JPS5812085B2 - 線材切断装置 - Google Patents
線材切断装置Info
- Publication number
- JPS5812085B2 JPS5812085B2 JP51018247A JP1824776A JPS5812085B2 JP S5812085 B2 JPS5812085 B2 JP S5812085B2 JP 51018247 A JP51018247 A JP 51018247A JP 1824776 A JP1824776 A JP 1824776A JP S5812085 B2 JPS5812085 B2 JP S5812085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- rotating shaft
- shaft
- wire
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、線材等を必要長さに切断すると同時にこの切
断部材に面取りあるいは円周溝の加工を自動的に施す線
材切断装置に関する。
断部材に面取りあるいは円周溝の加工を自動的に施す線
材切断装置に関する。
従来、線材等から第9図あるいは第10図に示すような
端部に面取りあるいは円周溝を施した部品を製造するた
めには、線材切断工程、面取りあるいは円周溝刻設工程
及び両工程間の切断部材の移送工程が必要であり、装置
の構造が複雑となり、又調整が極めて難しく所望製品の
製造コストが高くつく等数が多くの欠点が生じてる。
端部に面取りあるいは円周溝を施した部品を製造するた
めには、線材切断工程、面取りあるいは円周溝刻設工程
及び両工程間の切断部材の移送工程が必要であり、装置
の構造が複雑となり、又調整が極めて難しく所望製品の
製造コストが高くつく等数が多くの欠点が生じてる。
本発明は上記欠点の除去を目的として案出されたもので
、以下実施例を図面について説明する。
、以下実施例を図面について説明する。
第1図及び第2図において、1は線材切断装置の基台で
あり、この基台1にフレーム3が固定されている。
あり、この基台1にフレーム3が固定されている。
このフレーム3の上部には突出端が取付けられており、
゛この突出端の先端に回動軸2が回動自在に軸支されて
いる。
゛この突出端の先端に回動軸2が回動自在に軸支されて
いる。
前記フレーム3の中央部には、円錐ころ軸受け4が挿入
され、この円錐ころ軸受け4により回転軸7が水平にか
つ回転自在に軸支されている。
され、この円錐ころ軸受け4により回転軸7が水平にか
つ回転自在に軸支されている。
前記回転軸7は、大径部5、小径部6夫々を両側に有し
、小径部6からのナツト28と大径部5とが円錐ころ軸
受けを挾持することによりフレーム3上の一定の位置に
配置されている。
、小径部6からのナツト28と大径部5とが円錐ころ軸
受けを挾持することによりフレーム3上の一定の位置に
配置されている。
前記回転軸7の小径部6には動力伝達手段としてプーリ
ー8が固定され、駆動源(図示せず)からの回転が回転
軸7に伝達されている。
ー8が固定され、駆動源(図示せず)からの回転が回転
軸7に伝達されている。
さらに、回転軸7には軸心を通りかつ大径部5及び小径
部6を貫通する貫通大孔9が穿設されており、この貫通
大孔9内に軸受け10を介して固定筒11が挿入されて
いる。
部6を貫通する貫通大孔9が穿設されており、この貫通
大孔9内に軸受け10を介して固定筒11が挿入されて
いる。
この固定筒11の一端は前記回転軸7を内部から保持す
るように固定ブロック12により固定されている。
るように固定ブロック12により固定されている。
又、前記固定筒11は軸心を貫通する貫通小孔13を有
し、その径は貫通小孔13に挿入される線材14の径に
ほぼ等しく設定されている。
し、その径は貫通小孔13に挿入される線材14の径に
ほぼ等しく設定されている。
前記線材14は線材送り装置(図示せず)から必要長さ
だけ送られ、固定筒11の前方に配置された線材受は台
29により受は止められ、線材切断時のみその両端にお
いてチャック(図示せず)等により挾持されるように構
成されている。
だけ送られ、固定筒11の前方に配置された線材受は台
29により受は止められ、線材切断時のみその両端にお
いてチャック(図示せず)等により挾持されるように構
成されている。
前記回転軸7の大径部5の外周には軸心を挾んで平行に
延びしかも対称の位置にキー溝18゜18が穿設されて
いる。
延びしかも対称の位置にキー溝18゜18が穿設されて
いる。
一方、これとは反対にリング22には板状のキー20,
20が軸心を挾んで平行に延びしかも対称の位置に固定
されており、このキー20.20が前記キー溝18.1
8に沿って摺動可能でかつ回転軸7とリング22とが一
体に回転するようにリング22が大径部5に嵌合さえて
いる。
20が軸心を挾んで平行に延びしかも対称の位置に固定
されており、このキー20.20が前記キー溝18.1
8に沿って摺動可能でかつ回転軸7とリング22とが一
体に回転するようにリング22が大径部5に嵌合さえて
いる。
しかも、前記リング22は周縁部に溝部23を有し、こ
の溝部23には摺動用ローラー24.24が配置されて
いる。
の溝部23には摺動用ローラー24.24が配置されて
いる。
この摺動用ローラー24.24は前記リング22を挾持
してこれを回転自在に保持している。
してこれを回転自在に保持している。
又、この摺動用ローラー24.24は前記回動軸2に固
定されたレバー25.25を介して保持されており、何
んらかの手段により回動軸2に回転が加えられるとリン
グ22を大径部5に対して摺動させるように構成されて
いる。
定されたレバー25.25を介して保持されており、何
んらかの手段により回動軸2に回転が加えられるとリン
グ22を大径部5に対して摺動させるように構成されて
いる。
又、この回動軸2の回動周期は線材14の所望周期に一
致するよう調整されている。
致するよう調整されている。
又、前記回転軸7の大径部5には軸心を挾んで平行に延
びしかも対称の位置に刃物軸15.15が回動自在に保
持され、刃物軸15の一端が前記。
びしかも対称の位置に刃物軸15.15が回動自在に保
持され、刃物軸15の一端が前記。
大径部5の端面から突出して配置されている。
この刃物軸15.15にはこれと直交する方向に案内ピ
ン17.17が植設されており、この案内ピ。
ン17.17が植設されており、この案内ピ。
ン17は大径部5に穿設された閉塞ロ16.16内に配
置されて回動可能なように構成されている。
置されて回動可能なように構成されている。
前記案内ピン17の先端には球軸受け21.21が配置
されており、この球軸受け21は前記リング22に固定
されたキー20の溝カム19に沿つ。
されており、この球軸受け21は前記リング22に固定
されたキー20の溝カム19に沿つ。
て摺動自在に配置されている。
一方、前記刃物軸5には刃物取付用レバー26゜26を
介して刃物27.27が固定されており、しかもこの刃
物27は回転軸7の大径部5の端面から少し突出して配
置されている。
介して刃物27.27が固定されており、しかもこの刃
物27は回転軸7の大径部5の端面から少し突出して配
置されている。
この刃物27゜は第5図ないし第8図に示すようにその
刃先を回転軸7の軸心と一致して回転させて線材を切削
し、その切断面に面取りあるいは円周溝が施せるように
構成されている。
刃先を回転軸7の軸心と一致して回転させて線材を切削
し、その切断面に面取りあるいは円周溝が施せるように
構成されている。
上記線材切断装置において、駆動源(図示せ・ず)がプ
ーリー8を介して回転軸8を回転させる。
ーリー8を介して回転軸8を回転させる。
回転軸Tの回転により刃物軸15及び刃物27も軸心を
一致して回転し、しかもリング22も摺動用ローラー2
4.24にガイドされて一体に回転する。
一致して回転し、しかもリング22も摺動用ローラー2
4.24にガイドされて一体に回転する。
従って、刃物27は線材の外周上を回転し、その刃先で
線材14を切削する。
線材14を切削する。
これとともに何んらかの手段により回動軸2を回動させ
、リング22をその軸方向にかつ回転軸7の大径部5上
を摺動させる。
、リング22をその軸方向にかつ回転軸7の大径部5上
を摺動させる。
リング22が摺動すると、キー20も大径部5の外周上
のキー溝18に沿って一体に摺動するため、キー20に
穿設された溝カム19が軸方向に移動する。
のキー溝18に沿って一体に摺動するため、キー20に
穿設された溝カム19が軸方向に移動する。
従って、球軸受け21が溝カム19のカム面により押さ
れ、案内ピン17は刃物軸15に直角な平面上で回動す
る。
れ、案内ピン17は刃物軸15に直角な平面上で回動す
る。
案内ピン17の回動により刃物軸15は回動運動を得て
、刃物取付用レバー26を介して刃物27を線材14の
軸心に向って押込んで回転軸7の回転とともに刃物27
の刃先で除々に線材14の切削、切断を行う。
、刃物取付用レバー26を介して刃物27を線材14の
軸心に向って押込んで回転軸7の回転とともに刃物27
の刃先で除々に線材14の切削、切断を行う。
これと同時に、前記刃物27の刃先に設けたテーパ一部
で徐々に線材14の切断面に面取りを施す。
で徐々に線材14の切断面に面取りを施す。
又、刃物27の刃先を取換えて円周溝を切ることも併せ
てできる。
てできる。
以上説明したように、本発明は刃物に常時線材の外周を
回転させるとともに所望周期で刃物の先端を線材に押込
み、線材を切削切断するように構成しているため、刃物
の形状を必要に応じて交換することにより棒材に面取り
あるいは棒材端部の円周溝等の加工が簡単にかつ安価に
できる等の利点が生じる。
回転させるとともに所望周期で刃物の先端を線材に押込
み、線材を切削切断するように構成しているため、刃物
の形状を必要に応じて交換することにより棒材に面取り
あるいは棒材端部の円周溝等の加工が簡単にかつ安価に
できる等の利点が生じる。
又、本発明は、刃物を線材の軸心に向い回動させる構成
として、回転軸とリングとを一体に回転させるように固
定するキーに溝カムを穿設してこの溝カムに球軸受けを
倣わせて球軸受けの移動により案内ピンを介して刃物軸
を回動させるように構成しているため、線材径の変更に
対し刃物線材間の所望間隙及び所望切断送度を有する溝
カムの変更がキーの交換のみで済み、極めて安価にかつ
迅速容易に段取り替え作業が可能となる利点がある。
として、回転軸とリングとを一体に回転させるように固
定するキーに溝カムを穿設してこの溝カムに球軸受けを
倣わせて球軸受けの移動により案内ピンを介して刃物軸
を回動させるように構成しているため、線材径の変更に
対し刃物線材間の所望間隙及び所望切断送度を有する溝
カムの変更がキーの交換のみで済み、極めて安価にかつ
迅速容易に段取り替え作業が可能となる利点がある。
さらに、本発明は板状のキーに溝カムを穿設するように
構成しているため極めて簡単にかつ容易に溝カムが加工
でき、溝カム自体の製造コストは著しく低下する等の利
点もある。
構成しているため極めて簡単にかつ容易に溝カムが加工
でき、溝カム自体の製造コストは著しく低下する等の利
点もある。
第1図は本発明の要部を示す正面図、第2図は第1図の
A−A線に沿った要部断面図、第3図は第2図B−B線
に沿った要部断面図、第4図は第3図C−C線に沿った
要部断面図、第5図及び第7図は本発明において使用す
る刃物の正面図、第6図及び第8図は夫々第5図、第7
図に示した刃物の側面図、第9図及び第10図は本発明
により製造される部品を示す正面図、である。 1は基台、2は回動軸、3はフレーム、4は円錐ころ軸
受け、5は大径部、6は小径部、7は回転軸、8はプー
リー、9は貫通大孔、10は軸受け、11は固定筒、1
2は固定ブロック、13は貫通小孔、14は線材、15
は刃物軸、16は閉塞口、17は案内ピン、18はキー
溝、19は溝カム、20はキー、21は球軸受け、22
はリング、23は溝部、24は摺動用ローラー、25は
レバー、26.は刃物取付用レバー、27は刃物、28
はナツト、29は線材受は台。
A−A線に沿った要部断面図、第3図は第2図B−B線
に沿った要部断面図、第4図は第3図C−C線に沿った
要部断面図、第5図及び第7図は本発明において使用す
る刃物の正面図、第6図及び第8図は夫々第5図、第7
図に示した刃物の側面図、第9図及び第10図は本発明
により製造される部品を示す正面図、である。 1は基台、2は回動軸、3はフレーム、4は円錐ころ軸
受け、5は大径部、6は小径部、7は回転軸、8はプー
リー、9は貫通大孔、10は軸受け、11は固定筒、1
2は固定ブロック、13は貫通小孔、14は線材、15
は刃物軸、16は閉塞口、17は案内ピン、18はキー
溝、19は溝カム、20はキー、21は球軸受け、22
はリング、23は溝部、24は摺動用ローラー、25は
レバー、26.は刃物取付用レバー、27は刃物、28
はナツト、29は線材受は台。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動源からの回転を受は線材を中心にして回転する
回転軸7を配置し、この回転軸7にこの軸心と平行にか
つ回動自在に刃物軸15を取付け、刃物軸15の一端に
刃物取付用レバー26を介して刃物27を取付けるとと
もに、前記回転軸7に嵌合するリング22を回転自在に
保持し、さらに回転軸7とリング22とをリング22に
固定したキー20により連結し、このキー20を回転軸
7の外周に穿設したキー溝18に沿って摺動自在として
前記リング22をキー溝18に沿って軸方向に移動可能
に構成し、リング22の軸方向の移動に伴い刃物軸15
に植設した案内ピン17を軸心と直交する方向に回動し
て刃物軸15を回動させ、刃物27を線材の中心に向っ
て回動させる線材切断装置において、 キー20に溝カム19を内蔵させ、この溝カム19を倣
う球軸受け21に案内ピン17を連結したことを特徴と
する線材切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51018247A JPS5812085B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 線材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51018247A JPS5812085B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 線材切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52101792A JPS52101792A (en) | 1977-08-26 |
JPS5812085B2 true JPS5812085B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=11966341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51018247A Expired JPS5812085B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 線材切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812085B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57211411A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cylindrical part cutting device |
JPS5886948A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-24 | Tokai Rika Co Ltd | せん断加工方法 |
JPS6117243U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-31 | 大阪ダイヤモンド工業株式会社 | 切断工具 |
JPH0242726U (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-23 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930196A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-18 | ||
JPS4935978A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-03 |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP51018247A patent/JPS5812085B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930196A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-18 | ||
JPS4935978A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52101792A (en) | 1977-08-26 |
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