JPH119901A - 液体分配器トレー - Google Patents
液体分配器トレーInfo
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- JPH119901A JPH119901A JP10117987A JP11798798A JPH119901A JP H119901 A JPH119901 A JP H119901A JP 10117987 A JP10117987 A JP 10117987A JP 11798798 A JP11798798 A JP 11798798A JP H119901 A JPH119901 A JP H119901A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/16—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid
- B01D3/18—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid with horizontal bubble plates
- B01D3/20—Bubble caps; Risers for vapour; Discharge pipes for liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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- B01D3/008—Liquid distribution
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 別体の装置を用いることなく、充填床の間で
液体と気体の混合を促進できるように設計された液体分
配器トレーを提供する。 【解決手段】 蒸留塔用の液体分配器トレーが下降液相
を分配して、上昇気相と蒸留塔内で接触させるように設
けられている。下降液相を収集して下方へ通すための複
数列に並べられた孔を有するトレーと、前記複数列に並
べられた孔の間に複数列に並べられた蒸気上昇管と、そ
の蒸気上昇管の上にそれぞれ設けられた細長い液体収集
器とが設けられており、スロットまたは開口部が設けら
れている前記液体収集器はトレー中央領域上にある液体
収集器より下降液相を再分配される。そのような再分配
によって、蒸留塔全体に亘る不均衡分配の反復を防止す
る。
液体と気体の混合を促進できるように設計された液体分
配器トレーを提供する。 【解決手段】 蒸留塔用の液体分配器トレーが下降液相
を分配して、上昇気相と蒸留塔内で接触させるように設
けられている。下降液相を収集して下方へ通すための複
数列に並べられた孔を有するトレーと、前記複数列に並
べられた孔の間に複数列に並べられた蒸気上昇管と、そ
の蒸気上昇管の上にそれぞれ設けられた細長い液体収集
器とが設けられており、スロットまたは開口部が設けら
れている前記液体収集器はトレー中央領域上にある液体
収集器より下降液相を再分配される。そのような再分配
によって、蒸留塔全体に亘る不均衡分配の反復を防止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、分離すべき混合
物のうち下る液相を収集して、充填物材の床(bed)
の間で再分配する、蒸留塔用の液体分配器トレーに関す
る。特に、本願発明は、複数列に並べられた細長い液体
収集器が、複数列に並べられた孔の間に設けられると共
に、複数列に並べられた蒸気上昇管の上に設けられた、
そのような液体分配器トレーに関する。前記細長い液体
収集器は、液体分配器トレー内に設けられており、蒸留
塔内に下る液体の一部を集め、そのような液体を液体分
配器トレーの中央領域に案内し導く。
物のうち下る液相を収集して、充填物材の床(bed)
の間で再分配する、蒸留塔用の液体分配器トレーに関す
る。特に、本願発明は、複数列に並べられた細長い液体
収集器が、複数列に並べられた孔の間に設けられると共
に、複数列に並べられた蒸気上昇管の上に設けられた、
そのような液体分配器トレーに関する。前記細長い液体
収集器は、液体分配器トレー内に設けられており、蒸留
塔内に下る液体の一部を集め、そのような液体を液体分
配器トレーの中央領域に案内し導く。
【0002】
【従来の技術】分留(分別蒸留)として公知な方法によ
って、蒸留塔内で混合物を分離することは公知である。
そのような方法にしたがって、混合物のうち上る蒸気と
下る液相とが、塔(column)内で形成される。上
る気相は、それが上昇するとき、前記混合物の成分のう
ち軽い成分の含有率が高くなっている。気相と液相との
間の物質移動により、液相が下降するとき、かかる下が
る液相は、前記混合物の成分のうち重い成分の含有率が
高くなっている。前記方法を実行するために、気相と液
相とは、不揃いに設けられた充填物(packing)
や一様に設けられた充填物のような物質移動媒体によっ
て、接触する。充填物は、床(bed)として公知な個
別の領域の前記塔内に含まれている。液体は、前記床の
頂面/上面に分配され、前記充填物は、分配された液体
を広げ、その結果、下る液体の薄膜(film)が形成
される。前記気相は、前記充填物材を通って上昇し、前
記液相に接触して、必要な物質移動が行われる。
って、蒸留塔内で混合物を分離することは公知である。
そのような方法にしたがって、混合物のうち上る蒸気と
下る液相とが、塔(column)内で形成される。上
る気相は、それが上昇するとき、前記混合物の成分のう
ち軽い成分の含有率が高くなっている。気相と液相との
間の物質移動により、液相が下降するとき、かかる下が
る液相は、前記混合物の成分のうち重い成分の含有率が
高くなっている。前記方法を実行するために、気相と液
相とは、不揃いに設けられた充填物(packing)
や一様に設けられた充填物のような物質移動媒体によっ
て、接触する。充填物は、床(bed)として公知な個
別の領域の前記塔内に含まれている。液体は、前記床の
頂面/上面に分配され、前記充填物は、分配された液体
を広げ、その結果、下る液体の薄膜(film)が形成
される。前記気相は、前記充填物材を通って上昇し、前
記液相に接触して、必要な物質移動が行われる。
【0003】そのような充填物の効率は、前記液体が、
前記充填物床内の隣接する液体ばかりでなく、蒸気とも
混合する程度次第である。しかしながら、前記薄膜を形
成する上において、前記液体は、前記塔の横断面を横切
って不揃い(ランダム)に広がる傾向になっている。液
体を一様に促進して混合するために、液体は、充填物の
床の間に再分配される。この再分配は、公知の液体分配
器トレーによって、成し遂げられる。この公知の液体分
配器トレーは、液体を収集し、次いで、収集された液体
を、前記液体分配器トレーに規則的に設けられた穴のよ
うな孔を通して、または、規則的に間隔があけられたメ
ータリング管を通して分配できるするように設計されて
いる。実質的に圧力を降下させることなく、前記液体分
配器トレーを介して上方に向けて液体を通すことができ
るようにするために、煙突状体(chimney:チム
ニー)として当該技術においても公知な蒸気上昇管が、
前記孔の間で、規則的な構造で前記液体分配器トレーに
接続されている。
前記充填物床内の隣接する液体ばかりでなく、蒸気とも
混合する程度次第である。しかしながら、前記薄膜を形
成する上において、前記液体は、前記塔の横断面を横切
って不揃い(ランダム)に広がる傾向になっている。液
体を一様に促進して混合するために、液体は、充填物の
床の間に再分配される。この再分配は、公知の液体分配
器トレーによって、成し遂げられる。この公知の液体分
配器トレーは、液体を収集し、次いで、収集された液体
を、前記液体分配器トレーに規則的に設けられた穴のよ
うな孔を通して、または、規則的に間隔があけられたメ
ータリング管を通して分配できるするように設計されて
いる。実質的に圧力を降下させることなく、前記液体分
配器トレーを介して上方に向けて液体を通すことができ
るようにするために、煙突状体(chimney:チム
ニー)として当該技術においても公知な蒸気上昇管が、
前記孔の間で、規則的な構造で前記液体分配器トレーに
接続されている。
【0004】前記液体分配器トレー内で液体の混合を促
進するために、種々の装置を採用して、下る液体を集
め、前記液体分配器トレー上の中央に分配している。例
えば、シェブロン(chevron)形状の収集器のベ
ーン(羽根)が、下る液体が前記液体分配器トレーに到
達する前に、全ての下る液体を捕らえることができるよ
うに位置決めされている。前記シェブロン形状の収集器
のベーンの両端には、開口部が設けられており、これに
よって、前記液体分配器トレー上に設けられたリング状
の溝に液体を分配できるようになっている。前記リング
状の溝は、中央開口領域を有する環状の装置となってい
る。液体は、前記リング状の溝からあふれ出て、前記液
体分配器トレー上の前記中央開口領域を通って降下す
る。あるいは、収集器トレー構造が採用される。この収
集器トレー構造においては、収集器トレーが、前記分配
器トレーの上に位置決めされている。前記収集器トレー
は、中央開口領域を備えている。前記中央開口領域か
ら、液体は前記分配器トレーに流出する。蒸気上昇管に
接続されしたがって蒸気上昇管によって支持された中央
分配器トラフ(槽)が採用され、これによって、液体が
前記分配器トレー上に再分配されて、前記下る液体がよ
り強く混合される。
進するために、種々の装置を採用して、下る液体を集
め、前記液体分配器トレー上の中央に分配している。例
えば、シェブロン(chevron)形状の収集器のベ
ーン(羽根)が、下る液体が前記液体分配器トレーに到
達する前に、全ての下る液体を捕らえることができるよ
うに位置決めされている。前記シェブロン形状の収集器
のベーンの両端には、開口部が設けられており、これに
よって、前記液体分配器トレー上に設けられたリング状
の溝に液体を分配できるようになっている。前記リング
状の溝は、中央開口領域を有する環状の装置となってい
る。液体は、前記リング状の溝からあふれ出て、前記液
体分配器トレー上の前記中央開口領域を通って降下す
る。あるいは、収集器トレー構造が採用される。この収
集器トレー構造においては、収集器トレーが、前記分配
器トレーの上に位置決めされている。前記収集器トレー
は、中央開口領域を備えている。前記中央開口領域か
ら、液体は前記分配器トレーに流出する。蒸気上昇管に
接続されしたがって蒸気上昇管によって支持された中央
分配器トラフ(槽)が採用され、これによって、液体が
前記分配器トレー上に再分配されて、前記下る液体がよ
り強く混合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】理解できるように、前
記液体分配器トレーに加えて、リング状の溝や収集器ト
レーを使用すると、費用が多大となり、また、前記塔の
構成が複雑になる。さらに、前記トレー表面の欠陥によ
る液体の不均衡分配を防止するために、液体分配器トレ
ーは、溶接されたステンレス鋼製の構造体によって構成
することができる。液体分配器トレー自身を溶接する
と、局所的に変形したり、局所的にひずんだりしてしま
う。これは、液体分配器トレーを比較的厚い素材で構成
することにより防止することができる。その結果、液体
分配器トレーは、重量が嵩み、高価な取付け具となって
いた。
記液体分配器トレーに加えて、リング状の溝や収集器ト
レーを使用すると、費用が多大となり、また、前記塔の
構成が複雑になる。さらに、前記トレー表面の欠陥によ
る液体の不均衡分配を防止するために、液体分配器トレ
ーは、溶接されたステンレス鋼製の構造体によって構成
することができる。液体分配器トレー自身を溶接する
と、局所的に変形したり、局所的にひずんだりしてしま
う。これは、液体分配器トレーを比較的厚い素材で構成
することにより防止することができる。その結果、液体
分配器トレーは、重量が嵩み、高価な取付け具となって
いた。
【0006】後述するように、本願発明は、別体の装置
を用いることなく、充填物の床の間で液体の混合を促進
できるように設計された液体分配器トレーを提供するも
のである。さらに、本願発明は、そのような目的を、安
価で且つ従来の液体分配器トレーよりも軽く構成できる
液体分配器トレーに組み入れるようにしたものである。
を用いることなく、充填物の床の間で液体の混合を促進
できるように設計された液体分配器トレーを提供するも
のである。さらに、本願発明は、そのような目的を、安
価で且つ従来の液体分配器トレーよりも軽く構成できる
液体分配器トレーに組み入れるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、下る液相を
分配して、上る気相と蒸留塔内で接触させるようにした
蒸留塔用の液体分配器トレーを提供する。前記下る液相
を収集するためのトレーが設けられている。前記トレー
には、前記下る液相を下方へ通すための孔が複数列に並
べて設けられている。この点については、発明の詳細な
説明や請求の範囲で使用されている文言「孔(aper
ture)」は、開口部(opening)や液体メー
タリング(metering)管などの構造を意味す
る。複数列に並べられた蒸気上昇管が、前記上る気相を
前記トレーを通して上方に向けて通す前記複数列に並べ
られた孔の間に設けられている。複数列に並べられた細
長い液体収集器が、前記複数列に並べられた蒸気上昇管
の上に設けられていると共に、前記複数列に並べられた
孔の間に設けられ、前記下る液相が前記トレーに到達す
る前に前記下る液相の少なくとも一部を収集できるよう
になっている。前記複数列に並べられた細長い液体収集
器は、前記トレーの中央領域上で前記下る液相のうちの
少なくとも一部を再分配するための中央再分配手段を備
えている。
分配して、上る気相と蒸留塔内で接触させるようにした
蒸留塔用の液体分配器トレーを提供する。前記下る液相
を収集するためのトレーが設けられている。前記トレー
には、前記下る液相を下方へ通すための孔が複数列に並
べて設けられている。この点については、発明の詳細な
説明や請求の範囲で使用されている文言「孔(aper
ture)」は、開口部(opening)や液体メー
タリング(metering)管などの構造を意味す
る。複数列に並べられた蒸気上昇管が、前記上る気相を
前記トレーを通して上方に向けて通す前記複数列に並べ
られた孔の間に設けられている。複数列に並べられた細
長い液体収集器が、前記複数列に並べられた蒸気上昇管
の上に設けられていると共に、前記複数列に並べられた
孔の間に設けられ、前記下る液相が前記トレーに到達す
る前に前記下る液相の少なくとも一部を収集できるよう
になっている。前記複数列に並べられた細長い液体収集
器は、前記トレーの中央領域上で前記下る液相のうちの
少なくとも一部を再分配するための中央再分配手段を備
えている。
【0008】このようにして、前記下る液体の一部は捕
捉され、混合され、次いで、中央領域上で再分配され
る。これは、リング状の溝や収集器トレーのような別体
の取付け具の使用に対立するものとして前記液体収集器
を適切に設計することによって、本願発明において行わ
れる。
捉され、混合され、次いで、中央領域上で再分配され
る。これは、リング状の溝や収集器トレーのような別体
の取付け具の使用に対立するものとして前記液体収集器
を適切に設計することによって、本願発明において行わ
れる。
【0009】本願発明の他の特徴においては、前記中央
再分配手段は、該中央再分配手段の間で前記中央領域上
に設けられた分配器トラフ内に液体を供給することがで
きる。前記蒸気上昇管は、前記分配器トレーの構造的剛
性を与えることができるように前記分配器トラフに接続
することができる。事実上、前記分配器トラフと蒸気上
昇管は、シートメタルとリベット留め構造で構成でき
る。
再分配手段は、該中央再分配手段の間で前記中央領域上
に設けられた分配器トラフ内に液体を供給することがで
きる。前記蒸気上昇管は、前記分配器トレーの構造的剛
性を与えることができるように前記分配器トラフに接続
することができる。事実上、前記分配器トラフと蒸気上
昇管は、シートメタルとリベット留め構造で構成でき
る。
【0010】本願明細書では、本願出願人が発明として
考える主題を請求の範囲が明確に指摘しているが、添付
した図面を参照することによって、本願発明をより理解
できるであろう。
考える主題を請求の範囲が明確に指摘しているが、添付
した図面を参照することによって、本願発明をより理解
できるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、液体分配器ト
レー1が図示されている。液体分配器トレー1は、トレ
ー10を備えている。トレー10には、孔12、14、
16、18、20、22及び24が複数列に並べて設け
られている。孔を設けることによって、下る液相が、下
方に向けて通過できるようになっている。さらに、図2
を参照すると、複数対の蒸気上昇管26A、26B、2
8A、28B、30A、30B、32A、32B、34
A、34B及び36A、36Bが、複数列に並んで設け
られており、これによって、上る気相が、トレー10を
介して上方に向けて通過できるようになっている。細長
い液体収集器38、40、42、44、46及び48
が、蒸気上昇管26Aないし36A及び26Bないし3
6Bの上で、間隔をあけて複数列に並んで設けられてい
る。細長い液体収集器38、40、42、44、46及
び48は、また、複数列に並べられた孔12、14、1
6、18、20、22及び24の間に設けられている。
複数列に並べられた細長い液体収集器38ないし48
は、該液体収集器38ないし48の間を流れない、下る
液相の一部を収集する。細長い液体収集器38ないし4
8は、複数列に並べられた開口部52を有する分配器ト
ラフ(分配器槽)50に集められた液体の一部を再分配
することによって、トレー10の中央領域に液相を案内
しまたは導く。
レー1が図示されている。液体分配器トレー1は、トレ
ー10を備えている。トレー10には、孔12、14、
16、18、20、22及び24が複数列に並べて設け
られている。孔を設けることによって、下る液相が、下
方に向けて通過できるようになっている。さらに、図2
を参照すると、複数対の蒸気上昇管26A、26B、2
8A、28B、30A、30B、32A、32B、34
A、34B及び36A、36Bが、複数列に並んで設け
られており、これによって、上る気相が、トレー10を
介して上方に向けて通過できるようになっている。細長
い液体収集器38、40、42、44、46及び48
が、蒸気上昇管26Aないし36A及び26Bないし3
6Bの上で、間隔をあけて複数列に並んで設けられてい
る。細長い液体収集器38、40、42、44、46及
び48は、また、複数列に並べられた孔12、14、1
6、18、20、22及び24の間に設けられている。
複数列に並べられた細長い液体収集器38ないし48
は、該液体収集器38ないし48の間を流れない、下る
液相の一部を収集する。細長い液体収集器38ないし4
8は、複数列に並べられた開口部52を有する分配器ト
ラフ(分配器槽)50に集められた液体の一部を再分配
することによって、トレー10の中央領域に液相を案内
しまたは導く。
【0012】図示されているように、トレー10は、図
示しない蒸留塔の円形の横断面に嵌合できるように円形
になっている。トレー10は、該トレー10の熱膨張や
収縮を許容できるように、当該技術において公知の態様
で支持されている。上述したように、トレー10には、
複数列に並べられた孔12ないし24が設けられてい
る。孔12ないし24は、トレー10内に形成された穴
形状になっている。液体は、トレー10上に集まり、孔
12ないし24を通して、次ぎに最も低い床(bed)
に再分配されて該床に貯められる。
示しない蒸留塔の円形の横断面に嵌合できるように円形
になっている。トレー10は、該トレー10の熱膨張や
収縮を許容できるように、当該技術において公知の態様
で支持されている。上述したように、トレー10には、
複数列に並べられた孔12ないし24が設けられてい
る。孔12ないし24は、トレー10内に形成された穴
形状になっている。液体は、トレー10上に集まり、孔
12ないし24を通して、次ぎに最も低い床(bed)
に再分配されて該床に貯められる。
【0013】図3を参照すると、液体収集器38ないし
48は、各々、開口した箱状の構造となっている。液体
収集器38ないし48の中央には、スロット54が複数
列に並べて設けられており、これによって、液体が、分
配器トラフ50に再分配できるようになっている。分配
器トラフ50には、底開口部52が設けられ、液体をト
レー10上の中心に分配できるようになっている。しか
しながら、小さい蒸留塔においては、分配器トラフ50
を削除してもよく、そのような場合には、液体は、スロ
ット54の下に設けられた領域であるトレー10の中央
領域に単に落ちることになるということを理解すべきで
ある。これ故、そのようなより小さな蒸留塔に適用する
場合において、液体収集器38ないし48の代わりに、
液体収集器38ないし48の底壁に開口部を設けて、か
かる開口部から液体をトレー10上に落とすようにして
もよい。液体収集器38ないし48は、また、複数対の
蒸気上昇管26A、26Bないし36A、36Bを覆う
ことによって他の機能も果たしている。当業者によって
理解できるように、複数対の蒸気上昇管26A、26B
ないし36A、36Bは、そのような目的のために別々
に被覆体(hat)で覆われており、細長い液体収集器
38ないし48は、複数対の蒸気上昇管26A、26B
ないし36A、36Bの被覆体(hat)に配置された
溝部(チャネルセクション)を横切って単に置かれてい
る。
48は、各々、開口した箱状の構造となっている。液体
収集器38ないし48の中央には、スロット54が複数
列に並べて設けられており、これによって、液体が、分
配器トラフ50に再分配できるようになっている。分配
器トラフ50には、底開口部52が設けられ、液体をト
レー10上の中心に分配できるようになっている。しか
しながら、小さい蒸留塔においては、分配器トラフ50
を削除してもよく、そのような場合には、液体は、スロ
ット54の下に設けられた領域であるトレー10の中央
領域に単に落ちることになるということを理解すべきで
ある。これ故、そのようなより小さな蒸留塔に適用する
場合において、液体収集器38ないし48の代わりに、
液体収集器38ないし48の底壁に開口部を設けて、か
かる開口部から液体をトレー10上に落とすようにして
もよい。液体収集器38ないし48は、また、複数対の
蒸気上昇管26A、26Bないし36A、36Bを覆う
ことによって他の機能も果たしている。当業者によって
理解できるように、複数対の蒸気上昇管26A、26B
ないし36A、36Bは、そのような目的のために別々
に被覆体(hat)で覆われており、細長い液体収集器
38ないし48は、複数対の蒸気上昇管26A、26B
ないし36A、36Bの被覆体(hat)に配置された
溝部(チャネルセクション)を横切って単に置かれてい
る。
【0014】図示されているように、複数対の蒸気上昇
管26A、26Bないし36A、36Bは、分配器トラ
フ50に接続され、これにより、トレー10に剛性また
は剛度を与える剛体構造を形成している。この点では、
蒸気上昇管26A、26Bないし36A、36Bの各々
は、長方形の横断面になっていることが好ましい。その
ような長方形の構造は、箱形ビーム(箱形はり)のよう
に作動して、トレー10に剛性または剛度をさらに与え
るようになっている。同時に、そのような複数対の蒸気
上昇管26A、26Bないし36A、36Bが、また、
分配器トラフ50に接続されていることから、特に、剛
構造を与える組み合わされた構造が、形成されている。
そのような構造において、分配器トラフ50によって、
横断面が長方形となっている複数対の蒸気上昇管26
A、26Bないし36A、36Bに対して直角または直
交方向に、箱形ビームが設けられている。そのような構
造によって与えられる剛性によって、リベット56及び
58のようなリベットと共にアルミニウム製のシートメ
タル構造体を使用することが可能となり、これによっ
て、アルミニウムシートを一緒に結合することができ
る。この点で、細長い液体収集器38ないし48は、シ
ートメタルタブ53を介して、複数対の蒸気上昇管26
A、26Bないし36A、36Bに接続されている。
管26A、26Bないし36A、36Bは、分配器トラ
フ50に接続され、これにより、トレー10に剛性また
は剛度を与える剛体構造を形成している。この点では、
蒸気上昇管26A、26Bないし36A、36Bの各々
は、長方形の横断面になっていることが好ましい。その
ような長方形の構造は、箱形ビーム(箱形はり)のよう
に作動して、トレー10に剛性または剛度をさらに与え
るようになっている。同時に、そのような複数対の蒸気
上昇管26A、26Bないし36A、36Bが、また、
分配器トラフ50に接続されていることから、特に、剛
構造を与える組み合わされた構造が、形成されている。
そのような構造において、分配器トラフ50によって、
横断面が長方形となっている複数対の蒸気上昇管26
A、26Bないし36A、36Bに対して直角または直
交方向に、箱形ビームが設けられている。そのような構
造によって与えられる剛性によって、リベット56及び
58のようなリベットと共にアルミニウム製のシートメ
タル構造体を使用することが可能となり、これによっ
て、アルミニウムシートを一緒に結合することができ
る。この点で、細長い液体収集器38ないし48は、シ
ートメタルタブ53を介して、複数対の蒸気上昇管26
A、26Bないし36A、36Bに接続されている。
【0015】分配器トラフ50を再び参照すると、液体
をトレー10の中央部分(または、中心部分)に再分配
することができるようにするために、底開口部52は孔
12よりも大きな寸法になっていることが好ましい。底
開口部52の全開口面積は、孔12によって設けられた
全開口面積の60%になっていることが好ましい。
をトレー10の中央部分(または、中心部分)に再分配
することができるようにするために、底開口部52は孔
12よりも大きな寸法になっていることが好ましい。底
開口部52の全開口面積は、孔12によって設けられた
全開口面積の60%になっていることが好ましい。
【0016】なお、シェブロン(chevron)形状
の収集器を採用して、下る液体の一部ではなく、下る液
体の全部を収集器で捕捉することもできる。そのような
場合、全ての液体は、収集器から液体分配器トレーの中
央領域に案内されまたは導かれるであろう。そのうえ、
本願発明はリベット留め構造で図示されているが、溶接
構造を採用して、分配器トラフ50を、複数対の蒸気上
昇管26A、26Bないし36A、36Bのような蒸気
上昇管に接続し、トレー10上で分配器トラフ50を支
持するようにしてもよいと考える。
の収集器を採用して、下る液体の一部ではなく、下る液
体の全部を収集器で捕捉することもできる。そのような
場合、全ての液体は、収集器から液体分配器トレーの中
央領域に案内されまたは導かれるであろう。そのうえ、
本願発明はリベット留め構造で図示されているが、溶接
構造を採用して、分配器トラフ50を、複数対の蒸気上
昇管26A、26Bないし36A、36Bのような蒸気
上昇管に接続し、トレー10上で分配器トラフ50を支
持するようにしてもよいと考える。
【0017】本願発明は、好適な実施例を参照して説明
したが、当業者にとって明らかなように、本願発明の精
神及び範囲を離れることなしに、種々の変更、追加、及
び削除を行うことができる。
したが、当業者にとって明らかなように、本願発明の精
神及び範囲を離れることなしに、種々の変更、追加、及
び削除を行うことができる。
【図1】図1は、本願発明に係わる液体分配器トレーの
上面図である。
上面図である。
【図2】図2は、蒸気上昇管と分配器トラフとを示すた
めに、複数列に並んで配置された細長い液体収集器を取
り除いた状態の、図1の部分断片図である。
めに、複数列に並んで配置された細長い液体収集器を取
り除いた状態の、図1の部分断片図である。
【図3】図3は、図1の部分斜視図である。
1 液体分配器トレー 10 トレー 12 孔 14 孔 16 孔 18 孔 20 孔 22 孔 24 孔 26A 蒸気上昇
管 26B 蒸気上昇管 28A 蒸気上昇
管 28B 蒸気上昇管 30A 蒸気上昇
管 30B 蒸気上昇管 32A 蒸気上昇
管 32B 蒸気上昇管 34A 蒸気上昇
管 34B 蒸気上昇管 36A 蒸気上昇
管 36B 蒸気上昇管 38 液体収集器 40 液体収集器 42 液体収集器 44 液体収集器 46 液体収集器 48 液体収集器 50 分配器トラ
フ(分配器槽) 52 底開口部 54 スロット 56 リベット 58 リベット
管 26B 蒸気上昇管 28A 蒸気上昇
管 28B 蒸気上昇管 30A 蒸気上昇
管 30B 蒸気上昇管 32A 蒸気上昇
管 32B 蒸気上昇管 34A 蒸気上昇
管 34B 蒸気上昇管 36A 蒸気上昇
管 36B 蒸気上昇管 38 液体収集器 40 液体収集器 42 液体収集器 44 液体収集器 46 液体収集器 48 液体収集器 50 分配器トラ
フ(分配器槽) 52 底開口部 54 スロット 56 リベット 58 リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラマチャンドラン・クリッシュナムルティ アメリカ合衆国ニューヨーク州10977− 6909,チェスナット・リッジ,ロス・アベ ニュー 13 (72)発明者 ジェームズ・リンデン・トロッター イギリス国レスターシャー,クロプスト ン,ブラッドゲート・ロード 4 (72)発明者 デニス・ヘンリー・ライアン イギリス国アイジー4・5ジェイエフ,エ セックス,レッドブリッジ,ビスタ・ドラ イブ 77
Claims (9)
- 【請求項1】 下る液相を分配して、上る気相と蒸留塔
内で接触させるようにした蒸留塔用の液体分配器トレー
であって、 前記下る液相を収集するためのトレーであって、前記下
る液相を下方へ通すための複数列に並べられた孔を有す
るトレーと、 前記上る気相を前記トレーを通して上方に向けて通す前
記複数列に並べられた孔の間に設けられた、複数列に並
べられた蒸気上昇管と、 前記複数列に並べられた蒸気上昇管の上で、前記複数列
に並べられた孔の間に設けられた、前記下る液相が前記
トレーに到達する前に前記下る液相の少なくとも一部を
収集するための、複数列に並べられた細長い液体収集器
とを備え、 前記複数列に並べられた細長い液体収集器は、前記トレ
ーの中央領域上で、前記下る液相のうちの少なくとも一
部を再分配するための中央再分配手段を備えていること
を特徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液体分配器トレーにお
いて、 さらに、分配器トラフを備えており、 前記分配器トラフは、前記中央再分配手段の下で且つ前
記下る液相の前記一部を収集する前記中央領域上に設け
られており、 前記分配器トラフは、前記下る液相の前記少なくとも一
部を前記トレー上に導入する複数列に並べられた開口部
を備えていることを特徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項3】 請求項2に記載の液体分配器トレーにお
いて、 前記分配器トラフと前記蒸気上昇管とは、互いに接続さ
れていることを特徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項4】 請求項3に記載の液体分配器トレーにお
いて、 前記蒸気上昇管の各々は、前記分配器トラフに対して直
角をなして方向決めされた長方形の横断面を備えてお
り、 前記複数の蒸気上昇管は、複数対の蒸気上昇管を備えて
おり、前記複数対の蒸気上昇管は、前記分配器トラフ
が、該複数対の蒸気上昇管の間を通って該複数対の蒸気
上昇管に接続されるように置かれており、 前記蒸気上昇管がディスク状の部材の直径に近づくにし
たがって、前記蒸気上昇管の長方形の横断面の寸法は増
加しており、それによって、前記蒸気上昇管と前記分配
器トラフとは、直交方向において前記トレーの剛性を増
加させる構造を形成していることを特徴とする液体分配
器トレー。 - 【請求項5】 請求項2または請求項4に記載の液体分
配器トレーにおいて、 前記開口部の開口面積は、前記孔の約60%であること
を特徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項6】 請求項4に記載の液体分配器トレーにお
いて、 前記トレー、前記蒸気上昇管、及び前記分配器トラフ
は、シートメタル構造になっており、互いにリベットで
留められていることを特徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項7】 請求項6に記載の液体分配器トレーにお
いて、 前記複数列に並べられた開口部の開口面積は、前記複数
列に並べられた孔の開口面積の約60%であることを特
徴とする液体分配器トレー。 - 【請求項8】 請求項1または請求項2または請求項4
または請求項6に記載の液体分配器トレーにおいて、 前記中央再分配手段は、前記複数列に並べられた細長い
液体収集器の側壁内に形成された、中央に一列に並べら
れたオーバフロースロットを備えていることを特徴とす
る液体分配器トレー。 - 【請求項9】 請求項8に記載の液体分配器トレーにお
いて、 前記複数列に並べられた開口部の開口面積は、前記複数
列に並べられた孔の開口面積の約60%であることを特
徴とする液体分配器トレー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/858,643 US5935389A (en) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | Liquid distributor tray |
US858643 | 1997-05-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH119901A true JPH119901A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=25328805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10117987A Withdrawn JPH119901A (ja) | 1997-05-19 | 1998-04-28 | 液体分配器トレー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5935389A (ja) |
EP (1) | EP0879626A3 (ja) |
JP (1) | JPH119901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015522405A (ja) * | 2012-05-22 | 2015-08-06 | エイエムティーパシフィック・カンパニー・リミテッドAmtpacific Co.,Ltd. | 液体分配装置 |
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US7007932B2 (en) | 2003-07-25 | 2006-03-07 | Air Products And Chemicals, Inc. | Wall-flow redistributor for packed columns |
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CN100400132C (zh) * | 2006-04-14 | 2008-07-09 | 天津大学 | 热补偿式集油箱 |
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SG11201402398TA (en) | 2011-12-16 | 2014-09-26 | Air Prod & Chem | Liquid distributor with a mixer |
US9004460B2 (en) * | 2013-06-21 | 2015-04-14 | Praxair Technology, Inc. | Combined collector and distributor |
EP2826532A1 (en) * | 2013-07-18 | 2015-01-21 | Sulzer Chemtech AG | A liquid mixing collector and a method for its use |
FR3016533B1 (fr) * | 2014-01-21 | 2016-01-15 | IFP Energies Nouvelles | Plateau distributeur pour colonne d'echange entre un gaz et un liquide avec deflecteur de liquide |
CN104225947A (zh) * | 2014-09-22 | 2014-12-24 | 潜江新亿宏有机化工有限公司 | 加工氯化苄的镍材料填料精馏塔 |
FR3100320B1 (fr) * | 2019-09-02 | 2022-02-18 | Air Liquide | Dispositif de distribution destiné à une colonne de séparation gaz/liquide |
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-
1997
- 1997-05-19 US US08/858,643 patent/US5935389A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10117987A patent/JPH119901A/ja not_active Withdrawn
- 1998-05-15 EP EP98303923A patent/EP0879626A3/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5935389A (en) | 1999-08-10 |
EP0879626A3 (en) | 1999-07-14 |
EP0879626A2 (en) | 1998-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |