JPH1170111A - 超音波トランスデューサ・アレイ及び超音波イメージング・システム - Google Patents

超音波トランスデューサ・アレイ及び超音波イメージング・システム

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JPH1170111A
JPH1170111A JP10124965A JP12496598A JPH1170111A JP H1170111 A JPH1170111 A JP H1170111A JP 10124965 A JP10124965 A JP 10124965A JP 12496598 A JP12496598 A JP 12496598A JP H1170111 A JPH1170111 A JP H1170111A
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    • G01S7/52046Techniques for image enhancement involving transmitter or receiver

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】中央の行12aを成しているトランスデュ
ーサ素子と、中央の行の相対向する側で1対の最も外側
の行12d、12eを成しているトランスデューサ素子
とを有している多数行型超音波トランスデューサ・アレ
イ10Dにおいて、最も外側の行の相対応する素子は、
それぞれの信号リード30に並列に接続されている。中
央の行の各々の素子の面積は、最も外側の行の素子の各
々の対の合計面積よりも小さい。 【効果】特に至近距離音場において、従来のトランスデ
ューサよりも、仰角性能(より薄く且つより一様な画像
スライス、及びより高いコントラスト分解能)が向上し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、多数行型(multi-row)超音
波トランスデューサ・アレイ(配列)を有している医用
超音波イメージング・システムに関する。具体的には、
本発明は、方位角方向に方向制御することが可能である
が、仰角方向に方向制御することが可能でない多数行型
超音波トランスデューサ・アレイに関する。
【0002】
【発明の背景】従来の超音波イメージング・システム
は、超音波ビームを送信し、次いで、被検体からの反射
ビームを受信するのに用いられる超音波トランスデュー
サのアレイを備えている。超音波イメージングの場合、
1次元のアレイが、典型的には、1行に配列されている
と共に別個の電圧で駆動されている多数のトランスデュ
ーサを有している。印加電圧の時間遅延(又は位相)及
び振幅を選択することにより、個々のトランスデューサ
を制御して超音波を発生することができ、これらの超音
波を合計して、好ましいベクタ方向に沿って走行してお
り且つビームに沿って選択された1点に集束している正
味の超音波を形成する。同一の解剖学的情報を表すデー
タを収集するために、多数のファイアリング(firing)
を用いてもよい。ファイアリングの各々についてビーム
形成パラメータを変化させると、最大焦点に変化を与え
たり、又は、例えば各々のビームの焦点を前のビームの
焦点に対して移動させながら同じ走査線に沿って連続し
たビームを送信することにより、各々のファイアリング
についての受信データの内容を変化させたりすることが
できる。印加電圧の時間遅延及び振幅を変化させること
により、ビームはその焦点に関して、物体を走査するた
めの平面内で移動することができる。
【0003】トランスデューサ・アレイが、反射音を受
信するために用いられているとき(受信モード)にも同
じ原理が適用される。受信中のトランスデューサで発生
される電圧は、正味の信号が物体内の単一の焦点から反
射されている超音波を示すものになるように合計され
る。送信モードの場合と同様に、受信中の各々のトラン
スデューサからの信号に対して別個の時間遅延(及び/
又は位相シフト)及びゲインを与えることにより、超音
波エネルギの上述のような集束した受信を達成すること
ができる。
【0004】図1を見ると、従来の超音波イメージング
・システムが、別個に駆動される複数のトランスデュー
サ素子12で構成されているトランスデューサ・アレイ
10を含んでいる。複数のトランスデューサ素子12の
各々は、送信器(図示されていない)によって発生され
たパルス状波形によってエネルギを与えられたときに、
単位バーストの超音波エネルギを発生する。被検体から
トランスデューサ・アレイ10へ反射されて戻った超音
波エネルギは、受信を行う各々のトランスデューサ素子
12によって電気信号へ変換され、ビームフォーマ14
に別個に印加される。
【0005】超音波エネルギの各々のバーストによって
発生されたエコー信号は、超音波ビームに沿って並んだ
連続したレンジに位置している物体から反射したもので
ある。エコー信号は、各々のトランスデューサ素子12
によって別個に感知され、特定の時点におけるエコー信
号の振幅が、特定のレンジにおいて生じた反射の量を表
している。但し、超音波を散乱させるサンプル空間と各
々のトランスデューサ素子12との間の伝播経路に差が
あるので、これらのエコー信号は同時には検出されず、
又、これらのエコー信号の振幅は等しくならない。ビー
ムフォーマ14は、別個のエコー信号を増幅し、その各
々に対して適正な時間遅延を与えると共にこれらを加算
して、サンプル空間から反射された全体の超音波エネル
ギを正確に示す単一のエコー信号を形成する。各々のビ
ームフォーマ・チャンネル16が、それぞれのトランス
デューサ素子12からアナログのエコー信号を受け取
る。
【0006】各々のトランスデューサ素子12に入射す
るエコーによって発生される電気信号を同時に合計する
ために、ビームフォーマ・コントローラ22によって、
各々の別個のビームフォーマ・チャンネル16に時間遅
延が導入される。受信用のビーム時間遅延は、送信用の
時間遅延と同じ遅延である。しかしながら、各々のビー
ムフォーマ・チャンネルの時間遅延はエコーの受信中に
絶えず変化して、受信されたビームを、エコー信号が発
している起点のレンジの位置に動的に集束させる。ビー
ムフォーマ・チャンネルは又、受信されたパルスをアポ
ダイズすると共にフィルタリングするための回路機構
(図示されていない)を有している。
【0007】加算器18に入る信号は、他のビームフォ
ーマ・チャンネル16の各々からの遅延された信号と加
算されたときに、加算後の信号が、方向制御されたビー
ムに沿って位置しているサンプル空間から反射されたエ
コー信号の振幅及び位相を示すものになるように遅延さ
れている。信号プロセッサ又は検出器20が、受け取っ
た信号を表示データへ変換する。Bモード(グレイ・ス
ケール)では、表示データは、エッジ強調及び対数圧縮
等の何らかの追加処理を施された信号の包絡線となる。
スキャン・コンバータ6が、検出器20から表示データ
を受け取って、このデータを表示用の所望の画像へ変換
する。具体的には、スキャン・コンバータ6は、音響画
像データを、極座標(R−θ)のセクタ・フォーマット
又はデカルト座標の線形アレイから、ビデオ速度で適当
にスケーリングされたデカルト座標の表示ピクセル・デ
ータへ変換する。次いで、これらのスキャン・コンバー
トされた音響データは、表示モニタ8に表示するために
出力され、表示モニタ8は、信号の包絡線の時間変化す
る振幅をグレイ・スケールとして画像表示する。
【0008】従来の殆どのトランスデューサ・アレイで
は、各素子は微小なピッチ(中心において1つの音波長
の2分の1)で離隔されて、単一の列に配列されてい
る。仰角方向(配列の軸及びイメージング平面に対して
垂直)では、単一行トランスデューサ素子は大きく(波
長の10倍)、ビーム形成は固定焦点の音響レンズによ
って行われている。従来の1次元(1D)整相列型プロ
ーブは、優れた横方向及び軸方向の分解能を有している
が、仰角性能は、固定されたレンジに集束している固定
された開口によって決定されている。レンズの焦点距離
は、プローブの意図されている用途について最も重要性
を持つイメージング・レンジの近傍で最大のコントラス
ト分解能を与えるように選択されている。仰角開口は、
レンズ焦点の近傍でのコントラスト分解能及び感度(大
きな開口によって改善される)と、音場の深さ、又は焦
点から離れた位置でのコントラスト(より小さな開口に
よって改善される)との間の兼ね合いである。仰角開口
は典型的には、レンズ焦点距離の1/6〜1/3(f/
6〜f/3)であり、これにより、焦点の所で良好なス
ライス厚さ(即ち、イメージング平面に垂直な平面にお
けるビーム幅であり、「仰角ビーム幅」とも呼ばれ
る。)及び良好なコントラスト分解能が得られると共
に、適度な音場の深さが得られる。しかしながら、この
ようなプローブの近距離音場及び遠距離音場での性能
(仰角スライス厚さ及びコントラスト分解能)は、レン
ズ焦点での性能よりも遥かに低い。
【0009】現在の単一行(「1D」)型アレイの限定
された仰角性能を向上させるために、いわゆる「1.2
5D」アレイ、「1.5D」アレイ及び「2D」アレイ
を含めた様々な形式の多数行型トランスデューサ・アレ
イが開発されている。ここで用いる際には、これらの用
語は以下の意味を有するものとする。(1D)仰角開口
は固定されており、焦点は固定されたレンジに位置して
いる。(1.25D)仰角開口は可変であるが、集束は
静的である。(1.5D)仰角方向の開口、シェーディ
ング及び集束は動的に可変であるが、アレイの中心線に
関して対称である。(2D)仰角方向の形状及び性能
は、電子式のアポダイゼーション、集束及び方向制御を
フルに行うことができ、方位角方向と同等である。1.
25Dプローブの仰角開口は、レンジと共に増大する
が、その開口の仰角方向での集束は静的であって、1つ
(又は複数)の固定された焦点を備えた機械的なレンズ
によって主として決定されている。1.25Dプローブ
は、1Dプローブよりも実質的に優れた近距離音場及び
遠距離音場のスライス厚さ性能を与えることができ、
又、追加のシステム・ビームフォーマ・チャンネルを要
求しない。1.5Dプローブは、仰角方向で動的な集束
及びアポダイゼーションを行うために、追加のビームフ
ォーマ・チャンネルを用いる。1.5Dプローブは、特
に中距離音場及び遠距離音場において、1.25Dプロ
ーブに匹敵する細部分解能を与えることができ、コント
ラスト分解能については1.25Dプローブよりも実質
的に優れている。
【0010】図2A及び図2Bは、丈が長く狭いトラン
スデューサ素子12の単一の行を備えた従来の1Dアレ
イ10Aを示している。超音波パルスは、半円筒形状の
集束用レンズ24を介して送信される。各々のトランス
デューサ素子は、それぞれの電気導体26によって別個
のビーム形成チャンネル16(図1を見よ)に接続され
ている。
【0011】図3A及び図3Bは、フレネル(Fresne
l)行ピッチでトランスデューサ素子の5つの行12a
〜12eを備えた従来の1.5Dアレイ10Bを示して
いる。超音波パルスはこの場合も、単一焦点のレンズ2
4を介して送信される。単一焦点レンズ24を備えた
1.5Dアレイの場合、フレネル行ピッチによって、開
口を横断する最悪のケースの位相誤差(集束誤差)が最
小化される。アレイの中心線をy=0と定義し、外側の
エッジをy=ymaxと定義すると、行のエッジは、中心
線から((1/3)1/2,(2/3)1/2,1)ymax
距離に位置していることになる。中央の行のトランスデ
ューサ素子からの信号リード26は、ビームフォーマ・
チャンネルの第1のセット2aに接続されている。中央
の行以外の行のアレイ素子は、中心線に関して対称にな
るように、対として電気的に接続されている。トランス
デューサ素子の中間の行の各々の対からの信号リード2
8は、ビームフォーマ・チャンネルの第2のセット2b
に接続されている。同様に、トランスデューサ素子の最
も外側の行の各々の対からの信号リード30は、ビーム
フォーマ・チャンネルの第3のセット2cに接続されて
いる。ビームフォーマ・チャンネル2a〜2cは、1.
5Dアレイ10Bの各々のトランスデューサ素子又は素
子の各々の対について独立の時間遅延、アポダイゼーシ
ョン及びフィルタリングを行う。ビームフォーマ・チャ
ンネルからの出力は、図1に示す1Dビームフォーマの
加算器18に類似した加算器40で合計される。
【0012】図4A及び図4Bは、等面積のトランスデ
ューサ素子の5つの行12a〜12eを備えた従来の
1.25Dアレイ10Cを示している。この場合には、
超音波パルスは、多焦点レンズ32を介して送信され
る。行のエッジは、アレイの中心線から(1/3,2/
3,1)ymaxの距離に位置している。仰角方向の各々
の列について、外側の行の対を形成している素子は、中
央の行の各々の素子の面積と同じ合計面積を有してい
る。従って、外側の行の素子の対は、中央の行の素子と
同じ電気インピーダンス及び音響感度を有することにな
る。多焦点レンズは、中央の行のみが作用する近距離音
場に中央の行を集束させ、外側の行が作用する唯一の領
域である遠距離音場に外側の行を集束させることによ
り、仰角ビーム・プロファイルの一様性を向上させてい
る。
【0013】図4Aに示す1.25Dアレイでは、多数
のマルチプレクサ34が、対応する多数の信号リード3
5にそれぞれ接続されている(1つのマルチプレクサ及
び1つの信号リードのみを図4Aに示す。)。各々の信
号リード35は、それぞれのビームフォーマ・チャンネ
ル(図4Aには示されていない)に接続されている。各
々のマルチプレクサ34は、3つの内部スイッチを有し
ており、内部スイッチは、信号リード26、28及び3
0を多重化して信号リード35に接続する。トランスデ
ューサ素子の各々の列は、このような信号リードのそれ
ぞれのセットに接続されている。即ち、中央の行の素子
12aは、信号リード26に接続されており、中間の行
の対を形成している素子12b及び12cは、信号リー
ド28に並列に接続されており、最も外側の行の対を形
成している素子12d及び12eは、信号リード30に
並列に接続されている。実用上は、素子の対の形成(即
ち、12bから12cへの接続及び12dから12eへ
の接続)は、プローブ・ヘッド内で完成されており、他
方、マルチプレクサはプローブ・ヘッド内に配置されて
いてもよいし、プローブ・ケーブルのコンソール側端部
に配置されていてもよいし、システム・コンソール自体
の内部に配置されていてもよい。
【0014】マルチプレクサ・スイッチの状態を変化さ
せるとノイズが生じるので、このプローブの使用の際に
は典型的には、ビーム当たり3つの送信−受信サイクル
が要求される。中央の行の素子12a用のマルチプレク
サ・スイッチ34aを閉じて、スイッチ34b及び34
cを開くと、送信遅延が、方位角方向の集束を近距離音
場で行うように設定され、ビーム・データの近距離の部
分が収集される。次いで、スイッチ34a及び34bを
閉じて、送信遅延及び受信遅延が再構成されると、行1
2a、12b及び12cを用いて中距離音場のデータが
収集される。最後に、すべてのマルチプレクサ・スイッ
チを閉じて、送信遅延及び受信遅延が再構成されると、
行12a〜12eを用いて遠距離音場のデータが収集さ
れる。これらの3つの区域からのデータは、移行部分で
の感度の変化を補償することに留意しながら、イメージ
ング・システム内で互いにスプライス(添え継ぎ)され
る。
【0015】現在公知のすべての多数行型1.25Dア
レイ及び1.5Dアレイ(並びに環状アレイ)は、遠距
離音場での開口を横断する位相誤差を低減させるよう
に、大きな中央の行と小さな外側の行とを有している
か、又はすべてのビームフォーマ・チャンネルが同じ電
気インピーダンス及び音響インピーダンスに遭遇すると
共にすべてのトランスデューサ素子が同じ送受信効率を
有するように等面積の素子を有しているかのいずれかで
ある。これらのトランスデューサの中央の行の仰角方向
の高さは、近距離音場でのスライス厚さに対して下限を
設けるので、これらのプローブが、至近距離音場で最適
なコントラスト分解能を達成するのを妨げている。
【0016】従って、イメージングされる音場の全体に
わたって優れた仰角性能(最小のスライス厚さ)を与え
るトランスデューサが求められている。好ましくは、こ
のようなトランスデューサは、128又はそれ以下のビ
ームフォーマ・チャンネルを有している既存の超音波イ
メージング・システムと互換性があるものでなければな
らない。
【0017】
【発明の要約】本発明は、従来のトランスデューサより
も向上した仰角性能(より薄く且つより一様な画像スラ
イス、及びより大きなコントラスト分解能)を、特に至
近距離音場において提供するように、外側の行よりも小
さい中央の行を備えた多数行型超音波トランスデューサ
である。最も広い観点では、本発明は、中央の行の各々
の素子の面積が、外側のどの行の素子の各々の対の合計
面積よりも小さいようなすべての多数行型トランスデュ
ーサ・アレイを含んでいる。好ましい実施例によれば、
アレイは5つの行と多焦点レンズとを有しており、最も
外側の行の素子の各々の対の合計面積は、中央の行の各
々の素子の面積よりも大きく、且つ中間の行の各々の素
子の各々の対の合計面積よりも大きい。もう1つの好ま
しい実施例によれば、アレイは3つのみの行と二焦点レ
ンズとを有しており、外側の行の素子の各々の対の合計
面積は、中央の行の各々の素子の面積よりも大きい。こ
のアレイは又、5つ以上の行を有していてもよい。
【0018】本発明は、1.25Dアレイ及び1.5D
アレイの両方において適用される。比較的少ない行を備
えた1.25Dアレイ及び1.5Dアレイについては、
より小さい中央の行が、一般的に、近距離分解能を向上
させる。多数行型トランスデューサが1.25Dアレイ
として用いられているならば、小さな中央の行が近距離
音場性能を向上させるばかりでなく、大きな外側の行
が、多焦点レンズとの組み合わせによって、遠距離音場
における向上した仰角性能を提供する。
【0019】
【好ましい実施例の詳細な説明】本発明によれば、最適
な仰角性能(最小の画像スライス厚さ及び最大のコント
ラスト分解能)は、(仰角方向に)比較的短い中央の行
と比較的長い最も外側の行とを有している多数行型トラ
ンスデューサ・アレイによって達成される。最も外側の
行は又、どの中間の行よりも仰角方向に長い。
【0020】至近距離音場では、アレイの中央の行のみ
が作用するので、仰角性能は、中央の行の高さによって
決定される。比較的少ない行を備えた1.25Dアレイ
及び1.5Dアレイの場合は、より小さな中央の行が、
一般的に、近距離音場での分解能を向上させる。中央の
行の素子の寸法についての下限に到ると、小さな高イン
ピーダンス素子を長いケーブルを介してビームフォーマ
電子回路に結合することに関連した損失を増大させる
か、又は素子の寸法が音波長に近付くにつれて回折に起
因して近距離音場の距離(z〜d/4λ)を減少させる
と共にビームの拡散(2分の1角度θ〜sin-1(λ/
d))を増大させるかのいずれかが生じる。これらの影
響の間の兼ね合いを図6に示す。同図は、無集束の開口
(5MHz)についての仰角ビーム曲線を示している。
2mmの開口(点線)は、至近距離では最良の分解能を
有しているが、近距離音場の距離は極く短く(約3m
m)、ビームは、以後急速に拡散している。6mmの開
口(破線)は、レンジ全体にわたって比較的一様である
があまり良好でない分解能を有している。4mmの開口
(実線)は、プローブのイメージング・レンジのかなり
の部分(約0mm〜30mm)にわたって良好な分解能
を与えている。
【0021】イメージングの深さが近距離音場から遠距
離音場に増大するにつれて、より多くの行のトランスデ
ューサ素子が関係するようになる。最大レンジにわたっ
て一様な仰角性能を得るためには、作用開口が増加する
につれてアレイの実効焦点距離が増加するようにすると
好ましい。1.25アレイの場合には、仰角方向の集束
はすべて、音響レンズによって行われている。開口が増
加するにつれて焦点距離を増加させるために、多焦点レ
ンズを用いる。アレイの中央の行をカバーするレンズの
部分は、中央の行のみが作用しているときに最良の近距
離音場性能を得るために、短い焦点距離を有するように
する。又、遠距離音場の画像ではアレイの外側の行のみ
が作用することから、レンズの外側の部分は、最良の遠
距離音場性能を得るためにより長い焦点距離を有するよ
うにする。
【0022】アレイの内側の行に対して最も外側の行の
寸法が増加すると、レンズの外側の部分に対して、画像
の遠距離音場の重みがより大きく加わる。これにより更
に、多焦点レンズの有効性が向上し、且つ仰角方向の音
場の深さ及びトランスデューサの仰角性能が向上する。
1.5Dアレイ及びビームフォーマの場合には、仰角方
向の集束の一部は、ビームフォーマの電子式の時間遅延
を調節することにより動的に達成されている。ビームフ
ォーマは又、仰角方向の動的な振幅シェーディングを行
うことが可能であり、これにより、ビームのサイドロー
ブを抑制し易くなっている。これらの効果は、大きな外
側の行及び多焦点レンズによって妨げられ、又、大きな
外側の行及び多焦点レンズの有する利点よりも重要であ
る可能性がある。遠距離音場での最適な電子式集束及び
シェーディングを行うためのアレイを設計する結果とし
て、大きな中央の行及び小さな外側の行が設けられてい
る。1.5Dアレイの設計に対する本発明の妥当性は、
プローブが意図されている特定の臨床分野について、プ
ローブの近距離音場での仰角性能が、遠距離音場での性
能に対してどれだけ重要かによる。
【0023】多くの従来の多数行型トランスデューサ・
アレイは、等面積素子を用いて設計されているので、す
べてのビームフォーマ・チャンネルは、同じ電気インピ
ーダンス及び音響インピーダンスに遭遇し、すべてのト
ランスデューサ素子は、同じ送受信効率を有する。しか
しながら、最新の超音波イメージング・システムは、そ
のビームフォーマにおいて送信及び受信のアポダイゼー
ション制御(送信振幅の制御及び受信ゲインの制御)を
行っている。この能力を応用し又は改善して、非等面積
アレイの行と行との間の感度、損失及び送受信効率の変
動を補償することができる。従って、小さな中央の行及
び大きな外側の行を有している未補償のアレイに起因す
ると考えられる非一様な感度及び反転したアポダイゼー
ション・プロファイルは、このアレイが適切に設計され
たイメージング・システムに接続されているときには問
題にならないはずである。
【0024】上述のアレイ設計原理の適用の一例とし
て、図5A及び図5Bは、小さな中央の行12a並びに
大きな最も外側の行12d及び12eを備えた5行型
1.25Dアレイ10Dを示している。行のエッジは、
アレイの中心線から(1/4,1/2,1)ymaxの距
離に位置している。従って、中間の行12b及び12c
の対を形成している素子は、中央の行12aの各々の素
子の面積と等しい面積を有しており、最も外側の行12
d及び12eの対を形成している素子は、中央の行12
aの各々の素子の面積の2倍に等しい面積を有してい
る。超音波パルスは、35mm、65mm及び90mm
のレンズ焦点を有している多焦点レンズ36を介して送
信される。レンズ36の中心の部分は、35mmの焦点
距離を有しており、中央の行12aによって送信される
超音波ビームを集束させる。隣接するレンズ部分(65
mmの焦点距離)は、行12b及び12cによってそれ
ぞれ送信されるビームを集束させる。そして、最も外側
のレンズ部分(90mmの焦点距離)は、最も外側の行
12d及び12eによってそれぞれ送信されるビームを
集束させる。マルチプレクサ34の接続及び動作は、図
4Aについて上で開示したものと同じである。
【0025】多焦点レンズ36(図5Aを見よ)は、仰
角開口にわたって連続であるが各々の行について異なる
曲率(焦点距離)を有している遅延関数を与える。レン
ズに不連続性を導入する(これにより、回折アーティフ
ァクトが生ずる可能性がある)か、又は素子の各々の行
とマルチプレクサとの間の信号経路に静的な遅延素子を
挿入するかのいずれかによって、不連続な遅延関数を与
えることも可能である。多焦点レンズの利点は、音場の
深さを実質的に増大させ、プローブのイメージング・レ
ンジの本質的に全体にわたって一様な分解能(−6dB
曲線)とコントラスト(−20dB曲線)とを提供する
ことである。欠点は、サイドローブが、単一焦点レンズ
のようにその焦点の近傍で急速に低減するわけではない
ことである。
【0026】図7は、図5Aに示す小さな中央の行の
1.25Dアレイからの仰角ビーム・プロファイルと、
図4Aに示す等面積の1.25Dアレイからの仰角ビー
ム・プロファイルとを比較する図である。等面積のアレ
イは、40mm、70mm及び100mmのレンズ焦点
を有している。小さな中央の行の設計は、1.25Dア
レイの近距離音場性能を大幅に向上させている。大きな
外側の行及び多焦点レンズと組み合わせると、小さな中
央の行の設計は又、1.25Dアレイについて遠距離音
場における適度な向上を提供する。
【0027】図8は、小さな中央の行の1.5Dアレイ
からの仰角ビーム・プロファイルと、等面積の1.5D
アレイ(図示されていない)からの仰角ビーム・プロフ
ァイルとを比較する図である。両方のアレイとも、単一
焦点レンズを有している。小さな中央の行の設計は、
1.5Dアレイの近距離音場性能を大幅に向上させてい
る。しかしながら、1.5Dアレイについては、小さな
中央の行の設計は、遠距離音場ではより大きなサイドロ
ーブを生じるので、小さな中央の行の1.5Dアレイと
等面積の1.5Dアレイとの間の選択は、近距離音場で
の仰角性能と遠距離音場での仰角性能との間の選択とな
る。
【0028】ビーム・プロファイルの測定及び画像か
ら、本発明による多数行型アレイが、アレイのイメージ
ング・レンジの全体にわたって殊の外一様な仰角方向の
スライス厚さを有しており、且つ類似する1Dプローブ
よりも実質的に良好なイメージング性能を有しているこ
とが確認される。図4A及び図5Aに示す好ましい実施
例の変形によれば、中央の行12aの各々のトランスデ
ューサ素子は、所定の面積を有しており、外側の行12
d及び12eのトランスデューサ素子の各々の対は、上
述の所定の面積よりも大きい第1の合計面積を有してお
り、中間の行12b及び12cのトランスデューサ素子
の各々の対は、上述の所定の面積よりも大きいが、上述
の第1の合計面積よりも小さい第2の合計面積を有して
いる。
【0029】好ましくは、本発明によるアレイは、n個
の行を有しており、ここで、nは3又はそれ以上の奇数
である。中央の行の相対向する側に設けられている行の
各々の対の素子を、隣接する行からの信号が1つのセッ
トのビームフォーマ・チャンネルに印加されるようにス
イッチングしてもよい。代替的には、行の各々の対を、
別個のセットのビームフォーマに結合することができ
る。ビームフォーマは典型的には、小さな開口(例え
ば、中央の行のみ)を用いて、近距離音場においてビー
ムを発生し、次いで、より大きな開口(3、5、7、…
行)を用いて中距離音場及び遠距離音場においてビーム
を発生する。これらのビームは、ビームフォーマと画像
形成及び表示システムとの間に配置されているプロセッ
サにおいて互いにスプライスされる。
【0030】本発明による1.25D設計は、従来の1
Dプローブよりも実質的に良好な近距離音場性能及び遠
距離音場性能(スライス厚さ コントラスト分解能)を
与え、更なるシステム・ビームフォーマ・チャンネルを
一切要求しない。システムへの影響は最小であるが、イ
メージング性能の向上は、トランスデューサ・パレッ
ト、ケーブル・アセンブリ及びマルチプレクサの複雑さ
の大幅な増大という代償によって得られるものである。
仰角開口及びレンズの焦点距離を増大させると、遠距離
音場におけるプローブの音響感度に対して数dBの寄与
があり得るが、これらのゲインは、マルチプレクサ及び
ケーブル・アセンブリでの損失の増大によって相殺され
る可能性がある。
【0031】動的な仰角方向の集束を支持するために、
1.5Dアレイは、1.25Dアレイよりも更に多数の
ビームフォーマ・チャンネル及び接続を要求する。1.
25Dアレイ用の仰角方向のビーム制御は、レンズ及び
マルチプレクサによってのみ達成されている。1.25
Dアレイの仰角方向の各々の列内に含まれるすべての素
子は、同じビーム形成チャンネルに接続されており、同
じ電子式時間遅延及びシェーディングを共有している。
これに対し、1.5Dアレイは、動的な集束及びシェー
ディングを用いて、仰角方向のビームを制御している。
仰角方向の対称性があるので(方向制御なし)、上述の
ことから、仰角方向の素子の各々の対について独立のビ
ーム形成チャンネルが要求される。
【0032】このように、1.5Dの場合には、単体レ
ンズと複合レンズとの間の区別は、1.25Dの場合ほ
ど重要ではない。1.25Dアレイでは、レンズが唯一
の集束機構であるので、複合レンズを有していること
は、拡張されたレンジの全体にわたって良好な細部分解
能及び良好なコントラスト分解能を維持するために極め
て重要なことである。1.5Dアレイでは、電子式集束
及びアポダイゼーションが十分に有効であるので、複合
レンズは、単体レンズを上回る利点をさほど有していな
い。尚、レンズ焦点は、関心領域の中心の近傍に位置し
ていなければならない。シミュレーションを用いて、図
6〜図8に示すデータが発生された。これらのシミュレ
ーションは、アレイの各々の行について128のチャン
ネルが設けられているものと仮定している。実用上は、
行に対するチャンネルの割り当ては、限られた数のビー
ムフォーマ・チャンネルしか利用可能でないならば、重
要な設計上の選択肢となる。方位角性能を維持するため
には、1.5Dプローブの作用する方位角方向の開口及
び素子のピッチが、競合する1Dプローブに匹敵するも
のであることが重要である。従って、3行型又は5行型
の1.5Dプローブの開口をフルに用いるためには、類
似の1Dプローブによって用いられる2倍又は3倍の数
のビームフォーマ・チャンネルが要求される可能性があ
る。
【0033】この制限は、楕円形状の作用開口を用い
て、最も外側の行によって用いられるチャンネルの数を
減少させると共に矩形開口のビーム・プロファイルより
も優れたビーム・プロファイルを形成することにより、
克服され得る。加えて、合成開口法及び多重の送受信サ
イクルを用いて、128チャンネルのイメージャから2
56チャンネル又は512チャンネルの性能を得ること
もできる。
【0034】以上の好ましい実施例は、説明の目的で開
示された。多数行型超音波トランスデューサ・アレイの
設計における当業者には、いくつかの変形又は改変が容
易に明らかとなろう。このような変形又は改変はすべ
て、特許請求の範囲に包含されているものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の超音波イメージング・システムの典型的
な128チャンネル・ビームフォーマのブロック図であ
る。
【図2】図2A及び図2Bは、従来の1Dトランスデュ
ーサ・アレイの仰角方向のそれぞれ断面図及び前面図で
ある。
【図3】図3A及び図3Bは、フレネル行幅と、単一焦
点レンズと、1.5Dビーム形成のための電気的接続と
を備えた従来の多数行型トランスデューサ・アレイの仰
角方向のそれぞれ断面図及び前面図である。
【図4】図4A及び図4Bは、等面積素子と、多焦点レ
ンズと、1.25Dビーム形成のための電気的接続とを
備えた従来の多数行型トランスデューサ・アレイの仰角
方向のそれぞれ断面図及び前面図である。
【図5】図5A及び図5Bは、(仰角方向に)比較的短
い中央の行と、比較的長い最も外側の行とを備えた本発
明による多数行型トランスデューサ・アレイの仰角方向
のそれぞれ断面図及び前面図である。
【図6】無集束の開口(5MHz)である2mm開口
(点線)、4mm開口(実線)及び6mm開口(破線)
についての仰角ビーム曲線を示すグラフであり、−6d
Bの曲線が細部分解能を示しており、−20dBの曲線
がコントラスト分解能を示しているグラフである。
【図7】多焦点レンズと、等面積の行に分割された12
mmの開口とを備えた5行型1.25D(5MHz)ア
レイ(破線)対小さな中央の行及び大きな外側の行を備
えたアレイ(実線)についての仰角ビーム曲線を示すグ
ラフであり、小さな中央の行のアレイが35mm、65
mm及び90mmのレンズ焦点を有しており、等面積の
アレイが40mm、70mm及び100mmのレンズ焦
点を有している場合のグラフである。
【図8】単一焦点レンズと、等面積の行に分割された1
2mmの開口とを備えた5行型1.5D(5MHz)ア
レイ(破線)対小さな中央の行及び大きな外側の行を備
えたアレイ(実線)についての仰角ビーム曲線を示すグ
ラフであり、小さな中央の行のアレイが70mmのレン
ズ焦点を有しており、等面積のアレイが65mmのレン
ズ焦点を有している場合のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04R 17/00 332 G06F 15/62 390D (72)発明者 ダグラス・グレン・ワイルズ アメリカ合衆国,ニューヨーク州,ボール ストン・レイク,グレイテル・テラス,52 番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央の行に配列されている第1の多数の
    トランスデューサ素子と、第1の外側の行に配列されて
    いる第2の多数のトランスデューサ素子と、第2の外側
    の行に配列されている第3の多数のトランスデューサ素
    子とを備えており、前記中央の行は、前記第1の外側の
    行と前記第2の外側の行との間に配列されており、前記
    第1の多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続され
    ている第1の多数の信号リードと、前記第2及び第3の
    多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続されている
    第2の多数の信号リードとを備えており、前記第1の多
    数のトランスデューサ素子の各々は、所定の面積を有し
    ており、前記第2の多数の信号リードのそれぞれの信号
    リードに接続されている前記第2及び第3の多数のトラ
    ンスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面積よりも
    大きい第1の合計面積を有している超音波トランスデュ
    ーサ・アレイ。
  2. 【請求項2】 前記中央の行並びに前記第1及び第2の
    外側の行のトランスデューサ素子に音響的に結合されて
    いる集束用レンズを更に含んでいる請求項1に記載の超
    音波トランスデューサ・アレイ。
  3. 【請求項3】 前記集束用レンズは、第1の焦点距離を
    有している第1のレンズ部分と、前記第1の焦点距離よ
    りも大きい第2の焦点距離を有している第2のレンズ部
    分とを含んでおり、前記第1のレンズ部分は、前記中央
    の行のトランスデューサ素子に音響的に結合されてお
    り、前記第2のレンズ部分は、前記第1及び第2の外側
    の行のトランスデューサ素子に音響的に結合されている
    請求項2に記載の超音波トランスデューサ・アレイ。
  4. 【請求項4】 第1の中間の行に配列されている第4の
    多数のトランスデューサ素子と、第2の中間の行に配列
    されている第5の多数のトランスデューサ素子と、前記
    第4及び第5の多数のトランスデューサ素子にそれぞれ
    接続されている第3の多数の信号リードとを更に含んで
    おり、前記第1の中間の行は、前記中央の行と前記第1
    の外側の行との間に設けられており、前記第2の中間の
    行は、前記中央の行と前記第2の外側の行との間に設け
    られている請求項1に記載の超音波トランスデューサ・
    アレイ。
  5. 【請求項5】 前記第3の多数の信号リードのそれぞれ
    の信号リードに接続されている前記第4及び第5の多数
    のトランスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面積
    よりも大きく且つ前記第1の合計面積よりも小さい第2
    の合計面積を有している請求項4に記載の超音波トラン
    スデューサ・アレイ。
  6. 【請求項6】 前記中央の行、前記第1及び第2の中間
    の行、並びに前記第1及び第2の外側の行のトランスデ
    ューサ素子に音響的に接続されている集束用レンズを更
    に含んでいる請求項4に記載の超音波トランスデューサ
    ・アレイ。
  7. 【請求項7】 前記集束用レンズは、第1の焦点距離を
    有している第1のレンズ部分と、前記第1の焦点距離よ
    りも大きい第2の焦点距離を有している第2のレンズ部
    分と、前記第2の焦点距離よりも大きい第3の焦点距離
    を有している第3のレンズ部分とを含んでおり、前記第
    1のレンズ部分は、前記中央の行のトランスデューサ素
    子に音響的に結合されており、前記第2のレンズ部分
    は、前記第1及び第2の中間の行のトランスデューサ素
    子に音響的に結合されており、前記第3のレンズ部分
    は、前記第1及び第2の外側の行のトランスデューサ素
    子に音響的に結合されている請求項6に記載の超音波ト
    ランスデューサ・アレイ。
  8. 【請求項8】 中央の行に配列されている第1の多数の
    トランスデューサ素子と、第1の外側の行に配列されて
    いる第2の多数のトランスデューサ素子と、第2の外側
    の行に配列されている第3の多数のトランスデューサ素
    子とを有しており、前記中央の行は、前記第1の外側の
    行と前記第2の外側の行との間に設けられており、前記
    第1の多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続され
    ている第1の多数の信号リードと、前記第2及び第3の
    多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続されている
    第2の多数の信号リードとを有しており、前記第1の多
    数のトランスデューサ素子の各々は、所定の面積を有し
    ており、前記第2の多数の信号リードのそれぞれの信号
    リードに接続されている前記第2及び第3の多数のトラ
    ンスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面積よりも
    大きい第1の合計面積を有している超音波トランスデュ
    ーサ・アレイと、 送信ビーム及び受信ビームを形成する多数のチャンネル
    を含んでいるビームフォーマと、 第1のスイッチング状態において前記第1の多数の信号
    リードを前記多数のビームフォーマ・チャンネルにそれ
    ぞれ接続する第1の多数のスイッチと、 第2のスイッチング状態において前記第2の多数の信号
    リードを前記多数のビームフォーマ・チャンネルにそれ
    ぞれ接続する第2の多数のスイッチと、 前記ビームフォーマからの受信ビームを処理して画像を
    形成する手段と、 前記画像を表示する手段とを備えた超音波イメージング
    ・システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の多数のスイッチは又、前記第
    2のスイッチング状態において前記第1の多数の信号リ
    ードを前記多数のビームフォーマ・チャンネルにそれぞ
    れ接続している請求項8に記載の超音波イメージング・
    システム。
  10. 【請求項10】 前記中央の行並びに前記第1及び第2
    の外側の行のトランスデューサ素子に音響的に結合され
    ている集束用レンズを更に含んでいる請求項8に記載の
    超音波イメージング・システム。
  11. 【請求項11】 前記集束用レンズは、第1の焦点距離
    を有している第1のレンズ部分と、前記第1の焦点距離
    よりも大きい第2の焦点距離を有している第2のレンズ
    部分とを含んでおり、前記第1のレンズ部分は、前記中
    央の行のトランスデューサ素子に音響的に結合されてお
    り、前記第2のレンズ部分は、前記第1及び第2の外側
    の行のトランスデューサ素子に音響的に結合されている
    請求項10に記載の超音波イメージング・システム。
  12. 【請求項12】 第1の中間の行に配列されている第4
    の多数のトランスデューサ素子と、第2の中間の行に配
    列されている第5の多数のトランスデューサ素子と、前
    記第4及び第5の多数のトランスデューサ素子にそれぞ
    れ接続されている第3の多数の信号リードとを更に含ん
    でおり、前記第1の中間の行は、前記中央の行と前記第
    1の外側の行との間に設けられており、前記第2の中間
    の行は、前記中央の行と前記第2の外側の行との間に設
    けられている請求項8に記載の超音波イメージング・シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記第3の多数の信号リードのそれぞ
    れの信号リードに接続されている前記第4及び第5の多
    数のトランスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面
    積よりも大きく且つ前記第1の合計面積よりも小さい第
    2の合計面積を有している請求項12に記載の超音波イ
    メージング・システム。
  14. 【請求項14】 前記中央の行、前記第1及び第2の中
    間の行、並びに前記第1及び第2の外側の行のトランス
    デューサ素子に音響的に結合されている集束用レンズを
    更に含んでいる請求項12に記載の超音波イメージング
    ・システム。
  15. 【請求項15】 前記集束用レンズは、第1の焦点距離
    を有している第1のレンズ部分と、前記第1の焦点距離
    よりも大きい第2の焦点距離を有している第2のレンズ
    部分と、前記第2の焦点距離よりも大きい第3の焦点距
    離を有している第3のレンズ部分とを含んでおり、前記
    第1のレンズ部分は、前記中央の行のトランスデューサ
    素子に音響的に結合されており、前記第2のレンズ部分
    は、前記第1及び第2の中間の行のトランスデューサ素
    子に音響的に結合されており、前記第3のレンズ部分
    は、前記第1及び第2の外側の行のトランスデューサ素
    子に音響的に結合されている請求項14に記載の超音波
    イメージング・システム。
  16. 【請求項16】 中央の行に配列されている第1の多数
    のトランスデューサ素子と、第1の外側の行に配列され
    ている第2の多数のトランスデューサ素子と、第2の外
    側の行に配列されている第3の多数のトランスデューサ
    素子とを有しており、前記中央の行は、前記第1の外側
    の行と前記第2の外側の行との間に設けられており、前
    記第1の多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続さ
    れている第1の多数の信号リードと、前記第2及び第3
    の多数のトランスデューサ素子にそれぞれ接続されてい
    る第2の多数の信号リードとを有しており、前記第1の
    多数のトランスデューサ素子の各々は、所定の面積を有
    しており、前記第2の多数の信号リードのそれぞれの信
    号リードに接続されている前記第2及び第3の多数のト
    ランスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面積より
    も大きい第1の合計面積を有している超音波トランスデ
    ューサ・アレイと、 前記第1の多数の信号リードにより伝送される電気的パ
    ルスから受信ビームを形成する第1の多数のビームフォ
    ーマ・チャンネルと、 前記第2の多数の信号リードにより伝送される電気的パ
    ルスから受信ビームを形成する第2の多数のビームフォ
    ーマ・チャンネルと、 少なくとも前記第1及び第2の多数のビームフォーマ・
    チャンネルからの受信ビームを処理して画像を形成する
    手段と、 前記画像を表示する手段とを備えた超音波イメージング
    ・システム。
  17. 【請求項17】 前記中央の行並びに前記第1及び第2
    の外側の行のトランスデューサ素子に音響的に接続され
    ている集束用レンズを更に含んでいる請求項16に記載
    の超音波イメージング・システム。
  18. 【請求項18】 第1の中間の行に配列されている第4
    の多数のトランスデューサ素子と、第2の中間の行に配
    列されている第5の多数のトランスデューサ素子と、前
    記第4及び第5の多数のトランスデューサ素子にそれぞ
    れ接続されている第3の多数の信号リードと、該第3の
    多数の信号リードから伝送される電気的なパルスから受
    信ビームを形成する第3の多数のビームフォーマ・チャ
    ンネルとを更に含んでおり、前記第1の中間の行は、前
    記中央の行と前記第1の外側の行との間に設けられてお
    り、前記第2の中間の行は、前記中央の行と前記第2の
    外側の行との間に設けられており、前記受信ビーム処理
    手段は、少なくとも前記第1、第2及び第3の多数のビ
    ームフォーマ・チャンネルからの受信ビームを処理して
    画像を形成している請求項16に記載の超音波イメージ
    ング・システム。
  19. 【請求項19】 前記中央の行、前記第1及び第2の外
    側の行、並びに前記第1及び第2の中間の行のトランス
    デューサ素子に音響的に結合されている集束用レンズを
    更に含んでいる請求項18に記載の超音波イメージング
    ・システム。
  20. 【請求項20】 前記第3の多数の信号リードのそれぞ
    れの信号リードに接続されている前記第4及び第5の多
    数のトランスデューサ素子の各々の対は、前記所定の面
    積よりも大きく且つ前記第1の合計面積よりも小さい第
    2の合計面積を有している請求項18に記載の超音波イ
    メージング・システム。
JP12496598A 1997-05-07 1998-05-07 超音波トランスデューサ・アレイ及び超音波イメージング・システム Expired - Lifetime JP4242472B2 (ja)

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