JPS58113343A - アルミニウム軸受合金 - Google Patents
アルミニウム軸受合金Info
- Publication number
- JPS58113343A JPS58113343A JP21084581A JP21084581A JPS58113343A JP S58113343 A JPS58113343 A JP S58113343A JP 21084581 A JP21084581 A JP 21084581A JP 21084581 A JP21084581 A JP 21084581A JP S58113343 A JPS58113343 A JP S58113343A
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- JP
- Japan
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- alloy
- bearing
- aluminum
- present
- seizure
- Prior art date
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- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニウム軸受合金に係り、詳しくは耐焼付
性に優れ高荷重、高速摺動条件下でも使用可能なアル【
ニラ五軸受合金に関する。
性に優れ高荷重、高速摺動条件下でも使用可能なアル【
ニラ五軸受合金に関する。
近年、自動車用内燃機関は省エネ、高性能化の必要から
小型軽量化、高出力化が図られ、それに伴って係る場所
に使用される軸受摺動部材は従来より高荷重、高温度の
厳しい条件下での使用に耐えることが要求される。
小型軽量化、高出力化が図られ、それに伴って係る場所
に使用される軸受摺動部材は従来より高荷重、高温度の
厳しい条件下での使用に耐えることが要求される。
従来のアルミニウム軸受合金としては、主としてムt、
−Bm系合金が公知であり、この中で例えばAL−6%
8m−1,5%5i−1%Cu−(1,5%Ni([F
+tへて重量%) 、 At−20%8n−1%C@等
が使用されてた耐焼付性に劣るという欠点を有する。一
方、後軸に使用でき、また増収性、耐焼付性も良好なた
め現在多用されている。
−Bm系合金が公知であり、この中で例えばAL−6%
8m−1,5%5i−1%Cu−(1,5%Ni([F
+tへて重量%) 、 At−20%8n−1%C@等
が使用されてた耐焼付性に劣るという欠点を有する。一
方、後軸に使用でき、また増収性、耐焼付性も良好なた
め現在多用されている。
れる場一台潤滑油膜が薄くなったときに耐焼付性が十分
ではないという問題を生じろ。
ではないという問題を生じろ。
関に使用されても焼付きを起こさず、従来のAt −8
n系合金軸受よりも優れた埋収性、耐疲労性を有するア
ルミニウム軸受合金を提供することを目的とする。
n系合金軸受よりも優れた埋収性、耐疲労性を有するア
ルミニウム軸受合金を提供することを目的とする。
係る目的は本発明によれば、錫う〜55%、亜鉛10〜
50%、シリコン0.2〜5%、帽01〜う%及び残部
アルミニウムからなるアルミニウム軸受合金によって達
成される。
50%、シリコン0.2〜5%、帽01〜う%及び残部
アルミニウムからなるアルミニウム軸受合金によって達
成される。
更には、前記合金に鉛、インジウムのうち少くとも1種
を02〜5%添加することにより耐焼付性の改善を、ま
たマグネシウム、クロム、ニオブ。
を02〜5%添加することにより耐焼付性の改善を、ま
たマグネシウム、クロム、ニオブ。
バナジウム、マンガンのうち少くとも1種を02〜5%
添加することによや機械的性質を改善することができる
。
添加することによや機械的性質を改善することができる
。
以下9本発明について詳細に説明する。
本発明に係るアルミニウム軸受合金はアルミニウムを母
材とし、特定比率の錫、亜鉛、シリコン。
材とし、特定比率の錫、亜鉛、シリコン。
銅を添加することIこより耐焼付性を大幅に改善したも
のである。
のである。
次に各成分の限定理由について述べる。
錫の含有量をう〜55%と限定したのは、5%未満では
なじみ性が低下し、またう5%を超えるとなじみ性は向
上するが硬さが低下するからである。
なじみ性が低下し、またう5%を超えるとなじみ性は向
上するが硬さが低下するからである。
亜鉛の含有量を10〜′50%としたのは、10%未満
では耐焼付性が低下し、また50%を超えると合金が硬
くなり過V圧延等の塑性加工性が低下し更にはなじみ性
、耐焼付性も低下するからである。亜鉛の含有量は12
〜22%の範囲がより好ましい。
では耐焼付性が低下し、また50%を超えると合金が硬
くなり過V圧延等の塑性加工性が低下し更にはなじみ性
、耐焼付性も低下するからである。亜鉛の含有量は12
〜22%の範囲がより好ましい。
シリコンはアルミマトリックス中に存在しマトリックス
の塑性流動を防止する働きをするが、0.2%未満では
添加した効果は認められず、そのためマトリックスの機
械的性質を改善することができない。また5%を超える
とマトリックスが脆くなり、圧延等の塑性加工性が低下
する。
の塑性流動を防止する働きをするが、0.2%未満では
添加した効果は認められず、そのためマトリックスの機
械的性質を改善することができない。また5%を超える
とマトリックスが脆くなり、圧延等の塑性加工性が低下
する。
銅はアルミマトリックスの強度をあげ耐疲労性を向上さ
せるが、0.1%未満では添加の効果が明確でなく!
またう%を超えると硬くなり特になじみ性、耐焼付性が
低下する。
せるが、0.1%未満では添加の効果が明確でなく!
またう%を超えると硬くなり特になじみ性、耐焼付性が
低下する。
本発明においては、ll滑性を付与し耐焼付性を改善す
るため番ζ鉛、インジウムのうち少くとも1種を02〜
5%添加することができる。0.2〜5%と限定したの
は、02%未満では耐焼付性の改善はみられず、5%を
超えると特番こ鉛の場合均一な分布が得られないからで
ある。
るため番ζ鉛、インジウムのうち少くとも1種を02〜
5%添加することができる。0.2〜5%と限定したの
は、02%未満では耐焼付性の改善はみられず、5%を
超えると特番こ鉛の場合均一な分布が得られないからで
ある。
また1本発明においては、アルミマトリックスの機械的
性質を更に改善するため、マグネシウム。
性質を更に改善するため、マグネシウム。
クロム、ニオブ、バナジウム、マンガンのうち少くとも
1種を02〜5%添加することができる。0.2う。未
満では添加した効果が認められず、またう%を超えると
合金自体の硬度が高くなり・脆くなってなじみ性−耐焼
付性を害する。
1種を02〜5%添加することができる。0.2う。未
満では添加した効果が認められず、またう%を超えると
合金自体の硬度が高くなり・脆くなってなじみ性−耐焼
付性を害する。
更1こ9本発明においては、鉛、インジウムとマグネシ
ウム、クロム、ニオブ、バナジウム、マンガンを併用す
ることができ、その場合は各々の効果を得ることができ
る。
ウム、クロム、ニオブ、バナジウム、マンガンを併用す
ることができ、その場合は各々の効果を得ることができ
る。
なお9本発明に係るアルミニウム軸受合金において、ア
ルミマトリックス中に通常の精練では避けられない不純
物が含まれていても良い。
ルミマトリックス中に通常の精練では避けられない不純
物が含まれていても良い。
次に、実施例に基づき本発明を説明する。
実施例1
表1に実施例に使用した本発明に係る合金(以下1本発
明合金という)(1)〜(9)と比較材として使用した
合金(以下、従来合金とい゛う)QO,0υの化学成分
を示す。
明合金という)(1)〜(9)と比較材として使用した
合金(以下、従来合金とい゛う)QO,0υの化学成分
を示す。
表1 試料の化学成分(%)
最初Aも地金を溶解し9次いでAL−Cu母合金、 A
t−81母合金、 At−Mu母合金を目的成分に応じ
て溶解した後、亜鉛、船、錫等を添加して表1に示す化
学成分を有するアルミニウム合金を調整した。
t−81母合金、 At−Mu母合金を目的成分に応じ
て溶解した後、亜鉛、船、錫等を添加して表1に示す化
学成分を有するアルミニウム合金を調整した。
このアルミニウム合金溶湯を金型に注入し縦うO〇−1
横40閣、厚さ6閤の板状供試材を作製した。
横40閣、厚さ6閤の板状供試材を作製した。
この供試材を使って荷重と摩擦係数の関係を求めた。試
験は、上記供試材の各々を表面粗さOSフとし、これに
35 8t45C製で高周波焼入を施しHv(1065
0,表面粗さ0.8μdとした円柱の端面を押し付け、
5W−50の基油を用い速度2−筺、で摩擦することに
より行なった。
験は、上記供試材の各々を表面粗さOSフとし、これに
35 8t45C製で高周波焼入を施しHv(1065
0,表面粗さ0.8μdとした円柱の端面を押し付け、
5W−50の基油を用い速度2−筺、で摩擦することに
より行なった。
このときの本発明合金(1)、 (9)と従来合金Q1
m、 (11)の荷重と摩擦係数の関係を第1図に示す
、第1図より1本発明合金の摩擦係数は従来合金の摩擦
係数とほぼ同等であることが判する。
m、 (11)の荷重と摩擦係数の関係を第1図に示す
、第1図より1本発明合金の摩擦係数は従来合金の摩擦
係数とほぼ同等であることが判する。
(リ (’1)’・・
なお9本発明合金明、@以外の本発明合金もほぼ向じ摩
擦係数を示した。
擦係数を示した。
実施例2
実施例1と同様な方法で作成した各々の供試材に圧延と
焼鈍を施し、これらの合金と裏金鋼板とを圧接してバイ
メタル材とし、加工して供試軸受を製作した。この供試
軸受の形状は、軸受の内径メロ0閣9幅56−1合金層
の厚さ0.25−である。
焼鈍を施し、これらの合金と裏金鋼板とを圧接してバイ
メタル材とし、加工して供試軸受を製作した。この供試
軸受の形状は、軸受の内径メロ0閣9幅56−1合金層
の厚さ0.25−である。
係る軸受を用いて焼付試験を行ない焼付荷重を求めた。
この試験は、軸部材としてxs 550C高周波焼人材
を使用し、この軸についているアンバランスマスが回転
することにより軸受材に遠心荷重が付加されることを利
用し、一定油温(80℃)の強制潤滑下において焼付き
を起こすまで回転をあげることによ〜行なった。その後
、焼付きの発生した回転数から焼付面圧を算出した。
を使用し、この軸についているアンバランスマスが回転
することにより軸受材に遠心荷重が付加されることを利
用し、一定油温(80℃)の強制潤滑下において焼付き
を起こすまで回転をあげることによ〜行なった。その後
、焼付きの発生した回転数から焼付面圧を算出した。
この試験結果を第2図に示す、第2図は本発明合金(1
)〜(9)と従来合金叫、(ロ)の焼付面圧を示すが。
)〜(9)と従来合金叫、(ロ)の焼付面圧を示すが。
この図よ〜本発明合金はいずれも従来合金より優れた耐
焼付性慶示していることが判る。
焼付性慶示していることが判る。
実施例)
(1)
し耐疲労性について検討した。軸受の形状は、軸受円径
ダ42m+幅19−1合金層厚さ0.15閣である。
ダ42m+幅19−1合金層厚さ0.15閣である。
この耐疲労試験は、軸部材としてJ5 55QC高周波
焼人材を用い1強調潤滑下(潤滑油 SkE # 30
゜油温110℃)で軸同転歓2500m、軸受荷重60
01を付与し、軸受白画に疲労亀裂が発生するまでの時
間を測定することにより行なった。
焼人材を用い1強調潤滑下(潤滑油 SkE # 30
゜油温110℃)で軸同転歓2500m、軸受荷重60
01を付与し、軸受白画に疲労亀裂が発生するまでの時
間を測定することにより行なった。
この結果、従来合金は疲労亀裂が発生するまでの時間が
すべて15〜20時間であったのに対し9本発明合金は
20〜う0時間であり1本発明合金の方が耐疲労性が同
等か又は優れていることが判った。
すべて15〜20時間であったのに対し9本発明合金は
20〜う0時間であり1本発明合金の方が耐疲労性が同
等か又は優れていることが判った。
以−Lの実施例より1本発明合金は従来合金に比べ次の
ような特徴を有することが判る。
ような特徴を有することが判る。
(1)耐焼付性が格段に優れている。
(21耐疲労性は同等か優れている。
(、杓 摩擦係数は同等である。
このため1本発明合金により作製した軸受は。
ぐ)
高速回転、高′荷普の内燃機関与こ使用しても焼付きを
起こさず、また疲労により亀裂を発生することもなく優
れた軸受性能を発揮することができる。
起こさず、また疲労により亀裂を発生することもなく優
れた軸受性能を発揮することができる。
第1図は本発明合金及び従来合金の摩擦特性を示す図、
第2図は本発明合金及び従来合金の焼付特性を示す図で
ある。 特許出願人 トヨタ自動軍工業株式会社 第 1 図 0−一一一試料番号(1) ・−−−・・ノ(lυ gK 、験 m f−CK9/ctrrf)第 2
図 試料4Ir号
第2図は本発明合金及び従来合金の焼付特性を示す図で
ある。 特許出願人 トヨタ自動軍工業株式会社 第 1 図 0−一一一試料番号(1) ・−−−・・ノ(lυ gK 、験 m f−CK9/ctrrf)第 2
図 試料4Ir号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 11) 重量比で錫う〜55%、亜鉛10−30%、
シリコン02〜5%、 銅0.1〜5%及び残部アルミ
ニウムからなるアルミニウム軸受合金 (2)重量比で錫う〜う5%、亜鉛10〜30%、シリ
コン0.2〜5%、 銅CLI−う%、鉛、インジウム
のうち少くとも1種を02〜5%及び残部アルミニウム
からなるアルミニウム軸受合金 (3)重量比でvA′5〜う5%、亜鉛10〜50%、
シリコン02〜5%、 [0,1〜3 %、マグネシウ
ム、クロム、ニオブ、バナジウム、マンガンのうち少く
とも1種を02〜う%及び残部アルミニウムからなるア
ルミニウム軸受合金 (4)重量比で錫う〜55%、亜鉛10〜30%、シリ
コン02〜5%、 銅0.1〜う%、鉛、インジウムの
うち少くと&1種を02〜5%、マグネシウム、クロム
、ニオブ、バナジウム、マンガンのうち少くとも1種を
02〜3%及び残部アルミニウムからなるアルミニウム
軸受合金
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21084581A JPS58113343A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | アルミニウム軸受合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21084581A JPS58113343A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | アルミニウム軸受合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113343A true JPS58113343A (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=16596059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21084581A Pending JPS58113343A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | アルミニウム軸受合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113343A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4945445A (ja) * | 1972-09-06 | 1974-04-30 |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP21084581A patent/JPS58113343A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4945445A (ja) * | 1972-09-06 | 1974-04-30 |
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