JPH1175656A

JPH1175656A - 釣り用棚装置

Info

Publication number: JPH1175656A
Application number: JP26818197A
Authority: JP
Inventors: Koichi Taguchi; 幸一田口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-09-12
Filing date: 1997-09-12
Publication date: 1999-03-23

Abstract

(57)【要約】【課題】異なる釣り台及び釣り堀などの桟橋に棒材に
容易に取り付けることができる釣り用棚装置を提供す
る。【解決手段】釣り用棚装置１０をクランプ部材１１と
棚部材１８とから構成する。クランプ部材１１の上面に
貫通孔１２を設ける。クランプ部材１１を断面Ｌ字状の
第１部材１３と第２部材１６とで構成する。第１部材１
３の側面１３Ａと第２部材１６の側面１６Ａとを間隔を
存して対向して設ける。第１部材１３の側面１３Ａに嵌
合部１４を形成すると共に上面１３Ｂ両側に長孔１５、
１５を形成する。第１部材１３の上面１３Ｂ下側に第２
部材１６の上面１６Ｂを重合させる。棚部材１８の端面
に下方に向けて嵌合片１９を設ける。棚部材１８の嵌合
片１９の両側端面に切欠部２０、２０を設ける。クラン
プ部材１１と棚部材１８とを連結部材２２にて連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、釣り台又は釣り堀
などの桟橋等に設けられた棒材に釣り用小物具等を載置
する棚部を取り付けるための釣り用棚装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来より釣りを行なうときに用いられ、
釣り人が腰掛けたり、座ったり、あぐらをかいたりして
釣りを楽しむ所定の大きさの釣り台が利用されている。
この釣り台の縁には一般的に釣り竿を支持する万力を固
定するための棒材（この場合厚さ約３０ｍｍ、高さ約４
０ｍｍ程度の四角の材木）が取り付けられている。こ
の、釣り台の側面には所定の大きさの棚部材が取り付け
られるようになっているものあり、釣り人が釣りを行な
うとき棚部材の上に釣り針、餌、重り、浮き等の釣り用
小物具、或いは、煙草、ライター、ジュース等を載置し
便利に使用していた。

【０００３】また、飼っておいた魚を、料金をとって人
に釣らせる池や堀（釣り堀）などにおいては、池の縁或
いは池の中に桟橋を設け、これにより釣り人が釣りを楽
しみ易いようにしている。これら桟橋の縁にも釣り竿を
支持するための万力を固定する棒材が取り付けられてい
た。そして、釣り人は桟橋の縁に設けられた棒材に万力
を固定すると共に万力に竿受けを固定し、この竿受けに
釣り竿を支持して釣りを楽しんでいた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、釣り台
の側面に取り付けられるようになっている棚部材は、客
の注文によって、その釣り台の側面にだけ取り付けられ
る構造となっており、異なる他の釣り台の棒材には棚部
材を取り付けて利用することができない問題があった。

【０００５】また、釣り台が狭く周りは水となり餌入れ
を一個置くと他にはなにも置くことができない問題があ
った。

【０００６】そこで、異なる釣り台或いは釣り堀などの
桟橋に設けられた棒材などにも容易に取り付けることが
できる釣り用棚装置の開発が望まれていた。

【０００７】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、異なる釣り台及び釣り堀な
どの桟橋に棒材に容易に取り付けることができる釣り用
棚装置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】即ち、請求項１の発明の
釣り用棚装置は、釣り台又は釣り堀などの桟橋に取り付
けられた棒材に取り付け可能なクランプ部と、釣り用小
物具を載置する棚部とを備えたものである。

【０００９】また、請求項２の発明の釣り用棚装置は請
求項１に加えて、クランプ部と棚部は別体であり、クラ
ンプ部の側面に棚部を取り付けたものである。

【００１０】また、請求項３の発明の釣り用棚装置は請
求項２に加えて、クランプ部の側面に嵌合孔を設け、棚
部には嵌合孔に嵌合可能な嵌合片を設けたものである。

【００１１】また、請求項４の発明の釣り用棚装置は請
求項２又は請求項３に加えて、棚部の側面に切欠部を設
け、この切欠部をクランプ部の側面に係合させたもので
ある。

【００１２】更に、請求項５の発明の釣り用棚装置は請
求項２、請求項３又は請求項４に加えて、クランプ部と
棚部とを連結部材にて連結したものである。

【００１３】更にまた、請求項６の発明の釣り用棚装置
は請求項１、請求項２、請求項４又は請求項５に加え
て、クランプ部の上面に貫通孔を設けたものである。

【００１４】また、請求項７の発明の釣り用棚装置は請
求項３において、クランプ部は断面Ｌ字状の第１部材と
第２部材とからなり、第１部材は側面に嵌合孔が形成さ
れると共に、上面には長孔が形成され、第２部材の側面
は第１部材の側面と間隔を存して対向し、且つ、上面
に、ネジ孔を備え、当該ネジ孔は第１部材の下面に重合
して長孔に対応するものである。

【００１５】

【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図１は棒材２３に取り付けた本発明の釣
り用棚装置１０の斜視図、図２は本発明の釣り用棚装置
１０のクランプ部材１１の斜視図、図３はクランプ部材
１１を構成する第１部材１３の斜視図、図４はクランプ
部材１１を構成する第２部材１６の斜視図、図５はクラ
ンプ部材１１と棚部材１８の組立分解斜視図をそれぞれ
示している。

【００１６】釣り用棚装置１０はクランプ部としてのク
ランプ部材１１と、棚部としての棚部材１８とから構成
されており、クランプ部材１１は第１部材１３と第２部
材１６とから構成されている。クランプ部材１１は後述
する棚部材１８を保持するためのもので、アルミニウム
板或いはステンレス板等の金属板で構成されている。こ
れら第１部材１３及び第２部材１６は、それぞれ断面Ｌ
字状を呈しており、第１部材１３と第２部材１６間に
は、図示しない釣り台、或いは、釣り堀の桟橋（図示せ
ず）などに設けられた棒材２３に取り付け可能に構成さ
れている。尚、棒材２３は、釣りを行なうとき釣り竿を
保持する万力（図示せず）を固定するためのものであ
る。

【００１７】また、第１部材１３の上面１３Ｂには長孔
１５が設けられており、この長孔１５は、第１部材１３
の上面両側に平行に設けられている。また、第１部材１
３の側面１３Ａには押さえ板２４が設けられており、こ
の押さえ板２４と第１部材１３の側面１３Ａとの間を少
許間隔を存して嵌合孔１４が形成されている。係る嵌合
孔１４は後述する棚部材１８の嵌合片１９を嵌合可能に
構成されている。即ち、第１部材１３の側面１３Ａ横に
嵌合孔１４が設けられている。尚、２５、２５は押さえ
板２４を第１部材１３の側面１３Ａに固定しているリベ
ットである。

【００１８】また、第２部材１６の上面１６Ｂにはネジ
孔２７Ａが設けられており、このネジ孔２７Ａは、第２
部材１６の上面１６Ｂ両側に設けられている。このネジ
孔２７Ａ、２７Ａは第１部材１３に設けた長孔１５、１
５と同間隔で設けられると共に、両長孔１５、１５の長
手方向に沿って所定の間隔で複数（この場合２カ所）設
けられている。また、クランプ部材１１は前記第１部材
１３の側面１３Ａと第２部材１６の側面１６Ａを対向さ
せ、長孔１５、１５の下側にネジ孔２７Ａ、２７Ａを重
合させた状態で、第１部材１３の側面１３Ａと第２部材
１６の側面１６Ａ間に後述する棒材２３を挿入可能に構
成されている。

【００１９】また、クランプ部材１１は第１部材１３の
上面１３Ｂ（長孔１５、１５）の下側に第２部材１６の
上面１６Ａ（ネジ孔２７Ａ、２７Ａ）を重合させた状態
で、一方の長孔１５（ネジ孔２７Ａ、２７Ａ）と他方の
長孔１５（ネジ孔２７Ａ、２７Ａ）間を上下に貫通する
貫通孔１２が設けられている。尚、２６Ａ、２６Ａはク
ランプ部材１１を棒材２３に固定するための蝶ネジ２
６、２６が締め付けられるネジ孔である。

【００２０】即ち、クランプ部材１１は第１部材１３の
上面１３Ｂの下側に第２部材１６の上面１６Ｂが重合さ
れた状態で、両長孔１５、１５間（ネジ孔２７Ａ、２７
Ａ及びネジ孔２７、２７）に貫通孔１２が設けられてい
る。また、第１部材１３の側面１３Ａに設けた嵌合孔１
４に対向した第２部材１６の側面１６Ａにネジ孔２６Ａ
が設けられている。

【００２１】一方、棚部材１８はクランプ部材１１同様
アルミニウム板或いはステンレス板等の金属板で構成さ
れており、縦約１４０ｍｍ、横約１４０ｍｍの大きさの
矩形状を呈しており、周囲の端面３方に起立して約１５
ｍｍの高さの周囲壁１８Ａが設けられている。残りの端
面の略中央部には下方に向けて嵌合片１９が設けられて
おり、この嵌合片１９は棚部材１８の下方に延在して設
けられている。該嵌合片１９は第１部材１３の側面１３
Ａに設けられた嵌合孔１４に嵌合可能に形成されてい
る。

【００２２】また、棚部材１８の嵌合片１９側の端面に
は内側方向に切り欠いた切欠部２０、２０が設けられて
おり、この切欠部２０、２０はクランプ部材１１の厚さ
寸法より少許大きい寸法に切り欠かれると共に、クラン
プ部材１１の第１部材１３の幅より少許大きい幅に切り
欠かれている。即ち、棚部材１８の切欠部２０、２０は
棚部材１８に設けた嵌合片１９を、第１部材１３の側面
１３Ａに設けた嵌合孔１４に嵌合させた状態で、棚部材
１８の切欠部２０、２０の両側を第１部材１３の板厚よ
り少許棒材２３側に突出するように構成されている。こ
れにより、棚部材１８の嵌合片１９を第１部材１３の側
面１３Ａに設けた嵌合孔１４に嵌合させた状態で、切欠
部２０、２０は第１部材１３の側面１３Ａに係合すると
共に、切欠部２０、２０より外側の棚部材１８の端面が
棒材２３に当接するように構成されている。

【００２３】また、棚部材１８の嵌合片１９及び切欠部
２０（この場合左側）近傍には所定の大きさの取付孔２
１が設けられており、この取付孔２１には合成繊維系の
紐、或いは金属の鎖などから構成された連結部材２２が
取り付けられている。該連結部材２２は所定の長さを呈
しており、端部はクランプ部材１１を棒材２３に固定す
るための蝶ネジ２６に取り付けられている。

【００２４】以上の構成で次に、釣り用棚装置１０の実
施例を説明する。尚、釣り台の縁及び釣り堀などの桟橋
の縁には厚さ約３０ｍｍ、高さ約４０ｍｍ程度の四角の
材木等からなる棒材２３が取り付けられているものとす
る。また、第２部材１６の側面に設けられたネジ孔２６
Ａ、２６Ａにはそれぞれ蝶ネジ２６、２６が仮締めされ
ているものとし、一方の蝶ネジ２６と棚部材１８は連結
部材２２にて連結されているものとする。

【００２５】まず、第１部材１３の側面１３Ａと第２部
材１６の側面１６Ａを対向させ、第１部材１３の長孔１
５、１５を上側に、第２部材１６のネジ孔２７Ａ・・・
を長孔１５、１５の下側に重合させる。そして、第１部
材１３の側面１３Ａ側の各ネジ孔２７Ａ、２７Ａに上方
より蝶ネジ２７、２７を仮締めする。この場合、第１部
材１３の長孔１５、１５下側に第２部材１６のネジ孔２
７Ａ、２７Ａを重合させた状態で、予め蝶ネジ２７、２
７を仮締めしておいても良い。

【００２６】次に、第１部材１３の側面１３Ａと第２部
材１６の側面１６Ａ間に棒材２３を挿入した後、第１部
材１３の側面１３Ａと第２部材１６の側面１６Ａを挟持
し、仮締めした蝶ネジ２７、２７を締め付ける。この場
合、第１部材１３の側面１３Ａ横に設けた嵌合孔１４を
釣り台の外側或いは釣り堀などの桟橋の池側に位置させ
て棒材２３にクランプ部材１１を固定する。また、棒材
２３の上面に突起（この場合、棒材２３を固定している
ボルト等）がある場合、クランプ部材１１の貫通孔１２
内に挿入し、クランプ部材１１を棒材２３に固定する。

【００２７】次に、第１部材１３の側面１３Ａ横に設け
た嵌合孔１４に棚部材１８の嵌合片１９を嵌合した後、
第２部材１６の側面１６Ａに予め仮締めしておいた蝶ネ
ジ２６、２６を締め付ける（この場合、蝶ネジ２６、２
６と棒材２３間に図示しない金属板を挿入して、蝶ネジ
２６の締め付けにより蝶ネジ２６の先端で棒材２３に傷
が付くのを防止しても差し支えない）。これにより、棒
材２３に棚部材１８が取り付けられると共に、棚部材１
８の嵌合片１９側の端面には切欠部２０、２０が設けら
れているので、棚部材１８の切欠部２０、２０より外側
の端面は棒材２３に隙間無く当接される。尚、釣り用棚
装置１０を棒材２３より取り外す場合、第２部材１６に
設けられた蝶ネジ２６、２６を緩めて棚部材１８を嵌合
孔１４より外せばよい。

【００２８】このように、釣り台或いは釣り堀などの桟
橋に取り付けられた棒材２３に取り付け可能なクランプ
部材１１の側面１３Ａに嵌合孔１４を設け、この嵌合孔
１４に棚部材１８を嵌合させると共に、棚部材１８に設
けた嵌合片１９側の端面両側にクランプ部材１１の厚さ
寸法より少許大きい寸法に切り欠いた切欠部２０、２０
を設けている。これにより、釣り台を用い難い釣り堀な
どでも、棚部材１８の嵌合孔１４側の端面を確実に棒材
２３に当接することができると共に、棚部材１８の周囲
壁１８Ａと棒材２３とにより釣り用小物具が落下するこ
となく安定して載置することができる。

【００２９】また、クランプ部材１１と棚部材１８は別
体に設け、クランプ部材１１の側面１３Ａに棚部材１８
を取り付けているので、クランプ部材１１と棚部材１８
を別々に分離することができる。これにより、釣り用棚
装置１０をコンパクトにすることができ、バックなどに
容易に収納することができ、容易に持ち運びを行なうこ
とができるようになる。

【００３０】また、棚部材１８に設けた嵌合片１９の両
側の端面に切欠部２０、２０を設けているので、棚部材
１８の嵌合片１９側の端面を隙間無く棒材２３に当接す
ることが可能となる。また、棚部材１８の端面を棒材２
３に隙間無く密着させることができるので、釣り糸が棚
部材１８と棒材２３との間に絡んで切れてしまうのを未
然に防止することができるようになる。

【００３１】また、連結部材２２にてクランプ部材１１
と棚部材１８とを連結しているので、クランプ部材１１
に取り付けた棚部材１８の取り付け、取り外しの際誤っ
て棚部材１８を池や川等に落としてしまうのを防止する
ことが可能になる。また、クランプ部材１１の上面に貫
通孔１２を設けているので、棒材２３の上面に棒材２３
固定用のボルトなどが突出している場所などでも、貫通
孔１２に突出したボルトを通すことにより、釣り用棚装
置１０を任意の場所に固定することができるようにな
る。

【００３２】更に、クランプ部材１１の側面１３Ａに嵌
合孔１４を設け、棚部材１８には嵌合孔１４に嵌合可能
な嵌合片１９を設けている。これにより、クランプ部材
１１の嵌合孔１４に棚部材１８の嵌合片１９を挿入する
だけで、クランプ部材１１に棚部材１８を取り付けるこ
とが可能となり、クランプ部材１１に棚部材１８を容易
に取り付けることができるようになる。

【００３３】

【発明の効果】以上詳述した如く請求項１の発明によれ
ば、釣り台又は釣り堀などの桟橋に取り付けられた棒材
に取り付け可能なクランプ部と、釣り用小物具を載置す
る棚部とを備えているので、所定の大きさの棒材が設置
されていればクランプ部を取り付けることが可能とな
る。これにより、釣り台を用い難い釣り堀などでも、釣
り人の前側に釣り用小物具を安定して載置することがで
きるようになる。従って、釣り堀などの桟橋の上に大勢
の釣り人が接近して釣りを行なっている場合でも、釣り
人は前向きのまま釣り針、餌、重り、浮き等の交換作業
を行なうことができと共に、煙草、ライター、ジュース
等を置くことができるようになり、極めて実用的効果の
大なるものとなるものである。

【００３４】また、請求項２の発明によれば、上記に加
えてクランプ部と棚部は別体であり、クランプ部の側面
に棚部を取り付けているので、クランプ部と棚部を別々
に分離することができる。これにより、釣り用棚装置を
コンパクトにすることができ、収納バックなどに容易に
収納することが可能になる。従って、釣り用棚装置の収
納及び持ち運びの利便性を大幅に向上させることができ
るようになるものである。

【００３５】更にまた、請求項３の発明によれば、請求
項２に加えてクランプ部の側面に嵌合孔を設け、棚部に
は嵌合孔に嵌合可能な嵌合片を設けているので、クラン
プ部の嵌合孔に棚部の嵌合片を挿入するだけで、クラン
プ部に棚部を取り付けることが可能となる。これによ
り、クランプ部に棚部を容易に取り付けることができる
ようになる。従って、棚部の着脱が極めて容易となり、
利便性を大幅に向上させることができ、大幅に実用効果
大なるものとなる。

【００３６】また、請求項４の発明によれば、請求項２
又は請求項３に加えて、棚部の端面に切欠部を設け、こ
の切欠部をクランプ部の側面に係合させているので、棚
部の嵌合片側の端面を隙間無く棒材に当接することが可
能になる。これにより、棚部と棒材とを確実に密着させ
ることができるので、釣り糸が棚部と棒材との間に絡む
のを防止することができると共に、釣り糸が絡んで切れ
てしまうのを未然に防止することができるようになるも
のである。

【００３７】また、請求項５の発明によれば請求項２、
請求項３又は請求項４に加えてクランプ部と棚部とを連
結部材にて連結しているので、クランプ部に取り付けた
棚部の取り付け、取り外しの際棚部を誤って落としてし
まうのを防止することが可能になる。従って、収納及び
持ち運びの利便性を大幅に向上させることができると共
に、棚部を池や川等に落としてしまう不都合を未然に防
止することができるようになるものである。

【００３８】更に、請求項６の発明によれば、請求項
１、請求項２、請求項４又は請求項５に加えてクランプ
部の上面に貫通孔を設けているので、棒材の上面に棒材
を椅子或いは桟橋に固定するためのボルトなどが突出し
ている場合等でも、クランプ部の上面に設けた貫通孔に
通すことができる。これにより、棒材の上面にボルトな
どが突出している場所でも釣り用棚装置を固定すること
ができる。従って、棒材の場所を選ばず棚部を設置する
ことができ、釣り用棚装置を取り付ける利便性を大幅に
向上することができるようになるものである。

【００３９】また、請求項７の発明によれば、請求項３
においてクランプ部は断面Ｌ字状の第１部材と第２部材
とからなり、第１部材は側面に嵌合孔が形成されると共
に、上面には長孔が形成され、第２部材の側面は第１部
材の側面と間隔を存して対向し、且つ、上面に、ネジ孔
を備え、当該ネジ孔は第１部材の下面に重合して長孔に
対応させているので、第１部材の側面と第２部材の側面
間隔を調整することができるようになる。これにより、
第１部材と第２部材の間隔を大きく調整することできる
ようになる。従って、棒材の厚さが大きく異なっても、
釣り用棚装置を取り付けることが可能となり、更なる利
便性を向上させることができるようになるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】棒材に取り付けた本発明の釣り用棚装置の斜視
図である。

【図２】本発明の釣り用棚装置のクランプ部材の斜視図
である。

【図３】クランプ部材を構成する第１部材の斜視図であ
る。

【図４】クランプ部材を構成する第２部材の斜視図であ
る。

【図５】クランプ部材と棚部材の組立分解斜視図であ
る。

【符号の説明】

１０釣り用棚装置１１クランプ部材１２貫通孔１３第１部材１３Ａ側面１３Ｂ上面１４嵌合孔１５長孔１６第２部材１６Ａ側面１６Ｂ上面１８棚部材１９嵌合片２０切欠部２２連結部材２３棒材２４押さえ板２６蝶ネジ２７蝶ネジ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】釣り台又は釣り堀などの桟橋に取り付け
られた棒材に取り付け可能なクランプ部と、釣り用小物
具を載置する棚部とを備えたことを特徴とする釣り用棚
装置。
【請求項２】クランプ部と棚部は別体であり、前記ク
ランプ部の側面に前記棚部を取り付けたことを特徴とす
る請求項１の釣り用棚装置。
【請求項３】クランプ部の側面に嵌合孔を設け、棚部
には前記嵌合孔に嵌合可能な嵌合片を設けたことを特徴
とする請求項２の釣り用棚装置。
【請求項４】棚部の側面に切欠部を設け、この切欠部
をクランプ部の側面に係合させたことを特徴とする請求
項２又は請求項３の釣り用棚装置。
【請求項５】クランプ部と棚部とを連結部材にて連結
したことを特徴とする請求項２、請求項３又は請求項４
の釣り用棚装置。
【請求項６】クランプ部の上面に貫通孔を設けたこと
を特徴とする請求項１、請求項２、請求項４又は請求項
５の釣り用棚装置。
【請求項７】クランプ部は断面Ｌ字状の第１部材と第
２部材とからなり、第１部材は側面に嵌合孔が形成され
ると共に、上面には長孔が形成され、第２部材の側面は
第１部材の側面と間隔を存して対向し、且つ、上面に、
ネジ孔を備え、当該ネジ孔は前記第１部材の下面に重合
して前記長孔に対応することを特徴とする請求項３の釣
り用棚装置。