JPS58115202A - 廃熱回収発電装置 - Google Patents

廃熱回収発電装置

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JPS58115202A
JPS58115202A JP20989781A JP20989781A JPS58115202A JP S58115202 A JPS58115202 A JP S58115202A JP 20989781 A JP20989781 A JP 20989781A JP 20989781 A JP20989781 A JP 20989781A JP S58115202 A JPS58115202 A JP S58115202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
waste heat
cyclone
exhaust gas
rotary kiln
Prior art date
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Pending
Application number
JP20989781A
Other languages
English (en)
Inventor
山田 博已
惇 佐々木
藤井 紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 収して発電に利用する廃熱回収発電装置に関するもので
ある。
セメント焼成プラントは、一般に、サイクロンヲ多段ニ
重ネタサスペンションプレヒ−p(以下、SP  と称
す)、ロータリーキルン、クーラを主機として構成され
る。また、この他に肋燃炉(彼焼炉)を含むプラントも
あり、本発明ではとの助燃炉を含まないセメント焼成プ
ラントを対象とするものである。
セメント焼成プラントにおいては、セメント(焼成に必
要な熱は、通常、ロータリーキルンに供給され、原料中
の粘土の結晶水の除去、炭噸塩の賛辞(仮焼)に大半消
費されるが、幅対対流損失、SP 排ガスおよびダスト
の:J 熱、クーラ余剰空気およびダストの頭熱、タリ
ンヵ顕熱として系外に排出される。
このうちSP 排ガス・ダストの・・・η熱岐、原料の
乾燥て大部分消費されるが、原料水分が少なく、SP 
 排ガス量・FRKが高い場合(d余ることがある。ま
たタリンカ、頭熱は、通常、qaoc前後でちるため、
その回収は極めて困難であり、クーラ余剰空気顕熱は、
石炭の乾燥・粉砕に使用されること・″はあるが、大部
分−゛d系外に放出されている。
この系外に放出される廃熱を有効に利用するため1C、
従来は、次のような廃熱回収発電が行われている。
(1)  ロータリーキルン亘後に廃熱回収ボイラを設
置し、高幅のロータリーキルン排ガスの熱回収発電を行
う。
(2)  SP  直後に廃熱回収ボイラを設置し、s
p排ガスの熱回収発電を行う。
(3)  クーラ排気口の後(望壕しくはHL気集塵器
で除熟した後)に廃熱回収ボイラを設置し、クーラ余剰
空気の熱回収発電を行う。
しかし、これらはいずれも、セメント焼成プラントでの
廃熱を最小限に抑制した場合の各部からの廃熱を最大限
に回収するものであって、(1)については、高温で、
アルカリ、硫黄、塩素等の揮発分およびダストが排ガス
に含まれるため、水管へのコーチングトラブルが発生し
易く、しばしばセメント焼成プラントの運転を停止する
こと−ろぷあり、 (2)について1は、通常、その廃熱を原料の乾・腰・
粉砕に用いるだめ、廃熱回収発電にまわすことができる
割合は僅かであり、 (3)については、排ガス温朋が200℃台で低く、か
つ短周期の変動をしているめで、ボイラ負荷が大きく変
動することになり(ボイラ出口温度12t、1〜130
℃)、廃熱回収発電工程の制御に多大の困碓を生ずる、 といつだ欠点がある。
一方、通常の火力発電プラントは、ボイラでのNOx発
生はが犬であり、また硫黄分を含む燃料を使用する場合
SO2が発生し、それぞれ公害防止のために、ボイラ本
体に匹敵、あるいはそれより大きい排ガス処理装置を必
要とする。更に石炭焚発電プラントでは、石炭に含捷れ
る灰分が多いので、その処理の設備・作業の負担が増す
。重油焚発電プラントについても、重金属を含む未燃カ
ーボンの処理が必要となる。
本発明lは、主としてsp 排ガスの余剰熱を回収して
発電する装置を提供することを目的とするもので、該装
置をセメント焼成プラントに組込めばセメント焼成プラ
ントに必要な電力の一部を自給でき、総合的にエネルギ
利用率を高めることができる。
また本発明は、特別の脱硝・脱硫装置を設けることなく
、かつ燃料より生ずる灰の特別の処理を必要とせずに発
電険を経済的に高めることをも目的とするものである。
すなわち本発明は、回転炉(以下、ロータリーキルンと
称す)の排ガスを複数段の予熱機群(以下、多段サイク
ロンと称す)よシなるサスペンションプレヒータ(以下
、sp  ト称t ) ニ通す方式のセメント焼成プラ
ントにおいて、上記ロータリーキルン排ガスを最下段サ
イクロンに通した後、一部をsp  の途中から抜出し
、廃熱回収ボイラに通し、該ボイラで発生するスチーム
を利用して発電する廃熱回収発電装置に関するもので、
上記のガス抜出位置としては螢下段のサイクロン出口あ
るいはその次の段のサイクロン出口が好ましい。
また本発明装置においては、ロータリーキルンの後部に
設けられているクーラからその内部ガスを直接抜出して
廃熱回収ボイラへ導くようにしてもよく、この場合の抜
出位置としてはクーラの上流側とすることが好ましい(
この理由は後述する)。
更に本発明装置においては、セメント原料、あるい1d
燃料として石炭を使用する場合の石炭は、度数や天候に
よってその水分が変動することから、それへの対応のた
めに、SP  中間抜出ガスの一部をSP 排ガスと混
じ、この排ガスを原料や石炭の乾・塵・粉砕時の熱源と
して用いるようにしてもよい。
以下、添付図面を参照して本発明装Rを詳細に枦1明す
る。
第1図は本発明装置の一実施態様例を示す概略説明図で
ある。
第1図において、1はロータリーキルンで、右端から燃
料供給器18により石炭等の燃料が供給され、クーラろ
から送られる高温空気と混合し、高温の炎をあげて燃焼
する。また該ロータリーキルン1の左端からは、一部仮
焼済のセメント原料が供給され、ロータリーキルン1の
回転によシ転動しながら右側へ向う間に、高温の炎やガ
スと向流接触し、残シの仮焼、加熱、焼成が行なわれ、
クリンカとなり、クーラ6へ排出される。
一方、セメント原料は、原料供給シュート16から’、
kj上段サイクすン7の入口側ガスダクト26に供給さ
れ、該ガスダクト26内を流れるガス中に分散し、該ガ
スと熱交換し、該ガスに運ばれて最上段サイクロン7に
入る。該サイクロン7内でガスと原料が分離され、ガス
はガスダクト27.ファン14およびガスダクト27′
を経て図示省略の原料乾燥・粉砕や燃料の石炭乾・象・
粉砕工程へ送られ、原料はシュート19を経て次段ザイ
クロン乙の入口側ガスダクト25へ送られる。ことでの
ガスと原料の挙:、n::)は上記の最上段サイクロン
7の入口Δ則ガスダクト26内での挙動と1同様であり
、以後原料はサイクロン6、シュート20、ガスダクト
24、サイクロン5、シュート21、ガスダクト23、
最下段サイクロン4、シュート22を、1]、−で上記
したように一部仮焼済みの原料とがってロータリーキル
ン1の左端へ送られる。
なお、ロータリーキルン1からの排ガス・な、ガスダク
ト26、サイクロン4、ガスダクト24、サイクロン5
、ガスダクト25、サイクロン6、ガスダクト26、サ
イクロン7を順次通過し、ガスダクト27へ導かれろ。
上記のガスダクト23およびサイクロン4において、ロ
ータリーキルン1から排出される高温のガス中にシュー
ト21から供給される原料%+:分散・浮遊される。)
1へ程で、加熱され、一部仮焼される。サイクロン4の
出口ガス温度は、原料の仮焼温度がCO2分圧によって
ほぼ決まることから、約850℃になる。このサイクロ
ン4カラ出る約850℃のロータリーキルン排ガス1は
、ガスダクト2ル、サイクロン5を舒で、一部が分岐府
28へ分岐され、廃熱回収ボイラ8へ送られる。
この廃熱回収ボイラ8では、言うまでもなく伝熱管群が
組込まれてなり、該伝熱管群に給水管ろ7から水が供給
され、該伝熱管群の隙間を分岐管28からの熱ガスが通
過する間にスチームを発生する。このスチームは抜出管
38から抜出され、図示省略のスチームタービンと発電
機よシなる発電工程へ送られ、発電に利用される。廃熱
回収ボイラ8の排気は、ガスダクト34、電気集塵器9
、ガスダクト35を経てファン15より大気へ放出され
る。なお、クーラ排気ダクト31からクーラ3の排気を
抜出し、廃熱回収ボイラ8へ導いて、その熱を回収する
ようにしてもよい。
この時、次のようなり−ラ3の排気抜出しをすることが
好ましい。
すなわち、クーラ6の上流側に排気ダクト31を開口さ
せれば、クーラ3から排気ダクト31へ抜出されるガス
温度が上昇し、その分ロータリーキルン1へ入る2次空
気温度が下がる。従って、燃料供給器18からの燃料供
給−一を増加させざるを得す、2次空気量もその分増加
させる必要があり、この(吉果ロータリーキルン1の排
ガス吋が増加する。この増゛叶分をsp  の中間部か
ら分岐管28へ余分に抜出して廃熱回収ボイラ8へ送り
、サイクロン7から出るSP 排ガス温度・訃を原料の
乾燥・粉砕等の熱源とじて利用する上で過不足ないよう
にする。
なお、前記したクーラ6ば、一般に、移動グレードある
いは往復グレードが使用され、該グレードによりロータ
リーキルン1から排出されるクリンカを右側へ運び、シ
ュート36を経て排出する。グレードにより運搬中のク
リンカは、ファン10,11.12より吹込まれる空気
がグレードの下方から上方へ吹抜ける際に冷却される。
冷却に使用された後の空気は、前記した通りロータリー
キルン1へ送られ、またガスダクト31から抽気され、
それぞれ前述の通りに使用される。
棟た、本発明装置においては、第2図に示すように、分
岐管28からガスダク)AIを分岐させてファン14の
下流側ガスダクト27′へ合流させるようにし、sp 
排ガスの一部をこの分岐管28.ガスダクト41.ガス
ダクト27′のルートでバイパスさせてSP  を通過
するガス叶を減少させ、11iF、度を低下させたり、
ファン14の太きさや所要動力を低減させることができ
る。
この他に、このバイパスルートは、セメント原料や燃料
となる石炭の産地や天候によって変動する水分に応じて
セメント原料1万炭の乾燥・粉砕に対処することもでき
る。
以上詳述した本発明装置による効果をまとめると次の通
υである。
(1)  SP  の中間でガスを抜出すため、アルカ
リ。
S 、 C7分は最下段サイクロンやその上の段のサイ
クロンで凝縮捕捉され、廃熱回収ボイラ水管へのコーチ
ングやスケール等が防止される。
(2)  802はセメント原料に殆んど全てが吸収さ
れ、また石炭を・燃料とする場合の天分、重油や廃棄物
を燃料とする場合の重金属等はタリンカ鉱物として組込
まれ、無害化されるので、排ガス処理設備や灰処理設備
等は不要である。
(3)  クーラ3の土流仰1から抽気して廃熱回収ボ
イラ8へ送るようにすれば、前述の通り従来のセメント
焼成プラントに比し、高い温度・号の排ガスが得られ、
セメントクリンカ焼出険尚りの発に腎が増加する。
4図面の惰学な説1)1 ′・篤1図(は本発明装置の一実施叩様例を示す概略説
明図、+、J 2図は本発明装置の一部設計変更例を示
す概略説明図である。
律代理人  内 1)  明 復代理人   萩  原  光  − 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セメント焼成プラントにおいて、回転炉の排ガスで加熱
    される複数段の予熱機群を流れるガスの一部を分岐する
    分岐管を設け、同分岐管の出口を発電用スチーム発生ボ
    イラに連絡したことを特徴とする廃熱回収発電装置。
JP20989781A 1981-12-28 1981-12-28 廃熱回収発電装置 Pending JPS58115202A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20989781A JPS58115202A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 廃熱回収発電装置

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JP20989781A JPS58115202A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 廃熱回収発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58115202A true JPS58115202A (ja) 1983-07-08

Family

ID=16580448

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20989781A Pending JPS58115202A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 廃熱回収発電装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60196103U (ja) * 1984-06-07 1985-12-27 三菱重工業株式会社 廃熱回収装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60196103U (ja) * 1984-06-07 1985-12-27 三菱重工業株式会社 廃熱回収装置
JPH0356722Y2 (ja) * 1984-06-07 1991-12-20

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