JPS58120716A - 材料基層の物性を変える方法と装置 - Google Patents

材料基層の物性を変える方法と装置

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JPS58120716A
JPS58120716A JP57234897A JP23489782A JPS58120716A JP S58120716 A JPS58120716 A JP S58120716A JP 57234897 A JP57234897 A JP 57234897A JP 23489782 A JP23489782 A JP 23489782A JP S58120716 A JPS58120716 A JP S58120716A
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JP57234897A
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アラン・エツチ・クロアー
バリー・ピー・フエイランド
スチーブン・シー・フオード
クレイグ・シー・ウオルターズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は材料の残留応力を制御状態で変えるために対象
の材料をレーザショック処理することに関する。
金属材料の物性を向上させることは、レーザを利用した
最近の成功例である。
レーザは高度のエネルギ放射性の制御された光線を発生
させ、伝達し、かつ成形できるので製作手段として好都
合である。高度の出力を局所的に密集させることができ
るので、隣接区域での歪曲は最小であって、エネルギを
効率使用できる。
金属のショック処理においては高度に爆発性の材料を金
属に直接接触させて使用してきたし、また高度に爆発性
の材料を使用してプレートで金属を衝撃させることによ
って金属をショック処理できる。
レーザショック処理は、高度のエネルギによりパルス化
したレーザから放出された放射エネルギを使用して短時
間材料の表面に高度の圧力パルスを発生させる。パルス
化したレーザ光線と材料の表面とが相互作用することに
より衝撃波を発生させ、この衝撃波が材料に伝播して対
象とする材料の顕微鏡組織と応力状態とを変化させるこ
とにより、特に表面とその近傍で材料の物性を向上させ
る。
短時間のパルスを使用することによシ、対象の材料にお
ける熱的影響が少なくなり、そのためエネルギを高ピー
クの強度まで増幅することができる。
パルス化したレーザは高度の制御性と再現性とがあり複
雑な形状の硬化を可能とする。
米国特許第8,850,698号は、供試材料の面に隣
接した透明の重ね材料を使用して固形対象物をレーザシ
ョック処理する方法を示しており、この記載は本明細書
で引用される。本発明はこの先行特許の改良である。
本発明の目的は、例えば疲労寿命の増加、応カ腐触抵抗
性の増加、亀裂の始まるまでの時間の増加、亀裂生長速
度の減速のように、材料の物性を著しく変える新規な方
法を提供することである。
実験室での試験によれば、レーザショック法によ多処理
した材料の疲労全寿命がほぼlオーダの大きさく10倍
)向上したことを示している。
レーザショック処理はショックによる変形によって材料
の物性を向上させる重要な新規の手段である。本発明を
利用した典型的な方法は、対象材料の両側、即ち2つの
区域が均等のショックで同時に処理しつるようにビーム
スプリッタ−と共に用いる高エネルギのネオディミウム
のガラスレーザを含む。まづ、レーザ放射エネルギの吸
収ヲ高め、かつ材料の表面が溶解、するのを保護したり
、かつ放射から保護するために、供試材料に、好ましく
は黒い塗料の薄い層を塗布する。レーザ光線を透過させ
る概ね透明の材料が黒い塗料の上に置かれる。レーザの
パルスが上に重ねられた材料を通過し、塗料によって吸
収される。塗料の表面はレーザの放射エネルギにより衝
撃を受けると蒸発し、表面近くで極めて高い圧力を発生
させる。蒸発したガスは材料の表面と透明の上に重ねた
物体との間に捕捉される。さらに膨張を続ける間に、レ
ーザ光線から熱が吸収され、圧力が極めて高いレヘルま
で増加することによって圧力のパルスを供試材料の表面
に対して反応させ、次に衝撃波の形で材料を通過させる
。塗料の層に対して、1個以上の圧力パルスが使用され
た場合、後続するパルスの各々の発生する前に、表面を
再塗布する必要がある。上に重ねる物体の役目は蒸気を
密閉し、材料の表面に作用する圧力パルスの振幅を高め
、その持続時間を長くすることである。材料の表面に発
生するピーク圧力は入射するレーザエネルギの密度と、
上に重ねた材料の物性との関数である。
小さい層に蒸気を密閉しているためショック処理は迅速
に発生し、そのためビーム光線を連続して放射する場合
と対比して著しい発熱は起らない。
単独、あるいは組合せて使用できる種々の上重ね用材料
は、ガラス、石英、ケイ酸ナトリウム、溶融石英、塩化
ナトリウム、ポリエチレン、フルオロ樹脂、ニトロセル
ローズまたはその混合物、四酢酸ペンタエリトリトール
、ビスマス、鉛、カドミウム、錫、亜鉛、アクリル、水
、あるいは重合体テープを含む。
第1図は、実験室での広範な試験に使用した対象金属3
1の物性を変えるための、本発明による典型的な装置1
0を概略、的に示す。レーザ放射に対して透過性の、2
個の透明な上重ね材料27.29カ八 レーザショック
処理を行うべき対象材料81の部分の上で、固体の対象
材料の基層810両側にしっかりと取り付けられている
。前記の上重ね材料27.29を取シ付けるに先立って
、レーザショック処理を行うべき区域での対象材料の表
面は、レーザパルスを吸収する塗料(図示せず)で塗布
しておく。
対象金属は、疲労が問題となる多くの環境における工業
用に使用される例えばAl514840の鋼である。
分光したレーザ光線を使用して、対象材料の両側を同時
に放射し、全ての放射に対してエネルギの大きさを一定
に保った。鋼が高度の降伏強度を有するため、−回の放
射状態の他に、5回の放射を選択して行った。
材料の調製は、厚さが、1.5ミ1J(0,060イン
チ)のAl5I4840の鋼シートを使用した。
該シートから88.1ミリ(1−イインチ)×177.
8ミリ(ツイフチ)の長方形ブランクを切り取った。前
記ブランクを848°C(1550″F)まで加熱して
1時間保温し、油冷却を行った。一方の組のブランクを
177℃(350°F) で2時間焼戻して硬度をRC
54とし、他方の組のブランクを454°C(850°
F)で2時間焼戻し、硬度をRC41とした。これらの
ブランクの中あるものを残留応力のために処理し、他の
ものを疲労試験を行った。
これらの試験で使用する放射エネルギパルスllを80
n8モードで作動する6段式のネオディラムガラスレー
ザ(1,06μm)(図示せず)で発生させた。Qスイ
ッチングの前に、過度の輝度を抑制するために、アルミ
ニウムをコーティングしたプラスチックフィルム(ブロ
ーオフフォイル)を本装置に使用した。試験のほとんど
に対して、第6の増幅器からの称呼200ジユールの光
線13をそのまま使用した。多くのミラー15.17.
19、ならびに2個のレンズ23.25と共に、誘電性
のビームスプリッタ−15を使用して試料の両側を同時
に処理した。2本の光線は均等のエネルギー(±10%
)であった。光線の偏光を変えることによシ分光比を調
整した。
各試料の面は酸化物を除去し、かつ上重ね材料のために
平坦な適合面を提供するよう、研磨に−パーで軽く研磨
した。レーザ光線を吸収するため、前記表面を金属プラ
イマと光沢のない黒い塗料で噴射塗布した。透明の上重
ね材は直径が88.1 ミリ(1−4インチ)で、厚さ
が8.2ミリ(イインチ)で、両側が光学的品質の面を
もつ溶融石英ディスクであった。前記ディスクを、試料
ホルダーにねじで締付はリングを固定させることにより
塗料の塗布面にぴったりと押圧した。多数のパルスを与
えるために各パルスを繰返す前に試料を剥離し、再塗布
した。石英製の上重ねプレートの爆発による破片を閉じ
込めておくために、交換可能なアクリル製の光線入口ボ
ートを備えた木製の密閉体に試料ホルダーを置いた。
疲労試験片のノツチヘレーザパルスによす衝撃を加える
際、ノツチの凸形のために透明の上重ね層として8.0
5ミリ(0,12インチ)の水の層が必要であった。
以下の試験で示すように、疲労寿命に対するレーザショ
ックの主要な効果は対象金属に残留応力状態が誘起され
る結果と考えられる。
残留応力実験 21mの硬度の各々について1個の長方形−の試料(試
験片)を残留応力の分析を行うために、8個の個別の区
域においてレーザショック処理を行った。処理区画は離
していたので、それらの相互作用が発生せず、各々の区
域を個別の試験と見做すことができた。
1つの区域を一側のみ、平均160/Crrl−スポッ
ト径1.186Insパルス幅19n8、ピークエネル
ギ密度8.4 x 10’ W /cIIt’Q処理し
た。第2の区域は平均117 J /cm2、スポット
径10朋、パルス幅約28ns、ピークエネルギ密度約
5.I X 10’W /cm2で、6段レーザ装置に
より両側を同時にショック処理すべく分光光線(スプリ
ットビーム)を使用した。第3の区域での処理は、平均
114J/cIn”、スポット径10關、パルス幅24
 ns、ピークエネルギ密度Φ、9 X 109W /
cm’で両側を同時にショック処理すべく分光光線を使
用して5回繰返して行った。非ショック処理区域の残留
応力の測定に試料の隅を使用した。残留応力の測定結果
を以下の表に示す。
表面1は試料の前面で、表面2は裏面である。
表面2での測定は表面1から0.13 ミIJ (0,
005インチ)を削りとった後行った。0.13ミリ(
0,005インチ)における2つのデータは数ケ月間隔
をあけて行ったが、双方は良好に一致している。
非ショック処理の試料は熱処理中の油冷によって発生し
た残留表面圧縮応力を有している。この応力は、より低
温で焼戻しが行われたためにより硬質となった材料にお
いてはより高くなっている。
分光光線技術(ビームスブリット方法)は残留圧力圧縮
応力を最も高いレベルにする。多数回ショック処理した
場合の応力の形態は、−回処理の材料に比較して表面の
下方でより高い圧縮応力を保っている。同様に、5回の
レーザパルスを与えた後は材料シートの中央部分で引張
応力がより高くなっている。
レーザショック処理は衣面圧絹応力の大きさを50〜7
5 ksi増加させ、かつ熱処理状態と比較して圧縮応
力区域の深さを倍にしている。反対側の面の残留応力の
大きさは、第1の面での残留応力よりわずかに低く、こ
れは反対側の面から0.13ミリ(0,005インチ)
削り取ったことにより少なくとも部分的には起因してい
る。
1回の分光光線処理と5回の分光光線処理とによっても
たらされた残留応力の形態には極立った類似性がある。
双方の処理に対して表面残留応力の大きさは類似である
が、より硬質の材料においては5回のショック処理によ
る方法によりもたらされる応力はわずかに大きい。した
がって、残留応力の形態はレーザ処理条件、即ちショッ
ク処理の回数を変えることにより修正可能である。
この残留応力はレーザにより発生した高強度の衝撃波に
よってもたらされた。ショック処理後、試料は表面が圧
縮された状態で、内部が引張状態である夜会状態に放置
された。この残留応力の大きさと分布状態とが試料の疲
労寿命を決定する。
疲労試験 疲労試験用の試料は、硬度Rc 41およびRc541
で熱処理したブランクから第2琴にしだがつて調製した
。試験に先立って、各ノツチの根元の面を細い紙やすり
で軽く滑かにした。
全ての疲労試験は、応力比を+0.1とし、荷重を制御
した電気、油圧式疲労試験機で行った。ノツチに約1.
8の応力集中係数で負荷した。スポットの直径が1.1
3cmである試料1を除いて全ての試料のスポット径を
1.0cIrLとした。
疲労試験結果は以下の表に表わされている。
前記試験結果によれば、片側のみの7ヨツク処理では非
ショック処理状態以下か、あるいはそれと等しい物性を
提供する。この結果はすでに観察した残留表面応力の減
少と一致する。さらに、ショック処理後試料(試料1)
はわずかに折り曲げたが、そうすると疲労寿命が短くな
った。
分光光線によりレーザショック処理を行った後は特に1
回と5回のショック処理との双方において試料の疲労寿
命を著しく向上させた。双方の場合lこ疲労強度が著し
く増加していることが明らかである。
前述の表に示すようζこ、試料2.3および4はそれぞ
れ1つの応力レベル以上で試験を行った。
試料2は100 ksiζこて2百方サイクル以上の試
験を行い、次に140 ksiで3.5万サイクル以上
の試験を行って初めて疲労した。試料8は100ksi
で800サイクル以上の試験を行い、140ksiで8
.9万サイクル以上の試験を行って初めて疲労した。試
料4は100 ksiで800万サイクル以上を行い、
140 ksiで800万サイクル以上、次に160 
ksiで8,5万サイクル以上の試験を行い初めて疲労
したσ 硬度の低い材料(Rc41)のデータは不完全である。
分光光線による5回のショック処理に対しては160 
ksiでのみレーザショック処理状態を調査した。この
応力レベルにおいて、非ショック処理のものに対して疲
労寿命のわづかな向上が見られた。
Rc 54の材料において、1回と5回のショック処理
によって得られた疲労結果の全体的な類似性は残留圧縮
応力の大きさと深さが類似であるためかもしれない。R
c54の材料ζこおいて疲労強度がレーザショック処理
により著しく向上しうる。
Rc41の材料に対しても同様の向上が得られる。
残留表面応力は疲労に対して著しい効果を有することは
明らかである。
取付は継手 1友、レーザショック処理は機械的な取付は継手の疲労
特性を向上させるに実用可能な手段である。(1980
年8月付の、ニス、シー、フォードC8,C,Ford
)、ピー 、ピー、7エ7ラン)”(B 、 P 、 
Fairrand)、ニー、Lツf、クララ”7−(A
、H,C1auer )およびアール、ディ、ガリャー
CR,D、Ga1liher)(こよる、バラテレコロ
ンバスラボラトリ(Battelle Columbu
s Laborato−ries)の文献[レーザショ
ック処理の調査」” Investigation o
f La5er 5hock proce−s s i
ng″AFWAL−TR−80−8001、■および■
巻を参照のこと、なお、この内容を本明細誓で参考とし
て引用している)。この報告書ではアルミ合17075
および2024のレーザショック処理をこよる残留応力
を調査している。調査した材料の物性は疲労寿命であっ
て、孔を囲む材料部分をレーザショック処理し、亀裂の
始する速度ζこ見合うサイクルと亀裂の伝播速度に見合
うサイクルとから構成されている。
検討した取付具の孔の全ては円形であるが、広範囲のそ
の他の形状を有する取付は継手に対してもここ(こ開示
した原理は均等に応用可能と思われる。
ショック処理により疲労寿命は延び、亀裂伝播速度は遅
くなったが、ショック処理した試料では亀裂の開始はは
るかに早することか認められた。
亀裂は中間の厚さ部分における孔から始まる傾向がある
。亀裂が始まった後、亀裂は表面まで破れる前lこある
距離をレーザショック処理した区域を通して内部でトン
ネルをつくる。亀裂d高度に残留玉網応力のある区域を
通って移行せねばならぬためその生長は著しく遅くなる
がこれが疲労寿命の向上を意味する。
亀裂の始1つ速度が増すことは材料の表面に高度の残留
応力が集中し、孔を囲む中間厚さの部分の寸法lこおい
て残留応力の形態が変化するために起因するものと思わ
れる。亀裂の始1り速度を遅くさせることができれば疲
労寿命は驚異的に向上するであろう。
1つの方法は取付具の孔の円筒状の壁において圧縮応力
を発生させるために、そこをレーザショック処理するこ
とを含む。この方法は対向した反射面が光学的材質を有
する材料を孔の中へ挿入ムかつ固定させて使用している
。この材料は共通のベースを分は合った一対の円錐形の
反射面であることが好ましい。取付具の孔へレーザショ
ックが導かれると、対向した反射面が分光された光線の
パルスを取付具の孔を形成する円筒形の壁中へ反射させ
ることζこより、この囲繞した材料ζこおいて、より均
一な残留応力形態を提供する。この強化された材料にお
ける亀裂の始葦り速度は、非ショック処理の取付具の孔
の試料、あるいはレーザショック処理はしているが反射
面のない試料と比較すれば目立って減少する。
別の方法はレーザショック処理ζこおいて異った光線形
態を使用している。取付具の孔の直径よりレーザショッ
ク処理される区域の内径を若干大きくさせて、該孔の囲
りの同心の環状区域をショック処理することにより孔の
すぐ周りの区域は゛非ショック処理状態lこ留る。環状
のショック処理区域を使用することにより亀裂は非ショ
ック処理の試料と似たようζこ始まりかつ生長するが、
非ショック処理部分での亀裂は生長し、残留応力区域に
出合うことによって亀裂の伝播速度を遅くさせる。
残留応力試験−環状のショック処理の場合残留応力の評
価のためにアルミニウム合金2024−7”3を使用し
た。試料を放射する前に、6段のCGEネオデミウムガ
ラスレーザからの200Jの光線を2本のビーム光線に
分光し、それをさらに別の増幅器を通した。この装置に
より1つの側で200Jまで放射を高めることができた
。全てのレーザ放射をパルス幅が30n8で作動してい
る8段のレーザ装置で導いた。光線は焦点距離が1メー
トルで反射防止コーティングを施したレンズで集中させ
た。
試料の寸法は101.6ミリ(4インチ) Xl0I、
6ミリ(4インチ) X 6,35ミリ(3Aインチ)
であって、取付具の孔に擬して4.75ミ1J(0,1
8フインチ)の直径の孔を穿孔した(第3図参照)。
試料の表面はレーザ光線を吸収するための不透明の重ね
材料として、金属プライマと光沢のない黒い塗料を噴射
塗布した。透明の上重ね材の寸法は直径が38.Iミ’
J(1”rインチ)で、厚さが8.18ミl(!4イン
チ)であって、両側に光学性の面を備えた溶融石英ディ
スクであった。前記ディスクはねじで試料ホルダーに対
して締付はリングを固定することによシ塗布面に対して
ぴったりと押圧した。試料ホルダーは上積ねディスクの
爆発による破片を閉じ込めるため交換可能なアクリル製
の光線入射ポートを備えた木製の密閉体内に置いた。
試料に対して、孔と同心の環状の光線(内径がo、(J
lcmで、外径が1.686In)で両側から同時に放
射した。平均のエネルギは80 J /cm2で、パル
スの幅は18 ns、かつピークエネルギ密度は4.4
xlo’W/am”であった。
残留応力を材料の表面の6ケ所の明確な点において、か
つ表面よシ下方の種々の点において測定した(第3図参
照)。その結果(表4と第4図参照)孔(A点)の周り
の非ショック処理区域においてさえも圧縮残留応力が著
しく増加していることを示している。
表   4 環状の光線でレーザショック処理した結果の残留応力域
にわたって最大に増加している、表面応力は中実の光線
(非環状)の場合にみたれたものよシ大きい。
本発明を好適実施例について詳細に説明してきたが、本
発明のその他多種の形態も可能である。
ここでは本発明の可能な全ての形態を述べるつもりはな
く、ここに使用した条件は限定的でなくむしろ説明用で
ある。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によ
ってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の典型的な実施例を示す概略図、第2図
は疲労、試験に使用するノツチ付の鋼試料の寸法を付し
た平面図、 第8図は残留応力の測定位置を指示する文字を備え、環
状のレーザショック処理した区域を示す、残留応力を測
定するために使用した取付孔を有する試料の平面図、 第4図は第3図に指示するショック処理位置の各々にお
ける残留応力の深さを凡例と共に示すグラフである。 図において、 lO:全体装置 11:レーザ装置 18;光線 15:分光器 15.17.19:ミラー 23.25:ミラー27.
29:上重ね材料 3に対象金属特許出願人  バラチ
ル・デイペロプメント・コーポレーション (へ、悄) bσ2 41面下り;7さ (イノナ) ムG4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔l〕2つの反対側の面を有する金属の基層の物性を変
    える方法において、 前記2つの反対側の面の各々と直接接触させてレーザ放
    射に対して透過性の上重ね材料を置き、高エネルギのパ
    ルスを有するレーザによって、放射される、持続時間の
    短い少なくとも1個の高圧パルスを放射ビームスプリッ
    タ−へ発生させ2個の分割されたパルスに分割し、 一方の分割されたパルスを一方の上重ね材料を通して金
    属基層の一方の面を衝撃させ、同時に他方の分割された
    パルスを他方の上重ね材料を通して金属基層の他方の面
    を衝撃させることによって、各々の面から金属の基層へ
    高度の応力波を加え、金属基層の微小組織を変える金属
    基層の物性を変える方法。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の方法において、反
    対側の各金属面に直接接触させて上重ね材料を置きかつ
    該金属面を各圧力パルスが衝撃する前に、レーザのエネ
    ルギを吸収するコーティングで前記面を塗布する金属基
    層の物性を変える方法。 の)%許請求の範囲第1項に記載の方法において、持続
    時間の短い高圧パルスを1個以上金属基層へ通す金属基
    層の物性を変える方法。 (4)%許請求の範囲第1項に記載の方法において、上
    重ね材料の少なくとも1つはアクリルである金属基層の
    物性を変える方法。 (5)特許請求の範囲第1項に記載の方法によって物性
    が変えられ喪金属の基層。 ■〕 2つの面の間で孔を形成する内側円筒状の壁を有
    する金属基層の物性を変える方法において、レーザ放射
    に対して透過性の上重ね材料を2つの反対側の面の各々
    と直接接触させて置いて前記孔を被覆させ、 高エネルギのパルスを有するレーザにより放射される持
    続時間の短い少なくとも1個の高圧パルスを分光器へ発
    生させ、そのパルスを双方共前記孔より直径の大きい2
    個のパルスに分割させ、一方の分割されたパルスを孔を
    被覆している一方の上重ね材料を通して前記孔の周りの
    面を衝撃させ、同時に他方の分割されたパルスを前記孔
    と同心の他方の上重ね材料を通して前記孔の周シの反対
    側の面を衝撃させることによシ、前記孔の周りの各々の
    反対側の面から金属の基層中へ高度の応力波を加えるこ
    とにより金属の基層の微小組織を変える金属の基層の物
    性を変える方法。 (7)特許請求の範囲第6項に記載の方法において、高
    圧のレーザパルスが環状であって、その内径は孔の直径
    より大きく、環状部分は前記孔に対して同心である金属
    の基層の物性を変える方法。 (8)特許請求の範囲第6項に記載の方法において、前
    記孔を形成している円筒形の壁を衝撃するために少なく
    とも1個の分割されたパルスを導き、前記円筒形の壁は
    透明の上重ね材料によシ被覆されている金属の基層の物
    性を変える方法。 (9)特許請求の範囲第8項に記載の方法において、2
    つの対向した反射面を有する材料を取付具の孔の内側に
    固定させ、かつ 前記孔を形成している円筒状の壁を前記反射面から反射
    された、分光された光線の圧力パルスで処理することに
    より前記円筒状の壁の内部の微小組織を変える方法。 (ト)特許請求の範囲第6項、第7項、第8項または第
    9項のいづれか1項に記載の方法において、持続時間の
    短い一連の高圧パルスが発生せしめる金属の基層の物性
    を変える方法。 (3)特許請求の範囲第6項に記載の方法において、金
    属基層と直接接触して上重ね材料を置き、かつ各圧力パ
    ルスが金属基層を衝撃する前に、レーザのエネルギを吸
    収するコーティングで反対側の各金属面を塗布すること
    をさらに含むことを特徴とする金属の基層の物性を変え
    る方法。 (資)特許請求の範囲第6項に記載の方法によシ物性が
    変えられた金属の基層。 園 金属の基層の物性を変える装置において、持続時間
    の短い高圧のレーザ放射パルスを発生させることのでき
    る高エネルギパルスヲモつレーザと、 レーザ放射を吸収する上重ね材料と各々直接接触してい
    る2つの反対側の面を有する金属の基層と、 前記金属の2つの反対側の面へ同時にレーザ放射パルス
    を加える装置と、を含む金属の基層の物性を変える装置
JP57234897A 1981-12-28 1982-12-28 材料基層の物性を変える方法と装置 Pending JPS58120716A (ja)

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US33461281A 1981-12-28 1981-12-28

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