JPH1188259A - Cdma基地局のためのアンテナシステムおよびcdmaアンテナシステムの利得を増大させるための方法 - Google Patents

Cdma基地局のためのアンテナシステムおよびcdmaアンテナシステムの利得を増大させるための方法

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JPH1188259A
JPH1188259A JP10176046A JP17604698A JPH1188259A JP H1188259 A JPH1188259 A JP H1188259A JP 10176046 A JP10176046 A JP 10176046A JP 17604698 A JP17604698 A JP 17604698A JP H1188259 A JPH1188259 A JP H1188259A
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antennas
energy
signal
antenna system
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Michael A Lynch
エー.リンチ マイケル
Christopher F Zappala
エフ.ザッパラ クリストファー
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Lucent Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMAシステムの複数のレイクフィンガの
それぞれへの一定のエネルギストリームの供給を補償す
ることが可能なアンテナシステムを提供する。 【解決手段】 本発明によるCDMA基地局(60)
は、複数のレイクフィンガ(110,112,..)の
それぞれへの一定のエネルギ供給を補償し、利得を改善
する。この基地局の一側面は、複数対のダイバシティア
ンテナ(62,64,..)を含む。各対の第1のアン
テナからのエネルギは、遅延を受け、各対の第2のアン
テナからのエネルギは遅延を受けない。この付加される
遅延は、レイクフィンガのチップ時間よりも大きい。各
アンテナ対からの信号は、合成され、デジタル形式に変
換される。全てのアンテナからのエネルギは、レイクフ
ィンガに経路選択され、各アンテナからのエネルギは、
レイクフィンガのうちの1つに経路選択される。そし
て、レイクフィンガからのエネルギは、単一のデータス
トリームに合成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良された通信信
号伝送に係り、特に、CDMA通信システムにおいてア
ップリンク局の利得を増加させるための改良されたアン
テナシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】セルラ電話とも呼ばれるワイアレス電話
の出現は、新しい方法および技術の驚異的な発展をもた
らした。多くのものは、通信の品質を向上させることお
よび同じ通信スペクトル中により多くのチャネルを収容
することに向けられている。1つのアプローチは、符号
分割多元接続即ちCDMAである。CDMA標準は、I
S−95により定義されている。
【0003】CDMAシステムにおいて、多元接続は、
拡散スペクトル技術に基づく。固有の二値の拡散系列、
即ち符号が、各ユーザへの各呼に割り当てられる。1つ
の割り当てられた符号をかけ算することにより、ユーザ
信号は、元の信号よりもはるかに広い帯域幅に拡散され
る。この2つの信号の比は、一般に拡散係数と呼ばれ
る。全てのアクティブなユーザが、同時に同じ周波数ス
ペクトルを共有する。
【0004】各ユーザの信号は、関連する符号信号でキ
ーイングされる相関器を使用することにより、所望の信
号を逆拡散するために、受信機において他のものと分離
される。複数のユーザが同じ周波数スペクトルを共有す
るので、他のユーザの信号は干渉の一因となる。干渉を
低減することにより、CDMAシステムの能力は増大さ
れ得る。
【0005】したがって、電力制御は、非常に重要であ
る。アップリンク、即ち携帯端末または移動体から基地
局への伝送の電力制御は、セルサイトの受信機がそのセ
ル内の全ての携帯端末から同じ公称電力を受信するよう
に、1つのセル内の携帯端末または移動体からの送信電
力を制御することを理想的に求めることができる。電力
が完全に制御できる場合、全体の干渉は、最も弱いユー
ザに対して最少化され得る。結果として、所与のシステ
ム帯域幅において処理され得る同時のユーザの数の検知
におけるCDMAシステム容量は、最大化され得る。ま
た、追加的なアンテナダイバシティを備えることによ
り、電力制御は、高速フェージングが減少することによ
り、改善される。
【0006】もちろん、多様な技術が使用されてきたに
もかかわらず、電力は完全には制御され得ない。しか
し、システム容量を増大させることは非常に望ましいこ
とがよくわかっている。
【0007】典型的なCDMAシステムにおいて、移動
体ユニットからのアップリンク信号は、4フィンガレイ
ク(RAKE)受信機を使用してとらえられ、かつ処理
される。レイク受信機は、複数のアンテナからのマルチ
パス時間的ダイバシティを利用する。エネルギは、複数
のフィンガにおいて、4つのパスの最大のものから集め
られ、単一の出力データストリームが生成される。最適
合成の形が、出力データストリームを形成するために使
用されるので、この装置は、かなり大きなアップリンク
利得を生じる。最高のアップリンク利得は、全ての4個
のレイクフィンガがエネルギをアクティブにとらえてい
るときに達成される。
【0008】従来技術の欠点は、典型的には、全ての4
個のレイクフィンガが、エネルギーをとらえることはな
く、1つ以上のレイクフィンガがアクティブでない期間
を経験することである。現在のCDMA基地局は、典型
的に、別個のRF入力に接続される二分岐ダイバシティ
アンテナを使用する。この入力は、低域変換され、デジ
タル化されかつ1つ以上のレイクフィンガに割り当てら
れる。レイクフィンガは、2つのアンテナにより受信さ
れる2つの主パスおよび2つの反射パスを追跡すること
を意図されている。しかし、実際には、全て4個のフィ
ンガが同時にアクティブであることはありそうもない。
【0009】典型的には、2つのフィンガのみがいずれ
かの所与の時間点においてアクティブである。この典型
的なレベルのフィンガアクティビティは、例えばレイク
受信機により追跡されるには弱すぎる反射パスからの短
い遅延マルチパスフェージングによる主信号のフェージ
ングにより全ての4個のレイクフィンガに、4個以上の
信号源からのエネルギが常に供給され得る場合、フィン
ガエネルギの最適合成は、実質的に増大したアップリン
ク利得を生じ、分岐におけるフェージングに無関係にさ
らなる利得が得られることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】増大した利得により、
より低い送信電力が使用でき、システム容量を増大させ
ることができる。したがって、エネルギの一定の流れを
CDMAシステムの4個のレイクフィンガのそれぞれに
供給することを補償するシステムが、必要とされかつ非
常に有利になる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、とりわけ上述
したニーズに対するものである。この目的のために、本
発明の1つの側面は、基地局において追加的な受信ダイ
バシティアンテナを備える。好ましい一実施形態におい
て、本発明は、標準的CDMA基地局に追加され得るタ
ワートップパッケージに具現化される。このアプローチ
において、追加的なアンテナ、バンドパスフィルタおよ
び線形増幅器はインテリジェントアンテナ改造装置とし
てパッケージ化され得る。また、アクティブな電子装置
は、現存するアンテナアレイに追加されるまたはこれと
置き換えられる追加的なアンテナへのケーブルと共に基
地局内に配置され得る。
【0012】各追加アンテナには、遅延装置が設けら
れ、これは、基地局のレイクフィンガのチップ時間より
も長い時間関連するアンテナからのエネルギを遅延させ
る。元のアンテナからのエネルギおよび追加アンテナか
らの遅延されたエネルギが合成される。合成されたエネ
ルギは、参照信号と混合され、分離され、レイクフィン
ガに経路選択される。
【0013】この遅延されたアンテナエネルギは、基地
局に強い反射パスとして現れ、別個のレイクフィンガに
割り当てられる。この手順は、典型的なCDMAシステ
ムにおいて一貫して得られるものよりもより有効な4個
のレイクフィンガの利用を補償する単一のRF入力によ
る2つのアンテナの時間的な多重化の効果を有する。レ
イク受信機は、データストリームを独立に分離しかつ処
理する。
【0014】本発明の別の側面は、複数のアンテナを有
し各アンテナからのエネルギが異なる遅延を受けるもの
を提供する。それぞれの付加された遅延は、レイクフィ
ンガのチップ時間よりも長い時間それぞれが異なってい
なければならない。アンテナからの信号が合成され、参
照信号と混合されて、分離されかつレイクフィンガによ
り経路選択される。このアプローチは、以下に詳細に説
明するように、本発明を具現化するために使用される全
体のハードウェアを減少させ、かつアンテナを基地局に
接続するための配線を少なくする利点を有する。
【0015】本発明のより完全な理解および本発明のさ
らなる特徴および利点は、以下の詳細な説明および図面
から明らかとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、従来技術によるCDMA
システム10の簡略化した形を示す。CDMAシステム
10は、送信移動体からの信号を受信するための2個の
ダイバシティアンテナ20および24を含む。これらの
アンテナ20および24のそれぞれは、それぞれ対応す
るバンドパスフィルタ26および28を給伝する。バン
ドパスフィルタ26および28は、ダイバシティアンテ
ナ20および24からの入力の周波数範囲を制限し、こ
の入力をそれぞれ低雑音増幅器30および32へ与え
る。
【0017】低雑音増幅器30および32は、増幅され
た出力をそれぞれミキサ34および36に提供する。ま
た、局部発振器38は、既知の発振入力をミキサ34お
よび36のそれぞれに提供する。ミキサ34および36
は、低雑音増幅器30および32と局部発振器38の和
および差からなる信号を出力としてそれぞれ生成する。
そしてミキサ34および36の出力は、それぞれローパ
スフィルタ40および42に与えられる。
【0018】ローパスフィルタ40および42は、それ
ぞれのミキサ34および36から受信した出力から和の
信号を除去し、差の信号を残す。そして、ローパスフィ
ルタ40および42は、差信号をアナログデジタル(A
/D)変換器44および46にそれぞれ与える。A/D
変換器44および46の出力は、入力選択回路48に提
供され、入力選択回路48は、複数のレイクフィンガ5
0,52,54および56のそれぞれをA/D変換器4
4および46のうちの1つの出力に選択的に接続する。
【0019】レイクフィンガ50,52,54および5
6のそれぞれは、様々なレイクフィンガに接続された入
力信号間の時間的な遅延を除去する。ダイバシティアン
テナ20および24のそれぞれは、直接信号および反射
信号の両方を理論的に提供し、反射信号は、直接信号か
ら時間的に遅延させられる。レイクフィンガ50−56
は、信号の遅延成分を除去し、レイクフィンガ50−5
6からの出力は、その出力において出力データストリー
ムを生成する合成器58に与えられる。
【0020】理論上は、全てのレイクフィンガ50−5
6は、常にアクティブであり、アンテナ20および24
から直接信号または反射信号のいずれかのストリームを
受信する。しかし、実際には、主信号も反射信号も常に
信頼性よく全てのレイクフィンガに伝送されるとは限ら
ない。この信頼性の欠如の原因は、おそらく短時間遅延
マルチパスフェージングによるまたは反射パスからの入
力選択回路48により認識され、かつレイクフィンガ5
2および56に経路選択されるには弱すぎる主信号のフ
ェージングである。この典型的な動作は、理論的に得る
ことが可能な最大値を相当に下回る値に実際のアップリ
ンク利得を低減させる結果となる。
【0021】図2は、本発明の一側面による単一ユニッ
ト遅延CDMA基地局60を示す。基地局60は、移動
体により送信される信号を受信するための4個のダイバ
シティアンテナ62,64,66および68と、4入力
2出力(“4:2”)4:2時間マルチプレクサ65と
を含む。アンテナ62および66のそれぞれは、バンド
パスフィルタ70および72のうちの一つに入力を提供
する。
【0022】バンドパスフィルタ70および72のそれ
ぞれは、アンテナ62および66からの信号をそれぞれ
制限し、即ちフィルタ除去し、この制限され、即ちフィ
ルタ除去された信号を低雑音増幅器74および76のう
ちの1つに入力として提供する。アンテナ64および6
8のそれぞれは、バンドパスフィルタ78および80の
うちの1つに入力を提供する。
【0023】バンドパスフィルタ78および80のそれ
ぞれは、アンテナ64および68からの信号をそれぞれ
制限し、この制限された信号を低雑音増幅器82および
84のうちの1つに入力として提供する。低雑音増幅器
82および84のそれぞれは、1ユニット遅延デバイス
86または88に入力を提供する。アンテナ64および
68からの信号は、1単位遅延を受け、アンテナ62お
よび66からの信号は遅延を受けない。
【0024】低雑音増幅器74の出力および一単位遅延
デバイス86の出力は、共に第1の2:1合成器90に
与えられる。低雑音増幅器76の出力および一単位遅延
デバイス88の出力は、共に第2の2:1合成器92に
与えられる。この第1および第2の2:1合成器90お
よび92のそれぞれは、その入力の和を取るように動作
する。したがって、第1の2:1合成器90の出力は、
アンテナ64および68の処理された出力の和である。
第2の2:1合成器92の出力は、アンテナ64および
68の処理された出力の和である。第1および第2の
2:1合成器90および92の出力のそれぞれは、ミキ
サ94および96のうちの1つに与えられる。
【0025】また、局部発振器98は、ミキサ94およ
び96のそれぞれに入力を提供する。第1および第2の
合成器90および92のそれぞれの出力は、ミキサ94
および96のそれぞれにより、局部発振器98の出力と
加算されかつ差を取られる。ミキサ94および96のそ
れぞれの出力は、2つのローパスフィルタ100および
102のうちの1つに与えられる。各ローパスフィルタ
100および102は、それぞれ和信号を除去し、2つ
のA/D変換器104および106に入力を提供するた
めに、差信号を通過させる。
【0026】そして、A/D変換器104および106
のそれぞれの出力は、入力選択回路108に入力として
提供される。入力選択回路108は、4個のレイクフィ
ンガ110,112,114および116のそれぞれを
選択的に、A/D変換器104および106のうちの1
つの出力に選択的に接続する。レイクフィンガ110,
112,114および116のそれぞれは、様々なレイ
クフィンガに接続されている入力間の時間遅れを除去す
るように動作する。
【0027】上記から、ダイバシティアンテナ62およ
び66は、イミデート信号を提供し、アンテナ64およ
び68は一単位遅延デバイス86および88の結果とし
ての遅延された信号を提供することが分かるであろう。
したがって、レイクフィンガ110−116のそれぞれ
には、エネルギの一定のストリームがはるかに一貫して
供給される。
【0028】そして、レイクフィンガ110−116
は、信号の遅延成分を除去することができ、これらの信
号は、出力データストリームを生成する合成器118に
与えられる。レイクフィンガ110−116が遅延され
た信号および遅延されない信号を分離することを可能に
するために、遅延量は、レイクフィンガ110−116
のチップ時間よりも大きくなければならない。レイク時
間のチップ時間は、レイクフィンガがデジタル符号の変
化を分解することができるレートである。
【0029】付加された遅れが、レイクフィンガのチッ
プ時間よりも小さい場合、レイクフィンガは、遅延され
た信号を遅延されない信号から区別することができなく
なる。しかし、遅れがチップ時間より大きい場合、レイ
クフィンガ110−116は、様々なアンテナからの信
号を区別することができ、遅れを除去して、その信号を
合成器118に与えることができる。結果として、CD
MA基地局の利得が実質的に増大する。
【0030】一単位遅延CDMA基地局60は、図1の
従来技術による基地局10に対して大きな改善を示し、
典型的には、レイクフィンガ110−116のそれぞれ
へのエネルギの確実な供給による実質的に増大された利
得を提供することになる。アンテナ64および68のそ
れぞれは、遅延回路のために、アンテナ62および66
から受信された反射エネルギと同じ位相でミキサ94お
よび96に現れる頑丈なエネルギ源を提供する。アンテ
ナ64および68からのエネルギのより大きな頑丈さの
ために、各アンテナの出力は、適切なレイクフィンガに
適切に経路選択される。これは、4個のレイクフィンガ
が、ほとんどの動作条件下で実質的に全ての時点でアク
ティブであり、実質的に改良された利得を提供すること
を補償する。
【0031】図3は、本発明の別の側面による複数単位
遅延システム120を示す。複数単位遅延システム12
0は、各アンテナからの入力が全ての他のアンテナと異
なる量を遅延されている点で、一単位遅延システム60
とは異なる。図3に示されているように、複数単位遅延
システム120は、4個のアンテナ122,124,1
26および128、並びに4入力1出力(“4:1”)
時間マルチプレクサ125を含む。
【0032】アンテナ122−128のそれぞれは、4
個のバンドパスフィルタ130,132,134および
136のうちの1つにそれぞれ接続されている。バンド
パスフィルタ130,132,134および136のそ
れぞれは、それぞれのアンテナ122−128から受信
した信号を制限し、制限された信号を低雑音増幅器13
8,140,142または144のうちの1つにそれぞ
れ与える。
【0033】低雑音増幅器138は、4:1合成器15
2に直接的に接続されている。低雑音増幅器140は、
一単位遅延デバイス146に接続されている。低雑音増
幅器142は、二単位遅延デバイス148に接続されて
おり、低雑音増幅器144は、三単位遅延デバイス15
0に接続されている。低雑音増幅器138および遅延ユ
ニット140,142および144は、4:1合成器1
52に入力を提供するために接続されている。
【0034】したがって、4:1合成器152は、それ
ぞれゼロ、一単位、二単位および三単位遅延されたアン
テナ122−128からのフィルタ除去された信号を受
信する。4:1合成器152は、受信した4個の無線周
波数(RF)信号を加算し、この和信号をミキサ153
に与える。ミキサ153は、局部発振器155からの入
力を受信するように接続されており、局部発振器155
は、一定の参照信号をミキサ153に供給する。
【0035】ミキサ153は、局部発振器155からの
信号と合成された4:1合成器152の出力の和および
差を含む信号から成る出力信号を生成する。ミキサ15
3は、その出力信号をローパスフィルタ154に入力と
して提供し、ローパスフィルタ154は、信号の上部分
を除去し、差信号を通過させる。ローパスフィルタ15
4は、差信号をA/D変換器156に与える。
【0036】A/D変換器156は、その出力を入力選
択回路158に供給する。入力選択回路158は、合成
デジタル信号を受信し、その信号を分析し、4個のレイ
クフィンガ160,162,164および166のうち
のそれぞれ1つに、信号成分を個別に経路選択する。各
レイクフィンガ160−166は、その受信信号から遅
れを取り除く。
【0037】そして、各レイクフィンガ160−166
からの信号は、合成器168に与えられ、合成器168
は、その信号を単一の出力データストリームに合成す
る。図2の一単位遅延システムの場合のように、各アン
テナ122−128に加えられる遅延は、レイクフィン
ガが信号を適切に多重化および分離するために、レイク
フィンガのチップ時間よりも大きい量異ならなければな
らない。
【0038】図3の複数単位遅延システムは、異なる時
間的遅延を受けた4個の信号を受信しかつ合成すること
ができ、その信号を4個の異なるレイクフィンガに通
し、各レイクフィンガをほとんどの動作条件下で実質的
に全ての時間アクティブに保つことができる。これによ
り、大きな信号利得が達成される。図3の複数単位遅延
システムは、図2に示されたものよりもハードウェアお
よび配線の要求を減少させる。
【0039】4:1合成器へのハードウェア供給は、図
2の一単位遅延基地局により使用されるものよりも1個
の追加的遅延ユニットが増加するのみであり、一方図3
の基地局120は、図2の第2のミキサ96、ローパス
フィルタ102およびA/D変換器106を除去する。
また、ミキサ153の左側の部品が単一のインテリジェ
ントアンテナユニットにパッケージ化される場合、1つ
の配線のみがこのユニットから基地局への接続のために
必要とされることになる。
【0040】図4は本発明によりアンテナ対の各セット
のうちの1つからの信号を遅延させることにより、基地
局の利得を向上させるための方法400により好ましく
実行されるステップを示す。ステップ402において、
エネルギは、図2のアンテナ62および64または66
および68のようなアンテナ対の各セットから受け取ら
れる。
【0041】ステップ404において、各アンテナから
の信号は、好ましくは、バンドパスフィルタ、例えばバ
ンドパスフィルタ70または78のうちのいずれかにそ
の信号を通すことにより所定の範囲に制限される。ステ
ップ406において、各アンテナからのエネルギは、好
ましくは、低雑音増幅器74または82のいずれかのよ
うな低雑音増幅器により増幅される。ステップ408に
おいて、各対の第2のアンテナからのエネルギは、例え
ば一単位遅延デバイス86により遅延される。
【0042】この遅延量は、アップリンク基地局のレイ
クフィンガのチップ時間よりも大きくなければならな
い。ステップ410において、各対の各アンテナからの
エネルギは、例えば2:1合成器90または92のうち
の1つを使用して合成され、各対に対する単一の信号を
生じる。ステップ412において、各アンテナ対からの
合成信号は、ミキサ94または96のうちの1つのよう
なミキサにより、局部発振器98からの信号のような参
照信号と混合される。
【0043】ステップ414において、各混合信号は、
好ましくはローパスフィルタ100または102のうち
の1つのようなローパスフィルタに混合信号を通すこと
により、合成されたアンテナ信号と参照信号との差を示
す信号を得るために処理される。ステップ416におい
て、各アンテナ対からの信号は、例えばアナログデジタ
ル変換器104または106のうちの1つのようなアナ
ログデジタル変換器により、デジタル形式に変換され
る。
【0044】ステップ418において、各アンテナ対か
らの信号は、例えば入力選択回路108により分離さ
れ、2つの信号が得られる。ここで、1つの信号は、各
アンテナ対から得られる。ステップ420において、各
アンテナからの信号は、レイクフィンガ110−116
のうちの1つのような別個のレイクフィンガに経路選択
される。ステップ422において、レイクフィンガから
の信号は、合成器118のような合成器により合成さ
れ、単一の出力ストリームが得られる。
【0045】図5は、図3のアンテナ122−128の
ような各セットのアンテナからの信号に異なる遅延を受
けさせることにより、基地局の利得を向上させるための
本発明による方法500により好ましく実行されるステ
ップを示す。ステップ502において、エネルギは、各
アンテナから受け取られる。ステップ504において、
各アンテナからの信号は、好ましくはバンドパスフィル
タ130−136のうちの1つのようなバンドパスフィ
ルタに信号を通すことにより、所定の範囲に制限され
る。ステップ506において、各アンテナからの信号
は、好ましくは低雑音増幅器130−144のうちの1
つのような低雑音増幅器により増幅される。
【0046】ステップ508において、各アンテナから
のエネルギは、遅延デバイスなし、一単位遅延デバイス
146、二単位遅延デバイス148または三単位遅延デ
バイス150を使用して、異なる遅延を受ける。遅延量
は、基地局のレイク受信機のレイクフィンガのチップ時
間よりも大きくなければならない。図3に示されている
ように、1つのアンテナからの信号に全く遅延を受けさ
せないことが許容される。
【0047】例えば、一組の4個のアンテナに対して、
第1のアンテナは、ゼロの遅延を受け、第2のアンテナ
は、レイクフィンガのチップ時間を超える一単位遅延を
受け、第3のアンテナは、レイクフィンガのチップ時間
の2倍を超える二単位遅延を受け、第4のアンテナは、
レイクフィンガのチップ時間の3倍を超える三単位遅延
を受ける。
【0048】ステップ510において、これらのアンテ
ナからのエネルギは、例えば4:1合成器152により
合成され、単一の信号を生じる。ステップ512におい
て、合成された信号は、例えばミキサ153により、局
部発振器155からの参照信号と混合される。ステップ
514において、各混合信号は、好ましくは混合信号を
ローパスフィルタ154のようなローパスフィルタを通
過させることにより、合成アンテナ信号と参照信号との
差を表す信号を得るために処理される。
【0049】ステップ516において、合成信号は、例
えばアナログデジタル変換器156により、デジタル形
式に変換される。ステップ518において、この信号
は、1つの信号が各アンテナから得られるように、入力
選択回路158のような入力選択回路により、複数の信
号を得るために分離される。ステップ520において、
各アンテナからの信号は、レイクフィンガ160−16
6のうちの1つのような別個のレイクフィンガに経路選
択される。ステップ522において、レイクフィンガか
らの信号は、例えば合成器168により、単一の出力ス
トリームを得るために合成される。
【0050】図6は、図1の従来技術によるアプローチ
と共に典型的に使用され得るアンテナ構成を示す。図6
は、二分岐水平ダイバシティアンテナアレイ600を示
し、これは、カバー構造604に取り付けられ、RFケ
ーブル606および607により図示しない基地局に接
続された2つの垂直偏波アンテナ601および602を
含む。アンテナ601および602は、典型的には、波
長λの10〜20倍の距離水平に離されており、約90
0MHzの周波数におけるセルラ通信に対して約10〜
20フィートとなり、または約1.96GHzの周波数
におけるPCS通信に対して約5〜10フィートであ
る。
【0051】図7〜10は、本発明との組み合わせで公
的に使用され得る多数のアンテナ配置を示す。図7は、
第1の四分岐偏波/空間ダイバシティアンテナアレイ7
00を示し、これは、タワー構造704に取り付けられ
た二対の0゜/90゜二重偏波アンテナ701および7
02を含む。従来技術のアンテナ601および602と
同様に、アンテナ対701および702は、新しいアレ
イが観察者に対して主にトランスペアレントに見えるよ
うに、従来技術によるものと匹敵するサイズのハウジン
グ内において、10〜20λ水平方向に離されて配置さ
れ得る。
【0052】RFケーブル703および705は、アン
テナ701を4:2時間マルチプレクサ708に接続す
る。この4:2時間マルチプレクサ708は、図2の時
間マルチプレクサ65として示されているような方法で
構成され得る。RFケーブル709および711は、ア
ンテナ702をマルチプレクサ708に接続する。最終
的に、RFケーブル706および707は、マルチプレ
クサ708の出力を図示しない基地局に接続する。アン
テナ対701および702は、図2のアンテナ対62お
よび64、66および68として、図2の時間マルチプ
レクサ125のような4:1時間マルチプレクサが使用
される場合、図3のアンテナ対122および124,1
26および128として適切に使用され得る。
【0053】図8は、第2の四分岐偏波/空間ダイバシ
ティアンテナアレイ800を示し、これは、タワー構造
804に取り付けられた二対の±45゜二重偏波アンテ
ナ801および802を含む。この取り付け構造は、主
としてシステムの観察者に対してトランスペアレントで
ある。RFケーブル803および805は、アンテナ8
01を4:2時間マルチプレクサ808に接続する。
【0054】同様に、RFケーブル809および811
は、アンテナ802をマルチプレクサ808に接続す
る。RFケーブル806および807は、マルチプレク
サ808の出力を図示しない基地局に接続する。アンテ
ナ801および802は、図2のアンテナ対62および
64、66および68として、または4:1時間マルチ
プレクサが使用される場合、図3のアンテナ対122お
よび124、126および128として適切に使用され
得る。
【0055】図9は、第3の四分岐偏波/空間ダイバシ
ティアンテナアレイ900を示し、これは、タワー構造
904に取り付けられた二対の二重円形偏波アンテナ9
01および902を含む。同じ10〜20λの水平方向
間隔が使用される。RFケーブル903および905
は、アンテナ901を4:2時間マルチプレクサ908
に接続する。同様に、RFケーブル909および911
は、アンテナ902をマルチプレクサ908に接続す
る。
【0056】ケーブル906および907は、マルチプ
レクサ908の出力を図示しない基地局に接続する。ア
ンテナ対901および902は、図2のアンテナ対62
および64、66および68として、または4:1置換
マルチプレクサが使用される場合、アンテナ対122お
よび124、126および128として適切に使用され
得る。
【0057】最終的に、図10は、代替的な垂直に間隔
を置いて分離されたアンテナアレイ1000を示し、こ
れは、タワー構造1004に取り付けられた二対の二重
偏波アンテナ1001および1002を含む。アンテナ
1001および1002は、0゜/90゜,±45゜ま
たは円形偏波アンテナであり、それらの中心が約10〜
20λの間隔を置かれるように垂直に間隔を置かれる。
【0058】この配置は、アンテナアレイの水平方向寸
法を好都合に減少させる。RFケーブル1003および
1005は、アンテナ1001を4:2時間マルチプレ
クサ1008に接続する。RFケーブル1009および
1011は、アンテナ1002をマルチプレクサ100
8に接続する。ケーブル1006および1007は、マ
ルチプレクサ1008の出力を図示しない基地局に接続
する。
【0059】本発明は、現存するCDMA基地局の利得
を増大させるための好ましい実施形態との関係で開示さ
れているが、上記の説明、通常の技術の発展、および以
下の特許請求の範囲と矛盾せずに、多様な具現化が当業
者によって成され得ることが認識されるであろう。例え
ば、アプリケーション環境に依存して、異なる数のアン
テナおよび他の部品が使用されることが分かるであろ
う。また、追加的なレイクフィンガ、遅延要素およびア
ンテナが、アンテナに対するレイクフィンガの比が最適
になるように使用され得ることが理解されるであろう。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればC
DMAシステムの複数のレイクフィンガのそれぞれへの
一定のエネルギストリームの供給を補償することが可能
なアンテナシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるCDMAシステムの構成を示す
図。
【図2】本発明の一側面によるCDMA一単位遅延シス
テムを示す図。
【図3】本発明の別の側面によるCDMA複数単位遅延
システムを示す図。
【図4】本発明によるCDMAアンテナシステムの利得
を増大させるための第1の方法を示す図。
【図5】本発明による第2のCDMAアンテナシステム
の利得を増大させるための第2の方法を示す図。
【図6】図1の従来技術によるCDMAシステムと共に
典型的に使用されるアンテナアレイを示す図。
【図7】本発明との組み合わせで適切に使用され得る様
々なアンテナアレイを示す図。
【図8】本発明との組み合わせで適切に使用され得る様
々なアンテナアレイを示す図。
【図9】本発明との組み合わせで適切に使用され得る様
々なアンテナアレイを示す図。
【図10】本発明との組み合わせで適切に使用され得る
様々なアンテナアレイを示す図。
【符号の説明】
60 一単位遅延CDMA基地局 62−68 ダイバシティアンテナ 65 4:2時間マルチプレクサ 70,72 バンドパスフィルタ 74,76 低雑音増幅器 78,80 バンドパスフィルタ 82,84 低雑音増幅器 86,88 一単位遅延デバイス 90,92 2:1合成器 94,96 ミキサ 100,102 ローパスフィルタ 104,106 A/D変換器 108 入力選択回路 110−116 レイクフィンガ 118 合成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 クリストファー エフ.ザッパラ アメリカ合衆国,08889 ニュージャージ ー,ホワイトハウス ステイション,バウ レイ プレイス 14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上のアンテナ(62,6
    4,..)と、複数の遅延ユニット(86,88)と、
    複数のレイクフィンガ(110,112,..)と、入
    力セレクタ(108)とからなり、 前記遅延ユニットのそれぞれが、前記2つ以上のアンテ
    ナのうちの1つに接続され、前記遅延ユニットのそれぞ
    れが、それが接続される前記1つのアンテナから受信さ
    れるエネルギの伝送を遅延させるように動作し、 前記レイクフィンガのそれぞれが、前記アンテナの1つ
    のみに対応し、前記レイクフィンガのそれぞれが、前記
    対応するアンテナにより受信されるエネルギを表す信号
    を受信するように動作し、 前記入力セレクタが、複数の信号を受信し、前記信号の
    それぞれが、前記アンテナのうちの1つまたは前記アン
    テナのうちの1つに接続された遅延ユニットから、前記
    入力セレクタにより受信され、各信号は、対応するアン
    テナにより受信されたエネルギを表し、前記入力セレク
    タは、前記アンテナのうちのそれぞれ1つからの信号を
    前記レイクフィンガの対応する1つに選択的に経路選択
    するように動作することを特徴とするCDMA基地局の
    ためのアンテナシステム。
  2. 【請求項2】 複数のアナログデジタル変換器をさらに
    含み、前記アナログデジタル変換器のそれぞれが、前記
    アンテナのうちの1つに直接または前記遅延ユニットの
    うちの1つを介して接続され、前記アナログデジタル変
    換器のそれぞれが、前記接続されたアンテナにより受信
    される前記エネルギを表すデジタルデータストリームの
    出力として構成されるように動作し、前記アナログデジ
    タル変換器のそれぞれは、前記入力セレクタに接続さ
    れ、前記出力が、前記入力セレクタに入力を提供するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアンテナシステム。
  3. 【請求項3】 前記1つ以上のアンテナが、複数のアン
    テナ対からなり、前記アンテナ対のそれぞれが、第1の
    アンテナおよび第2のアンテナからなることを特徴とす
    る請求項2記載のアンテナシステム。
  4. 【請求項4】 前記遅延ユニットのうちの1つが、前記
    アンテナ対のそれぞれのうちの前記第2のアンテナのそ
    れぞれに接続されていることを特徴とする請求項3記載
    のアンテナシステム。
  5. 【請求項5】 前記遅延ユニットのそれぞれが、前記第
    2のアンテナのそれぞれからの信号を、前記入力セレク
    タのチップ時間よりも大きい量遅延させることを特徴と
    する請求項4記載のアンテナシステム。
  6. 【請求項6】 各アンテナに接続された、低雑音増幅器
    を含み、前記低雑音増幅器は、前記アンテナにより受信
    された前記信号を増幅するように動作することを特徴と
    する請求項5記載のアンテナシステム。
  7. 【請求項7】 アンテナ対の数が2であることを特徴と
    する請求項6記載のアンテナシステム。
  8. 【請求項8】 前記遅延ユニットのそれぞれが、特定の
    遅れ値でプログラムされており、前記遅延ユニットのそ
    れぞれの遅れ値が、前記他の遅延ユニットの前記値か
    ら、前記入力セレクタのチップ時間よりも大きい量だけ
    異なっていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ
    システム。
  9. 【請求項9】 エネルギを2つ以上のアンテナから伝送
    するステップと、 前記アンテナのうちの少なくとも1つからのエネルギを
    遅延させるステップと、 それぞれが前記アンテナのうちの1つからの前記エネル
    ギに基づく複数の信号を構成するステップと、 前記アンテナのそれぞれからの信号を、それぞれが前記
    アンテナのうちの1つに対応する複数のレイクフィンガ
    のうちの1つに経路選択するステップとを有することを
    特徴とするCDMAアンテナシステムの利得を増大させ
    るための方法。
  10. 【請求項10】 前記アンテナのそれぞれに対するデジ
    タル信号を構成するステップをさらに含み、前記信号の
    それぞれが前記アンテナのうちの1つのみにより受信さ
    れるエネルギに基づくことを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 エネルギは、複数のアンテナ対のそれ
    ぞれから受信され、各対は、第1のアンテナおよび第2
    のアンテナを含み、前記対のそれぞれの前記第2のアン
    テナのそれぞれからの前記エネルギを遅延させるステッ
    プをさらに含むことを特徴とする請求項10記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第2のアンテナのそれぞれからの
    前記エネルギが、前記アンテナシステムのチップ定数よ
    りも大きい量だけ遅延させられることを特徴とする請求
    項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記アンテナのそれぞれからのエネル
    ギを遅延させるステップをさらに含み、 前記アンテナのそれぞれからの前記エネルギは、前記ア
    ンテナシステムのチップ定数よりも大きい量だけ前記他
    のアンテナのそれぞれからの前記エネルギの前記遅延か
    ら異なる量遅延させられることを特徴とする請求項10
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記アンテナの前記エネルギに基づい
    て前記デジタル信号を構成するステップの前に、前記ア
    ンテナのそれぞれからの前記エネルギを増幅するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 少なくとも2対のダイバシティアンテ
    ナと、 ダイバシティアンテナの前記対への複数の入力対を有す
    る時間マルチプレクサとを有し、前記時間マルチプレク
    サが、前記入力対のそれぞれからの少なくとも1つの入
    力に接続された少なくとも1つの遅延ユニットをさらに
    含むことを特徴とするアンテナシステム。
  16. 【請求項16】 ダイバシティアンテナの総数に対応す
    る数のレイクフィンガを有するレイクフィンガアッセン
    ブリをさらに含むことを特徴とする請求項15記載のア
    ンテナシステム。
  17. 【請求項17】 レイクフィンガアッセンブリが、チッ
    プ時間により特徴づけられ、前記少なくとも1つの遅延
    ユニットが、チップ時間よりも大きい遅れを提供するこ
    とを特徴とする請求項16記載のアンテナシステム。
  18. 【請求項18】 少なくとも2対のダイバシティアンテ
    ナが、2対の水平方向に間隔を置かれた二重偏波アンテ
    ナを含むことを特徴とする請求項15記載のアンテナシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 前記ダイバシティアンテナ対が、タワ
    ー構造に取り付けられており、RFケーブルにより時間
    マルチプレクサに接続されていることを特徴とする請求
    項15記載のアンテナシステム。
  20. 【請求項20】 時間マルチプレクサの出力を基地局に
    適切に接続するRFケーブルをさらに含むことを特徴と
    する請求項15記載のアンテナシステム。
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