JPS5811814Y2 - 巻取回転形撚線機のテ−プ供給台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信用ケーブルを撚線しなから縦添テープを巻
着ける巻取回転線撚線機に釦けるテープ供給台にかいて
、テープパッドをテープ供給台に回転自在に支持し、水
平螺杵を該供給台の左右両側にそれぞれ前後方向に向け
て回転自在に支持し、該両水平螺杵に進退自在に螺合し
て立設した支柱にそれぞれ回転自在に垂直螺杵を支持し
、該垂直螺杵にそれぞれ支承体を進退自在に螺合し、該
両支承体に上下に回動自在に設けた軸受体間にテープガ
イドローラーを回転自在且つ心細方向に摺動自在に豆果
してなるものである。

本考案を図について説明する。

巻取回転線撚線機は、ボビンＡよシ繰出した絶縁線Ｂを
線ガイドＣを通し、集積装置りにて配列を定め、集合ダ
イＥによって集合させ。

ケーブルコアＦを形成すると同時に回転巻取機Ｇの回転
により撚線しなから縦添テープ１を巻着け、押え巻ヘッ
ドＨによう押え巻を施し、引取キャプスタン■により定
速で引取り、回転巻取機Ｇに設けたドラムＪに巻取るも
のである。

ここにおいて縦添テープ１は本考案に係るテープ供給台
２を具えたテープ供給装置により供給される。

テープ供給台２に６軸を水平方向にしてテープパッド３
を回転自在に支持し、縦添テープ１をテープ供給台２０
前後方向に繰出す。

その繰出方向には順次配列する第１テープガイドローラ
４、第２テープガイドローラー５などのようにテープガ
イドローラーをテープ供給台２に支持する。

テープ供給台２の左右両側に該供給台２の前後方向に向
けて水平螺杵６，６′ を軸受Ｉ、７′ により回転自
在にそれぞれ支持し、水平螺杵６，６ノのそれぞれの一
端のテープ供給台２の外に適宜ハンドル８．８′ を設
ける。

支柱９，９ノの上下端部に軸受ｔｏ、ｉｏ、ｉｏ’、ｉ
ｏ’ をそれぞれ設けると共に前後方向に標札ｉ ｉ
、 ｉ １’ を穿設し、該標札１１ 、１１’を
それぞれ水平螺杵６，６′ に進退自在に螺合して支柱
９．９′ を水平螺杵６゜６ノ上に立設し、前記軸受
ｉ ｏ 、 １ｏ 、 ｉ ｏ’。

１０７ に回転自在に支持した垂直螺杵１２ 、１２’
の上端に適宜ハンドル１３ 、１３’ を設け、該ハン
ドル１３．１３’ の回転によシ該垂直螺杵１２゜１
２′ にそれぞれ支承体１４，１４’ をその標札１
５ 、１５’ に卦いて進退自在に螺合する。

支承体１４ 、１４’ には、例えばそれぞれ両側面よ
り前方にアーム１６．１６を突設し、該アーム１６゜１
６に回動軸１７によシ上下方向に回動自在に軸受体１８
を設け、該軸受体１８に軸穴１９を凹設する。

渣た図示しないが軸受体１８は支持体１４に球面継手に
よって結合することもできる。

テープガイドローラー２０は両端に回転軸２１を突出さ
せ、該回転軸２１を前記両軸受体ｉｓ、ｉａの軸穴１９
，１９に回転自在に嵌入すると共にその心細方向に摺動
自在に豆果する。

巻取回転形撚線機の稼動に当っては、テープ供給装置Ｋ
に釦けるテープ供給台２のテープパッド３より繰出した
縦添テープ１は図示では第１テープガイドローラー４の
下面に当接して第２テープガイドローラー５の上方に当
接し、回転巻取機Ｇの回転により撚線さ几つつあるケー
ブルコアＦに巻取られるが、この際上述のテープガイド
ローラー２０を第２テープガイドローラー５の位置に置
く時、縦添テープ１のケーブルコアＦへの巻着角を変え
るにはテープガイドローラー２０の水平螺杵６，６ノ
をハンドル８．８′ により回動して支柱９．９ノ を
各別に前後に適宜移動し、垂直螺杵１２．１２’ をハ
ンドル１３．１３’ により回動して支持体１４．１４
’ を各別に上下に適宜移動してテープガイドローラ
ー２０の位置を水平鉛直の両方向の自由な傾斜度に選定
して巻着角を調整することができる。

本考案はテープ供給装置のテープ供給台２の左右両側に
前後方向に向けて水平螺杵６，６′ を回転自在に支持
し、該両水平螺杵６，６′ に進退自在に螺合して立設
した支柱９，９′ にそれぞれ回転自在に垂直螺杵１２
、１２’ を支持し、該垂直螺杵１２．１２’ にそ
れぞれ進退自在に支承体１４ 、１４’ を螺合し、
該両支承体１４．１４’に上下に回動自在に設けた軸受
体ｉｓ、ｉａ間にテープガイドローラー２０を回転自在
且つ心細方向に摺動自在に豆果したから、上述のように
テープガイドローラー２０を水平鉛直の両方向に自由な
傾斜度に選定することができるのでテープ供給台２に回
転自在に支持されたテープパッド３より繰出される縦添
テープ１をケーブルコアＦへの巻着角を容易に変えるこ
とができ、筐た縦添テープ１の鉛直方向の傾斜度の選択
も容易にすることができる。

そして、水平螺杵６，６′ は前後に回転自在であり、
水平螺杵６，６１ と支柱９，９′は螺合して釦り、垂
直螺杵１２ 、１２’は支柱９．９′ に回転自在であ
り、支承体１４．１４’ は垂直螺杵１２．１２’ に
螺合し、軸受体１８．１８は支承体１４，１４’ に
回動自在であり、テープガイドローラー２０は軸受体ｉ
ｓ、ｉｓに回転自在且つ心細方向に進退自在であるから
、テープガイドローラー２０の傾斜度は精密であるので
、縦添テープ１のケーブルコアＦへの巻取りは円滑であ
る。

しかも、前述のようにテープガイ トローラ−２０は水
平鉛直両方向に自由な傾斜度を採り得るから回転巻取機
Ｇの回転方向が逆転してケーブルコアＦの撚ジが逆にな
った場合でも、テープ供給台２は固定したままで、テー
プガイ トローラ−２０の傾斜度を変更調節して縦添テ
ープ１の巻付方向を逆にし適応した巻着角を与えること
ができる。

そもそも、通信ケーブルの撚線上に巻着ける縦添テープ
は。

外部被覆工程での撚線の熱による溶解を防止するため適
当な重なりを持たせて巻着けるが、通信ケーブルにおい
ては、導体径や収容心線数によってケーブルの外径が変
るため、これに従って撚線のピッチを変え、縦添テープ
幅も変えることとなる。

このケーブル径、撚線ピッチ、縦添テープ幅に対応して
縦添テープの巻着角を調整することは本考案テープ供給
台として重要条件である。

本考案は、上述のように水平鉛直両方向に自由な傾斜度
を採す得るテープガイドローラー２０をテープ供給台２
に釦いて、第２図図示の第２テープガイドローラー５の
位置に回転自在に配置することにより、テープ供給台２
を撚線進行方向に平行に固定したま筐で、テープガイ
トローラ−２０の傾斜度を自由に変更して縦添テープ１
の巻着角を調整して撚線に適合した円滑な巻着けが得ら
れるのみならず、回転巻取機Ｇの回転方向を逆転しても
ケーブルコアＦの撚りの変更にも対応して円滑な巻着け
ができるので、通信用ケーブルの撚線機のテープ供給台
として縦添テープの巻着作業上甚だ便益に富むものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は巻取回転形撚線機の一例の説明図、第２図は第
１図の要部拡大断面図、第３図は本考案の一実施例の斜
視図、第４図は第３図の要部拡大図である。 １・・・・・縦添テープ、２・・・・・・テープ供給台
、３・・・・・・テープパッド、４・・・・・・第１テ
ープガイドローラー、５・・・・・・第２テープガイド
ローラー、６．６’・・・・・・水平螺杵、７．７’、
１０．１０’・・・・・・軸受、８ 、８’、 １３
、１３’ ・・・・・・ハンドル、９．９’ ・・・・
・・支柱、１１．１１’、１５．１５’・・・・・・標
札、１２．１２’・・・・・・垂直螺杆、１４，１４′
・・・・・・支承体、１６・・・・・・アーム、１７・
・・・・・回動軸、１８・・・・・・軸受体、１９・・
・・・・軸穴、２０・・・・・・テープガイドローラー
、２１・・・・・・回転軸、Ｋ・・・・・・テープ供給
装置。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. テープパッドをテープ供給台に回転自在に支持し、水平
   螺杵を該供給台の左右両側にそれぞれ前後方向に向けて
   回転自在に支持し、該両水水螺杵に進退自在に螺合して
   立設した支柱にそれぞれ回転自在に垂直螺杵を支持し、
   該垂直螺杵にそれぞれ支承体を進退自在に螺合し、該両
   支承体に上下に回動自在に設けた軸受体間にテープガイ
   ドローラーを且転自在且つ心細方向に摺動自在に豆果し
   てなる巻取回転線撚線機のテープ供給台。