JPH1169358A - 動画像の動きベクトル予測方法 - Google Patents
動画像の動きベクトル予測方法Info
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- JPH1169358A JPH1169358A JP23328097A JP23328097A JPH1169358A JP H1169358 A JPH1169358 A JP H1169358A JP 23328097 A JP23328097 A JP 23328097A JP 23328097 A JP23328097 A JP 23328097A JP H1169358 A JPH1169358 A JP H1169358A
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- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
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- H04N5/144—Movement detection
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動きベクトルの計算を双一次補間を選択的に
利用して行う方法で計算量と複雑度を改善した動画像の
動きベクトル予測方法を提供する。 【解決手段】 全てのマクロブロックのY成分に対して
動き予測を行う。動きベクトルが求められると符号化予
測モードを決定し、符号化予測モードがINTERモー
ドと決定されたブロックに対してhalfpel探索を
行い、16×16ブロックの動きベクトル(MV16)と
周囲ブロックの動きベクトルを用いて双一次補間を行っ
た動きベクトル(MVi bil)のうち、該当8×8ブロッ
クに対するSADの小さなベクトルを初期動きベクトル
として選択する。
利用して行う方法で計算量と複雑度を改善した動画像の
動きベクトル予測方法を提供する。 【解決手段】 全てのマクロブロックのY成分に対して
動き予測を行う。動きベクトルが求められると符号化予
測モードを決定し、符号化予測モードがINTERモー
ドと決定されたブロックに対してhalfpel探索を
行い、16×16ブロックの動きベクトル(MV16)と
周囲ブロックの動きベクトルを用いて双一次補間を行っ
た動きベクトル(MVi bil)のうち、該当8×8ブロッ
クに対するSADの小さなベクトルを初期動きベクトル
として選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG4に対応
する動きベクトル予測に関し、特に動きベクトルの計算
を双一次補間を選択的に利用して行う方法で計算量と複
雑度を改善した動画像の動きベクトル予測方法に関す
る。
する動きベクトル予測に関し、特に動きベクトルの計算
を双一次補間を選択的に利用して行う方法で計算量と複
雑度を改善した動画像の動きベクトル予測方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在標準化作業が進んでいるMPEG4
の概略的な推進内容は以下の通りである。MPEG4
は、今まで適用されてきたMPEG1、MPEG2の機
能とは全く異なる機能を追求するもので、通信、コンピ
ューター、放送等の技術領域が融合されてマルチ化され
る現在の傾向に対応するためのものである。すなわち、
独立的に技術の革新を成しとげた種々の技術領域を全て
包括できる融合技術領域の機能の実現、及びその応用分
野の開拓を目標とする。MPEG4が追求する方向は、
超低ビット率でAV符号化を可能にする技術、そして従
来とは全く異なる新たな機能の実現、等に大別される。
ここで、超低ビット率でAV符号化を可能にするべく試
みられている第1の方法としては、MPEG1、2で使
われているDCT変換技術を使用せず、全く新たな符号
化技術、例えばブロック境界での歪みが少なく且つ符号
化効率が高いウエーブレット符号化方式等をあげられ
る。そして、第2の方法としては、MPEG1、2での
符号化がマクロブロック単位の動き補償を行っているの
と異なり、アフィン変換などの他の方式で動き補償を行
うことをあげられる。第3の方法として、境界内符号化
(contour coding)とオブジェクト指向符号化方式を含む
領域基盤符号化(region based coding)があげられる。
第4の方法として、1/1000以上の圧縮率を実現可
能なフラクタル符号化方式をあげることができる。
の概略的な推進内容は以下の通りである。MPEG4
は、今まで適用されてきたMPEG1、MPEG2の機
能とは全く異なる機能を追求するもので、通信、コンピ
ューター、放送等の技術領域が融合されてマルチ化され
る現在の傾向に対応するためのものである。すなわち、
独立的に技術の革新を成しとげた種々の技術領域を全て
包括できる融合技術領域の機能の実現、及びその応用分
野の開拓を目標とする。MPEG4が追求する方向は、
超低ビット率でAV符号化を可能にする技術、そして従
来とは全く異なる新たな機能の実現、等に大別される。
ここで、超低ビット率でAV符号化を可能にするべく試
みられている第1の方法としては、MPEG1、2で使
われているDCT変換技術を使用せず、全く新たな符号
化技術、例えばブロック境界での歪みが少なく且つ符号
化効率が高いウエーブレット符号化方式等をあげられ
る。そして、第2の方法としては、MPEG1、2での
符号化がマクロブロック単位の動き補償を行っているの
と異なり、アフィン変換などの他の方式で動き補償を行
うことをあげられる。第3の方法として、境界内符号化
(contour coding)とオブジェクト指向符号化方式を含む
領域基盤符号化(region based coding)があげられる。
第4の方法として、1/1000以上の圧縮率を実現可
能なフラクタル符号化方式をあげることができる。
【0003】MPEG4で今まで十分に実現されない機
能を具現するべく推進する新たな機能には以下の8つが
上げられている。符号化効率の改善、内容に合わせる分
解能可変性(スケーラビリティ)、内容操作とビット列
の編集、エラー耐性の改善、マルチメディア・データベ
ースのアクセス、複数の同期データの符号化、自然デー
タと合成データのハイブリッド符号化、超低ビット率で
のランダム・アクセス性の改善、等である。
能を具現するべく推進する新たな機能には以下の8つが
上げられている。符号化効率の改善、内容に合わせる分
解能可変性(スケーラビリティ)、内容操作とビット列
の編集、エラー耐性の改善、マルチメディア・データベ
ースのアクセス、複数の同期データの符号化、自然デー
タと合成データのハイブリッド符号化、超低ビット率で
のランダム・アクセス性の改善、等である。
【0004】以下、添付図面に基づき従来の技術の動画
像の動きベクトル予測方法を説明する。図1〜図3は、
従来の技術のOBMC(Overlapped Block Motion Compe
nsation)によるピクセル加重値を有する8×8ブロック
のマトリックスである。MPEG4の標準化過程で提案
されている動きベクトル予測及び補償方法には、シャー
プ社の多重モード歪曲予測(multimode warping predict
ion)を用いた動き予測及び補償方法、NOKIA社の可
変ブロックサイズ(variable block size)の動き予測方
法などがある。これら方法は、優れた特性を有している
が、計算量が多く、高複雑度などの問題をもっている。
現在、MPEG規格下の動きベクトル(MV)予測方法
の拡張モードでは16×16マクロブロック単位で動き
予測を行い、比較的エラーの大きな部分に対しては8×
8ブロック単位で動き予測を行う2段階の動き予測技法
を採用している。そして、動き補償技法としてはH.2
63にすでに適用されているOBMCを用いている。上
記した動き予測及び補償技術は、動き予測部で生じるブ
ロック化現象、すなわちブロック歪みを除去するにかな
り効果がある。
像の動きベクトル予測方法を説明する。図1〜図3は、
従来の技術のOBMC(Overlapped Block Motion Compe
nsation)によるピクセル加重値を有する8×8ブロック
のマトリックスである。MPEG4の標準化過程で提案
されている動きベクトル予測及び補償方法には、シャー
プ社の多重モード歪曲予測(multimode warping predict
ion)を用いた動き予測及び補償方法、NOKIA社の可
変ブロックサイズ(variable block size)の動き予測方
法などがある。これら方法は、優れた特性を有している
が、計算量が多く、高複雑度などの問題をもっている。
現在、MPEG規格下の動きベクトル(MV)予測方法
の拡張モードでは16×16マクロブロック単位で動き
予測を行い、比較的エラーの大きな部分に対しては8×
8ブロック単位で動き予測を行う2段階の動き予測技法
を採用している。そして、動き補償技法としてはH.2
63にすでに適用されているOBMCを用いている。上
記した動き予測及び補償技術は、動き予測部で生じるブ
ロック化現象、すなわちブロック歪みを除去するにかな
り効果がある。
【0005】かかる動き予測及び補償技術の具体的な動
作の流れは以下の通りである。まず、拡張モードがON
状態になると、16×16マクロブロックサイズで動き
ベクトルを探す際に、8×8ブロックの動きベクトルを
探すことになるが、その中心点を既に求めた16×16
マクロブロックの動きベクトルに置き、x、y方向へ±
2.5ピクセルをサーチして8×8ブロックの動きベク
トルを求める。そして、OBMC過程を経るようになる
が、基準フレームのピクセル値をP(i,j)、新たな
ピクセル値をp(i,j)とすれば、p (i,j)=(q(i,j)*H0(i,j)+r
(i,j)*H1(i,j)+s(i,j)*H2(i,
j)+4)//8 ここで、 q(i,j)=p(i+MV0 x,j+MV0 y) r(i,j)=p(i+MV1 x,j+MV1 y) s(i,j)=p(i+MV2 x,j+MV2 y) である。図1〜図3はOBMC過程におけるピクセル加
重値を示し、このような動き予測及び動き補償方法は動
き予測部で発生するブロック化現象を効果的に遮断可能
な技術である。
作の流れは以下の通りである。まず、拡張モードがON
状態になると、16×16マクロブロックサイズで動き
ベクトルを探す際に、8×8ブロックの動きベクトルを
探すことになるが、その中心点を既に求めた16×16
マクロブロックの動きベクトルに置き、x、y方向へ±
2.5ピクセルをサーチして8×8ブロックの動きベク
トルを求める。そして、OBMC過程を経るようになる
が、基準フレームのピクセル値をP(i,j)、新たな
ピクセル値をp(i,j)とすれば、p (i,j)=(q(i,j)*H0(i,j)+r
(i,j)*H1(i,j)+s(i,j)*H2(i,
j)+4)//8 ここで、 q(i,j)=p(i+MV0 x,j+MV0 y) r(i,j)=p(i+MV1 x,j+MV1 y) s(i,j)=p(i+MV2 x,j+MV2 y) である。図1〜図3はOBMC過程におけるピクセル加
重値を示し、このような動き予測及び動き補償方法は動
き予測部で発生するブロック化現象を効果的に遮断可能
な技術である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】2段階の動き予測技法
を採択し、動き補償技法としてOBMCを用いている従
来の技術においては、動き予測を16×16マクロブロ
ック単位で行い、比較的エラーの大きな部分に対しては
再度8×8ブロック単位で動き予測を行う2段階の動き
予測方法を採用しているので、計算量が多く、且つ複雑
であって効率性が落ちる。これは、超低ビット率でのA
V(Audio/Video)符号化を可能にし且つ新たな機能を実
現可能にする、などを目的として推進されるMPEG4
に適切に対応しないという問題を引き起こす。本発明
は、この種の従来の技術の動きベクトル予測技術の問題
を解決するためになされたもので、動きベクトルの計算
を双一次補間を選択的に利用して行う方法で計算量と複
雑度を改善できる動画像の動きベクトル予測方法を提供
することを目的とする。
を採択し、動き補償技法としてOBMCを用いている従
来の技術においては、動き予測を16×16マクロブロ
ック単位で行い、比較的エラーの大きな部分に対しては
再度8×8ブロック単位で動き予測を行う2段階の動き
予測方法を採用しているので、計算量が多く、且つ複雑
であって効率性が落ちる。これは、超低ビット率でのA
V(Audio/Video)符号化を可能にし且つ新たな機能を実
現可能にする、などを目的として推進されるMPEG4
に適切に対応しないという問題を引き起こす。本発明
は、この種の従来の技術の動きベクトル予測技術の問題
を解決するためになされたもので、動きベクトルの計算
を双一次補間を選択的に利用して行う方法で計算量と複
雑度を改善できる動画像の動きベクトル予測方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】MPEG4ビデオVMに
おいて、動きベクトルの計算を双一次補間を選択的に利
用して行う方法で計算量と複雑度を改善した本発明の動
画像の動きベクトル予測方法は、全てのマクロブロック
のY成分に対して動き予測を行う段階と、動きベクトル
が求められると符号化予測モードを決定する段階と、符
号化予測モードがINTERモードと決定されたブロッ
クに対してハーフ・ペル探索を行う段階と、16×16
ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロックの動
きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクトル
(MVi bil)のうち、該当8×8ブロックに対するSA
D(Summation Absolute Differenial)の小さなベクトル
を初期動きベクトルとして選択する段階と、8×8ブロ
ックの初期動きベクトルが全部決められると、各々に対
して±2の探索領域で局所的な探索を行う段階と、再度
±0.5のハーフ・ペル探索を行って最終的な動きベク
トルを探し、それを利用して8×8ブロック単位で動き
を予測或いは16×16ブロック単位で動きを予測する
段階と、を備えることを特徴とする。
おいて、動きベクトルの計算を双一次補間を選択的に利
用して行う方法で計算量と複雑度を改善した本発明の動
画像の動きベクトル予測方法は、全てのマクロブロック
のY成分に対して動き予測を行う段階と、動きベクトル
が求められると符号化予測モードを決定する段階と、符
号化予測モードがINTERモードと決定されたブロッ
クに対してハーフ・ペル探索を行う段階と、16×16
ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロックの動
きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクトル
(MVi bil)のうち、該当8×8ブロックに対するSA
D(Summation Absolute Differenial)の小さなベクトル
を初期動きベクトルとして選択する段階と、8×8ブロ
ックの初期動きベクトルが全部決められると、各々に対
して±2の探索領域で局所的な探索を行う段階と、再度
±0.5のハーフ・ペル探索を行って最終的な動きベク
トルを探し、それを利用して8×8ブロック単位で動き
を予測或いは16×16ブロック単位で動きを予測する
段階と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施形態の動画像の動きベクトル予測方法を詳細に説明
する。図4、図5は、本実施形態のマクロブロックのマ
トリックス及び動きベクトル予測方法を示す構成図であ
り、図6、7は、本実施形態の動きベクトル予測方法を
示すフローチャートである。本実施形態の動きベクトル
予測方法は、8×8ブロックの動きベクトルを予測する
にあたって、双一次補間を用いて拡張モード(MPEG
勧告案のH.263のバージョンアップされたモードを
指す)での動きベクトルの予測方法を改善したものであ
る。すなわち、初期動きベクトルとして、現在マクロブ
ロックの動きベクトルだけを選ばずに、現在ブロックの
動きベクトルと、その周囲ブロックの動きベクトルを双
一次補間した動きベクトルとのうちから選択的に適用す
ることである。多重モード歪曲予測(multimode warping
prediction)を用いた動き予測及び補償のように8×8
ブロック内の全ての画素に対して双一次補間を行わず、
8×8ブロックの中心画素の動きベクトルにのみ双一次
補間を行うので、計算量はあまり大きくない。さらに、
マクロブロック内にいろんな運動体がある場合、初期動
きベクトルとして周囲の動きベクトルを利用して双一次
補間を行ったベクトルを採択するのが、マクロブロック
の動きベクトルを採択するよりも一層正確になる可能性
がある。
実施形態の動画像の動きベクトル予測方法を詳細に説明
する。図4、図5は、本実施形態のマクロブロックのマ
トリックス及び動きベクトル予測方法を示す構成図であ
り、図6、7は、本実施形態の動きベクトル予測方法を
示すフローチャートである。本実施形態の動きベクトル
予測方法は、8×8ブロックの動きベクトルを予測する
にあたって、双一次補間を用いて拡張モード(MPEG
勧告案のH.263のバージョンアップされたモードを
指す)での動きベクトルの予測方法を改善したものであ
る。すなわち、初期動きベクトルとして、現在マクロブ
ロックの動きベクトルだけを選ばずに、現在ブロックの
動きベクトルと、その周囲ブロックの動きベクトルを双
一次補間した動きベクトルとのうちから選択的に適用す
ることである。多重モード歪曲予測(multimode warping
prediction)を用いた動き予測及び補償のように8×8
ブロック内の全ての画素に対して双一次補間を行わず、
8×8ブロックの中心画素の動きベクトルにのみ双一次
補間を行うので、計算量はあまり大きくない。さらに、
マクロブロック内にいろんな運動体がある場合、初期動
きベクトルとして周囲の動きベクトルを利用して双一次
補間を行ったベクトルを採択するのが、マクロブロック
の動きベクトルを採択するよりも一層正確になる可能性
がある。
【0009】図4、5は、本実施形態のマクロブロック
内の4つの8×8ブロックの初期動きベクトルを求める
のを示す図である。すなわち、初期動きベクトルを求め
るとは、既存のVM(Verification Model)の拡張モード
でのように16×16ブロックの動きベクトルを全部採
択するのでなく、エラー(Summation Absolute Differen
tial; SAD)がより小さい場合には双一次補間した動
きベクトルを採択して用いる。そうしたあとで、各8×
8ブロックの動きベクトルを中心とする狭い領域の探索
を行う。この探索は、復号された前VOP(Video Obje
ct Plan)に対して行われる。4つの8×8MVによるエ
ラーが16×16MVによるエラーよりも小さい場合に
は、そのマクロブロックは8×8ブロック単位で動き補
償を行い、そうでない場合には16×16ブロック単位
で動き補償を行う。
内の4つの8×8ブロックの初期動きベクトルを求める
のを示す図である。すなわち、初期動きベクトルを求め
るとは、既存のVM(Verification Model)の拡張モード
でのように16×16ブロックの動きベクトルを全部採
択するのでなく、エラー(Summation Absolute Differen
tial; SAD)がより小さい場合には双一次補間した動
きベクトルを採択して用いる。そうしたあとで、各8×
8ブロックの動きベクトルを中心とする狭い領域の探索
を行う。この探索は、復号された前VOP(Video Obje
ct Plan)に対して行われる。4つの8×8MVによるエ
ラーが16×16MVによるエラーよりも小さい場合に
は、そのマクロブロックは8×8ブロック単位で動き補
償を行い、そうでない場合には16×16ブロック単位
で動き補償を行う。
【0010】以下、上記の本実施形態の動画像の動きベ
クトル予測方法を実施形態に基づいてより詳細に説明す
る。まず、全てのマクロブロックのY(輝度)成分に対
して整数単位の動き予測を行う(301S)。動き予測
のための比較は、現在ブロックと一つ前の復号する前の
VOPである前オリジナルVOP(previous original
VOP)で探されたブロックとの間で行われる。ここ
で、前オリジナルVOPはVMで提案した技法によりパ
ディング(padding )される。エフ・コード(予測フレ
ームの間隙を示すコード)による探索領域で全域探索を
行う。このときに使われる基準はSAD(マッチングエ
ラー)であり、これを求める式は以下の通りである。
クトル予測方法を実施形態に基づいてより詳細に説明す
る。まず、全てのマクロブロックのY(輝度)成分に対
して整数単位の動き予測を行う(301S)。動き予測
のための比較は、現在ブロックと一つ前の復号する前の
VOPである前オリジナルVOP(previous original
VOP)で探されたブロックとの間で行われる。ここ
で、前オリジナルVOPはVMで提案した技法によりパ
ディング(padding )される。エフ・コード(予測フレ
ームの間隙を示すコード)による探索領域で全域探索を
行う。このときに使われる基準はSAD(マッチングエ
ラー)であり、これを求める式は以下の通りである。
【数5】 ここで、−64<x、y>63、N=16である。実際
の画像では(0,0)ベクトルが多いため、SAD
16(0,0)の値を意図的に次の値だけ減少させる。 SAD16(0,0)=SAD16(0,0)−(NB/2
+1) ここで、NB は、マクロブロック内の画素の中でVOP
内に含まれている画素の数である。
の画像では(0,0)ベクトルが多いため、SAD
16(0,0)の値を意図的に次の値だけ減少させる。 SAD16(0,0)=SAD16(0,0)−(NB/2
+1) ここで、NB は、マクロブロック内の画素の中でVOP
内に含まれている画素の数である。
【0011】このように、現在マクロブロックの整数単
位の動きベクトルが求められると、以下のパラメーター
をもって符号化予測モードを決める(302S)。符号
化予測モードは、
位の動きベクトルが求められると、以下のパラメーター
をもって符号化予測モードを決める(302S)。符号
化予測モードは、
【数6】 ここで、NB はマクロブロック内の画素の中でVOP内
に含まれている画素の数である。
に含まれている画素の数である。
【数7】 のパラメーターにより決められる。すなわち、前記モー
ド選択基準値に基づいてINTRAモード或いはINT
ERモードを決定する。
ド選択基準値に基づいてINTRAモード或いはINT
ERモードを決定する。
【0012】このように、符号化予測モードが決定され
ると、INTERモードと決められたブロックに対して
ハーフ・ペル探索(半画素単位の動きベクトル予測)を
行う。この際、MPEG4ビデオVMにおける一般的な
探索法を探して、復号された前VOPに対して探索を行
う(303S)。そして、各マクロブロックの動きベク
トルがハーフ・ペル単位まで探せられると、マクロブロ
ック内の4つの8×8ブロックの動きベクトルを探す。
探索領域は、拡張モードで8×8探索を行う時の探索域
の±2である。
ると、INTERモードと決められたブロックに対して
ハーフ・ペル探索(半画素単位の動きベクトル予測)を
行う。この際、MPEG4ビデオVMにおける一般的な
探索法を探して、復号された前VOPに対して探索を行
う(303S)。そして、各マクロブロックの動きベク
トルがハーフ・ペル単位まで探せられると、マクロブロ
ック内の4つの8×8ブロックの動きベクトルを探す。
探索領域は、拡張モードで8×8探索を行う時の探索域
の±2である。
【0013】上記した303Sの以後の過程を以下に詳
細に説明する。既に提示されているVMとは異なり、探
索が、復号された前VOPで行われ、探索の初期点が1
6×16ブロックの動きベクトルと固定されず、16×
16ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロック
の動きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクト
ル(MVi bil)のうち、該当8×8ブロックに対するS
ADの小さなベクトルを選択する。このMVi bilは、ハ
ーフ・ペル単位で予測され、双一次補間された動きベク
トルが数多く選択されればされるほど、動きベクトルの
エントロピーが増加して、動きベクトルの情報量が増加
する。したがって、動きベクトルの情報量の増加を防ぐ
ため、MVi bilによるエラー(SADi bil,1<i<
4)とMV16によるエラー(SADi 16,1<i<4)
との間で以下の基準で初期動きベクトルを決定する。S
ADi bil<SADi 16−64である場合にはMVi bil を
選択し、そうでない場合にはMV16を選択する(304
S)。
細に説明する。既に提示されているVMとは異なり、探
索が、復号された前VOPで行われ、探索の初期点が1
6×16ブロックの動きベクトルと固定されず、16×
16ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロック
の動きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクト
ル(MVi bil)のうち、該当8×8ブロックに対するS
ADの小さなベクトルを選択する。このMVi bilは、ハ
ーフ・ペル単位で予測され、双一次補間された動きベク
トルが数多く選択されればされるほど、動きベクトルの
エントロピーが増加して、動きベクトルの情報量が増加
する。したがって、動きベクトルの情報量の増加を防ぐ
ため、MVi bilによるエラー(SADi bil,1<i<
4)とMV16によるエラー(SADi 16,1<i<4)
との間で以下の基準で初期動きベクトルを決定する。S
ADi bil<SADi 16−64である場合にはMVi bil を
選択し、そうでない場合にはMV16を選択する(304
S)。
【0014】この基準に基づいて残りの3つの8×8ブ
ロックの初期動きベクトルを決定する(305S)。4
つの8×8ブロックの初期動きベクトルが決められる
と、各々について±2の探索領域で局所的な探索を行う
(306S)。そして、±0.5のハーフ・ペル探索を
行って最終的な動きベクトルを探す(307S)。次い
で、最終的な動きベクトルを探せられると、4つの8×
8ブロックのエラー(SADi B,1<i<4)の和とM
V16によるエラー(SAD16)とを次の基準により比較
する(308S)。
ロックの初期動きベクトルを決定する(305S)。4
つの8×8ブロックの初期動きベクトルが決められる
と、各々について±2の探索領域で局所的な探索を行う
(306S)。そして、±0.5のハーフ・ペル探索を
行って最終的な動きベクトルを探す(307S)。次い
で、最終的な動きベクトルを探せられると、4つの8×
8ブロックのエラー(SADi B,1<i<4)の和とM
V16によるエラー(SAD16)とを次の基準により比較
する(308S)。
【0015】
【数8】 であれば、最終的に探索された4つの8×8の動きベク
トルを用いて8×8ブロック単位で動きを予測し(30
9S)、そうでなければ16×16ブロック単位で動き
を予測する(310S)。
トルを用いて8×8ブロック単位で動きを予測し(30
9S)、そうでなければ16×16ブロック単位で動き
を予測する(310S)。
【0016】上記した本実施形態の動きベクトル予測方
法は、8×8モードとして選択される場合、簡単な双一
次補間による動きベクトル計算でVMよりも効果的にマ
クロブロックの特性に合う動き探索を行う。のみなら
ず、前オリジナルVOPで局所的な探索を行わず、実際
に最終的な動き補償に用いられる復号された前VOPで
局所的な探索を行うため、VMの拡張モードよりも著し
くブロック化現象が減少する。
法は、8×8モードとして選択される場合、簡単な双一
次補間による動きベクトル計算でVMよりも効果的にマ
クロブロックの特性に合う動き探索を行う。のみなら
ず、前オリジナルVOPで局所的な探索を行わず、実際
に最終的な動き補償に用いられる復号された前VOPで
局所的な探索を行うため、VMの拡張モードよりも著し
くブロック化現象が減少する。
【0017】上記本実施形態の動き予測技術の原理を用
いた実施の形態について説明する。図8a、bは、本実
施形態の動き予測方法の実施の条件テーブルであり、図
9〜図11は、本実施形態の動き予測方法の実施の結果
テーブルである。本実施形態は、動画像の動きベクトル
予測技術を用いて実際の動きを予測するものであり、そ
の実施の条件は以下の通りである。量子化パラメーター
(QP)は各シーケンスに対して同じ値に固定され、全
ての画素の動きベクトルはハーフ・ペル単位までH.2
63量子化テーブルを利用して量子化する。動き予測に
はP−VOP(Predicitive-Viedo Object Plan)のみを
利用し、初期VOPはI−VOP(Intra-Video Object
Plan)を使用する。INTRA AC/DC予測が用い
られ、デブロッキングフィルターはオフ状態とする。
いた実施の形態について説明する。図8a、bは、本実
施形態の動き予測方法の実施の条件テーブルであり、図
9〜図11は、本実施形態の動き予測方法の実施の結果
テーブルである。本実施形態は、動画像の動きベクトル
予測技術を用いて実際の動きを予測するものであり、そ
の実施の条件は以下の通りである。量子化パラメーター
(QP)は各シーケンスに対して同じ値に固定され、全
ての画素の動きベクトルはハーフ・ペル単位までH.2
63量子化テーブルを利用して量子化する。動き予測に
はP−VOP(Predicitive-Viedo Object Plan)のみを
利用し、初期VOPはI−VOP(Intra-Video Object
Plan)を使用する。INTRA AC/DC予測が用い
られ、デブロッキングフィルターはオフ状態とする。
【0018】このような条件にて符号化過程を図8a及
び図8bの実施の条件テーブルと同様な内容で進行して
デコーディングした結果が、図9〜図11のテーブルの
内容である。図9は、デブロッキングフィルターを用い
なかった場合の結果であり、図10は、ループフィルタ
ーを用いた場合の結果であり、図11は、ポストフィル
ターを用いた場合の結果である。その結果をみると、V
Mと殆ど同じ歪曲率(rate-distortion) があらわれ、低
速及び高速のアプリケーションにおけるデコーディング
された画像でブロック化現象が無く、且つ限界解像度を
改善した画像を作ることができるのが分かる。
び図8bの実施の条件テーブルと同様な内容で進行して
デコーディングした結果が、図9〜図11のテーブルの
内容である。図9は、デブロッキングフィルターを用い
なかった場合の結果であり、図10は、ループフィルタ
ーを用いた場合の結果であり、図11は、ポストフィル
ターを用いた場合の結果である。その結果をみると、V
Mと殆ど同じ歪曲率(rate-distortion) があらわれ、低
速及び高速のアプリケーションにおけるデコーディング
された画像でブロック化現象が無く、且つ限界解像度を
改善した画像を作ることができるのが分かる。
【0019】
【発明の効果】かかる本発明の動画像の動きベクトル予
測方法において、請求項1、2、3にかかる発明は、符
号化過程において、MPEG4ビデオVM4.0とは異
なりOBMCを使用しないので、計算量を大幅に減少さ
せることができ、複雑度を減少させる効果があり、シン
タクス上の変化が無いため、VMへの適用性を高め得る
効果がある。請求項4にかかる発明は、符号化予測モー
ドを決定することによりINTRAモードは純粋空間変
換を行い、INTERモードの場合にのみ選択的に動き
ベクトルの計算を双一次補間を利用して行う。したがっ
て、MPEG4ビデオVMに効率よく適用し計算量を減
少させ得る効果がある。請求項5、6にかかる発明は、
8×8モードが選択される場合、簡単な双一次補間によ
る動きベクトル計算によりVMよりも効果的にマクロブ
ロックの特性に合う動き探索を行うばかりか、前オリジ
ナルVOPで局所的な探索を行わず、実際に最終的な動
き補償に用いられる復号された前VOPで局所的な探索
を行うことでVMの拡張モードよりも著しくブロック化
現象を減少させる効果がある。
測方法において、請求項1、2、3にかかる発明は、符
号化過程において、MPEG4ビデオVM4.0とは異
なりOBMCを使用しないので、計算量を大幅に減少さ
せることができ、複雑度を減少させる効果があり、シン
タクス上の変化が無いため、VMへの適用性を高め得る
効果がある。請求項4にかかる発明は、符号化予測モー
ドを決定することによりINTRAモードは純粋空間変
換を行い、INTERモードの場合にのみ選択的に動き
ベクトルの計算を双一次補間を利用して行う。したがっ
て、MPEG4ビデオVMに効率よく適用し計算量を減
少させ得る効果がある。請求項5、6にかかる発明は、
8×8モードが選択される場合、簡単な双一次補間によ
る動きベクトル計算によりVMよりも効果的にマクロブ
ロックの特性に合う動き探索を行うばかりか、前オリジ
ナルVOPで局所的な探索を行わず、実際に最終的な動
き補償に用いられる復号された前VOPで局所的な探索
を行うことでVMの拡張モードよりも著しくブロック化
現象を減少させる効果がある。
【図1】 従来の技術のOBMCによるピクセル加重値
を有する8×8ブロックのマトリックス。
を有する8×8ブロックのマトリックス。
【図2】 従来の技術のOBMCによるピクセル加重値
を有する8×8ブロックのマトリックス。
を有する8×8ブロックのマトリックス。
【図3】 従来の技術のOBMCによるピクセル加重値
を有する8×8ブロックのマトリックス。
を有する8×8ブロックのマトリックス。
【図4】 本発明実施形態のマクロブロックのマトリッ
クス及び動きベクトル予測方法を示す構成図。
クス及び動きベクトル予測方法を示す構成図。
【図5】 本発明実施形態のマクロブロックのマトリッ
クス及び動きベクトル予測方法を示す構成図。
クス及び動きベクトル予測方法を示す構成図。
【図6】 実施形態の動きベクトル予測方法を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】 実施形態の動きベクトル予測方法を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図8】 実施形態の動きベクトル予測方法の実施の条
件テーブル。
件テーブル。
【図9】 実施形態の動きベクトル予測方法の実施の結
果テーブル。
果テーブル。
【図10】 実施形態の動きベクトル予測方法の実施の
結果テーブル。
結果テーブル。
【図11】 実施形態の動きベクトル予測方法の実施の
結果テーブル。
結果テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ビョム・ラ 大韓民国・デジョン−シ・ユション−ク・ ドリョ−ドン・383−2・カハクギスルオ ン ギョス アパートメント 3−104
Claims (6)
- 【請求項1】 全てのマクロブロックのY(輝度)成分
に対して動き予測を行う段階と、 動きベクトルが求められると符号化予測モードを決定す
る段階と、 前記符号化予測モードがINTERモードと決定された
ブロックに対してハーフ・ペル探索を行う段階と、 16×16ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブ
ロックの動きベクトルを用いて双一次補間を行った動き
ベクトル(MVi bil)のうち、該当8×8ブロックに対
するSADの小さなベクトルを初期動きベクトルとして
選択する段階と、 8×8ブロックの初期動きベクトルが全部決められる
と、各々に対して±2の探索領域で局所的な探索を行う
段階と、 再度±0.5のハーフ・ペル探索を行って最終的な動き
ベクトルを探し、それを利用して8×8ブロック単位で
動きを予測或いは16×16ブロック単位で動きを予測
する段階と、を備えることを特徴とする動画像の動きベ
クトル予測方法。 - 【請求項2】 全てのマクロブロックのY成分に対する
動き予測を、エフ・コードによる領域の全域において 【数1】 (ここで、−64<x,y>63、N=16である)を
基準として探索を行うことを特徴とする請求項1に記載
の動画像の動きベクトル予測方法。 - 【請求項3】 動きベクトルを求めるためのSAD値中
に、NB をマクロブロック内の画素の中でVOP内に含
まれている画素の数とするとき、SAD16(0,0)の
値をSAD16(0,0)=SAD16(0,0)−(NB
/2+1)だけ減少させることを特徴とする請求項2に
記載の動画像の動きベクトル予測方法。 - 【請求項4】 符号化予測モードの決定を、 【数2】 【数3】 のパラメーターによりINTRAモード或いはINTE
Rモードを決定することを特徴とする請求項1に記載の
動画像の動きベクトル予測方法。 - 【請求項5】 初期動きベクトルの決定は、SADi bil
<SADi 16 −64である場合にはMVi bilを選択し、
そうでない場合にはMV16を選択することを特徴とする
請求項1に記載の動画像の動きベクトル予測方法。 - 【請求項6】 最終的な動きベクトルを探した後、動き
ベクトルの予測及び補償を、4つの8×8ブロックのエ
ラー(SADi B,1<i<4)の合とMV16によるエラ
ー(SAD16)とを比較して、 【数4】 であれば、4つの8×8の動きベクトルを用いて8×8
ブロック単位で動きを予測し、そうでなければ、16×
16ブロック単位で動きを予測することを特徴とする請
求項1に記載の動画像の動きベクトル予測方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019970036229A KR100226722B1 (ko) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 동영상 움직임 벡터 추정 방법 |
KR36229/1997 | 1997-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169358A true JPH1169358A (ja) | 1999-03-09 |
JP2920210B2 JP2920210B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=19516312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23328097A Expired - Fee Related JP2920210B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-08-15 | 動画像の動きベクトル予測方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6175593B1 (ja) |
JP (1) | JP2920210B2 (ja) |
KR (1) | KR100226722B1 (ja) |
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1997
- 1997-07-30 KR KR1019970036229A patent/KR100226722B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1998-04-24 US US09/065,623 patent/US6175593B1/en not_active Expired - Fee Related
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