の統一化を計ることができ、部品管理が
容易となる上、組立の自動化を進めるに容易となるもの
である。
式指示計器を構成するには、バイメタル９の彎曲変位方
向を異にする在来と同様のバイメタル９を用いると・も
に指針３Ｃに２個所のスロワ）５Ｃ，５ｄを形成して摘
宜設定したスロット５Ｃ，５ｄの片方とピン１１に係合
するだけで構成でき、指針３Ｃを共通な部品により供給
できるから部品の統一化を計ることができ、部品管理が
容易となる上、組立の自動化を進めるに容易となるもの
である。
第１図は在来および本案装置のバイメタル式指示計器の
要部構造を示す斜視図、第２図は在来装置の指示計器を
組み付けた正面図、第３図は在来装置の要部を示す斜視
図、第４図ａ、ｌ）は本案装置の要部を示す斜視図であ
る。 指針・・・・・・３Ｃ１指針軸・・・・・・４、スロッ
ト・・・・・・５Ｃ２５ｄ、熱線・・・・・・７、コ字
状バイメタル・・・・・・９、ピン・・・・・・１１゜
要部構造を示す斜視図、第２図は在来装置の指示計器を
組み付けた正面図、第３図は在来装置の要部を示す斜視
図、第４図ａ、ｌ）は本案装置の要部を示す斜視図であ
る。 指針・・・・・・３Ｃ１指針軸・・・・・・４、スロッ
ト・・・・・・５Ｃ２５ｄ、熱線・・・・・・７、コ字
状バイメタル・・・・・・９、ピン・・・・・・１１゜
Claims (1)
- 調整板上にバイメタルの一端を固着し、上記バイメタル
の指示部の先端にピンを立設し、このピンを指針に形成
したスロットに摺動移動可能に係合し、測定物の変化に
伴い上記バイメタルの指示部の彎曲変位によって上記指
針を指示動作するようにしたものであって、上記指針の
回動支点と指針の伸長方向とを結ぶ線の左右対称位置に
２個のスロットを形成し、上記バイメタルの指示部の彎
曲変位方向に応じて、指示部に形成したピンを適宜設定
された側のスロットの片方に摺動移動可能に係合配設し
たことを特徴とするバイメタル式指示計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP617277U JPS58136Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | バイメタル式指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP617277U JPS58136Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | バイメタル式指示計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53101556U JPS53101556U (ja) | 1978-08-16 |
| JPS58136Y2 true JPS58136Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=28692910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP617277U Expired JPS58136Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | バイメタル式指示計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58136Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-01-20 JP JP617277U patent/JPS58136Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53101556U (ja) | 1978-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2198055A (en) | Float-operated liquid level gauge | |
| JPS58136Y2 (ja) | バイメタル式指示計器 | |
| US2439825A (en) | Electric iron with synchronous heat indication | |
| US2250135A (en) | Control mechanism | |
| US2991418A (en) | Gauge calibration arrangement | |
| JPS6241256Y2 (ja) | ||
| JPS5854707Y2 (ja) | バイメタル式指示計器 | |
| GB1279168A (en) | Bimetal thermal gauge | |
| US2716343A (en) | Temperature indicating meter | |
| JPH021455Y2 (ja) | ||
| JPH0234623Y2 (ja) | ||
| US2293064A (en) | Relative humidity meter | |
| JPS6319806Y2 (ja) | ||
| US2298823A (en) | Thermostatic switch | |
| US2265767A (en) | Bimetallic hygrometer | |
| JPS5825297Y2 (ja) | バイメタル式計器 | |
| JPS6136888Y2 (ja) | ||
| JPH032865Y2 (ja) | ||
| JPS6342366Y2 (ja) | ||
| JPS6219932Y2 (ja) | ||
| JPS6249260A (ja) | 指示計器 | |
| US3442129A (en) | Thermostat | |
| JPS631246Y2 (ja) | ||
| JPS5937850Y2 (ja) | 定電圧装置 | |
| KR940004829Y1 (ko) | 최대 부하전류 지시장치 |