JPS58135127A - バイヤ−工程スラリ−液中の蓚酸ナトリウムの分離濃縮法 - Google Patents

バイヤ−工程スラリ−液中の蓚酸ナトリウムの分離濃縮法

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JPS58135127A
JPS58135127A JP57015492A JP1549282A JPS58135127A JP S58135127 A JPS58135127 A JP S58135127A JP 57015492 A JP57015492 A JP 57015492A JP 1549282 A JP1549282 A JP 1549282A JP S58135127 A JPS58135127 A JP S58135127A
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slurry
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slurry liquid
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Yuji Shibue
渋江 勇次
Yoshiyuki Takenaka
竹中 義行
Yasunori Yamada
山田 保徳
Yasuo Kawai
康夫 川合
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Showa Aluminum Industries KK
Showa Keikinzoku KK
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、苛性アルミネート液を母液とじ水酸アルミニ
ウム及び蓚酸ナトリウム粒子を含むスラリー液(以下こ
れを白泥スラリー液という)中の蓚酸ナトリウムを効率
よく分離濃縮し、これによってバイヤー析出系を効率よ
く操業することができるLうにする方法に関する。
バイヤー法によってアルミナを製造するには。
アルミナ含有鉱石(通常tag−キサイド鉱石)を苛性
アルミネート液と混□合して高温溶解(通常は130℃
以上)シ、不t8解残渣會分離後、過飽和の清澄アルミ
ネート液管冷却し、該アルミネート液に水酸化アルミニ
ウムを種子として加えて7JO水分解會行ない、析出し
た水酸化アルミニウムを分級し、粗粒部分t−濾過洗滌
後焼成してアルミナが製造される〇一方細粒部分は種子
としてOII壌使用される。
このようなバイヤーエ柵においてi、fi、性アルイネ
ート液1種子スラリー液が儂虐使用されるのでその間に
種々の不純物が蓄積してくる。この工つな不純物として
ナトリウム等と結合した有機酸塩がバイヤ一工程におい
て重大な障害となる。循環液中の有機物は、鉱石中に含
まれる炭素化合物。
ポリアクリル酸系の沈降助剤、脂肪酸エステル系の消泡
剤及び空気中の炭酸ガス等が高墓の苛性アルミネート液
に溶解することに起因している。
循環液中に有機酸塩が蓄積してくると、苛性アルミネー
ト液中のアルミナ平衡溶解度が上昇し。
水酸化アルミニウムを析出す7)1余の析出率の低下全
招き、アルミナの生産効率が低下してアルミナ生産に重
大な支障を引き起す。
各種の有機酸塩の甲で蓚酸ナトリウムは、過飽和苛性ア
ルミネート液に種子スラリー液を加えて水酸アルミニウ
ムを析出□させる際に同時に析出゛する。析出した蓚酸
す) IJウムは黴細水鎗化アルミニウムに付着し易い
という特性を有する。微細水酸化アルi=ウムは種子液
として傭虐使用されるので、骸循環液中に蓚酸すI−I
Jウムの微細結晶が蓄積されて行く□種子スラリー液中
の蓚酸す) IJウム粒子の増加は、析出水酸化アルミ
ニウムの細粒化、析出払出液の分級又は清な分離性能の
低下。
濾過効率の低下、析出物への不純物混入率の増大。
配管0機器へのスケーリングの助長等の操業を維持して
行く上での重大な支障?招く。
従って循環液中の有機酸塩、とりわけ蓚酸ナトリウムを
除去することがバイヤー法によるアルミナの製造上非常
に重要なことであり、そのために従来から種々の蓚酸ナ
トIJウム除去法が提案されて来た〇 種子水酸化アルミニウムに付着する蓚酸ナトIJウム會
減少せしめる方法として、バイヤー析出の  。
際の析出物の細粒化全防止しポピュレーションノZラン
ス會一定に保つために、蓚酸ナトリウム含有量の多い種
子スラリー液の一部又は全部を洗滌濾過する方法(アメ
リカ特許第34848150号。
これ會橿子濾過法という)又は加熱する方法(アメリカ
特許4112.936,316号、これを種子加熱法と
いう)が提案されている0この検子濾過法は。
蓚酸ナトリウムが水に溶は易いという性質を利用し几も
のであり、析出物の粒径及び個数分布の安定性を得る点
で非常に優れているが、非常に高価な濾過設備會必要と
し、又洗滌水がバイヤー系に投入され/)ためにエネル
ギー消費が増大するし。
又くグロセスの観点からも望ましくない。又種子加熱法
も、加熱設備や蒸気等の熱(Ii會必要とすゐので、で
き心だけ避けることが望ましい。
父蓚飯ナトリウムを除去する方法として、析出払出gt
分級又は渭滌分離し友後1分離した上履又は下数t濾過
洗滌し、洗滌Fgの一部又は全部tそのまま又は濃縮し
た後、直装石灰と反応させるか又は蓚酸ナトリウム等の
種子を加えて蓚酸ナトリウム等の有機物を析出させその
析出物を溶解後石灰と反応させるか、又はそれらを焼却
して苛性ソーダの回収と有機物の除去を行なう方法が知
られている。
上記のようにして蓚酸ナトリウムを除去する際に、予め
濃縮して蓚酸ナトIJウム含有量會高めておき、その濃
縮液を処理すれば、蓚酸ナトリウムの除去効率が高めら
れることにいうまでもない。
上記のような観点から1本発明はバイヤ一工程スラリー
液中の蓚酸ナトIJウム含有量を増大せしめるための新
規な分1ilK#縮法會提供することを目的とする。
本発明は、苛性アルミネート液、水酸化アルミニウム粒
子および#酸ナトリウム粒子を含むバイヤ一工程スラ1
7 −、III中に泡を@生せしめることによって蓚−
ナトリウムに冨んだ含泡沫スラリー液相欠形成せしめ、
信相を分離L/%該分離し几スラリー液に苛性アルミネ
ート液を添加して破泡し1次いで該破泡したスラリー液
から一層蓚酸す) IJウムにgんだスラリー液を分離
すること全特徴とするバイヤ一工程スラリー液中の#酸
ナトリウムの分離濃縮法全提供するものである。
本発明者等に、先に苛性アルミネート液、水酸化アルミ
ニ9本粒子及び蓚酸ナトリウム粒子を含むスラリー液中
に泡會発生せしめて蓚酸ナトリウムにびんだ含泡沫スラ
リー液を形成せしめ、これt分離することからなるバイ
ヤ一工程スラリー液中の#酸ナトリウムの分sa、m法
全提案し7tす(特開d56−78419号)このよう
な方法によって白泥スラリー中の蓚酸ナトリウムは2〜
4倍程度濃縮され、従って蓚酸ナトリウムの除去効率t
@1d的に同上せしめることができ、しかもこの方法に
複雑な設備全必要としないものである。
本発明者4$に、上記光線の方法を更に改善丁ぺ〈研究
を重なた結果、前記蓚酸ナトリウム粒子に富んだ含泡沫
スラリー液に苛性アルミネート10iを添加して破泡し
6次いでこの破泡したスラリー液を分離することに↓つ
で一層蓚酸ナトリウムに富んだスラリー液が得られるこ
とを発見した。
上述のように、バイヤ一工程に2いて水酸化アルミニウ
ムを析出し九析出払出液は分級分離器又は清澄分離器に
かけられ、水酸アルミニウムの粗粒st−含む製品スラ
リー液と比較的微粒部分を含み循環使用される種子スラ
リー液に分離される、製品スラリー液工りも種子スラリ
ー液の方が固体armナトリウム會多く含有する。ld
常橿種子ラリー液の水酸化アルミニウム固体濃fria
 o o〜600#/jであり、固形蓚酸す) +7ウ
ム含有量は、固体水酸化アルミニウム基準でLO〜4.
01量%である。
この種子スラリー液に、たとえば空気等の気体會吹込ん
で攪拌することに工って泡を発生せしめ。
かくして得られ九種子スラリー液中に直径2m以下の気
泡を多数存在せしめ1次いでこれを沈降管に入れて静置
すると、泡は水酸化アルミニウム粒子を包み込みながら
浮上し、最終的に沈降管の上から下に向って順次含泡沫
粒子部、アルミネート液部及び堆積粒子層に酸相分離す
る。この結釆含泡沫粒子部中の固体蓚酸ナトIJウムは
、気泡分離を行なわない場合に比べて2〜4倍に濃縮さ
れる。
この工すにして含泡沫粒子部に蓚酸ナトリウム粒子が選
択的に濃縮されるが、この含泡沫粒子部ばなお固体蓚酸
ナトvクム付着量の少ない粗粒水酸化アルミニウム粒子
會5〜30%含有している。
従ってこの粗粒水酸化アルミニウム粒子の割合を減らす
ことに1って蓚酸ナトリウム含有率を更に高めることが
できる。
上記含泡法白泥スラリー液に苛性アルミネート液を加え
て該スラリー液の固体濃If?下げ、そうすることによ
って白泥スラリー液中の気泡を破壊し、しかる後泡を含
まないスラリー液管分級器に供給すると、粗粒水酸化ア
ルミニウムは分級沈吟し、蓚酸す) IJウム付着量の
多い細粒水酸化フルミニラム粒子管主体とする分級上液
が得られることが分った。かくして得られる蓚酸ナトリ
ウムに富んだスラリー液についてその゛後蓚酸ナトリウ
ム除去処m1行なうと、蓚酸す) IJウム除去効率は
飛躍的に向上する。
本発明の方法によって分離濃縮すべきスラI7 +液と
して、・クイヤ一工程東のいずれの部分からの白泥スラ
リー液を用いてもよい。しかしながら上述の↓うに固形
蓚酸ナトリウム含量が大きい種子スラリー液を用いるの
が有利である。
本発明において、スラリー1%fK泡を生成せしめる方
法として、直径約21以下の#Itt−多数生成するも
のであればいかなる方法愛用いてもよく、たとえば浮遊
選鉱の分野で知られている泡発生装置を利用しても工い
。白泥スラリー送液ポングの吸込側に空気等の気体を導
入してもよい。又白泥スラ17−[貯槽の液面に向って
白泥スラリー液全噴射しそれに工って空気全巻込むとい
う方法愛用いることもできる。泡発生用に気体愛用いる
場合ぼ。
白泥スラリー液中の苛性アルカリの炭酸化を防ぐ友めに
脱炭酸ガス処理した空気又は窒素を用いること望ましい
。しかしながら上記の工うなスラリー液I!jj射法會
用いると、空気導入曾が比較的少なくて多数の重音発生
せしめることができるので。
無処理大気の巻き込みによって何ら支障がないことが分
った。
本発明に2いて、含泡沫スラIJ−gt−分離する方法
は特に制限はなく、たとえば通常の沈降分級分離器(以
下分離器という)を用いて都合よく行なうことができる
又含泡床スラリー液管破泡した後のスラリーを分離する
方法も特に制限になく、前記のものと同じ種類の分級分
離、器を好適に用いることができる□又本発明に訃いて
、含泡床スラリー液管破泡するために添加される苛性ア
ルミネート液としてα。
白泥スラリー液の洗滌PRY用いるのがために好ましい
。その理由に、蓚酸す) IJウムが該液中に多く含ま
れており膣液が含泡法スラリー液と混合されることによ
り薄酸ナトリウムが析出し、更に含fti床スラリー液
中の固体蓚酸ナトリウムが直往されるためである。しか
しながら場合によって框白泥スラIJ−[の母液であっ
て%工いっ次に本発明の実施0様の一例を図rjEvi
l−参照しながら説明する。第1図において、白泥スラ
リー液は導管8.ポンf4f径て導管9からスラリ一槽
lのスラリー液面に対して上から下向きにIllされ、
その際に空気が巻き込まれ、その結果貯槽lの白泥スラ
リーば多数の微細泡を含んだものになる。含泡法スラリ
ーは貯槽lかcyポンプ5.導管11會経て分離器2に
供給される。分離器z中で気泡分離が促進され含泡法粒
子が浮上する。高濃健白泥スラリーが分−器2の底部か
ら4ング6゜導f15t−経て排出される。一方分離器
2の上部に浮遊している含泡法白泥スラリーには固体蓚
酸ナトIJウムが富化されているが、又固体蓚酸ナトリ
ウム付着量の少ない粗粒水酸アルミニウム%若干含fれ
ている。この含泡床スラリー液は分離器2の上部から導
f1!!t−Nて排出される。導管12甲の含泡法スラ
リー液に対して、導管13がら導入された苛性アルミネ
ート液、たとえば白泥スラリー液の洗滌P液が混入され
、導管14に導ρ為れゐ1スラリー液中の泡沫は導f1
4中で破泡され、黴細気泡會含まない白泥スラリーとな
4)f。
この白泥スラリーd分離器3に供給され、ここで気泡に
影響されることなく分級され、粗粒は分級下数の高濃度
白泥スラリー液として、導管17゜ボンデ7i−経て、
爽に導管ls中の高濃度白泥スラリー液と合流し排泥さ
れる。これらの高濃度白泥スラリーは粗粒の水酸化アル
ミニウムを含有しかつ#酸ナトリウム含有量が少ないの
で1種子−過等の処jltfることなく無処理で種子液
とすることができる。−1分i1!器3の上液i、細粒
の水酸化アルばニウム金含有しかつ蓚酸ナトリウム含有
率の多いスラリー液であるので、導ft s2径て前述
の蓚酸す) IJウム除去工程に供給される。
尚導管lOは白泥スラIJ−111!を貯槽lの液面よ
り下に投入するための導管であり、導管10に−dて白
泥スラリー液が投入される時は空気の巻込みがなく従っ
て泡を発生しない。
以下実施例について説明する。
実施例 l 固体濃[60011/1.平均粒径45μの白泥スラリ
ー液t200m”/&デで第1図のスラリ一槽lに供給
した。供給法として、導管9を経る方法(A法1本発明
ンと導flO全峠る方法(B法。
比較例)1−用いた。A法の場合スラリ一槽l中のスラ
リー液中に多数の泡が生成したの対し、B法の場合は泡
は生成しなかった。スラIJ−i#’を槽1からボンダ
5.導管11を経て分離器2へ供給した。分離器2で上
昇速度がL2嘱/hrとなるLうに調節しながらポンプ
6.導管15より下数を排泥し友。分111器2の上液
を導f12に導き、導1113から尋人し九白泥スラリ
ー液の洗fiF液と混合し九□混合液を導管14工リ分
離器3に供給し、−上昇速#LC)n/hr となるよ
うに調岨しながら導管17.4ング7工り下数を排泥し
た。導管16から採取した分離器3の上液の性状框次表
1の通りであった。
表   1 A法    100.2g/4    29.5%B法
     70.5 # / l     & 4%表
1は、A法の場合の導f16の上液の蓚酸ナトリウム含
有量はB法の場合のそれに比べて約65倍である仁とを
示しているn 以上のべたように1本発明は非常圧簡単な方法でrlb
?)ながら、白泥スラリー液中の蓚酸ナトリクム含有率
を、在来の方法に比べて4〜6倍にも効率よ<*縮する
ことを可能にするものである。従って本発明の方法ヲ扇
いることにエリ、パイヤ一工程から蓚酸ナトリウムを除
去する際の効率金屑−的に向上せしめることができろ。
又本発明框、msナトリウムな除去すべき白泥スラリー
液として種子スラリー液を用いる場合。
蓚酸ナトリウム雷有量の多い水酸化アルミニウム粒子の
みを選択的に分離すゐので、S子スラリー液の濾過又に
加熱等の前処理操作を大巾に省略することができ、従っ
て省エネルイー、雀プロセス上多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す工程図である。 lニスラリ−帽 2.3二分級器 4.5,6.?:yjeンプ 8.9.10,11.12.13,14,15゜16:
導管 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 苛性アルミネート液、水酸化アルミニウム粒子お工び蓚
    酸すIIJウム粒子を含むバイヤ一工程スラリー液中に
    泡を発生せしめることに1って蓚酸ナトリウムに富んだ
    含泡法スラリー液相を形成せしめ、鉄相を分離し、該分
    離したスラリー液に苛性アルミネート液を添加して破泡
    し1次いで該破泡し友スラリー液から一層蓚酸ナトリウ
    ムに富んだスラリーat分離することtI#像とするバ
    イヤ一工程スラリー液中の蓚酸す) IJウムの分離濃
    縮法0
JP57015492A 1982-02-04 1982-02-04 バイヤ−工程スラリ−液中の蓚酸ナトリウムの分離濃縮法 Granted JPS58135127A (ja)

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JPH0114173B2 JPH0114173B2 (ja) 1989-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105731511A (zh) * 2016-01-19 2016-07-06 中国铝业股份有限公司 一种从分解原液中脱除草酸钠的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105731511A (zh) * 2016-01-19 2016-07-06 中国铝业股份有限公司 一种从分解原液中脱除草酸钠的方法

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