JPS58109426A - サルモネラ菌による感染に対して有効な細菌ワクチンの製造法 - Google Patents

サルモネラ菌による感染に対して有効な細菌ワクチンの製造法

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JPS58109426A
JPS58109426A JP57215645A JP21564582A JPS58109426A JP S58109426 A JPS58109426 A JP S58109426A JP 57215645 A JP57215645 A JP 57215645A JP 21564582 A JP21564582 A JP 21564582A JP S58109426 A JPS58109426 A JP S58109426A
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JP
Japan
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vaccine
bacterial
antigen
producing
extraction
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JP57215645A
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フイリツプ・ギラルドン
ジヤン・アマン
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Air Liquide SA
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    • A61K39/025Enterobacteriales, e.g. Enterobacter
    • A61K39/0275Salmonella
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明員サルモネラ熱、+njザフス及びノ4ラチフス
熱に対する生化学ワクチンの製造法に関するものである
〇 サルモネラ熱の流行の兆しは疫学的報告によって示され
るごとく世界中で絶え壕なく牛じており、抗生物質に対
1−て増大(また耐性全もつように進化I−lt 種々
のサルモネラ菌による伝染病の蔓延は重大な問題である
。サルモネラ;症の場合に示される抗0.抗)I又は抗
Vi  凝集抗体の割合とこれらの細菌に対して獲得さ
れた免疫度との間には平行関係はないことはかなり以前
から知られている。ワクチンの有効性についての唯一の
妥当な判定基準は人又は動物を同様の感染性バクテリア
から保護1〜得るか否かである。
数種の型のワクチンはすでに提案されている。
しかしながら、これらのワクチンLvM々の欠点及び危
険性をもつ。たとえば注射用不活化ワクチン(TAB)
は人間に対して投与する場合、10  個を越えない病
原菌の供試用量に関して危険な[2に適切な有効性を与
えることはできない。他力、経口投与ワクチン、特に生
菌を含有するこれらのワクチンはより有効であるが、そ
れらの使用は貯蔵の困難性に基因する実用上の及び心理
的観点でのなお未解決のいくつかの問題を提示する。
これまで、細菌から抽出された保獲作用をもつ精製画分
はサルモネラ菌に対するワクチン接種の問題を満足に解
決するものと考えられてきた。さらにすべての細菌は抗
原モザイクの補児体(mad eup of anti
gen mosaics )、すなわちワクチン用抗原
の解剖学的支持構造体としてサルモネラ菌(ダラム陰性
菌)中に生ずる細胞外膜壁の外側膜と考え得るという既
知事夾に基ついて、このワクチン用抗原の優先的抽出手
段を見出すために種々の研究がなされてきた。
種々の研究、特にMax f’1anck In5ti
tute  の0、 Westphalらの研究、特に
Zentralbl、 Bacte=riol: Mi
krobiol、Hyg、 I ABt Orig、 
a、 mad。
m1lcrobiol−tnfektionakr、 
Paraaitol 248 (il。
19g0.64−80に記載されている研究においては
、%VC1’う1−陰性菌、たとえばサルモネラ チフ
イムリウム(ネズミチフス菌)及びサルモネラ ミオツ
タ及び変異菌5Rからの分子を蛋白質塩基で抽出する際
にダアニジン チオシアナート、尿素及びペロナール緩
衝液を使用することが記載されている〇 今般、発酵、抽出及び精製技術において、入間及びrk
II物をおかすサルモネラ熱VC対し−C生ワクチンと
同程度に有効であり、長期間貯蔵が容易でありかつ注射
又は経口投与に適1−る活性生化学ワクチンを取得1.
得る方法が開発された。
本発明の方法に士つき゛の一連の製造工程の組合せを特
徴とするものである。
まず第一工程においてにり、適当な液体が1.質中でネ
ズミチフス菌M2O6のような弱肯性菌株’(av−i
rulent 5train )  の発酵を行なう。
発酵培地の温度は33°C〜35°Cの許容条件に正確
に保持することが有利である。ネズミチフス菌の発育に
は34°Cの温度か特に適当でおる。発酵は平均的好気
生活中で接種物の寸法の関数である期間行なわiする。
その際培地の−1は中性よりも僅かに高い値に訴整され
る。
遠心分離−低速で行なって液体部分と細菌残渣の形の細
菌とを分離112、後者を洗滌する。
ついで選定された選択的溶剤を用い、厳密に制御された
pH条件下でかつ特定時間抽出処理し、て膜抗原を抽出
する。ワクチン作用をもつ(vBccin−ating
 :以下ワクチン用という)膜抗原の抽出は細菌残渣會
低級トリス(ヒドロキシアルキル)アミノアルカンに属
する溶剤と接触せしめることによって有力われる。トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノエタンか本発明方法に卦
ける膜抗原の抽出に特に適当1゛ある。
溶剤tit低m度で使用されそ1.て抽出媒体は緩衝化
される。その際、pllF;i強酸によって8.4〜8
.6の間に調整さ1する。抽出は細菌残fprK対【5
、て、絶えず攪拌l、つつ、酵素又は微生物の発育を完
全に同道するために低温で、好まI、<は0°C〜+4
°Cの範囲の温度で行なう。1Iltl菌残渣を攪拌下
に緩衝剤−溶剤媒体と接触させて行なう抗原の抽出時間
は少なくとも約60時間、好ま]、〈は70時時間開で
ある。
ついで軽度の遠心分離による#1i潟を行斥い、さらに
−Il液を10.000〜300.000  にわたる
蝕々の分子飾分離限界値をもつ膜−Lで限外濾過するこ
とに[つて精製及び分画処理1−9て所望の分子量−を
もつ種々の両分を得る。、tり低分子量をもつ画分は透
析1〜で塩を除去する。   ゛ 本発明の方法の有利な一変形によ7′Lは、抗原の抽出
幻抽出媒体の2.3%程度、好まL<は1%程度の割合
の表面活性剤、たとえ−°ポリオキシエチレン及び、1
2リオキシ工タノール系列の表面活性剤の存在下に溶剤
を用いて行なうことができる。
ワクチン用抗原の抽出の改良に適する表面活性剤として
は、トウイーン(Tween )の商標で販売されてい
るポリオキシエチレンソルベー? (5orb−ate
 )、旧tII)Jの商標で販売されている蹟すオキシ
エチレンラウリルエステル及びトライトン(Trij□
n )の商標で販売されているポリエトキシエタノール
をあけることができる。表面活性剤の使用は活性の観点
から有利である。[かじながら、抽出工程において表面
活性剤を使用すると、精製された抗原の製造を目的とす
る場合にはその後のnI製工程においである種の困難が
生ずるおそれがある点に留意すべきである。この場合に
は、ワクチン用抗原の抽出物を限外濾過による1′#製
及び分別のf&にさらに別の分析技術、たとえば等電点
分画を気泳動法によっであるいはイオン交換樹脂を用い
る工業的規模での方法によって完全に精製1−る。
本発明の方法に従って得られた凍結乾燥された生化学ワ
クチン−そのワクチン用抗原画分の分子量か50,00
0  より大であるもの−は人間及び動物のワクチン接
種に使用[2得るものであり、かつこれらはマウスのワ
クチン接I!!にお(Aて生ワクチンと同様に有効であ
る。抗原画分の分子量が300 、000より大である
ワクチンはチフス菌用のものとみな[、得るので、腸チ
フス及び・臂うチフス熱の処置用に使用するのKきわめ
て有利である。これらのワクチンは注射用又は経口投与
用に処方し。
得る。これらは凍結乾燥された形で製造されるので、き
わめて長期間貯蔵し得る。
つきに本発明を実施例によって説明するが、これらは本
発明を限定するものではない、。
実施例1 サルモネラ ナフイムリウムM2O6の発醇を有効容f
*15tの発酵槽中で1を当りつぎの組成をもつ繁殖正
常肉汁型培地中で行なった。
トリプトン           15 f大豆lヤパ
インペプトン      5fグルコース      
      5fNaC/             
  4 tL−シスチン         O,,3f
亜硫酸ナトリウム          0.22クエン
酸ナトリウム         If培養l−t、34
°Cの温度で、0.5VVMの通気条件下で、 pHを
7.7に調整1.1.て行なった。培養開始当初に若干
の酸性化が観察された。発酵肋間Vi24時間であった
。遠心分離は低速度で行ない、残渣を水洗し、脱塩1−
そ1.て秤量した。
抽出は細菌残渣30ft(湿潤重量)に対し2てトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン(0,−0’5M)
及びHC,! (200d )で…8.5に保持された
溶剤−緩衝剤系を用い、+4°Cの温度で絶えず攪拌し
つつかつpHを8.5に調整(て行なった。平均67〜
72時間の抽出時間の終りに206 nm kζおける
吸収によって制御された抽出収率は最大であった。この
時点を超えると、それ以上の抽出収率の改善は観察され
なかった。
この媒質をきわめて軽度の遠心分離によって傾瀉し、つ
いで50 、000〜10,000ダルトンの分子片分
離限界値をもつ膜上で限外濾過1.た。
つさの両分が得られた。
抗J9両分         重相 MW > 50.000       0.596 f
lo、000くMW(50,0000,039rMW<
 10.000       0.77 ?各々100
匹のマウスから#6成される三群のマウスに上記3種の
画分の各々を200μt/日 の投与量で5日間経口的
にワクチン投Jj 1. fc n2週間稜、各マウス
にサルモネラ チフィムリウム(ネズミチフスwl)C
5を4.6XlO個の供試用量で投与1.た。同様に1
00匹のマウスの一群には生ワクチンStmRaf:ワ
クチン投与1−かつ別の100匹のマウスの一群はワク
チン投与せずに対照群と1.に0試鹸結果けっぎのとお
りであるnl) K[10 1!j  心   へ   ω   ト   寸   
か   膚Ft−t+− 〇 〇 〇 有効指数は対照群に対1.て生存率及び平均生存1ヨ数
を考慮したものである。
50 、000  ダルトンよシ大きい分子Mをもつ抗
原画分はマウスにワクチン役方した場合実質的に生ワク
チンと同程度に有効であった。
実施例2 発酵及び抽出工程を実施例1と同一条件下で行ない、つ
いで抽出液を軽度に遠心分離し、ついで50.000 
、100,000  及び300,000ダルトンの分
離限界値をもつ幌上で限外濾過1、た。
得られた両分の各々をマウスVC200μV/日の投与
量で5日間経口投島した。ネズミチフス菌C5の供試用
量は5×10 個/マウスであった。
つき′の結果が得られた。
ね Q 実施例3 発酵、抽出及び限外−過は紬記と同一条件で行なった。
’(00,000よね大きい分子Sをもつ抗原画分を等
電点分画電気泳動法により処理[−1て異なる等霜点を
もつ異なる種類の蛋白質の両分であると考えられる種々
の両分を得た。得らtまたすべての画分のうち、5.5
と6との間の等電点に相当する一画分をマウスr(ワク
チン投4してネズミチフス菌に対する効果を調べた結果
、生ワクチンと同等に有効であることが認められた。試
駆結果はつぎのとあ−りである。
7″ / 、′ 婦 Q 1) べ  11]          い1   、
、。
ムtg   へ  へ   Ln      のS−計
 − 以上詳述;、た特定の実施態様は琲に本発明の一般的特
徴を示すためのものであり、当業者は本発明の一般的概
念から逸脱することなしに種々の目的のために現在の技
術水準での知識の適用によってか\る特定の実施態様を
修正し及び/又は変形することが可能である。したがっ
て、当業者が容易にな【7″4J4るか\る修正及び変
形は開示された特定の実施態様と均等なものであり、本
発明の範囲に稿するものとみなされるべきである。なお
上述II:語句の説明は単に本発明を理解させるための
ものであって、同等制限するものではない点も理解され
るべきである。さらに本発明は本発明の方法に従って製
造された凍結乾燥された細菌ワクチンを腸チフス及びパ
ラチフス熱から人I′IJ1及び動駿1を保護するため
に投与するワクチン投与法を包含する本のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの工程ニ ー サルモネラ属の弱毒性菌株を適当な液体培地中で、
    中性よりも僅かに高い−で、通常の好気的条件下33〜
    35°Cの温度で、接種物の量の関数である期間、発酵
    させ; −得られる発酵混合物を低速度で遠心分離シテ絽菌残渣
    を分離し; −分離した細菌残渣を攪拌下、低温で、8.4〜8.6
    の−で、低級トリス(ヒドロキシアルキル)アミノアル
    カンに属する溶剤と少なくとも約60時間の期間接触さ
    せることによってワクチン用抗原を抽出しニ ー ワクチン用抗原をきわめて軽度の遠心分離によって
    傾瀉し、これを所望の分子量の関数として選定された分
    離限界値をもつ膜上で限外濾過し、より低分子量の画分
    は透析することによってワクチン用抗原を精製、分画【
    7;そ【2″r−ワクチン用抗原画分を凍結乾燥する;
    工程からなるサルモネラ感染症r(対j−て有効な細菌
    ワクチンの製造法。 2、弱毒性菌株がネズミチフス菌である特WE M+i
    +求の範囲第1項記載の細菌ワクチンの製造法。 B、  m抗原の抽出溶剤かトリス(ヒドロキシメチル
    )アミノエタンである特許請求の範囲第1項記載の細菌
    ワクチンの製造法。 4、ワクチン用膜抗原の抽出を、絶えず攪拌1゜つつ0
    °C〜+4°Cl7)温度で、pilを強酸を用いて8
    .4〜8.6に調整しつつ、トリス(ヒドロキシメチル
    )アミノエタン溶剤を低濃度で用いて行なう%訂藷求の
    範囲第3項記載の細菌ワクチンの製造法。 5・ ワクチン用膜抗原の抽出を抽出用媒体に対して多
    くても2〜3チ程度の低濃度の4リオキシエチレン及び
    ?リオキシエタノールから選んだ表面活性剤の存在下で
    行なう特許請求の範囲第1項Mlの細菌ワクチンの製造
    法。 (1,ワクチン用膜抗原の抽出物を限外濾過によって精
    製、分画し、た後、さらに吟電点分画電気泳動法のよう
    な分析法又はイオン交侯樹脂を用いる工業的方法によっ
    て完全に精製する特許請求の範囲第1項記賊の細菌ワク
    チンの製造法。 ?、  300.000よりも大きい分子lをもつワク
    チン用抗原画分を分離する特許請求の範囲第6項記載ノ
    細菌ワクチンの製造法。
JP57215645A 1981-12-10 1982-12-10 サルモネラ菌による感染に対して有効な細菌ワクチンの製造法 Pending JPS58109426A (ja)

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FR8123067A FR2517967A1 (fr) 1981-12-10 1981-12-10 Procede de production d'un vaccin biochimique contre les fievres a salmonelles

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JP (1) JPS58109426A (ja)
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DE (1) DE3265664D1 (ja)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP0082072A1 (fr) 1983-06-22
EP0082072B1 (fr) 1985-08-21
CA1176166A (fr) 1984-10-16
DE3265664D1 (en) 1985-09-26
FR2517967A1 (fr) 1983-06-17
ATE14984T1 (de) 1985-09-15
US4503036A (en) 1985-03-05
FR2517967B1 (ja) 1984-12-07

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