JPS58115999A - デイジタル交換網構成方式 - Google Patents

デイジタル交換網構成方式

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Publication number
JPS58115999A
JPS58115999A JP21396381A JP21396381A JPS58115999A JP S58115999 A JPS58115999 A JP S58115999A JP 21396381 A JP21396381 A JP 21396381A JP 21396381 A JP21396381 A JP 21396381A JP S58115999 A JPS58115999 A JP S58115999A
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JP
Japan
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subscriber
highway
telephone
digital
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP21396381A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kamata
鎌田 幸蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Nihon Musen KK
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nihon Musen KK
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Nihon Musen KK filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP21396381A priority Critical patent/JPS58115999A/ja
Publication of JPS58115999A publication Critical patent/JPS58115999A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時分割形交換機を用いた電話ならびにデータ
端末の交換網構成方式に関する。
現在、電話網を構成する交換機は、クロスバ式などの空
間分割形交換方式が主体であるが、逐次時分割形交換方
式への移行が行われつつある。その理由は、時分割形交
換機は、交換動作を行うスイッチ部分が大きさ、コスト
とも空間分割形に較べて極めて小さくできる利点がある
からである。しかしその有利さの反面、空間分割形では
数個のリレーで構成できたトランク回路ならびに加入者
回路が、時分割形交換機では符号、復号器(コーデック
)を含む複雑な回路構成となるものである。従って時分
割形交換機においては、加入者回路、トランク回路など
回線対応部が交換局の大きさならびにコストの大半を占
めている。また、内外の交換機メーカ。
ICメーカは総力を挙げて、この部分のVLSI化を進
めている現状である。
以下本発明の一実施例につき図面を参照して詳説する。
第1図は時分割形交換機のブロック構成を示し、1は電
話機群、2は線路、3は交換局、4は加入者線、5は時
分割スイッチ、6は交換機制御装置、7は加入者回路群
、71′は加入者回路7′の加入者線インタフェース回
路、72°は音声通話電流の符号化、復号化を行うコー
デック、8は加入者側ハイウェイ群、9は中継線側ハイ
ウェイ群、10は交換機制御装置6と加入者回路群7と
を結ぶ情報線、11はディジタルトランク、12は2線
式アナログトランク、13は4線式アナログトランク、
14は交換機制御装置6とトランク群11〜13を結ぶ
情報線、15はディジタル中継線、16は2線式アナロ
グ中継線、および17は4線式アナログ中継線である0 いま、第1図の電話機群1の任意の電話機1゜より、電
話機1°°と通話する場合の動作概要につき、以下説明
する。
詐 加入者が電話機1′の送町ρをオフフックすると、図示
していない電話機1′内の7ノクスイノチが閉じ、加入
者線インタフェース回路71゛より加入者線4′を経て
、電話機1′に電話機電流が供給される。まだ、電話機
電流が流出したことにより、加入者がオフフックしたこ
とを加入者線インタフェース回路71′が検知1、情報
線10を経由して交換機制御装置6に報告する。
これにより交換機制御装置6は次に送られてくるダイヤ
ルパルス受信など交換動作開始の準備を行なう。コーデ
ックで集線を行なっている場合は符号化のだめのクロッ
クの供給も併せて行なう。
加入者が電話機1′より、相手先電話番号のダイヤルパ
ルスを送出すると交換機制御装置6は、番号解析を行な
い自局内の電話機1°”であることを知り、電話機1″
を収容している加入者回路7°′の加入者線インタフェ
ース回路71′″ に指示してベル信号を送出させ、相
手加入者に着信があることを通知する。これにより相手
加入体 者が電話機1″の送受、ρをオフフックして応答すれば
、加入者線インタフェース回路71°° はこの応答を
検知し、交換機制御装置6に報告する。これにより交換
機制御装置6は時分割スイッチ5を動作させ、パスの設
定が行なわれる。
電話機1′よりの加入者音声通話電流は、実線矢印で図
示されるように加入者線4′を経て加入者回路7′に到
達し、加入者線インタフェース回路71゛において線路
とのインピーダンス整合、インピーダンス平衡ならびに
2線−4線変換が行なわれて送話電流と受話電流が分離
され、送話電流はコーデック72′において符号化され
る。
符号化された音声電流信号はハイウェイ8′を経て時分
割スイッチ5において交換され、ハイウェイ8°゛ を
経由して、加入者回路7°“のコーデック72′で復号
され、点線矢印で図示されるように加入者線インタフェ
ース回路71°′、加入者線4°° を経て電話機1°
′ に達する。また相手加入者の電話機1′°  より
の音声通話電流は同様な経路で電話機f″に到達し、通
話が可能となる。
なお高通話品質が求められる場合は、加入者線路差に起
因する減衰ひずみの等化が、加入者線インタフェース回
路71’、 71”  で行なわれる。
通話が終了し、いずれか片方の電話機の送受話器をオン
フックすれば、加入者線インタフェース回路71′また
は71°′ がこれを検知し、交換機制御装置6に報告
する。これにより交換機制御装置6は、時分割スイッチ
5のパスを復旧させ交換動作を終了させる。
なおコーデックで加入者段の集線が行なわれている場合
はコーデック72°ならびに72″のクロックの供給を
断とする。
また自局外接続については、電話機1”まだは1″  
の相手が中継線側ハイウェイ9’、 9”、 9°°°
のいずれかを経てディジタルトランク11.2線式アナ
ログトランク12.4線式アナログトランク13のいず
れかと接続され、さらにディジタル中継線、2線式アナ
ログ中継線、4線式アナログ中継線のいずれかを経て、
相手加入者を収容している図示していない交換局と接続
され通話が行なわれる。
前述したように時分割交換機はスイッチ部分が極めて小
さくなるが、その反面、トランク回路、加入者回路部分
が複雑化する欠点があり、その対策は加入者線インタフ
ェース回路がBOR8HT回路と称せられる程、LSI
化する際の重要課題となっている。ここでIBOR8H
Tlの各イニシャルは次のような意味をもつものである
B : Battery 5upply(電話機に対す
る通話電流供給) 1       0 : 0ver Voltage(
雷、高圧電力線との誘導に対する防御)R: Ring
ing   (75Vrmsもあるベル信号の送出)S
 : 5upervision  (回線状態監視)H
: Hybrid   (2線−4線変換回路)T :
 Testing   (加入者線1通話動作の試験)
−例としてBで示す電話機に対する給電電流供給につい
ては、供給値は送話品質、側音品質に関係し、まだ加入
者線インタフェース回路の内部発熱量もその供給値によ
り左右され、従って実装密度に影響を生ずる。
このようにB−Tまでの各項が相関し極めて苛酷な設計
条件となり、加入者回路のVLSI化ならびに高密度実
装化を妨げている。
ディジタル電話機は、この解決策の一つで、単一チャネ
ルコーデックが最近完成したことにより、加入者回路内
に個別に実装される趨勢にあるが、このコーデックを電
話機側に移しだものである。
第2図はディジタル電話機のブロック構成例を示す。
第2図において、第1図に示しだものと同一の部分には
同一符号を付しである。
第2図において、20はディジタル電話機、21はディ
ジタル電話機用加入者回路で、ディジタル電話機21を
収容する場合に第1図に示す時分割交換機の加入者回路
7°、7″″ と置換するものである。22はディジタ
ル電話機20の送話器、23は受話器、24は送信フレ
ーム組立回路、25は受信フレーム組立回路、26は送
受信切替回路(時分割2線−4線変換回路)、27はデ
ィジタル電話機用加入者回路21の送受信切替回路(時
分割2線−4線変換回路)、28は受信フレーム組立回
路、29は送信フレーム組立回路、8″”aは時分割交
換機の出・・イウェイ、8 ”’bは入ハイウェイであ
る。
以下第2図により、ディジタル電話機の動作概要を説明
する。
時分割交換機の出入ハイウェイのフレーム構成を、第3
図に示す国際規格のPCM1次群であるものとする。よ
って出ハイウェイs′lla上のビットストリームは第
3図で示されるものとなり、これが送信フレーム組立回
路290入力に加わる。送信フレーム組立回路29でこ
の入力を2ms  単位で、送信T、受信Tr、線路遅
延Td の3分割割当の第4図に示すフォーマットを組
立てる。
第3図のPCM方式の任意の1チヤネルのタイムスロッ
トに着目すれば、■チャネルは音声通話電流が8ビット
符号化されることにより、8ビツト構成となっていて、
これがフレーム長125μSの周期で繰返される。従っ
てビットレートは64kb/s  となる。
若し、送信時間T 受信時間Tr、線路遅延時1 間Td を3等分とする時分割2線−4線変換方式であ
るとすれば、送信フレーム組立回路29は入カビノトレ
ー)64kb/s  を一旦蓄積し、64kb/sX3
 のビットレートで加入者線4°′°に送り出せばよい
ことになる。
送受信切替回路27は、第4図の時間割当てに従った切
替動作を行なう。これにより交換機出ハイウェイのチャ
ネル対応出力は、64kb/sx 3 = 192kb
/s  の速度に変換され、加入者線4°゛°を経て、
ディジタル電話機20の送受切替化 回路26に到達する。送受、切替回路26は、ディジタ
ル加入者回路21の送受信切替回路27に従属して連動
しこれを受信フレーム組立回路25に導く。受信フレー
ム組立回路25は192k b/ sのビットレートで
、バースト状に送られてくる音声通話電流信号を一旦蓄
積し、64kb/Sの連続信号のビットレートでコーデ
ック72”°″ に送り込む。コーデック72”’  
はこれを復号し音声通話電流として受話器23に伝える
次にディジタル電話機20の送話器22よりの音声通話
電流は、コーデック72“′° において符号化され、
送信フレーム組立回路24に一旦蓄積され、第4図に示
す時間割当ての7オーマノ27を経て、受信フレーム組
立回路28で時分割交換機のハイウェイのフレーム構成
が組立てられ、入ハイウェイ8 ”’ b  に送出さ
れて任意の加入者との通話が行なわれる。
しかし従来のディジタル電話方式は、既存の2線式加入
者線をそのま丑使用することを前提としているので、加
入者線のケーブル対数ならびに避雷、高圧誘導のだめの
防護回路は減少しない。まだ2線式であるだめ、送話方
向、受話方向別音声通話信号の伝送に必要な64kb/
sx2に加入者線の遅延分を加えだ64kb/s X(
2〜3)の高速バースト信号の時分割双方向伝送を行な
うことになる。このだめの加入者伝送方式は高価で且つ
複雑なものとなり、ディジタル電話機は、従来の局給電
では完全な動作ができず電話機ごとの個別電源、例えば
商用100Vを必要としている。
本発明は、これらの欠点を除去するとともに、時分割形
交換機の構成の簡約化および軽量化を実現し、災害用な
ど急速に電話交換網を開設するに適した方式であって、
且つ現在のディジタル交換網との共存も、なんら支障が
ない」−1現在のメタリックケーブルを用いた加入者線
から光ファイバ、細心同軸ケーブルなどを用いだ高帯域
伝送媒体に将来移行する際にも、交換機本体の変更を要
しないなど、現行ディジタル交換網と極めて親和性の高
いディジタル交換網構成方式を提供するものである。
本発明は、時分割形交換機の任意の出ハイウェイと入ハ
イウエイ間を加入者端末を縦続接続してなる加入者線路
で結び、この加入者線路で生じた遅延量を補償する手段
を設けて、これにより自ハイウェイ収容端末間のみなら
ず、時分割形交換機の他のハイウェイ相互との時分割交
換も可能とするものである。なお本発明の対象が短距離
の加入者線路であるので、その遅延量は小さく、 (1
〜2フレーム)X125μs 以内の補償で充分であっ
て、この程度遅れて交換しても実用上の問題は生じない
第5図は、本発明の詳細な説明するもの、および第6図
から第16図までは方式構成例を示すものである。
第5図において、第1図に示したものと同一部分には同
一の符号を付しである。
第5図において、8””aは入ハイウェイ、8パbハイ
ウ工イインタフエース回路で、時分割スイッチ5のタイ
ムスロットフォーマットを加入者線(例えば同軸ケーブ
ル)インタフェースに変換し、ハイウェイビットレート
例えば202O48/ sの高速ピノトレー1・で送出
する。丑だ、併せて後述する分岐中継器群41.コード
レス電話機用送 受信機群42に対して、給電する機能
ヲモつ。50は入ハイウエイインタフェース回路で、加
入者線インタフェースを時分割スイッチ5のタイムスロ
ノトフメーマノトニ変換スるもので、併せて加入者線で
生じ/ζ遅延を補償1〜、他のハイウェイ群と同期させ
る機能を有する。4Pは加入者線(例えば細心同軸ケー
ブルχ41′は分岐中継器で、本発明に係るディジタル
電話機20′aの分岐と次位の分岐中継器41″′捷た
けコードレス電話機用送受信器42′に対する給電を含
む中継機能を有する。42′はコードレス電話機用送受
信機で、コードレス電話機20′bに対する送受信機能
と次位の分岐中継器まだはコードレス電話機用送受信機
に対する給電を含む中継機能を有する。
第6図に本発明に係わるディジタル電話機20°a(2
0°la)々らびに分岐中継器41”(41′′)の構
成例を示す。
第6図において、第2図および第5図に示したものと同
一の部分には同一符号を付しである。
第6図において、41 aは分岐中継器41’(41°
°)の入力回路で、信号と電力の分離を行ない、分離さ
れた電力で分岐中継器41’(41”′)とディジタル
電話機20’a (20’″b)を駆動する。また入力
回路41aは併せて、線路とのインタフェース変換機能
を有する。
41bはドロップインサータ、41Cは出力回路で、ド
ロップインサータ41bの出力を線路インタフェースに
変換すると同時に次位の分岐中継1    器もしくは
コードレス電話機用送受信機に対する給電電流を送出す
る〇 25”aはディジタル電話機20°a (20’″a)
の受信フレーム組立回路、24”a は送信フレーム組
立回路、72aはコーデックである。
以下第6図ならびに第3図により、本発明の実施例にお
けるディジタル電話の動作につき説明する。
第6図において、加入者線4Pよりの入力は、分岐中継
器41’(41”)  の入力回路41aにおいて、電
力と信号が分離され、信号は第3図に示すPCM1次群
のフレーム構成に再生される。該ディジタル電話機のタ
イムスロット割当てが、例えば1チヤネルとすると、タ
イムスロット番号1と0がドロップインサータ41bに
より抽出され、受信フレーム組立回路25a′に送られ
る。
受信フレーム組立回路25a°において、タイムスロッ
ト番号0の個別信号ビットの情報により、例えば呼出信
号であれば、図示していないディジタル電話機20’a
(20’”a)内の呼出信号送出器を動作させ、ブザー
を鳴動させる。丑だタイムスロット番号1の音声ビット
は、コーデック72aにより音声通話電流に再現され、
ついて受話器23により通話音声となる。
送話器22よりの音声通話電流は、コーデック72aに
より符号化され、送信フレーム組立回路24°a なら
びにドロップインサータ41bにより、自己ディジタル
電話機20’a(20°la)  に割当てられたタイ
ムスロット、例えば1チヤネルとすれば、タイムスロッ
ト番号1に符号化された音声信号が、またタイムスロッ
ト番号00個別信号ビットに、図示していないディジタ
ル電話機のフックスイッチのオン、オフ状態信号もしく
はダイヤルパルス信号が書き込まれ、加入者線4Pに送
出される。従って加入者線4P上の信号は分岐中継器4
1’(41°°)を通過するごとに分岐されるディジタ
ル電話機に割当てられたタイムスロットの情報のみが、
書き改められて次位の分岐中継器もしくはコードレス電
話機用送受信機に伝送される。
第7図はコードレス電話機用送受信機ならびにコードレ
ス電話機の構成例である。
第7図において、第1図、第2図、第5図。
および第6図に示しだものと同一の部分には同一符号を
付しである。
第7図において、42aはコードレス電話機用送受信機
42”(42″′)の無線送信回路、4.2bは無線受
信回路、251)’ はコードレス電話機20′b(2
0”b)の無線受信回路、24b”は無線送信回路であ
る。
コードレス電話機2o’b(2o″’b)トコ−ドレス
電話機用送受信機42’(42°°)の動作は、ドロッ
プインサータ41bと受信フレーム組立回路25=、な
らびに送信フレーム組立回路24a′ とドロップイン
サータ41b間が無線で送受信される以外は、前述の分
岐中継器41°(41”) とディジタル電話機20°
a(20”+ a)との組合せ動作と全く同一である。
一般に交換方式では、交換コストを低減するため、加入
者集線が行なわれる。例えば初期の時分割交換機におい
ては、コーデックが高価で且つ大形であっただめ、複数
の加入者がこれを共用化する方式、即ち集線点がコーデ
ックより前位の点に選定された。しかし1チツプコーデ
ツクが出現し、安価で小型化されただめ加入者集線点は
次第に後位でよくなりつつある。さらに小規模交換機で
は時分割スイッチが小さい金物で、且つ安価に高交換能
力が得られることから、集線そのものの必要性がなくな
ってきた。
換言すれば交換機の入・出ノ・イウェイのタイムスロッ
トに加入者端末を固定割付でよいことになる。
一方、本発明にお、いては出ハイウェイのタイムスロッ
トフォーマットがそのまま加入者線に送出され、この加
入者線によりタンデム接続された加入者宅に、コーデッ
クを含む加入者系の主要な金物が電話機に内蔵した形で
設備される。
より、交換局側に伝達しなければならず、その実現手段
として特別な伝送手段例えば時分割多元接続方式(TD
MA)を用いたとすれば、第5図のように従来の時分割
交換網に、本発明に19− 係わる電話データ交換網構成方式を混在させたときは、
従来の交換処理方式との親和性がないため、その処理は
複雑なものとなり、交換機制御装置6の負荷が大きくな
ってしまうものである。
これに対し東線を加入者系で行なわない交換方式、もし
くは無集線交換方式とすれば、タイムスロット割当を加
入者線に収容する端末に固定割付とすることが可能とな
るOさすれば加入者端末の個別信号は時分割的に整理さ
れた形で、入ハイウエイインタフェース回路50.  
出ノ・イウエイインタフェース回路30より情報線、即
ち・・イウェイ当り2本の情報線でとりだせることにな
り、交換機制御装置6の図示していない入出力回路が簡
約化、小型化され、また負荷が小さくなる。
第8図は前述のタイムスロット固定割付とした場合にお
ける本発明に係わるディジタル交換網構成方式の実施例
で、以下本図により、本発明の詳細な説明する〇 一2〇− 第8図において、第1図から第7図までに示しだものと
同一の部分には同一符号を付しである。
第8図において、43は時分割スイッチの動作を制御す
る保持メモリである。
いま説明を容易とするため、第3図に示すフレーム構成
のチャネル番号と加入者電話機番号を一致させ、チャネ
ル番号 1には分岐中継器41°を介してディジタル電
話機20°aを収容する。チャネル番号 りにはコード
レス電話機用送受信機42′を介し、コードレス電話機
20°bを収容する。
井 以下同様にしてチャネル番号8にディジタル電話機20
”aを、チャネル番号11にはコードレス電話機20”
bを収容する。この状態において、いまディジタル電話
機20′a とコードレス電話機20“5間、ならびに
コードレス電話機20°bとディジタル電話機20°°
a間の通話要求があったとする。
入ハイウェイ8”’a上のタイムスロットフォーマント
は、タイムスロット固定割当て、ならびにチャネル番号
と電話機番号を一致させであるだめ、第8図に図示した
ようになり、この符号化された音声信号は交換機制御装
置6内の図示していないメモリに、シーケンシャルに書
込まれる。
出ハイウェイ8°”b上に送出するタイムスロットフォ
ーマントは、チャイル 1の位置に電話機 111の音
声情報が読み出され、同様にしてチャネル尊2の位置に
電話機弁8、チャネル#8の位置に電話機 12、チャ
ネル 111の位置に電話機11の音声情報が読み出さ
れ、第8図に図示されるタイムスロットフォーマットと
なって出ハイウエイインタフェース回路30を経て、加
入者線に送出される。これにより加入者線路で縦続接続
された分岐中継器群ならびにコードレス電話機用送受信
機群は、第6図、第7図を用いて前述したように、自己
のタイムスロットを拾いだして受信且つ送信を行ない、
電話機相互の通話が行なわれるのである。
なお本発明においては、交換機の出・・イウエイ、入ハ
イウェイ間に加入者線路が介在するだめ伝送遅延が生ず
る。しかし加入者線路は一般に短距離であるので、PC
M1次群の(1〜2)フレーム程度の位相補償を入ハイ
ウエイインタフェース回路50で行なうことにより実用
上の問題は解決される。壕だこれにより他のハイウェイ
に収容の加入者端末、中継回線例えば第8図の電話機群
1.アナログトランク13との相互接続も可能となる。
次に加入者線路に対する給電について、本発明の特徴を
以下に説明する。
従来は、交換局から電話機設置場所まで個別にケーブル
が引込まれていた。第9図はその実例で、局電源50v
、線路のループ抵抗(線路抵抗+電源内部抵抗子電話機
抵抗)を1000Ω とした場合の各部の電圧降下を示
しである。
1     第9図において、44は局電源、45は電
話機電流供給系の内部抵抗を示す。
なお第9図において、第1図に示したものと同一の部分
には同一符号を付しである。
第9図によると局電源より50VX50mA=2.5W
の電力を送出しているにも拘わらず、電話機1°に供給
される電力は3VX50mA=0.15Wでその電力連
送率は10% に満たない。
時分割交換機においては加入者対応部の電力消費が大き
く、これが交換局電力設備の容量を決める支配項となっ
ている。特に従来のディジタル電話機においては、電話
機を使用していない場合にも発呼、応答その他の基本動
作に必要な電力を常に供給する必要があり、所要電力増
大が犬き彦欠点となっていた。
本発明において、加入者端末群を縦続接続してなる加入
者線路構成を用いた一つの理由は、この電力連送率を飛
躍的に改善するためである。
第10図および第11図は本発明における電力給電を説
明する説明図である。
第10図および第11図において、第1図、第8図、第
9図に示したものと同一の部分には同一    ゛符号
を付しである。
第10図は加入者線路A−B、B−C区間に点在する加
入者端末群を縦続接続した線路図である。
第11図は第10図において、30個の加入者端末を接
続した場合の電力供給状態を示したもので、局電源電圧
を137Vとした以外は第9図と同一条件である。
第11図において、局電源44′よりの送出電力は13
7VX50mA=6.85Wとなり、第9図に示した従
来方式より3倍弱の出力と々る。この送出電力により3
0個の加入者端末に第9図と同一の電力を供給しており
、電力連送率は従来に比し約10倍改善されたことにな
る。換言すれば局電力設備は従来に比し、極めて小さく
てよいこととなる。これは空輸を含む急速な移動設置を
目的とする防災用交換機にとって、極めて大きな利点と
なる。
第12図は本発明に係わる具体的給電実施例である。
第12図において、44″は50mAの定電流源、また
46は3Vの定電圧ダイオードでこの定電圧をとり込ん
で分岐中継器群41 もしくはコードレス電話機用送受
信機群42を動作させる。
なお線路のループ抵抗その他による電圧降下分は第11
図に示した説明図と同様に45V  としである。
以上の給電説明は直流について行なったが、交流電源よ
り送出し、加入者端末側で直流に変換する方式としても
同一の効果が得られることは言うまでもない。
第13図は本発明に係わるディジタル交換網構成方式の
配線例を示し、第14図は屋内配線図である。
第13図において、第1図、第5図、第8図に示したも
のと同一の部分には同一符号を付しである。
第13図において、47ならびに48は加入者端末を設
置すべき建物である。49は多重化装置、51は光フア
イバーケーブル、52は光フアイバー用の分岐中継器、
53は光ファイバー用のコードレス電話機用送受信機で
ある。
以下第13図、第14図により、本発明に係わるディジ
タル交換網構成方式の加入者端末の配線を説明する。
時分割スイッチ5より、出ハイウェイ、出・・イウェイ
インタフェース回路30を経て、加入者線4Pに送出さ
れ建物4701階、2階、建物48の順で配線され、入
ハイウエイインタフェース回路50.入ハイウェイを経
て、時分割路は、複数のハイウェイを束ねる高速加入者
伝送路構成の一実施例である。建物47ならびに48内
においてはディジタル電話機コードレス電話機が屋内接
続されるが、その−例は第14図に示される。図におい
て、一つの分岐中継器、捷だけコードレス電話機用送受
信機が複数の電話機を受持つ場合の例が示されている。
まだ当然のことながら高通話品質電話機ならびに高速デ
ータ端末など64kb/sXnのピノトレー1・をの加
入者回路を単位として架に収容され、一般に回線架と称
せられている。
本発明においては、時分割スイッチより回線架を経由せ
ず、(従って回線架を必要とぜず)出。
入ハイウエイインタフェース回路それぞれ1個のみを介
して加入者線と接続される。従ってハイウェイの多重度
が例えば30のときは、局内ケーブルならびに図示して
いない主配線架(MDF)、避雷器などがほぼ多重度3
0に逆比例して少量となる利点が生ずる。特に避雷器は
、リレーを主体とした従来交換機より時分割交換機など
電子化の進んだ交換機に移行するに伴ない高性能のもの
が要求され、筒価格化の趨勢にあるので、本発明の効果
は極めて大きい。
以−トの説明において、加入者線伝送をループ伝送路と
したが、加、入省線路構成として出・入ハイウェイそれ
ぞれに加入者線路を個別に設ける第15図に示すような
方式、さらに入・出ハイウェイの伝送方向が逆方向とな
る第16図のような構成が可能である。このようなケー
ブル2条による伝送路構成方式では出ハイウエイ用の加
入者線路上のタイムスロットフォーマットの情報は出ハ
イウェイの情報そのま捷で置数める必要がない。第15
図、第16図において、54は終端器である。なお41
A、42A は4線式に改められた分岐中継器、コード
レス電話機用送受信機を示す。
まだ以上の実施例説明において、出・入ハイウエイ間を
結ぶ加入者線路は単数として説明したが、一般に複数で
ある。但し複数の場合、異なる出・入ハイウエイ間に収
容されるコードレス電話機には、異なる無線送受信周波
数を割当てて混信を避け、複数である加入者線路の伝送
遅延差は、出ハイウエイ側、入ハイウエイ側で、ケーブ
ルのプリカットを含む公知の技術で補償する必要がある
また、以上の実施例においては、ハイウェイビットレー
トをPCM1次群として説明しだが、原理的には2次群
以上でも可能であり、加入者端末用の個別信号について
も第3図に示すチャネル番号0を用いたアウトチャネル
方式で説明1〜だが第17図に示すPCM =24方式
などに用いられているインチャネルタイムスロット割当
方式でも適用できることは言う寸でもない。
なお第17図は音声ビットの第8ビツトを12回 フレームに2=@=の割当てで個別信号の伝達に用いる
マルチフレーム構成を示す。
以上説明したように本発明によるディジタル交換網構成
方式は下記の特徴を有する。
(1)時分割交換機本体の回線対応部のハード量が極め
て小さくなるのみならず、主配線架(MDF)、避雷器
など交換局局内設備が時分割交換機の・・イウェイ多重
度に逆比例して減少できる。
(2)加入者端末に対する電力通送率が飛躍的に改善さ
れる。従ってこれが支配項である時分割交換機の電源容
量が大+iJに減少できる。
(3)  (1)、 (2)の金物量減少、電力通送率
の向」二は、これまで、欠点とされていた時分割交換機
の発熱問題を間接的に解決する。
(4)  本発明に係わるコードレス電話機によれば、
交換機の・・イウェイ当り送受2波の無線周波数でコー
ドレス電話機相互の混信が避けられ、周波数の有効利用
が可能となる。
(5)  (1)〜(4)により交換機ならびに交換局
局内設備を極めて軽量、小型にすることができ、これが
2次的に局内布線量を激減する。これにより地震その他
災害発生時に、急速に交換網を設置することが可能とな
る。
(6)本方式は時分割交換機の・・イウェイを切り出し
点と1〜でいることから柔軟性が高く、一般の時分割交
換網との共存も可能な上、将来加入者線路の光フアイバ
ー化、高速化にも容易に順応可能である。
【図面の簡単な説明】
1     第1図は、従来の時分割交換機の構成を示
すブロック図、第2図は、従来のディジタル電話機のブ
ロック図、第3図は、PCMI次群フレームの構成を示
す図面、第4図は、従来のディジタル電話機の送受信タ
イムの割当てを示す図面、第5図は、本発明に係わるデ
ィジタル交換網の原理を説明するだめのブロック図、第
6図は、本発明に係わるディジタル電話機ならびに分岐
中継器の構成を示すブロック図、第7図は、本発明に係
わるコードレス電話機ならびにコードレス電話機用送受
信機の構成を示すブロック図、第8図は、本発明に係わ
るディジタル交換網の構成を示すブロック図、第9図は
、従来の交換局における電話機電流供給を示す図面。 第10図および第11図は、本発明に係わる加入者端末
に対する電力供給を説明するだめの図面。 第12図は、本発明に係わる加入者端末に対する電力供
給を説明するだめの図面、第13図および第14図は、
本発明に係わるディジタル交換網構成方式の加入者端末
配線を示す模式図、第15図および第16図は、本発明
に係わる加入者線伝送路の構成を示す図面、および第1
7図は、PCM−’24方式のフレーム構成を示す図面
である。 1・・・電話機群     2・・・線路3・・・交換
局      4・・・加入者線5・時分割スイッチ 
 6・・・交換機制御装置7・・加入者回線群 8・・
・加入者ハイウェイ群9・・・中継線側ハイウェイ群 10・・ 情報線   11・・・ディジタルトランク
12・・ 2線式アナログトランク 16・・・ 2線式アナログ中継線 17・・・ 4線式アナログ中継線 20・・・ ディジタル電話機 21・・・ ディジタル電話機用加入者回路22・・ 
送話器     23・・・受話器30・・・ 出ハイ
ウエイインタフェース回路41・・・分岐中継器群 42・・ コードレス電話機用送受信機群43・・・ 
4ネオ令メモリ 44・・・局電源 53・・・光フアイバー用のコードレス電話機用送受信
機 54・・終端器 特許出願人  日本無線株式会社 手続袖正書(肩発) 特許庁長官   殿 1事件の表示  昭和5z年 特許願第2/3%3号2
発明の名称 7′″Iジ°タル犬換譜岡構八゛方支3袖
正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 (433)  日本無線株式会社 5補正により増加する発明の数ρ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)時分割形交換機の一部もしくは全部の出ハイウェ
    イと入ハイウェイとの間を、加入者端末を縦続接続して
    なる加入者線路で結んだことを特徴とするディジタル交
    換網構成方式。 (2、特許請求の範囲第1項の方式において、入ハイウ
    ェイもしくは出ハイウェイまたはそれぞれのハイウェイ
    に線路遅延補償回路を設けたことを特徴とするディジタ
    ル交換網構成方式0 (3)%許請求の範囲第1項寸だけ第2項の方式におい
    て、加入者伝送路上のタイムスロット割当が、該加入者
    伝送路に収容する端末に対して一対一に対応する固定割
    付であることを特徴とするディジタル交換網構成方式。 (4)特許請求の範囲第1項、第2項または第3項の方
    式において、異なる出、入ハイウエイ間に収容されるコ
    ードレス電話機には、異なる無線送受信周波数が割当て
    られることを特徴とするディジタル交換網構成方式。 (5)特許請求の範囲第1項から第4項までのいづれか
    一つにおいて、加入者端末を直列として該端末に定電流
    給電を行うことを特徴とするディジタル交換網構成方式
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185612A (ja) * 1975-01-24 1976-07-27 Nippon Telegraph & Telephone Kanyushasentsushinhoshiki
JPS5384508A (en) * 1976-12-29 1978-07-26 Fujitsu Ltd Communication channel selecting control system

Patent Citations (2)

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