JPS5810274A - オンライン手書き文字認識方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲線を多く含む文字をオンラインで文字認識さ
せるオンライン手書き文字認識方式に関するもので簡易
な方向行列マツチングにより標準′カテゴリー内から類
似カテゴリー全分類し候補文字を選択することにより、
認識処理時間を短縮することを目的とする。

従来のオンライン手書き文字認識方式においては、スト
［］−り数と入力文字の主特徴による候補カテゴリーの
大分類が行なわれ、さらにその候補カテゴリーの中から
詳細特徴によって適合名字が選択さ扛文字認識が実行さ
れている。

この文字の主特徴として様々なものが考案され　。

でおり、例えば文字の部分パターン、ストロークの相対
位置、筆記方向などが主特徴となるものと考えられる。

しかし認識時間を短縮し５また認識率を向上させるため
には割算処理が容易である認識アルゴリズムの確立が必
要となる。また認識照合に用いる標準パターンとしての
辞書は将来の字種の増加に備えて１文字当りの容量を減
少させることも考慮しておく必要がある。

本発明は上述した主特徴の抽出方法とその主特徴を用い
て候補文字を選択する方法に特徴を有゛し以下その一実
施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図て゛ある。

図において、１は入力文字であり゛、認識対象文字デー
タである。２は前処理部であり、入力文字データ中の雑
音除去を行なった後、平滑化・細線化・整形化を行ない
１次段階の処理を容易化さぜる。

３はストローク倹索部であり、ストローク数に応じた類
似カテゴリー全辞書９よＶ選び出し、第１候補文字１ｏ
とする。４は方向行列作成部であり入力文字１の主特徴
を抽出する。この方向行列についでは後で詳述する。６
は方向行列検索部であり、方向行列作成部４で作成した
方向行列を用いて第１候補グ字１０より第２候補文字１
１を選び出す。６は詳ｆｌｉＴｌ評価郡て゛あり、第２
候補文字１１に列してより詳細な特徴を考慮し５その評
価値を評価′ｆ：（Ｓ７で検討する。評価が低ければ詳
細評価部６へ戻り、次の候補文字に対して検討を加える
。

評価部７で最も評価の旨い文字が認識文字８として選ば
ｒしる。

次に文字の主特徴となる方向行列について述べる。第２
図に方向行列の作成図を示′ｔｏ第２図の８本の矢印は
第３Ｎのそ７１．に一致し１人力文字テータ列の移動方
向を示している。入力文字＋＋　８１＋に対する方向行
列作成例を第４図、第６図に示す。

第４図において　Ｉｔ　ｓ、　＋＋という文字は始点■
から始剤９．終点■で文字全終了（〜でいる。始点■に
おける接線方向を考えると３π／４の方向であり、第２
図中のその方向に相当する位置に点記骨■を記入する。

この点記骨■は１つの特徴点となる。

さらに次の接線方向＝ｉＪえると点古已号■でπ方向の
接線が見つかり、点記骨■の場合と同様にπ方向の位置
に点記骨＠を記入し５点記号■もまた１特徴点となる。

以下同様にして第４図の文字の方向に対する特徴点が抽
出され、第２図の方向行列作成図に書き込まれていく。

第４図の文字“８″の方向行列を表わすと第６図の様に
なる。第２図への記入上の注意は一番内側のループに８
個の点記骨が書き込ｉｎた場合、捷たは第５図の点記骨
■の様に捷だ一番内側のループに８個の点記骨が書き込
まれていないが同じ方向を示す点記骨■が既に存在して
いるような場合は一つ外側のループへの記入が始まるこ
とである。

一般に手書き文字は標準パターンからの変形を考える必
要があり、認識標準パターンはこのことを考慮に入れ、
入カバターンの変形に対して柔軟性をもたせる必要があ
る。

第６図は”２″という文字の変形パターンの一例とその
バタ〜ンに対する方向行列を表わしたものである。標準
パターンとしてはこれらの最大共通パターンであれば良
い。しかしこの場合第６図に示した様な点記骨■、■・
・・の様な点記骨の時間的推移を表わす様な数字は必要
でなくなる。

以上の観点に立てば共通パターンとして第７図に示す様
な方向行列が得ら扛る。従ってこの第７図ツバターンｔ
　−２１＋の標準パターンとして持てば良いことになる
。

この様に本発明における標準パターンとしての辞書９は
変形パターンをも含んだ共通パターンとして登録される
ため、著しい変形文字であっても一的同一性を有する限
り認識可能であり５寸た辞書９の学習による更新も可能
である。

これまでに第１図入力文字１における方向行列の作成法
、ならびに辞書９における標準共通パターンの持ち方に
ついて説明したが１次にこ扛らを用い辞書中より類似カ
テゴリーを求める大分類の方法について述べる。

第２Ｎ中の小さい円記号の中に数字全１から２４まで割
り振ると第８図となる。これを行列の形に展開すると下
記の様に８行３列の行列として表現することができる。

この行列がこれ１で述べてきた方向行列となるものであ
る。この方向行列の各要素は１（存在する）またはＯ（
存在しない）の値をとる。第６図を例にとって第９図の
方向行列にあてはめてみると１次のような方向行列を得
る。

方向行列作成部９ではこの様な方向行列を作成している
のである。同様に辞書９にも同じ形式の方向行列が格納
さ扛ている。

今二つの方向行列（入力文字に対する方向行列と辞書中
の標準バメーンの方向行列）間の演算を行なうため５行
列Ａ、Ｓに対する論理積演算金式（１）の様に頑義する
。

入力文字１に対する方向行列を見、辞書９中の標準パタ
ーンの方向行列ｉ＄１（ｉ＝１・・・コ、コは辞書９中
の字種数）、＆に対する五の評価値をＶｒｌ◇ド＄ｉ　
−（２］ 式（１＋　、　（２＋　”ｅ用いて標準パターンの方向
行列＄１に一致する評価値ｖｌ、すなわち Ｖ１＝　ｓｉ　　　　　　　　　　（３１なるｖｌが算
出されれば、入力文字１は辞書９中の標準文字パターン
ｓｉヲ含んでいることが示されたことになる。よって（
３）式を満足するｖｌが算出される＄ｉ　ｆ見つけ出す
ことにより類（以カテゴリーの大分類がされたことにな
る。

以−１二のように本発明によ扛ば文字認識過程の一つで
ある類似カテゴリーの選択処理において、簡単・簡潔な
辞書構成がとられ、また辞書の自己学習が可能になる。

また芥易な認識アルゴリズムにより認識処理時間が縮少
でき、すぐれたオンライン手書き文字認識方式を提供す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における手書き文字認識方式
を示すブロック図、第２内は方向行列の作成図、第３図
は方向行列作成時の８方向説明図。 第４図は認識１＋ｌＪ題文字と特徴点説明図、第６図は
認識例題文字の方向行列作成図、第６Ｎは変形文字の例
とその方向行列作成図、第７図は第６図における変形文
字に対する標準共通パターンを示す図、第８図は方向行
列作成図より方同列作成のだ　１めの説明図である。 １・・・・・・入力文字、２・・・・・前処理部、３・
・・・・・ストローク数検索部、４・・・・・方向行列
作成部、６・・・・・・方向行列検索部、６・・・・・
・詳卸１評価部、７・・・・・・評価部、８・・・・・
・認識文字、９・・・・・辞書、１０・・・・・・第１
候補文字、１１・・・・・・第２候補文字。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第４図 第３因 乃 に 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力文字情報ｌＣ対１〜その字種の持つ主特徴により大
   分類を行ない類似文字カテゴリーを選択するオンライン
   手書き文字認識方式において、入力文字情報においてそ
   の方向が著しく変化する点を特徴点とし、その特徴点で
   の一茨微分値全方向値としたものを要素とする方向変化
   情報を方向行列として算出する手段と、同一字種の文字
   の変形を学習により吸収可能な標準文字のカテゴリー（
   辞書）となる様に方向行列を算出し登録する手段と、入
   力文字情報に対する方向行列と標準文学パターンの持つ
   方向行列との照合により類似文字カテゴリーとして大分
   類する手段とを有すること全特徴とするオンライン手書
   き文字認識方式。