JPS5812676A - 電気機器ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気機器ケースに関し、合成樹脂より成るケー
ス本体（１）内に金属板（２）を埋設すると共に金属板
（２）の外面側にてケース本体（１１内に空気層（３）
を形成して成ることを特徴とする電気機器ケースに係る
ものである。

近ごろ電気かみそりのような小物家電商品の小型、薄型
化が図られているが、高密度実装された制御回路や充電
器等の電子回路や七−夕等の内部発熱によって、個々の
電子部品の信頼性が低下したクケースの温度上昇のため
ユーザーに不安感を与えるという問題が多発している。

そのため、製品の放熱を良くする必要があり、従来から
種々試みられていた。

第１図乃至第３図は従来の電気かみそりのケースを示し
ているもので、半割体ｔ２４１６！ｔｉｔを組合せて構
成したケース本体ｆｔ）内には電子回路（２１）や七−
タ（Ｉ２）や駆動子＠四が収納されている。この従来例
では半割体（２４の内面にアＩ１７ミニウムのような金
属板（２）を載置することで放熱効果を高め、金属板（
２）と電子回路＠９との間にづレスポードのような絶縁
板−を挾み込んでいた。しかし乍ら、上記従来例にあっ
ては、第３図のようにケース本体＋１１内面には電子回
路Ｈの電子部品や亡−タ（＋匂や電池やスイッチ等を固
定するためのリプ（２）等が突出してあり、金属板（２
）や絶縁板（イ）にはこれらのリプ（２）を透けるため
の切欠−を設ける必要があって、放熱面積が小さくなり
熱の放熱が悪いという欠点があった。一方、ケース本体
（１）内面に金属板（２）や絶縁板（３）を枢設するに
は接着剤を用いて貼着するが、形状の複雑な金属板（２
）や絶縁板（イ）を全面に亘って完全接着することかで
きず、各製品によって放熱作用にばらつきが生じるとい
う欠点があった。

さらに、第４図は別の従来例を示したもので、ケース本
体（１）内に透孔（Ｉ荀を有する金属板（２）を埋設す
ることにより、金属板（２）で均一に放熱を行うと共に
、金属板（２）の透孔（１５）で強固に金属板（２）を
ケース本体（１）Ｋ結１合したものである。このように
すると、上記絶縁板（５）等に切欠−を設ける必要もな
く、また各製品の放熱作用によるばらつきを抑えること
ができるという利点は有するが、電子回路＠１１等によ
って金属板（２）が局所的に加熱されるととＫなってケ
ース本体０）が部分的に加熱され、その結果ケース本体
（１）を持った手が熱くなって電気機器を取扱いにくい
という欠点があった。

本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、ケー
ス本体内の電子回路等の熱を金属板で放熱すると共に均
一に放熱することができる電気機器ケースを提供するこ
とを目的とするものである本発明を薄型の電気かみそり
に用いた実施例に基づき詳述する。すなわち、ケース本
体＋１１は、第５図および第６図に示すように、１ｔ１
後の半割体（財）−およびＵ字状枠翰とで上面に長方形
状の刃受台（４）を有する薄箱状に形成され、内部には
第６図に示すように℃−タ（Ｉ匂、電池（７）、電子回
路＠１）や充電部（８）が収容しである。各半割体Ｈ（
２［ｆｔは合成樹脂にて矩形状の面板の周縁より周壁（
財）が延出する形状に成形され、たがいの周壁−を突き
合せ、上部をビス（ハ）にて結合した両生割休（財）＠
均をＵ字状枠翰に嵌め込んでケース本体１１）が形成さ
れるものである。℃−タＱ＠はその出力軸−をケース本
体（１）上面に形成される刃受台（２）中央の窓口２内
に臨ませてケース本体（Ｓ）内の上部中央に配置され、
℃−タθ匂の両側に収容された電池（７）にて駆動され
る。出力軸（財）には偏心カム關が取着され、偏心カム
端上に突出する偏心軸（財）が両端を刃受台（２）に固
定して左右方向に揺動自在となった駆動子−に連結され
、駆動子−に連結する内刃ブロックを刃受台（４）上で
往復動させるものである。内刃ブロックは基台上に多数
の内刃を並設して構成され、刃受台（４）の窓＠埴より
突出する連結軸−に結合されるものであって、窓ノ喝は
防塵板（４幻にて連結軸−のまわりを囲むようにして塞
がれ、刃受台（４）上に溜る髭屑がケース本体Ｔ１＞内
に入るのを防いでいる。外刃フレーム（６）はケース本
体（１）の上端へ着脱自在に取着されるものであって、
刃受台（４）の両側より外方へ突出するばね付勢された
０ツクビニ、＋（ハ）（４４の先端が外刃フレーム（５
）の両側壁ｔｅｌ　１８１内面に設けた凹所（９）に嵌
入することによりケース本体（１）に保持されるもので
あり、外刃フレーム（６）の上部に薄板状の外刃（Ｉｆ
）がかまぼこ型に湾曲された状態で取着され、外刃（１
りの内面に沿って内刃が摺動して外刃（１Ｋ）の髭導入
孔で捉えた髭を切断するわけである。

ケース本体（１）内の後部には第７図に示すように配線
基板（Ｉｍ１に配置された電子回路＠υや充電部（８）
等が収納してあり、ケース本体＋１）の後部の内面には
、電気絶縁性に優れた絶縁層端が全面に亘りて形成しで
ある。絶縁層Ｑ碑の外側にてケース本体＋１）内には複
数の透孔（Ｉｎを有するアル三ニウムや鋼のような熱伝
導材料より成る金属板（２）が埋設しである。第８図に
示すようにこの金属板（２）の透孔０荀には絶縁層ａ功
の一部が入り込んであり、金属板（２）と絶縁層（ｌ＠
とを強く接合しである。絶縁層（Ｉｎとケース本体（１
）の表藺層翰との間には金属板（２）の外面側にて空気
層＋Ｂ）が金属板（２）の全面に亘って形成しである。

この空気層（３）を形成するにあたっては、次のように
して行うものである。まず、第９図に示すように絶縁層
Ｑｌに金属板（２）をイシサート成形してブロック部品
−を作製し、次いで内面に凹部（ｌ？）が形成されたケ
ース本体（１）の四部（１７）にブロック部品（１１を
８１０図のように嵌め込んで物理的あるいは化学的に接
合固定し、ブロック部品−とケース本体（１）の表面層
−との闇に空気層（８）を形成するものである。

しかして、電子回路を構成している電子部品から発せら
れた熱は、ケース本体＋１）内壁の絶縁層−を経て金属
板（２）に伝わるととくなるが、金属板（２）の外面１
！ｌＫ空気層（３）を形成することにより金属板（２）
の熱が空気層（３）で断熱されて直接ケース本体（１）
の表面層−に伝わることがないものであり、金属板（２
）により暖められた空気層（３）内の空気は空気層（３
）内で拡散されてケース本体（１）の表面層（社）に均
一に放熱することができるものである。

上記のように本発明は、ケース本体内に金属板を埋設し
ているから、ケース本体の組立てと同時に金属板を装着
することができて放熱用金属板の組込みが簡単となり、
従来のように放熱面積がリプのために小さくなることが
なくて放熱効果を大きくすることができ、電子回路や七
−夕等の内部発熱によって個々の電子部品の信頼性が低
下したり１−ザーに不安感を与えるようなことがないも
のであり、しかも複雑な形状の金属板や絶縁板を接着す
る必要がなくて放熱効果が均一となり、製品による放熱
のばらつきがなくなるものである。

さらに加えて金属板の外面側にてケース本体内に空気層
を形成したので、加熱された金属板の熱を空気層で断熱
すると共に空気層内の空気で熱を拡散してケース本体の
表面に熱を均一に放熱することができ、従来の如く局所
的に金属板が加熱されてその部分のケース本体の表面が
非常に熱くなるといりことがなく、内部の電子部品の温
度を下げると同時にケース本体の表面の温度を均一に下
げることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　（ｂ）はかみそりの正面図と側面図、第
２図（ａ）　（ｂ）は従来例の正断面図と側断面図、第
３図は同上の分解斜視図、第４図（ａ）　（ｂ）は別の
従来例の正断面図と側断面図、第５図は本発明一実施例
の分解斜視図、第６図は同上の拡大せる破断正面図、第
７図は同上の正断面図、ｗＪｓ図は同上の要部断面図、
第９図及び第１０図は同上の空気層の製造工程を示す断
面図と一部切欠断面図である。 ＋１）はケース本体、（２）は金属板、（３）は空気層
である。 代理人　弁理士　　石　１）長　上 第１図 （Ｏ）　　　　　　　　　　（ｂ） １ ｊｌ！２図 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）合成樹脂より成るケース本体内に金属板を埋設す
   ると共に金属板の外面側にてケース本体内に空気層を形
   成して成ることを特徴とする電気機器ケース。