JPS58118203A - 砕木方法および遠心式砕木装置 - Google Patents

砕木方法および遠心式砕木装置

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JPS58118203A
JPS58118203A JP57212846A JP21284682A JPS58118203A JP S58118203 A JPS58118203 A JP S58118203A JP 57212846 A JP57212846 A JP 57212846A JP 21284682 A JP21284682 A JP 21284682A JP S58118203 A JPS58118203 A JP S58118203A
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wood
rotor
water
chipping
centrifugal
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JP57212846A
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ジヨン・エ−・ワイルデイ
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AMUKA INTERN Ltd
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • D21B1/14Disintegrating in mills
    • D21B1/18Disintegrating in mills in magazine-type machines
    • D21B1/24Disintegrating in mills in magazine-type machines of the pocket type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は砕木表面に木材を押し付ける力が遠心力によ
って生ずる。パルプ材および/または木片の砕木方法お
よび装置に関する。この方法および装置はさらにその詳
細について後述する種々の他の態様および利点を含む。
紙製品の製造用の砕木されたパルプ材を製造する一つの
通常の方法はバッチパルプ材(丸太木材或はチップ)を
回転砕木砥石に押し付けると同時に特に実際の砕木場所
から離れた場所において砕木砥石の表面へ直接に水を噴
霧することによって砕木室内にシャワー水を給送するこ
とを含む。ダム或は堰によって液相のパルプスラリーで
ある砕木された木材紙料は砕木砥石を清浄にし、潤滑し
かつ冷却するために砕木砥石の下方点よりもわずかに高
いレベルにおいて砕木室内に保管される。ダム上を流動
する砕木された紙料はそれ自身の重量によってさらに別
の処理を受けるために排出される。上記方法の他に「ピ
ットレス」方法があり、これは砕木砥石が浸漬されずに
別の水シヤワー用装置が設けられている。
他の既知の方法は、ディスクリファイナを用いるもので
、これは精製または粉砕される材料が相対回転する2つ
の接近して隔たった対向円板間で加工される。
最近の発展によれば、木材は大気圧以上の圧力の下で砕
木され、これによって標準砥石木材(sciw)におけ
るよりも高い砕木温度が用いられる。
米国特許第3,808,090 および同第3,948
,449号において、加圧された気状雰囲気内で閉鎖さ
れた砕木室内で木材を砕木することによって砕木パルプ
を改良することが述べられている。上記2つの特許にお
いて、木材が供給されかつ砕木室内の大気圧以上の圧力
がバッチ木材の砕木が継続される間だけ維持される。し
かし、新規バッチ木材がマガジン内へ給送されなければ
ならないときは、マガジンは開かれなければならず砕木
表面の圧力は大気圧まで下る。よって、砕木装置は継続
的に圧力のかかった雰囲気内で機能することはできない
上記の問題を克服する試みとして、付加的な開発が行わ
れかつ1981年3月10日付Oy Tampella
Ab  のカナダ特許第1,097,118号、198
1年6月2日および1981年6月23日付それぞれの
米国特許第4,270,703号および米国特許第4,
274,600号による特許が公告された。Oy Ta
mpell  の方法において、砕木室の上流に配置さ
れた給送室は2つの圧力シールをもち、その一つは大気
に対し、また他の一つは砕木室に対するものである。よ
って、給送室は二重閉鎖シールとして作用し、砕木室内
の圧力は常に大気圧以上に保たせる。この方法を用いる
ことによって、砕木室内の圧力は数bar程度高くなり
、砕木石表面の温度は標準圧力沸点より十分高く上昇す
る。
これまでに開発された標準砥石砕木材(SOW)方法お
よび加圧砕木材(PGW)  方法の可成りのサイズお
よび複雑さのゆえに、製紙用として用いられる砕木パル
プを製造する設備の複雑さとサイズを減少することが望
ましい。PGWおよびSGWの両方の方法においては共
に、砕木材を砕木砥石に押圧するために極めて高い圧力
シューが液圧式に駆動されなければならず、この圧力シ
ューの一般に上方位置に砕木される到来木材の重なりを
提供しなければならない。
木材パルプの砕木への別の解決手段は木材と砕木表面と
の間の砕氷圧力が、内部の円筒状砕木表面を提供するこ
とにより、および遠心力の使用により静止砕木表面に外
向きに木材を「繰り出す」ことによって遠心式にもたら
される。この遠心作用は木材と砕木表面との間に適切な
圧力を提供するばかりでなく、成る量の水が木材ととも
に回り洗れるから、標準砥石砕木材(SGW)  方法
において得られる最大値よりも高い温度を許す。
1973年10月24日付の初期のカナダ特許第283
4は木材用の遠心式砕木装置の初度の装置を開示し、こ
れは静止内側円筒状砕木表面、および垂直軸線まわりに
回転するロータを具備し、かつ給送木材を半径方向の経
路に沿って遠心式に外方へ繰り出し′て、砕木表面と接
触させる。砕木表面を冷却し、かつパルプスラリーをつ
くるための水は学−のホース或はパイプによってハウジ
ング内に蘭学に噴出される。
Mooreによって用いられた初歩的な構造のゆえに、
彼の装置は現在の高速砕木の役を果すことはできない。
従って、この発明の特色はMoore装置に対する改良
型装置を提供することであり、特に内側の砕木表面に対
し均等かつ加圧された噴水を促進するためlこ回転式の
原理を用いる装置を提供するにある0 従って、この発明は回転表面をもつ形状の内側砕木表面
を含む遠心式砕木装置を含む。砕木表面と同軸に回転す
るように取り付けられたロータは中心空洞をもちかつ前
記中心空洞内の材料がそれを通って砕木表面と接触する
ことができる少くとも一つのポケットをもつ。第1の装
置は砕木される材料を中心空洞に送出するために提供さ
れ、および第2の装置はロータを回転するために提供さ
れる。第3の装置は砕木表面に水を付与するためロータ
に具備される。
さらに、この発明は回転表面形状の内側砕木表面を用い
る砕木方法を提供する。この方法は材料と表面との間に
遠心式砕木力を生せしめるために内側砕木表面まわりに
材料を回転することと同時に砕木表面にそれに接近した
表面まわりに回転されるオリフィスを通して水を付与す
ることを含む。
この発明の2つの実施例が附図に示され、これらの図に
おいて類似の部品には同一参照数字を付す。
まず第1図において、この図はその左半部は遠心式パル
プ木材砕木装置10の軸方向断面を示し該装置はキャッ
プ状頂部フレーム12、両端に2つの外向きに延びるフ
ランジ15および16をもつ円筒形外側砕木砥石取付フ
レーム14、および以下において詳述する底部フレーム
18を含む。
複数の砥石セグメント20が砥石取付フレーム内に固設
され、これらの砥石セグメントは半径方向に対称の凹面
円筒状の内側砕木表面22を構成する。これらの砥石セ
グメントは六角形状に形成することもできる。
駆動軸27が、第1図においては1個のみ示す内子い軸
受上に砕木室24の中心に取り付けられ、該軸には回転
ハブ28がキー29を用いて固定される。
少くとも1つで好ましくは2つ或は3つの中空アーム3
0がハブ28から半径方向へ実質的な距離を延び、該ア
ームは砕木表面22に沿いかつ該表面まわりにパルプ木
材を円周方向に推進するのに用いられる。
第2図に示すように、アーム30は矢印32の方向に軸
線31まわりに回転し、かつその外側端34が回転方向
に比して後方に向って傾斜するように徐々に変化する曲
率をもつ0第2図から判るように、外側端34はその前
方表面に沿って複数の保合歯36をもち、これらの歯3
6はノ々ルプ木材片38が砕木表面22と当接線転する
とき、oルプ木材を安定させるため、およびパルプ木材
38の反跳或は転動を最小にするためにパルプ木材片3
8と係合される。中空アームはその外側端において調節
可能な指状棒40をもち、該棒は不銹鋼鋳物で造られ、
砕木表面22と極く接近して装着されてパルプ木材38
の近傍に所在する水と砕木パルプのスラリーが砕木表面
22まわりを円周方向に掃引されて遠心力によって砕木
表面22に向けて外方へ「繰り出す」のを保証する。
単に曝−のアーム30のみが設けられた場合、・・プ2
8は暎−のアームの位置と反対側に重錘を付設すること
によって平衡させなければならない。
2つの対向するアーム、或は120Pつづ隔てた3つの
同一のアームを提供することによって平衡重錘を設ける
必要は解消できる。
第1図に戻り底部フレーム18は参照数字43で全般を
示された細断機を含み、この細断機42はステータ45
およびロータ47を含み、ロータはハブ28と一体構成
の円板状回転底壁48の一体構造部分である。ロータ4
7はステータ45と同じ複数の溝孔を有し、2組の溝孔
の開口46は尚速度において互いに通交し、鋏或は剪断
作用の形で砕木パルプ材料を細断する。この細断作用の
目的は、さもなければ下流における詰まり状態を増大さ
せる破片を細断するにある。
底部フレーム18はパルプスラリー用の排出区域を形成
する渦巻き部を形成する壁50を含む。
パルプスラリーを排出区域から除去するために開口(図
示せず)が設けられる。軸受シールが53で全般を示さ
れ、かつL字形の静止リング54を含み、このリングは
ばね57によってノ1ブ28と一体の環状下、向きの突
出部56の底部に上向き(こ押接される。
環状板59が中空アーム30の頂部に設けられ、該板は
部分48とともに砕木工程から得られる液相パルプスラ
リー用の収容区域を形成する。
パルプ木材給送バイブロ0が頂部フレーム12上方に結
合されこのパイプに沿ってパルプ木材片38aが移行す
る。第1図から、・−プ28に結合されたアーム30は
、また環状板59の内周辺62を終端とする内側自由縁
をもつことが判る。よって、中心開口64が形成され、
この中に、<ルプ木材片38aが落下される。
ハブ28は第1図に示す長さを必ずしも必要とせずかつ
キー29に近接した場所に終端を置くことも考えられる
。また、砕木室24全体は暎一または二重シール(図示
せず)の使用によって大気圧以上に付加的に加圧され、
これによって砕木表面22まわりにかつ該表面に対し遠
心作用を受ける液相スラリーによる圧力は遠心効果およ
び付加加圧作用の両方の理由によって大気圧よりも高く
なる。
第1図および第2図に示される実施例は垂直向き、即ち
回転軸線を垂直にし°て配置されているが、第3図に概
略図示した装置は水平配置である。第3図の目的は、本
質的に砕木表面22aと隣接する場所に如何に水が導通
されるかを示し、およびアーム30の回転に伴う遠心効
果がノズル67において使用される水の圧力を増大させ
る方法を示すことにある。
簡明な数学的処理によって、ノズル67の位置から回転
中心線までの半径が12in (30,50)で、かつ
この区域における回転速度が120raiであれば、9
0〜100 psi (6,3〜71v/d ’)のオ
ーダの圧力増加が中心線からノズルに向って生ずる。こ
れによって初期の給送場所70において比較的低い圧力
水を使用することができる。圧力は半径の2乗、および
回転速度の21乗に従って変化するから、全く処理し易
い寸法内で水の可成りの圧力増加を得ることができる。
第3図において、電気モータ71は減速歯車箱74の入
力軸72を回転し、その出力軸75は第3図においては
暎に水配管77で示されてG)る中空アームを回転する
普通の砕木装置においては標準である1 00 psi
(7h/c11りの砕木圧力をこの区域において得るた
めに、数学的計算によれば、遠心式砕木装置の直径が8
0 in(203,2cm )で42 Orpmの回転
速度がその区域に要求されることが示された。これは約
1760 in/see (44,7m/see )の
表面速度に相当する。
第4図および第5図において、円筒形の砕木表面90は
砥石保持フレーム94によって所定位置に保持された好
適な砥石92の円筒形部分によって形成される。ノ・ウ
ジング96が砥石保持フレーム94と密封状態で結合さ
れ、ノ・ウジング96は第4図におけるその左方部は軸
受ノ・ウジング99に対して密封され、かつ第4図の右
方部において軸受・・ウジング101に対して密封され
る。
第4図の右方の軸受ノ・ウジング101は、中心軸線1
09まわりに回転するパイロット軸107を中心に支持
する一連のころ軸受105を含むパイロット軸軸受ハウ
ジング104に結合される。
第4図の左方において、軸受ハウジング99は普通構造
の駆動軸軸受ハウジング112に結合され、該軸受け2
つのこの軸受113および115を支持し、かつパイロ
ット軸107とともに線109によって形成される軸線
まわりに回転するようにロータ120を確実に支持する
低速駆動軸を回転するために中心で支持する。
第4図および第5図の両方から十分に理解できるように
、ロータ120は本質的に2つの端板122および12
3から成り、これらは両者間に2つの軸方向に延びるか
ま形部材125および126(第5図参照)を支持する
。さらに詳しくは、各かま形部材125および126は
外方へ延びる部分129、およびロータ自身の軸線10
9に対して偏心的に配設された実質的に部分円筒状部分
131を含む。さらに、第5図において、左方の部分円
筒状部分131の曲率中心は134に位置し、一方右方
の部分円筒状部分131の曲率中心は136に位置する
。これらの曲率中心の位置は、もち論、重要なことは中
心の位置ではなく部分131が有する表面がその一方の
端の実際の回転軸線109にその他方の端におけるより
も接近して位置することであるから、決定的に重要では
ない。第5図を見れば、部分129に隣接する部分円筒
状部分131の区域139は区域141よりも軸線10
9に近接していることが判る。第5図に示すように、2
つの部材125と126との間の空所は種々の直径をも
つ丸太で満たされる0軸線109まわりにロータが回転
すると、これによって生じた遠心力が丸太をして部分1
31の傾斜部をあたかも重力場における下降傾斜の場合
に和尚するかのように「転がり落とさせる」。事実、ロ
ータの回転によって生じた遠心力は、もし回転が十分に
高ければ、重力場よりも可成り大きいから、部材125
と126との間の丸太はそれらが回転軸線109から離
れ動こうとするように主として遠心力のみによって動作
するように「見える」。
丸太が部材125および126と接触状態になると、そ
の部分131は第5図に示されるように反時計方向に軸
線109から漸次に遠ざかるから、丸太も同様に部材1
25および126に対し反時計方向に転がり或は移動す
るように動作し、これによって、部材125と126と
の間の空所が存在するその末端区域に近づき、この空所
内で丸太は遠心力によって外向きに動かされかつ砕木砥
石セグメントの内側円筒状表面90と接触せしめられる
。第5図に示すロータ設計は、一つのポケットが完全に
負荷される反面他のポケットが空虚になりその入口が塞
がれるために丸太を受は入れることができない状態の発
生が避けられる「流体中心」現象を提供する。
回転軸線109から最も離れている部分131の縁部番
こおいて、内側砕木表面90に近接してその縫地を置く
案内板143が設けられている。各部材125,126
の最外側部には指状棒145が支持されており、この棒
は内側砕木表面90と当接しつつそのまわりに回転して
いる砕木木材とこれに加えられた水から成る液相スラリ
ーを保持するのに用いられる。好適に、指状棒145は
砥石の側部ヘパルプを空虚にするのを助長するように形
状づけられている。指状棒145がもつべき好適な形態
はG、W、Cryderman発明のKoehrwg 
−Waterous Ltd、 ヘの1974年5月2
1日付カナダ特許第947,555号に記載されている
ロータ120の外側板122および123の形状は第5
図に示すようなものであり、この形状は本質的に円形で
あるが2つの外方へ延びる正反対の耳部分147をもつ
。これらの耳部分147は望ましくない裂片の逃出を制
限するためのものである。これは裂片を砕木区域内に保
留させてそれらが完全に砕木されるのを保証する。板1
22および123の定格の外周辺150は内側砕木表面
90よりも小さい直径をもち、これによりそれらの間に
すき間152を形成し、このすき間152を通って内側
砕木表面90からパルプ木材紙料が逃出できる。しかし
、耳部分147は内側砕木表面90の半径を越えて外方
へ延び、これによって砕木砥石セグメントと重なる。こ
れ番こより2つの「砕木空洞」の形成を許し、各砕木空
洞は横方向へは2つの耳部分147、外方へは砕木表面
90、前方へは部材125および126の一方の板14
3、後方へは部材125および126の他方の部分12
9および指状棒145により形成される。丸太は遠心式
にこれらの砕木空洞内へ繰り出し或は押動し、紙料内に
砕木される。
第4図において、軸受ハウジング99および101は2
つの環状の木材/油相機械的シール156用の外側限界
を定め、該シールは低速駆動軸117およびパイロット
軸107それぞれに対し内側で当接する。
よって、ハウジング96は一つの室の上方部分を形成し
、その室内においてロータ120が回転し、この室はパ
ルプ木材を保持しかつこれを下方へ向けさせる。室の下
方部分は、第4図および第5図に示すように、その中に
設けられた紙料貯め160内の砕木装置の床158のレ
ベルより下方に配置される。紙料貯め160の底部には
紙料排出通路162が設けられ、これは紙料の別の処理
段階(この発明には関連せず)に通ずる。
第6図および第7図について、砕木表面の面からの紙料
の除去を促進するために、砕木表面90の軸方向端に向
けてパルプ木材を押動することが望ましいことに関して
この発明の特色を述べる。
第6図は第4図の左方に示される、板123の外側端を
示す。第6図は、左方板123がその周辺に凹部171
を有するが板123の他部分については第5図に示す板
122と同形であることを示す。2つの板122と12
3との間には逆V字形指状棒保持具173が結合され、
この保持具に同様に逆V字形である副指状棒175がボ
ルト或はクランプによって確実ζこ結合される。第6図
はクランプ或はボルト形態の3つの緊締具組立体178
を示す。
第7図は副指状棒175およびその保持具を実際の形状
で示す方向から見たロータ120の立面図である。副指
状棒175は2つの板要素から成り、それぞれの板要素
は彎曲外側縁部181を有し、これは内側砕木表面90
と同一の曲率をもつ。
第6図において見られる回転方向は時計方向(第5図に
おけるように)であるから、副指状棒175はロータ1
20の正常回転中第7図で見て上方に移動することを意
味し、砕木表面90に接着するが指状棒145の下方へ
排出した砕木紙料スラリーは2つ1こ分岐されかつ内側
砕木表面90の末端に向けて軸方向へ押動されることが
考えられ、これによりこの部分から排出し紙料貯め16
0に落下する。
副指状棒175は内側砕木表面90上に砕木パルプ紙料
の過剰な蓄積を避けるという利点をもつと考えられる。
このような蓄積現象は砕木作業を阻害する。
第4図および第5図について注目すべきことは、水通路
であって、これは低速駆動軸1ff7を軸方向に沿って
砕木室を流入させかつ内側砕木表面に隣接する複数のノ
ズル位置Iこおいてこの水を利用させることにある。
さら番こ詳しくは、第4図において、シャワー供給水が
給送パイプ184に沿って左方から回転式シール186
を通って低速駆動軸177の軸方向に位置する中央通路
189内に流入することが判る。軸方向通路189から
複数の(この場合は4つ)の半径方向通路191が通路
189から外向きに延びかつ該通路と連通し、通路19
1は適切なパイプ或は他の導管によって構成される。通
路123の外方或は終末端において、該通路は各シャワ
ーパイプ193と連通し、これらのパイプはロータ12
0に対し軸方向に延び、かつ板122と123との間ζ
こ支持される。第4図に示すように、各取外し可能なシ
ャワーパイプ193はパイプキャップ195をもって右
方端において蓋われ、かつ内側砕木表面90に隣接する
複数のノズル開口196をもつ。
この明細書のはじめに述べたように、ロータ120の回
転は通路189内の圧力に対し取外し可能なシャワーパ
イプ193内の圧力を増大して、供給水が取外し可能な
シャワーパイプ193内の所期圧力よりも低い状態で、
パイプ184に沿って流入するのを許す。
本文で開示された砕木構造体は若干の利点をもち、これ
を下記に要約する〇 第1に、本文で開示された砕氷機組立体は加圧効果を生
成するが圧力保持機構を必要とせずに使用できる。
第2に、この設計は丸太と同様に、木材チップのスクリ
ュ送り或は他の装置を付設して木材チップの砕木も実施
することができる。
さらに、ロータを通してシャワー水を給送することによ
り、その最終圧力の可成りの成分が遠心式に発生される
。同様に、オリフィス196において使用される水の圧
力は砕木圧力と同様に毎分回転数の増加とともに増大す
る。
ディスクリファイナと対比して、チップ給送剪断区域(
ここにおいてチップは静止状態から回転運動に加速され
る)内で、この発明による砕木装置はりファイナよりも
さらに遅い速度で回転する。
この発明による砕木装置は、円板形リファイナ用が18
0 Orpmであるのに対し500 rpmの領域内で
回転する。よって、リファイナにおけるよりも(この特
定領域内で)少い動力の吸収で済み、かつチップは低速
であるため一層良好な状態で砕木装置の作用表面に到達
する。
2つの正反対に向いて配置されたポケット或は砕木空洞
を有するq−夕をこの明細書の図面に示したが、3つ或
はそれ以上のこのような砕木空洞を設は得ることが明ら
かである。
さらに、砕木圧力は、この装置においては発生した遠心
力によって支配されるから、ロータ速度を変化する装置
を提供することによって、正確に制御できることが判る
図示しないが、丸太或は木材チップをパイロット軸10
7の流入部からロータの中心部分内に移動するのにスク
リュ式給送装置が用いられる。この明細書に規定された
構造体は従来のバッチ操作砕木装置に対し大いに優越し
た連続操作を実施させることが明らかである。連続給送
或は搬送システムを用いて操作することによって、この
発明による装置を用いて装入を自動化し、従って所要人
力を減少しかつ安全性を増進できる。これらは明らかに
従来方式の砕木装置に比し利点をあられす。
本文に開示された設計に加えることができる別の一つの
実施例は、ロータの回転方向と反対方向に内側砕木表面
を回転するものである。これは砕木圧力(これは単に遠
心力即ちロータ120の回転速度のみによる)を変化せ
ずに、木材が砕木表面通過する速度を増大する。
例えば第1図の破線197によって示されるような形状
をもつ円すい形表面の、円筒形以外の砕木砥石表面の使
用例もある。これは紙料の排除およびロータと砥石間の
すき量調節の両方の便宜のために用いられる。このよう
な別種実施例は、特に砥石きロータとの間のすき間が一
層重要であり、かつ直径を変化することによる周速度の
変化がそれ程重要でないようなチップ砕木方法に適用し
て好適である。
砥石構造はこの設計では静止しているから、応力は大い
に減少される。この構造体に対する砥石設計は鋼製のリ
ム或はフレーム94に装着された陶化した部分から成る
。これは従来構造よりも軽量かつ簡潔な砥石を提供でき
る。別の実施例は、もし冷却目的にジャケットを形成す
る場合の砥石ハウジングの設計が最後に残される。
この発明の特定実施例を図示しかつこれについて述べた
が・この発明の特許請求の範囲に規定するようなこの発
明の要旨から逸脱せずに糧々の変形を実施できることは
当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によって構成された遠心式パルプ木材
砕木装置の第1実施例の部分立面および部分切断図、第
2図は第1図の遠心式バルブ木材砕木装置の部分一平面
および部分水平断面図、第3図は一砕本表面近くの噴水
オリフィスに水を給送する装置の全般を示す概略断面図
、第4図はこの発明の第2実施例をとおる軸方向断面図
、第5図は第4図の線5−5に沿ってとられた断面図、
第6図は第4図の線6−6に沿ってとられた断面図、お
よび第7図は矢印7の方向に見た第6図1こ示すロータ
の立面図である。 10:砕木装置 22:内側。砕木表面 27:第2装置 28二ロータ 30:ロータ 40:主指状棒 60:第1装置 96:ハウジング 173:副指状棒 189:第1通水路 191:通水装置 193:第2通水路 196:ノズル装置 特許出願人 アムカ インターナショナル リミテッド図面の浄書(
内容に変更なし) FIG、 7 手続補正書 (自発) 昭和58年上月/2日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和57年 特許願 第212846
号2、発明の名称 砕木方法および遠心式砕木装置 3、補正をする者 事件との関係  出願人 アムカ インターナクヨナル リミテッド4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)回転表面形状の内側砕木表面(22)を用いる砕
    木方法において、前記内側砕木表面まわりに材料を回転
    して材料と表面との間に遠心式砕木力を発生し、同時に
    前記砕木表面まわりに、これと近接して回転されるオ、
    リフイス(196)を通して前記砕木表面に水を付加す
    る工程を含む砕木方法。 (2)遠心力が前記オリフィスにおいて使用される水の
    圧力を増大するのに用いられる特許請求の範囲第1項記
    載の砕木方法。 (3)砕木表面が砕木室内に位置し、および材料が砕木
    表面と同軸のロータによって該表面のまわりに回転され
    、さらに水を付加する工程が水をロータ内へ軸方向に導
    入しかつ水をロータ軸線から遠ざかる方向へ前記オリフ
    ィスに通流することによって達成される特許請求の範囲
    第2項記載の砕木方法。 (4)材料がパルプ木材である特許請求の範用上記各項
    のいずれか1項記載の砕木方法。 (5)  材料が砕木表面を含む室内に軸方向へ給送さ
    れるパルプ木材である特許請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれか1項記載の砕木方法。 (6)前記オリフィスを通って付加される前記水が前記
    材料とともに砕木表面まわりに搬送され、かつ遠心力に
    よって加圧され、これにより水の沸点を上昇させて砕木
    表面から水を蒸発せしめることなく大気圧の下において
    砕木工程を進行させる特許請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれか1項記載の砕木方法。 (刀 自己の軸線に沿った一つの方向にテーバをもつ回
    転表面形状の内側表面(22)を用い、前記内側砕木表
    面まわりに材料を回転して材料と前記表面との間に遠心
    式砕木力を発生し、同時に前記砕木表面に水を付加する
    工程を含む砕木方法において、さらに回転表面が拡張す
    る方向に砕木された材料の運動を助長するために回転表
    面のテーバ形状を利用することを含む砕木方法。 (8)表面(22)に近接して表面まわりに回転される
    オリフィス(196)を通して砕本表面番こ水、を付加
    し、および遠心力が前記オリフィスにおいて使用される
    水の圧力を増大するのに用いられる特許請求の範囲第7
    項記載の砕木方法。 (9)  材料が木材チップである特許請求の範囲第1
    項、第7項および第8項のいずれか1項記載の砕木方法
    。 001  回転表面形状の内側砕木装置(22)、前記
    砕木装置と同軸に回転するように取り付けられかつ中央
    空洞を有しかつ中央空洞内の材料が通過して砕木装置と
    接触される少くとも一つのポケットを有するロータ(2
    8,30)、中央空洞に砕木される材料を送出する第1
    装置(60)、ロータを回転する第2装置(27)、お
    よび第3装童を含み、前記第3装置(189,191,
    193゜196)が前記砕木装置に水を付加するためロ
    ータ内に配設されることを特徴とする遠心式砕木装置1
    (to)。 0υ 第3装置がロータの軸線と隣接するロータ内への
    第1通水路(189) 、および砕木装置と隣接するロ
    ータ内の少くとも一つの第24水路(193)、第1お
    よび第2通水路を接合する通水装置(191)、および
    砕木装置に向けて水を噴射するため第2通水路と連通ず
    るノズル装置(196)を含み、第2通水路がロータ軸
    線から第1通水路よりも離れており、これによりロータ
    の回転が遠心効果により第1通水路内の圧力に対しノズ
    ル装宣内の水の圧力を増大する特許請求の範囲第10項
    記載の遠心式砕木装置。 Q21  砕木装置の軸線が実質的に水平である特許請
    求の範囲第10項或は第11項記載の遠心式砕木装置。 αJ 砕木装置が実質的ζこ円筒状である特許請求の範
    囲第10項或は第11項記載の遠心式砕木装置0 04  ロータ上において正反対向きの位置に配置され
    た2つの前記ポケットを有する特許請求の範囲第10項
    或は第11項記載の遠心式砕木装置。 (+51  第1通水路がロータと同軸に配置される特
    許請求の範囲第11項記載の遠心式砕木装置。 Q61  ロータのまわりに円周方向に間隔を保ちかつ
    すべてが実質的にロータの縦方向に延びる複数の前記第
    2通水路が配設され、それぞれが砕木装置に向けて水を
    噴射する複数のノズルをもつ特許請求の範囲第11項或
    は第15項記載の遠心式砕木装置。 07)主指状棒が回転方向に各ポケットの後方において
    ロータに配設されかつロータ軸線と実質的に平行に配置
    され、および副指状棒が回転方向に各主指状棒の後方に
    おいてロータに配設されかつ各副指状棒が上向き頂点を
    もつ矢筈形態を有し、これにより副指状棒の効果がパル
    プ木材紙料を砕木装置の軸方向端に向けて押動させる特
    許請求の範囲第10項、第11項および第15項のいず
    れか1項記載の遠心式砕木装置。 +181  主指状棒(40)が回転方向へ各ポケット
    の後方lこおいてロータに配設され、主指状棒がロータ
    軸線と実質的に平行に配置され、および副指状棒(17
    3)が回転方向へ各主指状棒の後方においてロータに配
    設され、各副指状棒が上向き頂部をもつ矢筈形態を有し
    、これにより副指状棒の効果が砕木装置の軸方向端に向
    けてバルブ木材紙料を押動させ、砕木装置がさらに砕木
    装置の両端において紙料排出室を形成するハウジング(
    96)および前記紙料排出室と連通する紙料流出部を含
    む特許請求の範囲第10項、第11項および第15項の
    いずれか1項記載の遠心式α■ 自己の軸線に沿った一
    つの方向にテーパをもつ回転表面形状の内側砕木装置(
    22)、砕木装置と同軸に回転するように取り付けられ
    かつ中央空洞をもちかつ中央空洞内の材料が通過して砕
    木表面と接触される少くとも一つのポケットを有するロ
    ータ(28,30)、ロータを回転する第2装置(27
    )および前記砕本表面番こ水を付加する第3装置(18
    9,191,193,196)を含む遠心式砕木装置。 翰 内側砕木装置が円すい状である特許請求の範同第1
    9項記載の遠心式砕木装置。 eυ 第3装置がロータの軸線と隣接する、ロータ内へ
    の第1通水路(189) 、および砕木表面と隣接する
    ロータ内の少くとも一つの第2通水路(193) 、第
    1および第2通水路を接合する通水装置(191) 、
    および砕木表面に向けて水を噴射するため第2通水路と
    連通ずるノズル装置(196)を含み、第2通水路がロ
    ータ軸線から第1通水路よりも離れており、これにより
    ロータの回転が遠心効果により第1通水路内の圧力に対
    しノズル装置内の水の圧力を増大する特許請求の範囲第
    19或は第20項記載の遠心式砕木装置。 シ4 ロータ上において正反対向きの位置に配置された
    2つの前記ポケットを有する特許請求の範囲第19項或
    は第20項記載の遠心式砕木装置。
JP57212846A 1981-12-07 1982-12-06 砕木方法および遠心式砕木装置 Pending JPS58118203A (ja)

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GB8136864 1981-12-07
GB8136864 1981-12-07

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JPS58118203A true JPS58118203A (ja) 1983-07-14

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ID=10526423

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JP57212846A Pending JPS58118203A (ja) 1981-12-07 1982-12-06 砕木方法および遠心式砕木装置

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US (1) US4474335A (ja)
JP (1) JPS58118203A (ja)
BR (1) BR8206993A (ja)
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Also Published As

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CA1172485A (en) 1984-08-14
US4474335A (en) 1984-10-02
BR8206993A (pt) 1983-10-11

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