JPH1172521A - 高圧配電線地絡の模擬再現装置 - Google Patents

高圧配電線地絡の模擬再現装置

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JPH1172521A
JPH1172521A JP9233576A JP23357697A JPH1172521A JP H1172521 A JPH1172521 A JP H1172521A JP 9233576 A JP9233576 A JP 9233576A JP 23357697 A JP23357697 A JP 23357697A JP H1172521 A JPH1172521 A JP H1172521A
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孝男 小島
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電庄を用いることなく、低電圧のもとで高
庄配電設備の地絡を模擬的に再現して零相電圧/電流の
波形観測や機器の動作試験を可能にする。 【解決手段】 3相低圧電源を2系統のフィーダに分岐
し、両フィーダに幹線開閉器73,74を接続し、その
末端を連系開閉器75を介して互いに接続する。これら
の幹線系統に地絡方向継電器52,53、フィーダごと
に対地静電容量を再現するコンデンサ71,72、線路
抵抗R1,R2および地絡スイッチ6を接続にしてお
き、それらの機器の操作を操作パネル部2〜5から行う
ことで、フィーダ間の位相角をずらしたり、地絡を再現
したり、地絡方向継電器52,53へ流れる電流値を変
更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接地系高圧配電
線における地絡を模擬的に再現して、零相電圧/電流波
形の観測やそれらの波形を機器に入力し動作確認をする
ための装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】新たに地絡保護継電器
を開発した場合は、非接地系高圧配電線(6kV)にお
ける1線地絡時の零相電圧/電流波形を機器に入力し
て、動作の確認および動作時の波形を観測することは不
可欠である。また、電力関連会社などでは、配電線にお
ける地絡現象、とくに、地絡時に発生する零相電圧/電
流波形がどのようであるかを、関連業務に携わる社員に
教育することが必要であった。そのため、従来は、それ
らを再現する装置として、模擬高庄配電設備を仮設し、
人工的に地絡を発生させて地絡試験を実施していた。し
かしながらこれらの設備では、高圧のもとで作動させる
ため、構成機器や設備のバックアップなどが必要とな
り、装置が大規模になっていた。そこで、実際の高電庄
を用いることなく、低電圧のもとでも高庄配電設備の地
絡を模擬的に再現して、零相電圧/電流の波形観測や、
機器の動作試験が行える装置の開発が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、盤内に入力された3相低
圧電源を所定電圧に変換した後、2系統のフィーダに分
岐するとともに両フィーダに幹線開閉器を接続し、次い
で両フィーダの末端を連系開閉器を介して互いに接続す
ることにより形成した幹線系統と、分岐前の幹線系統に
接続された接地形計器用変圧器とフィーダごとに接続さ
れた零相変流器と遮断器とからなる1対の地絡方向継電
器と、フィーダごとに互いに並列接続された線路抵抗お
よび開閉器と、フィーダごとに容量切換用スイッチ回路
を介して接地線と接続されたコンデンサと、一方のフィ
ーダの幹線開閉器と連系開閉器の間で接地線との間に抵
抗を介して接続された地絡発生スイッチと、これら幹線
系統および接続された機器の配置を表示した操作盤と、
操作盤上にあって、表示されている幹線系統、各機器の
通電状態および動作状態をそれぞれ対応させて表示する
表示手段と、操作盤上に設置されるとともに、表示され
ている機器の開閉または切換を操作する操作手段とを備
えたことを特徴とする。
【0004】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、両幹線開閉器および連系開閉器にそれぞれ接続され
た開閉器遠方制御器と、これら開閉器遠方制御器と両フ
ィーダとの間にそれぞれ接続された配電線搬送用結合器
と、幹線系統に接続されて前記結合器との搬送波送受信
の仲介をする配電線搬送用結合器と、この仲介用の結合
器と盤外の親局とを接続するための親局コネクタとを備
えたことを特徴とする。
【0005】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、幹線系統、地絡方向継電器および連
系開閉器にそれぞれ接続された波形確認用モニタ端子
と、これらモニタ端子からの波形信号を盤外に送出する
ための端子台とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の実施形態を配電教育実習
設備に適用した場合の電源操作盤を示す外観図である。
図示されるように、盤本体1の正面上部に、表示パネル
10が設けられ、盤本体1内に模擬的に構成された配電
系統とそれに付属する各機器が表示されている。また、
それら機器の操作手段がその下部に配置されている。
【0007】これらの構成を具体的に説明すると、図の
下部の左ブロックに、電源用の操作パネル部2が設けら
れ、NFB21〜23が配設されるとともに、その左側
にはNFB21〜23の通電状態を示すためのLED2
4〜26が配設されている。ここで、NFB21は、上
部の表示パネル10にとして表示された開閉器に相当
し、盤電源用として単2、100Vが入力される。NF
B22は、上部の表示パネル10にとして表示された
開閉器に相当し、配電線電源用として3相200Vが入
力される。
【0008】NFB23は、上部の表示パネル10に
として表示された開閉器に相当し、制御器電源用として
単3、100/200Vが入力される。これらNFB2
1〜23のノブの操作により電源の入り切りがおこなわ
れる。なお、NFB22に入力された配電線電源は、表
示パネル10上で太線で表示され、変圧器V−Vにより
変圧された後、接地形計器用変圧器(GPT)が接続さ
れ、さらに2系統に分岐されて、第1のフィーダ(1
F)と第2のフィーダ(2F)となる。
【0009】次に、電源用の操作パネル部2の右には、
フィーダ1F,2Fの操作パネル部3,4が順に設けら
れている。操作パネル部3には、フィーダ1Fの配電線
に接続されているリレー接点の開閉を切り替えるため
の押しボタンスイッチ31,32が配設されるととも
に、その切換状態を示すLED33が配設されている。
また、配電線中に100オームの線路抵抗R1と並列に
接続されたバイパス用のリレー接点の開閉を切り替え
るための切換スイッチ34が配設されている。さらに、
配電線中に対地静電容量として3個の5μFのコンデン
サが切換スイッチを介して並列に接続されており、こ
の切換スイッチの接続を3段階に切り替えて、容量を
5,10,15μFのいずれかに選択するためのロータ
リスイッチ35が配設されている。
【0010】操作パネル部4には、フィーダ2Fの配電
線に接続されているリレー接点◎7の開閉を切り替える
ための押しボタンスイッチ41,42が配設されるとと
もに、その切換状態を示すLED43が配設されてい
る。また、配電線中に100オームの線路抵抗R2と並
列に接続されたバイパス用のリレー接点の開閉を切り
替えるための切換スイッチ44が配設されている。さら
に、配電線中に対地静電容量として3個の5μFのコン
デンサが切換スイッチを介して並列に接続されてお
り、この切換スイッチの接続を3段階に切り替えて、
容量を5,10,15μFのいずれかに選択するための
ロータリスイッチ45が配設されている。
【0011】また、操作パネル部4の右には、地絡事故
用の操作パネル部5が設けられている。ここには、上部
の表示パネル10の配電系統図中のフィーダ2F側に表
示されている接点6に対応する押しボタンスイッチ51
が配設されるとともに、地絡が発生した場合に、フィー
ダごとに作動する、誘導型方向性地絡継電器(地絡方向
継電器)52,53が配設されている。
【0012】また、図示しないが盤本体1の側面には、
配電系統図中の地絡抵抗7に相当する地絡抵抗の接続端
子、および配電線搬送のためのRS232Cコネクタ、
DIOコネクタが配設されている。さらに側面には、図
1の表示パネル10の配電系統図中には表示されていな
い波形読込み用のモニタ端子を外部に接続するためのモ
ニタ出力通線用穴や、サービスコンセントが配設されて
いる。
【0013】図2は、図1の表示パネル10上に表示さ
れている配電系統図に、外部との接続関係を示す機器お
よび配線を追加して示した系統図である。図中の太線で
表示されている部分が配電線系統であり、開閉器より
3相200Vが入力されている状態がLED25に表示
される。次いで、変圧器V−Vにより変圧された後、接
地形計器用変圧器61が接続され、さらに2系統に分岐
されて、第1のフィーダ(1F)と第2のフィーダ(2
F)となる。フィーダ1F,2Fには、それぞれ操作パ
ネル部3,4の切換スイッチ34,44により作動す
る、リレー接点と線路抵抗R1、リレー接点と線路
抵抗R2がそれぞれ並列に接続されている。
【0014】さらに、操作パネル部3,4の押しボタン
スイッチ31,32および41,42の操作により開閉
されるリレー接点,が接続されている。また、フィ
ーダ1F,2Fにそれぞれ接続された零相変流器62,
63と接地形計器用変圧器61と組み合わせられて地絡
方向継電器52,53が構成され、これら地絡方向継電
器52,53が地絡を検出した場合は、リレー接点,
を開放し、各フィーダが遮断される。なお、接地形計
器用変圧器61は、200V/110V変圧器であり、
完全地絡時に190Vを出力する。なお、零相変流器6
2,63には高圧用のものを用いているが、後述するコ
ンデンサの値により高圧地絡時と同様の零相電流が流せ
るため、地絡方向継電器52,53に対して、高圧と同
一の出力が与えられる。
【0015】また、接地形計器用変圧器61および零相
変流器62,63には、それぞれモニタ端子64〜66
が接続されている。さらに、フィーダ1F,2Fには、
通電状態を示すLED67,68が接続された後、接地
線との間に、5オームの抵抗R3,R4および切換スイ
ッチ,を介して、コンデンサ71,72が接続され
ている。これらコンデンサ71,72は、単位容量が5
μFのコンデンサを3個並列接続して、配電線の対地静
電容量を模擬的に再現したものであり、操作パネル部
3,4のロータリスイッチ35,45の操作により、切
換スイッチ,が順に開閉されて、その容量が3段階
に切り替えられる。
【0016】次に、フィーダ1F,2Fは、幹線開閉器
73,74に接続された後、連系開閉器75によりそれ
ぞれの末端が接続されている。これら開閉器73〜75
は、それぞれの手前に接続されている結合器76〜78
を介して受信される動作指令にもとづいて作動する開閉
器遠方制御器81〜83により、開閉操作される。ま
た、フィーダ2Fの右端側には、接地線との間に地絡を
発生されるための接点6および地絡抵抗7が接続されて
おり、操作パネル部5の押しボタンスイッチ51の押下
により、接点6が閉じられて地絡が発生する。
【0017】ここで、地絡の発生位置を、開閉器73〜
75の切換操作により、フィーダ1F,2Fの一方また
は両方に設定して、それぞれの地絡方向継電器52,5
3の動作を確認することができる。なお、この地絡抵抗
7は、盤の外部に接続されている。また、フィーダ2F
の左端では、接地線との間に結合器86が接続され、結
合器86は開閉器遠方制御器(高圧配搬モデム要素)8
7を介して親局コネクタ88に接続されている。さら
に、幹線開閉器73,74の前後のフィーダには、電圧
の有無を検出するための引出線12〜15が接続され、
その他端が親局コネクタ88に接続されている。この親
局コネクタ88は、外部に設置されて親局として機能す
るパソコン等が接続され、配電線搬送がおこなわれる。
それにより親局(パソコン)から入/切の制御および配
電線充電状態の確認が可能となる。
【0018】同様に、フィーダ2Fの左端寄りの位置に
モニタ端子85が、連系開閉器75と遠方制御器83と
の接続部にモニタ端子84が、それぞれ接続されてい
る。これらモニタ端子84,85および前述のモニタ端
子64〜66の他端は、端子台89に接続されており、
この端子台89に波形測定器を接続することで、配電系
統各部の波形の観察が可能となる。なお、配電線系統に
それぞれ設置されて各操作パネル部により開閉操作され
る開閉器接点は、容量や操作性に応じて、操作パネル部
に設置されるスイッチを直接接続することも、またはリ
レー接点とすることも任意である。
【0019】次に、この装置の動作について説明する。
図3は、地絡点の抵抗が0となる完全地絡時の等価回路
を示す。図中の、Eは対地電圧、RNは一次側からみた
中性点抵抗、C1はフィーダ1Fの対地静電容量、C2
はフィーダ2Fの対地静電容量、I01はフィーダ1F
側零相電流、I02はフィーダ2F側零相電流、I0N
は中性点抵抗側零相電流である。すなわち、I0Nは接
地形計器用変圧器(GPT)に流れる地絡電流であり、
I01は負荷側に地絡点をもつ地絡方向継電器に流れる
零相電流であり、I02は負荷側に地絡点をもたない地
絡方向継電器に流れる零相電流である。
【0020】一般に、高圧系(6.6kV)ではRNを
10kΩとしているため、I0Nの値は表1に示したよ
うに381mAとなり、そこで、これと同一の電流を得
るために、本装置の低圧系(200V)では、RNを3
02Ωとする。
【0021】
【表1】
【0022】また、I01,I02についても、6.6
kVと200Vとでは、電圧比が33となるため、コン
デンサの容量を、その分33倍に大きくし等価の地絡電
流を発生させる。なお、RNはGPTの一次側(配電線
側)からみたインピーダンスであり、図4に示すように
トランス3台で構成される。図4において、二次側のR
N2の低抗値は、nをトランス巻数比とすると、RN=
2/9R2となり、6.6kvでは25Ωである。R
N2の両端の電圧は、地絡方向継電器に入力される零相
電圧であり、図4中に記載した通り、低圧のトランス巻
数比nを高圧の場合と異なる値に変更して等価にするこ
とができる。これらのことから、完全地絡時には190
Vの出力が得られる。このようにして地絡方向継電器に
入力される要素を、低圧配電線でありながらも高圧の場
合と同一にすることができる。
【0023】図5は、連系開開器75の両側、すなわち
フィーダ1Fとフィーダ2Fとの間で、電圧位相角を変
化させる場合についての説明図である。まず、図中の幹
線開閉器73,74を閉じ、連系開閉器75を開き、フ
ィーダ1F,2Fの電源側のリレー接点,を開い
て、フィーダ1F,2Fに抵抗R1,R2を接続する。
次に、切換スイッチ,を操作して、コンデンサ7
1,72の容量を切り替えることにより、電圧位相が変
化する。フィーダ1F,2Fにおけるコンデンサ容量と
位相の変化の関係は、図中の表に記載したとおりとな
り、位相をステップ的に3段階に変化させることができ
る。
【0024】また、図5の表に示した地絡電流の値は、
リレー接点,を閉じフィーダ1F,2Fから抵抗R
1,R2を切り離した状態で、地絡方向継電器52,5
3へ流れる電流の値である。同じく、表中の位相につい
ては、上述したように、リレー接点,を開いてフィ
ーダ1F,2Fに抵抗R1,R2を挿入した状態で、抵
抗R1,R2の負荷側に発生する電圧の位相である。
【0025】このように、本発明の実施形態は、地絡に
関する配電パラメータを高圧から低圧に変換することに
より、低圧配電線を用いて非接地系配電線を構築し、地
絡方向継電器に対し、高圧配電線上で作動した場合と同
一の地絡情報を出力して、高圧配電線保護と同様の動作
が行えるようにしたものである。また、高圧配電線で使
用している高圧自動開閉器の電圧検出センサを、レベル
変換することにより低圧用に変更し、さらに、遠方制御
器と組み合わせて遠隔制御可能とした。これらを組み合
わせたことで、以下のような効果が得られた。
【0026】(1)低圧回路で構成しているため設備も
小規模となり、室内設置が可能になるとともに、設備保
護も容易となる。 (2)配電線に1線地絡を発生させたときの零相電圧/
電流の波形観測が可能となる。 (3)地絡方向継電器の動作確認が可能となる。 (4)2フィーダ分の配電を製作し、開閉器の入/切条
件を変化させることにより、どちらのフィーダーにおい
ても地絡を発生させることができる。 (5)連系開閉器における両側の電圧位相角を変化させ
て、検相確認訓練を実施することが可能となる。 (6)その他にも、配電線の条件を変更して、各種の配
電線の解析をすることが可能になる。
【0027】なお、この実施形態では、配電教育実習装
置に適用した場合を示したが、開発段階の地絡継電器の
動作試験装置として用いることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、低圧電源を盤内に引き込み、機器を接続して配電系
統を模擬的に形成し、次いで、操作盤上で各機器の開閉
切換操作をしながら人工的に高圧配電系統における地絡
状態を再現して、各部の動作を盤上で確認することがで
きる。このように、装置に高圧を用いることがないた
め、その分、取り扱いが容易になるとともに、装置の構
成が簡単になる。
【0029】請求項2の発明によれば、配電線搬送用の
機器を備えたことで、盤の親局コネクタを介して盤外の
親局から遠隔操作をしながらの地絡試験が可能になる。
【0030】請求項3の発明によれば、幹線系統上の各
部に波形確認用モニタ端子を接続したことで、盤外の波
形表示装置に地絡時の波形を表示させて確認することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す外観図である。
【図2】図1中の配電系統図の部分をより詳細に示した
配電系統図である。
【図3】図1の実施形態における完全地絡時の等価回路
図である。
【図4】図1の実施形態における接地形計器用変圧器の
説明図である。
【図5】図1の実施形態における動作説明図である。
【符号の説明】
1 盤本体 2〜5 操作パネル部 6 接点 7 地絡抵抗 10 表示パネル 12〜15 引出線 21〜23 NFB 24〜26 LED 31,32 押しボタンスイッチ 33 LED 34 切換スイッチ 35 ロータリスイッチ 41,42 押しボタンスイッチ 43 LED 44 切換スイッチ 45 ロータリスイッチ 51 押しボタンスイッチ 52,53 誘導型方向性地絡継電器(地絡方向継電
器) 61 接地形計器用変圧器(GPT) 62,63 零相変流器 64〜66 モニタ端子 67,68 LED 71,72 コンデンサ 73,74 幹線開閉器 75 連系開閉器 76〜78 結合器 81〜83 開閉器遠方制御器 84,85 モニタ端子 86 結合器 87 開閉器遠方制御器(高圧配搬モデム要素) 88 親局コネクタ 89 端子台 1F,2F フィーダ R1,R2 線路抵抗 R3,R4 抵抗 〜 開閉器 , リレー接点 切換スイッチ , リレー接点 切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤内に入力された3相低圧電源を所定電
    圧に変換した後、2系統のフィーダに分岐するとともに
    両フィーダに幹線開閉器を接続し、次いで両フィーダの
    末端を連系開閉器を介して互いに接続することにより形
    成した幹線系統と、 分岐前の幹線系統に接続された接地形計器用変圧器とフ
    ィーダごとに接続された零相変流器と遮断器とからなる
    1対の地絡方向継電器と、 フィーダごとに互いに並列接続された線路抵抗および開
    閉器と、 フィーダごとに容量切換用スイッチ回路を介して接地線
    と接続されたコンデンサと、 一方のフィーダの幹線開閉器と連系開閉器の間で接地線
    との間に抵抗を介して接続された地絡発生スイッチと、 これら幹線系統および接続された機器の配置を表示した
    操作盤と、 操作盤上にあって、表示されている幹線系統、各機器の
    通電状態および動作状態をそれぞれ対応させて表示する
    表示手段と、 操作盤上に設置されるとともに、表示されている機器の
    開閉または切換を操作する操作手段と、 を備えたことを特徴とする高圧配電線地絡の模擬再現装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高圧配電線地絡の模擬再
    現装置において、 両幹線開閉器および連系開閉器にそれぞれ接続された開
    閉器遠方制御器と、 これら開閉器遠方制御器と両フィーダとの間にそれぞれ
    接続された配電線搬送用結合器と、 幹線系統に接続されて前記結合器との搬送波送受信の仲
    介をする配電線搬送用結合器と、 この仲介用の結合器と盤外の親局とを接続するための親
    局コネクタと、 を備えたことを特徴とする高圧配電線地絡の模擬再現装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の高圧配電
    線地絡の模擬再現装置において、 幹線系統、地絡方向継電器および連系開閉器にそれぞれ
    接続された波形確認用モニタ端子と、 これらモニタ端子からの波形信号を盤外に送出するため
    の端子台と、 を備えたことを特徴とする高圧配電線地絡の模擬再現装
    置。
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