JPS5811486Y2 - 移動体のストツパ装置 - Google Patents

移動体のストツパ装置

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Publication number
JPS5811486Y2
JPS5811486Y2 JP1980004766U JP476680U JPS5811486Y2 JP S5811486 Y2 JPS5811486 Y2 JP S5811486Y2 JP 1980004766 U JP1980004766 U JP 1980004766U JP 476680 U JP476680 U JP 476680U JP S5811486 Y2 JPS5811486 Y2 JP S5811486Y2
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JP
Japan
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cylinder
forward end
wedge
inclined surface
stopper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980004766U
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English (en)
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JPS56104840U (ja
Inventor
政良 平井
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は支持体に摺動可能に案内された移動体のストッ
パ装置に関するもので、楔体を移動させることによるス
トッパ位置の自動設定替えができかつ楔体による調整範
囲を越す領域までストッパの設定替えもできる汎用性の
あるストッパ装置を提供することを目的とする。
従来ストッパ位置を自動的に設定替えできるものとして
、シリンダ等により楔体を移動調整することによりスト
ッパ位置を変化させるものがあるが、楔体の傾斜面で調
整できる量はわずかであり、調整量を大きくするために
は楔体の移動ストロークを大きくしなければならず、シ
リンダのストロークとか楔体の配置スペース上の契約が
あって困難であった。
本考案はかかる従来の不具合をなくするために、楔体の
傾斜面に長孔を貫通して設け、この長孔にねじ部を有す
る前進端規制軸を挿通して楔体の傾斜面に摺接するナツ
ト部材と螺合させ、この前進端規制軸とナツト部材の螺
合位置を変えることにより楔体による調整範囲を越す領
域まで調整範囲を拡大させたものである。
以下実施例を図面によって説明する。
第1図において、加工ユニット1は、ベース2に案内さ
れたクロステーブル3の上面に摺動可能に案内され、ク
ロステーブル3の摺動によりワークWに向って進退運動
をし、又クロステーブル3上の案内面3aに沿って進退
運動方向と直交する方向にも摺動可能になっている。
加工ユニット1は支持体をなし、これには先端に切削工
具4を固着せしめたスピンドル5を軸承したラム6とし
ての移動体が摺動可能に案内されている。
このラム6の先端部には面板9が固着され、この面板9
には加工ユニット1に固設されたシリンダ7のピストン
ロッド8が連結され、流体圧作用によりラム6は進退さ
れる。
又、この面板9には第3図に示すようにラム6の前進端
を規制する可変ストッパ装置10の前進端規制軸11が
連結されている。
この前進端規制軸11は面板9に対して回転を許容され
軸方向には一体的に運動するようにその一端部に係止部
材11 aが固着され、略中央部は加工ユニット1に固
着された案内筒12に嵌挿されている。
案内筒12を貫通する他端部にはねじ部13が刻設され
、このねじ部13にナツト部材14が螺合している。
このナツト部材14は回り止めピン15により回り止め
されかつスリーブ16に摺動可能に案内されている。
ねじ部13の終端部にはナツト部材14の抜は止め用ス
トッパ17が固着され、更に外部に突出する軸端にはド
ッグ18.19を螺着するねじ軸20が一体的に形成さ
れている。
前記案内筒12とナツト部材14の間には、前進端規制
軸11を貫通せしめる長孔21が穿孔され、ナツト部材
14の端面と対応する一側面をゆるい傾斜面22とした
楔体23が介挿されている。
この楔体23は案内筒24に案内されて前進端規制軸1
1の軸線と直交する方向に摺動可能であり、加工ユニッ
ト1に固設されたシリンダ25のピストンロッド26に
連結されている。
したがってラム6がシリンダ7の押圧力にて前進された
状態では前進端規制軸11に螺合するナツト部材14と
案内筒12との間に楔体23を挟着してラム6の前進端
が規制され、この楔体23をシリンダ25を作動させて
上昇させることによりラム6を微少前進させ切削工具4
の刃先位置の調整が行われる。
この調整は後述する位置検出器30の測定信号によって
制御することができる。
以下その検測手段について説明する。
前記面板9には第4図に示すように位置検出器30が設
けられている。
この位置検出器30は、面板9に固着された保持体31
の貫通穴32に案内された保持筒33に位置調整可能に
設けられた調整スリーブ34に保持され、これの接触子
30 aはカバーナツト35を貫通し外部に突出してい
る。
保持体31にはシリンダ36が穿設され、このシリンダ
36に嵌挿されたピストン37のピストンロッド38は
ブラケット39を介して前記保持筒33と連結されてい
る。
保持筒33に穿設された内孔33 aにはスプリング4
0を介装して調整スリーブ34が挿入され、この調整ス
リーブ34の一端部は保持筒33の後方に突出してねじ
部41が刻設され、調整ノブ42が螺合している。
調整スリーブ34に刻設されたキー溝43には回り止め
ピン44が係入し、調整ノブ42を回転することにより
調整スリーブ34は位置検出器30とともに位置調整さ
れる。
保持筒33の一端にはストッパ45が固着され、ピスト
ン37の前進による保持筒33の前進端位置がこのスト
ッパ45により規制される。
このストッパ45により規制された保持筒33の前進端
位置において位置検出器30より発せられる定寸法信号
動作点の設定調整をする。
この設定調整には切削工具4の刃先に接触する面と位置
検出器30の接触子30aの接触する面との段差eが設
定すべき取り代と等しくなるように形成されたセツチン
グゲージGが使用される。
このセツチングゲージGの一つの面を切削工具4の刃先
に押し当てた状態で、他の面に接触子30 aを接触さ
せ、この位置検出器30の出力信号に感応する信号発生
回路が定寸信号を発するように調整ノブ42を回転し、
調整スリーブ34とともに位置検出器30の位置調整を
行う。
こうして設定調整を終えた後、−例として取り代を一定
にするためのストッパ調整は次のように行われる。
加工ユニット1の原位置状態において、加工開始指令が
発せられるとクロステーブル3が前進され、第1図の前
進端位置に達する。
この前進端位置においては、切削工具4はワークWと対
応しない側方に位置し、位置検出器30がワーク加工面
に対応している。
面板9に設けられた保持体31のシリンダ36を作動さ
せ、保持筒33をストッパ45にて規制される前進端位
置まで移動させる。
一方、楔体23の操作用シリンダ25は楔体23を下降
端に位置せしめ、ラム6の進退用シリンダ7を作動させ
てラム6を前進させる。
前進端規制軸11に螺合するナツト部材14が楔体23
に当接したところでラム6の前進が一旦止められ、ドッ
グ18がリミットスイッチLSIを押圧する。
これよりシリンダ25を作動し、楔体23を徐々に上昇
動作させ、ラム6を微速前進させる。
位置検出器30の接触子30 aはワークWの加工面に
接触し、ラム6の前進に伴い変位が増大し、前記セツチ
ングゲージGにて設定された変位eに達すると定寸信号
が発せられる。
シリンダ25はこの定寸信号が発せられると作動が止め
られ、図示しないクランプ手段にてラム6がクランプさ
れる。
この状態では、ワーク加工面に対し切削工具4は設定量
eだけ切込まれた位置となっている。
これよりシリンダ36にて位置検出器30を後退させて
からクロステーブル3の案内面3aに沿って加工ユニッ
ト1を摺動させ、一定の取り代でワーク面を加工する。
加工が完了すればクランプ7にてラム6を後退させ、加
工ユニット1を原位置に復帰させる。
このように、個々のワーク毎に切削を開始する前に前記
検出器30をワーク加工面に接触させ、ワーク加工面に
対し一定の切込みとなる前進端位置にラム6が制御され
る。
また前進端規制軸11の一端に設けられた係止部材11
aにスパナを引掛けて回わすとねし作用で゛もって前
進端規制軸11とナツト部材14を相対変位させること
ができ、楔体23による調整範囲を越すストッパの位置
調整ができる。
本考案によれば、楔体に摺接するナツト部材と螺合する
前進端規制軸を楔体の長孔に挿通せしめて移動体に係止
したので、楔体の移動ストロークを増大させることなく
ストッパの調整範囲を大きくすることができ、楔体の移
動によるストッパ位置の自動設定替えに加えて、楔体に
よる調整範囲を越す領域までねじ作用によるストッパの
設定替えができるので、異種ワークに対しても同じスト
ッパ装置を利用することができ汎用性のあるストッパ装
置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は装置全体
の構成を示す図、第2図は第1図のA矢視方向より見た
部分拡大図、第3図は第2図のIIIIII線断面図、
第4図は第2図のTV−IV線断面図である。 1・・・・・・加工ユニット、2・・・・・・ベース、
3・・・・・・クロステーブル、4・・・・・・切削工
具、6・・・・・・ラム、7・・・・・・シリンダ、9
・・・・・・面板、10・・・・・・可変ストッパ装置
、11・・・・・・前進端規制軸、14・・・・・・ナ
ツト部材、23・・・・・・楔体、25・・・・・・シ
リンダ、30・・・・・・位置検出器、31・・・・・
・保持体、33・・・・・・保持筒、34・・・・・・
調整スリーブ、36・・・・・・シリンダ、42・・・
・・・調整ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体に摺動可能に案内された移動体のストッパ装置に
    おいて、前記支持体にはシリンダによって前記移動体の
    移動方向と直角な方向に移動可能な楔体を設け、この楔
    体には楔体の移動方向に沿う傾斜面とこの傾斜面を貫通
    しかつ傾斜面方向に延びる長孔を形成し、この長孔に挿
    通されねじ部を有する前進端規制軸を前記移動体に対し
    て回転及び軸移動を許容して保持し、この前進端規制軸
    のねじ部に螺合するナツト部材を前記傾斜面に摺接させ
    るとともに前記支持体に相対回転を規制しかつ軸移動を
    許容して保持したことを特徴とするストッパ装置。
JP1980004766U 1980-01-19 1980-01-19 移動体のストツパ装置 Expired JPS5811486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980004766U JPS5811486Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 移動体のストツパ装置

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JP1980004766U JPS5811486Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 移動体のストツパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS56104840U JPS56104840U (ja) 1981-08-15
JPS5811486Y2 true JPS5811486Y2 (ja) 1983-03-04

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ID=29601445

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JP1980004766U Expired JPS5811486Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 移動体のストツパ装置

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