JPS5810027B2 - インタ−キャリア音声信号発生方法 - Google Patents

インタ−キャリア音声信号発生方法

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JPS5810027B2
JPS5810027B2 JP52034812A JP3481277A JPS5810027B2 JP S5810027 B2 JPS5810027 B2 JP S5810027B2 JP 52034812 A JP52034812 A JP 52034812A JP 3481277 A JP3481277 A JP 3481277A JP S5810027 B2 JPS5810027 B2 JP S5810027B2
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JP
Japan
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video
signal
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carrier wave
audio signal
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JP52034812A
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English (en)
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JPS53118931A (en
Inventor
折井俊雄
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン受像機において4.5MHzのイ
ンターキャリア音声信号を発生する方法に関するもので
ある。
一般に映像中間周波数(以下rVIFJという゛信号か
ら周期検波により映像信号を送る場合には周期検波にお
ける混変調特性が良好であるところから同一の乗算器で
インターキャリア音声信号をも発生せしめることが通常
行なわれている。
従って、このような方式のテレビジョン受像機では第1
図に示す如く映像回路3及び音声回路4の入力は共通の
乗算器2から与えられる。
尚、図において1はVIP最終増幅段(図示せず)のV
IP信号から映像搬送波(58,75MHz)を抽出し
て乗算器2に与える映像搬送波抽出回路であり、乗算器
2はこの抽出回路1からの映像搬送波と別途加えられる
VIP信号とによって周波検波を行なう。
このような第1図の構成を映像搬送波抽出回路1及び乗
算器2についてIC化した具体的回路は第2図に示すよ
うに、まず入力端子5,6に差動信号として与えられる
VIP信号をエミッタフォロアQ1.Q2を通して差動
増幅型に構成される映像搬送波抽出回路1の差動対Q3
.Q4のベースにそれぞれ与える。
差動対Q3.Q4のコレクタには外付けされたインダク
タンスコイルL1とコンデンサC1とからなると共に、
その中心周波数が58.75MHzに選定された同調回
路7が図示のように接続されているので、前記差動対の
コレクタには映像搬送波が抽出された形で現われる。
しかも、この搬送波は前記差動対Q3.Q4のコレクタ
に互いに逆極性に接続されたダイオードDI。
D2のリミッタ作用を受けてパルス化される。
このパルス信号はQ3.Q4のコレクタに互いに逆極性
で得られ、そのまま次段のエミッタフォロアQ5.Q6
を通して二重平衡型に構成された乗算器2の上段差動対
Q7.Q8及びQ9.Q10のベースにスイッチング制
御信号として与えられる。
一方、乗算器2の下段差動対Q11.Q12のベースに
はエミッタフォロアQ1.Q2からのVIP信号がその
まま与えられ、前記上段に与えられた(映像搬送波に基
ずく)パルス制御信号との間で掛算が行なわれる。
出力端子8,9には斯る同期検波により得られた映像信
号と、4.5MHzのインターキャリア音声信号が差動
出力の形で生じ、これらの信号は個別のフィルタ回路(
図示せず)を通して与いに他方の存在を拒否する。
しかじなから、このような周期検波では次に述べる理由
により音声にバズ音等が生じるという欠点がある。
即ち、抽出された映像搬送波は送信されてきた信号に基
ずくものであるから、第3図に示すように振幅が一定で
なく、AM変調による変化を伴っている。
このためダイオードDI、D2のクリップ作用によりパ
ルス化し、信号のレベルを揃えようとしているが、この
場合振幅の大きい部分aは完全にパルス化され〔第4図
a′〕、振幅の小さい部分bcはパルス化が不完全〔第
4図のb′〕か又は全くパルス化されない〔第4図のC
′〕という如く、バラツキが生じ、しかもこのバラツキ
はAM変調成分に相当するもので乗算器2の制御信号と
して残留AM分も供給されることになる。
またリミッタ用ダイオードDi、D2は一方が導通する
とき他方はカットオフとなって単に容量として動作する
から、これらダイオードDI、D2は整流作用も呈し、
前記AM分に対し高調波を生む。
このため例えば900KHzのビデオ信号が入ってきた
とき、その5倍の高調波である4、5MHzの成分が乗
算器lを構成する上段差動対Q7.Q8及びQ9.QI
Oのベースに加えられて、そのまま擬似信号として出力
され音声回路4に入るので、その分だけ音声の質が低下
するのである。
このことを数式で説明すると次のようになる。
一般に映像変調指数をm、変調信号角周波数をωp、映
像搬送波角周波数をωC1音声搬送波周波数をωSとす
ると、周期検波は ((1+mCO3ωpi)cO3ωct+CO5ω5t
)xcosωct・・・・・・・・・■ で表わされ −の式のうさ2ωc、(ωS+ωC)の成
分をそれぞれフィルタでカットすると、が得られるが、
これは搬送波抽出回路で抽出された搬送波が完全にパル
ス化されている場合に相当し、実際には先にも述べたよ
うにAM分が含ま分が各項に掛けられて、 となる。
この式の第1項は変調信号の高調波がωpによりωC−
ωSの成分(擬似信号成分)が発生することを示す。
次に、上述の第1図、第2図に示される方法とは別の方
法、例えば第5図に示すように映像回路3の入力信号は
第1図の場合と同様に映像搬送波抽出回路1からの映像
搬送波とVIP最終増幅段からのVIP信号とにより同
期検波するよう構成された第1乗算器2から与え、音声
回路4の入力はVIF信号が二経路を通して直接与えら
れる第2乗算器10から供給する如く、インターキャリ
ア音声信号を映像検波とは別個に行ない且つ搬送波抽出
回路を省略して、直接VIP信号同士の掛は合せによっ
て得るようにした場合には、上述の■式と同様に表現で
きる。
しかし、この■式の場合にも第1項は0式と違い高調波
はないが映像の変調信号成分であるから、インターキャ
リア音声信号(第2項に相当)を得るのに、これは不要
でありない方が望ましい。
本発明は■式及び0式における第1項を生じないように
して映像の変調信号の影響を全くなくすか又は著しく減
少せしめるようにした新規な同期検波式インターキャリ
ア音声信号発生方法を提案するものである。
即ち、本発明では二重平衡接続型の乗算器の上段差動対
と下段差動対にVIP信号と映像搬送波を加えて掛算を
行なわせることによりインターキャリア音声信号を発生
せしめる際に前記映像搬送波と前記VIP信号中の映像
搬送波の位相を互いに2/2又はその奇数倍だけずらし
て前記乗算器に加えるようにしたことを特徴とするもの
である。
今、本発明を実施するに際し、VIP信号に掛は合せる
べき映像搬送波の位相をVIP信号中の映像搬送波に対
し2/2だけ位相を遅らせて第5図のように乗算器10
に加えると、 ((1+mcO3ωpi)CO3ωci−CO3ωst
)ルタで除去すると、0式は のみとなる。
これを変形すると、となり、0式の第1項に相当するも
のは生じない、同じようにして第1図、第2図に示す回
路に適用した場合にも となって、0式の第1項に相当するものは生じない。
尚、0式ではインターキャリア音声信号酸については依
然として改善されないが、一般にこの点は無視すること
にする。
いずれにしても0式において、0式の第1項が除かれて
いることは0式の第1項が比較的大きく、しかも、AM
分の5倍の高調波を生じるものであることから、これが
除去されているだけでもかなりの改善となる。
また第5図のものに適用した場合には0式又は0式に示
す如<AM酸成分全く生じない。
尚、本発明を実施するのには第2図と同様の回路にあっ
ては第6図に示す如く、例えばエミツク倍の移相器14
,15を設ければよい。
また、この移相器14,15はVIP信号を乗算器2の
下段差動対Q11.Q12に導く線路16.17中に挿
入してもよいことはいうまでもない。
第7図は第5図の回路について本発明方法を実施する場
合の一例を示している。
この第7図中第2図と同一の記号を付しである映像搬送
波抽出回路1及び乗算器2はそのまま映像検波のために
使用し、インターキャリア音声信号発生用の第2乗算器
10の上段暴動対Q13.Q14.Q15.Q16には
VIP最終増幅段11の出力が与えられるよう前記VI
P最終増幅段11と接続し、下段差動対Q17.Q18
はエミッタフォロアQ1.Q2からのVIP信号が与え
られるよう前記Q1.Q2のエミッタに接続していて、
ここでは第2乗算器10にはいずれもVIP信号の形で
信号が与えられるか、その一方のVIF信号は移相器1
4によって2/2又はその奇数倍だけ他方のVIP信号
に対し移相される。
以上説明した通り本発明のインターキャリア音声信号発
生方法によれば良質の音声信号を取り出すことができ、
極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はインターキャリア音声信号発生と映像検波を同
一の乗算器で行なう一般的な構成を示すブロック回路図
であり、第2図はその具体的回路図、第3図及び第4図
は第2図の説明図である。 第5図はインターキャリア音声信号発生を映像検波とは
別個の乗算器で行なうようにした構成のブロック回路図
である。 第6図は本発明を実施す回路例を示す図面であり、第7
図は本発明方法を実施する他の回路例を示す図面である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二重平衝接続型の乗算器の上段差動対と下段差動対
    に映像中間周波数信号と映像搬送波を加えて掛算を行な
    わせることによりインターキャリア音声信号を発生する
    方法において、前記映像搬送波と前記映像中間周波数信
    号中の映像搬送波の位相を互いにπ/2はその奇数倍だ
    けずらして前記乗算器に加えるようにしたことを特徴と
    するインターキャリア音声信号発生方法。 2 前記乗算器に加える映像搬送波は映像中間周波信号
    から抽出したものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のインターキャリア音声信号発生方法。 3 前記乗算器に加える映像搬送波は映像中間周波信号
    中に含まれているものをそのまま使用し、従って乗算器
    には前記位相差をもった映像中間周波信号を与えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインターキャ
    リア音声信号発生方法。
JP52034812A 1977-03-26 1977-03-26 インタ−キャリア音声信号発生方法 Expired JPS5810027B2 (ja)

Priority Applications (3)

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JP52034812A JPS5810027B2 (ja) 1977-03-26 1977-03-26 インタ−キャリア音声信号発生方法
DE2812895A DE2812895B2 (de) 1977-03-26 1978-03-23 BildVIntercarrier-Ton-Detektorschaltung für einen Fernsehempfänger
US05/890,394 US4199786A (en) 1977-03-26 1978-03-27 Video/intercarrier sound detecting circuit in television receiver

Applications Claiming Priority (1)

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JP52034812A JPS5810027B2 (ja) 1977-03-26 1977-03-26 インタ−キャリア音声信号発生方法

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JPS53118931A JPS53118931A (en) 1978-10-17
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ID=12424616

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JP52034812A Expired JPS5810027B2 (ja) 1977-03-26 1977-03-26 インタ−キャリア音声信号発生方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564477A (en) * 1978-11-10 1980-05-15 Sony Corp Television receiver

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JPS53118931A (en) 1978-10-17

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