JPH1170204A - 雪上球状接地面滑走遊具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雪上での滑走や遊戯時に人間の体重移動によ
り、容易にスピードや進行方向を自由自在に変更できる
ようにする。また、その場での回転を可能にする。 【解決手段】 滑りどめ２を有した本体１の内部に人間
が乗り、雪上を球面のみ或いは平面と組み合わせた形状
の接地面３にて滑走する。また、ブレーキ４により減速
できる。接地面に球面を使用しているため、スピードと
進行方向を自由自在に変更できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、雪上で、人間が滑
走や遊戯の為に使用する滑走遊具を対象にしたものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】雪上で滑走や遊戯を行う滑走遊具には、
スキーやスノーボード、ソリ等がある。これらは平面と
進行方向に曲面をなした接地面かあるいは、進行方向に
平行な溝を有しているため進行方向の変更には限界があ
った。

【０００３】球自体を使用しその上に乗る物には、進行
方向を拘束する為の物が必要であった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】スキーやスノーボード
が愛好されるのは、スピードやスリルを楽しむ事も要因
の１つとされる。しかしながら、これらは比較的安定性
が良い為、熟練者ほどより危険なコースを必要としてし
まう。

【０００５】これらは、ほとんど１人乗り用で、又複数
乗りの場合でもその中の１人だけで方向を変える事は困
難である。この為、ただ数珠繋ぎとなって滑走する事と
なってしまい、面白味に欠ける。

【０００６】スノーボードも接地面が平面と進行方向の
曲面という点から自由度が限定されてしまい、滑走の自
由度も限定されてしまう。

【０００７】球自体を使用しその上に乗る滑走遊具は、
方向性に何らかの拘束を持つ必要が有り、体重移動だけ
での制御は困難である。

【０００８】上述の滑走遊具では、その場での回転が困
難である。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明では、滑り止めを
有した内部に乗り、球面のみ或いは平面と組み合わせた
形状の不安定な接地面にする事により上述の問題を解決
した。

【００１０】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図１において、本体１の
内部に滑りどめ２のを設置し、その上に人間が乗り体重
移動により、雪上を球面を有する接地面３により滑走す
る。ブレーキ４により減速が可能となっている。

【００１１】図２は、図１より進行方向と全体の安定性
を持たせた実施例である。

【００１２】

【発明の効果】本発明により、雪上の滑走および遊戯に
おいて次のような効果がもたらされる。人間の体重移動
だけで自由自在にスピードや進行方向の変更を行える。
その場での回転が容易に行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明品の外観図である。

【図２】本発明品の外観図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 滑りどめ ３ 接地面 ４ ブレーキ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 雪上での滑走や遊戯時に、１人又は複数
   の人が内部に乗り体重移動によって、スピードや進行方
   向を自由自在に変更できる様に接地面である底面に球面
   を用い、内部に滑りどめを設置した滑走遊具。