JPS5810683Y2 - 鉄道車両用部材の発熱体 - Google Patents
鉄道車両用部材の発熱体Info
- Publication number
- JPS5810683Y2 JPS5810683Y2 JP1981023420U JP2342081U JPS5810683Y2 JP S5810683 Y2 JPS5810683 Y2 JP S5810683Y2 JP 1981023420 U JP1981023420 U JP 1981023420U JP 2342081 U JP2342081 U JP 2342081U JP S5810683 Y2 JPS5810683 Y2 JP S5810683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- railway vehicle
- attached
- bogie frame
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉄道車両用部材のうち車外に露出した部材に
付着する雪および水等を融かすために増付ける発熱体の
取付は構造に関するものである。
付着する雪および水等を融かすために増付ける発熱体の
取付は構造に関するものである。
従来、鉄道車両用部材の車外へ露出し7た部材例えば台
車枠に設けられる板状の発熱体の増付は構造としては、
発熱体を部材に接着したり、該発熱体を部材に対してね
じなどによって取付けていた。
車枠に設けられる板状の発熱体の増付は構造としては、
発熱体を部材に接着したり、該発熱体を部材に対してね
じなどによって取付けていた。
これら従来の発熱体の増付けに訃いては、発熱体ヲ密着
してホ付けていた。
してホ付けていた。
ところが、このように発熱体を部材に密着して取付ける
と、大型の部材の場合、材質が金属であるため部材の熱
容量が犬きく、オた、熱伝導率も高いため、発熱体の熱
が部材に奪われ、発熱体の温度が上がりにくいという欠
点があった。
と、大型の部材の場合、材質が金属であるため部材の熱
容量が犬きく、オた、熱伝導率も高いため、発熱体の熱
が部材に奪われ、発熱体の温度が上がりにくいという欠
点があった。
さらに、発熱体の表面を保護するため、該発熱体表面を
保護板で覆っていたが、発熱体と保護板とを別々に支持
しなければならないため、取付けおよび保守点検等の作
業が煩雑であった。
保護板で覆っていたが、発熱体と保護板とを別々に支持
しなければならないため、取付けおよび保守点検等の作
業が煩雑であった。
上記の点に鑑み本考案は、発熱体のすばやい温度上昇を
図るとともに、発熱体を保護することおよび発熱体の着
脱を容易にすることを目的としたものである。
図るとともに、発熱体を保護することおよび発熱体の着
脱を容易にすることを目的としたものである。
次に本考案を図に基づいて説明する。
第1図は本考案による発熱体の一実施例を設けた台車枠
の平面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の
A−A断面図、第4図は第3図の一部を拡大した断面図
である。
の平面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の
A−A断面図、第4図は第3図の一部を拡大した断面図
である。
図においては、1は台車を構成する台車枠、2は該台車
枠1の各部に配置され通電することにより発熱する板状
の発熱体であ句3は該発熱体2の表面を覆う保護板であ
る。
枠1の各部に配置され通電することにより発熱する板状
の発熱体であ句3は該発熱体2の表面を覆う保護板であ
る。
前記発熱体2は保護板3に接着剤寸たは加硫接着により
密着して増付けられている。
密着して増付けられている。
そして、この保護板3を台車枠1にねじ等により摩付け
た構成となっている。
た構成となっている。
なお、第4図のB部すなわち台車枠1と発熱体3との間
は、それぞれが接触する程度かまたは若干の隙間を有す
る程度の増付は状態とする。
は、それぞれが接触する程度かまたは若干の隙間を有す
る程度の増付は状態とする。
このような構成において、発熱体2に通電すると、該発
熱体2の熱は密着して設けられている保護板3に多く伝
わり、該保護板3を加熱する。
熱体2の熱は密着して設けられている保護板3に多く伝
わり、該保護板3を加熱する。
そして、該保護板3の温度上昇により、保護板3表面の
雪や氷をすばやく融かすことができる。
雪や氷をすばやく融かすことができる。
なお、台車枠1への熱の伝播は、発熱体2と台車枠1と
を接触させる程度の取付は状態としているため、前記保
護板3への伝播よりも効率が悪く、伝わりにくい。
を接触させる程度の取付は状態としているため、前記保
護板3への伝播よりも効率が悪く、伝わりにくい。
したがって、発熱体2が台車枠1によって奪われる熱は
従来のものに比べて少なく、前述のように雪および氷を
すみやかに融すことができる。
従来のものに比べて少なく、前述のように雪および氷を
すみやかに融すことができる。
寸た、発熱体2を保護板3に取付けているため、保護板
3の着脱と同時に発熱体2を着脱でき保守作業も簡単に
行なえる。
3の着脱と同時に発熱体2を着脱でき保守作業も簡単に
行なえる。
次に第5図は本考案の他の実施例を示す正面図、第6図
は第5図の側面図、第7図は第5図のC−C断面図であ
る。
は第5図の側面図、第7図は第5図のC−C断面図であ
る。
図において、上記一実施例と同一符号は同一部材を示し
ている。
ている。
前記一実施例と本実施例の異なる点は、発熱体2を取付
けた保護板3を台車枠1に増付ける際に、発熱体2と台
車枠1との間に所定の隙間を設けている点である。
けた保護板3を台車枠1に増付ける際に、発熱体2と台
車枠1との間に所定の隙間を設けている点である。
このような構成に釦いて、発熱体2に通電すると、該発
熱体2の熱は大部分が保護板3に伝わり、保護板3が急
激会熱せられ、表面の雪!たは氷をすばやく融かすこと
ができる。
熱体2の熱は大部分が保護板3に伝わり、保護板3が急
激会熱せられ、表面の雪!たは氷をすばやく融かすこと
ができる。
すなわち、本実施例にかいては発熱体2と台車枠1との
間に隙間を設けているため、前記一実施例に比べて台車
枠1へ伝わる熱をさらに少なくすることができるた取保
護板3に伝わる熱量が増し、雪寸た氷をすばやく融かす
という効果が前記一実施例よりもさらに優れている。
間に隙間を設けているため、前記一実施例に比べて台車
枠1へ伝わる熱をさらに少なくすることができるた取保
護板3に伝わる熱量が増し、雪寸た氷をすばやく融かす
という効果が前記一実施例よりもさらに優れている。
なお、前記実施例においては、台車枠に適用したものに
ついて説明したがこれに限定されるものでなく、他の鉄
道車両用部材にも適用できるものである。
ついて説明したがこれに限定されるものでなく、他の鉄
道車両用部材にも適用できるものである。
以上説明したように本考案によれば、台車枠等の鉄道車
両用部材の表面に付着した雪斗たは氷をすばやく融かす
ことができる。
両用部材の表面に付着した雪斗たは氷をすばやく融かす
ことができる。
寸た、発熱体を保護板に取付け、該保護板を部材に取付
ける構成としたことにより、発熱休転よび保護板を個々
に部材に増付けるのに比べて、作業が簡単であるととも
に保守作業も容易に行なえる。
ける構成としたことにより、発熱休転よび保護板を個々
に部材に増付けるのに比べて、作業が簡単であるととも
に保守作業も容易に行なえる。
第1図は本考案による一実施例を設けた台車枠の平面図
、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は第3図の一部を拡大した断面図、第5図
は本考案による他の実施例を示す正面図、第6図は第5
図の側面図、第1図は第5図のC−C断面図である。 1・・・・・・台車枠、2・・・・・・発熱体、3・・
・・・・保護板。
、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は第3図の一部を拡大した断面図、第5図
は本考案による他の実施例を示す正面図、第6図は第5
図の側面図、第1図は第5図のC−C断面図である。 1・・・・・・台車枠、2・・・・・・発熱体、3・・
・・・・保護板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 発熱体を保護部材の鉄道車両用部材側の面に密着し
て設け、該保護部材を熱容量が大きく、かつ、車外にお
いて露出した鉄道車両用部材に取付けたことを特徴とす
る鉄道車両用部材の発熱体。 2 前記発熱体が前記鉄道車両用部材に接触するように
前記保護部材を取付けたこを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の鉄道車両用部材の発熱体。 3 前記発熱体と前記鉄道車両用部材との間に所定の間
隙を設けて前記保護部材を取付けたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の鉄道車両用部材の発
熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981023420U JPS5810683Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 鉄道車両用部材の発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981023420U JPS5810683Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 鉄道車両用部材の発熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137563U JPS57137563U (ja) | 1982-08-27 |
JPS5810683Y2 true JPS5810683Y2 (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=29821173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981023420U Expired JPS5810683Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | 鉄道車両用部材の発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810683Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614745B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2011-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 高速鉄道車両の着雪防止装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732932Y2 (ja) * | 1977-11-18 | 1982-07-20 |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP1981023420U patent/JPS5810683Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137563U (ja) | 1982-08-27 |
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