JPS5810651A - 衣服の防熱性試験機 - Google Patents

衣服の防熱性試験機

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JPS5810651A
JPS5810651A JP10809881A JP10809881A JPS5810651A JP S5810651 A JPS5810651 A JP S5810651A JP 10809881 A JP10809881 A JP 10809881A JP 10809881 A JP10809881 A JP 10809881A JP S5810651 A JPS5810651 A JP S5810651A
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  • Pathology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は衣服の防熱性を実際の使用状況に近い状態で測
定することができる衣服の防熱性試験機に関する。
消火作業用防火服、火災避難用保護大数あるいは製鉄所
の炉前作業で用いる防熱服などは高熱W4椀から人体を
保■することが主な目的であるが、従来これらの服や衣
類に用いられる布地の耐熱性あるいは防熱性についての
試験基準は一応あるものの本格的な防熱服の性能試験は
はとんと行なわれていないのが実情である。石油コンビ
ナート大災等で用いられる特殊防火衣についても、どの
ような高熱環境にまで耐えられ乙のか、どの程度の時間
にわたって消化作業が継続できるのかの目安がつけられ
ない現状にある。最近、トンネル大災、地下大災等が頻
発しているが、石油コンビナート火災等の開放空間での
火災の消火活動にはいわゆる「アプローチスーツ」ても
よいが、トンネル火災などのような閉空間火災では火勢
が衰えてからトンネル内に入るにしても「アブリーチス
ーツ」では不充分で、いわゆる「エントリースーツ」で
なければならない。この「エンシリ−スーツ」による消
火活動は「アプローチスーツ」による活動と全く性質を
興にするもので「アプローチスーツ」の延長で考えては
ならない。このように防熱、耐熱性能の定かでない防火
衣を用いることは危険であり、消火活動の安全のために
も、パフォーマンス向上のためにも防火衣の性能を定量
的に把握する必要がある。
現在、耐熱防火服の防熱率計価法について1つの試案が
なされており、この試案は、釧またはアル々ニウムなど
の金属で作ったプレツタの前面に試験服の布片を掛け、
前方の熱源から輻射熱を与えて金属プ9ツタ片の内部に
配置したiIf検出−によりその位置での温度上昇を測
定し、供給した熱量と上昇した温度とから布片の通過熱
量を測定して防熱重管評価しようとする方法である。布
地のメーカーによってはこの方法より遥かに単純な方法
で布地の遮熱効果や断熱性を測定しているところもある
このような従来の試験機は、原理的には試験すべき布地
な通過する熱による金属プレツタの濃度上昇管利用して
いるために、金属プレツタの熱容量により温度上昇に時
間がかかり、また1つの布地の試験が終了しても次の試
験までに金属プレツタを冷却させなければならないので
、試験作業に疹(の時間がかかるという問題がある。ま
た、防熱性を金属プルツタ内の限られた場所での温度上
昇で評価しているので、その結果て布地全体の防熱性の
評価をすることは正確を欠くおそれがあるし、熱源と布
地との間の物理的条件(たとえば熱流方向)が常に一様
でないために′fIAgIL上昇への影響が異なって(
6という問題もある。
そこて本発明者は、布、シートなどの防熱性を容易且つ
正確に試験することができる防熱性試験機なすでに提案
した(特@1886−61974号)。この試験機は、
熱気流発生装置や輻射熱発生装置などから成る熱源装置
と、この熱**置から供給される熱流のうち布やシート
などの防熱性試験片を通過する熱流を検知する受熱装置
とにより構成されており、受熱装置からは試験片を通過
する熱量を電気的に出力さ曽てその大きさや変化などか
ら布やシー)などの防熱性を測定することができる・ この試験機を用いれば、防火服や防熱服あるいは通常の
衣服などの素材としての布やシートの防熱性を比較的広
い面積にわたって試験することができるので、従来の試
験方法に比べれば角層的な進歩であるが、この方法はあ
くまでも布の防熱性試験であって衣服の防熱性試験では
ない。すなわち、防火服にしても防熱服にしてもあるい
は通常の衣服にしても、素材としての布またはシートを
裁断し縫製して作られるものであるから、その布片の大
きさや形状あるいは縫製の仕方や加工の仕方などにより
耐熱性や防熱性は部分的に興なってくるのが昔通である
また、衣服に加工した場合でも、衣服のままである場合
と人が着用した場合とでは服の各部の形状や位置が興な
ってくるので熱源に対する防熱性や耐熱性はやはり異な
る。たとえば、衣服の層部分は腕と胴との閤に挾まれる
ので熱源からの熱流は受けにくいのに対して肘部分は逆
に熱流を受は易い。
さらに衣服となるとブタン、ベルト、その他の金具など
が付けられるので耐熱性や防熱性の鎖点から人体に及ぼ
す熱の影響は布の状態では測り知れないものがある。さ
らに言えば、消失作業や炉前作業は防火服や防熱服の着
用とともに防火手袋、防火靴、面体、防火帽などを装着
して行なうので、人体への熱の影響はざらに複給になる
衣服の防熱性は衣服の実際の使用状況に近い状態すなわ
ち着用状態で測定するのが本来好ましいが、従来の試験
機では衣服の素材としての布、シートなどの防熱性試験
にとどまり衣服完成品としての防熱性を着用状態で試験
することはできなかった。従って、衣服の完成品として
の防熱性を知るには素材としての布、シートなどの防熱
性試験の結果をそのt重遍用するかあるいはその結果か
ら判断するしかなく、正確な防熱性を求めることは内園
であった。
本発明は、上記の点にかんがみ、衣服完成品の防熱性を
実際の衣服の着用状態で試験できる試験機を提案するも
ので、熱源装置と、この熱源装置に対して移動または回
転し得るように設けられたマネキン支持台と、試験すべ
き衣服な着用させてマネキン支持台上に載置させ前記熱
源装置から供給される熱流のうち衣服を通過する熱流を
検知するために受熱量とvI数債の受熱素子とを設けた
マネキンとにより試験機を構成し、衣服各部を通過する
熱流を受熱素子により電気的に検出することにより衣服
各部の防熱性とともに衣服完成品としての防熱性を正確
に求めることができ!1・さらにそれとは別に熱源装置
から出る熱流の11度を高くして衣服が部分的あるいは
全体的に破壊状部に至るまでの変化を観察することもて
きる。
以下図面に基づいて本発明を説明する0第1図は本発明
による衣服の防熱性試験機の一実施例の全体を示してお
り、試験機lは、直立する支持壁21にたとえば石英ラ
ングのような発熱源22を多数並べて配置した熱源装置
2と、支持5121の両mfl1番で開閉自在に且つ着
脱自在に取付けられた熱反射板3,4と、支持11g1
の底部から水平に伸びる支持台5とにより構成されてい
る・熱反射板3.4は熱源装置2から発生される熱流を
反射してマネキン7に向けるもので、それぞれには観察
wxsaesb t4m、4bが形成され、支持台5上
にはマネキン7ri−立たせ6載置台51が車輪51m
により矢印方向に移動し得るように設けられている。
この載置台51上にはモータにより回転駆動される回転
板52が取付けられている。熱反射板3.4は支持台5
に対して所望の開き角でそれぞれ同定律3c+4cによ
り固定支持されており、開き角を調整することによりマ
ネキン7に向けられる熱流を変えることができる。Sm
はマネキン7に張り付けられた流量針具ニット(後述す
る)からの電気的出力を取り出すワイヤーである。
第2I2は熱源装置2の部分拡大欺面図で、支持512
1の表面に多IIC図では9本)の石英ランプ22が3
本ずつを1エニツトとして配列されており、各ランプユ
ニットにはランプ冷却用空気を吹出す多孔管22mと、
吹出された空気を石英ランプ22に当てるように導くガ
イド叡22bとが設けられ、各ランプユニットの多孔管
22mは支持@21の内部で導管22cにより圧縮空気
*(図示せず)に接続されている。
こうして石英ランプ22を空気で冷却することにより石
英ランプ22の待命を長くすることができる・第3図は
1つのランプユニットについて石英ランプを取外した状
態で上記構成を示したものである。各ランプユニットは
ユニットごとに石英ランプ!2からの発熱量が制御でき
るようになっており、熱源装置2からの発熱量が支持壁
21の全面にわたって均一になるようにまたは部分的に
変化するように調整するのに第4図に示したような放射
熱量計6が用いられる0この放射熱量計6は台板61上
に直立する支持棒62に受熱装置63が上下動し得るよ
うに取付けられている・受熱装置63は後述するマネキ
ンの体に張り付けられる受熱体と同じものでよく、受熱
量に応じた電気信号を出力する。いま熱源装置2の発熱
量を支持a!21の全面にわたって均一になるように制
御するには、放射熱量針6を試験機lの回転板52上に
マネキン7の代りに受熱装置63が熱源装置2に対面す
るように置く。そこで熱源装置2の石英ランプnに通電
して発熱させ、発熱状態が定常状態になったところで放
射熱量計6の受熱装置631上方からゆっくり下降させ
ていく。受熱装置63が下降するときの受熱装置63の
電気出力を監視しており、出力が低下したときその出力
低下位置に対応したランプユニットへの通電を増すこと
により発熱量を増すことができる。こうして受熱装置6
3を支持壁21の上から下まで移動させながら熱源装f
ltzの発熱量が均一になるように調整する。熱源装a
12の発熱量を部分的に変える場合も同様な操作を行な
い、発熱量を増したい部分または減らしたい部分で対応
するランプユニットへの通電量を増加または減少すれば
よい〇 第5図は防熱性の試験をしようとする衣服(防火服、防
熱側、通常の衣服など)を着用させるためのマネキンを
示しており、マネキン7はその体全体をいくつかのブロ
ックに分けてあり(図示したガでは、体の前面を胸部A
 HHム!、腕部811B11BSIB4、腰部C1大
腿部D 1 * D * 、脛部E 1 * E 2の
11のブロックに分け、同様に体の後面をやはり11の
ブロックに分は全体で22のブロックに分けである)、
各ブロックの内部m成は同じとする。第6図はマネキン
7の内部構成の一実施例を示しており、腕部B!を例示
したものである。マネキン7の体は、最も内側に銅など
の熱伝導性のよい材料で作った芯体71と、その芯体7
1の外面に張り付けた受熱体72と、この受熱体72の
表面を覆うカプトンなどの可撓性のある難燃性フィルム
73とにより構成されており、体の内部すなわち芯体7
1の内面にはやはり銅などの熱伝導性の良好な材料で作
ったパイプが牛田付けなどにより蛇行状に設けられ、こ
のパイプに水またはエチレングリコールなどの冷却媒体
が通され5a体内に一定温度の冷却媒体を通すことによ
り受熱源を・構成するとともにマネキン7の体の温度を
常に一定(好ましくは人間の体温)に維持し、衣服の試
験状況をできるだけ実際の使用状況に近い状況にするよ
うにしている。
受熱体72は、館7図に示したような熱流計ユニット8
を多数連続して平面的に並べたものから作られている。
そこで第7図を参照して1つの熱流計ユニット8につい
て説明すると、熱流計ユニット8は、電気絶縁性の短f
t形薄板(たとえば厚さl■、輻141111s長さ1
96■の力1トンまたはポリカーメネーF板)の基板9
の陶長手方向側縁に一定関II(たとえば0.5〜10
■)で切込み10を形成し、この切込み10に納まるよ
うに基板9にコンスタンクンs11をコイル吠に巻きつ
ける。切込み10の深さdはフンスタンタン[1lll
が基板9の側縁部から突出しない程度の深さが望ましい
。このようにすれば、熱流計ユニット8を相互に密接し
て並列しても隣接する熱流計ユニット間でのシ曹−トを
防止できて好ましい。かくのどとくに基板9に巻きつけ
られたコンスタンタン$l111を、第7tiQ&−示
すごトく、基板9の中心@X−Xから矢印方向に半分を
銅メッキする。図中鋼メッキ部12を太い実線で示す。
このようにすれば、フンスタンタン線の部分11と銅メ
ッキの部分12とが交互に連続的に形成され、その接点
13が基板9の中心線の線上に多数形成される。かくし
て得られた熱流動ユニット8は、この一本でも従来の熱
電対が接点が1個であるのに比較して多くの接点13を
有しているので、その温感度は従来品よりも高いが、こ
の熱流計ユニット8を平面的に多数並列させれば温感度
のすぐれた面体熱流針が得られる〇 第8図は本発明による試験機を用いた試験システムを示
す。
試験機lの熱源装置12の支持1121には圧縮空気ム
が圧縮空気源(図示せず)から供給されるとともに、石
英ランプ22からの発熱量を調整する電圧調整器などの
発熱魚調整1114が設けられている。一方、マネキン
7の体内には冷却媒体BtnltflAされるとともに
、マネキン7の体の各部位が受ける熱量は電気的に出力
されてペンレコーダなどの記録計15に与えられる。
次に上記試験システムによる試験方法についてか明す乙
試験に先立ち、先ず熱源装置2の支持1121に圧縮空
気を秋田させ次いで石英ランプ22を点灯する。熱源装
置2の発熱量を第4図に示した放射熱量計6を用いてす
でに説明した方法で全面にわたり均一になるように調整
する。発熱量の調整は発熱量調整器14を操作して行な
う。
発熱量が均一になったとき放射熱量計6が受ける熱量を
記録計15に記録しておく。ここで一旦石英ランプ22
を消灯し、マネキン7を褌(衣服を着用させない状態)
で回転板52上に立て、マネキン、7の体内に冷却水を
循環させマネキン7の体表面温度を所望のS度(たとえ
ば人体の温度)にする。次いで再び石英ランプ22を点
灯し発熱量が一定になったところでマネキン7の受熱量
を測定する。受熱量の測定は、マネキン7を回転(たと
えば右回転)させマネキン7が熱源装置2に対して正面
、左@面、雪間、右側面の4つの位置になったときの受
熱量をマネキンの各ブロック(たとえばムI HA H
+ B 1・・・)ごとに測定することにより行なわれ
、受熱量は電気的に出力されて記録計15に記録される
第9図0)はこのようにして測定したマネキン7のある
ブロック(たとえば腕部Bl)のある位置(たとえば熱
源装置2に対する正面措置)での受熱量のペンレコーダ
記録である。こうしてマネキン7の前記4つの位置に対
する受熱量がすべてのプ☆ツタについて測定され記録さ
れたところで石英ランプ22を消灯する。
次に、そのマネキン7に防熱性試験をしようとする衣服
を着用させ、再び石英ランプ22を点灯しマネキン7が
裸の状態で行なった前記受熱量の測定と同じ手順で、マ
ネキン7の正面、左側間、雪間、右偽面の各位置におけ
る各プルツタごとの受熱量を測定し記録計15に記録す
る。この間反射板4の観察窓4mから衣服の外観変化(
たとえば縮み、炭化、変色、焼は焦げ、赤熱、博融など
)を観察し、記録する。こうして記録されたペンレコー
ダ記録のうち、前記した第9図←)に図示したものに対
応するものを示すと第9図仲)に示すようなものになる
。こうして、マネキンの前記4つの位置に対する受熱量
がすべてのブロックについて測定され記録されたところ
で防熱性試験は終了する。
さて、上記V:、#結果から次のようにして衣服の防熱
性を求める0マネキンのあるブロックについて、第9図
&)、(b)に示すように、裸のマネキンが受ける受熱
量をQ1%衣服を着用させたマネキンが受ける受熱量を
Q8、熱源装置2からの放射熱量をQoとすると、防熱
率PFは次の式で求められる。
Q意 &j(1−1)X 100 ここでaはマネキン表面の吸収係数で約0.98である
。こうしてマネキンのブロックごとに求められた衣服の
部分ごとの防熱率にブロックごとのif[i積比率を考
慮して衣服全体の防熱率を求めることができる。
上記防熱性試験ではマネキン7の熱源装f2に対する特
定の4つの位置におけ6受熱量を測定し記録したが、マ
ネキン7を連続的に回転し受熱量を連続的に測定し記録
してもよいことはもちろんである。このようにすれば、
マネキンを裸にしたときのペンレコーダ記録と衣服を着
用させたときのペンレコーダ記録との時間的なずれから
熱の伝達速度がわかり、衣服を奥際に使用したときの退
避行動の際の貴重なデータが得られる。
上記防熱性試験のほかに衣服の破壊試験もできる。この
試験は熱源装置2の発熱量をさらに高め、マネキンに衣
服を着用させて高温雰囲気中に置いて衣服の外観変化と
受熱量との関係を滴定し記録する試験である。必要があ
れば衣服の外観変化をテレビカメラで撮影して記録して
もよい。この試験により防熱性試験では得られない衣服
の耐火11度、着下性などがわかる。
以上試験方法を一細に説明したが、上記試験で用いた試
験機の熱源装置2は石英ランプによ6輻射熱源である。
しかし輻射熱源としてはガスを燃料とする赤外線ガスバ
ーナー(シニパンクバーナー)を用いたものも利用でき
る。また熱源装置としては上記輻射熱源のはかに、第1
0図に示すような大炎による熱源装置を用いることもで
きる。この大炎熱源は、熱源装置2の支持l1121の
中央に一列にバーナー23を配列し、石油液化ガス、都
市ガスなどを燃料として5〜10eW1程度の火炎を出
させるもので、試験すべき衣服をこの火炎でなめさせる
ことにより火炎に対する耐熱性や着火性を試験すること
ができ6゜ 餉11WJは第1図に示した試験機を一部変形して熱気
流熱源による試験機とした飼で、熱反射板3,4を支持
11121に対して直角に向けてν置しさらに上部に金
板16、正面に壁板17を取付けて#!12図に示すよ
うな包囲室Rを作り、この包囲室R内に衣服を着用させ
たマネキンを置くようにしたものである。正1iLi1
1板9の内側には熱反射板1751が設けられている。
熱反射板3の外側には熱気流発生装置18が取付けられ
ている。熱気流発生装置118は、ダクト18a内に電
気ヒータ18bとプロア7アン18c左が収納されてお
り、ブロア7アン18cはモータ18dにより駆動され
る。ダクト181は熱反射板3の観察jiE B a 
s 3 bに外側から気密にはめ込まれる。このように
構成することにより熱気流発生装置18により発生され
た熱気流はダク)18aを通って包囲&Hに供給され、
再びダクト18蟲から回収され循環される・熱気流のi
!度はたとえば50C〜300Cの範囲内で電気ヒータ
18bへの通電制御により調整することができる・ 上記実施例は輻射熱、火炎、熱気流などの熱源をそれで
れ単独に使用し得るようにしたものであるが、これらの
熱源を組合せて試験することもでき、実際の火災や炉が
これらの興なる熱源の組合せであると考えられるだけに
実際的である。
本発明は上記実施例を種々変形して爽施すにとができる
。たとえば、マネキンの体の各ブロックごとに小型の熱
波測定装置を壇込みそれにより測定された熱流量をもっ
てそのプリッタの受熱量を代表させるという簡便な方法
とすることもできる。また、マネキンの体内を冷却する
手段として、体内に多数の仕切り板を設けて冷却媒体を
ジグザグ状に流すウォータージャケット方式を採用する
こともできるし、さらに簡便な方法としてマネキンの体
内全体に冷却媒体を充填させて循環させる方法でもよい
。さらにこのようにした場合、冷却媒体のfIA度変化
から受熱量を検出する方法も可能である。また、熱源装
置の発熱量を増す方法として、熱反射板に代えて熱源装
置を増設する方法も考えられる。
以上説明したように、本発明においては、熱源装置と、
この熱源装置に対して移動または回転し得るように設け
られたマネキン支持台と、試験すべき衣服を着用させて
前記マネキン支持台上に載置させ熱源装置から供給され
る熱流のうち前記衣服を通過する熱流を検知するために
受熱源と複数個の受熱素子とを設けたマネキンとにより
試験機を構成したので、防火服、保護服、通常の衣服な
どを着用させ、さらには防火手袋、防化靴、面体、防火
帽などを装着した状態で防熱性能および破壊限度の試験
ができる。
その結果、衣服完成品としての防熱性能とともに衣服の
各部分ごとの防熱性能を実際の使用環境に近い状態で求
めることができるので、衣服の防熱性の評価が適確にで
き防熱性能のバランスのとれた衣服を製作する上で貴重
なデータが得られ、防火作業の安全性、能率、作業性の
向上に貢献するところが大きい。また、輻射熱、火炎、
熱気流など異なる性質の熱源ごとに衣服の防熱性がわか
ることは衣服の製作上または作業上有益である0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による衣服の防熱性試験機の一実施例の
斜視図、第2図は第1図に示した試験機の熱源装置の部
分断面図、第3図は第2図に示した熱源装置の要部斜視
図、第4wIは熱源装置の発熱量を調整する放射熱量針
の斜視図、第5図はマネキンの全体図、第6図はマネキ
ンの体の一部の断面図、第7図はマネキンに張り付けら
れた受熱素子の斜視図、第8WJは本発明による試験機
を用いて防熱性の試験を行なうための試験システムのプ
田ツクIll、第eWIstマネキンの受熱体からの出
力を記録したペングラフ記録、第1OWJは熱源装置の
他の実施例の斜視図、第1111は本発明による試験機
の他の実施例の斜視図、第12図は第11図に示した試
験機の平面図である。 l・・・試験機、2・・・熱源装置%21”・支持■、
n・・・石英ラング、23−・・ガスバーナー%3.4
−・・熱反射板、5・・・支持台、51−・・マネキン
I!置台、!S2・・・−転板、6・・・放射熱量針、
1・・・マネキン、71・・・芯体、? 2−・・受熱
体、?3”・難燃性フィルム、8・・・熱流計具ニッ)
、14−・・発熱量調整器、1 B ””記録計。 特許出願人 川   島   勢   勝代理人弁珊土
鈴木弘男 第1図 第2@ 第411 第5図 第6− 第9図 第10図 第1111 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  熱源装置と、この熱源装置に対して移動tた
    は回転し得るように設けられたマネキン支持台と、試験
    すべき衣服を着用させて前記マネキン支持台上に載置さ
    せ前記熱源装置から供給される熱流のうち前記衣服を通
    過する熱流を検知するために、受熱源と複数個の受熱素
    子とを設けたマネキンとから成ることを特徴とする衣服
    の防熱性試験機。 (2)前記熱源装置が輻射熱源を有することを特徴とす
    るI!#許錆求の範囲第1項に記載の衣服の防熱性試験
    機。 (3)  前記熱源装置が輻射熱源を冷却する冷却手段
    を有することな特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の衣服の防熱性試験機6 (4)  前記熱源装置が火炎を有する榴式の熱源であ
    ることを特徴とする特許請求の範a第1項に記載の衣服
    の防熱性試験機。 (5)  前記熱源装置が熱流をマネキンに指向する熱
    反射手段を有することを特徴とする特許請求の範S第1
    項に記載の衣服の防熱性試験機・(6)  前記熱反射
    手段の熱流指向角が調整可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項に記載の衣服の防熱性試験機。 (7)、前記マネキンはその体内に冷却手段を有するこ
    とを特徴とする特許−求の範囲第1項に記載の衣服の防
    熱性試験機。
JP10809881A 1981-07-13 1981-07-13 衣服の防熱性試験機 Granted JPS5810651A (ja)

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JPH0119097B2 JPH0119097B2 (ja) 1989-04-10

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