JPS581005Y2 - テレビジヨンジユゾウキノ ホゴソウチ - Google Patents

テレビジヨンジユゾウキノ ホゴソウチ

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JPS581005Y2
JPS581005Y2 JP1974125375U JP12537574U JPS581005Y2 JP S581005 Y2 JPS581005 Y2 JP S581005Y2 JP 1974125375 U JP1974125375 U JP 1974125375U JP 12537574 U JP12537574 U JP 12537574U JP S581005 Y2 JPS581005 Y2 JP S581005Y2
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JP
Japan
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circuit
voltage
horizontal
temperature
power supply
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Expired
Application number
JP1974125375U
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JPS5150930U (ja
Inventor
岡部幸夫
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機の保護装置に関し、特に水
平発振回路の電源電圧の上昇に起因する、水平偏向出力
回路の半導体素子の破壊あるいは受像管からのX線の放
射を防止する装置を提供することを目的とする。
テレビジョン受像機における偏向回路や高圧発生回路は
、パルス回路で構成されることが多いが、回路中で使用
されている能動素子が、トランジスタ、サイリスタ等の
半導体素子である場合には、回路中で発生するパルスの
波高値が犬となった際に回路中で使用している半導体素
子が破壊されることがある。
又、テレビジョン受像機において受像管の陽極電圧が3
0 KVを超えると、その高圧で加速された電子ビーム
の射突によってX線が発生することがあり、視聴者に悪
影響を及ぼす。
そこで従来から、テレビジョン受像機においては、各種
の高圧制限回路や保護回路を設けて上記の危険を防止す
るようにしているが、それら従来の保護装置等はテレビ
ジョン受像機が定常状態で動いているときには有効な動
作が期待できるが、電源回路の故障によって電源電圧自
身が大幅に上昇した場合には有効な保護動作を行なわな
かった。
本考案の保護装置は、テレビジョン受像機の水平偏向出
力回路に供給される動作電源電圧が上昇したときに、水
平偏向出力回路の動作を停止させて水平偏向回路の半導
体素子の破壊を防止し、また高圧の上昇による受像管か
らのX線の放射を防止するものであり以下図面と共に説
明する。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す概略配線図であ
り、図において1は水平AFC回路、2は水平発振回路
、3は水平励振段、4は水平偏向出力回路、5は直流電
源回路であり、水平AFC回路1には、端子6から水平
同期パルスが供給されると共に、水平偏向出力回路4よ
りフライバックパルスを整形した比較波が供給され、そ
の出力端子7に水平AFC直流出力電圧を送出する。
図示の実施例において、水平発振回路2としてはNPN
)ランジスタQ1を能動素子として使用したブロッキン
グ発振器が用いられており、図中、T1は発振トランス
であり、コンデンサC1と抵抗R1とは発振トランスT
1のダンピング回路を抵抗R2のコンデンサC2とはベ
ース時定数回路をそれぞれ形成しており、抵抗R3はト
ランジスタQ1のコレクタ抵抗、抵抗R4とR5は出力
回路の抵抗であって、この抵抗R4とR5の接続点から
水平発振回路2の出力波を励振段3に送出する。
トランジスタQ1のコレクタは、電源回路5から供給さ
れる水平偏向出力回路4の動作電源電圧V1をブリーダ
ー抵抗R6とR7とコンデンサC5で降圧しまた点8の
電圧源に、抵抗R3を介して接続される。
又トランジスタQ1のベースバイアスは抵抗R8、R9
により供給される。
なお9は受像管であり、その陽極には水平偏向出力回路
4より高圧が供給されている。
電源回路5よりの出力直流電圧V1は水平偏向出力回路
その他に供給されている。
本実施例においてはこの直流電圧v1が供給される電源
ライン10と接点点との間に例えば図示の如く発熱体(
ヒーター)11と例えばツェナーダイオードあるいは定
電圧放電管等の定電圧素子Z1とを直列に接続した直列
回路を挿入する。
この発熱体11は例えばニクロム線であっても良い。
上記の如き構成において、定電圧素子z1の導通電圧V
zを正常動作時の出力電圧V1とほぼ同じに選定してお
く。
このようにすると、通常動作状態ではほとんど発熱体1
1には電圧が加わらず、はとんど発熱しない。
しかし出力電圧V1が異常に上昇すれば、その上昇分の
電圧が発熱体11に加わり発熱する。
この発熱体11がニクロム線であれば、これを発振トラ
ンスT1の周囲に巻きつげるか、又はそのケース内に入
れておくことによって、出力電圧V1が異常に上昇した
ときに水平発振トランスT1を加熱することができる。
この発振トランスT1はそのコア材としてフェライトを
用いているが、このフェライトとして例えばMn−Zn
系感温フェライトを用いる。
Mn−Zn系感温フェライトは、感温素子として通常の
インダクタ用のフェライトに比較して熱伝導度を改良し
、キューリ一温度近傍の変化を急激にするために若干の
添加元素が加えられ、精度よくかつ容易に設定温度のキ
ューリ一温度が得られるよう作られたフェライトである
このフェライトの特徴は、そのキューリ一温度近傍にお
いて透磁率、磁束密度が急激に減少することである。
本実施例における発振トランスT1の磁心として上記の
如き感温フェライトを用いれば、周囲温度がキューリ一
温度に達すると、トランスの相互誘導がほとんど消失し
て、トランスとしての役目をはたさなくなり、従って水
平発振回路2の発振は停止し、その出力波が出なくなる
このため水平励振段3、水平偏向出力回路4はそれぞれ
その動作を停止することとなる。
従って上記の如く、発熱体11を発振トランスT1のご
とく近傍又は同一ケース内に配置することによって、水
平偏向出力回路4の動作電圧Vlが異常に上昇した場合
に、前記の如く、発振トランスT1の相互誘導を消失せ
しめ、水平発振回路2の発振を停止せしめ、水平偏向出
力回路4の動作を停止せしめて、半導体素子の破壊や高
圧の上昇による受像管からのX線の放射を防止するので
ある。
第2図は本考案の他の実施例を示すものであり、第1図
に示した実施例の発熱体11のかわりに、通常よく使わ
れている安定化電源回路内の抵抗を発熱体として使おう
とするものである。
第2図は第1図に示した実施例の直流電源回路5に相当
する部分のみを図示するものであるが他の部分について
は第1図に示した実施例と同一でよい(但し発熱体11
及び定電圧素子z1を除く)ので、その図示及び説明を
省略する。
第2図に示すように、電源回路5は、本実施例において
は整流回路部12と電圧安定化回路部13とにより構成
されており、安定化回路部13は図示の如く、レギュレ
ータトランジスタQ2、エラーアンプトランジスタQ3
、抵抗R10* R11tR12t R13、R14、
基準電圧用ツェナーダイオードZ1で構成されるのが一
般的である。
ここで抵抗R1□は可変抵抗器であり、ここで出力電圧
V1を調節するのである。
ここで抵抗R14の両端の電圧をV。
、ツェナーダイオードの電圧をVzとすると、 vo=v1−VzがEiffi立tル。
従って定電圧回路が正常に動作している間は、Voは常
に一定であるが、この定電圧回路が破壊し例えばトラン
ジスタQ2のエミッタ・コレクタ間が短絡)した場合に
は、Vlは20〜30係上昇し、voはさらにこれ以上
の割合で上昇する。
これは上式でVzは常に一定であることを考えれば自明
である。
例えばV z = 90 VとすればVlが100Vの
ときはVoはIOVであり、Vlが30%上昇して13
0Vとなると、Voは40Vとなり、Vlが30係上昇
したときvoは4倍となることとなる。
この抵抗R14の発熱量は印加される電圧の自乗に比例
するから、上記のようにV。
が4倍となればその発熱量は16倍となり、従ってこの
抵抗R14は赤熱する。
本実施例においては、この場合の抵抗R14を発熱体と
して利用するのであり、抵抗R14を第1図と共に説明
した発振トランスT1の近傍又はそのケース内に収容し
ておけば前述の第1図示の実施例と同様に保護動作を行
なうことは明らかであろう。
本考案になるテレビジョン受像機の保護装置は叙上の如
き構成であるから、きわめて簡単な構成で電源電圧の異
常上昇に起因するX線の放射あるいは能動素子の破壊な
どが防止でき、発熱体の発熱は、電源電圧に非直線的に
対応し、所定電圧を@えると、急激に発熱量が増加して
水平発振回路の発振を停止させるので、電圧の異常上昇
に効果的に対応し、回路素子の保護あるいはX線の放射
の防止が確実になされ、安全上及び経済上大きな利益が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略配線図、第2図は
他の実施例の要部を示す配線図である。 1・・・水平AFC回路、2・・・水平発振回路、3・
・・水平励振段、4・・・水平偏向出力回路、5・・・
直流電源回路、6,7・・・端子、8・・・降圧点、9
・・・受像管、10・・・電源ライン、11・・・発熱
体、12・・・整流回路部、13・・・電圧安定化回路
部、C1〜C3・・・コンデンサ、T1・・・発振トラ
ンス、R1−R14・・・抵抗、Zl、z2・・・定電
圧素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 斬定温度以上になると透磁率が急激に減少する感温磁性
    体を、水平発振回路の発振トランスの磁心として用い、
    この発振トランスの近傍に、定電圧素子と直列に接続さ
    れた発熱体を配置するとともに、この発熱体を前記水平
    発振回路の電源回路に接続し、前記水平発振回路の電源
    電圧が所定値より上昇したときに、前記発熱体の発熱に
    より前記感温磁性体の温度を上昇せしめることにより前
    記水平発振回路の発振を停止せしめるよう構成したテレ
    ビジョン受像機の保護装置。
JP1974125375U 1974-10-17 1974-10-17 テレビジヨンジユゾウキノ ホゴソウチ Expired JPS581005Y2 (ja)

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JPS5150930U JPS5150930U (ja) 1976-04-17
JPS581005Y2 true JPS581005Y2 (ja) 1983-01-08

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ID=28375698

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2556001B2 (ja) * 1985-10-03 1996-11-20 日本電装株式会社 車両用冷却システム
JPS62139918A (ja) * 1985-12-12 1987-06-23 Nippon Denso Co Ltd 車両用冷却システム
JP2560286B2 (ja) * 1986-03-24 1996-12-04 日本電装株式会社 車両用冷却システム

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