JPS5813196B2 - 袋結束部切取装置 - Google Patents

袋結束部切取装置

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JPS5813196B2
JPS5813196B2 JP13561480A JP13561480A JPS5813196B2 JP S5813196 B2 JPS5813196 B2 JP S5813196B2 JP 13561480 A JP13561480 A JP 13561480A JP 13561480 A JP13561480 A JP 13561480A JP S5813196 B2 JPS5813196 B2 JP S5813196B2
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JP
Japan
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blades
pair
cylindrical
cutting
binding part
Prior art date
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JP13561480A
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JPS5759579A (en
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棚橋一夫
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属製の締め輪または紐などによって結束さ
れた袋の結束部を切り取る装置に関する。
ハム、ソーセージ等は、チューブ状の袋の中に充填され
その両端部が結束された状態で加熱加工され、長いチュ
ーブの中に原料を充填する場合にはその中間部もまた等
間隔に数個所結束された連続の状態で加熱加工される。
上記何れの場合であっても、それらの出荷時に包装する
際、前記結束部が外方に突出して場所をとり邪魔となる
ので、それらを速やかに切り取る作業が必要となる。
結束部の切取作業は、従来、専ら作業員の手指の力によ
って操作されるハサミにより行われていたため、長時間
の手作業が原因で腱掌炎を起すのが実情であった。
更に、各袋詰物体はコンベアから吊り下げられた状態で
搬送されてくるので、結束部にハサミを当てる際、前後
左右に揺れ動いて定まらないばかりか、ハサミの刃の取
付構造が角変位型であるため、切断操作によって切断対
象部が刃元から刃先の方へ押し出され逃げてしまい容易
に捕捉し得ず、他方の手指を使って切断対象部が動かな
いように捕捉した状態で切取作業を進めることを要した
ので、手間と時間及び人件費がかかり作業能率が向上し
ない悩みがあった。
他方において、本発明者により先に出願され公知となっ
た爪切型の切取装置は、結束部の延長線上からその結束
部に対向する姿勢で切取作業を行なうようにその姿勢が
限定されているため、末端の結束部しか切り得す、中間
の結束部を切り離し得ない憂いがあった。
更に他方において、露出した状態の刃を使用した切取作
業は、屡々、操作の手違いから指先を損傷するトラブル
が生じ、作業の安全性に欠ける憂いがあった。
本発明の第1の目的は、切断対象部が確実容易に捕捉さ
れて刃の間から決して逃げることがないばかりか、片手
操作が可能で迅速に作業を進めることができ、人件費の
節約と作業能率の著しい向上とを可能ならしめる袋結束
部切取装置を創作して提供することである。
本発明の第2の目的は、末端の結束部は勿論のこと中間
の結束部の切り離しをも確実容易に達成し得る袋結束部
切取装置を創作して提供することである。
本発明の第3の目的は、長時間の作業にも耐えられる軽
快な操作と高度の安全性とを保証し得る袋結束部切取装
置を創作して提供することである。
本発明の構想を要約すれば、円周方向に沿って互に平行
に接.離変位し得る一対の切断刃と、該刃の案内とカバ
ー及び被切断物の捕捉とを兼ねた小切欠部のある円筒状
の案内材と、前記刃の空気圧力による操作手段とから成
る点にある。
本発明の構成をその具体的一実施態様により図によって
以下に詳述する。
本発明装置の最先端部には第8図に示すような円筒状の
案内材10が取り付けられ、該案内材はその基部10a
が円筒であるのに対しその前半部10bが半円筒であり
、該半円筒部により大切欠部10cが形成され、更に半
円筒部10bの先端中央から後方へ小切欠部10bが刻
設されている。
該小切欠部の間隙巾は袋詰物体11の結束部11aの径
がその間に挿入し得る広さを要し、とりわけ、該小切欠
部の周囲の板厚を薄く作成して、結束用リング12と袋
詰物体11との間の狭隘な部分への挿入を可能ならしめ
る。
小切欠部10dの最奥端には切り残し切断用の補助切断
刃10eを付設しておくことが望ましい。
円筒材10の基部10aには円筒形ブラケット13を内
挿固定し、該ブラケット13の中心部に設けた雌ねじ孔
13aに短軸14の先端雄ねじ部14aをねじ止めする
短軸14は円筒形基部10aの中心に沿って存在し、該
短軸14には一対の切断刃15,16の各ボヌ部15a
及び16aが回動自在に支持されている。
各刃先部15b及び16bは各ボス部15a及び16a
からそれぞれ前方へ突出した円弧状の部材の互に平行な
側端縁に形成されている。
各ボス部15a及び16aからそれぞれ後方へカムフオ
ロワ15c及び16cが突設され、それぞれブラケット
130円筒内に収容されており、該カムフオロワの面は
各刃先部15b及び16bの線と互に関連する位相で形
成されている。
各刃先部15b及び16bの基部に相当するボス部15
a及び15bの端面の間に圧縮スプリング17を介挿し
、該スプリングの作用により一対の刃先部の間は常時左
右に開放変位して拡大させられている。
円筒形ブラケット13から後方にシリンダー18を固定
し、該シリンダー内にはそれに沿って変位するピストン
19を設け、該ピストンの前面から前方のカムフオロワ
15c及び16cの間に向けてカム19aを突設する。
ブラクット13とピストン19との間にはピストン復帰
用の圧縮スプリング20を介装する。
シリンダー18の後部に円筒形のバルブケーヌ21を取
付固定し、該ケースの中心に沿って空気圧入路22を刻
設し、該圧入路と交叉しそれを横切る方向に刻設した孔
にプランジャ型操作弁23を配置し、該操作弁とその孔
には何れもその中間部に径の相違する円錐部を設けて、
一方が円錐弁、他方が円錐弁座を形成し、常時は圧縮ス
プリング24の佐用により弁が弁座に圧接させられ、空
気圧入路22は遮断されている。
圧入路遮断時にはシリンダ18内の空気は操作弁内に刻
設した排出路25を経由して外部に放出される。
26は操作弁挿入孔の口にねじ止めされたスプリング座
であって、シリンダ内の空気は該座に刻設した孔25か
ら外部に放出される。
操作弁23の一端23aはスプリング24の作用によっ
て常時外方へ突出しており、該突出端部23a上に手動
操作レバー27の先端が接している。
本発明の作用は次の通りである。
先ず、第1図及び第9図で示すように、結束部11aの
基部にあるリング12と袋詰物体11との間の狭隘な部
分に側方から小切欠部10dをはめ込む。
次いで、操作レバー27を手動にて押圧すると、操作弁
23がスプリング24の力に抗して押し下げられ、弁座
から弁が離脱して圧入路22が連通し、圧縮空気がシリ
ンダー18内に流入してピストン19がスプリング20
の力に抗して前進し、ピストンと一体のカム19aが一
対のカムフオロワ15c及び16cの間に圧入されて該
フオロワを左右に変位させ、一対のフオロワの左右への
変位に伴なって一対の切断刃15及び16の各刃先部1
5b及び16bがスプリング17の力に抗して互に接近
して衝突し(第5図及び第6図参照)、それによって結
束部11aはリング12を含めて袋詰物体11から切り
取られ、大切欠部10cを経て外部へ排出される(第1
図参照)。
図示しない手指の力をゆるめてレバー27の押圧を解除
すると、スプリング24の作用によって操作弁が復帰し
(第2図参照)、弁が弁座に密着して空気圧入路22が
遮断されると同時に排出路25が開通する。
排出路の開湧に伴なってスプリング20の作用によりピ
ストン19が復帰してシリンダー18内の空気が排出路
25を経由して外部へ放出される。
ピストン19の後退と同時にそれと一体のカム19aも
また後退して、一対のカムフオロワ間の圧力が解除され
るので、一対の切断刃15及び16はスプリング17の
作用によって復帰する(第3図及び第4図参照)。
上記の作用が反覆されて結束部11aの切取作業が進行
する。
本発明は、上記の構成及び作用で詳述したように、一対
の切断刃の刃先部15b及び16bを互に平行に接離さ
せ得るので、切断作業時に刃の間から結束部11aが外
方へ逃げることが皆無となり、レバー27の片手操作の
みで確実迅速かつ容易に結束部11aを切除することが
でき、しかも、空圧力により切断を行なうので手指の筋
肉の疲労が少なく、連続作業でも腱掌炎を生ずるおそれ
がなくなった。
更に、本発明装置の先端部に半円筒形のカバー10bが
突出してその円筒内に被覆された状態で一対の切断刃1
5及び16が作動するので、誤って指先を損傷するおそ
れがなくなり作業の安全が保証されるようになった。
また、切断対象部が小切欠部10dにて巧みに捕捉され
た状態で作業が進行するので、吊り下げられた袋詰物体
であっても、その揺動を抑止することができ、片手操作
だけでも充分に確実な作業を遂行し得るようになった。
更に、構造上、本発明装置の先端部に半円筒形カバー1
0bを設け、その円周方向に沿って一対の切断刃15及
び16が動作し得るように構成したので、末端の結束部
ばかりでなく中間の結束部に対しても側方から容易に切
取作業を遂行し得るようになった。
以上の諸効果の綜合により、人件費の大巾な節減と生産
性の著しい向上とを可能ならしめた。
実施例では手動操作型を開示したが、それを遠隔自動操
作に容易に改変し得ること言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の具体的一実施例態様を例示する。 第1図は使用状態の説明を兼ねた外観図、第2図は第1
図の縦断面図、第3図は第2図3−3線に沿った横断平
面図であって、一対の刃の復帰状態を示す。 第4図は第2図4−4線に沿った縦断正面図であって、
一対の刃の復帰状態を示す。 第5図は第3図と同じ横断平面図であって、一対の刃の
作動状態を示す。 第6図は第4図と同じ縦断正面図であって、一対の刃の
作動状態を示す。 第7図は一対の刃とそれらを作動するカム付きピストン
との関係を示す分解斜視図、第8図は案内材を示す斜視
図、第9図は第1図9−9線に沿った縦断正面図である
。 10・・・円筒状の案内材、10a・・・円筒形基部、
10b・・・半円筒形前半部、10c・・・大切欠部、
10d・・・小切欠部、10e・・・補助切断刃、11
・・・袋詰物体、11a・・・結束音氏 12・・・結
束用リング、13・・・ブラケット、13a・・・雌ね
じ孔、14・・・短軸、14a・・・雄ねじ部、15及
び16・・・切断刃、15a及び16a・・・各ボス部
、15b及び16b・・・各刃先部、15c及び16c
・・・カムフオロワ、17・・・圧縮スプリング、18
・・・シリンダー、19・・・ピストン、19a・・・
カム、20・・・圧縮スプリング、21・・・バルブケ
ース、22・・・空気圧入路、23・・・操作弁、23
a・・・外方突出端部、24・・・圧縮スプリング、2
5・・・排出路、26・・・スプリング座、27・・・
手動操作レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円周方向に沿って互に平行に接離し得る一対の切断
    刃と、該刃の案内とカバー及び被切断物の捕捉とを兼ね
    た円筒状の案内材と、前記刃の操作手段とから成り、 前記案内材は、円筒形基部から前方へ突出した半円筒部
    によって形成される切屑排出用の大切欠部と、該半円筒
    部の先端中央から後方へ刻設した結束部捕捉用の小切欠
    部とから成り、 前記一対の刃は、前記円筒形基部の中心に沿って設けた
    軸に回転自在に支持された各ボス部と、該各ボス部から
    それぞれ前方へ突出し前記半円筒部の内面に沿って揺動
    し更に前記小切欠部の間隙内においてかつ該間隙に沿っ
    て平行に当接する各刃先部と、該各刃先部の刃の線と互
    に関連する位相で前記各ボス部からそれぞれ後方へ突出
    した各カムフオロワとから成リ、 前記一対の刃の操作手段は、往復変位材の前面から前方
    へ突出し前記一対のカムフオロワの間に侵入して該各カ
    ムフオロワを左右に開放変位させるカムと、前記一対の
    刃先部の間を左右に開放変位させる復帰手段と、前記往
    復変位材を変位させる駆動手段とから成り、 袋結束部の側方位置からそれを横切る姿勢で結束部の切
    取を可能ならしめることを特徴とする袋結束部切取装置
    。 2 駆動手段として、シリンダとそれに沿って往復変位
    するピヌトンと空気圧力とを使用し、シリンダ内への空
    気の圧入路を横切る方向にプランジャ型操作弁を設置し
    、該操作弁を一方向に付勢することにより前記圧入路の
    遮断と排出路の開通とが生じ更に該付勢手段に抗して前
    記操作弁の外方突出端部を操作レバーにて押圧すること
    により前記圧入路の開通と排出路の遮断とが生じるよう
    に空気流通経路を配置したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の装置。
JP13561480A 1980-09-29 1980-09-29 袋結束部切取装置 Expired JPS5813196B2 (ja)

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JP13561480A JPS5813196B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 袋結束部切取装置

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Publication Number Publication Date
JPS5759579A JPS5759579A (en) 1982-04-09
JPS5813196B2 true JPS5813196B2 (ja) 1983-03-12

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ID=15155918

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JP13561480A Expired JPS5813196B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 袋結束部切取装置

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