JPS58127667A - 墜落者用緩衝装置 - Google Patents

墜落者用緩衝装置

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JPS58127667A
JPS58127667A JP907582A JP907582A JPS58127667A JP S58127667 A JPS58127667 A JP S58127667A JP 907582 A JP907582 A JP 907582A JP 907582 A JP907582 A JP 907582A JP S58127667 A JPS58127667 A JP S58127667A
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JP
Japan
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lobe
braking
brake
rope
climber
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JP907582A
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English (en)
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石岡 繁雄
山中 保一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的の一つは、ザイルを使用する登山者とか命
縄を所持する高所作業者が、万一墜落したときに発生す
る衝撃力を緩和して、安全(1) を高めるためのものであり日本特許第938705号の
改良である。さらに次の目的をもつ。高層建物とか高架
道路等で火災などの事故が発生しロー”を使って脱出下
降するとき、公知の装置では一定速度で下降しているが
、下降の当初ある距離をいつきにとびおり、落下衝撃を
自動的に、緩和しつつ停止IJj その後速度調節をな
しつつ下降することが有利な場合もある。本発明にもと
すく装置はそのような目的に使用される。次にまず登山
者の場合について説明する。
複数の登山者がザイルを結びあって登山しているとき、
トップの登山者が墜落すればザイルには衝撃力が作用し
、このためバーケンがぬけるなど事故につながる。この
衝撃力は、ザイルに、上部支点の支持力よりもやや小さ
い制動力を加えつつ、適当な長さを伸ばしてやることに
よって緩和できる。上部支点の種類は多くまたそれらの
支持力の大きさは2例えばバーケンの脱落強度にも相当
す[1]があるように、かなりの差かある。従ってザイ
ルに加えるべき制動力は(2〕 女史の支持力にあわせて調節できることか必要である。
また伸ばすべきザイル又はそのザイルと結合し定ローブ
は、墜落者自身が所持することが必要である。もしそう
でなくて後続の確保者がザイルを伸ばす場合には、ザイ
ルが岩の隙間に喰いこんで動かなくなる場合等があるか
らである。
本発明の一実施例を第1図ないし第6図にもとすいて説
明する。1は墜落する登山者、2は登山者が装着する腰
バンド、3はJの登山者と後続の登山者とを結ぶザイル
、4は本発明になる登山用緩衝装置で腰バンドに結合す
る。登山用緩衝装置は第2図に示すごとくロープ制動器
5、制動用ロー16およびそれらを収納する収納袋7と
からなる。ローブ制動器5は、第8図と第44図でハウ
ジング8.ハウジングと一体をなすロープ屈曲支点9,
10および11.ハウジングに螺合しかつ制動用ロー1
6を屈曲させる初期過大負荷防11−ネジ12.ハウジ
ングに回転自在に装着されたカム1111+13 、 
 カム+1ill+にネジ14・によって固着したカム
15〆λウジングに揺動自在に装着したばね軸](i、
ばねiq1+に固着し定板ばね■7およびハウジングに
穿たれた連結孔]8から構成されている。ローブ制動器
5と制動用ロープ6とは第3図のように係合している。
板バネ17は制動用ローブに接触しているので、カムが
回転することにより制動用ローブに加わる用力が調節さ
れる。第4・図でカム軸13のりち19の部分は断面が
正方形となっておりかつカム軸は鍔加を固着している。
次にカム軸には目もつ盤21が緩装されかつ目もつ盤と
鍔の間に圧縮はね22が装置されている。目もつ盤のり
ち25の部分の内縁は正方形をなしカム軸の外縁の正方
形の部分19と嵌合している。従ってカム軸と目もつ盤
とは回転方向VC一対しては一体に動作するが2日もり
盤は第4図に向って左右の方向に3ミリはど往復運動が
可能である。また目もつ盤には孔23が円周上等間隔に
6個穿たれている。ハウジングには突起24・が設けら
れ突起は目もつ盤の孔23に嵌合する。従って第4・図
の状態では目もつ盤は回転しないが登111者が目もつ
盤をつまみ、第4図に向って右方に3ミリはど引っばり
突起24と穴23との嵌合をはずせば目もつ盤従ってカ
ム軸を回転させることができる。[1もり盤には等+7
t]隔に1ないし6の文字−が刻まれている。従ってこ
の機構により登111者は目もり盤の文字にあわせで錠
止する。ローブ制動器5を連結孔18で固定し制動用ロ
ーブを26の方向に動かすときの制動用ローブの張力は
、目もつ盤の文字が1のとき約50に9. 2から6ま
でのときそれぞれ100に9.15淳2゜200に9.
250に7.350Kg、となしである。登山中登11
1考は、支点の支持力を判断1〜目もり盤を回転させて
制動用ローブへの制動力を調節する。次に登山者が本装
置を装着する順序を第2図にもとすいて記す。まず収納
袋7fC固着したひもによって収納袋を腰バンド2に結
合する。収納袋はホック27の部分で聞【」シているの
で、ホックをはずし制動用ローブを端から順序よくねじ
れない(5) ように収納袋に収める。制動用ローブの末端には結び回
路を作っておく。制動用ローブの他の端をローブ制動器
に、第8図の29から入れて26へ出し、第2図のよう
にザイル8と結合させる。
ローブ制動器を収納袋に収め連結孔と目もり盤を収納袋
の外に出しホックをはめる。また連結孔18と腰バンド
をカラビナ関で結合する。
次に本装置の特徴である初期過大負荷防止ネジ121c
ついて第5図と第6図にもとすいテ記ス。
一般にローブ制動器にあってはロープに衝撃力が作用す
る瞬間に大きな制動力が発生する場合が多い(第5図の
矢印)。この原因は静止摩擦と運動摩擦の差等による。
このときの制動力を初期過大負荷とよべば、初期過大負
荷防止ネジはそれを除く効果をもつ。第3図で制動用ロ
ーブ6は初期過大負荷防止ネジ12で屈曲しているので
、制動用ロー1が26の方向へ引き出されるとき初期過
大負荷防止ネジは回転し、ハウジングとの螺合のため第
6図に向って右方に動きやがて突起31が、ハウジング
に固着したストッパ(6) −:32に衝突し初期過大負荷防11−ネジの回転はと
まる。実験によればこの装置により初期過大負荷はほと
んど除去される。なお初期過大負荷防1トネジが第6図
に向って右方に動いた状態から第6図の状態に戻すには
、つまみ:3:3を回せばよい。
次に本装置の他の特徴を記す。本装置は使用目的から制
動用ローブ制動器、えるべき制動力は。
最低制動力がほぼ5(I Kq 、最高制動力はほぼ8
5(lK9であることが必要である。また通常の人の指
の力で第:3図の[1もり盤21を回転できなくてはな
らない。すなわち板バネ17が制動用ローブを圧する力
には制限がある。またローブ屈曲支点を多数設けてロー
ブの屈曲を増すときには、最大制動力は大きくなるが最
小制動力も大きくなって必要な力を超過する。本発明で
は互いに逆方向に動く複数個のローブを(本装置では2
個)接触させ、かつ複数個のローブの接触箇所を同時に
加圧することによってこの目的を達成している。
(7) さらに他の特徴を記す。ローブを屈曲させて制動する方
式では、ローブにねじれを発生させることが多い。ロー
ブがねじれるときには制動用ローブはローブ制動器の入
口第8図の29でキング(巻きこぶが出来ること〕する
結果となり制動用ローブの動きは停止する。本装置では
制動用ローブはローブ制動器の中で蛇行状に屈曲してい
るので、ローブ自身にねじれの原因がない限りローブの
ねじれは発生しない。また本装置のローブ屈曲の方法は
平面板に対し平面板と直角に配設されたロープ屈曲支点
によって行っている。このためたとえば金属板に孔又は
溝を穿ってそれにローブを挿通させる方法に比し。
レープとの接触角/ローブが右回りから左回りへ又は左
回りから右回りへと屈曲方向を変更する回匈の値を大き
く出来る。またローブが屈曲するときの曲率半径を大き
くできる。このため最小s’Htl動力と最大制動力と
の「11が拡大する。
次に本装置には墜落時の緩衝効果のほかに次の効果があ
る。登111者が墜落し収納袋の中の制(8) 動用ローブが繰り出されやがて登山者が空中に停止した
とき、収納袋の中の制動用ローブに残余がありかつ登山
者が停止トした地点よりやや下方に足場があるという場
合、登111者は目もつ盤を制動力の小さい方に回転さ
せることによって足場に立つことができる。
第7図は、初期過大負荷防1トネジの変形を示す。第(
1図との相異は鍔86を有することである。
初期過大負荷防止ネジ37の回転によって鍔は制動用ロ
ーブ:38を圧縮し、初期過大負荷防止効果を高める。
次に高層建物とか高架道路から脱出する装置について第
8図と第9図にもとすいて説明する。
第8図の装置との相異を記す。脱出用の場合。
制動用ローブの−L部の女臭は」−分な強さを有するの
で登111用のように予め制動力を調節する必要はない
。また脱出者かとびおりたとき自動的に衝撃緩和しつつ
停止し、その後脱出者は速度調節用把手を動かし速度調
節しつつ下降するが。
脱出者が速度調節用把手から手を離したときに(9) は下降が停止することが安全のために必要である。第8
図と第9図に示す装置箇はそのようlcなしである。3
9は初期過大負荷防止ねじて第3図と同様である。4.
0は板ばねで一端はハウジング4・1に固着し他端は制
動用ローブ42を強く加圧する。このとき制動用ローブ
の制動力は250 Kgはどになしである。・13は速
度調節軸でハウジングに勾し揺動自在に装置i′J:さ
れている。速度調節軸には弾性加圧子44・と速度調節
用把手4,5が固着する。
脱出者が当初いつきにとびおり、いったん停止した後7
手で速度調節用把手を押せば1弾性加圧子は板ばねを押
し制動用ローブへの圧力は減少し脱出者は下降をはじめ
る。脱出者が速度調節用把手から手を離せば制動用ロー
ブへの圧力が増し脱出者の下降は停止する。46はハウ
ジングに固着した握り棒で脱出者が当初いつきに飛び下
りるとき握り棒を両手で握りローブ制動器を。
肩より高くあげてとびおりるときは精神的安定感かえら
れる。
次に高所作業用の装置について記す。第8図(10) の装置において、速度調節用把手45の形状を第4図の
目もり盤21のごとく円形となしかつ握り棒拐を除いた
ものが高所作業用の装置である。
なお高所作業者が万一墜落すれば衝撃力を緩和して停止
するが、停止した位置から下降する必要がない場合には
(仲間の者に引きあげてもらうなど)第8図の装置で速
度調節軸4・32弾性加圧子甘せよび板ばね40を除く
。そして制動用ローブ42の48の点に一定の圧力が加
わるようにする。第10図にそれを示す。個はハウジン
グに揺動自在に装置された加圧子である。作業者が墜落
したとき制動用ローブにほぼ250 K9の荷重が加わ
るようにする。なお制動用ローブをローブ制動器からは
ずす場合又は装着する場合には、加圧子を矢印方向IC
180度回i〜、加圧子と制動用ローブとの間隔を大き
くする。
【図面の簡単な説明】
第1図は登山者が本発明になる装置を装着した図で、登
山者1と本装置4とザイル3との関係を示す。第2図は
本装置が登山者の腰バンドに結合する状況と9本装置を
構成するローブ制動型5.制動用ロー16および収納袋
7の関係を示す。第3図と第4図は本発明になるローブ
制動器5の構成を示すもので第8図は第4図をA−Aで
切断した縦断面図で、第4図は第8図をT3−Bで切断
した断面図、第5図のグラフの縦軸は登山者が墜落して
制動用ローブがくり出されるときの制動用ローブの張力
、横軸は時間を示す。第6図は本発明の一部をなす初期
過大負荷防止ネジの構成を示すための断面図、第7図は
第6図の初期過大負荷防止ネジの変形を示すための断面
図、第8図と第9図は、第8図の装置を変形した装置の
構成を示すもので、第8図は第9図をC−Cで切断した
縦断面図で、第9図は第8図をD−1)で切断した断面
図、第10図は第8図の変形部分を説明するための図。 ■・・・・ 登山者     2・・・・・・腰バンド
8・・・・・ザイル     手・・・・・・登山用緩
衝装置5・・・・・・ローブ制動器  6・・・・・・
制動用ローブ7・・・・・収納袋     8・・・・
・/’%ウジング9〜11・・・ローブ屈曲支点 12
・・・・・・初期過大負荷防止A13・・・・・カム軸
     15・・・・・・カム16  ・・・ばね軸
    17・・・・・・板ばね18・・・・・・連結
孔     20・・・・・・鍔21・・・・・目もつ
盤    22・・・・・圧縮ばね27・・ ・・ホッ
ク     28・・・・・・結び目80・・・・・・
カラビナ    88・・・・・つまみ86・・・・・
鍔       87・・・・・・初期過大負荷防II
: 牙40・・・・・板ばね    招・・・・・速度
調節軸4.4.・・・・弾性加圧子  45・・・・・
・速度調節用把手46・・・・・・握り棒    49
・・・・・・加圧子(1B) −39ε

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制動用ローブと、墜落者に結合しかつ前記制動用ローブ
    を制動するローブ制動器とからなる墜落者用緩衝装置に
    おいて、前記ローブ制動器は平板上に配設されかつ前記
    制動用ロープに屈曲を与えるローブ屈曲支点と、前記制
    動用ローブの走行によって微少時間回転する初期匹大負
    荷防止ネジを有しまた前記制動用ローブかこのローブ制
    動器の中で1.80度屈曲することにより互に逆方向に
    動くローブの部分を同時に加圧する手段を有しかつ前記
    制動用ロープは動作前その大部分が収納袋に収納されて
    墜落者に装着されていることを特徴とする墜落者用緩衝
    装置
JP907582A 1982-01-22 1982-01-22 墜落者用緩衝装置 Pending JPS58127667A (ja)

Priority Applications (1)

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JP907582A JPS58127667A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 墜落者用緩衝装置

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JP907582A JPS58127667A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 墜落者用緩衝装置

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JPS58127667A true JPS58127667A (ja) 1983-07-29

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ID=11710486

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JP907582A Pending JPS58127667A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 墜落者用緩衝装置

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JP (1) JPS58127667A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030335A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Prop Co., Ltd. 衝撃吸収装置及びこれを用いた安全帯用ロープ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030335A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Prop Co., Ltd. 衝撃吸収装置及びこれを用いた安全帯用ロープ

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