JPH1177026A - ボトル容器に取り付けて使用する貯水型浄水器 - Google Patents

ボトル容器に取り付けて使用する貯水型浄水器

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JPH1177026A
JPH1177026A JP28421897A JP28421897A JPH1177026A JP H1177026 A JPH1177026 A JP H1177026A JP 28421897 A JP28421897 A JP 28421897A JP 28421897 A JP28421897 A JP 28421897A JP H1177026 A JPH1177026 A JP H1177026A
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water
purifying
cap
attached
bottle container
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Takeshi Tokunaga
毅 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットボトル等の廃物容器も容器として利用
でき、定期的に訪れる吸着濾過剤交換の際にはプラスチ
ック廃棄物を発生させることがなく、横置きが可能なの
で冷蔵庫にも収納しやすい、省資源、環境、衛生に配慮
のされた貯水型浄水器を開発すること。 【解決手段】(イ)合成樹脂製パイプの、上部にボトル
容器のキャップ(21)に適合する雄ネジを切った注ぎ
口(1)を設ける。 (ロ)注ぎ口(1)の下にボトル容器の口に適合する雌
ネジを切ったキャップ部(2)を設け、キャップ部
(2)の内側にシール材(3)を設ける。 (ハ)キャップ部(2)の下に複数の入水口(4)を設
け、最下部に接続部(5)を設ける。 (ニ)接続部(5)に、浄水をする手段(9、10、2
0)を装着した、浄水をする手段を保持する手段(1
1、14、19)を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペットボトル等
の使用済みボトル容器を容器として利用できる、ボトル
容器に取り付けて使用する貯水型浄水器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、貯水型の浄水器は、吸着性の
強い炭化物質などの吸着濾過剤や、イオン交換樹脂によ
るイオン交換作用などを利用して、水道水に含まれる塩
素、臭気、トリハロメタン、及び鉛、カドミウム、アル
ミ、クロームなどの有害重金属類を吸着除去して安全で
おいしい水を作ることを目的とし、専用のポットに専用
の浄水カートリッジを取り付けて使用することとしてい
る。また、大量に発生し、その廃棄物が社会問題化して
いる廃ペットボトルの二次利用がされず、容器回収リサ
イクル法が施行されたのにもかかわらずペットボトルの
リサイクルが期待されているほどには進展していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは、次のような問
題点があった。 イ.従来の貯水型浄水器の多くは専用ポットと組み物で
販売されており、製品価格が高くなる上に使用プラスチ
ックの量が多いので、廃棄の際には廃プラスチックを多
く発生させているので環境への配慮が不十分である。 ロ.従来の貯水型浄水器の容器は、概ね楕円形をしてい
るので横幅が大きく、横置きを前提にしていないのでシ
ールが不完全なために冷蔵庫内のボトルラックを占有し
てしまい、特に夏場において飲料の家庭内需要量が多く
なるとスペース上邪魔になるので、冷蔵庫外に放置され
易いため、吸着濾過剤の除去作用によって殺菌剤である
塩素を消失した後の水の、衛生管理に不安を残してい
る。 ハ.従来の貯水型浄水器の容器は、他の容器との互換性
がないため、過失の落下等により専用の容器が破損した
場合には使用できなくなり、プラスチック廃棄物を発生
させている。 ニ.従来の貯水型浄水器の多くは、吸着濾過剤をプラス
チック製ケース入りのカートリッジ式で交換させるた
め、交換の際には継続的にプラスチック廃棄物を発生さ
せているので環境上好ましくない。 ホ.容器回収リサイクル法が施行されたにもかかわら
ず、多くの市町村では、とりわけペットボトルの回収の
実施が進まず、ペットボトルの二次利用もされていない
ため多量のペットボトルが廃棄物になり、社会問題とな
っている。本発明は以上の問題点を解決するためになさ
れたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)合成樹脂製パイプの、上部にボトル容器のキャッ
プ(21)に適合する雄ネジを切った注ぎ口(1)を設
ける。 (ロ)注ぎ口(1)の下にボトル容器の口に適合する雌
ネジを切ったキャップ部(2)を設け、キャップ部
(2)の内側にシール材(3)を設ける。 (ハ)キャップ部(2)の下に複数の入水口(4)を設
け、最下部に接続部(5)を設ける。 (ニ)接続部(5)に、交換可能な吸着濾過剤等の浄水
をする手段(9、10、20)を装着した、上部に着脱
可能な取り付け部(6、7、8)を設けた浄水をする手
段を保持する手段(11、14、19)を接続する。 本発明は、以上の構成よりなるボトル容器に取り付けて
使用する貯水型浄水器である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (イ)合成樹脂製パイプの、上部にペットボトル等のボ
トル容器のキャップ(21)に適合する雄ネジを切った
注ぎ口(1)を設ける。 (ロ)注ぎ口(1)の下にペットボトル等のボトル容器
の口に適合する雌ネジを切ったキャップ部(2)を設
け、キャップ部(2)の内側にシール材(3)を設け
る。 (ハ)キャップ部(2)の下に複数の入水口(4)を設
け、最下部に接続部(5)を設ける。 (ニ)接続部(5)に、交換可能な吸着濾過剤等の浄水
をする手段(9、10、20)を装着した、上部に着脱
可能な取り付け部(6、7、8)を設けた浄水をする手
段を保持する手段(11、14、19)を接続する。 本発明は以上の構成よりなっている。本発明を使用する
ときは、吸着濾過剤等の浄水をする手段(9、10、2
0)を、浄水をする手段を保持する手段(11、14、
19)に装着した後、これの上部に設けた取り付け部
(6、7、8)と、接続部(5)とを接続し、水道水を
入れたペットボトル等のボトル容器(22)に差し入れ
てキャップ部(2)をネジ止める。さらに、注ぎ口
(1)に、ボトル容器に付属のキャップ(21)をネジ
止めて密栓する。この状態で、浄水に用いる一定時間を
経過した後、ボトル容器のキャップ(21)を取って水
を注ぐが、このとき水は複数の入水口(4)から入り、
注ぎ口(1)より出るので、本発明の器具を装着したま
まの状態でも滞りなく水を注ぐことができる。
【0006】また、本発明はキャップ部(2)の内側に
シール材(3)を設けることとしているので横置きして
も水が漏れることがないため、冷蔵庫に効率よく収納す
ることができる。
【0007】さらに、入水口(4)を複数個設けること
にしているので、ボトル容器の向きを選ばずにどこから
でも水が注げるようになる。
【0008】また、入水口(4)の形状及び数について
は、水が滞りなく出る形状及び数であればどのようなも
のでもよいが、複数の入水口の総面積が注ぎ口の面積よ
りも大きくならなければならないので、例えば楕円を連
ねたものや、長方形を連ねたものなどが適当である。
【0009】また、入水口(4)から注ぎ口(1)に至
る間に、細かい網目のスクリーン(23)を設けてもよ
い。この方法では、吸着濾過剤では除去できない鉄錆び
等の比較的大きなゴミを除去することができるようにな
る。
【0010】また、スクリーン(23)の取り付け方法
についてはどのような方法でもよいが、例えば、注ぎ口
(1)の内径に適合する筒形のスクリーンを入水口
(4)の内側に接着したり、注ぎ口(1)の内径に適合
するカゴ状に製作したスクリーンを上からはめ込むか、
又は接着すればよい。
【0011】また、浄水をする手段(9、10、20)
は、吸着除去性能を有する炭・活性炭等の炭化物質、及
びこれらを原料とする成形加工品、又はミネラル調整能
力を有し、吸着性能の高い麦飯石・太陽石・大広石及び
これの成形加工品等の吸着濾過剤が適当である。さらに
はこれらを混在させて成形加工したものでもよい。
【0012】また、これら吸着濾過剤の成形加工の方法
については、すでに炭化物質に抗菌剤である銀を混入し
てセラミック化する技術が確立しているのでこれを使用
すればよい。
【0013】また、接続部(5)と取り付け部(6、
7、8)の接続方法は、簡単確実に着脱できるものであ
ればどのようなものでもよいが、例えばネジ式やスナッ
プ式、クリップ式等が適当である。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1及び図2に示されている実施例では、浄水をする手
段を保持する手段が、上部に接続部(5)に取り付け可
能な取り付け部(6)及び下部に接続部(12)を設け
た吸着濾過剤保持具(11)からなり、浄水をする手段
を、上部に接続部(12)に取り付け可能な接続部(1
3)を有する筒形の吸着濾過剤(9)にしている。この
方法では、筒形の吸着濾過剤(9)に設けた接続部(1
3)と、吸着濾過剤保持具(11)の下部に設けた接続
部(12)とを接続した後、吸着濾過剤保持具(11)
の上部に設けた取り付け部(6)と、接続部(5)とを
接続し、ペットボトル等のボトル容器に差し入れて装着
する。そのため、吸着濾過剤の交換が簡単に行え、生産
に使用するプラスチックを最低限に押さえることが可能
になるのみならず、定期的に訪れる吸着濾過剤の交換に
あたっては、筒形の吸着濾過剤(9)のみが廃棄物にな
るので、継続的なプラスチック廃棄物を発生させること
がない。
【0015】また、接続部(5)と取り付け部(6)、
並びに接続部(12)と接続部(13)の接続方法は、
簡単確実に着脱できるものであればどのようなものでも
よいが、例えばネジ式やスナップ式、クリップ式などが
適当である。
【0016】また、筒形の吸着濾過剤(9)に設ける接
続部(13)は、従来よりある技術である炭化物質をセ
ラミック化したものなどの型枠成形段階で同時に成形す
るか、セラミック化後に加工するなどして同一素材で製
作するのが望ましいが、別部品にて接続部(13)を製
作後、筒形の吸着濾過剤に取り付けるという方法でもよ
い。
【0017】また、筒形の吸着濾過剤(9)の形状は、
表面積が大きいほど浄水効率は良くなるため、ボトル容
器の口の内径に適合し、浄水効率の良い形状のものであ
ればどのような形状でもよいが、例えばドーナツ形を連
ねた円筒形や、表面に凹凸を設けた筒形、さらには多く
の穴を設けて表面積を大きくした筒形などが適当であ
る。
【0018】図3乃至5に示されている実施例では、浄
水をする手段を保持する手段が、上部に接続部(5)に
取り付け可能な取り付け部(7)、及びその下部にポー
ル(15)及び最下部に着脱可能な止め具(16)を設
けた吸着濾過剤保持具(14)からなり、浄水をする手
段を、ポール(15)に差し込んで取り付け可能な縦の
中心に貫通する穴を有する筒形の吸着濾過剤(10)に
している。この方法では、ポール(15)に差し込んで
取り付け可能な、縦の中心に貫通した穴を有する筒形の
吸着濾過剤(10)を、ポール(15)に差し込んで装
着した後、止め具(16)で脱落を防止し、取り付け部
(6)と接続部(5)とを接続して、ペットボトル等の
ボトル容器に差し入れて使用する。
【0019】そのため、筒形の吸着濾過剤(10)の加
工にあたっては、縦の中心に貫通した穴を設けるだけで
あるので、成形加工が簡単に行え、定期的に訪れる吸着
濾過剤の交換にあたっては、継続的なプラスチック廃棄
物を発生させることがなく、吸着濾過剤の交換が簡単に
行えるようになるという利点がある。
【0020】また、筒形の吸着濾過剤(10)の形状
は、ポール(15)に差し込んで取り付け可能な縦の中
心に貫通した穴を有し、ボトル容器の口の内径に適合
し、浄水効率の良い形状のものであればどのような形状
でもよいが、例えばドーナツ形を連ねた円筒形や、表面
に凹凸を設けた筒形、さらには多くの穴を設けて表面積
を大きくした筒形などが適当である。
【0021】また、接続部(5)と取り付け部(7)、
並びにポール(15)と止め具(16)の接続方法は、
簡単に着脱できるものであればどのようなものでもよい
が、例えばネジ式やスナップ式、クリップ式などが適当
である。
【0022】図6乃至7に示す実施例では、浄水をする
手段を保持する手段が、上部に着脱可能な取り付け部
(8)と、側面に複数の通水口(17)及び底部に蓋
(18)を設けた、浄水をする手段を収納可能な浄水筒
(19)からなり、浄水をする手段である吸着濾過剤
(20)を浄水筒(19)に収納している。この方法で
は、粒状の炭化物質や筒形に加工した吸着濾過剤(2
0)を浄水筒(19)に直に、あるいは通水紙等に包ん
で入れた後、浄水筒(19)に蓋(18)をして脱落を
防止し、取り付け部(8)と接続部(5)を接続して、
ペットボトル等のボトル容器に差し入れて使用する。そ
のため、吸着濾過剤の交換が簡単に行えるようになり、
プラスチック製カートリッジ入りの吸着濾過剤交換に比
べて、継続的な廃棄プラスチックの排出を防ぐことがで
きるので環境上好ましい製品になる。
【0023】また、浄水筒(19)に収納できる大きさ
の吸着濾過剤であれば、専用に製作したもの以外の吸着
濾過剤でも使用することができるようになる。
【0024】また、図8に示されている実施例では、上
記浄水筒(19)を複数個連結することとしている。こ
の方法では、それぞれの浄水筒(19a、19b)に異
なる特性を持つ吸着濾過剤(20a、20b)を入れる
ことで、浄水効果を高めることを可能にしている。ま
た、使用期限の異なる吸着濾過剤を入れた場合には、個
別に取り替えることができるので、資源の無駄が発生し
ない。
【0025】また、接続部(5a、5b)と、取り付け
部(8a、8b)並びに蓋(18)は互換性のある形状
になっているため、任意に浄水筒を一つにしたり、複数
個連結して使用したりすることができる。
【0026】また、接続箇所である、接続部(5a、5
b)と取り付け部(8a、8b)並びに蓋(18)の各
々の接続方法は簡単に着脱できるものであればどのよう
なものでもよいが、例えばネジ式やスナップ式、クリッ
プ式などが適当である。
【0027】さらに、本発明の浄水器は、ボトル容器の
注ぎ口がネジ式のものであればどのようなボトル容器に
適合させて製作してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】本発明を使用することにより、使用済みペ
ットボトル等のボトル容器が容器として再利用できるの
で、現有資源である廃ボトル容器の二次利用がなされ
る。
【0030】そして、専用の容器の製作を必要としない
ので、使用プラスチックの減量化になり、省資源及び環
境に配慮がなされた浄水器となる。
【0031】また、専用の容器を必要としないので、容
器の破損の際などに使用できなくなるという心配がない
ため、プラスチック廃棄物の減量化になる。
【0032】さらに、キャップ部(2)の内側にシール
材(3)を設けているので、横置きにしても水が漏れな
いことから冷蔵庫に効率よく収納できるので、殺菌剤で
ある塩素を吸着除去した後の水を、衛生的に管理できる
ようになる。
【0033】そして、定期的におとずれる吸着濾過剤の
交換の際には、プラスチック製カートリッジ式交換では
ないので、プラスチック廃棄物の発生を皆無に押さえる
ことができ、吸着濾過剤を炭化物質にした場合には廃棄
物が可燃物であるとともに土壌改良剤でもあるので、省
資源及び環境に配慮された浄水器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の使用状態を示す、筒形の吸
着濾過剤を装着した状態の正面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す、筒形の吸着濾過剤を
ネジ式で取り付けた場合の、分解した状態の縦断面図で
ある。
【図3】 本発明の実施例を示す、筒形の吸着濾過剤を
装着し、入水口に筒形のスクリーンを設けた状態の正面
図である。
【図4】 本発明の実施を示す、入水口に筒形のスクリ
ーンを設け、筒形の吸着濾過剤を装着した状態の縦断面
図である。
【図5】 本発明の実施例を示す、入水口に筒形のスク
リーンを設け、分解した状態の正面図である。
【図6】 本発明の実施例を示す、使用状態の正面図で
ある。
【図7】 本発明の実施例の使用状態を示す、粒状の吸
着濾過剤を浄水筒に直に入れた場合の縦断面図である。
【図8】 本発明の実施例を示す、分解した状態の縦断
面図である。
【符号の説明】 1 注ぎ口 2 キャップ部 3 シール材 4 入水口 5、12、13 接続部 6、7、8 取り付け部 9、10 筒形の吸着濾過剤 11、14 吸着濾過剤保持具 15 ポール 16 止め具 17 通水口 18 蓋 19 浄水筒 20 吸着濾過剤 21 ボトル容器のキャップ 22 ボトル容器 23 スクリーン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来より、貯水型の浄水器は、吸着性の
強い炭化物質などの吸着濾過剤や、イオン交換樹脂によ
るイオン交換作用などを利用して、水道水に含まれる塩
素、臭気、トリハロメタン、及び鉛、カドミウム、アル
ミ、クロームなどの有害重金属類を吸着除去して安全で
おいしい水を作ることを目的とし、専用のポットに専用
の浄水カートリッジを取り付けて使用することとしてい
る。また、大量に発生し、その廃棄物が社会問題化して
いる廃ペットボトルの二次利用がされず、容器包装リサ
イクル法が施行されたのにもかかわらずペットボトルの
リサイクルが期待されているほどには進展していない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは、次のような問
題点があった。イ.従来の貯水型浄水器の多くは専用ポ
ットと組み物で販売されており、製品価格が高くなる上
に使用プラスチックの量が多いので、廃棄の際には廃プ
ラスチックを多く発生させているので環境への配慮が不
十分である。ロ.従来の貯水型浄水器の容器は、概ね楕
円形をしているので横幅が大きく、横置きを前提にして
いないのでシールが不完全なために冷蔵庫内のボトルラ
ックを占有してしまい、特に夏場において飲料の家庭内
需要量が多くなるとスペース上邪魔になるので、冷蔵庫
外に放置され易いため、吸着濾過剤の除去作用によって
殺菌剤である塩素を消失した後の水の、衛生管理に不安
を残している。ハ.従来の貯水型浄水器の容器は、他の
容器との互換性がないため、過失の落下等により専用の
容器が破損した場合には使用できなくなり、プラスチッ
ク廃棄物を発生させている。ニ.従来の貯水型浄水器の
多くは、吸着濾過剤をプラスチック製ケース入りのカー
トリッジ式で交換させるため、交換の際には継続的にプ
ラスチック廃棄物を発生させているので環境上好ましく
ない。ホ.容器包装リサイクル法が施行されたにもかか
わらず、多くの市町村では、とりわけペットボトルの回
収の実施が進まず、ペットボトルの二次利用もされてい
ないため多量のペットボトルが廃棄物になり、社会問題
となっている。本発明は以上の問題点を解決するために
なされたものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)合成樹脂製パイプの、上部にボトル
    容器のキャップ(21)に適合する雄ネジを切った注ぎ
    口(1)を設ける。 (ロ)注ぎ口(1)の下にボトル容器の口に適合する雌
    ネジを切ったキャップ部(2)を設け、キャップ部
    (2)の内側にシール材(3)を設ける。 (ハ)キャップ部(2)の下に複数の入水口(4)を設
    け、最下部に接続部(5)を設ける。 (ニ)接続部(5)に、浄水をする手段(9、10、2
    0)を装着した、浄水をする手段を保持する手段(1
    1、14、19)を接続する。 以上のごとく構成された、ボトル容器に取り付けて使用
    する貯水型浄水器。
  2. 【請求項2】 浄水をする手段を保持する手段が、上部
    に着脱可能な取り付け部(6)及び下部に接続部(1
    2)を設けた吸着濾過剤保持具(11)からなり、浄水
    をする手段が、上部に接続部(12)に取り付け可能な
    接続部(13)を設けた筒形の吸着濾過剤(9)であ
    る、請求項1記載のボトル容器に取り付けて使用する貯
    水型浄水器。
  3. 【請求項3】 浄水をする手段を保持する手段が、上部
    に着脱可能な取り付け部(7)と、その下部にポール
    (15)及び最下部に着脱可能な止め具(16)を設け
    てなる吸着濾過剤保持具(14)からなり、浄水をする
    手段が、ポール(15)に差し込んで取り付け可能な、
    縦の中心に貫通する穴を設けた筒形の吸着濾過剤(1
    0)である、請求項1記載のボトル容器に取り付けて使
    用する貯水型浄水器。
  4. 【請求項4】 浄水をする手段を保持する手段が、上部
    に着脱可能な取り付け部(8)と、側面に複数の通水口
    (17)及び底部に蓋(18)を設けた、浄水をする手
    段を収納可能な浄水筒(19)からなり、浄水をする手
    段が、浄水筒(19)に収納可能な吸着濾過剤(20)
    である、請求項1記載のボトル容器に取り付けて使用す
    る貯水型浄水器。
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