JPH118605A - 情報を送信する方法とその装置、及び情報を処理する方法とその装置 - Google Patents

情報を送信する方法とその装置、及び情報を処理する方法とその装置

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JPH118605A
JPH118605A JP10121084A JP12108498A JPH118605A JP H118605 A JPH118605 A JP H118605A JP 10121084 A JP10121084 A JP 10121084A JP 12108498 A JP12108498 A JP 12108498A JP H118605 A JPH118605 A JP H118605A
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Philippe Piret
フィリペ ピレー
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の変調レベルの数が多いことにより、受
信レベルの精密な評価が困難になるという欠点を克服す
るための情報送信方法とその装置、及び情報処理方法と
その装置を提供する。 【解決手段】 第1組の異なる値を取るn個の中間シン
ボルの中間シーケンスを各々の情報シーケンスと組合わ
せて情報シーケンスを変換し(2)-(3)、変調数と呼ばれ
る第2組の要素を第1組の各々の要素と組合わせ、カー
ジナル数が第1組のカージナル数未満である第2組の値
を考慮に入れて中間シーケンスを変換し(3)-(4)、変換
結果の各変調数のシーケンス内の数によって物理量を変
調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報を送信する装置
と方法および、情報を処理する装置と方法に関するもの
である。
【0002】特に、例えば無線手段によってチャネル上
で送信される電気信号の変調によって情報を送信する場
合に適用される。更に具体的には、本発明は1994年
4月29日に出願された欧州特許明細書EP−94 4
00 936.4号(平成5年12月20日出願の特願
平5−344920号に対応)および1995年5月3
1日に出願されたEP−95 303693.6号(平
成7年5月1日出願の特願平7−131106号に対
応)に記載の装置と方法の改善のために適用されるもの
である。
【0003】
【従来の技術】まず、一例として、送信されるべき情報
が有限アルファベット内のn倍のシンボルシーケンスと
して現れる場合を検討してみる。これらのシーケンス
は、冗長性に関連する情報に影響を及ぼすエラーを修正
するように設計された冗長性を表すことができるが、以
下ではこれらのシーケンスを情報シーケンスと呼ぶこと
にする。
【0004】これらのシーケンスは、シーケンスからチ
ャネル上で送信される電気信号を生成する“エンコー
ダ”とも呼ばれる送信装置に送られる。この送信装置か
らの出力信号が、シーケンスを供給する1つの周波数f
と比較してより拡張された周波数帯域を占め、この周波
数帯域内で送信されるエネルギーがこの周波数帯域内に
平均して均一に配分されることは、有利である。
【0005】上記の出願EP−94 400936.4
(特願平5−344920号)に開示さているスペクト
ル拡張方法は、ある瞬間に振幅が高すぎる信号を発生す
ることがある。
【0006】その理由としては、これらの方法による
と、+1と−1の値を取るシンボルシーケンスによって
表すことができる各々の情報シーケンスが、1/fに等
しい比率である期間Tごとにn個のシンボルという比率
でエンコーダに入るからである。その要素が+1と−1
の値だけを取る正方行列から導出されたアダマール関数
を用いることによって、問題の継続期間がTである時間
間隔内に、搬送波を変調する信号が発生される。
【0007】一例として、8行×8列を有するマトリク
スに基づくアダマール関数を用いた場合、時間間隔は等
しい時間の8つのサブ間隔(継続期間がT/8に等し
い)に分割される。i番目のサブ間隔に発生される信号
は、アダマール・マトリクスのi番目の列と、各々のシ
ンボルが+1と−1のうちの1つを取る送信される8つ
のシンボルのシーケンスを含む行との積に等しい。
【0008】エラーによる影響を受ける対応する信号を
受信すると、エンコーダ内でもたらされたものと同一の
新たなアダマール関数がもたらされ、その結果生ずるシ
ーケンスの連続的要素の符号によって、評価されたシン
ボルシーケンスの値が与えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この方法には以下のよ
うな欠点がある。 (1)異なる値の数が各シーケンス内のシンボル数+1
に等しい。電気信号の変調レベルがこのように多数ある
ため、受信されるレベルの精密な評価が比較的困難にな
る。 (2)最大の変調値が生ずる可能性が最小の変調値より
も大幅に少ない。 (3)送信されるエネルギーの最大レベルは送信される
エネルギーの2乗平均に比例して増大する。
【0010】本発明は、上記のような欠点を克服するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の情報送信装置は、物理量を変調することによって情報
シーケンスを送信するための情報送信装置であって、各
々が第1組の異なる値を取るn個の中間シンボルの中間
シーケンスを各々の情報シーケンスと組合わせて変換す
る情報シーケンス変換手段と、カージナル数が第1組の
値のカージナル数未満である第2組の値を考慮に入れ
て、変調数と呼ばれる第2組の要素を第1組の各要素と
組合わせて変換する中間シーケンス変換手段と、変調数
の各シーケンス内の数によって物理量を変調する変調手
段とを有することを特徴とする。
【0012】又、本発明の情報送信方法は、物理量を変
調することにより情報シーケンスを送信する情報送信方
法であって、第1組の異なる値を取るn個の中間シンボ
ルの中間シーケンスを各々の情報シーケンスと組合わせ
て、情報シーケンスを変換するステップと、変調数と呼
ばれる第2組の要素を第1組の各々の要素と組合わせ、
カージナル数が第1組のカージナル数未満である第2組
の値を考慮に入れて中間シーケンスを変換する中間シー
ケンス変換ステップと、各変調数のシーケンス内の数に
よって物理量を変調する変調ステップとを含むことを特
徴とする。
【0013】これらの構成によって、物理量の異なる変
調レベルの数は、情報シーケンスを形成することができ
る異なるシンボル数未満となる。最高レベルの値が統計
的に最も稀であり、これらの値が低い変調値へとマッピ
ングされる場合、本発明によって、別個のシーケンス間
の差をある程度まで縮小することなく、変調手段によっ
て発される最大エネルギーを大幅に縮減することが可能
になる。
【0014】ここで、前記情報シーケンスは、各々が2
つの異なる値を取るk個の情報項目を有し、前記情報シ
ーケンス変換手段は、n×n次元のマトリクスのk行の
サブマトリクスを利用して、各々がk+1の異なる値を
有するn個の中間シンボルの中間シーケンスによって、
各情報シーケンスを表す。また、前記情報シーケンス変
換手段は、+1および−1の値を取る数のシーケンスに
前記サブマトリクスを作用させる。
【0015】これらの構成によって、本発明はスペクト
ル拡張の特性を呈する情報送信方法と装置に適用され、
特に、1994年4月29日に出願された欧州特許明細
書EP−94 400 936.4号(特願平5−34
4920号)および1993年5月31日に出願された
EP−95 303693.6号(特願平7−1311
06号)に記載の装置と方法の改善のために適用され
る。
【0016】ここで、前記変調数の値が第1の所定しき
い値未満であり、前記中間シーケンス変換手段は、前記
第1しきい値未満である数を前記第1しきい値を越える
各々の中間数と組合わせる。また、前記変調数の値が第
2の所定しきい値を越えており、前記中間シーケンス変
換手段は、前記第2しきい値を越える数を前記第2しき
い値未満である各々の中間数と組合わせる。また、前記
変調数の値が第2組の値を形成し、前記中間シーケンス
変換手段は、所定の定数を利用し、前記組の値に属する
数を値が前記所定の組の値に属さない各々の中間数と組
合わせて、前記中間数に又は中間数から定数を必要な回
数だけ加算または減算する。
【0017】これらの各々の構成によって、中間シーケ
ンスの変換は特に簡単になり、かつ簡単で確実で経済的
な手段によって実行することが可能になる。
【0018】又、本発明の情報処理装置は、n個の変調
数のシーケンスによって変調された物理量により表され
る情報を処理する情報処理装置であって、物理量を復調
し、n個の復調数のシーケンスを供給する復調手段と、
n行×n列のアダマール・マトリクスを利用し、n個の
変換済み数の変換済みシーケンスを復調数の各々のシー
ケンスと組合わせて復調数のシーケンスを変換する第1
変換手段と、前記変換済みのシーケンス内の変換された
数を考慮に入れて、各々の変換済みシーケンスにクラス
付けする分類手段と、各々の変換済みシーケンスのクラ
スを考慮に入れて、各々の変換済み数を情報の評価項目
で置換して変換済みシーケンスを変換する第2変換手段
とを有することを特徴とする。
【0019】又、本発明の情報処理方法は、t個の異な
る値を取ることができるn個の変調数のシーケンスによ
って変調される物理量により表される情報を処理する情
報処理方法であって、物理量が復調され、n個の復調数
のシーケンスが供給される復調ステップと、各々が少な
くともt+1の異なる値を取ることができる変換済み数
の変換済みシーケンスを各々の復調シーケンスと組合わ
せて復調数のシーケンスを変換する第1変換ステップ
と、前記変換済みシーケンス内の変換された数を考慮に
入れて、各々の変換済みシーケンスにクラス付けする分
類ステップと、各々の変換済みシーケンスのクラスを考
慮に入れて、各々の変換済み数を情報の評価項目で置換
して変換済みシーケンスを変換する第2変換ステップと
からなることを特徴とする。
【0020】これらの構成によって、復調シーケンスに
よって表させる送信される情報の項目は、先ず、いわゆ
る“変換済み”数を考慮に入れた、各シーケンスに対応
する変換済みシーケンスのクラスによって特定され、次
ぎに、前記変換済みシーケンス基づくクラスを考慮に入
れた変換済みシーケンスの変換によって特定される。
【0021】一般に、変調数のシーケンスは独自の構成
方式を有している。それらは可能な値の全てを取ること
はできず、それらの値を微分するためには、特定のクラ
スに対応するそれらの値の発生方式を認識することが必
要である。クラスが判定されると、復調シーケンスの第
1変換を利用して、復調シーケンスの第2変換が、送信
される情報の項目と同一であると見なされる評価情報の
項目を供給する。
【0022】ここで、前記第1変換手段、あるいは第1
変換ステップでは、マトリクス計算を利用する。また、
前記第2変換手段、あるいは第2変換ステップでは、n
×n次元のアダマールマトリクスを使用する。また、前
記分類手段、あるいは分類ステップは、変換済み数の最
大絶対値の測定値を供給する最大値判定手段、あるいは
最大値判断ステップを含む。また、前記分類手段あるい
は分類ステップは、変換済みシーケンスと所定数のシー
ケンス群との距離の測定値を供給する距離計算手段、あ
るいは距離計算ステップを含む。また、前記第2変換手
段、あるいは第2変換ステップでは各々の変換済み数を
バイナリ情報の項目で置換する。
【0023】これらの構成によって、分類手段や第2変
換手段、あるいは分類ステップや第2変換ステップは、
特に簡単で信頼性が高く、使用上経済的になる。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図面を参照した以下の説明に
よって、本発明の利点、目的および特徴をより理解し易
くなろう。
【0025】以下に図示し説明する情報送信装置の例で
は、振幅の絶対値が所定のしきい値を超える信号から必
要に応じた回数だけ所定量を減算、またはその信号に加
算して、絶対値が前記しきい値未満の振幅を得ることを
目的としている。
【0026】図1には上から下に、順に次の例が図示さ
れている。
【0027】送信されるk(本例ではkの値が16)の
バイナリ情報項目のシーケンス、本例ではそのバイナリ
値は: +1 0 0 +1 +1 +1 0 0 +1 0 0 +1 0 0 0 0
…(1)であり、要素が送信されるバイナリ情報に対応
するマトリクスラインの要素は: +1 -1 -1 +1 +1 +1 -1 -1 +1 -1 -1 +1 -1 -1 -1 -1
…(2)であり、前記バイナリ情報を表すn(本例では
nの値は16)の数のいわゆる“中間”シーケンスと、
中間シーケンス内の数の値にマッピングされた“変調
数”と呼ばれるnの数値のシーケンスと、が連続的に示
されている。
【0028】いわゆる“中間”シーケンスは、n=16
行×n=16列のアダマール・マトリクスのk行のサブ
マトリクスにより、送信されるk個のバイナリ情報項目
に対応するマトリクス行のマトリック積の連続値を取る
ことによって、得られる。
【0029】マトリクスライン内では、k個の要素は送
信されるバイナリ情報の値に下記のような態様で左から
右へと連続的に対応するバイナリ値を有している。
【0030】すなわち、送信される情報項目の各々のバ
イナリ値“+1”には、マトリクス行の要素のバイナリ
値“1”が対応する。送信される情報項目の各々のバイ
ナリ値“0”には、マトリクス行の要素のバイナリ値
“−1”が対応する。
【0031】従って、例(1)に示した情報に対応する
マトリクス行は、(2)に示した連続値の要素を有して
いる。
【0032】ここで、他の変換、特に値jと組合わされ
た変換を使用することもでき、−1の値が前記の値jに
等しいべきで(−1)jのように累乗され、次に0が1
と1が−1と組合わされることに留意されたい。
【0033】これらの要素は図1の2行目に示されてい
る。
【0034】一例として、説明し図示されている本実施
の形態で選択され用いられているアダマール・マトリク
スHは、下記のとおりである。
【0035】 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 H=+1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 +1 +1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 −1 −1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 +1 +1 −1 −1 +1 −1 −1 +1 −1 +1 +1 −1 −1 +1 +1 −1 +1 −1 −1 +1 アダマール・マトリクスは+1または−1の値を有する
要素のマトリクスであり、アダマール・マトリクスとそ
の転置マトリクスとの積は対角行列であることが想起さ
れよう。
【0036】送信されるシーケンスのi番目の数の数値
は、jが1から(本例ではkが16である)kまで達す
る間の、マトリクス行のバイナリ情報のj番目の項目と
マトリクスHのi番目の列のj番目の値との積の総和に
等しい。
【0037】このように、送信されるべきシーケンスの
4番目の値は、下記に等しい。
【0038】(+1・+1)+(-1・-1)+(-1・-1)+(+1・+1)+(+1・+
1)+(+1・-1)+(-1・-1)+(-1・+1)+(+1・+1)+(-1・-1)+(-1・-1)
+(+1・+1)+(-1・+1)+(-1・-1)+(-1・-1)+(-1・+1)=8 このように、中間シンボルのシーケンスは、下記の連続
値を有している。
【0039】 -4 0 +4 +8 +4 0 -4 +8 +4 0 +4 0 -4 +8 -4 0 …(3) シーケンス内の数の値が偶数であり、−16から+16
までの範囲に及ぶことは容易に示すことが可能である。
【0040】“変調数”と呼ばれる数値のシーケンス
は、下記のようにマッピングすることにより得られる。
すなわち、絶対値が厳密に51/2 未満である各数値をそ
れ自体にマッピングし、絶対値が厳密に51/2 以上であ
る各数値を、絶対値が厳密に51/2 未満であり、かつ、
以下の記述では“スキップ”と呼ばれる定数を加算また
は減算することで得られる値にマッピングすることによ
って得られる。この場合はスキップは11に等しい。
【0041】本例で選択された51/2 の値を有するしき
い値は、スキップ11の1/2 に等しいことが分かる。
【0042】このように、−16,−14,−12,−
10,−8,−6,−4,−2,0,+2,+4,+
6,+8,+10,+12,+14,+16が、それぞ
れ−5,−3,−1,+1,+3,+5,−4,−2,
0,+2,+4,−5,−3,−1,+1,+3,+5
にマッピングされる。
【0043】従って、上記に(3)で示した例に従っ
て、変調数のシーケンスは下記に等しい。
【0044】 -4 0 +4 -3 +4 0 -4 -3 +4 0 +4 0 -4 -3 -4 0 …(4) ここで、変調数はt個の異なる値を取ることができ、こ
の場合tは11の値を有することに留意されたい。
【0045】このように、基本的な特徴としては、本発
明の目的である情報シーケンスの送信装置は、各々が第
1組の異なる値を取ることができるn個の“中間”シン
ボルの“中間”シーケンスを各々の情報シーケンスと組
合わせるように構成された情報シーケンスの変換手段
と、カージナル数が厳密に第1組の値のカージナル数未
満である第2組の値を考慮に入れて、“変調数”と呼ば
れる第2組の要素を第1組の各要素と組合わせる中間シ
ーケンスの変換手段と、変調数の各シーケンス内の数に
よって物理量を変調するように構成された変調手段とを
有している。
【0046】更に、変調数の値は+5.5の値を有する
第1のしきい値未満であって、中間シーケンスを変換す
る手段は前記第1しきい値未満である数を前記第1しき
い値以上である各々の中間値と組合わせるように構成さ
れ、変調数の値はこの場合は−5.5である第2しきい
値以上であって、中間シーケンスを変換する手段は前記
第2しきい値以上である数を前記第2しきい値未満であ
る各々の中間値と組合わせるように構成され、かつ、変
調数の値が前記第2組を形成し、中間シーケンスを変換
する手段は所定の定数を利用し、前記中間数に必要な回
数だけ定数を加算しまたは減算して、前記組に属する数
を値が前記所定の組に属さない各々の中間数とを組合わ
せるように構成される。
【0047】送信されるバイナリ情報は単一の情報源か
ら、または幾つかの情報源、すなわち情報に影響を及ぼ
すエラーを修正可能である冗長性を供給可能なエンゴー
ダ装置、または重要ではない“パディング(埋め込
み)”情報を供給する装置から等しく送出可能であるこ
とに留意されたい。(後者の場合、有為性がないシンボ
ルに相当するので、“情報”という用語は数学的な意味
で理解されるべきではなく、任意のシンボルに拡大され
た意味に理解されるべきである。) 図2は、情報送信装置が使用する機能構成を図示してい
る。
【0048】例えば、データ記憶装置、情報受信システ
ム、または送信情報の処理システムからなるデータ発生
器101が情報を供給する。説明し図示している例で
は、送信される情報はk=16のバイナリ情報項目を有
するバイナリ情報のシーケンスの形式で供給される。
【0049】ROM102が、そのアドレス・ポートに
提供される16のバイナリ情報項目の各シーケンスを、
値が−5と+5の範囲にあるn=16の連続的な変調数
にマッピングする。この目的のため、前記ROMは(専
門家には“ルックアップテーブル”として知られてい
る)マッピング・テーブルとして動作し、アドレス・ポ
ートはk=16の電気接続線で送信される情報のバイナ
リ値を受信し、別の4つの接続線で1から16までのパ
ルスをカウントするクロックパルス・カウンタ100B
の出力を表すバイナリ値を受信する。
【0050】クロック100Aは、前述のカウンタ10
0Bと連結され、本情報送信装置の様々な構成要素の動
作をカウントする。カウンタ100Bは、n=16のカ
ウントされたパルスがクロック100Aから到達するご
とに、データ発生器101に1つのパルスを送る。
【0051】このように、クロック100Aと連結され
たカウンタ100Bは、ルックアップテーブルが対応す
るアダマール・マトリクスHの行数を供給し、このルッ
クアップテーブルは、中間シーケンス内の各数値を供給
する前述のマトリクス計算と、図1に関連して前述した
ように、変調数を中間シーケンスの各中間シンボル々と
組合わせるマッピング手段とを複合的に使用している。
【0052】従って、ROM102の出力バスは、本例
の場合、−5と+5を含むその間の数値全体を表すため
に用いられる4本の接続線を含んでいる。
【0053】変調器103は、ROM102の出力バス
から送られる変調数のシーケンス内の連続的な数値に従
って、本例では電波である物理量を変調する。
【0054】アンテナ110は、変調器103によって
変調された、本例では電磁波の形である物理量を送信す
る。
【0055】本発明は、データの記憶(記憶部は図示せ
ず)、およびデータの送信(図2に図示)に等しく適用
できることに留意されたい。
【0056】図2は、実質的にプログラム不可能な固定
式回路に相当することも認識されたい。一方、図3はプ
ログラム可能な回路に相当する。
【0057】図3には、本実施の形態の電子送信装置3
01の主要構成要素が図示されている。
【0058】この送信装置301は、バス302によっ
て相互接続された構成要素とプログラムによって制御さ
れるCPU306とを利用した、プログラム可能な電子
システムの分野では既知である構成を有しており、その
簡単なアルゴリズムが図7A、図7Bおよび図7Cに関
連して以下に示される。
【0059】入力ポート303は、データ発生器101
からバイナリ情報を受信し、CPU306の制御により
それらをRAM304に送信する。
【0060】RAM304は、パラメータ、変数、数値
データおよび中間処理値を受信するように設計されたレ
ジスタを含んでおり、これらの要素には説明を簡明にす
るためレジスタと同じ名称を付してある。すなわち、動
作ループをカウントするように設計された変数iを含む
レジスタi、レジスタ“totransseq”は、16の中間シ
ンボルに対応するいわゆる“中間”シーケンスを記憶
し、このシーケンスは図1の第3行目に関連して記載さ
れたマトリクス計算に従って考慮される。また、レジス
タ“modifseq”は、図1の4行目に関連して記載された
マッピングに従って、シーケンスtotransseqの数にマッ
ピングされた変調数のシーケンスを記憶する。
【0061】ROM305は、装置、特にCPU306
の動作を可能にするプログラムを記憶する。例えば既知
のマイクロコントローラからなるCPU306は、情報
送信装置301の主要構成要素の動作を制御する。
【0062】出力ポート308は、送信された物理量を
変調するように設計された変調器103に変調数を送信
する。最後に、変調器103がアンテナ110に接続さ
れる。
【0063】図4は、図3に示した送信装置103の動
作の簡略なアルゴリズムを示すフローチャートである。
【0064】動作ステップ600の開始で、CPU30
6は、送信されるシンボルが入力ポート303に存在す
るか否かを判定するテスト(ステップ601)を実行す
る。ステップ601のテストの結果がNOである場合
は、このテストが繰り返される。ステップ601のテス
トの結果がYESである場合は、ステップ602で送信
される16のバイナリ情報の項目が入力ポート303で
受信される。
【0065】ステップ603で変数iが数値“0”に初
期設定される。ステップ604で変数iは1だけ増分さ
れる。ステップ605で、中間シーケンスtotransseqの
i番目の中間シンボルが、図1の第3行目に記述したマ
トリクス計算に従って考慮され、図1の第4行目に記述
したマッピングに従って、値が対応する中間シンボルの
値に相当する変調数にマッピングされる。
【0066】変調された値は、このように変調数シーケ
ンスのi番目の数に帰属し、レジスタmodifseq内に記憶
される。
【0067】テスト(ステップS607)は変数iが1
6の値に達したか否かを判定する。ステップS607の
テストの結果がNOである場合は、ステップ604,6
05が繰り返される。ステップS607のテストの結果
がYESである場合は、中間シンボルのシーケンスmodi
seqは連続的に変調器103に送信され、ステップ60
8でアンテナ110によって送信される周期的な信号に
変調する。次に、ステップS601に戻って再度テスト
を実行する。
【0068】図5には、アンテナ110によって送信さ
れる信号を受信し、情報をこれらの信号の発信源で評価
するように設計された、本実施の形態の情報処理装置の
機能ブロックが示されている。
【0069】受信アンテナ410は、送信アンテナ11
0によって変調された電磁波を受信し、これを任意に増
幅した後で復調器409に送信する。
【0070】復調器409は、その値に送信に影響を及
ぼすことがあるノイズがあるので任意の値の“復調数”
と呼ばれる数のシーケンスを供給し、これらの復調数の
シーケンスを復調数のシーケンスを変換する第1変換手
段408に送信する。第1変換手段408は、“変換済
み”数と呼ばれる16の数の“変換済み”シーケンスを
16の復調数の各々のシーケンスと組合わせるように構
成されている。
【0071】説明し図示している例では、第1変換手段
408は、復調数によって形成されるマトリクス行と、
図1から図3に関連して図示した情報送信装置で使用さ
れるアダマール・マトリクスの転置マトリクスとのマト
リック積を生成する。
【0072】分類手段407は、前記変換済みのシーケ
ンスの変換された数を考慮に入れて、各々の変換済みシ
ーケンスにクラス付けするように構成されている。
【0073】変換済みシーケンスを変換するための第2
変換手段は、各々の変換済み数を情報の評価項目に置換
するために、各々の変換済シーケンスのクラスを考慮に
入れるように構成されている。
【0074】このように、分類手段407と復調シーケ
ンスを変換する第2変換手段405とによって、図7
A、図7Bおよび図7Cに関連して後述する規則を用い
て、前記数のシーケンスによって表される情報項目の評
価が行われる。
【0075】評価された情報は、第2変換手段405に
よってデータ受信部401に送信される。データ受信部
401は、データ記憶手段、データ処理手段、またはデ
ータ送信手段のいずれであってもよい。クロック400
が装置が使用する全ての機能の動作を同期化する。
【0076】図6には、本実施の形態の電子情報処理装
置501の主要構成要素が示されている。
【0077】この情報処理装置501は、バス502に
よって相互に接続された構成要素と、そのアルゴリズム
を下記に簡略に説明する(図7A、図7B、および図7
Cの)プログラムによって制御されるCPU506との
使用に基づいて、プログラム可能電子システムの分野で
は既知の構成を有している。
【0078】入力ポート503は、復調器409から送
られるバイナリ情報を受信し、CPU506の制御によ
ってそれらの情報をRAM504に送出する。
【0079】RAM504は、パラメータ、変数、数値
データおよび中間処理値を受信するように設計されたレ
ジスタを含んでおり、これらの要素には説明を簡明にす
るために同じ名称を付してある。すなわち、−復調数の
シーケンスを記憶するdemoseq,変換済み数のシーケン
スを記憶するtranseq,変換済み数の最大絶対値を記憶
するmaxabs,変換済み数の最小絶対値を記憶するminab
s,評価された情報シーケンスを記憶するestimdataであ
る。
【0080】ROM505は、装置、特にCPU506
の動作を可能にするプログラムを記憶する。例えばマイ
クロコントローラからなる公知のCPU506は、情報
処理装置の主要構成要素の動作を制御する。
【0081】出力ポート508は、評価された情報をデ
ータ受信部401に送信する。
【0082】図7A、図7Bおよび図7Cは、図5およ
び図6に示した情報処理装置の動作の簡略なアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。
【0083】ステップ701の開始で、テスト(ステッ
プ702)でシンボルが復調器409から受信されてい
るか否かを判定する。ステップ702のテストの結果が
NOである場合、すなわちシンボルが受信されていない
場合は、このテストが繰り返される。
【0084】ステップ703では、16の復調数のシー
ケンスdemoseq、すなわちRAM504のレジスタdemos
eqに記憶されたシーケンスを形成するために、復調器4
09から送られる16の復調数の送信を待機する。
【0085】次に、ステップ704では、図1に示した
アダマール・マトリクスの転置マトリクスを利用して、
16の要素のマトリクス行を形成する16の復調数に対
しマトリクス積を実行する。ステップ704は、復調数
のシーケンスを変換する第1変換手段を使用することに
対応している。それによって、16のいわゆる変換済み
数の“変換済み”シーケンス、本例では16の値を有す
るtranseqを形成することが可能になり、このシーケン
スはRAM504のレジスタtranseqに記録される。
【0086】ステップ705では、情報処理では既知で
ある技術に基づいて、変換済み数の絶対値から最大絶対
値maxabsを探索する。ステップ705はこの値maxabsを
RAM504のレジスタmaxabsに供給する。
【0087】ステップ706では、変換済み数のシーケ
ンスおよびその元になる復調数へ複合的にクラスを割り
当てる。
【0088】ステップ706を説明するためには、送信
装置および処理装置の双方において、変換済み数のシー
ケンスの特徴付けを行うように、中間シンボルのシーケ
ンスの連続的な変換を分析する必要がある。
【0089】変調され次に復調される信号の送信中にノ
イズが現れない場合は、変換済み数のシーケンスは以下
のクラスの1つに属している。
【0090】すなわち、 クラスA:絶対値が5に等しい変換済み数だけを含むシ
ーケンス クラスB:絶対値が6に等しい変換済み数だけを含むシ
ーケンス クラスC:1つの変換済み数の絶対値が27に等しく、
他の変換済み数の絶対値が5に等しいシーケンス クラスD:2つの変換済み数の絶対値が27に等しく、
他の全ての変換済み数の絶対値が5に等しいシーケンス クラスE:1つの変換済み数の絶対値が38に等しく、
他の全ての変換済み数の絶対値が6に等しいシーケンス クラスF:8つの変換済数の絶対値が16に等しく、他
の変換済み数の絶対値が6に等しいシーケンス クラスG:1つの変換済数の絶対値が50に等しく、他
の全ての変換済み数の絶対値が6に等しいシーケンス クラスH:絶対値が6に等しい変換済み数だけを含むシ
ーケンス 中間数、すなわち、値50と38の間の中間数(この場
合は数44)、値38と27の間の中間数(この場合は
32.5)、値27と16の間の中間数(この場合は2
1.5)及び値16と6の間の中間数(この場合は1
1)を用いることによって、ステップ706では下記の
規則に従ってクラスの分類を行う。
【0091】maxabs>44である場合はクラスG、44
≧maxabsである場合はクラスE、32.5≧maxabs>2
1.5である場合は、クラスCおよびDを包含するクラ
スCD、21.5≧maxabs>11である場合は、クラス
FおよびJを包含するクラスFJ、11≧maxabsである
場合は、クラスAおよびBを包含するクラスABとす
る。
【0092】クラスCおよびDを有する変換済みシーケ
ンスにも同じ処理動作が適用されて、残されてるのは、
クラスFとJのシーケンスと、クラスAとBのシーケン
スを識別することだけである。
【0093】テスト(ステップ707)は、ステップ7
06で分類されたクラスがクラスFJに相当するか否か
を判定する。ステップ707のテストの結果がYESで
ある場合は、ステップ708で問題のシーケンスの変換
済み数の最小絶対値に相当する値minabsを決定する。
【0094】テスト(ステップ709)は、minabsの値
が値11(クラスFおよびJのシーケンスのノイズがな
いminabsの値である6と16の中間の値)を越えるか否
かを判定する。
【0095】ステップ709のテストの結果がYESで
ある場合は、そのシーケンスに相当するクラスはクラス
Jとする(ステップ715)。逆の場合は、そのシーケ
ンスに相当するクラスはクラスFとする(ステップ71
6)。
【0096】ステップ707のテストの結果がNOであ
る場合は、テスト(ステップ710)でステップ706
中で分類されたクラスがクラスABであるか否かを判定
する。ステップ710のテストの結果がYESである場
合は、ステップ711で下記の動作を行う。
【0097】すなわち、先ず、変換済み数の絶対値を減
少順に配列してシーケンスtRを形成し、次にシーケン
ス:tA =(5,0,0,...,0)、およびtB
(3,3,3,3,0,0,...,0)を形成し、次
に、シーケンスtRとtA中の数の間の差の2乗和(この
和はdAと呼ばれる)を考慮し、また、シーケンスtR
B中の数の間の差の2乗和(この和はdBと呼ばれる)
を考慮する。
【0098】次に、テスト(ステップ712)でdAが
dB未満であるか否かを判定する。ステップ712のテ
ストの結果がYESである場合は、ステップ713で変
換済み数のシーケンスをクラスAに分類し、ステップ7
12のテストの結果がNOである場合は、ステップ71
4が変換済み数のシーケンスをクラスBに分類する。
【0099】ステップ713、714、715および7
16に続いて、あるいはステップ710の結果がNOで
ある場合は、テスト(ステップ717)で変換済みシー
ケンスに割当てられたクラスがクラスA、C、Dまたは
Jの1つであるか否かを判定する。ステップ717のテ
ストの結果がYESである場合は、ステップ718で変
換済みシーケンスの情報源での情報シーケンスを評価す
る。すなわち、評価された情報シーケンスの1つの要素
の値は、対応する変換済み数の符号が正である場合は+
1の値を有し、逆の場合は−1の値を有する。評価され
た情報のシーケンスは、次に、RAM504のレジスタ
estimdata 内に記録される。
【0100】ステップ717のテスト結果がNOである
場合は、テスト(ステップ719)でクラスはFである
か否かを判定する。ステップ719のテストの結果がY
ESである場合は、ステップ720中では、それぞれ+
16と+6の間、+6と−6の間、および−6と−16
の間の3つのしきい値が用いられる。しきい値11、0
および−11を選択する際には、ステップ720では下
記の態様で各々の変換済み数値を評価する。
【0101】すなわち、変換済み数が11以上、または
0と−11の間にある場合は、評価された情報は+1の
値を有する。変換済み数が−11未満、または0と+1
1の間にある場合は、評価された情報は−1の値を有す
る。
【0102】評価された情報のシーケンスは、次に、R
AM504のレジスタestimdata 内に記録される。
【0103】ステップ719のテストの結果がNOであ
る場合は、テスト(ステップ721)で、分類されたク
ラスがクラスBまたはGの1つであるか否かを判定す
る。ステップ721のテストの結果がYESである場合
は、ステップ722で、下記の態様で変換済みシーケン
スの情報源での情報シーケンスを評価する。すなわち、
対応する変換済み数の符号が正である場合は評価された
情報シーケンスの1つの要素は−1の値を有し、逆の場
合は+1の値を有する。
【0104】評価された情報のシーケンスは、次に、R
AM504のレジスタestimdata 内に記録される。
【0105】ステップ721のテストの結果がNOであ
る場合、すなわち変換済シーケンスのクラスがクラスE
である場合は、ステップ723で下記の分類を行う。
【0106】すなわち、変換済み数の符号が正である場
合は、その絶対値がmaxab の値を有する変換済み数とし
て、評価されたシーケンス中の同じランクの情報に+1
の値を帰属させる。逆の場合は−1をこの情報に帰属さ
せる。符号が負である場合は、変換済み数として評価さ
れたシーケンス中の同じランクの情報項目に+1の値を
帰属させ、逆の場合は−1の値を帰属させる。
【0107】評価された情報シーケンスは、RAM50
4のレジスタestimdataに格納される。ステップ71
8、720、722および723の終了時点で、評価さ
れた情報シーケンスは出力ポート508で送信され、ス
テップ724からステップ702に戻り、処理が繰り返
される。
【0108】このように、nの“復調”数によってそれ
ぞれ示されるnの“変調”数のシーケンスによって表さ
れる情報の処理には、下記が含まれる。
【0109】すなわち、(1)n行×n列のアダマール
・マトリクスを使用して復調数のシーケンスを変換し、
各々が少なくともt+1の異なる値を取ることができる
16のいわゆる変換済み数の変換済みシーケンスを復調
数の各シーケンスと組合わせる第1の変換、(2)前記
変換済みシーケンスの変換済み数を考慮に入れて、変換
済み数の各シーケンスをクラス分けするクラス、およ
び、(3)各々の変換済みシーケンスのクラスを考慮に
入れて変換済みシーケンスを変換し、各々の変換済み数
を評価された情報の項目で置換する第2の変換である。
【0110】数kは厳密にn未満であり、前述の手順を
効率よく実施できるようにスキップが選択されることに
留意されたい。更に、説明し図示してきた例では16行
×16列のマトリクスと16要素のシーケンスを用い、
nの値は16であるが、本発明はnが4の倍数である場
合、特にn=8、n=32、およびn=64である場合
にも容易に適用できる。
【0111】nの値が上記の値である場合は、スキップ
は好適には下記のように選択される。 n=8 スキップ=5 n=32 スキップ=23 n=64 スキップ=47 当業者は、nが他の値であることに対応して実際に実施
するため、n=16である場合を開示する方法を容易に
描くことができる。
【0112】最後に、nが2の累乗である場合、スキッ
プを3に選択することが特に有効であることが認められ
よう。
【0113】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置に適用してもよい。
【0114】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0115】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0116】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0118】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、カージナル数が厳
密に第1組の値のカージナル数未満である第2組の値を
考慮に入れ、かつ第1組の各要素と、“変調数”と呼ば
れる第2組の要素とを組合わせる中間シーケンス変換手
段と、変調数の各シーケンス内の数によって物理量を変
調するように構成された変調器とを有するように送信装
置を構成することによって、信号の変調レベルの数が多
いことにより、受信レベルの精密な評価が困難になると
いう欠点が克服される。
【0120】すなわち、物理量の異なる変調レベルの数
は、情報シーケンスを形成することができる異なるシン
ボル数未満となる。最高レベルの値が統計的に最も稀で
あり、これらの値が低い変調値へとマッピングされる場
合、本発明によって、別個のシーケンス間の差をある程
度まで縮小することなく、変調手段によって発される最
大エネルギーを大幅に縮減することが可能になる。
【0121】又、本発明はスペクトル拡張の特性を呈す
る情報送信方法と装置に適用され、特に、1994年4
月29日に出願された欧州特許明細書EP−94 40
0936.4号(特願平5−344920号)および1
993年5月31日に出願されたEP−95 3036
93.6号(特願平7−131106号)に記載の装置
と方法の改善のために適用され得る。
【0122】又、中間シーケンスの変換は特に簡単にな
り、かつ簡単で確実で経済的な手段によって実行するこ
とが可能になる。
【0123】又、復調シーケンスによって表させる送信
される情報の項目は、先ず、いわゆる“変換済み”数を
考慮に入れた、各シーケンスに対応する変換済みシーケ
ンスのクラスによって特定され、次ぎに、前記変換済み
シーケンス基づくクラスを考慮に入れた変換済みシーケ
ンスの変換によって特定される。一般に、変調数のシー
ケンスは独自の構成方式を有している。それらは可能な
値の全てを取ることはできず、それらの値を微分するた
めには、特定のクラスに対応するそれらの値の発生方式
を認識することが必要である。クラスが判定されると、
復調シーケンスの第1変換を利用して、復調シーケンス
の第2変換が、送信される情報の項目と同一であると見
なされる評価情報の項目を供給することができる。
【0124】又、本発明の分類手段や第2変換手段は、
特に簡単で信頼性が高く、使用上経済的である。
【0125】
【図面の簡単な説明】
【図1】送信されるバイナリ情報のシーケンスと、前記
情報に対応する行マトリクスの要素のシーケンスと、前
記バイナリ情報を表す中間シンボルのいわゆる“中間”
シーケンスと、中間シーケンスのシンボルの値にマッピ
ングされた“変調数”と呼ばれる数値のシーケンスとを
示す図である。
【図2】本実施の形態の情報送信装置の機能を示す図で
ある。
【図3】本実施の形態の情報送信装置の構成例を示す図
である。
【図4】図2および図3に示した情報送信装置の動作の
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の情報処理装置の機能を示す図で
ある。
【図6】本実施の形態の情報処理装置の構成例を示す図
である。
【図7A】図5および図6に示した情報処理装置の動作
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図7B】図5および図6に示した情報処理装置の動作
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図7C】図5および図6に示した情報処理装置の動作
のアルゴリズムを示すフローチャートである。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量を変調することによって情報シー
    ケンスを送信するための情報送信装置であって、 各々が第1組の異なる値を取るn個の中間シンボルの中
    間シーケンスを各々の情報シーケンスと組合わせて変換
    する情報シーケンス変換手段と、 カージナル数が第1組の値のカージナル数未満である第
    2組の値を考慮に入れて、変調数と呼ばれる第2組の要
    素を第1組の各要素と組合わせて変換する中間シーケン
    ス変換手段と、 変調数の各シーケンス内の数によって物理量を変調する
    変調手段とを有することを特徴とする情報送信装置。
  2. 【請求項2】 前記情報シーケンスは、各々が2つの異
    なる値を取るk個の情報項目を有し、 前記情報シーケンス変換手段は、n×n次元のマトリク
    スのk行のサブマトリクスを利用して、各々がk+1の
    異なる値を有するn個の中間シンボルの中間シーケンス
    によって、各情報シーケンスを表すことを特徴とする請
    求項1に記載の情報送信装置。
  3. 【請求項3】 前記情報シーケンス変換手段は、+1お
    よび−1の値を取る数のシーケンスに前記サブマトリク
    スを作用させることを特徴とする請求項2に記載の情報
    送信装置。
  4. 【請求項4】 前記変調数の値が第1の所定しきい値未
    満であり、 前記中間シーケンス変換手段は、前記第1しきい値未満
    である数を前記第1しきい値を越える各々の中間数と組
    合わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つに記載の情報送信装置。
  5. 【請求項5】 前記変調数の値が第2の所定しきい値を
    越えており、 前記中間シーケンス変換手段は、前記第2しきい値を越
    える数を前記第2しきい値未満である各々の中間数と組
    合わせることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    つに記載の情報送信装置。
  6. 【請求項6】 前記変調数の値が第2組の値を形成し、 前記中間シーケンス変換手段は、所定の定数を利用し、
    前記組の値に属する数を値が前記所定の組の値に属さな
    い各々の中間数と組合わせて、前記中間数に又は中間数
    から定数を必要な回数だけ加算または減算することを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の情報送
    信装置。
  7. 【請求項7】 物理量を変調することにより情報シーケ
    ンスを送信する情報送信方法であって、 第1組の異なる値を取るn個の中間シンボルの中間シー
    ケンスを各々の情報シーケンスと組合わせて、情報シー
    ケンスを変換するステップと、 変調数と呼ばれる第2組の要素を第1組の各々の要素と
    組合わせ、カージナル数が第1組のカージナル数未満で
    ある第2組の値を考慮に入れて中間シーケンスを変換す
    る中間シーケンス変換ステップと、 各変調数のシーケンス内の数によって物理量を変調する
    変調ステップとを含むことを特徴とする情報送信方法。
  8. 【請求項8】 前記情報シーケンスは、各々が2つの異
    なる値を取るk個の情報項目を有し、 前記情報シーケンス変換ステップでは、n×n次元のマ
    トリクスのk行のサブマトリクスを利用して、各々がk
    +1の異なる値を有するn個の中間シンボルの中間シー
    ケンスによって、各情報シーケンスを表すことを特徴と
    する請求項7に記載の情報送信方法。
  9. 【請求項9】 前記情報シーケンス変換ステップでは、
    +1および−1の値を取る数のシーケンスに前記サブマ
    トリクスを作用させることを特徴とする請求項8に記載
    の情報送信方法。
  10. 【請求項10】 前記変調数の値が第1の所定しきい値
    未満であり、 前記中間シーケンス変換ステップでは、前記第1しきい
    値未満である数を前記第1しきい値を越える各々の中間
    数と組合わせることを特徴とする請求項7乃至9のいず
    れか1つに記載の情報送信方法。
  11. 【請求項11】 前記変調数の値が第2の所定しきい値
    を越えており、 前記中間シーケンス変換ステップでは、前記第2しきい
    値を越える数を前記第2しきい値未満である各々の中間
    数と組合わせることを特徴とする請求項7乃至10のい
    ずれか1つに記載の情報送信方法。
  12. 【請求項12】 前記変調数の値が第2組の値を形成
    し、 前記中間シーケンス変換ステップでは、所定の定数を利
    用し、前記組の値に属する数を値が前記所定の組の値に
    属さない各々の中間数と組合わせて、前記中間数に又は
    中間数から定数を必要な回数だけ加算または減算するこ
    とを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1つに記載
    の情報送信方法。
  13. 【請求項13】 n個の変調数のシーケンスによって変
    調された物理量により表される情報を処理する情報処理
    装置であって、 物理量を復調し、n個の復調数のシーケンスを供給する
    復調手段と、 n行×n列のアダマール・マトリクスを利用し、n個の
    変換済み数の変換済みシーケンスを復調数の各々のシー
    ケンスと組合わせて復調数のシーケンスを変換する第1
    変換手段と、 前記変換済みのシーケンス内の変換された数を考慮に入
    れて、各々の変換済みシーケンスにクラス付けする分類
    手段と、 各々の変換済みシーケンスのクラスを考慮に入れて、各
    々の変換済み数を情報の評価項目で置換して変換済みシ
    ーケンスを変換する第2変換手段とを有することを特徴
    とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1変換手段はマトリクス計算を
    利用することを特徴とする請求項13に記載の情報処理
    装置。
  15. 【請求項15】 前記第2変換手段はn×n次元のアダ
    マールマトリクスを使用することを特徴とする請求項1
    4に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記分類手段は、変換済み数の最大絶
    対値の測定値を供給する最大値判定手段を含むことを特
    徴とする請求項13乃至15のいずれか1つに記載の情
    報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記分類手段は、変換済みシーケンス
    と所定数のシーケンス群との距離の測定値を供給する距
    離計算手段を含むことを特徴とする請求項13乃至16
    のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記第2変換手段は、各々の変換済み
    数をバイナリ情報の項目で置換することを特徴とする請
    求項13乃至17のいずれか1つに記載の情報処理装
    置。
  19. 【請求項19】 t個の異なる値を取ることができるn
    個の変調数のシーケンスによって変調される物理量によ
    り表される情報を処理する情報処理方法であって、 物理量が復調され、n個の復調数のシーケンスが供給さ
    れる復調ステップと、 各々が少なくともt+1の異なる値を取ることができる
    変換済み数の変換済みシーケンスを各々の復調シーケン
    スと組合わせて復調数のシーケンスを変換する第1変換
    ステップと、 前記変換済みシーケンス内の変換された数を考慮に入れ
    て、各々の変換済みシーケンスにクラス付けする分類ス
    テップと、 各々の変換済みシーケンスのクラスを考慮に入れて、各
    々の変換済み数を情報の評価項目で置換して変換済みシ
    ーケンスを変換する第2変換ステップとからなることを
    特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記第1変換ステップではマトリクス
    計算を利用することを特徴とする請求項19に記載の情
    報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記第2変換ステップではn×n次元
    のアダマールマトリクスを使用することを特徴とする請
    求項20に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記分類ステップは、変換済み数の最
    大絶対値の測定値を供給する最大値判定ステップを含む
    ことを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1つに
    記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記分類ステップは、変換済みシーケ
    ンスと所定数のシーケンス群との距離の測定値を供給す
    る距離計算ステップを含むことを特徴とする請求項19
    乃至22のいずれか1つに記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 前記第2変換ステップは、各々の変換
    済み数をバイナリ情報の項目で置換することを特徴とす
    る請求項19乃至23のいずれか1つに記載の情報処理
    方法。
  25. 【請求項25】 請求項1から6のいずれか1つに記載
    の少なくとも1個の情報送信装置と、請求項13から1
    8のいずれか1つに記載の少なくとも1個の情報処理装
    置とを含み、 前記情報処理装置によって処理された各々の復調数のシ
    ーケンスは、前記情報送信装置の中間シーケンスを変換
    する中間シーケンス変換手段によって供給される変調数
    のシーケンスであることを特徴とするネットワーク。
  26. 【請求項26】 請求項1から6のいずれか1つに記載
    の情報送信装置を含むことを特徴とする無線送信機。
  27. 【請求項27】 物理量を表す信号を発することを有す
    る情報捕捉システムであって、 請求項1から6のいずれか1つに記載の情報送信装置を
    含むことを特徴とする情報捕捉システム。
  28. 【請求項28】 請求項13から18のいずれか1つに
    記載の情報処理装置を含むことを特徴とする無線受信
    機。
  29. 【請求項29】 媒体上の物理量を処理する手段を有す
    る情報再生システムであって、 請求項13から18のいずれか1つに記載の情報処理装
    置を含むことを特徴とする情報再生システム。
  30. 【請求項30】 請求項13から18のいずれか1つに
    記載の情報処理装置を含むことを特徴とするコンピュー
    タ。
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