JPS58112946A - バスケット型運搬具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カートンを垂直に保持し、いったん垂直にな
った運搬具を箱型に着座させて荷積みしやすくするよう
に運搬具基部の外側へのまが９度合を減少させるような
特殊なロック特性を備え、折夛たたみ状態で集積可能な
びん運搬具、特にバスケット型びん運搬具に関する。

運搬具の底部の末端を支持し、これによって運搬具を荷
積み用の組立て状ＭＥ保持するようなロック装置を組み
込んだバスケット型びん運搬具は周知である。

比較的新しいこの棟の技術例として、米国特許第３，９
９７，０５１号（グレイサー他）　（Ｃｔｒａｓｅｒ・
ｔａｌ）は、底パネルの各端に設ける隣接するロック用
ノツチと係合するような従来型ロック用タブをカートン
の各端に使用している。１司様に、運搬具の端縁から内
側に隔設される運搬具の底パネルに形成したロック穴に
ロックされるようなロック用突出部を設けることは既知
である。例えば、米国ｑ＃杵第２．７８３．９１６号（
ホダップ）　（ｇｏａａａｐ）は、ロック用突出部とそ
れと協働するロック穴を運搬具基部の中央に位置決めす
るような構造を記載している。更に、前述の米国特許第
３，９９１，０５１号には、ロック用突出部とそれと協
動するロック穴とを運搬具基部の中央に位置決めし１、
更に従来の末端ロック用タブ及びノツチを組合わせて使
用するような同種の構造が記載されている。更に職知の
別型構造は、米国特許第３．８５７，４８３号（ウッド
）　（Ｗｏｏｄ）に記載されたものであシ、この場合、
ロック用突出部と協働するロック穴を運搬具の１端に隣
接して位置決めし、従来のロック用タブ及びノツチを運
搬具の対向端に設ける。

使用する特殊構造の如何にかかわらず、びん運搬具の両
端（１端に対向するものとして）にロック装置を設ける
ことは、この種のびん運輩具を清涼飲料業界において使
用する場合に必要となる。

経済的な理由から、大部分の清涼飲料用びん運搬具は、
返却可能なぴんと共に使用することを目的としているか
ら、多くの場合、運搬具は再使用される。これらの返却
可能な使用済みの運搬具は。

商東上シーズンオフの間、折りたたみ状態にて貯吠され
る。周知の如く、運搬具は両方向のいずれにおいても折
シたたみ可能であるから、特に周囲の湿気の影響で、板
紙は、垂直な直方体の状態に対抗して「ゆがんだ）」あ
る匹はねじれｙｔＤする傾向にある。従って、貯蔵時の
折シ九九みを特定の折シ九丸み方向のみに限定すること
がないように、運搬具の末端のいずれかにロック装置を
設ける仁とは非常に望まし−ことである。

これに反して、ビール業界で使用するための運搬具は１
度だけ使用すればよい。従って、折りたたみ貯蔵法に関
していかなる問題も生じないので、カートンの両端にロ
ック装置を設ける必要はない。

その結果、カートンを直立させる装置のほとんど大部分
は、カートンの１端のみにおいてロック装置を係合させ
ることになる。このことは、一般に。

「過走行Ｊ、　（ＱＹ１５ｒ−ｔｒ＆マ・ｌ）技術を用
いることによって実施されるが、これは、カートンの組
立て中、ロック用タブが、カートン基部に加えられる内
圧によって協働するノツチと係合するように、カートン
の端壁をその直立位置を越えて移動させると、移動力は
弱まル、ロック装置は係合してカ−トンを直方体の組立
て状態に民すものである。

しかしながら、ビール業界においては、流れ作業による
荷積みを実施しているので、びん詰めやカートンの流れ
作業速度が高いとある種のセグメントに著しい運動が生
じる。高速作業の場合、カートンを流れ作業のコンベヤ
上に垂直に立たせて荷積みの準備を行わねばならないこ
とが多くなる。

同じく高速作業の場合、カートンが互いに強く打ち合う
ことによってロック装置が係脱して荷積み以前にカート
ンが折りたたまれてしまうという問題が生じる。既知の
ロック構造ではこの間融を充分に克服することが出来ず
、更に標準型の運搬具直立装置をも併用しなければなら
な一〇かかる装置を使用するためには、「４走行」技術
によって保合可能な運搬具の１端に隣接する単一の運搬
具用四ツク装置が必要となってくる。かくて本発明は、
高速びん結め作業に関する問題の解決法を求めると同時
に現存する機械類に使用可能なカートンを提供すること
である。

米国特許第３，８５７．４８３号の場合、運搬具に形成
するロック用突出部及びそれと協働するロック穴の構造
によって、組立て時に適当な安定性を備える運搬具を製
造することができる。しかしながら、運搬具が偶発的に
折りたたまれることがないように、運搬具の対向端に附
属的なタブとノツチよ構成るロック装置を必要としてい
る。最初に記載したロック用突出部は、１方向のみにお
いて協働する一ａロック穴ら係脱するのを防止するよう
に構成されているので、かかる附属的なロック装置は不
可欠である。ロック穴の係合周辺部をロック用突出部の
狭部から外側へ移動させるような方向において運搬具に
端方が加わると、運搬具を折りたたむ結果となるような
過度の移動を防止するために作動するのは対向端におけ
るロック装置である。

米国特許第２，７８９，９１６号に記載される単一のロ
ック用突出部は、運搬具のいずれかの末端に加わる端方
による移動を阻止することは出来るが、通常の「過走行
」型直立装置と共に使用するのに適したように成型され
たシ位置決めされ九すしていない。記載のロック装置は
、突出部をロック穴に無理に押し込むことによってロッ
クされる。

本発明のバスケット型運搬具は、１組の隔設側壁と、該
側壁の末端と連結する１組の端壁と、咳ｇＩｌ壁と平行
な該端壁相互間に延長する中央区画と、該両側壁に取付
けられ、内部にロック穴を設けた底パネルと、該ロック
穴と係合するように該中央区画から懸垂するロック用突
出部とを損金し、該運搬具が組立て状態にある時該ロッ
ク用突出部とロック穴とが、該底パネルの概念上の横中
心線と該底パネルの端線との中間に位置し、該ロック用
突出部が、該横中心線と隣接する該ロック穴の第１周辺
縁部と係合する第１０ツク縁と、該横中心線から離れた
該ロック穴の対向する第２周辺縁部と係合する第２０ツ
ク縁とで構成され、該ロック用突出部の長手方向の最大
寸法が、該ロック穴の長手方向最大寸法を上回シ、該第
１及び第２０ツク縁相互間の距離が、該第１及び第２周
辺縁部相互間の距離にほぼ等しいので、該中央区画に対
する運搬真壁及び底パネルの一方向における移動が、該
ロック穴の第１間辺縁部とｒＭ第１０ツク縁とが係合す
ることによって阻止され、又反対方向における移動が、
該ロック穴の第２ｗＲ辺縁部と該第２０ツク縁とが係合
することによって阻止されることを特徴とする。

本発明を理屏しやすくする丸めに、本発明の他の特徴及
び利点を添附の図面を参照して以下に詳述する。

図面において１番号１はバスケット型運搬具の底パネル
を示し、該底パネルは、運搬具の側壁２の一方に蝶番取
付けされ、反対側の運搬具の側壁３に同じく蝶番取付け
した接着フラップ４によって該側壁３と連結する。底パ
ネル１は中央折線５を設け、運搬具が第１図に示すよう
な折シたたみ状態にある時に、底パネルを折り九たんで
２個の重なシ区画にする。

技術上周知のことであるが、運搬具には、側壁に平行な
端壁相互間に延長する中間仕切部又は中央区画６を設け
る。該中央区１ｉ６の対向端は、端壁７．８にそれぞれ
蝶番取付けされることが望ましいが、該端壁が２枚の隣
接パネルで形成される場合は、該端壁パネルの内側端縁
と一体に形成してもよい。中央区画６の下端にはロック
用突出部「ム」を設ける。ロック用突出部「ム」は、内
側に面するつま先部８と、対向するかかと部１０と、該
つま先部及びかかと部の中間に位置する狭部１１とで構
成される。好適実施例においては、つま先部９は、運搬
具の折りたたみ方向に対向する方向に向いている。狭部
１１は、中央区画６の四部によって形成される。つま先
部とかかと部との間の中央区Ｉｄｉｉ６の最下縁はロッ
ク用突出部「ム」の足部１２を形成する１足部１２の長
さ、すなわち運搬具を長手方向に測定した時のロック用
突出部「ム」の末端相互間の長さを参照符号ｒｂＪで示
す。

かかと部１０に隣接する狭部１１の内線は、ロック用突
出部「ム」の第１０ツク縁を構成する。

ロック用突出部「ム」の第２０ツク縁拡、かかと部１０
によって設ける０図示の示く、この第２０ツク縁１０は
、足部１２に対して直角に鋭く高くなシ、組立て式運搬
具の場合、底パネル１の平面に対して１１ぼ直角に配置
される。第１０ツク１Ｉｉｋ１３と第２０ツク縁１０と
の間の距離を参照符号「Ｃ」で示す。

運搬具を箱型の「組立て」状態に保持するようにロック
用突出部「ム」と協働する丸めに、運搬具の底パネル１
に＃まぼ三角形のロック穴１４を形成する。ロック穴１
４は、運搬具の概念上の横中心線ｒＩ−ＸＪ　（第２図
及び第３図）と底パネル１の端縁１５との中間に位置決
めされる。ロック穴１４０頂点１６＃ｉ、横中心線「Ｘ
−ＸＪから離れた方向に、すなわち端縁１５の方向に向
いていることが望ましい、ロック穴をこのように位置決
定することによって、頂点１６が端縁１５から離れてい
る場合と比較して、番号１Ｔで示す材料自体の剛度はは
るかく高くなる。

ロック穴１４の頂点と対向する縁１８は、ロック用突出
部「ム」の第１四ツク織１３と係合するための第１８辺
縁部を形成し、ロック穴１４の頂点における縁１９は、
第２０ツク縁１０と係合するための第２周辺縁部を形成
する。第１及び第２周辺縁部との間の距離を参照符号ｒ
（ＩＪで示す。

三角形のロック穴１４はロック用突出部と共に、横中心
線「Ｘ−ＸＪの方へよｎｌｌ５ｗ５の方へ接近して位置
決めすることが望ましい。図示の実施例の場合、ロック
用突出部の位置は、中心区画の最下線において使用可能
な材料の量によって制限される。

ロック用突出部「ム」とロック穴１４との間の寸法上の
相互関係が合致することは本発明の重要な点である。正
確かつ竪固なロックを確実ならしめるために必要な相互
関係は、当然のことながら許容可能な製造上の裕度を考
慮するものであるが。

次のようなものである。すなわち ｒｂＪ　＞　ｒｌ　＝Ｑ 言い換えれば、ロック用突出部「ム」の長手方向の最長
寸法は、ロック穴１４の該寸法を上回）、第１及び第２
０ツク縁の相互間距離は、第１及び第２周辺縁部の相互
間距離に＃１は等しいものである。

底パネル１のロック用突出部「ム」への締付けは、運搬
具の組立て過程中に次の如〈実施される。

側壁２，３を各々から離すよう（動かすことによって折
りたたんだ運搬具を広げると、端壁１１に圧力が加わシ
、端壁はそれの直角位置を幾分過ぎて配置される。第２
図において最も明らかなように、この配置によって、中
央区１ｆｆｉ６及びそれと協働するロック用突出部「ム
」は、底パネル１に対して移動するので、１＝＋ツク穴
１４の縁ｓ１８は、つま先部９の端縁を乗９越えること
になる。次に線部１８に隣接する底パネル１に内圧が加
わるので、底パネル１の該部分は、つま先部９を越えて
内側に移動する。この直後、端壁７に対する力が軽減さ
れて運搬具が安定するので、ｐツク縁１８は、狭部１１
に収容され、ロック用突出部「ム」の第１０ツク繰１３
は、ロック穴１４の第１８辺縁部１８に当接する。同時
に、ロック用突出部「ム」の第２０ツク緑１０は、ロッ
ク穴１４の第２縁部１Ｂと係合する。ロック用突出部が
ロック穴にひとたびはめ込まれると、頂点１６と社パネ
ル縁１５との間の帯状材料１７は、ロック縁１０と端壁
８との間の中央区画６（第１図）の下縁に形成したＵ字
型凹部２０に着座する。この特徴の故に、帯状体１７が
、端壁８の最下縁２１と同じ高さになるような状態の場
合と比較して帯状体１Ｔに加えられる応力は減少し、ロ
ック縁部１９は垂直ロック縁１０に対して効果的に位置
決めされることが確実となる。

前述の如く配置する結果、中央区画に対する運搬真壁及
び底パネルｒＹＪの方向における移動は、第１０ツク縁
１３と第１周辺縁部１８との保合によって阻止され、又
反対方向ｒＺＪにおける移動は、蝙２０ツク縁１０と第
２ＷＲ辺縁部１ｇとの係合によって阻止される（第２図
及び第３図）。

【図面の簡単な説明】

第１図は、折りたたみ状態にあるバスケット型運搬具の
平面図であり、内部中央区画と協動するロック用突出部
を図示するために一方の側壁の一部を裂開した。 第２図は、直立状態の運搬具の下側を示す図であり、ロ
ック用突出部と係合するように位置決めし几底パネルの
ロック穴を図示する。 第３図は、口、り作業終了後の該運搬具の下側を示す図
である。 １・・・底パネル、２．３・・・側壁、６・・・中央区
画、Ｔ、８・・・端壁、８・・・つま先部、１Ｇ・・・
かかと部、１１・・・狭部、１２・・・足部、１３・・
・第１０ツク縁、１４・・・ロック穴、１５・・・端縁
、１８・・・第１ＷＩ辺縁部、１ｓ・・・第２周辺縁部
、２０・・・リセス。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）１組の隔設側壁と、該側壁の末端と連結する１組
   の端壁と、該側壁と平行な禮端壁相互間に延長する中央
   区画と、該両側１１に取付けられ。 内部にロック穴を設けた底パネルと、該ロック穴と係合
   するように蚊中央区画から懸垂するロック用突出部とを
   包含し、折シたたみ状態で集積可能で、組立て状態にて
   ロックするようにしたバスケット型運搬具にして、該運
   搬具が組立て状態にある時、該ロック用突出部とロック
   穴とが、該底パネルの概念上の横中心線と該底パネルの
   端縁との中間に位置し、該ロック用突出部が、該横中心
   線と隣接する該ロック穴の第１判辺縁部と係合する第１
   ０ツク縁と、該横中心線から離れた該ロック穴の対向す
   る第２１１！１１辺縁部と係合する第２０ツク縁とで構
   成され、該ロック用突出部の長手方向の最大寸法が、該
   ロック穴の長手方向最大寸法を上回シ、肢第１及び第２
   ｇ２ツク縁相互間の距離が、＃第１及び第２周辺縁部相
   互間の距離にほぼ等しいので、骸中央区画に対する運搬
   具壁及び底パネルの一方向における移動が、該はツク大
   の第１ｍ辺縁部と該第１０ツク縁とが係合することＫよ
   って阻止され、又反対方向における移動が、該ロック穴
   の第２ｗＲ辺縁部と該第２０ツク縁とが係合することに
   よって阻止されることを特徴とする該バスケット型運搬
   具。 ■）　該運搬具を長手方向に見え場合、該ロック用突出
   部の末端部が、つま先部と、それに対向するかかと部と
   を包含し、更に該ロック用突出部が、鍍つま先及びかか
   と部と前記かかと部との中間に位置する狭部を包含し、
   骸狭部が、該かかと部に隣接して該第１０ツク縁を構成
   する縁を有し、該かかと部が、該底パネルの平面に対し
   てほぼ直角に位置して第２０ツク縁を構成することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のバスケット型運搬
   具。 （３）　　咳かかと部と、該運搬具の隣接する端壁との
   間に位置する該中央区画の最下縁が、該隣ｔ＆端壁の最
   下級の内側に位置するので、はぼＵ字型のリセスが形成
   され、該ロック穴の第２＃１辺縁部と該底パネルの該隣
   接端壁との間に延長する該底パネルの該部分が該リセス
   に着座することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
   のバスケット型運搬具。 （４）　　該ロック穴が、はぼ三角形であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のバスケット型運搬具
   。 （５）　　該三角形のロック穴の頂点が、該横中心線か
   ら離れた方向に位置することを特徴とする特許請求の範
   ［！４項記載のバスケット型運搬具。 （６）　　該つま先部が、核運搬具を折シたたむ方向と
   反対の方向に向−ていることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項又は第３項記載のバスケット型運搬具。