JPH1199274A - 遊技機用rom装置 - Google Patents

遊技機用rom装置

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JPH1199274A
JPH1199274A JP27983197A JP27983197A JPH1199274A JP H1199274 A JPH1199274 A JP H1199274A JP 27983197 A JP27983197 A JP 27983197A JP 27983197 A JP27983197 A JP 27983197A JP H1199274 A JPH1199274 A JP H1199274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
see
ultraviolet
rom
protective case
rom chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP27983197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP27983197A priority Critical patent/JPH1199274A/ja
Publication of JPH1199274A publication Critical patent/JPH1199274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護体を介して外部からROMチップを目視
により確認でき、不正ROMを容易に発見できる遊技機
用ROM装置を提供する。 【解決手段】 ゲーム用データが書き込まれ且つ紫外線
消去可能なROMチップ36を紫外線遮断性を有する保護
ケース35内に設け、紫外線透過性を有する透視部37をR
OMチップ36に対向させて保護ケース35に設け、この保
護ケース35に、紫外線遮断性及び透視性を有する保護体
38を透視部37を覆うように設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機用ROM装
置に関し、保護ケース内の紫外線消去式のROMチップ
を保護体を介して外部から透視して目視により確認でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
に沿って落下する遊技球を始動手段が検出した時に、遊
技盤の中央部に配置された変動図柄表示手段の3個の図
柄表示部に表示される図柄の変動を開始する一方、始動
手段が遊技球を検出した時の乱数を読み取って大当たり
乱数、リーチ乱数、外れ乱数の何れであるか否かを判定
し、大当たり乱数の時に、その乱数処理によって変動図
柄表示手段の各図柄表示部の変動後の停止図柄が、例え
ば「7・7・7」等の大当たり図柄で停止するように制
御する。変動図柄表示手段の変動動作後に、その各図柄
表示部に「7・7・7」等の大当たり図柄が発生すれ
ば、その後、直ちに又は所定の条件を満たすことにより
大入賞手段を16回間欠的に開閉させて、この大入賞手
段に遊技球が入賞し易くなるようにして、遊技者に多大
な利益を還元するようになっている。この種の弾球遊技
機では、主制御基板にRAM、CPU等の電子部品の
他、紫外線消去可能なUV・EPROMを装着し、この
UV・EPROMにゲーム用プログラムデータを書き込
んで、そのプログラムデータを読み取りながら乱数の発
生から判定、演算、記憶等の全てを電子的に処理する電
子制御方式を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のUV・EPRO
Mでは、不正に改造された所謂不正ROMを目視により
容易に発見できない欠点がある。即ち、不正ROMに
は、裏ROM、二重ROM等の他に、不正なプログラム
データを書き込んだ別のUV・EPROMを用い、この
UV・EPROMに正規の保護シートを貼着した状態で
制御基板に装着するものがある。この場合、ROMチッ
プに二重、三重のプログラムデータを書き込む必要があ
り、データ量が極端に増加するため、正規のUV・EP
ROMのROMチップに比較して不正ROMのROMチ
ップの形状が大きくなる傾向にある。現に正規のROM
チップが正方形であるのに対し、これよりも大きい長方
形のROMチップを使用した不正ROMが広く出回って
いる。従って、多くの場合、ROMチップの形状を見れ
ば、それが不正ROMであるか否かを容易に判断でき
る。しかし、従来のUV・EPROMは、ROMチップ
を紫外線遮断性を有するセラミック製等の保護ケース内
に組み込むと共に、保護ケースに、紫外線透過性を有す
る透明なガラス製等の透視部をROMチップに対向する
ように設け、この透視部の上から保護ケースに、紫外線
遮断性を有する保護シートを粘着剤により剥離自在に貼
着している。このため不正ROMの保護ケースに正規の
保護シートを貼着した状態で制御基板に取り付けた場合
には、保護シートを剥がして透視窓からROMチップの
形状を確認しない限り、不正ROMの発見が不可能であ
る。特にこの種の弾球遊技機では、制御基板は制御ボッ
クス内に収納して、不正行為を行い難くするために厳重
に封印されており、ROM検査のためとは言えども遊技
店側が制御ボックスを開封することはできず、従って、
遊技店側で制御ボックスを開封することなく不正ROM
を発見することは事実上、殆ど不可能である。本発明
は、このような従来の課題に鑑み、保護体を介して外部
からROMチップを目視により確認でき、不正ROMを
容易に発見できる遊技機用ROM装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲーム用デー
タが書き込まれ且つ紫外線消去可能なROMチップ36を
紫外線遮断性を有する保護ケース35内に設け、紫外線透
過性を有する透視部37をROMチップ36に対向させて保
護ケース35に設け、この保護ケース35に、紫外線遮断性
及び透視性を有する保護体38を透視部37を覆うように設
けている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1は弾球遊技機1 とカード式球貸
し機2 との後側の斜視図を示す。弾球遊技機1 は、図1
に示すように、弾球遊技機1 は矩形枠状の外枠3 と、こ
の外枠3 に上下一対のヒンジ4 を介して開閉自在に枢着
された前枠5 とを備えている。前枠5 には裏側から着脱
自在に遊技盤が装着されており、その遊技盤を押さえる
ように、前枠5 の裏側に裏機構板6 が着脱自在に装着さ
れている。裏機構板6 には開口部7 が形成されると共
に、その上側に賞球タンク8 、賞球タンクレール9 が、
左右一側に球払い出し手段10が、下側に通路ユニット11
等が夫々設けられている。開口部7 は、遊技盤の裏側に
上下に近接して装着された裏カバー12と入賞球タンク13
とが嵌合するようになっている。なお、遊技盤には、遊
技球が入賞する入賞手段、遊技球が入賞又は通過する始
動手段、この始動手段が遊技球を検出した時に図柄を一
定時間変動させる変動図柄表示手段、変動図柄表示手段
の停止図柄が大当たり図柄となった後に有効に作動する
特定入賞手段、この特定入賞手段に遊技球が入賞する毎
に所定回数だけ間欠的に作動する大当たり用の大入賞手
段(何れも図示せず) 等が装着されている。
【0006】裏カバー12には制御ボックス14用の装着部
15が設けられ、この装着部15に、制御基板16を収納し封
印した制御ボックス14が裏側から着脱自在に装着されて
いる。制御ボックス14は、図2に示すように、前側が開
口する偏平なボックス本体17と、このボックス本体17の
開口側に装着された蓋板18とを備えている。ボックス本
体17は、外側から内部の制御基板16側を透視できるよう
にした透明な合成樹脂製であり、その背面部側に多数の
小孔状の透視孔19が縦横に形成されている。蓋板18は透
明又は不透明な合成樹脂製であって、ボックス本体17と
の間に制御基板16を介在した状態で四隅のネジ22によ
り、ボックス本体17に着脱自在に取り付けられている。
蓋板18の前側には、帯電等に伴う制御基板16側への外乱
を防止するための導電板20がネジ等により装着されてい
る。
【0007】制御ボックス14には、その上縁側の左右一
端部と、他端側の側縁の下端部とに、ボックス本体17及
び蓋板18に跨がるようにシール貼付部21が形成されてお
り、制御基板16を介在してボックス本体17と蓋板18とを
ネジ22で閉状態に結合した後は、このシール貼付部21に
封印シール23を貼付して制御ボックス14が封印されてい
る。なお、ボックス本体17には、これを使用する弾球遊
技機の機種名等を表示するラベル24が貼付されている。
制御基板16の前後両面には銅泊による回路パターンが形
成されると共に、図3に示すように、その裏面側にUV
・EPROM25、RAM26,27 、放熱板付きのトランジ
スタ28、コイル29、コンデンサ30、コネクター31,32 等
の各種の電気部品がプリント配線により実装されてい
る。UV・EPROM25は、多数の端子ピン33を上下二
列の列状に備え、制御基板16に固定されたソケット34に
端子ピン33を介して着脱自在に装着されている。
【0008】UV・EPROM25は、図3乃至図5に示
すように、多数の端子ピン33の他に、紫外線遮断性を有
するセラミック製等の矩形状の保護ケース35と、この保
護ケース35内に組み込まれたROMチップ36と、紫外線
透過性を有し且つROMチップ36に対向して保護ケース
35に設けられた透明なガラス製等の透視部37と、紫外線
遮断性を有し且つ透視部37を覆うように保護ケース35上
に剥離自在に貼着された保護シート38とを備えている。
ROMチップ36は正方形状であって、このROMチップ
36には例えば変動図柄表示手段の図柄を変動させる時の
制御プログラム等のように、遊技盤側の入賞手段、始動
手段、変動図柄表示手段、大入賞手段等の各遊技部品に
よる遊技動作を制御する制御プログラム、或いはその他
の各表示手段に各種情報を表示させる表示データー、ス
ピーカーから音声を出す時の音声データー等のゲーム用
データが書き込まれており、また紫外線を照射すること
によりデータを消去可能になっている。
【0009】保護シート38には、紫外線を透過せず、紫
外線が劣化が少なく、しかも可撓性を有する透明な合成
樹脂シート材、例えばエチレン−4ふっ化エチレン共重
合樹脂等の透明なシート材が使用されており、このシー
ト材の裏面に粘着剤が塗布され、また表面に機種名を示
す部品番号等の必要な情報が印字されている。そして、
この保護シート38は、粘着剤により保護ケース35の上側
に貼着されている。上記のような構成のUV・EPRO
M25を使用すれば、制御ボックス14のボックス本体17が
透明であり、保護シート38に透明なシート剤を使用して
いるので、制御ボックス14内に制御基板16を組み込んだ
状態のままで、制御ボックス14及び保護ケース35の外部
から内部のROMチップ36の形状等を目視により容易に
透視できる。従って、ROMチップ36の形状を外部から
確認することによって、そのROMチップ36が正規のも
のか不正なものか容易に確認し判断でき、不正ROMを
使用した場合の発見を容易にできる。また透明な保護シ
ート38を使用しているが、保護シート38自体は紫外線を
吸収して遮断する紫外線遮断性を持っているため、外部
から誤って不用意に紫外線を照射した場合でも、保護シ
ート38によって紫外線を遮断でき、ROMチップ36のデ
ータが消去されることはない。
【0010】保護シート38は粘着剤で保護ケース35に剥
離自在に貼着しているので、ROMチップ36の書き込み
データを消去して新たなデータを書き込む場合には、保
護シート38を保護ケース35から剥離して、透視部37から
ROMチップ36に紫外線を照射して書き込みデータを消
去すれば良い。以上、本発明の実施形態について説明し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
い。例えば、保護シート38は、紫外線遮断性と透視性と
を持ったものであれば十分であり、実施形態のエチレン
−4ふっ化エチレン共重合樹脂製のシート材に限定され
るものではない。また保護シート38は、紫外線遮断性の
ない透明なシート材に、紫外線遮断性を有する薬液等を
塗布したものを使用しても良い。更に保護シート38は、
保護ケース35内部のROMチップ36を透視可能なもので
あれば良く、必ずしも透明である必要はない。また実施
形態では、保護体として保護シート38を例示している
が、可撓性を有する保護シート38の他、剛性を持った材
料によりカバー状に構成し、これを保護ケース35に着脱
自在に設けても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ゲーム用データが書き
込まれ且つ紫外線消去可能なROMチップ36を紫外線遮
断性を有する保護ケース35内に設け、紫外線透過性を有
する透視部37をROMチップ36に対向させて保護ケース
35に設け、この保護ケース35に、紫外線遮断性及び透視
性を有する保護体38を透視部37を覆うように設けている
ので、保護体38を介して外部からROMチップ36を目視
により確認でき、不正ROMを容易に発見でき、また紫
外線によってROMチップ36のデータが不用意に消去さ
れることもない。またゲーム用データが書き込まれ且つ
紫外線消去可能なROMチップ36を紫外線遮断性を有す
る保護ケース35内に設け、紫外線透過性を有する透視部
37をROMチップ36に対向させて保護ケース35に設け、
この保護ケース35に、紫外線遮断性及び透視性を有する
保護シート38を透視部37を覆うように貼着しているの
で、保護シート38を介して外部からROMチップ36を目
視により確認でき、不正ROMを容易に発見でき、また
紫外線によってROMチップ36のデータが不用意に消去
されることもない。また保護シート38を透明なシート材
により構成し、この保護シート38を保護ケース35に剥離
自在に貼着しているので、保護ケース35内のROMチッ
プ36を容易に透視でき、しかも保護シート38を剥離して
ROMチップ36のデータを容易に消去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の裏側の
斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す制御ボックス及び制
御基板の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すUV・EPROMの
断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すUV・EPROMの
背面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すUV・EPROMの
一部破断斜視図である。
【符号の説明】
35 保護ケース 36 ROMチップ 37 透視部 38 保護シート(保護体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム用データが書き込まれ且つ紫外線
    消去可能なROMチップ(36)を紫外線遮断性を有する保
    護ケース(35)内に設け、紫外線透過性を有する透視部(3
    7)をROMチップ(36)に対向させて保護ケース(35)に設
    け、この保護ケース(35)に、紫外線遮断性及び透視性を
    有する保護体(38)を透視部(37)を覆うように設けたこと
    を特徴とする遊技機用ROM装置。
  2. 【請求項2】 ゲーム用データが書き込まれ且つ紫外線
    消去可能なROMチップ(36)を紫外線遮断性を有する保
    護ケース(35)内に設け、紫外線透過性を有する透視部(3
    7)をROMチップ(36)に対向させて保護ケース(35)に設
    け、この保護ケース(35)に、紫外線遮断性及び透視性を
    有する保護シート(38)を透視部(37)を覆うように貼着し
    たことを特徴とする遊技機用ROM装置。
  3. 【請求項3】 保護シート(38)を透明なシート材により
    構成し、この保護シート(38)を保護ケース(35)に剥離自
    在に貼着したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機
    用ROM装置。
JP27983197A 1997-09-26 1997-09-26 遊技機用rom装置 Pending JPH1199274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226290A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2021029972A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社コナミアミューズメント 遊技機

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