JPH1165927A - キャッシュ制御方式 - Google Patents

キャッシュ制御方式

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Publication number
JPH1165927A
JPH1165927A JP9227733A JP22773397A JPH1165927A JP H1165927 A JPH1165927 A JP H1165927A JP 9227733 A JP9227733 A JP 9227733A JP 22773397 A JP22773397 A JP 22773397A JP H1165927 A JPH1165927 A JP H1165927A
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JP
Japan
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cache
data
priority
file
accessed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9227733A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohisa Fukuhara
基久 福原
Hideaki Naito
英明 内藤
Hiroyuki Matsufusa
裕之 松房
Yuichiro Kato
雄一朗 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9227733A priority Critical patent/JPH1165927A/ja
Publication of JPH1165927A publication Critical patent/JPH1165927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークサーバなどのシステムにおけるデ
ィスクなどのストレージリソースに対するキャッシュシ
ステムにおいて、キャッシュ方式の異なる複数のキャッ
シュを組み合わせて使用することで、ディスクキャッシ
ュのヒット率を向上させ、システム全体のパフォーマン
スを向上させる。 【解決手段】通常のLRU方式のキャッシュの他に、優
先度の高いファイルを格納する方式のキャッシュを設け
る。方式の異なる複数のキャッシュを設けることによっ
て、1つのキャッシュにOSの持つファイル、または、
APの持つファイルなど特定のファイルをキャッシング
するためのキャッシュとして使用する事ができる。さら
に、そのファイルに優先順位を付けることで、ネットワ
ークベースのシステムなどの様に大量のファイルがアク
セスされ、頻繁に使用されているにも関わらずキャッシ
ュに残らないファイルをもう1つのキャッシュに保持し
ておくことができる。これにより、キャッシュのヒット
率が向上し、システム全体のパフォーマンスを向上する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムにおける
ディスクなどのストレージリソースに対するキャッシュ
において、方式の異なる複数のストレージに対するキャ
ッシュを持つことにより、キャッシュのヒット率を向上
させるためのキャッシュ方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャッシュを管理するために一般的に利
用される方式がLRUである。LRUは、キャッシュに
保持されているデータの中で最も古いデータを捨ててい
くといった方式である。
【0003】図2は、そのLRUキャッシュ方式の一実
施例を示した図表である。これは、任意のデータ(20
1)をアクセスした場合のキャッシュ(202)の動作
を示したものである。データ(201)にアクセスする
と、データa,b,cがキャッシュ(202)に保持さ
れる(203)。キャッシュが(203)の状態で、次
のデータdがアクセスされると、キャッシュの中で最も
古いデータaが破棄され、データdがキャッシュに保持
される(204)。次にデータcがアクセスされると、
キャッシュ内にデータcがあるので、キャッシュ内のデ
ータcのアクセス更新情報が更新される(205)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークにおいて
サーバ上にOS/アプリケーションを置き、クライアン
トPCはサーバからファイルをダウンロードし、OS/
アプリケーションを起動するネットワークベースのシス
テムなどでは、クライアントからサーバに対してファイ
ルのアクセスが頻繁に発生する。この場合、従来のキャ
ッシュ方式では、大量のファイルがランダムに何度も呼
ばれるとさまざまなファイルがキャッシュに入るため、
長期的に見ると頻繁に使用されるファイルがキャッシュ
に残らなくなる。このため、キャッシュのヒット率が低
下し、クライアントPCのパフォーマンスが低下する。
また、サーバのキャッシュはネットワークからアクセス
されたファイルで使用されることが多くなるため、サー
バシステムや、サーバ上のアプリケーションが使用する
ファイルに対するヒット率も低下し、サーバのパフォー
マンス劣化も引き起こる。
【0005】図3は、従来技術での問題点の一例を示し
たものである。まず、任意のデータ(301)をアクセ
スすると、キャッシュ(302)にデータが保持される
(303)。ここでは、キャッシュ(302)にデータ
が保持されていないため、データはディスクから読まれ
る。次のデータeがアクセスされると、キャッシュには
存在しないため、ディスクから読まれ、キャッシュにも
保持される(304)。続いてデータ(301)がアク
セスされていくと、(305)(306)(307)の
ようにデータがキャッシングされる。図3の例では、2
回しかキャッシュにヒットしていない(301)。これ
をネットワークベースのシステムで行うと、クライアン
トの台数分ファイルのアクセスが多くなり、さらにさま
ざまなファイルが使用されるため、キャッシュのヒット
率はさらに悪くなる。
【0006】本発明では、このような従来のキャッシュ
方式の欠点を補い、キャッシュのヒット率の低下を改善
し、システム全体のパフォーマンスを向上させることを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、通常のLRU方式のキャッシュの他に、優先度の高
いファイルを格納する方式の優先度方式のキャッシュを
設ける。方式の異なる複数のキャッシュを設けることに
よって、1つのキャッシュをOSの持つファイル、また
は、APの持つファイルなど特定のファイルをキャッシ
ングするためのキャッシュとして使用する事ができる。
さらに、そのファイルに優先順位を付けることで、ネッ
トワークベースのシステムなどの様に大量のファイルが
アクセスされ、頻繁に使用されているにも関わらずキャ
ッシュに残らないファイルをもう1つのキャッシュに保
持しておくことができる。これにより、キャッシュのヒ
ット率が向上し、システム全体のパフォーマンスを向上
することができる。
【0008】類似したキャッシュ方式に関する公知例
に、1次キャッシュと2次キャッシュを階層化し、1次
キャッシュメモリのリプレースを高速に行う(特願平4
−128755号公報)があるが、キャッシュ方式の異
なる複数のストレージに対するキャッシュを利用して、
キャッシュのヒット率を向上させ、システム全体のパフ
ォーマンスを向上させる本発明とは異なる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図面に基づい
て説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す概略構成
図である。101はハードディスク、102はLRU方
式のキャッシュ、103は優先度方式のキャッシュであ
る。本発明でのキャッシュは、通常の1次/2次キャッ
シュとの関係とは異なり、互いに独立したもので、並列
に動作するものである。
【0011】図6、図7は、キャッシュ方式のフローチ
ャートである。ファイルがアクセスされた場合(60
1)、アクセスされたデータが優先度の付いたものであ
るか判定する(602)。優先度の付いていないデータ
である場合、LRUキャッシュにデータを保持するだけ
の空きがあるか判定する(603)。LRUキャッシュ
に空きがある場合、新データをLRUキャッシュに保持
する(605)。LRUキャッシュに空きがない場合、
LRUキャッシュ内の最も古いデータを破棄し(60
4)、新データをLRUキャッシュに保持する(60
5)。アクセスされたデータが優先度付きのデータある
場合、まず優先度キャッシュに格納するデータに優先度
を付けるため、ファイル毎にアクセス回数をカウントす
る(606)。次に優先度キャッシュのキャッシング処
理を行う(607)。まず、優先度キャッシュに新デー
タを保持するだけの空きがあるか判定する(701)。
空きがある場合、優先度キャッシュに新データを保持す
る(704)。空きがない場合、新データより優先順位
の低いデータが優先度キャッシュにあるか判定する(7
02)。新データより優先順位の低いデータがない場
合、新データは破棄される(705)。新データより優
先順位の低いデータがある場合、優先度キャッシュ内で
最も優先順位の低いデータを破棄し(703)、新デー
タを優先度キャッシュに保持する(704)。
【0012】優先度キャッシュに使用するデータは、O
Sの持っているファイル、APの持っているファイルな
ど、頻繁にアクセスされそうなファイルに設定し、その
中でさらに各ファイルに優先度を付ける。優先順位の付
けかたとしては、ファイル毎にアクセス回数をカウント
しておき、アクセス頻度の統計をとって優先度を決め
る。
【0013】次に、方式の異なるキャッシュを2つ(L
RU/優先度キャッシュ)使用した場合の一実施例を示
す(図4)。データa、bは優先度の属性の付いたデー
タである(401)。キャッシュには、通常のLRU方
式のキャッシュ(404)、優先度方式のキャッシュ
(402)の2つを使用する。まず、データa、bがア
クセスされると、このデータは優先度の属性が付いてい
るので、優先度キャッシュにデータが保持される(40
3)。続いてデータc、dにアクセスされると、このデ
ータは優先度の属性が付いていないデータであるため、
LRUキャッシュに保持される(405)。データeの
アクセスでは、キャッシュに空きがないため、キャッシ
ュ内の最も古いデータcを破棄し、データeがキャッシ
ュに保持される(406)。続いてデータa、b、eの
アクセスでは、すでにキャッシュにデータがあるため、
キャッシュからデータが読まれる。データcのアクセス
では、キャッシュにデータがないため、キャッシュ内の
古いデータdを破棄し、データcをキャッシュに保持す
る(407)。最後にデータaは、キャッシュに存在す
るので、キャッシュからデータが読まれる。この例で
は、キャッシュに4回ヒットしている。図3のLRUだ
けのキャッシュに比べて、同じデータをアクセスしても
ヒット率は向上している。
【0014】図5は、優先度キャッシュの動作の例であ
る。(501)のような優先度を持ったデータがアクセ
スされた場合、キャッシュ(502)には何も入ってい
ないので、データa、b、cはそのまま保持される(5
02)(503)(504)。続いてデータdがアクセ
スされた場合、キャッシュに空きがないため、キャッシ
ュ内のデータで、データdより優先度の低いデータbを
キャッシュから破棄し、データdをキャッシュに保持す
る。
【0015】このような方式を用いることにより、ネッ
トワークサーバなどのシステムにおけるキャッシュにお
いて、キャッシュのヒット率が向上し、システム全体の
パフォーマンスを向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】キャッシュ方式の異なる複数のキャッシ
ュを利用することにより、クライアントPCがサーバに
アクセスする際、アクセスするタイミングがランダムな
場合でも、頻繁に使用するファイルに対するアクセス性
能を向上することができ、クライアントPCの性能を向
上することができる。また、優先度方式キャッシュのみ
のシステムに比べ、1次キャッシュはすべてのファイル
が利用できるため、新規ファイルや通常あまり利用され
ず優先度は低いが短時間に集中してアクセスされるファ
イルなどもディスクキャッシュを利用でき、ファイルの
利用状況に柔軟に対応できる。また、通常1次キャッシ
ュはネットワークから頻繁にアクセスされるファイルで
使用される頻度が低くなるため、サーバの性能を向上す
ることができる。また、図3、図4の例からも本発明を
利用することにより、キャッシュのヒット率は向上さ
れ、システム全体のパフォーマンスを向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した概略構成図である。
【図2】従来の代表的なキャッシュ方式の一実施例であ
る。
【図3】従来技術の問題点を示す一実施例である。
【図4】本発明の一実施例である。
【図5】本発明の優先度キャッシュの動作を示す一実施
例である。
【図6】本発明の一実施例における処理の流れ図であ
る。
【図7】本発明の優先度キャッシュにおける処理の流れ
図である。
【符号の説明】
101…ハードディスク、 102…LRU方式
のキャッシュ、103…優先度方式のキャッシュ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松房 裕之 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 加藤 雄一朗 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークサーバなどのシステムにおけ
    るディスクなどのストレージリソースに対するキャッシ
    ュにおいて、キャッシュ方式の異なる複数のキャッシュ
    を持つことで、ストレージに対するキャッシュのヒット
    率を向上させ、システム全体のパフォーマンスを向上さ
    せることを特徴とするキャッシュ制御方式。
JP9227733A 1997-08-25 1997-08-25 キャッシュ制御方式 Pending JPH1165927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227733A JPH1165927A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 キャッシュ制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227733A JPH1165927A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 キャッシュ制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165927A true JPH1165927A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16865518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9227733A Pending JPH1165927A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 キャッシュ制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165927A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234000A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路装置、icカードおよび検査装置
US6813684B2 (en) 2002-05-10 2004-11-02 Hitachi, Ltd. Disk drive system and method for controlling a cache memory
US6834329B2 (en) 2001-07-10 2004-12-21 Nec Corporation Cache control method and cache apparatus
JP2008293397A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kyocera Mita Corp ファイルシステム

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