JPH1184900A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184900A
JPH1184900A JP9240040A JP24004097A JPH1184900A JP H1184900 A JPH1184900 A JP H1184900A JP 9240040 A JP9240040 A JP 9240040A JP 24004097 A JP24004097 A JP 24004097A JP H1184900 A JPH1184900 A JP H1184900A
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JP9240040A
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Mitsuhisa Kawakami
光久 川上
Akira Ito
亮 伊藤
Yutaka Kikuchi
豊 菊池
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体の使用寿命を、中間転写体を備え
た中間転写ユニット自体で検知できるようにする。 【解決手段】 中間転写ベルト5aを有する中間転写ユ
ニット5が装置本体に着脱自在に装着される画像形成装
置において、中間転写ユニット5に、中間転写ベルト5
aの使用寿命を検知するメカカウンタからなる寿命検知
装置30を設けたことにより、中間転写ベルト5aの使
用寿命を、中間転写ベルト5aを備えた中間転写ユニッ
ト5自体で容易に検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
って画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置に係り、特に像担持体から一旦1次転写
されたトナー画像を転写材へ2次転写する中間転写体を
有する中間転写ユニットを着脱自在に装着した画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体としてのドラム型の電子写真感
光体(以下、感光ドラムという)上に形成したトナー画
像を、一旦中間転写体(中間転写ドラムや中間転写ベル
ト)上に1次転写させ、該中間転写体に転写されたトナ
ー画像を転写材へ2次転写体により2次転写して画像形
成を行う画像形成装置は、各成分色画像の重ね合わせ位
置の物理的なずれ(色ずれ)の少ないカラー画像を得る
ことができるので、色再現性のよいカラー画像情報を合
成再現した画像形成物を出力する装置として実用化され
ている。
【0003】上記した従来の画像形成装置において、例
えば感光ドラム等を備えたプロセスカートリッジ等の交
換時期を判断する場合、プロセスカートリッジ内に備え
たメカカウンタの装置本体から得た駆動による回転数情
報からその使用寿命を確認する構成(ギア最終段にユー
ザが認知できるような目印をつけ、これをカートリッジ
外装部から確認できるような構成)が一般に用いられて
いた。
【0004】また、上記中間転写体等を備えた中間転写
ユニットの交換時期を判断する場合、出力される画像の
劣化からその使用寿命を確認するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置における中間転写ユニットなど交換を要する
ユニットの使用寿命確認方法(画質の劣化による使用寿
命の確認方法)では、使用する装置本体のその他交換部
品(プロセスカートリッジ、転写ローラ、定着器等)と
の兼ね合いから、中間転写ユニットのみを交換すれば装
置本来の性能を取り戻すことができるとは限らず、ユニ
ット単体の使用寿命の目安を確認するには不十分であっ
た。
【0006】また、ユニット単体における使用寿命を確
認することのできる、メカカウンタを有するユニットに
おいても、装置本体との接点がない場合(装置本体の表
示部等に表示能力のない場合)、使用寿命の確認方法
は、前記同様に画質の劣化からの判断となってしまうた
め、装置の運転を停止して使用寿命の確認をする、とい
った行為が行われない場合、その使用限界は使用するユ
ーザの判断によるもののみとなってしまう、といった問
題点があった。
【0007】そこで、本発明は、中間転写体を備えた画
像形成装置において、ユーザの視認による画像劣化の判
断で中間転写体の使用寿命を確認することなく、中間転
写ユニット自体で中間転写体の使用寿命を確認できるよ
うにし、かつ装置本体でも中間転写体の使用寿命を検知
することができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、像担持体上に形成されたトナー画像を1次転写され
る中間転写体と、該中間転写体に1次転写された前記ト
ナー画像を転写材へ2次転写する2次転写体とを備え、
前記中間転写体を有する中間転写ユニットが装置本体に
着脱自在に装着される画像形成装置において、前記中間
転写ユニットに、前記中間転写体の使用寿命を検知する
第1の寿命検知手段を設けた、ことを特徴としている。
【0009】また、前記第1の寿命検知手段は、前記中
間転写体の駆動軸から回転力を得る複数個のギアからな
るメカカウンタと、該メカカウンタの最終段ギアを前記
中間転写体の使用寿命の到達時に固定する固定フック
と、該固定フックを可動させる可動部材とを有する、こ
とを特徴としている。
【0010】また、前記最終段ギアの外側に、該最終段
ギアの回転を確認するための窓部を設けた、ことを特徴
としている。
【0011】また、前記装置本体側に、前記第1の寿命
検知手段による前記中間転写体の使用寿命の検知に対応
して前記中間転写体の使用寿命を検知する第2の寿命検
知手段を設けた、ことを特徴としている。
【0012】また、前記中間転写体が、無端ベルト状の
中間転写ベルト、あるいはドラム状の中間転写ドラムで
ある、ことを特徴としている。
【0013】(作用)本発明の構成によれば、中間転写
ユニットに中間転写体の使用寿命を検知する第1の寿命
検知手段を設けたことにより、中間転写ユニット自体で
中間転写体の使用寿命を検知することができる。
【0014】また、装置本体側に、中間転写ユニットの
第1の寿命検知手段による中間転写体の使用寿命の検知
に対応して中間転写体の使用寿命の検知する第2の寿命
検知手段を設けたことにより、装置本体側でも同時に中
間転写体の使用寿命の検知することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って詳細に説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は本発明に係る
電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)全
体の概略構成を示す縦断面図である。
【0017】まず、図1を参照して、画像形成装置の構
成についての概略を説明する。なお、同図に示す画像形
成装置Aは、4色フルカラーのレーザービームプリンタ
である。
【0018】同図に示す画像形成装置Aは、ドラム型の
感光ドラム1を備えており、感光ドラム1は駆動手段
(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動さ
れる。
【0019】感光ドラム1の周囲には、その回転方向に
従って順に、感光ドラム1表面を均一に帯電する帯電装
置2、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光
ドラム1上に静電潜像を形成する露光装置3、静電潜像
にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置
4、感光ドラム1上のトナー像が1次転写される中間転
写体としての中間転写ベルト5aを備えた中間転写ユニ
ット5、1次転写後の感光体ドラム1表面に残った転写
残トナーを除去するクリーニング装置6等が配設されて
いる。
【0020】ここで、感光ドラム1、帯電装置2及びト
ナーを除去するクリーニング装置6は、一体的にカート
リッジ化されプロセスカートリッジ20を形成し、画像
形成装置Aの装置本体13に着脱可能なものとなってい
る。
【0021】装置本体13内には、紙などの転写材Pを
中間転写ユニット5側に向けて給送する給搬送装置7、
中間転写ベルト5aに1次転写されたトナー画像を転写
材Pへ2次転写する2次転写ローラ11、2次転写後の
転写材Pを定着装置8に搬送する搬送ベルト12、トナ
ー像が定着された転写材Pを排紙トレイ10に排出する
排出ローラ対9a、9b等が配設されている。
【0022】感光ドラム1は、例えばアルミニウム等に
よって形成された円筒状の基体の外周面に、有機光導電
体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光ド
ラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支
持されており、一方の端部に駆動手段(不図示)からの
駆動力が伝達されることにより、矢印方向に回転駆動さ
れる。
【0023】帯電装置2としては、例えば特開昭63−
149669号公報に開示されているようないわゆる接
触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材
は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このロ
ーラを感光ドラム1表面に当接させると共に、このロー
ラに帯電バイアス電源(不図示)によって帯電バイアス
電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様
に帯電させるものである。
【0024】露光装置3は、ポリゴンミラー3aを有
し、このポリゴンミラー3aには、レーザーダイオード
(不図示)から画像信号に対応する画像光が照射され
る。ポリゴンミラー3aはスキャナーモータ(不図示)
によって高速で回転され、反射した画像光を結像レンズ
系3b、反射ミラー3c等を介して、帯電済の感光体ド
ラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するよう
に構成している。
【0025】現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可
能な回転体4Aと、これに搭載された4個の現像器、す
なわち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色
のトナーをそれぞれ収納した現像器4Y,4M,4C,
4Bkを備えている。
【0026】感光ドラム1上の静電潜像の現像時には、
その静電潜像に付着すべき色の所定の現像器が現像位置
に配置される。すなわち、所定の現像器が回転体4Aの
割出回転によって感光ドラム1に対向した現像位置に止
まり、さらにその現像器の現像スリーブ4bが感光体ド
ラム1に対して微小間隙(300μm程度)をもって対
向するように位置決めされた後、感光体ドラム1上の静
電潜像を現像する。
【0027】この現像は、次のようにして行う。現像す
る色に対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によ
って塗布ローラ4aへ送り込み、回転する塗布ローラ4
a及びトナー規正ブレード4cによって、回転する現像
スリーブ4bの外周にトナーを薄層塗布し、かつトナー
ヘ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像スリーブ4b
と、静電潜像が形成された感光ドラム1との間に現像バ
イアスを印加することにより、静電潜像にトナー像を付
着させてトナー像として現像するものである。また、各
現像器4Y,4M,4C,4Bkの現像スリーブ4bに
は、各現像器が現像位置に配置されたときに、装置本体
13に設けられた各色現像用高圧電源(不図示)と接続
されるようになっており、各色の現像毎に選択的に電圧
が印加される。
【0028】中間転写体ユニット5は、感光ドラム1か
ら順次に1次転写されて重ねられた複数のトナー像を、
一括して転写材Pに2次転写する中間転写ベルト5aを
備えている。
【0029】本実施の形態の中間転写ベルト5aは、無
端状のベルトであり、駆動ローラ5b、2次転写対向ロ
ーラ5c、従動ローラ5dの3本のローラにより掛け渡
されている。また、従動ローラ5dに近接して中間転写
ベルト5aを感光体ドラム1に押圧する位置と、中間転
写ベルト5aが感光ドラム1から離れる位置をとるよう
に後退する1次転写ローラ(押えローラ)5eを備えて
いる。
【0030】中間転写体ユニット5には、後述する中間
転写ベルト5aの使用寿命を検知する寿命検知装置30
(図3参照)が設けられている(詳細は後述する)。
【0031】中間転写ベルト5aの外側の所定位置に
は、中間転写ベルト5aの表面に接離可能な帯電ローラ
5fを有するクリーニングユット5gが設けてあり、転
写材Pに一括して2次転写後に残った中間転写ベルト5
a上の転写残トナーを除去する。このクリーニングユニ
ット5gは帯電ローラ5fを中間転写ベルト5aに当接
させて、トナーに転写時と逆極性の電荷を付与する。逆
極性の電荷を付与されたトナーは、感光ドラム1に静電
的に付着され、その後、感光ドラム1用のクリーニング
装置6によって回収されるものである。
【0032】なお、中間転写ベルト5aのクリーニング
方法としては、上述の静電クリーニングに限らず、ブレ
ードやファーブラシなどの機械的な方法や、これらを併
用したもの等でもよい。
【0033】クリーニング装置6は、現像装置4によっ
て感光ドラム1上に現像されたトナーが中間転写ベルト
5aに1次転写された後、1次転写されないで感光ドラ
ム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去するもの
である。同図のクリーニング装置6では、転写残トナー
はクリーニング容器6aの中に蓄積されていく。
【0034】給搬送装置7は、中間転写ベルト5aと2
次転写ローラ11間の転写ニップ部へ転写材Pを給搬送
する装置である。給搬送装置7は、複数枚の転写材Pを
収納した給紙カセット7aを備えており、画像形成時に
はピックアップ部材7e、フィードローラ7f、リター
ドローラ7g、搬送ローラ対7bが画像形成動作に応じ
て駆動回転し、給紙カセット7a内の転写材Pを1枚ず
つ分離給送すると共に、ガイド板7cによってガイド
し、レジストローラ対7dを通り、画像書き出し位置と
同期をとって、中間転写ベルト5aへと再給送するもの
である。
【0035】定着装置8は、転写材Pに2次転写された
複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転す
る加熱ローラ8bと、これに圧接して転写材Pに熱及び
圧力を印加する加圧ローラ8aとを備えている。すなわ
ち、中間転写ベルト5a上のトナーを一括転写させる2
次転写ローラ11を通過した転写材Pは、搬送ベルト1
2を通過し、定着装置8を通過する際に加圧ローラ8a
と加熱ローラ8bで搬送されるとともに、加熱ローラ8
bによって熱及び圧力を印加される。これにより複数色
のトナー像が転写材P表面に定着される。
【0036】また、中間転写ユニット5、クリーニング
ユニット5e、搬送ローラ対7b、レジストローラ対7
d等は、中間転写体引き出しユニット(以下、ITB引
き出しユニットという)17に取付けられており、図2
に示すように、これらはITB引き出しユニット17と
一体に、装置本体13の前面側に水平に引き出し自在で
ある。
【0037】次に、上記構成の画像形成装置Aの画像形
成動作について説明する。
【0038】まず、中間転写ベルト5aの回転と同期し
て感光ドラム1を図1の矢印方向(反時計回り)に回転
させ、この感光ドラム1表面を帯電装置2によって均一
に帯電すると共に、露光装置3によってイエロー画像の
光照射を行い、感光ドラム1上にイエローの静電潜像を
形成する。この静電潜像形成と同時に現像装置4を駆動
してイエローの現像器4Yを現像位置に配置し、感光ド
ラム1上の静電潜像にイエロートナーが付着するように
感光ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を
印加して静電潜像にイエローのトナーを付着させて現像
する。そして、1次転写ローラ(押えローラ)5eにト
ナーと逆極性の電圧を印加して、感光ドラム1上のイエ
ローのトナー像を中間転写ベルト5a上に1次転写す
る。
【0039】上述のようにしてイエロートナー像の1次
転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光ドラ
ム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場
合と同様にしてマゼンダ、シアン、そしてブラックの各
色について、静電潜像の形成、現像、1次転写を順次行
い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ね合わ
せる。
【0040】この間、2次転写ローラ11は、中間転写
ベルト5aと離間して非接触状態にあり、クリーニング
ユニット5gの帯電ローラ5fも中間転写ベルト5aと
離間して非接触状態にある。そして、中間転写ベルト5
a上に4色のトナー像形成完了後、2次転写ローラ11
が中間転写ベルト5aに圧接され、さらに中間転写ベル
ト5aの回転と同期してレジストローラ対7dで待機し
ていた転写材Pが送り出される。
【0041】このようにして一括してトナー像を2次転
写された転写材Pは、搬送ベルト12で搬送されて定着
装置8に至り、ここでトナー像の定着を行った後、排紙
ローラ対9a、9bにより排紙ガイド15に沿って搬送
され、排出ローラ対16によって排紙トレー10に排出
され、画像形成を完了する。
【0042】次に、中間転写ベルト5aの使用寿命を検
知する寿命検知装置30について説明する。
【0043】図3は、中間転写ユニット5が、装置本体
13の前面側に引き出されているITB引き出しユニッ
ト17に装着される前の状態を示す概略断面図、図4は
中間転写ユニット5が、ITB引き出しユニット17に
装着された状態を示す概略断面図である。
【0044】図3に示すように、ITB引き出しユニッ
ト17の左、右引き出し側板17a,17bには、IT
Bガイド板26がそれぞれ設けられている。そして、I
TB引き出しユニット17が装置本体13から引き出さ
れた状態で、中間転写ユニット5をITB引き出しユニ
ット17に装着するときには、中間転写ユニット5の2
次転写対向ローラ5cと同軸に左右に設けられたガイド
軸27を、ITBガイド板26のガイド溝26aに挿入
していく。
【0045】そして、図4に示すように、ガイド軸27
がガイド溝26aの底部に到達すると、ガイド軸27を
回転支点にして中間転写ユニット5を回転させること
で、中間転写ユニット5がITB引き出しユニット17
へ装着される。また、中間転写ユニット5をITB引き
出しユニット17から取り外す場合には、上記と逆の操
作を行うことにより、中間転写ユニット5を取り外すこ
とができる。
【0046】寿命検知装置30は、駆動ローラ5bと2
次転写対向ローラ5cとの間に設けられており、ITB
引き出しユニット17には、装置本体13のメインCP
U(不図示)に接続された寿命検知部40が設けられて
いる。
【0047】寿命検知装置30は、図5、図6に示すよ
うに、複数個のギア(本実施の形態では12個のギア)
からなるギア群31と、固定フック33と、ばね34を
有しており、これらは支持板35に取付けられている。
ギア群31の第1段のギア31aは駆動ローラ5bの駆
動ギアと噛み合っており、駆動ローラ5bの回転駆動が
ギア群31を介して最終段ギア31bに伝達されること
によってメカカウンタが構成されている。
【0048】最終段ギア31bの回転軸36には、凹部
37aを有する回転板37が取付けられている。固定フ
ック33には、凹部37aに入る突起部38が取付けら
れている。
【0049】寿命検知部40は、対向配置された一対の
フォトインタラプタ41と、一端側がフォトインタラプ
タ41の間に出入り自在なカウンターレバー42と、カ
ウンターレバー42を押圧するばね43を有しており、
中間転写ユニット5がITB引き出しユニット17に装
着されたときに、寿命検知装置30の固定フック33が
寿命検知部40のカウンターレバー42の他端側に設け
た突起片44に当接される。
【0050】次に、寿命検知装置30による中間転写ベ
ルト5aの使用寿命の検知動作について説明する。
【0051】上記画像形成動作によって中間転写ベルト
5aが回転駆動されると、駆動ローラ5bの駆動ギアと
噛み合っているギア群31を介して最終段ギア31bが
回転し、それに伴って回転板37も一体に回転する。
【0052】そして、装置の使用によって中間転写ベル
ト5aが所定の使用寿命時間に到達すると、図7に示す
ように、最終段ギア31bが所定回転角度になって、回
転板37の凹部37aに固定フック35の突起部38が
ばね34のばね力によって入る。凹部37aに突起部3
8が入ると、その状態を支持板35に設けた窓部35a
(図3参照)からユーザが視認することによって中間転
写ベルト5aの使用寿命を確認することができる。
【0053】また、この際、固定フック33がばね34
のばね力により持ち上げられると、カウンターレバー4
2がばね43のばね力によりフォトインタラプタ41の
間に入る。カウンターレバー42がフォトインタラプタ
41の間に入ると、装置本体13のメインCPU(不図
示)は、フォトインタラプタ41から出力される信号を
取り込んで中間転写ベルト5aが使用寿命に到達したと
判断し、表示部(不図示)に「中間転写ベルトが使用寿
命です」と表示したり、あるいは画像形成動作を停止す
るよう制御する。
【0054】このように、寿命検知装置30を構成する
メカカウンタによって中間転写ベルト5aの使用寿命を
ユーザが窓部35aを通して直接確認することができ、
また、同時に装置本体13側でも中間転写ベルト5aの
使用寿命を確認することができる。
【0055】(第2の実施の形態)本実施の形態は、図
8、図9に示すように、上記装置本体13側に設けた寿
命検知部40(フォトインタラプタ41、カウンターレ
バー42、ばね43)を、固定フック33に当接する接
点部材51を有するマイクロスイッチ50からなる寿命
検知部に置き換えた構成である。他の構成は第1の実施
の形態と同様である。
【0056】本実施の形態では、図8に示す中間転写ベ
ルト5aの使用寿命前の状態から、装置の使用によって
中間転写ベルト5aが所定の使用寿命時間に到達する
と、図9に示すように、最終段ギア31aが所定回転角
度になって、回転板37の凹部37aに固定フック33
の突起部38がばね34のばね力によって入る。凹部3
7aに突起部38が入ると、その状態を支持板35に設
けた窓部35aからユーザが視認することによって中間
転写ベルト5aの使用寿命を確認することができる。
【0057】また、この際、固定フック33がばね34
のばね力により持ち上げられると、接点部材51の一端
側が持ち上ってマイクロスイッチ50がON(またはO
FF)となり、装置本体13のメインCPU(不図示)
は、マイクロスイッチ50から出力される信号を取り込
んで中間転写ベルト5aが使用寿命に到達したと判断
し、表示部(不図示)に「中間転写ベルトが使用寿命で
す」と表示したり、あるいは画像形成動作を停止するよ
う制御する。
【0058】このように、本実施の形態においても、寿
命検知装置30を構成するメカカウンタによって中間転
写ベルト5aの使用寿命をユーザが窓部35aを通して
直接確認することができ、また、同時に装置本体13側
でも中間転写ベルト5aの使用寿命を確認することがで
きる。
【0059】なお、上記した各実施の形態では、中間転
写体として中間転写ベルトを用いた構成であったが、中
間転写体として中間転写ドラムを用いた画像形成装置で
も同様の効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
間転写ユニットに中間転写体の使用寿命を検知する第1
の寿命検知手段を設けたことにより、従来のように出力
される画像の画質の劣化から中間転写体の使用寿命を判
断することなく、中間転写ユニット自体で中間転写体の
使用寿命を容易に検知することができる。
【0061】また、装置本体側に、中間転写ユニットの
第1の寿命検知手段による中間転写体の使用寿命の検知
に対応して中間転写体の使用寿命の検知する第2の寿命
検知手段を設けたことにより、中間転写体の使用寿命を
中間転写体を有する中間転写ユニット側と、中間転写ユ
ニットが着脱自在に装着される装置本体側の両方で容易
に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
を示す断面図。
【図2】中間転写ユニットを引き出した状態の画像形成
装置を示す断面図。
【図3】中間転写ユニットをITB引き出しユニットに
装着する状態を示す断面図。
【図4】中間転写ユニットがITB引き出しユニットに
装着された状態を示す断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態における中間転写ユ
ニットに取り付けられた寿命検知装置を示す断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態における中間転写ユ
ニットに取り付けられた寿命検知装置と装置本体に設け
た寿命検知部とを示す図。
【図7】本発明の第1の実施の形態における中間転写ベ
ルトの使用寿命時おける寿命検知装置と寿命検知部との
状態を示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態における中間転写ユ
ニットに取り付けられた寿命検知装置と装置本体に設け
た寿命検知部とを示す図。
【図9】本発明の第2の実施の形態における中間転写ベ
ルトの使用寿命時おける寿命検知装置と寿命検知部との
状態を示す図。
【符号の説明】
A 画像形成装置 1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電装置 3 露光装置 4 現像装置 5 中間転写ユニット 5a 中間転写ベルト(中間転写体) 5b 駆動ローラ 5c 2次転写対向ローラ 5d 従動ローラ 8 定着装置 11 2次転写ローラ(2次転写体) 17 ITB引き出しユニット 13 装置本体 30 寿命検知装置(第1の寿命検知手段) 31 ギア群 31a 最終段ギア 33 固定フック 34 ばね(可動部材) 35a 窓部 37a 凹部 38 突起部 40 寿命検知部(第2の寿命検知手段) 41 フォトインタラプタ 42 カウンターレバー 50 マイクロスイッチ(第2の寿命検知手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー画像を1
    次転写される中間転写体と、該中間転写体に1次転写さ
    れた前記トナー画像を転写材へ2次転写する2次転写体
    とを備え、前記中間転写体を有する中間転写ユニットが
    装置本体に着脱自在に装着される画像形成装置におい
    て、 前記中間転写ユニットに、前記中間転写体の使用寿命を
    検知する第1の寿命検知手段を設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の寿命検知手段は、前記中間転
    写体の駆動軸から回転力を得る複数個のギアからなるメ
    カカウンタと、該メカカウンタの最終段ギアを前記中間
    転写体の使用寿命の到達時に固定する固定フックと、該
    固定フックを可動させる可動部材とを有する、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記最終段ギアの外側に、該最終段ギア
    の回転を確認するための窓部を設けた、 請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体側に、前記第1の寿命検知
    手段による前記中間転写体の使用寿命の検知に対応して
    前記中間転写体の使用寿命を検知する第2の寿命検知手
    段を設けた、 請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体が、無端ベルト状の中間
    転写ベルトである、 請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記中間転写体が、ドラム状の中間転写
    ドラムである、 請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7295795B2 (en) 2002-04-26 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and an impurity collecting device associated with registration rollers

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US7295795B2 (en) 2002-04-26 2007-11-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and an impurity collecting device associated with registration rollers

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