JPH1160368A - 磁化肥料 - Google Patents

磁化肥料

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JPH1160368A
JPH1160368A JP9249276A JP24927697A JPH1160368A JP H1160368 A JPH1160368 A JP H1160368A JP 9249276 A JP9249276 A JP 9249276A JP 24927697 A JP24927697 A JP 24927697A JP H1160368 A JPH1160368 A JP H1160368A
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fertilizer
permanent magnet
water
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mixed
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JP9249276A
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Yoshihiro Kojima
良博 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、肥料は合成化学肥料、有機肥料、無機
肥料を土壌と混ぜこの土壌の上から水分を供給してい
た。このため、供給される水の水質管理は不可能であ
り、また肥料自体の熟成は経験と勘に頼っていた。さら
に、病害虫の駆除には薬剤を使用し自然環境を破壊する
欠点があった。また、鳥獣駆除に不慮の事故が毎年多発
し対人安全の面からも改善が叫ばれていた。 【構成】 この発明は、肥料に永久磁石で構成する磁性
部材を所定の混合比で混入したものである。このように
すると、供給される水が磁化水となる。さらに磁力線の
作用で植物の生育が促進し病害虫、鳥獣被害が減少す
る。また、肥料の保管管理もよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、肥料に永久磁石で構成する磁性部材を所定
の混合比で混入したものである。従来、植物に栄養を供
給するには、合成化学肥料、有機肥料、無機肥料を土壌
と混ぜる。この土壌の上から水を注入するか、自然の降
雨により肥料の栄養成分が水に溶解する。植物は水に溶
解した栄養成分を吸収する。この場合、供給される水の
水質には無関心であった。また自然の雨では実際に水質
管理は不可能であった。また、肥料自体の熟成は自然の
成り行きに任せていたので確率要素が強く、農業、園芸
技術者の経験と勘に頼っていた。さらに、病害虫の駆除
には薬剤を使用していた。このため、長期の使用、保存
では薬剤の分解が起こり癌、皮膚炎、神経障害その他健
康障害を起こしていた。さらに、これらの肥料を廃棄処
理で焼却すれば上記薬剤の分解で有毒ガスが大気に放出
した。さらに埋設すれば薬剤が地中に漏れて地下水を汚
染して自然環境を破壊する欠点があった。先進国では自
然環境保全のため、防虫忌避剤等の廃止が叫ばれてい
る。また、栽培する種子、植物を食い荒らす鳥獣駆除に
は猟銃器、しかけ網、かかし、おどし等を使用してい
た。このため、不慮の事故が毎年多発し対人安全の面か
らも改善が叫ばれていた。さらに、肥料の保存、保管は
経費がかかるのであまり関心がなかった。本発明は、上
記欠点をなくすため考えたものでそれを下記に説明する
とこの発明の磁化肥料は合成化学肥料、有機肥料、無機
肥料に下記の磁性部材を所定の混合比で混入してパッケ
ージにしたものである。ここで、この発明の磁化肥料の
原理を簡単に説明する。上記肥料は通常水分を含有して
いるので磁性部材の永久磁石から発生する磁界により水
の分子を磁気処理しながら保存することになる。保存
中、水の分子は分子が結合してクラスターと呼ばれるか
たまりで存在するが磁気の働きでしだいにこのクラスタ
ーが小さくなっていく。このため、水に解けている酸素
はしだいに還元される。活性酸素は働きが抑制され肥料
の保存性がよくなる。さらにこれは肥料の熟成を促進す
る。このため従来のように専門家の手を煩わすことがな
く一般人でも簡単に管理ができる。また、供給する水、
雨水も永久磁石から発生する磁界で順次クラスターが小
さくなった水(磁化水)となっていく。図1は、この発
明で使用する磁性部材1の1実施例の概略構造である。
この磁性部材1は、円筒形の部材の例えば中央部に永久
磁石20を封入する。永久磁石20には鉄系、フェライ
ト系、アルニコ系、サマリウム系形等の材質を使用す
る。このとき、永久磁石20は部材に対して任意の位置
でよい。また、部材の中心軸に対し垂直または水平にし
てもよい。また永久磁石20の形状は任意のものでよ
い。 さらに、永久磁石20の位置を磁性部材1の重心
の位置に置いてもよい。上記部材の材質には磁気を透過
するガラス、プラスチック、セラミック、粘土、炭や水
溶性のゼラチン、紙、パルプ、膠、植物繊維等またはこ
れらの混合物を使用する。図2〜図6はこの発明の磁性
部材1の変形例11、12、13、14、15を示して
いる。図2の磁性部材11は3角円錐または3角錘の重
心部に永久磁石20を封入する。永久磁石20の位置は
部材の中心軸に対し垂直または水平にしてもよい。ま
た、永久磁石20の形状は任意のものでよい。図3の磁
性部材12は、球形の部材に永久磁石20(図示せず)
を封入している。第4図の磁性部材13では上記磁性部
材12の表面に円錐状の突起部材30を取り付けてい
る。第5図の磁性部材14は上記磁性部材12の表面に
毛状の突起部材31を取り付けている。上記磁性部材1
1、12、13、14、突起部材30の材質には、磁気
を透過するガラス、プラスチック、セラミック、粘土、
炭や水溶性のゼラチン、紙、パルプ、膠、植物繊維等ま
たはこれらの混合物を使用する。また、突起部材31に
は金属ワイヤ、植物繊維等を張着する。また、上記部材
1,11,12,13,14、の任意の位置に水分を透
過する孔をあけここから永久磁石20に水分を供給し磁
石が次第に錆びるようにしてもよい。このようにすると
ガラス、プラスチック、セラミック、粘土、炭のように
水分で部材が溶解しないものでも内部の永久磁石20が
次第に侵食され錆びて分解し、土壌へ浸透していく。つ
まり、大地へ帰すこととなり、自動的に廃棄する。水溶
性のゼラチン、紙、パルプ、膠、植物繊維等では周りか
ら解けて最後には磁石に到達するので一定時間をもって
分解し自動的に廃棄する。図6の磁性部材15は上記磁
性部材1、11、12、13,14を円盤状の配列部材
32上に貼付配列したものである。この磁性部材15で
の配列方法は同心円状またはランダムにする。配列部材
32の材質には、水溶性のプラスチック、粘土、水溶性
のゼラチン、紙、パルプ、膠、植物繊維等またはこれら
の混合物をシート状にして使用する。配列部材32は次
第に水に解けて自動的に廃棄する。図7、図8はこの発
明の磁化肥料の使用例をしめす。まず、使用者はパッケ
ージの磁化肥料を土壌と混ぜる。この混合物50を図7
のように例えば種子60とともに植木鉢40にいれ上か
ら水を注入するか、軒先、庭に置いて天雨を待つ。水、
天雨は上記磁化肥料に含まれた磁性部材11、12、1
3,14の永久磁石20より磁気処理を受けながら合成
化学肥料、有機肥料、無機肥料の栄養分を種子60に供
給する。つまり、クラスターの小さな水(磁化水)が種
子60に与えられる。このとき種子60にはさらに永久
磁石20よりの磁界も与えられる。このようにして、種
子60が樹木、草花として育成していく。図8は、磁性
部材15を使用したときの磁化肥料の様子を示してい
る。この磁化肥料ではパッケージ内に上記肥料と磁性部
材15とを別々に収納している。使用するときに植木鉢
40に例えば初めに肥料、次に磁性部材15の順番に積
層して入れていく。このようにすると、磁性部材15が
肥料の中に均一に分散し磁力線の広がりも規則的にな
る。この発明の磁化肥料では植物の生命体が磁界と磁化
水でより活性化して生育する。さらに土壌の害虫も磁界
でその行動が抑制するので防虫忌避剤と同等の効果があ
る。また、これらの種子60、植物を食い荒らす鳥獣が
この磁化肥料の含まれた植木鉢40を襲いに来ると、そ
の脳に永久磁石20からの磁界が作用して感覚障害等を
生じさせこれが習慣となって寄付かなくなる利点があ
る。上記実施例では種子60を例に説明したが成熟した
樹木、草花でも同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁性部材の概略構造図
【図2】この発明の磁性部材の他例の概略構造図
【図3】この発明の磁性部材の他例の概略構造図
【図4】この発明の磁性部材の他例の概略構造図
【図5】この発明の磁性部材の他例の概略構造図
【図6】この発明の磁性部材の他例の概略構造図
【符号の説明】
1、11、12、13、14、15 磁性部材 20 永久磁石 40 植木鉢 50 肥料 60 種子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明で使用する磁性部材の1実施例の概
略構造
【図2】〜
【図6】 この発明の磁性部材の変形例
【図7】〜
【図8】 この発明の磁化肥料の使用例
【符号の説明】 1、11、12、13、14、15 磁性部材 20 永久磁石 30、31 突起部材 32配列部材 40植木鉢 50肥料 60種子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成化学肥料にガラス、セラミック、粘
    土、炭素等の不水溶性の物質で永久磁石を封入した磁性
    部材を所定混合比で混入した磁化肥料
  2. 【請求項2】 有機肥料にガラス、セラミック、粘土、
    炭素等の不水溶性の物質で永久磁石を封入した磁性部材
    を所定混合比で混入した磁化肥料
  3. 【請求項3】 無機肥料にガラス、セラミック、粘土、
    炭素等の不水溶性の物質で永久磁石を封入した磁性部材
    を所定混合比で混入した磁化肥料
  4. 【請求項4】 合成化学肥料、有機肥料、無機肥料をそ
    れぞれ所定の混合比で混合した混合肥料にガラス、セラ
    ミック、粘土、炭素等の不水溶性の物質で永久磁石を封
    入した磁性部材を所定混合比で混入した磁化肥料
  5. 【請求項5】 合成化学肥料、有機肥料、無機肥料をそ
    れぞれ所定の混合比で混合した混合肥料にガラス、セラ
    ミック、粘土、炭素等の不水溶性の物質でなり永久磁石
    を封入したときに上記永久磁石に水分を浸透する微細な
    孔を有した磁性部材を所定混合比で混入した磁化肥料
  6. 【請求項6】 合成化学肥料にゼラチン、紙、パルプ、
    膠、植物繊維等の水溶性の物質で永久磁石を封入した磁
    性部材を所定混合比で混入した磁化肥料
  7. 【請求項7】 有機肥料にゼラチン、紙、パルプ、膠、
    植物繊維等の水溶性の物質で永久磁石を封入した磁性部
    材を所定混合比で混入した磁化肥料
  8. 【請求項8】 無機肥料にゼラチン、紙、パルプ、膠、
    植物繊維等の水溶性の物質で永久磁石を封入した磁性部
    材を所定混合比で混入した磁化肥料
  9. 【請求項9】 合成化学肥料、有機肥料、無機肥料をそ
    れぞれ所定の混合比で混合した混合肥料にゼラチン、
    紙、パルプ、膠、植物繊維等の不水溶性の物質で永久磁
    石を封入した磁性部材を所定混合比で混入した磁化肥料
JP9249276A 1997-08-12 1997-08-12 磁化肥料 Pending JPH1160368A (ja)

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