JPS58121903A - スライドファスナー連続チェーン - Google Patents
スライドファスナー連続チェーンInfo
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- JPS58121903A JPS58121903A JP400982A JP400982A JPS58121903A JP S58121903 A JPS58121903 A JP S58121903A JP 400982 A JP400982 A JP 400982A JP 400982 A JP400982 A JP 400982A JP S58121903 A JPS58121903 A JP S58121903A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の第一の目的は、化学繊維製あるいは天然繊維と
化学繊維との混紡繊維から成るスライドファスナースト
リンガ−テープに合成樹脂製あるいは金属製の噛合せエ
レメントを縫着、植付けなどによって止着した一対のス
ライドファスナース） ＩＪンガー（以下単にストリン
ガ−と略称する）を噛合せたスライドファスナ一連続チ
ェーン（以下単に連続チェーンと略称する）を縫製など
の二次加工の際に加工担当者が特別な器具例えばハサミ
、裁断カッターなどを使用することなく素手で所定の分
離部をちぎることによシ容易に分離し使用し得ると共に
、連続チェーンの生産過程や運搬、販売のための包装な
どの過程では取扱中にちぎれて連続チェーンの製品価値
を損なった９、製造中の生産能率の低下を招くことのな
い適度の強度を持つ連続チェーンの分離部を得ることに
あシ、この目的達成のために本発明では、連続チェーン
の分離部に電熱エツジ、電熱ロールなどの溶融・焼切り
装置、超音波合成樹脂溶融装置、機械的打抜き装置など
を用いて連、続チェーンの長手方向に直交してチェーン
のエレメント部あるいはスペース部にほつれ防止のフィ
ルムを固着した部分に単列の長い分離孔、チェーンのテ
ープ部に複数列の分離孔から成る分離部を設置した構成
を特徴とする。
化学繊維との混紡繊維から成るスライドファスナースト
リンガ−テープに合成樹脂製あるいは金属製の噛合せエ
レメントを縫着、植付けなどによって止着した一対のス
ライドファスナース） ＩＪンガー（以下単にストリン
ガ−と略称する）を噛合せたスライドファスナ一連続チ
ェーン（以下単に連続チェーンと略称する）を縫製など
の二次加工の際に加工担当者が特別な器具例えばハサミ
、裁断カッターなどを使用することなく素手で所定の分
離部をちぎることによシ容易に分離し使用し得ると共に
、連続チェーンの生産過程や運搬、販売のための包装な
どの過程では取扱中にちぎれて連続チェーンの製品価値
を損なった９、製造中の生産能率の低下を招くことのな
い適度の強度を持つ連続チェーンの分離部を得ることに
あシ、この目的達成のために本発明では、連続チェーン
の分離部に電熱エツジ、電熱ロールなどの溶融・焼切り
装置、超音波合成樹脂溶融装置、機械的打抜き装置など
を用いて連、続チェーンの長手方向に直交してチェーン
のエレメント部あるいはスペース部にほつれ防止のフィ
ルムを固着した部分に単列の長い分離孔、チェーンのテ
ープ部に複数列の分離孔から成る分離部を設置した構成
を特徴とする。
次に本発明の第二の目的は、上記第一の目的を達すると
共にちぎり操作を行なう際織成あるいは編成された連続
チェーンテープが分離部において一部の糸が手際よく切
断されないために生ずるいわゆる糸びき現象の起らない
ように上記第一の目的達成のために設ける分離部の設置
に際し連続チェーンテープの組織の関係を充分考慮し、
糸引き現象防止のため連続チェー／テープに形成する分
離孔を連続チェーンテープの組織中の経糸のすべてを包
含するように配置することを特徴とする。
共にちぎり操作を行なう際織成あるいは編成された連続
チェーンテープが分離部において一部の糸が手際よく切
断されないために生ずるいわゆる糸びき現象の起らない
ように上記第一の目的達成のために設ける分離部の設置
に際し連続チェーンテープの組織の関係を充分考慮し、
糸引き現象防止のため連続チェー／テープに形成する分
離孔を連続チェーンテープの組織中の経糸のすべてを包
含するように配置することを特徴とする。
以下本発明の実施例について明細書に添付した図面を参
照して説明するが、図示の実施例は本発明の実施態様の
数例であって１本明細書の特許請求の範囲に本発明の必
須の構成要件として列記した技術的思想を有するものが
すべて本発明の技術的範囲に属することはたとえその実
施態様に本明細書記載のものと差違があってもいうまで
もない。
照して説明するが、図示の実施例は本発明の実施態様の
数例であって１本明細書の特許請求の範囲に本発明の必
須の構成要件として列記した技術的思想を有するものが
すべて本発明の技術的範囲に属することはたとえその実
施態様に本明細書記載のものと差違があってもいうまで
もない。
実施例 １
第７図において／は化学繊維、天然繊維と化学繊維の混
紡繊維で織成または編成された連続チェーンテープ、λ
は縫糸３によって連続チェーンテープに縫着した合成樹
脂製の噛合せエレメント、Ａは一対のストリンガ−Ｂお
よびＣを噛合せ部ケによって噛合せた連続スライドファ
スナーチェーン（以下単に連続チェーンと略称する）、
Ｄは本発明の分離部、Ｆは分離部りの中央にあるエレメ
ント部Ｇを挾みその両側にあるテープ部、７はエレメン
ト部Ｇを除く連続チェーン／の長手方向と１直交した分
離部りのテープ部Ｆに電熱エツジ、超音波合成樹脂溶融
装置、機械的打抜き装置などを使用し穿孔して設置した
連続チェーンテープの上面から下面に貫通する短い長さ
の分離孔で間隔を置いてミシン目状に断続的に複列配設
しである。
紡繊維で織成または編成された連続チェーンテープ、λ
は縫糸３によって連続チェーンテープに縫着した合成樹
脂製の噛合せエレメント、Ａは一対のストリンガ−Ｂお
よびＣを噛合せ部ケによって噛合せた連続スライドファ
スナーチェーン（以下単に連続チェーンと略称する）、
Ｄは本発明の分離部、Ｆは分離部りの中央にあるエレメ
ント部Ｇを挾みその両側にあるテープ部、７はエレメン
ト部Ｇを除く連続チェーン／の長手方向と１直交した分
離部りのテープ部Ｆに電熱エツジ、超音波合成樹脂溶融
装置、機械的打抜き装置などを使用し穿孔して設置した
連続チェーンテープの上面から下面に貫通する短い長さ
の分離孔で間隔を置いてミシン目状に断続的に複列配設
しである。
６はエレメント部Ｇに穿孔して設置した長い長さの単列
の分離孔で第１図（ｂ）の様に熱エツジなどによるとき
は溶融したエレメント６′が調部テープｌと融着してい
る。そして上記分離孔７は第１図（Ｃ）で示すように下
面に比し上面の孔中かやや広い皿ｉＦ３ Ｒ’Ｑｌの孔
としであるがこれは例えば合成繊維製の連続チェーンテ
ープを電熱エツジ、電熱ローラあるいは超音波合成樹脂
溶融装置（周知の超音波合成樹脂接合機と原理的に同じ
）のヘッドなどで局所的に熱溶融する場合最も加工し易
い形状を示したもので連続チェーンテープ（以下単にテ
ープと略称することがある）の材質、組織によりテープ
部Ｆでちぎる時の抵抗乃至は裂断性が違うのでそれぞれ
の性質に応じ適当な形状を選べばよく、機械的な打抜き
の場合には上下中は同一となる。
の分離孔で第１図（ｂ）の様に熱エツジなどによるとき
は溶融したエレメント６′が調部テープｌと融着してい
る。そして上記分離孔７は第１図（Ｃ）で示すように下
面に比し上面の孔中かやや広い皿ｉＦ３ Ｒ’Ｑｌの孔
としであるがこれは例えば合成繊維製の連続チェーンテ
ープを電熱エツジ、電熱ローラあるいは超音波合成樹脂
溶融装置（周知の超音波合成樹脂接合機と原理的に同じ
）のヘッドなどで局所的に熱溶融する場合最も加工し易
い形状を示したもので連続チェーンテープ（以下単にテ
ープと略称することがある）の材質、組織によりテープ
部Ｆでちぎる時の抵抗乃至は裂断性が違うのでそれぞれ
の性質に応じ適当な形状を選べばよく、機械的な打抜き
の場合には上下中は同一となる。
そして第１図に示す実施例ではテープ部Ｆは連続チェー
ンの長手方向と直交した複列ＸＹＺで構成され、しかも
各列は破線状に配列した長い分離孔７と破線中の白地部
分に相当するテープの生地の部分１０が交互に配置しで
ある。したがって、分離孔７同志の間の接続部分はそれ
ぞれテープの生地のままの部分１０であるから強い強度
を持つので、このような配列のものを単列でちぎらろと
すると明細書で最初に指摘した糸引き現象が高い頻度で
発生する。そのため本実施例では、隣接する単列の破線
状の、生地のままの部分１０よシ長い分離孔７の配列を
千鳥足状にし、成る列の個々の分離孔７がその隣りの列
の短い生地のままの部分ＩＯをその全長を越えて併行し
て配置し、短い生地の部分１０の糸がちぎる時の力で強
く引張られてもその引張力が隣の列の長い分離孔７の部
分に作用する丈けでその分離孔７の破壊力となって分離
孔７の反対側に存在する糸の部分に引張り力が作用する
ことは無い。その状況を第１図（ａ）のＡ′部を拡大し
た（ｄ）によってテープの織りの組織と分離孔の複列の
配置の関係を図示したが、図中横方向のテープの長手方
向の糸が経糸であり、複列の分離孔７は図中縦方向のテ
ープの巾すなわち緯糸と平行して設けられ、その千鳥足
状の配置によって経糸はテープの巾方向において二重に
配列した分離孔７にその全長を越えて完全に力・（−さ
れているから、ちぎって切離す操作の時にテープ部Ｆ′
で糸が引きつられて糸引き現象の発生する恐れはない。
ンの長手方向と直交した複列ＸＹＺで構成され、しかも
各列は破線状に配列した長い分離孔７と破線中の白地部
分に相当するテープの生地の部分１０が交互に配置しで
ある。したがって、分離孔７同志の間の接続部分はそれ
ぞれテープの生地のままの部分１０であるから強い強度
を持つので、このような配列のものを単列でちぎらろと
すると明細書で最初に指摘した糸引き現象が高い頻度で
発生する。そのため本実施例では、隣接する単列の破線
状の、生地のままの部分１０よシ長い分離孔７の配列を
千鳥足状にし、成る列の個々の分離孔７がその隣りの列
の短い生地のままの部分ＩＯをその全長を越えて併行し
て配置し、短い生地の部分１０の糸がちぎる時の力で強
く引張られてもその引張力が隣の列の長い分離孔７の部
分に作用する丈けでその分離孔７の破壊力となって分離
孔７の反対側に存在する糸の部分に引張り力が作用する
ことは無い。その状況を第１図（ａ）のＡ′部を拡大し
た（ｄ）によってテープの織りの組織と分離孔の複列の
配置の関係を図示したが、図中横方向のテープの長手方
向の糸が経糸であり、複列の分離孔７は図中縦方向のテ
ープの巾すなわち緯糸と平行して設けられ、その千鳥足
状の配置によって経糸はテープの巾方向において二重に
配列した分離孔７にその全長を越えて完全に力・（−さ
れているから、ちぎって切離す操作の時にテープ部Ｆ′
で糸が引きつられて糸引き現象の発生する恐れはない。
本例では織成したテープについて説明したが編成による
テープの場合も同様である。また、第１図（ｅ）に示す
ように複数列の分離孔７で囲まれた複数列間のテープの
生地のままの部分全体を溶融などによって浅い深さｌｊ
にテープ部Ｆを形成しておけば、ちぎり操作に際し分離
がテープ生地の分離部り以外に波及する恐れは一層少な
くなシ従って糸引き現象の発生を防止できる。
テープの場合も同様である。また、第１図（ｅ）に示す
ように複数列の分離孔７で囲まれた複数列間のテープの
生地のままの部分全体を溶融などによって浅い深さｌｊ
にテープ部Ｆを形成しておけば、ちぎり操作に際し分離
がテープ生地の分離部り以外に波及する恐れは一層少な
くなシ従って糸引き現象の発生を防止できる。
実施例 ２
第２図においてテープ部ＦはＸおよびＹの複列で構成し
、各列において分離孔は一点鎖線の長い線に相当する長
い分離孔７と、一点鎖線の点に相当する短い分離孔♂と
を交互にテープの生地のままの部分ＩＯを介して断続的
に配設しである０そして平行したＸ列とＹ列における分
離孔の配置の関係は、長い各分離孔７が隣シの列の短い
各分離孔ざおよびテープの生地のままの各部分ＩＯとす
べて平行して位置し、かつ、長い分離孔７の長さ力（短
い分離孔ｔとその前後のテープの生地のままの各部分ｉ
ｏの長さを加えた長さを越えた長さであって、上記分離
孔ｔおよびテープの生地のままの部分１０を平行的に完
全にカッ（−する長さと位置に配備している。したがっ
て、ちぎり操作の時には実施例１と同様テープの切り損
いによる糸引き現象の発生を防止できる。
、各列において分離孔は一点鎖線の長い線に相当する長
い分離孔７と、一点鎖線の点に相当する短い分離孔♂と
を交互にテープの生地のままの部分ＩＯを介して断続的
に配設しである０そして平行したＸ列とＹ列における分
離孔の配置の関係は、長い各分離孔７が隣シの列の短い
各分離孔ざおよびテープの生地のままの各部分ＩＯとす
べて平行して位置し、かつ、長い分離孔７の長さ力（短
い分離孔ｔとその前後のテープの生地のままの各部分ｉ
ｏの長さを加えた長さを越えた長さであって、上記分離
孔ｔおよびテープの生地のままの部分１０を平行的に完
全にカッ（−する長さと位置に配備している。したがっ
て、ちぎり操作の時には実施例１と同様テープの切り損
いによる糸引き現象の発生を防止できる。
実施例 ３
第３図において示す実施例では分離部りはエレメント部
Ｇを単列の長い分離孔６とし、テープ部Ｆをテープの巾
方向に傾斜したくの字状の・ジグザグの分離孔りから成
るＹ列およびＹ列の屈曲部Ｅを挾んでテープの巾方向に
平行し互に対称位置にある分離孔りより短かい分離孔／
／、／２から成るＸ列および２列の複列で構成する０し
たがってテープに力を加えて分離する＠Ｙ列のくの字状
ジグザグの分離孔りの間にあるテープの生地のままの部
分１０が切れて糸引きを起そうとしても両側の孔／／お
よび／２によって対称的にテープの生地のままの部分Ｉ
Ｏが囲まれて、いるので糸はそこで分離され分離部りは
ジグザグ状にちぎれ糸引き現象は起らない。
Ｇを単列の長い分離孔６とし、テープ部Ｆをテープの巾
方向に傾斜したくの字状の・ジグザグの分離孔りから成
るＹ列およびＹ列の屈曲部Ｅを挾んでテープの巾方向に
平行し互に対称位置にある分離孔りより短かい分離孔／
／、／２から成るＸ列および２列の複列で構成する０し
たがってテープに力を加えて分離する＠Ｙ列のくの字状
ジグザグの分離孔りの間にあるテープの生地のままの部
分１０が切れて糸引きを起そうとしても両側の孔／／お
よび／２によって対称的にテープの生地のままの部分Ｉ
Ｏが囲まれて、いるので糸はそこで分離され分離部りは
ジグザグ状にちぎれ糸引き現象は起らない。
実施例 ４
第弘図に示す実施例では分離部りはテープ部Ｆを花弁状
の分離孔１３とその間に介在するテープの生地のままの
部分１０から成るＸ列と上記テープの生地のままの部分
１０に設けＸ列の分離孔／３に交叉的に配設した花弁状
の短い分離孔／≠から成るＹ列の複列とから構成し、エ
レメント部Ｇは単列の長い分離孔６とする。したがって
テープに力を加えると分離部りはテープ部においてＸ列
の花弁状の分離孔／３に沿ってゆるやかな屈曲線にちぎ
れ、その間のテープの生地のままの部分１０はＹ列の花
弁状の短い分離孔／弘によって分断されその両側の挟小
部に残置されているから強い引張を要することなく分離
し上記短い孔／弘に切目がつながるので糸引き現象の起
ることはない。なおテープ両端部の長孔／３を短くして
おくとちぎり操作以外の取扱時に不用意にチェーンが分
離部からちぎれるなどの支障を起すことがない。また短
い孔／≠の形状は花弁状に替え５状としてもよくその作
用効果は変らない０ 実施例 ５ 第５図において示す実施例では連続チェーンのスペース
部分に公知のほつれ防止用の合成樹脂フィルム１ｋが固
着しである。本例の分離部りの構成はエレメントのスペ
ース部にほつれ防止のフィルムを固着した部分Ｇにおい
ては単列にして長い分離孔６，６を、テープ部Ｆにおい
ては実施例１と同一の破線状にしてかつ隣接する列のテ
ープの生地のままの部分１０を越えた短い長さの分離孔
７を配設しである。したがってその作用効果は実施例１
と略同−である。
の分離孔１３とその間に介在するテープの生地のままの
部分１０から成るＸ列と上記テープの生地のままの部分
１０に設けＸ列の分離孔／３に交叉的に配設した花弁状
の短い分離孔／≠から成るＹ列の複列とから構成し、エ
レメント部Ｇは単列の長い分離孔６とする。したがって
テープに力を加えると分離部りはテープ部においてＸ列
の花弁状の分離孔／３に沿ってゆるやかな屈曲線にちぎ
れ、その間のテープの生地のままの部分１０はＹ列の花
弁状の短い分離孔／弘によって分断されその両側の挟小
部に残置されているから強い引張を要することなく分離
し上記短い孔／弘に切目がつながるので糸引き現象の起
ることはない。なおテープ両端部の長孔／３を短くして
おくとちぎり操作以外の取扱時に不用意にチェーンが分
離部からちぎれるなどの支障を起すことがない。また短
い孔／≠の形状は花弁状に替え５状としてもよくその作
用効果は変らない０ 実施例 ５ 第５図において示す実施例では連続チェーンのスペース
部分に公知のほつれ防止用の合成樹脂フィルム１ｋが固
着しである。本例の分離部りの構成はエレメントのスペ
ース部にほつれ防止のフィルムを固着した部分Ｇにおい
ては単列にして長い分離孔６，６を、テープ部Ｆにおい
ては実施例１と同一の破線状にしてかつ隣接する列のテ
ープの生地のままの部分１０を越えた短い長さの分離孔
７を配設しである。したがってその作用効果は実施例１
と略同−である。
以上第１乃至第ｊの実施例により本発明の実施態様を通
して本発明の構成および作用を詳細に説明したが、本発
明によればスライドファスナーのスペース加工を施さな
い連続チェーンに分離部りを設ける際、特にテープのち
ぎり操作に当って糸引き現象が発生することを防止する
構成をエレメント部Ｆに充分に配備しであるので従来公
知の単純なミシン目による分離部の形成と相違し、本発
明の分離部を具備したスペース加工を施さないスライド
ファスナ一連続チェーンあるいはスペース部にほつれ防
止のフィルムを固着した連続チェーンは、各加工段階、
輸送段階、分割、包装過程などにおける取扱中みだりに
連続チェーンが分離部りで切断し、加工、運搬、包装に
支障を来したり、製品価値を低下させない優れた効果を
有するので、連続チェーンの製造工程および出荷後の各
種使用分野における縫製加工の際の能率の向上、自動加
工への寄与、単品としての販売時における軽便さ、長尺
のものから分割が容易となる。
して本発明の構成および作用を詳細に説明したが、本発
明によればスライドファスナーのスペース加工を施さな
い連続チェーンに分離部りを設ける際、特にテープのち
ぎり操作に当って糸引き現象が発生することを防止する
構成をエレメント部Ｆに充分に配備しであるので従来公
知の単純なミシン目による分離部の形成と相違し、本発
明の分離部を具備したスペース加工を施さないスライド
ファスナ一連続チェーンあるいはスペース部にほつれ防
止のフィルムを固着した連続チェーンは、各加工段階、
輸送段階、分割、包装過程などにおける取扱中みだりに
連続チェーンが分離部りで切断し、加工、運搬、包装に
支障を来したり、製品価値を低下させない優れた効果を
有するので、連続チェーンの製造工程および出荷後の各
種使用分野における縫製加工の際の能率の向上、自動加
工への寄与、単品としての販売時における軽便さ、長尺
のものから分割が容易となる。
第１図（ａ）は本発明実施例１の平面図、（ｂ）は第１
図１−Ｔの、（ｃ）は■−■の、（ｅ）は異なる形の説
明的断面図、（ｄ）は第１図Ａ′の部分の説明的拡大図
である。第２図は実施例２の平面図、第３図は実施例３
の平面図、第≠図は実施例４の平面図、第５図は実施例
５の平面図である〇 図面の主要な部分を表わす符号の説明 Ａ・・・スライドファスナ一連続チェーン（連続チェー
ンと略称する場合がある）、Ｂ、Ｃ・・・スライドファ
スナーストリンガ−（ストリンガ−と略称する）、Ｄ・
・・スペース加工を施さない連続チェーンの分離部、Ｆ
・・・テγプ部、Ｇ・・・エレメント部、／・・・連続
テエーンテ〜プ（テープと略称する）、λ・・・噛合せ
エレメント、３・・・縫糸、≠・・・噛合せエレメント
の噛合い部、６，７．ど、り、ｉｉ、ｉｉ、／３゜、ｌ
・・・分離孔、ＩＯ・・・分離孔間のテープの生地のま
まの部分、ｘ、ｙ、ｚ・・・分離部りにおけるそれぞれ
の分離孔列。 特許出願人 吉田工業株式会社 代理人 弁理士 樽 見 誠 央部１図 （ａ） （ｂ） （Ｃ） （（１） （ｅ） 第２図 第３図
図１−Ｔの、（ｃ）は■−■の、（ｅ）は異なる形の説
明的断面図、（ｄ）は第１図Ａ′の部分の説明的拡大図
である。第２図は実施例２の平面図、第３図は実施例３
の平面図、第≠図は実施例４の平面図、第５図は実施例
５の平面図である〇 図面の主要な部分を表わす符号の説明 Ａ・・・スライドファスナ一連続チェーン（連続チェー
ンと略称する場合がある）、Ｂ、Ｃ・・・スライドファ
スナーストリンガ−（ストリンガ−と略称する）、Ｄ・
・・スペース加工を施さない連続チェーンの分離部、Ｆ
・・・テγプ部、Ｇ・・・エレメント部、／・・・連続
テエーンテ〜プ（テープと略称する）、λ・・・噛合せ
エレメント、３・・・縫糸、≠・・・噛合せエレメント
の噛合い部、６，７．ど、り、ｉｉ、ｉｉ、／３゜、ｌ
・・・分離孔、ＩＯ・・・分離孔間のテープの生地のま
まの部分、ｘ、ｙ、ｚ・・・分離部りにおけるそれぞれ
の分離孔列。 特許出願人 吉田工業株式会社 代理人 弁理士 樽 見 誠 央部１図 （ａ） （ｂ） （Ｃ） （（１） （ｅ） 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１） 織成または編成した繊維製のスライドファス
ナー用ストリンガ−テープにスライドファスナーの噛合
せエレメントを止着した一組のストリンガ−を噛合せた
スライドファスナ一連続チェーンの、個々のスライドフ
ァスナーチェーンとして分離すべき位置のテープの巾方
向に該テープを溶融または打抜きにより穿孔して上面か
ら下面に貫通する分離孔から成る分離部りを配設するに
当り、該分離孔のうちエレメント部Ｇにおいては短列の
長い分離孔６とし、テープ部Ｆにおいては破線状に複、
列にしてかつ隣接する列のテープの生地のままの部分Ｉ
Ｏを越えた短かい長さの分離孔７としたスライドファス
ナ一連続チェーンの分離部。 （２） 織成または編成した繊維製のスライドファス
ナー用ストリンガ−テープにスライドファスナーの噛合
せエレメントを止着した一組のストリンガ−を７噛合せ
たスライドファスナ一連続チェーンの個々のスライドフ
ァスナーチェーンとして分離すべき位置のテープの巾方
向に該テープを溶融または打抜きにより穿孔して上面か
ら下面に貫通する分離孔から成る分離部りを配設するに
当り、該分離孔のうちニレメン）０部においては短列の
長い分離孔６とし、テープ部Ｆにおいては一点鎖線状に
複列にしてかつ隣接する列の点に相当する分離孔♂およ
びテープの生地のままの部分の全長／θを越えた分離孔
７を配設したスライドファスナ一連続チェーンの分離部
。 （６）織成または編成した繊維製のスライドファスナー
用ストリンガ−テープにスライドファスナーの噛合せエ
レメントを止着した一組のストリンガ−を噛合せたスラ
イドファスナ一連続チェーンの個々のスライドファスナ
ーチェーンとして分離すべき位置のテープの巾方向に該
テープを溶融または打抜きにより穿孔して上面から下面
に貫通する分離孔から成る分離部りを配設するに当り、
該分離孔のうちエンメント０部においては短列の長い分
離孔６とし、テープ部Ｆにおいてはテープの巾方向に傾
斜したくの字状のジグザグの分離孔りから成るＹ列およ
びＹ列の屈曲部Ｅを挾んでテープの巾方向に平行し互に
対称位置にある分離孔りより短い分離孔／／および１２
から成るＸ列および２列の複列としたスライドファスナ
一連続チェーンの分離部。 （４）織成または編成した繊維製のスライドファスナー
用ストリンガ−テープにスライドファスナーの噛合せエ
レメントを止着した一組のストリンガ−を噛合せたスラ
イドファスナ一連続チェーンの個々のスライドファスナ
ーチェーンとして分離すべき位置のテープの巾方向に該
テープを溶融または打抜きにより穿孔して上面から下面
に貫通する分離孔から成る分離部を配設するに当り、該
分離孔のうちエレメント部Ｇにおいては短列の長い分離
孔６としテープ部Ｆにおいては花弁状の分離孔１３とそ
の間に介在するテープの生地のままの部分ＩＯから成る
Ｘ列と上記テープの生地のままの部分に設けＸ列の分離
孔／３に交叉的に配設した花弁状の短い分離孔ｌ≠から
成るＹ列の複列としたスライドファスナ一連続チェーン
の分離部〇 （５）織成または編成した繊維製のスライドファスナー
用ストリンガ−テープにスライドファスナーの噛合せエ
レメントを止着した一組のストリンガ−を噛合せたスラ
イドファスナ一連続チェーンの個々のスライドファスナ
ーチェーンとして分離すべき位置のテープの巾方向に該
テープを溶融または打抜きによシタ孔して上面から下面
に貫通する分離孔から成る分離部りを配設するに当シ、
該分離孔のうちスペース部にほつれ防止のフィルム／！
を固着した部分Ｇには単列にして長い分離孔６゜６を、
テープ部Ｆにおいては破線状に複列にしてかつ隣接する
列のテープの生地のままの部分ＩＯを越えた短い長さの
分離孔７としたスライドファスナ一連続チェーンの分離
部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP400982A JPS58121903A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | スライドファスナー連続チェーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP400982A JPS58121903A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | スライドファスナー連続チェーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121903A true JPS58121903A (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6334723B2 JPS6334723B2 (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=11572970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP400982A Granted JPS58121903A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | スライドファスナー連続チェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121903A (ja) |
-
1982
- 1982-01-16 JP JP400982A patent/JPS58121903A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6334723B2 (ja) | 1988-07-12 |
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