JPH1165754A - 光学式マウスとマウス用のペッド - Google Patents

光学式マウスとマウス用のペッド

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JPH1165754A
JPH1165754A JP9240278A JP24027897A JPH1165754A JP H1165754 A JPH1165754 A JP H1165754A JP 9240278 A JP9240278 A JP 9240278A JP 24027897 A JP24027897 A JP 24027897A JP H1165754 A JPH1165754 A JP H1165754A
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JP
Japan
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mouse
optical
axis sensor
light
movement
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JP9240278A
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English (en)
Inventor
Kyon Jin Kim
キョン ジン キム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光学式マウスにおいては、発光ダイオ
ードから発光される光のペッドからの反射光をレンズ、
ミラー等によって検出しているため機械的な衝撃に弱
く、またコスト高である欠点があった。 【解決手段】 本発明の光学式マウスは、マウスの水平
方向移動を検出するX軸センサーと、垂直方向移動を検
出するY軸センサーと、発光ダイオードから発光された
光を受光する光ファイバーとにより構成する、上記発光
ダイオードからの光は上段部に光ファイバーの直径の二
倍の幅で形成されている複数の行方向の柄を有し、下段
部に光ファイバーの直径の二倍の幅で形成されている複
数の列方向の柄を有するペッドによって反射せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ーターのマウスに関するもので、特に二つの1次元位置
センサーと光ファイバーを用いて既存の光学式マウスに
比べて安い費用で生産可能で、マウスが45°傾いても
動きが検出できるようにした光学式マウスとマウス用の
ペッドに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピューターの入力装置の
一種であるマウスは内部に設けられたボールの回転によ
ってマウスの動きを感知するボールマウスと、光を照射
し、その光の反射量によってマウスの動きを感知する光
マウスに分けられる。
【0003】ボールマウスにはボールによって回転され
るエンコーダーを設けて、マウスの移動時、マウスの内
部のボールが底面との摩擦によって回転する時に発生す
るエンコーダーの信号によってマウスのX,Y軸移動を
感知する方式である。
【0004】図5は従来の光マウスの構成を示す縦断側
面図であり、この光マウスは、光を発光する発光ダイオ
ード1、上記発光ダイオード1から発光された光を反射
する格子縞のペッド2、上記ペッド2から反射された光
を集光するレンズ3、上記レンズ3から集光された光を
ミラー4を介して受光する光学センサー5、上記光学セ
ンサー5に受光された光によってマウスの移動量測定信
号を出力する制御部6から構成されている。
【0005】上記のように構成された光マウスでは発光
ダイオード1から発光された光がペッド2から反射さ
れ、ペッド2から反射された光はレンズ3で集光され
る。レンズ3で集光された光はミラー4によって一定の
角度で反射されて光学センサー5が受光する。光を受光
した光学センサー5は受光した光の反射量の変化によっ
て、マウスの移動を検出して所定の信号を出力するよう
になり、出力された信号は制御部6に入力されてマウス
のX,Y軸の動きを示す信号がコンピューターで出力さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボールマウ
スは安い費用で作ることができるが、ボールマウスの構
成要素のボールとボールによって回転されるエンコーダ
ーのような機械的な部品等は埃、汚物などによってマウ
スの精密度に影響を与え、底の状態によってボールの滑
りが異なってくる問題点があった。
【0007】これに対し、上記の光マウスは機械的な作
動部分がなく、ペッドの柄を光学的な方法で検出するか
ら動きが精巧で滑りはないが、マウスを構成するレン
ズ、ミラー、光学センサーのような光学関連の部品等は
使用途中の落しまたは外部の衝撃などによって機械的な
配列が変形されると、光の移動経路が変更されて発光ダ
イオードから発光された光が光学センサーまで到達され
なくなってマウスが良く機能できなくなり、また、マウ
スに使用される二次元光学センサーが高価なためマウス
の価格が上昇して使用者層が制限される問題点があっ
た。
【0008】また、図6に示すように、光マウスの精巧
な動きのためにはペッドに形成される二次元タイルの柄
7が極めて小さな間隔を有しなければならないが、従来
使用の金属面のエッチング技法や印刷技法ではペッドの
柄を小さくすることに限界があり、製作時の費用が多く
かかり、ペッド2の紛失または破損時に適切な代替物を
求め難い問題点があった。
【0009】また、二次元タイルの柄のペッドにマウス
が置かれる時、使用途中のマウスとペッドのタイルの柄
が45°で傾くと、タイトルの柄が検出されなくて、マ
ウスの移動をコンピューターが認識できなくなる問題点
があった。
【0010】このような問題点を解決するためにペッド
のタイルの柄を六角形で形成したり、ペッドの柄を構成
する横筋と縦筋の色を異にしてマウスとペッドのタイル
の柄が45°で傾いた場合にもマウスの移動を感知でき
るようにしても、傾いていない状態のように円滑な検出
ができない問題点が相変わらず残っていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために案出されたもので、高精密の光学関連部
品の代わりに光ファイバーを用い、行方向の柄と列方向
の柄をそれぞれ別に形成されたペッドとマウスの内部に
はX軸センサーとY軸センサーを設けてマウスとペッド
が45°傾いてもマウスの移動が感知できるようにし
た、生産費が安いマウスを提供することを目的としてい
る。
【0012】上記の目的を達成するために、本発明の光
学式マウスは、上記マウスの水平方向移動を検出するX
軸センサー、上記マウスの垂直方向移動を検出するY軸
センサー、発光ダイオードから発光された光を受光する
光ファイバーを含んで構成されることを特徴とする。
【0013】また、本発明の光学式マウスのペッドは、
ペッドの上段部に上記光ファイバーの直径の二倍の幅で
形成されている複数の行方向の柄、ペッドの下段部に上
記光ファイバーの直径の二倍の幅で形成されている複数
の列方向の柄を含んで構成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の構
成と作用を詳細に説明する。
【0015】図1は発明に係わる光ファイバーを用いた
光マウスの縦断側面図であって、本発明の光学式マウス
40は、上記マウス40の水平方向移動を検出するX軸
センサー31、上記マウス40の垂直方向移動を検出す
るY軸センサー32、発光ダイオード10,10′、こ
の発光ダイオード10,10′から発光された光を受光
する光ファイバー20,20′を含んで構成される。
【0016】図1及び図2に示すようにマウス40の内
部には光ファイバー20,20′が配置されて、既存の
光マウスで使用するレンズ3とミラー4の役割を代替
し、発光ダイオード10,10′から発光された光を受
光してセンサーに送る。光ファイバー20,20′は極
めて柔軟であるから、マウスの使用途中に発生可能な落
しや外部から加えられる衝撃によって変形されることが
なくてマウスの寿命が延長される。この時、マウス40
の内部の光ファイバー20,20′は次のような規格で
設置することが好ましい。
【0017】光ファイバー20,20′の直径をd,光
ファイバー20,20′の端とペッド15の間の間隔を
gとした時、光ファイバー20,20′の端とペッド1
5の間の間隔gは,d<g<2d程度が好ましい。光フ
ァイバー20,20′の端面は平面に加工する。
【0018】図3は本発明に係わるマウス40の底面図
であって、マウス40には水平方向移動を検出するX軸
センサー31がマウス40の中心CからDの間隔で前方
に設けられ、上記マウス40の垂直方向移動を検出する
Y軸センサー32がマウス40の中心CからDの間隔で
後方にそれぞれ設けられている。X軸センサー31とY
軸センサー32の位置は変わっても構わないが、使用者
の便宜のため手首から遠い位置にX軸センサー31が配
置されることが好ましい。
【0019】図4は本発明に係わるマウス用のペッド1
5の平面図であって、ペッド15には行方向の柄16と
列方向の柄17がペッド15の上段部と下段部にそれぞ
れ形成されている。ペッド15に形成された柄自体は既
存の光マウスで用いるものとは異なり、相当大きい幅を
成すようにすれば、ペッドの製造に多くの費用がかから
ないし、紛失時には使用者が自分のコンピューターとプ
リンターを用いて容易に作ることもできる。
【0020】ペッド15に形成された柄の幅は2dとす
ることが好ましい。2d以下の場合には位相差が減少
し、2d以上の場合には精密度が悪くなる。
【0021】上記のように構成された本発明の作用は、
以下の通りである。
【0022】発光ダイオード10,10′から発光され
た光はペッド15に入射され、ペッド15によって反射
される。この時、ペッド15には柄が形成されているの
で、マウス40が移動することによってペッド15から
反射される光の量は変化する。
【0023】ペッド15から反射された光は光ファイバ
ー20,20′に入射され、光ファイバー20,20′
を介してセンサーに伝達されるようになる。この時、ペ
ッド15には行方向の柄16と列方向の柄17がそれぞ
れ上下に分けられて形成されており、発光ダイオード1
0から発光された光は光ファイバー20を介してX軸セ
ンサー31に、発光ダイオード10′から発光された光
は光ファイバー20′を介してY軸センサー32に入力
される。マウス40が移動しない場合にはペッド15で
の光の反射量になんの変化もないから、X軸センサー3
1とY軸センサー32は信号を出力しないが、マウス4
0がペッド15の上を移動するようになると、行方向の
柄16によって光の反射量の変化が生じてX軸センサー
31に感知される光の量も変化され、同様に列方向の柄
17によっても光の反射量の変化が生じてY軸センサー
32に感知される光の量も変化される。
【0024】X軸センサー31とY軸センサー32は感
知された光の量によって信号を出力するようになり、こ
の信号はパーソナルコンピューター(図示しない)に入
力して使用者にマウス40の移動が分かるようにする。
【0025】なお、マウス40の置かれた方向が行方向
の柄16または列方向の柄17とそれぞれ45°を成し
ている場合にも、既存の光マウスとは異なり、マウスの
移動を検出することができるようになる。
【0026】
【発明の効果】前述した構成による本発明の光学式マウ
スは高精密を要求する光学関連の部品を安い価格の光フ
ァイバーに代替して費用を節減でき、マウスの寿命が長
く、ペッドとマウスが45°傾いている場合にもマウス
の動きが感知できる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光ファイバーを用いた光マウス
の縦断側面図である。
【図2】図1に示す発光ダイオードと光ファイバーの発
光と受光を詳細に示す詳細図である。
【図3】本発明に係わるマウスの底面図である。
【図4】本発明に係わるペッドの平面図である。
【図5】従来の光マウスの構成を示す縦断側面図であ
る。
【図6】従来の光マウスとペッドの使用状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 発光ダイオード 2 ペッド 3 レンズ 4 ミラー 5 光学センサー 6 制御部 10 発光ダイオード 15 ペッド 16 行方向の柄 17 列方向の柄 20 光ファイバー 31 X軸センサー 32 Y軸センサー 40 マウス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の発光ダイオード10,10′と、
    マウスの水平方向移動を検出するX軸センサー31と、
    マウスの垂直方向移動を検出するY軸センサー32と、
    上記発光ダイオード10,10′から発光された光を受
    光して上記X軸センサー31とY軸センサー32に伝達
    する光ファイバー20,20′とより成ることを特徴と
    する光学式マウス。
  2. 【請求項2】 上段部に光学式マウスの光ファイバーの
    直径の二倍の幅で形成されている複数の行方向の柄を有
    し、下段部に光ファイバーの直径の二倍の幅で形成され
    ている複数の列方向の柄を有することを特徴とする光学
    式マウス用のペッド。
JP9240278A 1996-05-13 1997-08-22 光学式マウスとマウス用のペッド Pending JPH1165754A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9240278A JPH1165754A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 光学式マウスとマウス用のペッド
TW086114949A TW388829B (en) 1996-05-13 1997-10-13 Optical mouse and mouse pad

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9240278A JPH1165754A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 光学式マウスとマウス用のペッド

Publications (1)

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JPH1165754A true JPH1165754A (ja) 1999-03-09

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ID=17057120

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JP9240278A Pending JPH1165754A (ja) 1996-05-13 1997-08-22 光学式マウスとマウス用のペッド

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JP (1) JPH1165754A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7233319B2 (en) * 2004-07-28 2007-06-19 Newton Peripherals, Llc Peripheral devices for portable computer
CN100350365C (zh) * 2003-11-20 2007-11-21 凌阳科技股份有限公司 内嵌发光二极管的导光模组
KR100792625B1 (ko) 2004-07-27 2008-01-09 인하대학교 산학협력단 분산형 광마우스를 이용한 휴대용 단말기 정보 입력 장치

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