JPH1168839A - データ伝送方法およびデータ伝送装置 - Google Patents

データ伝送方法およびデータ伝送装置

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JPH1168839A
JPH1168839A JP21520697A JP21520697A JPH1168839A JP H1168839 A JPH1168839 A JP H1168839A JP 21520697 A JP21520697 A JP 21520697A JP 21520697 A JP21520697 A JP 21520697A JP H1168839 A JPH1168839 A JP H1168839A
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JP21520697A
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Noboru Fujii
昇 藤井
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク側に変更を加えることなく、ク
ライアント側からデータの伝送経路を設定できるデータ
伝送方法およびデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】 クライアントコンピュータ10のアプリ
ケーション層111で、アプリケーションソフトウェア
が、ソケット110bの作成時に「bindシステムコー
ル」を呼び出す。このとき、衛星回線12側のアドレス
(「200.200.200.200 」)がフラグとしてセットされる
と、ソケット110bが上記アドレス側のインタフェー
スにバインドされる。この結果、クライアントコンピュ
ータ10のIP層113では、衛星回線12側のアドレ
スが、経路制御機構によりサーバ20から送信されるI
Pデータグラムのソースアドレスとして選択される。こ
れにより、サーバ20から返送されるIPデータグラム
(パケット)が、衛星回線12を経由してクライアント
側に到着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信経路を
介して相互に接続される情報機器間でデータを伝送する
データ伝送方法およびデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の情報機器を接続して相互に通信を
行うコンピュータネットワーク上の通信経路は、1対1
の通信、多対1の通信、あるいは多対多の通信のいずれ
の通信形態においても、データに含まれる送信元および
送信先を示す情報(アドレス)を用いて制御されてい
る。
【0003】近年のコンピュータネットワークは、複数
のコンピュータネットワークどうしが接続されて構成さ
れることや、より大容量のデータ通信を可能にするため
に衛星回線や無線回線をも含んで構成されるために、そ
の形態が複雑化している。このため、通信機器が網状に
相互接続されたインターネットなどのコンピュータネッ
トワークにおいては、システム全体が最適に運用される
ようにデータパケットの伝送経路を制御する機構が設け
られている。このような経路制御は、データの転送時間
や通過する通信機器の数などに応じて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
経路制御は、データの経路を制御するためにネットワー
ク上に設けられる全てのルータ機器間の協調により実現
されているものであり、ネットワークにアクセスするユ
ーザ(クライアント)側からデータの伝送経路を任意に
設定することはできなかった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
に行われたものであり、ネットワーク側における既存の
経路制御を変更することなく、ネットワークにアクセス
するクライアント側からデータの伝送経路を自由に設定
することができるデータ伝送方法およびデータ伝送装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する本発明のデータ伝送方法は、複数の通信経
路を介してデータを伝送するデータ伝送方法において、
第1の通信経路を介して送出されるデータに、そのデー
タに対する応答データの戻り経路として第2の通信経路
を使用することをアプリケーション層から指定する経路
指定工程と、上記送出されるデータに付加された応答デ
ータの戻り経路を指定するための情報に応じてネットワ
ーク層で上記第2の通信経路を選択する経路選択工程と
を有することを特徴とするものである。
【0007】また、上記の課題を解決するために提案す
る本発明のデータ伝送装置は、複数の通信経路を介して
データを伝送するデータ伝送装置において、複数の情報
機器を相互に接続するネットワークと、上記ネットワー
クのデータアクセスを制御するサーバ装置と、上記サー
バ装置に複数の通信経路を介して接続され、第1の通信
経路を介して送出されるデータに対する上記ネットワー
クからの応答データの戻り経路として第2の通信経路を
設定する機能を有するコンピュータとを備えることを特
徴とするものである。
【0008】上記のデータ伝送方法およびデータ伝送装
置によれば、ネットワーク側における既存の経路制御を
変更することなく、ネットワークにアクセスするクライ
アント側からデータの伝送経路を自由に設定することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のデータ伝送方法
およびデータ伝送装置の好ましい実施の形態について図
面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明に係るデータ伝送装置の基
本的な構成例を示している。このデータ伝送装置は、ク
ライアントコンピュータ10,サーバ装置20,ネット
ワーク30,防火壁(ファイアウォール:Firewall)4
0,エンコーダ50、および、第1の通信経路1,第2
の通信経路2a,2bを備えて構成される。
【0011】クライアントコンピュータ10は、ユーザ
(クライアント)が、ネットワーク30から種々のサー
ビスを受けるためのコンピュータであり、第1の通信経
路1および第2の通信経路2a,2bを介してネットワ
ーク30のサーバ装置20に接続される。このクライア
ントコンピュータ10は、第1の通信経路1に送出する
データに、そのデータに対する応答データの戻り経路と
して第2の通信経路2a、2bを使用することをアプリ
ケーション層から指定し、上記指定に応じてネットワー
ク層で上記第2の通信経路2a,2bを選択する機能を
有している。
【0012】サーバ装置20は、ネットワーク30のデ
ータアクセスを制御するサーバとして設けられており、
上述のクライアントコンピュータ10やネットワーク3
0内の図示していないクライアントにサービスを提供す
る。このサーバ装置20は、受け取ったパケットのソー
ス(送信元)アドレスを、返送するパケットのデスティ
ネーション(送信先)アドレスとして付け替える(書き
換える)経路制御機構を備えている。
【0013】防火壁40は、通信経路を介して不特定の
ユーザからネットワーク30に不正にアクセスされるこ
とを防ぐための通信機器であり、通常はサーバ装置とし
て構成される。防火壁40上では、その内部のネットワ
ークと外部のネットワークとの間でやりとりされるデー
タパケットを中継するためのプロトコル中継アプリケー
ションプログラムが動作しており、防火壁40の内部か
ら外部への通信、および防火壁40の外部から内部への
通信は、全てこのプロトコル中継アプリケーションプロ
グラムを通してのみ行われる。比較的単純なネットワー
クでは、プロトコル中継アプリケーションプログラムを
用いてアプリケーションゲートウェイと呼ばれる方式に
より防火壁が構成され、柔軟な通信を行えるようにされ
る。
【0014】第1の通信経路1は、伝送容量が小さい双
方向の地上回線である。この第1の通信経路1は、通常
は電話回線により構成されるが、地上波による無線回線
やLAN(ローカルエリアネットワーク)を含んで構成
されていてもよい。
【0015】第2の通信経路2a,2bは、データを一
方向にのみ伝送する大容量の回線である。この第2の通
信経路2a,2bは、衛星放送回線を用いて構成される
が、ケーブルテレビジョン放送回線などを用いて構成さ
れてもよい。
【0016】なお、エンコーダ50は、第2の通信経路
2aと2bの間に設けられ、衛星回線などにより構成さ
れる通信経路を介して伝送されるデータパケットを、そ
の回線に応じた所定の形式にするためのものである。
【0017】次に、上記のデータ伝送装置の動作につい
て、図1を参照しながら説明する。なお、以下の説明で
は、第1の通信経路1が地上の電話回線等の地上回線で
あり、第2の通信経路2a,2bが衛星回線を含んで構
成されているとする。また、コンピュータネットワーク
30がインターネットであり、伝送されるデータパケッ
トがIP(Internet Protocol )パケットである場合を
想定して説明する。
【0018】このようなデータ伝送装置において、クラ
イアントコンピュータ10からネットワーク(インター
ネット)30に接続する場合、第1の通信経路1が公衆
回線であるときには、インターネットへの接続事業者で
あるネットワークプロバイダを介するダイアルアップ接
続が行われるのが通常である。また、第1の通信経路1
として、インターネット接続用の専用回線が用いられる
場合もある。
【0019】クライアントコンピュータ10から送られ
たデータに対するインターネットであるネットワーク3
0からの応答データの返送経路として、第2の通信経路
である衛星回線2bを使用する場合には、上記の応答デ
ータを衛星回線用の形式にするためのエンコーダ50が
使用される。このエンコーダ50は、通常は衛星通信事
業者のサーバシステム内に設けられ、エンコーダ50に
送られてきたIPパケットを衛星回線用のトランスポー
トストリーム(TS)パケットに変換して衛星回線2b
に送出する。
【0020】そして、クライアント側ではクライアント
コンピュータ10が、このTSパケットを再構成し、さ
らにIPパケットに変換してアプリケーションプログラ
ム上で受信する。
【0021】このクライアントコンピュータ10は、地
上回線である第1の通信経路1に接続するネットワーク
インターフェースと、衛星回線により構成される第2の
通信経路2bに接続するインターフェースを有してお
り、これらのインターフェースにはそれぞれIPアドレ
スが割り当てられている。以下では、地上回線に接続す
るインタフェースのアドレスが「100.100.100.100 」で
あり、衛星回線に接続するインタフェースのアドレスが
「200.200.200.200 」であるとする。また、サーバ装置
20にもIPアドレス「12.34.56.78 」が割り当てられ
ているとする。
【0022】次に、本発明に係るデータ伝送方法につい
て説明する。
【0023】図2は、クライアントコンピュータ10か
ら地上回線11を介してサーバ装置20にデータを送信
し、そのデータに対するインターネット130からの応
答データを再び地上回線11を介してクライアントコン
ピュータ10に返送するように経路制御を行う場合のデ
ータの伝送経路を示している。この場合には、衛星回線
を含んで構成される通信経路(以下では単に衛星回線と
いう。)12a,12bは使用されない。これは、図1
に例示したデータ伝送装置において、第1の通信経路1
のみを使用し、第2の通信経路2a,2bを使用しない
場合に相当する。なお、以下の説明においても、図1の
各部と共通の部分には同一の指示符号を付す。
【0024】具体的には、クライアントコンピュータ1
0では、送出されるIPパケットに、第1の通信経路で
ある地上回線11に接続するインターフェースに割り当
てられたIPアドレスである「100.100.100.100 」が、
送信元を示すソース(source)IPアドレスとして付け
られる。
【0025】そして、インターネット130に接続する
サーバ装置20では、このパケットに対する応答データ
としてクライアントコンピュータ10に返送されるIP
パケットに、上記のアドレス「100.100.100.100 」が、
送信先を示すデスティネーション(destination )IP
アドレスとして付けられる。これにより、サーバ装置2
0から送信されるIPパケットは、再び地上回線11を
通過してクライアントコンピュータ10に返送されるよ
うにされる。
【0026】上記の経路制御は、サーバ装置20におい
て、受け取ったIPパケットのソースアドレスを、返送
するIPパケットのデスティネーションアドレスとして
付け替える(書き換える)経路制御機構により行われる
ものである。この制御機構は、IP層が従来備えている
ものである。
【0027】図3は、IPパケットのヘッダ部の構成を
示している。このヘッダ部には、そのIPパケットの送
信元アドレス(ソースIPアドレス)73と、送信先ア
ドレス(デスティネーションIPアドレス)74が書き
込まれている。上述した経路制御は、これらのアドレス
に基づいてIPパケット毎に行われる。
【0028】図4は、クライアントコンピュータ10か
ら地上回線11を介してインターネット130にデータ
を送信し、そのデータに対する応答データを衛星回線1
2a,12bを介してクライアントコンピュータ10に
返送するように経路制御を行う場合のデータの伝送経路
を示している。これは、図1に例示したデータ伝送装置
において、クライアントコンピュータ10からの上り回
線として第1の通信経路1を使用し、ネットワーク30
側からの下り回線として第2の通信経路2a,2bを使
用する場合に相当する。
【0029】具体的には、インターネット130からク
ライアントコンピュータ10にデータを返送する下り回
線として衛星回線12bを利用するためには、クライア
ントコンピュータ10から送出されるIPパケットのソ
ースIPアドレスを、何らかの方法により衛星回線12
bに接続するインターフェースのIPアドレスである
「200.200.200.200 」に変更すればよい。
【0030】ここでは、本発明のデータ伝送方法の好ま
しい実施の一形態として、クライアントコンピュータ1
0から送出されるIPパケットのソースIPアドレス
を、衛星回線12bに接続するインターフェースのIP
アドレスに変更するために、通信のアプリケーションプ
ログラミングインターフェース(API)の一つである
ソケット(socket)インターフェースを利用する場合に
ついて説明する。なお、ソケットインターフェースと
は、アプリケーションプログラムがオペレーティング・
システム(OS)側からのサービスを受け取ることがで
きるように、オペレーティング・システム側が提供する
インタフェースである。
【0031】ここでは、オペレーティング・システムの
一つである「UNIX」を用いて開発された、アプリケ
ーションにTCP/IPをアクセスさせるAPIを想定
しており、これによりIPパケットを発信するインター
フェースをアプリケーション層から指定することが可能
になる。この機能は、例えば、アプリケーションプログ
ラム上で定義される「バインド(bind)関数」により実
現される。
【0032】すなわち、この「bind関数」の引数とし
て、衛星回線12bに接続するインタフェースのIPア
ドレスを指定することにより、衛星回線12bに接続す
るインターフェースのIPアドレスが、クライアントコ
ンピュータ10から送出されるIPパケットのソースI
Pアドレスとして選択される。そして、前述したIP層
の経路制御機構を用いることにより、上記の送出された
IPパケットに対する応答データの戻り経路として衛星
回線12bが、IP層で選択されることになる。
【0033】なお、ここではIP層で提供される経路制
御機構を利用するものとしているが、ネットワーク層に
相当するIP層よりも下位の階層で提供される別の経路
制御機構を利用してもよい。
【0034】複数のネットワークインターフェースを持
つホストコンピュータ(デュアルホームホスト)におい
ては、「bind関数」の引数とされるIPアドレスを指定
する際に、全てのインターフェースを示す定数である
「INADDR ANY」が用いられるのが通常である。しかし、
この定数「INADDR ANY」を用いるアドレスの指定方法で
は、IPパケットが最初に送出されるインターフェース
のアドレスがIPパケットのソースアドレスとして選択
されてしまうため、地上回線11に接続するインタフェ
ースのアドレスである「100.100.100.100 」がIPパケ
ットのソースアドレスとして付けられてしまう。
【0035】しかし、前述したAPIの一つであるソケ
ットインタフェースの仕組みを利用すると共に、IP層
で提供されている既存の経路制御機構を用いると、衛星
回線12bに接続するインタフェースのアドレスである
「200.200.200.200 」が送出されるパケットのソースI
Pアドレスとして付けられ、サーバ装置20からの返信
パケットが衛星回線12bを通過してクライアント側に
返送されるように制御される。
【0036】次に、上述したクライアントコンピュータ
10とサーバ装置20の間におけるデータ伝送経路制御
について、機能的に階層化された通信モデルを参照しな
がらさらに説明する。
【0037】階層化された通信モデルは、国際的な標準
プロトコルとされているOSI(Open System Intercon
nection )では、OSI参照モデルとして7層の階層構
造とされているが、以下の図5および図6においては、
クライアントコンピュータ10の上位層から下位層に向
かって、アプリケーション層111,トランスポート層
112,ネットワーク層113,データリンク層114
の4層に分かれた階層構造として説明する。また、サー
バ装置20についても、同様に、上位層から下位層に向
かって、アプリケーション層121,トランスポート層
122,ネットワーク層123,データリンク層124
の4層に分かれた階層構造として説明する。
【0038】最上位のアプリケーション層は、種々のア
プリケーション業務で必要とされる通信サービスを提供
する階層であり、ファイル転送、遠隔データベースアク
セスなどが提供される。
【0039】トランスポート層は、アプリケーションプ
ロセス間にデータ転送用の通信路を提供し、エンドツー
エンドのデータ転送を保証する階層である。インターネ
ットなど異機種の情報機器が相互に接続される場合の標
準的なプロトコルとされるTCP/IPにおいては、T
CP層がこのトランスポート層に相当する階層であり、
以下の説明ではTCP層という。
【0040】ネットワーク層は、通信網を利用して相手
システムと相互接続するためのルーティング(通信経路
の選択)とデータ中継機能を受け持つ階層である。上記
のTCP/IPにおいてはIP層がこのネットワーク層
に相当する階層であり、以下の説明ではIP層という。
【0041】データリンク層は、通信網などを構成して
いる伝送路上で実際にデータを物理媒体に送受信するた
めのインタフェースであり、パーソナルコンピュータを
用いて構成されるLANの標準方式とされているイーサ
ネット(Ethernet)やFDDI(光ファイバ分散データ
・インタフェース;Fiber Distributed Data Interfac
e)などがこれに相当する。
【0042】上記のような階層化された通信モデルを用
いて、まず、前述の本発明に係るデータ伝送装置におい
て、クライアントコンピュータ10から地上回線11を
介してサーバ装置20にデータを送信し、そのデータに
対するインターネット130からの応答データを再び地
上回線11を介してクライアントコンピュータ10に返
送するように経路制御を行う場合の、ソケットインタフ
ェースの機能について説明する。
【0043】図5は、クライアントコンピュータ10と
サーバ装置20との間で、衛星回線12を使用せずに地
上回線11のみを使用する場合のデータの伝送経路を示
している。これは、図2に示した経路制御を行う場合に
相当する。
【0044】クライアントコンピュータ10のアプリケ
ーション層111では、アプリケーションプログラム
が、通信のアプリケーションプログラミングインターフ
ェース(API)の一つであるソケット(socket)イン
ターフェースを用いてソケット110aを作成する。こ
のとき、アプリケーションプログラムは、「bindシステ
ムコール」を呼び出す。システムコールとは、アプリケ
ーションからオペレーティング・システム(OS)に対
する作業依頼である。
【0045】その際に、全てのインターフェースを示す
定数である「INADDR ANY」がフラグとしてセットされる
と、オペレーティング・システムは、デフォルトのイン
タフェースであり、アドレスが「100.100.100.100 」で
ある地上回線11に接続するインタフェースにソケット
110aをバインドする。すなわち、「bind関数」の引
数をアドレス「100.100.100.100 」とすることにより、
そのアドレスをもつインタフェースがIP層113で選
択される。これに応じて、クライアントコンピュータ1
0のIP層113では、前述の経路制御機構により、上
記のアドレス「100.100.100.100 」が、送信されるIP
データグラム(パケット)のソースアドレスとして選択
される。
【0046】そして、サーバ装置20側では、上記のI
Pパケットがアプリケーション層121のソケット12
0で受信され、そのソースアドレスが返送されるIPパ
ケットのデスティネーションアドレスとされる。
【0047】以上の手順により、サーバ装置20から返
送されるIPデータグラムは、地上回線11を経由して
クライアントコンピュータ10に到着するように経路制
御される。
【0048】次に、前述の本発明に係るデータ伝送装置
において、クライアントコンピュータ10から地上回線
11を介してサーバ装置20にデータを送信し、そのデ
ータに対するインターネット130からの応答データを
衛星回線12を介してクライアントコンピュータ10に
返送するように経路制御を行う場合のソケットインタフ
ェースの機能について説明する。
【0049】図6は、クライアントコンピュータ10と
サーバ装置20との間で、地上回線11と衛星回線12
とを用いてデータを伝送する場合の経路制御について示
している。これは、図4に示した経路制御を行う場合に
相当する。
【0050】クライアントコンピュータ10のアプリケ
ーション層111では、アプリケーションプログラム
が、ソケット110bの作成時に「bindシステムコー
ル」を呼び出す。その際に、衛星回線12に接続するイ
ンタフェースのアドレスである「200.200.200.200 」が
フラグとしてセットされると、ソケット110bが衛星
回線12に接続するインタフェースにバインドされる。
これに応じて、クライアントコンピュータ10のIP層
113では、前述の経路制御機構により、上記のアドレ
ス「200.200.200.200 」が、サーバ装置20から送信さ
れるIPデータグラムのソースアドレスとして選択され
る。
【0051】そして、サーバ装置20側では、上記のI
Pパケットがアプリケーション層121のソケット12
0で受信され、そのソースアドレスが返送されるIPパ
ケットのデスティネーションアドレスとされる。以上の
手順により、サーバ装置20から返送されるIPデータ
グラム(パケット)は、衛星回線12を経由してクライ
アント側に到着する。
【0052】図7は、本発明のデータ伝送方法およびデ
ータ伝送装置を適用したコンピュータネットワークの構
成例を示している。ここでは、クライアント側が、LA
N(ローカルエリアネットワーク)により構成されてい
る例を示している。
【0053】LAN11aは、各コンピュータ10a,
10b,10c,・・・からなるクライアントコンピュ
ータ10とクライアントサーバ12とを接続してクライ
アント側ネットワークを構成しており、パーソナルコン
ピュータを用いて構成されるLANの標準方式とされて
いるイーサネット(Ethernet)などが用いられる。
【0054】このイーサネットには、データ転送速度が
10Mbpsである10BASE−Tと呼ばれる規格が
従来用いられているが、衛星回線放送などの大容量の一
方向回線から高速に転送されるデータを効率的に受信し
て利用するためには、データ転送速度が100Mbps
である100BASE−TXなどの、いわゆるファース
トイーサネットや、100VG−AnyLANなどの高
速のLANを利用することが望ましい。また、IEEE
1394やUSB(Universal Serial Bus)、無線LA
NやPHS(Personal Handyphone System)−LANなど
を用いることも可能である。なお、ここではバス型のL
ANを例示しているがトークンリング等の別の構成にし
てもよい。
【0055】そして、LAN11aを介して送られるデ
ータは、クライアントサーバ12で経路制御され、電話
回線11bによりインターネットに接続するサーバ装置
20に送られる。
【0056】インターネット130には、各種のサーバ
やクライアントコンピュータなどの情報機器が接続され
るが、コンピュータ31のみを図示している。また、イ
ンターネット130には、データを衛星回線12cを介
して通信衛星100に送出するための衛星基地局32な
ども接続される。
【0057】インターネット130からのデータを、衛
星回線12aを介してクライアントコンピュータ10に
送信する場合には、まず、衛星基地局32から衛星回線
12cを介して通信衛星100にデータが送信される。
そして、通信衛星100から衛星回線12aを介して送
信されたデータは、地上の受信装置101で受信され
て、同軸ケーブル12bによりクライアントサーバ12
に送られる。なお、ここでは、受信装置101からのデ
ータを同軸ケーブルにより伝送する場合を例としている
が、これは同軸ケーブルに限定されるものではない。
【0058】図8は、図7に例示した、本発明を適用し
たコンピュータネットワークにおいて、データの伝送経
路をクライアント側から設定可能にする機能を有する、
クライアントサーバ12の経路制御部の主要部の構成を
示すブロック図である。
【0059】このデータ経路制御部は、クライアントコ
ンピュータ10とサーバ装置20との間で送受信される
データの経路制御を行うためのものであり、第1の通信
経路であるLAN11aを介して送出されるデータに、
そのデータに対する応答データの戻り経路として第2の
通信経路である衛星回線12aを使用することをアプリ
ケーション層から指定し、上記指定に応じてネットワー
ク層で上記第2の通信経路を選択する機能を有する制御
手段である。
【0060】具体的には、衛星放送回線やCATV回線
から送られる大容量データを受信するためのインタフェ
ース部14と、電話回線11bなどの小容量の双方向回
線を介してインターネット30に接続するための第2の
インタフェース部15と、LAN11aに接続するため
のインタフェース部16とを備えている。また、このデ
ータ経路制御部は、CPU17,ROM18,RAM1
9を備えている。上記の各部はバス13に接続されてお
り、このバス13を介してデータや制御信号をやりとり
する。
【0061】インタフェース部14は、大容量の一方向
回線である衛星回線2のインタフェースであり、フロン
トエンド14a,デマルチプレクサ/パケタイザ14
b,デクリプタ14cを含んで構成されている。
【0062】フロントエンド14aは、衛星回線12a
を介して伝送されるデータが入力される部分であり、同
軸ケーブル12bから入力された信号に復調等の処理を
施してデマルチプレクサ/デパケタイザ14bに送る。
【0063】デマルチプレクサ/デパケタイザ14b
は、多重化されている入力データを分離してパケットに
戻し、そのパケットの中からデータ部分を取り出す部分
である。取り出されたデータ部分は、デクリプタ14c
に送られる。
【0064】デクリプタ14cは、デマルチプレクサ/
デパケタイザ14bから送られたデータにスクランブル
が施されている場合に、それを解除するためのものであ
る。このデクリプタ14cには、このデータ経路制御部
に固有のスクランブル解除のための鍵が設定されてい
る。そして、他のデータ経路制御装置では解除できない
スクランブルを上記の鍵を用いて解除する。ここでスク
ランブル解除されたデータは、バス13を介してインタ
フェース部16に送られる。
【0065】インタフェース部15は、小容量の双方向
回線である地上の電話回線11bに接続するためのイン
タフェースであり、具体的にはアナログ電話回線と接続
するためのモデムや、ISDN(Integrated Services
Digital Network )などのデジタル電話回線と接続する
ためのTA(ターミナルアダプタ)である。このインタ
フェース部15を介して、LAN11aとインターネッ
ト130との間でデータが送受信される。
【0066】インタフェース部16は、クライアントコ
ンピュータ10が接続されるLAN11aに接続するた
めのインタフェースである。具体的には、コンピュータ
のスロット等に装着される10BASE−Tのイーサネ
ットのネットワークカードなどである。このインタフェ
ース部16を介して、LAN11aから送られてきたデ
ータをバス13を介してCPU17に送ったり、大容量
の一方向の回線である衛星回線12a,12bや小容量
の双方向である電話回線11bを介して送られてきたイ
ンターネット130からのデータをLAN11aに転送
する。
【0067】CPU17は、クライアントコンピュータ
10から送出されるデータの伝送経路を制御するための
制御手段であり、LAN11aから送られてくるデータ
を監視している。そして、その内容をRAM19に登録
されている情報と比較して、データを変更せずに小容量
の双方向回線である電話回線11bに転送するか、上記
の送られてきたデータに含まれる送信元の情報(アドレ
ス)を変更してから電話回線11bに転送する必要があ
るかを判断する。なお、このCPU17は、データ経路
制御部が通常のルータとしてデータの経路制御を行うた
めの判断機能も有している。
【0068】ROM18は、CPU17の動作を指定す
るプログラムを記憶するためのものである。
【0069】また、RAM19は、CPU17による経
路制御を行う際に参照される情報を保存する制御情報記
憶手段である。このRAM19に保存される上記の情報
は、例えば、前述したIP(インターネットプロトコ
ル)アドレスの変換(つけ替え)の際に参照される対応
表(テーブル)である。また、電話回線11bとLAN
11aとの間で通常のインターネットの経路制御を行う
際に参照されるルーティングテーブルもこのRAM19
に保持される。なお、RAM19に保持すべき情報の量
が多くなり過ぎる場合には、ハードディスクドライブな
どの2次記憶装置を併用するようにしても良い。
【0070】上記の説明は、この経路制御部がクライア
ントサーバ12に構成された場合を例としているが、こ
の経路制御部がクライアントコンピュータ10側に構成
されていてもよいことはもちろんである。この場合に
は、LAN11aに接続するためのインタフェース部1
6を省略することもできる。
【0071】また、以上説明した本発明の実施の形態で
は、ネットワークとしてインターネットを例として説明
したが、本発明はインターネットに限らず広く適用でき
るものである。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、送出されるパケットの
ソースアドレスを、クライアント側でアプリケーション
層からの指示に応じてネットワーク層で選択するように
したため、ネットワーク側において何も変更することな
く、クライアント側からデータの伝送経路を設定できる
データ伝送方法およびデータ伝送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するコンピュータネットワークの
基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】地上回線のみによりデータを伝送する場合の経
路制御について説明するための図である。
【図3】IPパケットのヘッダ部の構成を示す図であ
る。
【図4】地上回線と衛星回線とによりデータを伝送する
場合の経路制御について説明するための図である。
【図5】階層化された通信モデルにより、地上回線のみ
によりデータを伝送する場合の経路制御について説明す
るための図である。
【図6】階層化された通信モデルにより、地上回線と衛
星回線とによりデータを伝送する場合の経路制御につい
て説明するための図である。
【図7】本発明を適用したコンピュータネットワークの
一構成例を示す図である。
【図8】本発明に係るデータ伝送装置における経路制御
部の主要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1の通信経路、 2a,2b 第2の通信経路、
10 クライアントコンピュータ、 20 サーバ装
置、 30 ネットワーク、 40 防火壁、50 エ
ンコーダ、 110a,110b、120 ソケット、
111、121 アプリケーション層、 112,1
22 TCP層、 113、123IP層、 114,
124 データリンク層

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信経路を介してデータを伝送す
    るデータ伝送方法において、 第1の通信経路を介して送出されるデータに、そのデー
    タに対する応答データの戻り経路として第2の通信経路
    を使用することをアプリケーション層から指定する経路
    指定工程と、 上記送出されるデータに付加された応答データの戻り経
    路を指定するための情報に応じて、ネットワーク層で上
    記第2の通信経路を選択する経路選択工程とを有するこ
    とを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 上記経路選択工程では、アプリケーショ
    ンプログラムとオペレーティングシステムの間のインタ
    フェースであるアプリケーションプログラミングインタ
    フェースを用いて、アプリケーション層から指定される
    上記第2の通信経路が選択されることを特徴とする請求
    項1記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 上記アプリケーションプログラミングイ
    ンタフェースは、ソケットインタフェースであることを
    特徴とする請求項2記載のデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 上記ソケットインタフェースでは、上記
    第2の通信経路のアドレスがバインド関数の引数とされ
    て生成されることを特徴とする請求項3記載のデータ伝
    送方法。
  5. 【請求項5】 上記伝送されるデータは、インターネッ
    トプロトコルパケットであることを特徴とする請求項1
    記載のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の通信経路は、上記第1の通信
    経路よりも伝送容量が大きいことを特徴とする請求項1
    記載のデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 上記第1の通信経路はデータを双方向に
    伝送する回線を用いて構成され、上記第2の通信経路は
    データを一方向に伝送する回線を用いて構成されること
    を特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】 上記第1の通信経路は、電話回線を用い
    て構成されることを特徴とする請求項1記載のデータ伝
    送方法。
  9. 【請求項9】 上記第2の通信経路は、衛星放送回線ま
    たはケーブルテレビジョン放送回線を用いて構成される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  10. 【請求項10】 上記第1の通信経路および/または第
    2の通信経路は、所定のデータのみを通過させる防火壁
    を有することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方
    法。
  11. 【請求項11】 複数の通信経路を介してデータを伝送
    するデータ伝送装置において、 複数の情報機器を相互に接続するネットワークと、 上記ネットワークのデータアクセスを制御するサーバ装
    置と、 上記サーバ装置に複数の通信経路を介して接続され、第
    1の通信経路を介して送出されるデータに対する応答デ
    ータの戻り経路として、第2の通信経路を設定する機能
    を有するコンピュータとを備えることを特徴とするデー
    タ伝送装置。
  12. 【請求項12】 上記コンピュータは、上記第1の通信
    経路を介して送出されるデータに、そのデータに対する
    応答データの戻り経路として第2の通信経路を使用する
    ことをアプリケーション層から指定し、上記指定に応じ
    てネットワーク層で上記第2の通信経路を選択する機能
    を有する制御手段を備えることを特徴とする請求項11
    記載のデータ伝送装置。
  13. 【請求項13】 上記第2の通信経路を介して伝送され
    るデータを所定の形式にするためのエンコーダをさらに
    備えることを特徴とする請求項11記載のデータ伝送装
    置。
  14. 【請求項14】 上記第1の通信経路および/または第
    2の通信経路は、所定のデータのみを通過させる防火壁
    を有することを特徴とする請求項11記載のデータ伝送
    装置。
  15. 【請求項15】 上記伝送されるデータは、インターネ
    ットプロトコルパケットであることを特徴とする請求項
    11記載のデータ伝送装置。
  16. 【請求項16】 上記ネットワークは、インターネット
    であることを特徴とする請求項11記載のデータ伝送装
    置。
  17. 【請求項17】 上記第2の通信経路は、上記第1の通
    信経路よりも伝送容量が大きいことを特徴とする請求項
    11記載のデータ伝送装置。
  18. 【請求項18】 上記第1の通信経路はデータを双方向
    に伝送する回線を用いて構成され、上記第2の通信経路
    はデータを一方向に伝送する回線を用いて構成されるこ
    とを特徴とする請求項11記載のデータ伝送装置。
  19. 【請求項19】 上記第1の通信経路は、電話回線を用
    いて構成されることを特徴とする請求項11記載のデー
    タ伝送装置。
  20. 【請求項20】 上記第2の通信経路は、衛星放送回線
    またはケーブルテレビジョン放送回線を用いて構成され
    ることを特徴とする請求項11記載のデータ伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501556A (ja) * 2000-06-01 2004-01-15 エアロキャストドットコム インコーポレイテッド 選択的ルーティング
JP2010500832A (ja) * 2006-08-09 2010-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 簡易型ソケットインタフェースを経由する放送/同報ipパケットをサポートするための装置と方法

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