JPH118842A - 画像スクランブル装置および画像スクランブル解除装置 - Google Patents
画像スクランブル装置および画像スクランブル解除装置Info
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- JPH118842A JPH118842A JP9160744A JP16074497A JPH118842A JP H118842 A JPH118842 A JP H118842A JP 9160744 A JP9160744 A JP 9160744A JP 16074497 A JP16074497 A JP 16074497A JP H118842 A JPH118842 A JP H118842A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データの指定した領域に柔軟に適度なス
クランブルをかけることができる画像スクランブル装置
とそのスクランブルの解除装置とを提供する。 【解決手段】 矩型領域の画素値の変換装置Ｓを設け、
この変換装置Ｓに画像の矩型領域の画素データｐおよび
座標変換パラメータΔｘ，Δｙを入力する。ここで、変
換装置Ｓに入力される矩型領域内の横ｘ画素目、縦ｙ画
素目の画素値をｐx,yと表わし、変換装置Ｓに入力され
る矩型領域の横の画素数Ｎx、縦の画素数Ｎyとしたと
き、変換装置Ｓは、横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素値
を、ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δ
ｙ）ｍｏｄＮyとなるｐx',y'に変換して出力する。この
ようなスクランブル装置から出力された画像は、変換装
置Ｓにおける座標の変換を（ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，
（ｙ＋Δｙ）ｍｏｄＮyとしたスクランブル解除装置に
よって元にもどす。
クランブルをかけることができる画像スクランブル装置
とそのスクランブルの解除装置とを提供する。 【解決手段】 矩型領域の画素値の変換装置Ｓを設け、
この変換装置Ｓに画像の矩型領域の画素データｐおよび
座標変換パラメータΔｘ，Δｙを入力する。ここで、変
換装置Ｓに入力される矩型領域内の横ｘ画素目、縦ｙ画
素目の画素値をｐx,yと表わし、変換装置Ｓに入力され
る矩型領域の横の画素数Ｎx、縦の画素数Ｎyとしたと
き、変換装置Ｓは、横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素値
を、ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δ
ｙ）ｍｏｄＮyとなるｐx',y'に変換して出力する。この
ようなスクランブル装置から出力された画像は、変換装
置Ｓにおける座標の変換を（ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，
（ｙ＋Δｙ）ｍｏｄＮyとしたスクランブル解除装置に
よって元にもどす。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに対し
て指定された領域に適度なスクランブルをかけた画像を
生成することができる画像スクランブル装置とその画像
スクランブルの解除装置に関するものである。
て指定された領域に適度なスクランブルをかけた画像を
生成することができる画像スクランブル装置とその画像
スクランブルの解除装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】画像のスクランブルには、画素の値を乱
数によって変化させる方法、または画像信号の振幅のス
クランブルもしくは画素のラインの入れ替えや同期に対
するスクランブルによる方法が存在する（テレビジョン
画像情報処理ハンドブックＰ６５１参照）。
数によって変化させる方法、または画像信号の振幅のス
クランブルもしくは画素のラインの入れ替えや同期に対
するスクランブルによる方法が存在する（テレビジョン
画像情報処理ハンドブックＰ６５１参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクランブ
ル方式は、スクランブル程度の制御が柔軟性に欠け、ま
たラインに対するスクランブルではスクランブル領域の
制御が困難であるという問題があった。
ル方式は、スクランブル程度の制御が柔軟性に欠け、ま
たラインに対するスクランブルではスクランブル領域の
制御が困難であるという問題があった。
【０００４】また、スクランブルを複数回繰り返した場
合、スクランブル解除が不可能になる場合が有り得ると
いう問題があった。
合、スクランブル解除が不可能になる場合が有り得ると
いう問題があった。
【０００５】本発明の課題は、このような問題点を解決
するために、画像データに対して指定された領域に柔軟
に適度なスクランブルをかけた画像を生成することがで
きる画像スクランブル装置とその画像スクランブルの解
除装置を提供することである。また、スクランブルを複
数回繰り返した場合でも、スクランブルの順序とは独立
にスクランブル解除が可能な画像スクランブル装置とそ
の画像スクランブルの解除装置を提供することである。
するために、画像データに対して指定された領域に柔軟
に適度なスクランブルをかけた画像を生成することがで
きる画像スクランブル装置とその画像スクランブルの解
除装置を提供することである。また、スクランブルを複
数回繰り返した場合でも、スクランブルの順序とは独立
にスクランブル解除が可能な画像スクランブル装置とそ
の画像スクランブルの解除装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の画像スクランブル装置または画像スクラン
ブル解除装置は、画像の矩型領域の画素データと、矩型
領域における画素の横方向の座標の変換パラメータと縦
方向の座標の変換パラメータを入力し、これらの変換パ
ラメータに基づいて前記矩型領域における画素の位置を
変換する手段を有することを特徴とする。
め、本発明の画像スクランブル装置または画像スクラン
ブル解除装置は、画像の矩型領域の画素データと、矩型
領域における画素の横方向の座標の変換パラメータと縦
方向の座標の変換パラメータを入力し、これらの変換パ
ラメータに基づいて前記矩型領域における画素の位置を
変換する手段を有することを特徴とする。
【０００７】あるいは、画像の矩型領域の画素データ
と、矩型領域における画素の横方向の座標の変換パラメ
ータと縦方向の座標の変換パラメータおよび画像値の変
換パラメータを入力し、これらの変換パラメータに基づ
いて前記矩型領域の画素の位置および画素値を変換する
手段を有することを特徴とする。
と、矩型領域における画素の横方向の座標の変換パラメ
ータと縦方向の座標の変換パラメータおよび画像値の変
換パラメータを入力し、これらの変換パラメータに基づ
いて前記矩型領域の画素の位置および画素値を変換する
手段を有することを特徴とする。
【０００８】あるいは、前記矩型領域における画素の横
方向および縦方向の座標の変換パラメータを発生する手
段を有し、前記矩型領域における画素の位置を変換する
手段は、前記発生された変換パラメータに基づいて画素
の位置を変換するものであることを特徴とする。
方向および縦方向の座標の変換パラメータを発生する手
段を有し、前記矩型領域における画素の位置を変換する
手段は、前記発生された変換パラメータに基づいて画素
の位置を変換するものであることを特徴とする。
【０００９】あるいは、前記矩型領域における画素の横
方向および縦方向の座標の変換パラメータ並びに画素値
の変換パラメータを発生させる手段を有し、前記矩型領
域の画素の位置および画素値を変換する手段は、前記発
生された変換パラメータに基づいて画素の位置および画
素値を変換するものであることを特徴とする。
方向および縦方向の座標の変換パラメータ並びに画素値
の変換パラメータを発生させる手段を有し、前記矩型領
域の画素の位置および画素値を変換する手段は、前記発
生された変換パラメータに基づいて画素の位置および画
素値を変換するものであることを特徴とする。
【００１０】あるいは、前記矩型領域の画素の位置を変
換する手段または前記矩型領域の画素の位置および画素
値を変換する手段は、前記画素の位置の変換または前記
画素の位置および画素値の変換として可換則を満たすも
のを用いたものであることを特徴とする。
換する手段または前記矩型領域の画素の位置および画素
値を変換する手段は、前記画素の位置の変換または前記
画素の位置および画素値の変換として可換則を満たすも
のを用いたものであることを特徴とする。
【００１１】本発明では、画像上の領域の画素の位置を
変化させることによって画像をスクランブルする際に、
位置の変化量をパラメータによって制御することでスク
ランブル程度を制御可能とする。また、この画素の位置
のスクランブルに、画素値の変換を加えることで、より
強いスクランブルを可能にする。さらに、画像上の任意
の大きさの矩型領域に適用可能とすることで、画像上の
スクランブル領域の制御を可能にする。また、上記画素
の位置や画素値の変換に可換則を満たすものを用いるこ
とで、一つの矩型領域に異なったパラメータによってス
クランブルを複数回重畳することができるようにし、ス
クランブル解除におけるパラメータ適用順序を任意に設
定可能にする。
変化させることによって画像をスクランブルする際に、
位置の変化量をパラメータによって制御することでスク
ランブル程度を制御可能とする。また、この画素の位置
のスクランブルに、画素値の変換を加えることで、より
強いスクランブルを可能にする。さらに、画像上の任意
の大きさの矩型領域に適用可能とすることで、画像上の
スクランブル領域の制御を可能にする。また、上記画素
の位置や画素値の変換に可換則を満たすものを用いるこ
とで、一つの矩型領域に異なったパラメータによってス
クランブルを複数回重畳することができるようにし、ス
クランブル解除におけるパラメータ適用順序を任意に設
定可能にする。
【００１２】
《実施形態例１》図１は、本発明の第１の実施形態例を
説明する画像スクランブルおよびスクランブル解除装置
の構成図である。本実施形態例は、画素の位置の変換に
よってスクランブルの程度を制御する場合の第一の実施
形態例である。
説明する画像スクランブルおよびスクランブル解除装置
の構成図である。本実施形態例は、画素の位置の変換に
よってスクランブルの程度を制御する場合の第一の実施
形態例である。
【００１３】本実施形態例のスクランブル装置は、以下
に示す矩型領域の画素の位置を変更する変換装置Ｓを有
し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領域の画素データ
ｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力される。
に示す矩型領域の画素の位置を変更する変換装置Ｓを有
し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領域の画素データ
ｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力される。
【００１４】ここで、変換装置Ｓに入力される矩型領域
内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わ
し、変換装置Ｓに入力される矩型領域の横の画素数
Ｎx、縦の画素数Ｎyとしたとき、変換装置Ｓは、横ｘ画
素目、縦ｙ画素目の画素値を、例えば、 ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δｙ）ｍ
ｏｄＮy となるｐx',y'に変換して出力する。ただし、ａｍｏｄ
ｂはｂを法とするａの値を表わす。
内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わ
し、変換装置Ｓに入力される矩型領域の横の画素数
Ｎx、縦の画素数Ｎyとしたとき、変換装置Ｓは、横ｘ画
素目、縦ｙ画素目の画素値を、例えば、 ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δｙ）ｍ
ｏｄＮy となるｐx',y'に変換して出力する。ただし、ａｍｏｄ
ｂはｂを法とするａの値を表わす。
【００１５】このスクランブル装置から出力された画像
は、変換装置Ｓにおける座標の変換を、上記の変換例で
は （ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，（ｙ＋Δｙ）ｍｏｄＮy としたスクランブル解除装置によって元にもどすことが
できる。
は、変換装置Ｓにおける座標の変換を、上記の変換例で
は （ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，（ｙ＋Δｙ）ｍｏｄＮy としたスクランブル解除装置によって元にもどすことが
できる。
【００１６】《実施形態例２》図１は、本発明の第２の
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
の位置の変換によってスクランブルの程度を制御する場
合の第二の実施形態例である。
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
の位置の変換によってスクランブルの程度を制御する場
合の第二の実施形態例である。
【００１７】本実施形態例のスクランブル装置は、以下
に示す矩型領域の画素の位置を変更する変換装置Ｓを有
し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領域の画素データ
ｐおよび座標変換パラメータであるビット系列Δｘ、Δ
ｙが入力される。
に示す矩型領域の画素の位置を変更する変換装置Ｓを有
し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領域の画素データ
ｐおよび座標変換パラメータであるビット系列Δｘ、Δ
ｙが入力される。
【００１８】ここで、変換装置Ｓに入力される矩型領域
内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わ
すとき、変換装置Ｓは、横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素
値を、例えば、 ｘ′＝ＥＸＯＲ（ｘ，Δｘ），ｙ′＝ＥＸＯＲ（ｙ，Δ
ｙ） となるｐx',y'に変換して出力する。ただし、ＥＸＯＲ
（ａ，ｂ）はビット系列ａとｂのビットごとの排他的論
理和によって得られる系列である。
内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わ
すとき、変換装置Ｓは、横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素
値を、例えば、 ｘ′＝ＥＸＯＲ（ｘ，Δｘ），ｙ′＝ＥＸＯＲ（ｙ，Δ
ｙ） となるｐx',y'に変換して出力する。ただし、ＥＸＯＲ
（ａ，ｂ）はビット系列ａとｂのビットごとの排他的論
理和によって得られる系列である。
【００１９】このスクランブル装置で変換された矩型領
域は、同じ変換装置Ｓを有するスクランブル解除装置に
よって元に戻すことができる。
域は、同じ変換装置Ｓを有するスクランブル解除装置に
よって元に戻すことができる。
【００２０】《実施形態例３》図２は、本発明の第３の
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図であって、図３、図４は図２の内
部構造の例を示す図である。本実施形態例は、画素の位
置の変換に加えて画素値の変換によってスクランブルの
程度を制御する場合の第一の実施形態例である。
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図であって、図３、図４は図２の内
部構造の例を示す図である。本実施形態例は、画素の位
置の変換に加えて画素値の変換によってスクランブルの
程度を制御する場合の第一の実施形態例である。
【００２１】図２において、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、以下に示す矩型領域の画素の位置と画素値の
変換装置Ｓを有し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領
域の画素データｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙ
と画素値の変換パラメータΔｐが入力される。
ル装置は、以下に示す矩型領域の画素の位置と画素値の
変換装置Ｓを有し、この変換装置Ｓには、画像の矩型領
域の画素データｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙ
と画素値の変換パラメータΔｐが入力される。
【００２２】変換装置Ｓは、図３、図４に示すように、
変換装置Ｓ１と変換装置Ｓ２から構成されている。変換
装置Ｓ１は、前述の第１の実施形態例または第２の実施
形態例に示した画素の位置を変更する変換装置である。
また、変換装置Ｓ２は画素値を変換する装置である。
変換装置Ｓ１と変換装置Ｓ２から構成されている。変換
装置Ｓ１は、前述の第１の実施形態例または第２の実施
形態例に示した画素の位置を変更する変換装置である。
また、変換装置Ｓ２は画素値を変換する装置である。
【００２３】変換装置Ｓ１は、第１、第２の実施形態例
のように矩型領域内の画素位置を変換する。
のように矩型領域内の画素位置を変換する。
【００２４】変換装置Ｓ２に入力される矩型領域内の横
ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わすと
き、本実施形態例の変換装置Ｓ２は横ｘ画素目、縦ｙ画
素目の画素値を画素の最大値Ｎpとして、例えば（ｐx,y
＋Δｐ）ｍｏｄ（Ｎp＋１）に変換して出力する。
ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値をｐx,yと表わすと
き、本実施形態例の変換装置Ｓ２は横ｘ画素目、縦ｙ画
素目の画素値を画素の最大値Ｎpとして、例えば（ｐx,y
＋Δｐ）ｍｏｄ（Ｎp＋１）に変換して出力する。
【００２５】図３の構造の第一例では、変換装置Ｓ１に
は、第１、第２の実施形態例のように矩型領域の画素デ
ータｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力され
て、画素位置を変換する。また、変換装置Ｓ２には、変
換装置Ｓ１により画素位置の変換された画素データおよ
び画素値変換パラメータΔｐが入力されて、上記のよう
に画素値が変換される。
は、第１、第２の実施形態例のように矩型領域の画素デ
ータｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力され
て、画素位置を変換する。また、変換装置Ｓ２には、変
換装置Ｓ１により画素位置の変換された画素データおよ
び画素値変換パラメータΔｐが入力されて、上記のよう
に画素値が変換される。
【００２６】一方、図４の構造の第二例の場合では、変
換装置Ｓ２には、画像の矩型領域の画素データｐおよび
画素値変換パラメータΔｐが入力されて、上記のように
画素値が変換される。また、変換装置Ｓ１には、変換装
置Ｓ２により画素値の変換された画素データおよび座標
変換パラメータΔｘ，Δｙが入力されて、画素位置が変
換される。
換装置Ｓ２には、画像の矩型領域の画素データｐおよび
画素値変換パラメータΔｐが入力されて、上記のように
画素値が変換される。また、変換装置Ｓ１には、変換装
置Ｓ２により画素値の変換された画素データおよび座標
変換パラメータΔｘ，Δｙが入力されて、画素位置が変
換される。
【００２７】このスクランブル装置で変換された矩型領
域は、図３、図４において、変換装置Ｓ１を第１、第２
の実施形態例におけるスクランブル解除装置と同じ変換
装置とし、変換装置Ｓ２における座標の変換を、上記の
例では、 （ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，（ｙ−Δｙ）ｍｏｄＮy としたスクランブル解除装置によって元にもどすことが
できる。
域は、図３、図４において、変換装置Ｓ１を第１、第２
の実施形態例におけるスクランブル解除装置と同じ変換
装置とし、変換装置Ｓ２における座標の変換を、上記の
例では、 （ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，（ｙ−Δｙ）ｍｏｄＮy としたスクランブル解除装置によって元にもどすことが
できる。
【００２８】《実施形態例４》図２は、本発明の第４の
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図であって、図３、図４は図２の
内部構造の例を示す図である。本実施形態例は、画素の
位置の変換に加えて画素値の変換によってスクランブル
の程度を制御する場合の第二の実施形態例である。
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図であって、図３、図４は図２の
内部構造の例を示す図である。本実施形態例は、画素の
位置の変換に加えて画素値の変換によってスクランブル
の程度を制御する場合の第二の実施形態例である。
【００２９】図２において、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、以下に示す矩型領域の画素の位置と画素値の
変換装置Ｓを有し、この変換装置Ｓには画像の矩型領域
の画素データｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙと
画素値の変換パラメータであるビット系列Δｐが入力さ
れる。
ル装置は、以下に示す矩型領域の画素の位置と画素値の
変換装置Ｓを有し、この変換装置Ｓには画像の矩型領域
の画素データｐおよび座標変換パラメータΔｘ，Δｙと
画素値の変換パラメータであるビット系列Δｐが入力さ
れる。
【００３０】変換装置Ｓは、図３、図４に示すように、
変換装置Ｓ１と変換装置Ｓ２から構成されている。変換
装置Ｓ１は、前述の第１の実施形態例または第２の実施
形態例に示した画素位置を変換する装置であり、変換装
置Ｓ２は画素値を変換する装置である。
変換装置Ｓ１と変換装置Ｓ２から構成されている。変換
装置Ｓ１は、前述の第１の実施形態例または第２の実施
形態例に示した画素位置を変換する装置であり、変換装
置Ｓ２は画素値を変換する装置である。
【００３１】変換装置Ｓ１は、第１、第２の実施形態例
のように矩型領域内の画素位置を変換する。
のように矩型領域内の画素位置を変換する。
【００３２】変換装置Ｓ２には、矩型領域の画素データ
およびビット系列Δｐ入力される。変換装置Ｓ２に入力
される矩型領域内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値
をｐx,yと表わすとき、本実施形態例の変換装置Ｓ２は
画素値をＥＸＯＲ（ｐx,y，Δｐ）に変換して出力す
る。
およびビット系列Δｐ入力される。変換装置Ｓ２に入力
される矩型領域内の横ｘ画素目、縦ｙ画素目の画素の値
をｐx,yと表わすとき、本実施形態例の変換装置Ｓ２は
画素値をＥＸＯＲ（ｐx,y，Δｐ）に変換して出力す
る。
【００３３】図３の構造の第一例では、変換装置Ｓ１に
は、矩型領域の画素データｐおよび座標変換パラメータ
Δｘ，Δｙが入力されて、矩型領域内の画素位置が変換
される。また、変換装置Ｓ２には、変換装置Ｓ１により
画素位置の変換された画素データおよび画素値変換パラ
メータであるビット系列Δｐが入力されて、上記のよう
に画素値が変換される。
は、矩型領域の画素データｐおよび座標変換パラメータ
Δｘ，Δｙが入力されて、矩型領域内の画素位置が変換
される。また、変換装置Ｓ２には、変換装置Ｓ１により
画素位置の変換された画素データおよび画素値変換パラ
メータであるビット系列Δｐが入力されて、上記のよう
に画素値が変換される。
【００３４】一方、図４の構造の第二例では、変換装置
Ｓ２に、画像の矩型領域の画素データｐおよび画素値変
換パラメータであるビット系列Δｐが入力されて、上記
のように画素値が変換される。また、変換装置Ｓ１に
は、変換装置Ｓ２により画素値が変換された画素データ
および座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力されて、画
素位置が変換される。
Ｓ２に、画像の矩型領域の画素データｐおよび画素値変
換パラメータであるビット系列Δｐが入力されて、上記
のように画素値が変換される。また、変換装置Ｓ１に
は、変換装置Ｓ２により画素値が変換された画素データ
および座標変換パラメータΔｘ，Δｙが入力されて、画
素位置が変換される。
【００３５】このスクランブル装置で変換された矩型領
域は、図３、図４において、変換装置Ｓ１を第１、第２
の実施形態例におけるスクランブル解除装置と同じ変換
装置とし、また上記スクランブル装置と同じ変換装置Ｓ
２をもつスクランブル解除装置によって元にもどすこと
ができる。
域は、図３、図４において、変換装置Ｓ１を第１、第２
の実施形態例におけるスクランブル解除装置と同じ変換
装置とし、また上記スクランブル装置と同じ変換装置Ｓ
２をもつスクランブル解除装置によって元にもどすこと
ができる。
【００３６】《実施形態例５》図５は、本発明の第５の
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素位
置の変換パラメータを規定するパラメータに基づいて生
成した画素位置の変換パラメータにより、画素位置を変
換することによってスクランブルの程度を制御する場合
の第一の実施形態例である。
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素位
置の変換パラメータを規定するパラメータに基づいて生
成した画素位置の変換パラメータにより、画素位置を変
換することによってスクランブルの程度を制御する場合
の第一の実施形態例である。
【００３７】図５のように、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、画素の横方向の座標変換パラメータΔｘを出
力する装置Ａxと、画素の縦方向の座標変換パラメータ
Δｙを出力する装置Ａyと、これらのパラメータ出力装
置から入力された座標変換パラメータΔｘ，Δｙに基づ
いて画素の位置を変更する前述の第１の実施形態例の変
換装置Ｓとで、構成したものである。
ル装置は、画素の横方向の座標変換パラメータΔｘを出
力する装置Ａxと、画素の縦方向の座標変換パラメータ
Δｙを出力する装置Ａyと、これらのパラメータ出力装
置から入力された座標変換パラメータΔｘ，Δｙに基づ
いて画素の位置を変更する前述の第１の実施形態例の変
換装置Ｓとで、構成したものである。
【００３８】パラメータ出力装置Ａx，Ａyには、その出
力値の範囲を規定するパラメータＲx，Ｒyを入力する。
具体的には例えば、パラメータ出力装置Ａxには、０≦
Ｌx≦ＵxとなるようなＬxおよびＵxの組からなるＲxを
入力し、パラメータ出力装置Ａyには、０≦Ｌy≦Ｕyと
なるようなＬyおよびＵyの組からなるＲyを入力する。
力値の範囲を規定するパラメータＲx，Ｒyを入力する。
具体的には例えば、パラメータ出力装置Ａxには、０≦
Ｌx≦ＵxとなるようなＬxおよびＵxの組からなるＲxを
入力し、パラメータ出力装置Ａyには、０≦Ｌy≦Ｕyと
なるようなＬyおよびＵyの組からなるＲyを入力する。
【００３９】これにより、パラメータ出力装置Ａxは、
Ｌx≦│Δｘ│≦Ｕxとなるランダムな値Δｘを出力す
る。また、パラメータ出力装置Ａyは、Ｌy≦│Δｙ│≦
Ｕyとなるランダムな値Δｙを出力する。ただし│ａ│
はａの絶対値を表わす。
Ｌx≦│Δｘ│≦Ｕxとなるランダムな値Δｘを出力す
る。また、パラメータ出力装置Ａyは、Ｌy≦│Δｙ│≦
Ｕyとなるランダムな値Δｙを出力する。ただし│ａ│
はａの絶対値を表わす。
【００４０】変換装置Ｓは、入力されるΔｘ、Δｙに基
づいて、第１の実施形態例のように画像データを変換し
て出力する。
づいて、第１の実施形態例のように画像データを変換し
て出力する。
【００４１】本実施形態例のスクランブル装置から出力
された画像は、図５の構成において、変換装置Ｓを第１
の実施形態例のスクランブル解除装置のように構成した
スクランブル解除装置によって元にもどすことができ
る。
された画像は、図５の構成において、変換装置Ｓを第１
の実施形態例のスクランブル解除装置のように構成した
スクランブル解除装置によって元にもどすことができ
る。
【００４２】《実施形態例６》図５は、本発明の第６の
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
位置の変換パラメータを規定するパラメータに基づいて
生成した画素位置の変換パラメータにより、画素位置を
変換することによってスクランブルの程度を制御する場
合の第二の実施形態例である。
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
位置の変換パラメータを規定するパラメータに基づいて
生成した画素位置の変換パラメータにより、画素位置を
変換することによってスクランブルの程度を制御する場
合の第二の実施形態例である。
【００４３】図５のように、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、画素の横方向の座標変換パラメータΔｘであ
るビット系列を出力する装置Ａxと、画素の縦方向の座
標変換パラメータであるビット系列Δｙを出力する装置
Ａyと、これらのパラメータ出力装置から入力された座
標変換パラメータであるビット系列Δｘ，Δｙに基づい
て画像の位置を変更する前述の第２の実施形態例の変換
装置Ｓとで、構成したものである。
ル装置は、画素の横方向の座標変換パラメータΔｘであ
るビット系列を出力する装置Ａxと、画素の縦方向の座
標変換パラメータであるビット系列Δｙを出力する装置
Ａyと、これらのパラメータ出力装置から入力された座
標変換パラメータであるビット系列Δｘ，Δｙに基づい
て画像の位置を変更する前述の第２の実施形態例の変換
装置Ｓとで、構成したものである。
【００４４】パラメータ出力装置Ａx，Ａyには、その出
力ビット系列の中で値が「１」となりうる位置を規定す
るパラメータＲx，Ｒyを入力する。パラメータ出力装置
Ａxは、パラメータＲxで規定された位置以外に値が
「１」のビットが存在しないランダムなビット系列Δｘ
を出力する。パラメータ出力装置Ａyは、パラメータＲy
で規定された位置以外に値が「１」のビットが存在しな
いランダムなビット系列Δｙを出力する。変換装置Ｓ
は、パラメータ出力装置Ａx，Ａyから入力されるビット
系列Δｘ，Δｙに基づいて画像データを変換して出力す
る。
力ビット系列の中で値が「１」となりうる位置を規定す
るパラメータＲx，Ｒyを入力する。パラメータ出力装置
Ａxは、パラメータＲxで規定された位置以外に値が
「１」のビットが存在しないランダムなビット系列Δｘ
を出力する。パラメータ出力装置Ａyは、パラメータＲy
で規定された位置以外に値が「１」のビットが存在しな
いランダムなビット系列Δｙを出力する。変換装置Ｓ
は、パラメータ出力装置Ａx，Ａyから入力されるビット
系列Δｘ，Δｙに基づいて画像データを変換して出力す
る。
【００４５】本実施形態例のスクランブル装置から出力
された画像は、図５の構成において、変換装置Ｓを第２
の実施形態例のスクランブル解除装置のように構成した
スクランブル解除装置によって元にもどすことができ
る。
された画像は、図５の構成において、変換装置Ｓを第２
の実施形態例のスクランブル解除装置のように構成した
スクランブル解除装置によって元にもどすことができ
る。
【００４６】《実施形態例７》図６は、本発明の第７の
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素位
置および画素値の変換パラメータを生成して、画素位置
および画素値を変換することによって、スクランブルの
程度を制御する場合の第一の実施形態例である。
実施形態例を説明する画像スクランブルおよびスクラン
ブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素位
置および画素値の変換パラメータを生成して、画素位置
および画素値を変換することによって、スクランブルの
程度を制御する場合の第一の実施形態例である。
【００４７】図６のように、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、前述の第５の実施形態例または第６の実施形
態例と同じパラメータ出力装置Ａx，Ａyと、画素値の変
化量を表わすパラメータを発生させる装置Ｑと、第３の
実施形態例または第４の実施形態例の装置で、パラメー
タ出力装置Ａx，Ａy，Ｑの出力に対応した変換装置Ｓと
で、構成したものである。
ル装置は、前述の第５の実施形態例または第６の実施形
態例と同じパラメータ出力装置Ａx，Ａyと、画素値の変
化量を表わすパラメータを発生させる装置Ｑと、第３の
実施形態例または第４の実施形態例の装置で、パラメー
タ出力装置Ａx，Ａy，Ｑの出力に対応した変換装置Ｓと
で、構成したものである。
【００４８】パラメータ出力装置Ｑには、その出力値の
範囲を規定するパラメータＲpを入力する。具体的には
例えば、０≦Ｌp≦ＵpとなるようなＬpおよびＵpからな
る組Ｒpを入力し、Ｌp≦│Δｐ│≦Ｕpとなるランダム
な値Δｐを出力する。変換装置Ｓは、パラメータ出力装
置Ａx，Ａy，Ｑから入力されるパラメータΔｘ，Δｙ，
Δｐに基づいて画像データを変換して出力する。
範囲を規定するパラメータＲpを入力する。具体的には
例えば、０≦Ｌp≦ＵpとなるようなＬpおよびＵpからな
る組Ｒpを入力し、Ｌp≦│Δｐ│≦Ｕpとなるランダム
な値Δｐを出力する。変換装置Ｓは、パラメータ出力装
置Ａx，Ａy，Ｑから入力されるパラメータΔｘ，Δｙ，
Δｐに基づいて画像データを変換して出力する。
【００４９】本実施形態例のスクランブル装置から出力
された画像は、図６の構成において、変換装置Ｓを第３
の実施形態例または第４の実施形態例のスクランブル解
除装置のように構成したスクランブル解除装置によって
元にもどすことができる。
された画像は、図６の構成において、変換装置Ｓを第３
の実施形態例または第４の実施形態例のスクランブル解
除装置のように構成したスクランブル解除装置によって
元にもどすことができる。
【００５０】《実施形態例８》図６は、本発明の第８の
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
位置および画素値の変換パラメータを生成して、画素位
置および画素値を変換することによって、スクランブル
の程度を制御する場合の第二の実施形態例である。
実施形態例をも説明する画像スクランブルおよびスクラ
ンブル解除装置の構成図である。本実施形態例は、画素
位置および画素値の変換パラメータを生成して、画素位
置および画素値を変換することによって、スクランブル
の程度を制御する場合の第二の実施形態例である。
【００５１】図６のように、本実施形態例のスクランブ
ル装置は、前述の第５の実施形態例または第６の実施形
態例と同じパラメータ出力装置Ａx，Ａyと、画素値の変
化パラメータであるビット系列を発生させる装置Ｑと、
第３の実施形態例または第４の実施形態例の装置で、パ
ラメータ出力装置Ａx，Ａy，Ｑの出力に対応した変換装
置Ｓとで、構成したものである。
ル装置は、前述の第５の実施形態例または第６の実施形
態例と同じパラメータ出力装置Ａx，Ａyと、画素値の変
化パラメータであるビット系列を発生させる装置Ｑと、
第３の実施形態例または第４の実施形態例の装置で、パ
ラメータ出力装置Ａx，Ａy，Ｑの出力に対応した変換装
置Ｓとで、構成したものである。
【００５２】パラメータ出力装置Ｑには、その出力ビッ
ト系列の中で値が「１」となりうる位置を規定するパラ
メータＲpを入力する。パラメータ出力装置Ｑは、Ｒpで
規定された位置以外に値が「１」のビットが存在しない
ランダムな系列Δｐを出力する。変換装置Ｓは、パラメ
ータ出力装置Ａx，Ａy，Ｑから入力されるパラメータΔ
ｘ，Δｙ，Δｐに基づいて画像データを変換して出力す
る。
ト系列の中で値が「１」となりうる位置を規定するパラ
メータＲpを入力する。パラメータ出力装置Ｑは、Ｒpで
規定された位置以外に値が「１」のビットが存在しない
ランダムな系列Δｐを出力する。変換装置Ｓは、パラメ
ータ出力装置Ａx，Ａy，Ｑから入力されるパラメータΔ
ｘ，Δｙ，Δｐに基づいて画像データを変換して出力す
る。
【００５３】本実施形態例のスクランブル装置から出力
された画像は、図６の構成において、変換装置Ｓを第３
の実施形態例または第４の実施形態例のスクランブル解
除装置のように構成したスクランブル解除装置によって
元にもどすことができる。
された画像は、図６の構成において、変換装置Ｓを第３
の実施形態例または第４の実施形態例のスクランブル解
除装置のように構成したスクランブル解除装置によって
元にもどすことができる。
【００５４】以上の本発明の実施形態例によれば、矩型
領域内の画素の位置または画素の位置および値によるス
クランブルをかける際に、位置および値の変化量を制御
することで、スクランブル程度を設定可能となる。ま
た、任意の矩型領域をスクランブル可能であるから、画
像上のスクランブル領域の制御が可能となる。
領域内の画素の位置または画素の位置および値によるス
クランブルをかける際に、位置および値の変化量を制御
することで、スクランブル程度を設定可能となる。ま
た、任意の矩型領域をスクランブル可能であるから、画
像上のスクランブル領域の制御が可能となる。
【００５５】例えば、実施形態例５においてＬx＝０，
Ｕx＝１０とした場合、矩型領域中の画素は左右に最大
１０画素ずれる。これに対してＬx＝０，Ｕx＝２０とし
た場合、矩型領域中の画素は左右に最大２０画素ずれ
る。後者は前者に比べて大きく画像が乱れる。つまり位
置変化パラメータによってスクランブル程度が制御でき
る。また画素値の変化パラメータについても同様であ
る。
Ｕx＝１０とした場合、矩型領域中の画素は左右に最大
１０画素ずれる。これに対してＬx＝０，Ｕx＝２０とし
た場合、矩型領域中の画素は左右に最大２０画素ずれ
る。後者は前者に比べて大きく画像が乱れる。つまり位
置変化パラメータによってスクランブル程度が制御でき
る。また画素値の変化パラメータについても同様であ
る。
【００５６】さらに、画素の位置および値の変換が可換
則を満たす場合、同一矩型領域を複数の異なったパラメ
ータによってスクランブルした画像がスクランブルした
順序とは独立な順序で任意のパラメータについてスクラ
ンブル解除可能となる。
則を満たす場合、同一矩型領域を複数の異なったパラメ
ータによってスクランブルした画像がスクランブルした
順序とは独立な順序で任意のパラメータについてスクラ
ンブル解除可能となる。
【００５７】例えば、実施形態例１において横方向の位
置変化パラメータがΔｘ1，Δｘ2の順でスクランブルに
適用されたとき、元の矩型領域の横方向の座榛ｘの画素
は最終的に出力されるデータにおいて、横方向の座標
（Δｘ1＋Δｘ2）ｍｏｄＮxに移動する。これをパラメ
ータΔｘ1，Δｘ2の順でスクランブル解除する場合とΔ
ｘ2，Δｘ1の順でスクランブル解除する場合では、結果
は等しく、元の矩型領域の座標ｘの画素は座標ｘに戻
る。このような可換則を満たす変換の例としては、第１
の実施形態例における ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δｙ）ｍ
ｏｄＮy、 ｘ′＝（ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ＋Δｙ）ｍ
ｏｄＮy による変換や、第２の実施形態例における ｘ′＝ＥＸＯＲ（ｘ，Δｘ），ｙ′＝ＥＸＯＲ（ｙ，Δ
ｙ） による変換などがあげられる。
置変化パラメータがΔｘ1，Δｘ2の順でスクランブルに
適用されたとき、元の矩型領域の横方向の座榛ｘの画素
は最終的に出力されるデータにおいて、横方向の座標
（Δｘ1＋Δｘ2）ｍｏｄＮxに移動する。これをパラメ
ータΔｘ1，Δｘ2の順でスクランブル解除する場合とΔ
ｘ2，Δｘ1の順でスクランブル解除する場合では、結果
は等しく、元の矩型領域の座標ｘの画素は座標ｘに戻
る。このような可換則を満たす変換の例としては、第１
の実施形態例における ｘ′＝（ｘ−Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ−Δｙ）ｍ
ｏｄＮy、 ｘ′＝（ｘ＋Δｘ）ｍｏｄＮx，ｙ′＝（ｙ＋Δｙ）ｍ
ｏｄＮy による変換や、第２の実施形態例における ｘ′＝ＥＸＯＲ（ｘ，Δｘ），ｙ′＝ＥＸＯＲ（ｙ，Δ
ｙ） による変換などがあげられる。
【００５８】なお、スクランブルを複数回行わない場合
や、スクランブルの順序にしたがってスクランブル解除
を行う場合には、可換則を満たす変換を行う必要はな
く、その場合でも、スクランブルの程度や領域を制御す
ることは可能である。
や、スクランブルの順序にしたがってスクランブル解除
を行う場合には、可換則を満たす変換を行う必要はな
く、その場合でも、スクランブルの程度や領域を制御す
ることは可能である。
【００５９】
【発明の効果】以上で説明したとおり、本発明によれ
ば、矩型領域内の画素の位置および値によるスクランブ
ルにおいて、位置および値の変化量を制御することでス
クランブル程度を設定可能である。また、任意の矩型領
域にスクランブルをかけることが可能であるから、画像
上のスクランブル領域の制御が可能となる。
ば、矩型領域内の画素の位置および値によるスクランブ
ルにおいて、位置および値の変化量を制御することでス
クランブル程度を設定可能である。また、任意の矩型領
域にスクランブルをかけることが可能であるから、画像
上のスクランブル領域の制御が可能となる。
【００６０】さらに、画素の位置および値の変換が可換
則を満たすものである場合には、同一矩型領域を複数の
異なったパラメータによってスクランブルした画像が、
スクランブルした順序とは独立な順序で任意のパラメー
タについてスクランブル解除可能となる。
則を満たすものである場合には、同一矩型領域を複数の
異なったパラメータによってスクランブルした画像が、
スクランブルした順序とは独立な順序で任意のパラメー
タについてスクランブル解除可能となる。
【図１】本発明の第１、第２の実施形態例を説明する構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の第３、第４の実施形態例を説明する構
成図である。
成図である。
【図３】上記第３、第４の実施形態例の変換装置の構造
の第一例を示す図である。
の第一例を示す図である。
【図４】上記第３、第４の実施形態例の変換装置の構造
の第二例を示す図である。
の第二例を示す図である。
【図５】本発明の第５、第６の実施形態例を説明する構
成図である。
成図である。
【図６】本発明の第７、第８の実施形態例を説明する構
成図である。
成図である。
Ｓ…変換装置 ｐ…矩型領域の画素データ Δｘ，Δｙ…座標変換パラメータ Δｐ…画素値変換パラメータ Ｓ１…画素位置の変換装置 Ｓ２…画素値の変換装置 Ａx，Ａy…座標変換パラメータ出力装置 Ｑ…画素値変換パラメータ出力装置 Ｒx，Ｒy…座標変換パラメータを規定するパラメータ Ｒp…画素値変換パラメータを規定するパラメータ
Claims (10)
- 【請求項１】 画像の矩型領域の画素データと、矩型領
域における画素の横方向の座標の変換パラメータと縦方
向の座標の変換パラメータを入力し、これらの変換パラ
メータに基づいて前記矩型領域における画素の位置を変
換する手段を有する、 ことを特徴とする画像スクランブル装置。 - 【請求項２】 画像の矩型領域の画素データと、前記矩
型領域における画素の横方向の座標の変換パラメータと
縦方向の座標の変換パラメータを入力し、これらの変換
パラメータに基づいて前記矩型領域における画素の位置
を変換する手段を有する、 ことを特徴とする画像スクランブル解除装置。 - 【請求項３】 画像の矩型領域の画素データと、矩型領
域における画素の横方向の座標の変換パラメータと縦方
向の座標の変換パラメータおよび画像値の変換パラメー
タを入力し、これらの変換パラメータに基づいて前記矩
型領域の画素の位置および画素値を変換する手段を有す
る、 ことを特徴とする画像スクランブル装置。 - 【請求項４】 画像の矩型領域の画素データと、矩型領
域における画素の横方向の座標の変換パラメータと縦方
向の座標の変換パラメータおよび画像値の変換パラメー
タを入力し、これらの変換パラメータに基づいて前記矩
型領域の画素の位置および画素値を変換する手段を有す
る、 ことを特徴とする画像スクランブル解除装置。 - 【請求項５】 前記矩型領域における画素の横方向およ
び縦方向の座標の変換パラメータを発生する手段を有
し、 前記矩型領域における画素の位置を変換する手段は、前
記発生された変換パラメータに基づいて画素の位置を変
換するものである、 ことを特徴とする請求項１に記載の画像スクランブル装
置。 - 【請求項６】 前記矩型領域における画素の横方向およ
び縦方向の座標の変換パラメータを発生する手段を有
し、 前記矩型領域における画素の位置を変換する手段は、前
記発生された変換パラメータに基づいて画素の位置を変
換するものである、 ことを特徴とする請求項２に記載の画像スクランブル解
除装置。 - 【請求項７】 前記矩型領域における画素の横方向およ
び縦方向の座標の変換パラメータ並びに画素値の変換パ
ラメータを発生させる手段を有し、 前記矩型領域の画素の位置および画素値を変換する手段
は、前記発生された変換パラメータに基づいて画素の位
置および画素値を変換するものである、 ことを特徴とする請求項３に記載の画像スクランブル装
置。 - 【請求項８】 前記矩型領域における画素の横方向およ
び縦方向の座標の変換パラメータ並びに画素値の変換パ
ラメータを発生させる手段を有し、 前記矩型領域の画素の位置および画素値を変換する手段
は、前記発生された変換パラメータに基づいて画素の位
置および画素値を変換するものである、 ことを特徴とする請求項４に記載の画像スクランブル解
除装置。 - 【請求項９】 前記矩型領域の画素の位置を変換する手
段または前記矩型領域の画素の位置および画素値を変換
する手段は、前記画素の位置の変換または前記画素の位
置および画素値の変換として可換則を満たすものを用い
たものである、 ことを特徴とする請求項１または請求項３または請求項
５または請求項７に記載の画像スクランブル装置。 - 【請求項１０】 前記矩型領域の画素の位置を変換する
手段または前記矩型領域の画素の位置および画素値を変
換する手段は、前記画素の位置の変換または前記画素の
位置および画素値の変換として可換則を満たすものを用
いたものである、 ことを特徴とする請求項２または請求項４または請求項
６または請求項８に記載の画像スクランブル解除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160744A JPH118842A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 画像スクランブル装置および画像スクランブル解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160744A JPH118842A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 画像スクランブル装置および画像スクランブル解除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118842A true JPH118842A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15721525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9160744A Pending JPH118842A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 画像スクランブル装置および画像スクランブル解除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH118842A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004515920A (ja) * | 2000-12-08 | 2004-05-27 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 気体種の導入を含む薄膜製造方法 |
| JP2009201163A (ja) * | 2000-03-24 | 2009-09-03 | Contentguard Holdings Inc | 電子コンテンツから秘話化電子コンテンツを生成する方法 |
| WO2020158540A1 (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-06 | ソニー株式会社 | センサ装置、暗号化方法 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9160744A patent/JPH118842A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009201163A (ja) * | 2000-03-24 | 2009-09-03 | Contentguard Holdings Inc | 電子コンテンツから秘話化電子コンテンツを生成する方法 |
| JP2012168561A (ja) * | 2000-03-24 | 2012-09-06 | Contentguard Holdings Inc | コンピュータ可読記憶媒体 |
| JP2013214993A (ja) * | 2000-03-24 | 2013-10-17 | Contentguard Holdings Inc | 安全にデジタルコンテンツを表現する方法及び装置 |
| JP2004515920A (ja) * | 2000-12-08 | 2004-05-27 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 気体種の導入を含む薄膜製造方法 |
| WO2020158540A1 (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-06 | ソニー株式会社 | センサ装置、暗号化方法 |
| CN113330499A (zh) * | 2019-01-30 | 2021-08-31 | 索尼集团公司 | 传感器装置和加密方法 |
| US11955032B2 (en) | 2019-01-30 | 2024-04-09 | Sony Group Corporation | Sensor device and encryption method |
| CN113330499B (zh) * | 2019-01-30 | 2024-05-24 | 索尼集团公司 | 传感器装置和加密方法 |
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