JPS5813309B2 - 内燃工具の掃・排気装置 - Google Patents

内燃工具の掃・排気装置

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JPS5813309B2
JPS5813309B2 JP51044430A JP4443076A JPS5813309B2 JP S5813309 B2 JPS5813309 B2 JP S5813309B2 JP 51044430 A JP51044430 A JP 51044430A JP 4443076 A JP4443076 A JP 4443076A JP S5813309 B2 JPS5813309 B2 JP S5813309B2
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JP
Japan
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chamber
combustion
gas
piston
valve
Prior art date
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JP51044430A
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海野重幸
高鶴充泰
沢田親光
中里隆
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MATSUKUSU KK
Original Assignee
MATSUKUSU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は駆動原動力として、燃焼ガスたとえばプロパン
ガスと加圧空気の混合気のごときものの燃焼圧力を利用
するようにした、自動釘打ち機その他の工具に関するも
のである。
本発明者等は、従来よりこの種内燃工具として、工具本
体内に内蔵したメインピストンを摺動自在に密嵌したメ
インシリンダとガス爆発室としての燃焼室を別設し、こ
れらメインシリンダのピストン上室と燃焼室間にはヘソ
ドバルブを配し、上記燃焼室内での燃焼時にこのヘッド
バルブをIaし、燃焼室内の燃焼圧をピストン上室に導
入しメインピストンに作用させるようにした内燃工具を
開発し、提案している。
本発明は、上述のような既提案の内燃工具を更に発展的
に改良したものであり、燃焼後における上記燃焼室内を
掃・排気するのに有効な掃・排気装置を提供しようとす
るものである。
本発明の特徴の一つは、燃焼後、すなわち仕事終了後に
自動的に燃焼室内が排気及び掃気される点にある。
また、他の特徴は混合気などの燃料を燃焼室に供給する
に先立って、燃焼室は大気と完全に遮断されている点に
ある。
また、他の特徴は掃・排気のために混合気用の加圧空気
源から容易に導入し得る加圧空気を用いることができ、
しかもその消費量は必要最小限で良いという点にある。
また、他の特徴は本発明を適用した工具を使用する作業
者の操作が単純になるという点にある。
また、他の特徴は、燃焼室内は新たな混合気を供給する
直前まで大気に開放されており、したがって爆発する危
険がないという点にある。
さらに、本発明の他の特徴点は以下に述べる実施例の説
明により明らかとなる。
第1図は本発明を適用した内燃L具の構成の概要を説明
するための要部縦断面図であり、図示の状態は平常時、
すなわち作動前の状態を示す。
図中1は工具本体を構成するハウジングである2は上記
ハウジング内に内蔵されたメインシリンダであり、この
シリンダ20図中下方には一部略示したノーズ3が関連
突設されている。
このノーズ3は中央部にノーズ穴4が開設され、該穴4
内にはノーズ3に配設した図示しないマガヂン内より連
結状の釘が一本ずつ予め装填されるようになっている。
また、上記メインシリンダ2内にはメインピストン5が
図中上下動自在に密嵌されており、このピストン5には
ドライバ6が連結され、ドライバ6の先端6aは前記ノ
ーズ穴4内に挿入され、上記ピストン5の上下動により
、該穴4内を上下動し得るようになっている。
なお、上記先端6aは釘の打込み作用端となる。
また、7はヘッドバルブであり、上記ハウチング1内に
形成されたヘッドバルブシリンダ8内に於て前記メイン
シリンダ20図中上方において上下動自在となるように
密嵌されている。
そして、このヘッドバルブ7は、上記メインシリンダ2
のピストン上室2aと大気及びピストン上室2aと燃焼
室間を断続するように作用する。
なお、上記燃焼室9は図示の例ではハウヂング1内に於
て、前記メインシリンダ2の上方外周部に形成され、上
記ヘッドバルブ7によりメインシリンダ2とは遮断又は
連通されるようになっている。
そして、この燃焼室9には点火プラグの如き発火手段1
0が臨設され、該手段10は圧電素子11の如き着火源
に導通されている。
さらに、上記燃焼室9には.第1、第2、第3、第4及
び第5の各連通路12,13,14,15及び16の一
端開口が開設されている。
17はリターン用ガスチャンバであり、上記ハウヂング
1内に於て、メインシリンダ20図中下方外周部に形成
されている。
このチャンバ17と前記メインシリンダ2間には第1の
開口18及び第2の開口19が開設され、互に連通する
ようになっている。
そして、上記第1の開口18は常にメインシリンダ2の
ピストン下室2b側と上記チャンバ17間を連通し、ま
た上記第2の開口19はメインピストン5が該開口19
よりも図中上方に位置するときにはピストン下室2b側
と、またメインピストン5が下死点に位置するときには
ピストン上室2a側と上記チャンバ17間を連通ずるも
のである3,また、20は遅延用ガスチャンバであり、
該チャンバ20は一方向弁21を介して第6の連通路2
2により前記リターン用ガスチャンバ17に連通される
とともにニードルバルブ23を介して大気に開放され、
さらに第7の連通路24の一端、開口が開設されている
なお、上記一方向弁21はリターン用ガスチャンバ17
から遅延用ガスチャンバ20方向への導通のみを可能と
するものであり、上記二一ドルバルブ23は遅延用チャ
ンバ20の内圧を徐々に大気に開放するものである。
25ぱ掃・排気バルブシリンダであり、上下両端は大気
に開放され、図中−L方部に排気バルブシリンダ部25
aと下方部に掃気バルブシリンダ部25bとが連接され
ており、上記排気バルブシリンダ部25aの側壁には前
記第2連通路13の他端開口及び第8連通路26の一端
開口がそれぞれ開設されている。
また、上記掃気バルプシリンダ部25bの側壁には前記
第3連通路の他端開口及び第9運通路27の一端開口が
それぞれ開設され、さらにこれら各シリンダ部25aと
25bの間部側壁には前記第7連通路24の他端開口が
開設されている。
また、28は前記排気バルブシリンダ部25a内に摺動
自在に密嵌された排気バルブステムであり、該ステムは
前記第2連通路13と大気間の断続するものである。
また29は掃気バルブステムであり、前記掃気バルブシ
リンダ部25b内に摺動自在に密嵌され前記第3及び第
9の各連通路14と27間を断続するためのものである
なお、30は上記ステム29を常時図中上方へ押し上げ
るように附勢するバネである。
31は安定器であり、空気源32の空気圧を基準圧とし
てガス源33からのプロパンガスを規制するためのもの
である。
そして、上記空気源32には前記第9連通路27の他端
開口が連通されるとともに、第10連通路34の一端開
口及び第11連通路35の一端開口がそれぞれ連通され
ている。
また、上記ガス源33のガスは第12連通路36より上
記安定器31に導入され、ここで上述の如《空気圧によ
る制御を受けて、第13連通路37により供給バルブシ
リンダ38に導通されるようになっている。
なお、上記供給バルプシリンダ38は上端を大気に連通
され、側壁には前記第13連通路37の一端開口の他に
前記第4連通路15の他端開口及び前記第5連通路16
の他端開口がそれぞれ開設され、さらに下端はパイロッ
トバルブシリンダ39の上端に連通されている。
そして、該シリンダ38内には供給バルブステム40が
摺動自在に密嵌され、該ステム40にはバネ41の弾発
力が附されて常時図中下方へ押し下げられるように附勢
されている。
また、パイロットバルブシリンダ39の側壁には前記第
11連通路35の他端開口及び大気に開放する第14連
通路42の一端開口がそれぞれ開設されるとともに、内
部にはパイ口ットバルブステム43が図中上下動自在に
密嵌されている。
なお、このステム43には図中上端から側壁に連らなる
第20連通路44が開設されるとともに、図中下端には
ハウジング1の外方に突出するように作動端部43aが
突設されている。
45は解除バルブシリンダであり、内部に解除バルブス
テム46が図中上下動自在となるように密嵌され、また
側壁には前記第10連通路34の他端開口、大気に開放
する第15連通路47の一端開口、前記ヘッドバルブシ
リンダ8に連通ずる第16連通路48の第1及び第2の
各開口48a48bがそれぞれ開設されるとともに、下
端には前記第1連通路12の他端が開口されている。
さらに、上記解除バルブステム46には、その上端から
側壁に連らなるように第17連通路49が開設されてい
る。
また、図中50は第18連通路、51は第19連通路で
ある。
なお、前述したパイロットバルブステム43の作動端部
43aと圧電素子11には図示しないトリガを関連配設
し、このトリガの一回の引上操作で先ず上記パイ口ット
バルブステム43が押し上げ作動され、次いで圧電素子
11を作動するようにしておけば、燃焼室9内に先ず混
合気が供給され、次いで着火操作が行なわれるというよ
うに燃料供給と着火の各操作を連続的に行なうことが可
能である。
しかして、上記構成において第1図に示す状態は不作動
状態、すなわち作動前の状態を示すものである。
そして、この状態においては、排気バルブステム28は
上死点にあり、燃焼室9を大気に開放している。
また、掃気バルブステム29は、前記遅延用ガスチャン
バ20内のガスが二一ドルバルブ23を通じて大気に放
出してしまっているので、バネ300作用により上死点
に位置している。
したがって、該ステム29ぱ第3連通路14と第9連通
路27間を遮断しており、空気源32より燃焼室9に至
る掃気用空気の通路は遮閉されている。
また、第8連通路26は大気に開放し、第7連通路24
は遅延用ガスチャンバ20内が大気圧になれば、大気圧
になる。
次に、上記第1図の状態からパイロットバルブステム4
3をその作動端部43aにより押し上げると、第11連
通路35と第20運通路44が連通し、空気源32の空
気は第8連通路26より排気バルブステム28を下死点
に移動する−すなわち第2連通路130大気への開放を
遮断する−ように作用する(第2図参照)とともに供給
バルブステム40を上死点位置一すなわち第13連通路
37と第4連通路15間を連通してガス源33から燃焼
室9への流路を導通するとともに、第5連通路16を開
放して空気源32から燃焼室9への流路を導通する位置
−に移動させるように作用する。
したがって、燃焼室9に混合気を供給する直前に燃焼室
9ぱ大気と遮断される。
そして、上記パイロットバルブステム43の押し上げ操
作に引続いて行なわれる圧電素子11の作動により、点
火プラグ10により燃焼室9内に発火されると混合気に
着火され、燃焼が行なわれる。
すると,燃焼室9内の昇圧を解除バルブステム46の下
端側が第2連通路13を介して受圧し、該バルブ46が
上死点に押し上げられる。
この解除バルブスデム46の上死点位置への移動により
、ヘッドバルブ上室8aに導入されていた空気源32か
らの加圧空気は遮断されるとともに、上記上室8aを人
気に開放する。
したがって、ヘッドバルブ7の燃焼室9に臨む面7aが
燃焼圧を受け、ヘッドバルブ7は上方に押し上げられる
これにより、ヘッドバルブ7はメインシリンダ2のピス
トン上室2aと大気に開放する第18連通路50間を遮
閉すると同時に上記上室2aと燃焼室9間を連通する。
これにより、メインピストン5はピストン上室2a側に
燃焼圧を受けて、メインシリンダ2内を急激に下死点に
向い打ち降されることになり、ドライバ6はノーズ穴4
内の釘を打ち出し、釘の打込み行程を終了する。
そして、燃焼ガスは、下死点に到達したメインピストン
5のすぐ上に位置する第2の開口19よりリターン用ガ
スチャンバ17内に流入し、続いて遅延用ガスチャンバ
20に流入する。
このようにして、上記遅延用ガスチャンバ20内に燃焼
ガスが流入すると、さらに第7連通路24を通り掃・排
気バルブステム28と29間に流入し、第3図に示すよ
うに排気バルブステム28を上死点まで押し上げ燃焼室
9を大気に開放し、さらに掃気バルブステム29をバネ
30に抗して下死点に押し下げ第9連通路21と第3連
通路14間を連通し、空気源32と燃焼室9間を導通す
ることにより掃気用空気を空気源32より燃焼室9へ流
入させることになる。
なお、前記第2の開口19よりリターン用ガスチャンバ
17に流入した燃焼ガスは前述のように遅延用ガスチャ
ンバ20に流入する他に、第1の開口18を通じて下死
点にあるメインピストン50下室2b側に作用し、メイ
ンピストン5を上死点までリターンさせるものである。
そして、上述のような作動が順次自動的に続けられるう
ちに、遅延用ガスチャンバ20内のガスは二一ドルバル
ブ23から大気への放出が続けられており、一定の時間
の後、掃気バルブステム29はバネ30の出力が勝り、
十死点まで移動される(第1図参照)。
すると掃気はストップし、排気バルブステム28は図中
上方へ押し上げるガス圧がな《つても0 1Jングの摩
擦で上死点位置にとどまっているので燃焼室9は大気圧
に戻る。
なお、上記掃気バルブステム29が上死点位置から下死
点位置への移動を始動されてから下死点位置状態に保持
され、再度下死点位置からもとの上死点位置へ復帰する
までに要する、いわゆる遅延時間は、前記二一ドルバル
ブ23の調整により設定されるので、燃焼室内掃気の必
要最小限にセットすれば、空気源32からの空気の無駄
な消費を防止することができる。
上述のごと《して、釘の打込みに引続いでメインピスト
ンのリターン、さらに燃焼室内の掃・排気を自動的・連
続的に行なうことができる。
そして、上記実施例においてはメインピストン5が下死
点に到達したときに第2の開口19よりリターン用ガス
チャンバ17への燃焼ガスの流入が、上記メインピスト
ン5の下死点位置検知信号として利用でき、この信号機
能を有する流入燃焼ガスで前述のように排気バルブステ
ム28と掃気バルブステム29を作動して燃焼室9の圧
縮空気流入口と排気口を開き、しかも上記圧縮空気流入
口を閉じるには前記二一ドルバルブ23により設定され
た遅延時間を有するように作用する遅延用ガスチャンバ
20内に流入した燃焼ガスが前記バネ300作用力より
も小さ《なる時点、すなわち遅延信号機能を有する遅延
ガスチャンバ内圧力の降下信号により行なうことができ
る。
しかも、排気バルブステム28の閉位置への移動は、パ
イ口ットバルブステム43が作動されれば供給バルブの
作動の直前に行なわれるものである。
したがって、本発明においては所期の目的を容易に達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための概略縦断面
図、第2図及び第3図はそれぞれ異なる作動状態を説明
するための要部概略縦断面図である。 1・・・・・・ハウヂング、2・・・・・・メインシリ
ンダ、5・・・・・・メインピストン、7゛゜゜″゜゜
ヘッドバルブ、9゜゜゜・・・燃焼室、10・・・・・
・点火プラグ、17・−・・リターン用ガスチャンバ、
18・・・・・・第1の開口、19・・・・・・第2の
開口、20・・・・・一遅延用ガスチャンバ、21・・
・・一方向弁、2 3・・・・・・二一ドルバルブ、2
8・・・・・排気バルブステム、29・・・・・・掃
気バルブステム、32・・・・・・空気源、33・・・
・・・ガス源、40・・・・・・供給バルブステム,4
2・・・・・・パイロットバルブステム、4 6−=−
14除バルブステム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドライバを有するメインピストンを摺動自在に密
    嵌したメインシリンダと、該シリンダのピストン上室と
    の間に介在させたヘッドバルブにより上記ピストン上室
    と断続される燃焼室と、該燃焼室内の燃焼圧を検知して
    、上記ヘッドバルブを開放する解除バルブとを有するも
    のに於で、上記メインシリンダのピストン下室と第1の
    連通口により常時連通されるとともに、メインピストン
    が下死点位置にあるときは第2の連通口によりピストン
    上室とも連通されるように上記メインシリンダに関連配
    設したリターン用ガスチャンバと、該ガスチャンバ内の
    燃焼圧により開作用する一方向弁を介して該ガスチャン
    バと連通されるとともに、大気中に徐々に燃焼ガスを放
    出する遅延用ガスチャンバと、上記燃焼室と空気源間に
    介在された掃気バルブ及び上記燃焼室と大気間に介在さ
    れた排気バルブとを有し、上記掃気バルブは常時閉状態
    に附勢されているとともに上記排気バルブは燃料供給時
    には閉状態にあり、且つ閉状態にあるこれら各掃・排気
    バルブは上記メインピストンが下死点にあるときにメイ
    ンピストン上室より上記第2の連通口、上記リターン用
    ガステヤンバ及び上記遅延用ガスチャンバを介して伝達
    される燃焼圧力によりそれぞれ開状態に切換え作動され
    るとともに、この開状態を上記遅延用ガスチャンバ中の
    燃焼ガスの圧力が所定圧以下に低下するまでの一定時間
    保持するようにしたことを特徴とする内燃工具の掃・排
    気装置。
JP51044430A 1976-04-21 1976-04-21 内燃工具の掃・排気装置 Expired JPS5813309B2 (ja)

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CN110053000A (zh) 2018-01-19 2019-07-26 美克司株式会社 打入工具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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