JPS5813181Y2 - 高速応答弁 - Google Patents

高速応答弁

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JPS5813181Y2
JPS5813181Y2 JP1979002995U JP299579U JPS5813181Y2 JP S5813181 Y2 JPS5813181 Y2 JP S5813181Y2 JP 1979002995 U JP1979002995 U JP 1979002995U JP 299579 U JP299579 U JP 299579U JP S5813181 Y2 JPS5813181 Y2 JP S5813181Y2
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JP
Japan
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main valve
valve
main
pilot
hole
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Application number
JP1979002995U
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English (en)
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JPS55110878U (ja
Inventor
秀夫 寺越
Original Assignee
株式会社不二越
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパイロット圧で作動する大流量ポペット弁の応
答性の改良に関する。
例えば第1図で示すような従来のパイロット圧で作動す
る大流量ポペット弁においては、ポペット形主弁6はパ
イロット室10に連通ずるパイロット切換弁3を切換え
て、パイロット油圧源1とタンク2をパイロット室10
と選択的に連通させることにより主弁6を上昇または下
降させ、これにより二個のメインポート8,9相互間を
連通または締め切ることにより開閉するようされている
かかる大流量ポペット弁が2個または4個組み合わされ
てスプール式切換弁の代りに大容量切換弁として使用さ
れるときは、パイロット切換弁3の外に図示しない圧力
制御弁および流量制御弁が追加されて主弁6の開閉速度
および開閉圧力も同時に制御されることが知られている
かかる場合において、第1図のパイロット切換弁3の容
量は主弁6の径と主弁6の速度の積で決められる。
それ故に主弁6の切換流量及び切換変度のいずれかを大
きくする時は必然的にパイロット切換弁3などのパイロ
ット系の缶出装置を大容量化、大口径化しなげればなら
なかった。
本考案はかかる従来品の欠点を除去するものであって、
パイロット系の制御装置を大容量化、大口径化すること
なく、主弁の大容量高速切換などの制御を可能にするよ
う主弁自体にパイロット系の圧油を主弁のあるストロー
ク分だけ急速にタンクに逃がす連通路を設げ、それによ
り前記ストローク分だげ主弁を早く開(ようにし、大容
量ポペット形主体の高速応答を可能にしたものである。
以下本考案の実施例につき図面に基づいて説明すると、
第2図において、高速応答弁は本体γと、本体7に穿設
された孔13に軸方向に摺動可能にポペット形主弁6が
嵌合されている。
主弁6は二個のメインポート8,9の相互間を連通また
は締め切ることにより開閉するようされている。
主弁6の背後側の主弁受面圧14と孔13とによりパイ
ロット室10が形成され、パイロット室10内にはスプ
リング5が内蔵されて主弁6を閉じる側に付勢している
メインポート8,9と連通するメイン回路とは別に、パ
イロット室10はパイロット油圧回路に連通されており
、パイロット切換弁3を切換えて、パイロット油圧源1
とタンク2とをパイロット室10と選択的に連通させる
ことにより、主弁6を上昇または下降させて、二個のメ
インポート8,9相互間の開閉を行うようされている。
さらにドレン通路11が一端な主弁6と孔13との本体
7側の摺動面に開口させ、他端をタンクとの連通路15
に連通させて設けられている。
ざらに主弁6には好ましくは複数個の連通路12が設け
られており、連通路12の一端は孔13と主弁6との摺
接面に開口し、他端はパイロット室10に開口する。
連通路12とドレン通路11とは主弁6の軸方向に一定
距離S□だけずらされており、主弁6が第2図で示す全
閉位置より開く方向に一定距離S1だげ軸方向に移動し
たあとで主弁のあるストローク分だげ連通路12とドレ
ン通路11とが連通ずるようされている。
このため孔13内側面にドレーン通路11と軸方向に平
行かつ連通ずる環状みぞが設けられており、同様に主弁
6外周にも連通路12と軸方向に平行かつ連通する環状
みぞが設げられている。
次に作動状態について説明すると、第2図は主弁6が全
閉された位置にあり、ポート8とポート9とは主弁6に
より締め切られており、油圧源1のパイロット圧力はパ
イロット切換弁3を介してパイロット室10に作用し、
受圧面14を押している。
いまパイロット切換弁3が第3図の位置に切換えられる
と、パイ伺ット室10はタンク2と連通し、ポート8ま
たはポート9の圧力を主弁6は受けて上昇し、パイロッ
ト室10の圧油はパイロット切換弁3を介して微少量だ
けはじめにタンク2へ流出してゆき主弁6はゆっくり上
昇する。
第2図の位置から一定距離S□だげ上昇すると、連通路
12とドレン通路11とは連通ずるので、パイロット室
10の圧油はドレン回路15に大量に流出するので、主
弁6は急上昇しポート9とポート8とは急速に開かれ連
通ずる状態となる。
即ち図示の弁装置は少量のパイロット系で極めて急速な
主弁6の切換えが可能となった。
連通路12とドレン通路11の断面積を十分大きくとれ
ば、主弁6の切換流量が大きく、または切換速度が早く
てもパイロット切換弁3などのパイロット系の制御装置
を大容量化、大口径化する必要がなくなった。
なお、第2図の実施例では主弁6が更に上昇すると、連
通路12とドレン通路11とが連通しなくなり、第3図
で82で示す距離だけは主弁6はゆっくり上昇する。
このことは第3図の上死点に達した位置から、ポート9
または8の圧力がなくなり、スプリング5の付勢力によ
り第2図の位置に主弁6が戻るとき、パイロット圧で付
勢して早戻しすることができるようにしたものである。
しかし連通路12とドレン通路11とを第3図の位置で
も連通可能とじうろことは勿論である。
なお第4図はパイロット圧油流出流量と主弁60ストロ
ークSとの関係を示す線図で、qlは弁3を介してタン
クへ流出する流量で、q2はドレン通路11から流出す
る流量を示す。
また第5図は主弁60ストロークSと主弁6の作動時間
トノ関係線図で、画線図は共に第2図、第3図に示す実
施例に関する。
以上では本考案をポペット弁を主弁とするものについて
説明したが、また連通路12は放射状の孔であるが、パ
イロット室10とドレン通路11と連通可能にする他の
形状の孔または主弁6外周に設けたみぞまたは小径部で
もよく、同様に連通路12は孔13内周に設けられたみ
ぞまたは大径部でもよいことは明らかである。
さらにパイロット圧制御力法として切換弁3による方向
制御について説明したが、パイロット圧を一定にしてそ
の圧にポート9,8のいづれかが達すると主弁6が上昇
するような圧力制御などの他の場合にも使用出来ること
はいうまでもない。
上記したように本考案では連通路12とドレン通路11
とを設けたので、パイロット系の制御装置を大容量化、
大口径化することなく、主弁の大容量高速切換えなどの
制御を可能にした。
このため極めて安価で、応答性の悪化のおそれがなく、
維持コストの安い高速応答弁を提供するものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弁装置の断面構造図、第2図。 第3図は本考案の実施例の断面図、第4図は第2図、第
3図の実施例の主弁のストロークとパイロット圧油流出
流量との関係線図、第5図は同じ実施例の主弁のストロ
ークと作動時間との関係線図である。 5・・・・・・スプリング、6・・・・・・主弁、I・
・・・・・本体、10・・・・・・パイロット室、11
・・・・・・ドレン通路、12・・・・・・連通路、1
3・・・・・・孔、14・・・・・・受圧面、15・・
・・・・ドレン回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、本体に穿設された孔に軸方向に摺動可能に嵌合
    されかつ本体に設けられた二個のメインホード相互間を
    開閉するようされたポペット弁形主弁と、主弁の背後側
    の主弁受圧面と孔とで形成するパイロット室と、パイロ
    ット室内に内装され主弁を閉じる側に付勢するスプリン
    グと、パイロット室に連通ずるパイロット油圧回路と、
    を有する弁装置において、前記主弁と前記孔との本体側
    摺動面に一端が開口し他端はタンクと連通ずるドレン通
    路と、前記パイロット室に一端が開口し他端は前記孔と
    の摺動面に開口する前記主弁に設けられた連通路と、を
    有し、前記連通路と前記ドレン通路とは主弁の軸方向に
    一定距離S1だげ離隔されており、前記主弁がその全閉
    位置より開く方向に前記一定距離S0だげ軸方向に移動
    したあとで主弁のあるストローク分だけ前記連通路と前
    記ドレン通路とが連通ずるようされており、それにより
    前記ストローク分だげ主弁を早く開くようにしたことを
    特徴とする高速応答弁。
JP1979002995U 1979-01-17 1979-01-17 高速応答弁 Expired JPS5813181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979002995U JPS5813181Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 高速応答弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979002995U JPS5813181Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 高速応答弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55110878U JPS55110878U (ja) 1980-08-04
JPS5813181Y2 true JPS5813181Y2 (ja) 1983-03-14

Family

ID=28806568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979002995U Expired JPS5813181Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 高速応答弁

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JP (1) JPS5813181Y2 (ja)

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HYDRAULICS ANDPNEUMATICS=1971 *
MACHINE DESIGN=1975 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55110878U (ja) 1980-08-04

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