JPS581106Y2 - 冷凍コンテナ船用可動枠 - Google Patents
冷凍コンテナ船用可動枠Info
- Publication number
- JPS581106Y2 JPS581106Y2 JP1977050862U JP5086277U JPS581106Y2 JP S581106 Y2 JPS581106 Y2 JP S581106Y2 JP 1977050862 U JP1977050862 U JP 1977050862U JP 5086277 U JP5086277 U JP 5086277U JP S581106 Y2 JPS581106 Y2 JP S581106Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable frame
- water supply
- refrigerated container
- container
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷凍コンテナ用の給排水管を組込んで船舶
スペースを可能なかぎり小さくした冷凍コンテナ船用可
動枠に関するものである。
スペースを可能なかぎり小さくした冷凍コンテナ船用可
動枠に関するものである。
従来、冷凍コンテナ船は、冷凍機内蔵のコンテナの冷却
については、船体横隔壁の固定セルガイド部(固定枠)
等から、該冷凍コンテナの冷却に必要な給排水管、通電
線等を該冷凍コンテナの給排水口等に連結する方法をと
っているが、このため固定セルガイド(固定枠)側と、
冷凍コンテナとの間にはどうしてもそれらの連結作業ス
ペースを設けなければならない。
については、船体横隔壁の固定セルガイド部(固定枠)
等から、該冷凍コンテナの冷却に必要な給排水管、通電
線等を該冷凍コンテナの給排水口等に連結する方法をと
っているが、このため固定セルガイド(固定枠)側と、
冷凍コンテナとの間にはどうしてもそれらの連結作業ス
ペースを設けなければならない。
即ち第1図に船体縦断面図で示されるように、対向した
固定ビーム1゜2(セルガイドは図示せず)間には可動
枠(セルガイド付)3が配置されており、一方の固定ビ
ーム1と可動枠3との間及び他方の固定ビーム2と可動
枠3との間にそれぞれ冷凍コンテナ7を収容した場合、
その両側に冷凍コンテナの作業スペース4がそれぞれ必
要となる。
固定ビーム1゜2(セルガイドは図示せず)間には可動
枠(セルガイド付)3が配置されており、一方の固定ビ
ーム1と可動枠3との間及び他方の固定ビーム2と可動
枠3との間にそれぞれ冷凍コンテナ7を収容した場合、
その両側に冷凍コンテナの作業スペース4がそれぞれ必
要となる。
尚5は横隔壁、6は船底を示す。
このため前記両固定ビーム1,2の間は例えば第1図に
示されるように、20フイートの冷凍コンテナ7を2列
収容した場合、2列のコンテナの長さ12176mmと
可動枠の長さ304咽との合計は12480mmであり
、これに前記両作業スペース4を加えると、総計138
80wnの長さを固定ビーム1,2間に必要とすること
になり、したがって全船舶を合計するとかなりのムダな
スペースを必要とすることとなり、船体鋼材重量の増大
、ひいては船価のコスト増大となる欠点があった。
示されるように、20フイートの冷凍コンテナ7を2列
収容した場合、2列のコンテナの長さ12176mmと
可動枠の長さ304咽との合計は12480mmであり
、これに前記両作業スペース4を加えると、総計138
80wnの長さを固定ビーム1,2間に必要とすること
になり、したがって全船舶を合計するとかなりのムダな
スペースを必要とすることとなり、船体鋼材重量の増大
、ひいては船価のコスト増大となる欠点があった。
この考案は前述の従来技術における欠点を解決するため
創案されたもので、接続作業可能な巾を持つ可動枠本体
内の高さ方向にそって給排水主管を立設し、該可動枠本
体前後面に位置するコンテナ用連結口を有する支管を前
記給排水主管から分岐させて前記可動枠本体内に配置し
た冷凍コンテナ船用可動枠を提供するものである。
創案されたもので、接続作業可能な巾を持つ可動枠本体
内の高さ方向にそって給排水主管を立設し、該可動枠本
体前後面に位置するコンテナ用連結口を有する支管を前
記給排水主管から分岐させて前記可動枠本体内に配置し
た冷凍コンテナ船用可動枠を提供するものである。
以下この考案を図面に示す実施例とともに説明する。
第2図はこの考案を適用した可動枠の一部を示す概略斜
視図であり、図示されるように、可動枠本体は、後述す
るような接続作業可能な巾を持っており、長横梁8と、
との長横梁8に対して直交する短横梁9と、縦梁10と
を適宜数組合わせた構造のものから基本的に構成されて
いる。
視図であり、図示されるように、可動枠本体は、後述す
るような接続作業可能な巾を持っており、長横梁8と、
との長横梁8に対して直交する短横梁9と、縦梁10と
を適宜数組合わせた構造のものから基本的に構成されて
いる。
とくに縦梁10はコンテナセルガイドを兼ねた構造にす
れば前記可動枠本体の軽量化に寄与できる。
れば前記可動枠本体の軽量化に寄与できる。
前記可動枠本体内には、長横梁8の長さ方向両端部に、
縦梁10に沿って給水主管11と、排水主管12とが備
えてあり、前記給水主管11と、船体内に配管されてい
る給水管13とは、ストップ弁14を備えた可撓性を有
するラバージヨイント15によって連結されてトリ、ま
た、前記排水主管12と船体内に配管されている排水管
16どは、ストップ弁17を備えたラバージヨイント1
8によって連結されている。
縦梁10に沿って給水主管11と、排水主管12とが備
えてあり、前記給水主管11と、船体内に配管されてい
る給水管13とは、ストップ弁14を備えた可撓性を有
するラバージヨイント15によって連結されてトリ、ま
た、前記排水主管12と船体内に配管されている排水管
16どは、ストップ弁17を備えたラバージヨイント1
8によって連結されている。
前記可動枠本体内において前記給水主管11には、前記
長横梁8に沿って設けられた主支管19が連結されて釦
り、また前記主支管19には、前記短横梁9に沿って設
けられた副文管20が連結されており、さらに前記副文
管20の軸方向端部及び前記主支管19には、前記可動
枠本体の短横梁9の長さ方向両側に位置する冷凍コンテ
ナ(図示せず)に連結するためのコンテナ用連結口を備
えたジヨイント21がコック22を介して連結されてい
て、前記給水管13からの給水が冷凍コンテナに供給さ
れるようになっている。
長横梁8に沿って設けられた主支管19が連結されて釦
り、また前記主支管19には、前記短横梁9に沿って設
けられた副文管20が連結されており、さらに前記副文
管20の軸方向端部及び前記主支管19には、前記可動
枠本体の短横梁9の長さ方向両側に位置する冷凍コンテ
ナ(図示せず)に連結するためのコンテナ用連結口を備
えたジヨイント21がコック22を介して連結されてい
て、前記給水管13からの給水が冷凍コンテナに供給さ
れるようになっている。
同様に、前記可動枠本体内において、前記排水主管12
には、前記長横梁8に沿って設けられた主支管23が連
結され、前記主支管23には前記短横梁9に沿って副文
管24が連結され、前記副文管24の軸方向端部及び前
記主支管23には冷凍コンテナに連結するためのコンテ
ナ用連結口を備えたジヨイント25がコック26を介し
て連結されていて、冷凍コンテナからの排水が前記排水
管16に排出されるようになっている。
には、前記長横梁8に沿って設けられた主支管23が連
結され、前記主支管23には前記短横梁9に沿って副文
管24が連結され、前記副文管24の軸方向端部及び前
記主支管23には冷凍コンテナに連結するためのコンテ
ナ用連結口を備えたジヨイント25がコック26を介し
て連結されていて、冷凍コンテナからの排水が前記排水
管16に排出されるようになっている。
また、舗記可動枠本体には、前記冷凍コンテナへの給排
水のためのジョイン)21.25の連結、取外し作業用
の床27が前記長横梁8及び短横梁9の上に設けられて
いる。
水のためのジョイン)21.25の連結、取外し作業用
の床27が前記長横梁8及び短横梁9の上に設けられて
いる。
なお、前記可動枠本体内には、冷凍コンテナの冷凍機モ
ータ駆動用の通電ケーブルも、前記長横梁8、短横梁9
及び縦梁10に沿わせて備えることができ、前記通電ケ
ーフルと、船体内の給電線とを切離し可能に電気的接続
する一方、冷凍コンテナと前記通電ケーブルとを切離し
可能に電気的接続することにより、前記冷凍コンテナの
冷凍機モータを駆動することができる。
ータ駆動用の通電ケーブルも、前記長横梁8、短横梁9
及び縦梁10に沿わせて備えることができ、前記通電ケ
ーフルと、船体内の給電線とを切離し可能に電気的接続
する一方、冷凍コンテナと前記通電ケーブルとを切離し
可能に電気的接続することにより、前記冷凍コンテナの
冷凍機モータを駆動することができる。
このような構成によって、第3図に船体縦断面図で示さ
れるように、2列に収容された冷凍コンテナ70間に接
続作業可能な巾を持つ可動枠があるので、この可動枠前
後の各列の冷凍コンテナに対する作業スペースを、一箇
所の可動枠内に釦いて共用することができ、したがって
、たとえば第1図に示すコンテナ(20フイート)と同
じコンテナを収容した場合、固定ビーム1,2間は、1
3540rranでよいことになり、第1図の場合に比
べて340rra短縮されている。
れるように、2列に収容された冷凍コンテナ70間に接
続作業可能な巾を持つ可動枠があるので、この可動枠前
後の各列の冷凍コンテナに対する作業スペースを、一箇
所の可動枠内に釦いて共用することができ、したがって
、たとえば第1図に示すコンテナ(20フイート)と同
じコンテナを収容した場合、固定ビーム1,2間は、1
3540rranでよいことになり、第1図の場合に比
べて340rra短縮されている。
また、可動枠内に給排水のための給排水主管等を備えて
いるので、第3図に示される間隔の固定ビーム間に、3
5フイート、40フイートの冷凍コンテナが積載されて
も、可動枠の位置を変えることにより、冷凍コンテナと
のジヨイントを長くすることなく適用できる。
いるので、第3図に示される間隔の固定ビーム間に、3
5フイート、40フイートの冷凍コンテナが積載されて
も、可動枠の位置を変えることにより、冷凍コンテナと
のジヨイントを長くすることなく適用できる。
以上説明したように、この考案においては、冷凍コンテ
ナへの作業スペースを、可動枠内にとることができ、し
たがって、同量のコンテナを積載する場合に、従来船に
比べ全体として船体を短縮することができ、船体コスト
の低減が図れる。
ナへの作業スペースを、可動枠内にとることができ、し
たがって、同量のコンテナを積載する場合に、従来船に
比べ全体として船体を短縮することができ、船体コスト
の低減が図れる。
第1図は従来のコンテナ船の船体縦断面図、第2図はこ
の考案を適用した可動枠の一部を示す概略斜視図、第3
図はこの考案を適用したコンテナ船の船体縦断面図であ
る。 1.2・・・・・・固定ビーム、3・・・・・・可動枠
、4・・・・・・作業スペース、5・・・・・・横隔壁
、6・・・・・・船底、7・・・・・・冷凍コンテナ、
8・・・・・・長横梁、9・・・・・・短横梁、10・
・・・・・縦梁、11・−・・・・給水主管、12・・
・・・・排水主管、13・・・・・・給水管、14.1
7・・・・・・ストップ弁、15,18・・・・・・ラ
バージヨイント、16・・・・・・排水管、19.23
・・・・・・主支管、20.24・・・・・・副文管、
21,25・・・・・・ジヨイント、22.26・・・
・・・コック、27・・・・・・床。
の考案を適用した可動枠の一部を示す概略斜視図、第3
図はこの考案を適用したコンテナ船の船体縦断面図であ
る。 1.2・・・・・・固定ビーム、3・・・・・・可動枠
、4・・・・・・作業スペース、5・・・・・・横隔壁
、6・・・・・・船底、7・・・・・・冷凍コンテナ、
8・・・・・・長横梁、9・・・・・・短横梁、10・
・・・・・縦梁、11・−・・・・給水主管、12・・
・・・・排水主管、13・・・・・・給水管、14.1
7・・・・・・ストップ弁、15,18・・・・・・ラ
バージヨイント、16・・・・・・排水管、19.23
・・・・・・主支管、20.24・・・・・・副文管、
21,25・・・・・・ジヨイント、22.26・・・
・・・コック、27・・・・・・床。
Claims (1)
- 接続作業可能な巾を持つ可動枠本体内の高さ方向にそっ
て給排水主管を立設し、該可動枠本体前後面に位置する
コンテナ用連結口を有する支管を前記給排水主管から分
岐させて前記可動枠本体内に配置したことを特徴とする
冷凍コンテナ船用可動枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977050862U JPS581106Y2 (ja) | 1977-04-23 | 1977-04-23 | 冷凍コンテナ船用可動枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977050862U JPS581106Y2 (ja) | 1977-04-23 | 1977-04-23 | 冷凍コンテナ船用可動枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53145696U JPS53145696U (ja) | 1978-11-16 |
JPS581106Y2 true JPS581106Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=28939134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977050862U Expired JPS581106Y2 (ja) | 1977-04-23 | 1977-04-23 | 冷凍コンテナ船用可動枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581106Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK178972B1 (en) * | 2016-06-21 | 2017-07-17 | Maersk Line As | Container ship with increased capacity for reefers |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235081A (en) * | 1975-07-15 | 1977-03-17 | Orenstein & Koppel Ag | Refrigerating container ship |
-
1977
- 1977-04-23 JP JP1977050862U patent/JPS581106Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5235081A (en) * | 1975-07-15 | 1977-03-17 | Orenstein & Koppel Ag | Refrigerating container ship |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53145696U (ja) | 1978-11-16 |
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