JPH1159585A - 救助システム - Google Patents

救助システム

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JPH1159585A
JPH1159585A JP10129680A JP12968098A JPH1159585A JP H1159585 A JPH1159585 A JP H1159585A JP 10129680 A JP10129680 A JP 10129680A JP 12968098 A JP12968098 A JP 12968098A JP H1159585 A JPH1159585 A JP H1159585A
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float
rescue system
rescue
firing
gas
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JP10129680A
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English (en)
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Real Josep Antoni Bautista
アントニ バウティスタ レアル ホセップ
Colomina Rosa Maria Soriano
マリア ソリアノ コロミナ ロザ
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Original Assignee
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C9/00Life-saving in water
    • B63C9/26Cast or life lines; Attachments thereto; Containers therefor; Rescue nets or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遭難者までの距離とは関係なく、海上または
到達困難な場所の遭難者を救助でき、使用の際に誤作動
を起こしにくく、安全かつ効率的に救助できる。 【解決手段】 救命具と発射装置とで構成され、救命具
は圧縮された浮器1を収容するゴム製の部分で構成さ
れ、浮器には、空気吸入弁2と、救命具の金属部分の内
部に配置されたガスまたは圧縮空気用のタンク4と連結
されている主空気弁3が設けられ、ゴム製の部分と金属
部分とはこれらの中に配置された硬い板によって結合さ
れ、その中央部分に、浮器が板よりも高硬度のカバー5
に集められるよう主弁が延在する。カバーの頂部である
キャップ6からナイロン等のリン光材料からなる帯7が
形成され、帯は、該帯と直交する他の帯と組み合わされ
て浮器全体を1つのコンパクトなパッケージとして固定
し、これを適所でゴム製のスラムまたはストップ8を用
いて救命具の中ほど部分まで一時的に保持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は救助システムに関し、詳細には、
現在まで用いられている周知の従来技術の現状を大幅に
改善する発射装置と一式の救命具に関してなされた改良
を包含するものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】本発明は、自動膨張可能な折畳式救命具
と、この救命具を相当距離まで発射することを可能にす
る発射装置とを包含している。この改良は類似品の分野
内で確かな工夫を含み、既存のものを明らかに改善して
使用面で大幅に安全かつ効率的なものとする。
【0005】従来、人命救助システムの大半は、本質的
に特徴の異なる浮きとなることを意図したものである
が、水中に放り出された事故遭難者を助けることができ
るだけの十分な距離まで前記浮きを発射できるようにす
る自動膨張システムおよび推進システムを取り入れてい
ないことが多い。同様に、前記発射システムが含まれて
いる場合でも、救出作業の障害となる物を含む適切な発
射距離を算出するための必要な手段が取り入れられてい
ることはない。この点に鑑みて、かつ浮き自体に注目し
て、自動膨張システムの大半は極めて複雑であって、浮
きを被害者に向けて発射する前に動作が開始されている
ということに注意されたい。
【0006】本発明は、遭難者のいる場所までの距離と
は関係なく前記被害者を助ける目的で被害者のところま
で救命具が到達するよう、海上または同様に到達するの
が困難である場所で遭難者を救出しなければならないあ
らゆる状況において必要とされる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明は、特に再利用可能であり、再装着
可能であり、小型軽量で自己膨張型の折畳式救命具と、
発射装置を利用して上述した救命具を救出対象となる人
のところまで到達させるための完璧な道具となるライフ
ル同様の発射装置または銃との組み合わせである。前記
発射装置は同様に、浮きの回収および前記浮きにつかま
っている被害者の救出作業も積極的に行う。
【0009】この救助システムは、2つの別個の主要部
分すなわち、救命具の浮きそれ自体と、この救命具の浮
きを長距離発射できる発射装置、例えば、銃である推進
ユニットとで構成されている。
【0010】
【実施例】
【0011】本発明をより一層理解しやすくするために
図面をいくつか添付するが、これらの図は本発明を制限
または限定するものではない。
【0012】図1は救命具の外観を示す正面図である。
図2はセンサの正面図である。図3はセンサの断面図で
ある。図4は浮きの平面図である。図5は救命具の内部
の構造を示す断面図である。図6は救命具に係る自動膨
張システムの詳細図である。図7は発射装置に連結され
た索を有する浮きの平面図である。図8はロールスタン
ドの正面図である。図9はロールスタンドのカバーを示
す詳細図である。図10は発射装置のチャンバフィルタ
を示す詳細図である。図11は発射装置の詳細断面図で
ある。図12は発射装置の左側面図である。図13は発
射装置の右側面図である。図14は閉じた状態の救命具
の円筒形本体を示す図である。図15は開いた状態の救
命具の円筒形本体を示す図である。図16は折畳式ヒン
ジ台尻の側面図である。図17は折畳式ヒンジ台尻を折
った状態を示す側面図である。図18は側面に開口を持
たない救命具の、閉じた状態の円筒形本体を示す図であ
る。図19は側面に開口を持たない救命具の、開いた状
態の円筒形本体を示す図である。図20は膨張状態の救
命具の概略図である。図21はガイドに外側層を固定す
る様子を示す斜視図である。図22は救命具の内部本体
を示す図である。図23はカバーのない救命具の正面図
である。図24はカバーのない救命具の背面図である。
図25はカバーのある救命具の正面図である。図26は
カバーのある救命具の背面図である。図27はカバーの
ない救命具の平面図および底面図である。図28はカバ
ーのある救命具の平面図および底面図である。図29は
救命具全体の概略図である。図30は発射装置に取り付
けられた救命具を示す図である。図31は救命具を取り
付けた発射装置の概略図である。
【0013】先に説明したように、本願明細書と添付の
図面によれば、本発明の救助システムは2つの主要部分
すなわち、救命具それ自体と、救命具推進用の発射装置
とからなる。
【0014】図1および図5に詳細に示されるように、
この救命具は、2つの主要部分から構成されている。こ
のうち一方は、浮力を確実に得られるように、主にゴム
またはラテックス、または同様の材料で形成されてい
る。第2の部分は、好ましくは異なる機構を含む金属で
形成されている。空気を抜いた浮き(1)が保持されてい
るのはゴム製の部分である。この部分には、空気すなわ
ち気体を吸気するための様々な弁(2)が、主空気弁(3)
に加えて設けられている。主空気弁は、救命具の金属部
分に含まれる圧縮空気すなわち圧縮気体用のタンク(4)
から直接に延在している。この部分は、硬い板によって
金属部分に接合または固定されており、主空気弁(3)が
走っている中央部分を介して内面に配置されている。浮
き全体が上記の板よりも硬い一種のカバー(5)の中に収
容されている。その上部分はゴム製のキャップ(6)であ
る。このキャップから、ナイロンまたは同様の材料で作
られた2本のリン光の帯(7)が懸架され、この帯はこれ
と直交するほかの帯と共に浮き全体を固定すなわち集合
させて、1つの小型軽量パッケージとし、これを一時的
にゴム製のスラムまたは止め索(8)数本で救命具の中央
部分の適所に固定する。キャップの最上部はインストラ
クションを出すためのゴム製のレリーフ(9)であり、図
示のようにキャップの一方の側で空気の流れを変えて浮
きを回転させ、このレリーフ自体を回転移動させながら
機構を案内する。この自動走行システムには、舵航路の
方向を設定する2つのポーチまたは旗(10)の形の張り
出し部が互いに正確に対向して設けられている。これら
の旗は、キャップの内部および外部と連結されている。
浮きそれ自体にも、内面にもう1つ別の安全層が設けら
れている。この安全層は、浮きの2つの構成要素のうち
いずれか一方が破裂した場合に開口して他方を補う形に
なり、緊急時に用いられることを想定した別の弁(11)
によって浮きを再膨張させることが可能になる。
【0015】浮きが取り付けられている金属部分は主
に、ガスタンク(4)と、機械的な手段または水センサに
よって、救命具の浮きが膨張するように設計された2個
の機構とから構成されている。ガスタンク(4)は特別な
形状を有しており、タンクの底部に形成された逃げ部に
2つのガスまたは空気供給系を収容する。すでに市場に
出ている既存のものに類似した自動膨張機構があるとい
う事実にもかかわらず、最上部におけるレバーのロッド
がその領域の中央に走ると、2つの供給系は互いに重な
り合い、長さ方向に互いに連結されている。
【0016】この救命具の浮きは、手動で膨張させるこ
とも自動で膨張させることもできる。
【0017】この救命具を自動よりは遅い手動の膨張モ
ードで使用するためには、レバー(12)をわずかに動か
して浮きを「安全」設定から「静止」設定にする。この
時点で、第1のレベルを直接押して遅い膨張を待つか、
あるいは、全てを下に押して瞬間緊急膨張状態にするこ
とができる。発射機構を有する機械的モードを利用する
ためには、「安全」設定から「静止」設定に切り替える
だけで十分である。発射装置の銃口(13)から発射され
ると、ガスの圧力それ自体がレバー(12)を第2のレベ
ルまで押し下げてその場所で維持すると、発射体をさら
に遠くまで送るのに十分な時間ができる。
【0018】図2、3、5および6に示す自動水センサ
作動システム(15)は、現段階で市場に出ているいくつ
かのセンサを起動する場合と同じように、塩タブレット
(16)を溶解させることによって起動される。この点に
関して、手近な場合を例にとると、この装置の以下に説
明する通りである。発射装置と一緒に使用した結果、長
時間の継続使用によって埃の粒子が収集されるためであ
るとして、底部に小さな開口または穴を複数個設け、ゴ
ム製、金属または強化したものである密閉していない容
器にセンサの主要な機構を収容する。
【0019】救命具を発射して穴を介して水が進入する
と、この機構を収容している小さな容器には水が充満し
はじめる。水がタブレットと接触すると、ベース(17)
に固定された金属の箱に押圧される下にあるばねが解放
され、タブレットは数秒のうちに溶解してしまう。これ
が生じた後、機構の中央に位置するロッドの位置が変位
し、十分な距離だけ移動して弁を開ける。この弁はガス
タンクの主弁であり、浮きの内部のベースに直接引掛ら
れている。結果として問題の品物は数秒のうちに膨張す
る。
【0020】これらの2つの系すなわち手動又は機械的
な系と自動センサ作動系は、任意に別々に機能するか、
互いに組み合わせで機能する。高速動作のための両者の
区別は、ガス弁を開放するロッドの断面に沿った異なる
個所に形成された2つのノッチ(18)によって自動的に
なされる。いずれかの時点で、いずれかの系を使用しな
ければならなくなった場合には、最初に動作可能状態に
なったほうでロッドの端を引っ張り、第2の方を使用で
きるようにする。手動又は機械的な系を安全設定に維持
しておけるようにする場合には、センサの底に形成され
た穴にうまく合う単純なゴム製のカバーを自動システム
に設け、このセンサが浮きを膨張させずに水中に浸漬さ
れるようにするだけでよい。
【0021】考えられるもう1つの主な改善点は、上述
したような特徴を有する水センサ(15)を、側面(10)
上の操舵台尻のある場所に設けることである。操舵シス
テムにおいて何ら変更を加えずに、単純な二重穴弁(1
9)、ガス出口弁(2)のいずれかで浮きに連結された可
撓性チューブ(20)によってガス系を開いたままにする
ことができる。センサを動作可能状態にするにはこれで
十分であるため、ガスタンクチューブによって膨張可能
な救命具に直接関連した時間内に浮きが空気流をその点
まで閉じることができる。
【0022】発射装置を図10、11、12および13
に示す。この装置は基本的に高馬力完全浸漬可能な取り
外し可能推進ユニットであり、基本的に、銃身(30)お
よび台尻(33)から構成されており、どのようなキャリ
バーボールでも動作可能なわけではなく、火器では基本
的であって広く一般に利用可能な機構が設けられている
が、他の銃などとは区別できる技術的な設計上の特徴が
含まれている。上述したような装置の機能は以下の通り
である。救命具に取り付けられた索の輪(21)を取り、
発射装置に適宜取り付けられたロールスタンド(25)の
索の端にある輪(23)に結合する。救命具の発射後、被
害者が救命具につかまって索(23)を引っ張るのを保つ
には十分である。このとき、このシステムを受け持つ人
は、ラインロールスタンド(25)に組み込まれたクラン
ク(26)を回転させるだけでよい。
【0023】子供っぽく単純な外観であるにもかかわら
ず、この発射装置は排他的なゲージシステムを用いてお
り、多くの場合に標的を正確に爆撃する高弾頭発射シス
テムの開発につながる。
【0024】注目すべきものとして、望遠鏡で見える光
景を位置決めする近似的に設置された近世代の遠隔計測
ゲージ(27)に特に言及する。これを用いることで、4
00mあたり±1メートルの誤差範囲で、救出すべき被
害者のいるところまでの正確な距離を知ることができる
ようになる。距離を確認した後、一種類の高馬力弾薬を
用いることで浮きを所望の地点に正確に落下させること
ができるようにするために必要なデータが得られる。
【0025】このシステムを受け持つ人に、可能な角度
の各々かつその1つ1つでなされる発射時に達成される
距離を示す目で見て容易に確認できる位置においてチャ
ート(28)を持たせることが必要である。このチャート
については、迅速かつ便利に使用できるように台尻に固
定しておく。また、この銃には、デジタルまたは手動の
ゲージ(29)が設けられている。このゲージは、熱また
は冷たさの影響によって変化することのない(凍結防
止)特定の量の液体を基準として含有し、直角三角形の
側面を有するピラミッド形に形成され、斜辺が銃のベー
ス、面が銃身である別の工夫を含むものである。浮きを
発射するため銃を上方向に漸次照準すると、度ゲージは
漸次的に高い読取り値を示す。チャートに示された発射
角に達したら、散弾を発射して所望の距離を達成する。
この目的のため、引き金を引き、続いて適切な測定を行
って救出作業を成功に終わらせる。
【0026】上述した発射装置に関して特に言及するこ
との価値は、銃身の端(30)に取り付けることの可能な
スクリューオン銃口(13)を取り入れることである。こ
の銃身の中に、より大きな圧力をかかっているために小
型軽量な人命救助用浮き(1)がしっかりと収まってい
る。この銃口(13)は、4個から6個の範囲で複数の開
口または穴(31)を有している。特別な状況または特別
な環境におかれて、より弱い力でより静かに発射するた
めに、この穴は銃口の底に位置される。例えば、なだれ
または地滑りの危険性がある場合などが、仮にこのよう
な状況になった場合の例である。カバーせずに残す穴の
数によって、他の目盛を銃の台尻に付け加えることも可
能である。台尻の反対側に固定されているのは、救命具
がとり得る最も一般的な発射角の軌道ならびに第2の軌
道を示すグラフである。45°の角度で発射する場合を
例外として、問題の銃の射撃距離には2つの発射角が考
えられる。例えば、15°の角度およびもう1つの75
°の角度で散弾を射撃すると、両方の場合の距離は同じ
になる。それにもかかわらず、同じ例で話を続けると、
75°の角度では船舶や暗礁、その他の障害物に遭遇し
た場合にこれを回避することができる。同様に同じ距離
であれば、強風条件下では、もちろんドリフトからの発
射体を防止するために発射角を小さくする方がよい。銃
の銃身(30)は平坦でスクラッチはなく、着脱自在であ
る。図10において詳細に示されるように、正確には、
銃身には多数の円錐形のフィルタが用いられている。こ
のフィルタは、弾薬のキャリバが発射されてしまうのを
防止している。その円錐形の形状(32)は、空の弾薬筒
が爆発することで生じる全ての発煙を完全に吸収してし
まうことができ、銃身の口を横切って取り付けられてい
る。
【0027】この結果、銃へのいたずらを防止できる
(フィルタが適所に溶接されてるという前提で)素晴らし
い安全システムを備えていることの他、最も考えられる
ようととしては、既存の圧力からなるものが挙げられ
る。この銃は、銃身の長さが中くらいのものと長いもの
であると想定され、丈夫で、容易かつ連続したTRAR
O用に極めて高ストリームラインで構築されたものであ
る。水中でも欠陥なく確実に作業を行うことができ、日
常的に屋外で使用する上で生じると考え得る衝撃に対し
て耐性を持つよう、本体は合成製品またはゴムで形成し
ておくとよい。台尻(33)上かつ中間部分(34)にてス
ペースを取り、応急処置セットや銃のクリーニングキッ
ト、またはその他の補助アイテムを収納するようにする
こともできる。中央部分においてヒンジ式のドアから離
れると、コードまたは索を取り付ける構造体として同じ
銃を用いて大きな力を印可することができるようにな
る。遠隔計測ゲージまたはその他のゲージをより一層簡
単に摺動させ、従来の引き金と内蔵式の安全ボルト(3
6)とを備えているが、必要以上に多数の自動装置は備
えられていない単一発射機構を設けることができるよ
う、弾薬装填機構(35)は側面に備えられていると好ま
しい。この必要以上に多数の自動装置は、誤射の起こる
可能性を高め、コスト高となる上に取り扱いにくい銃と
するつもりがなければ必要ないものであり、その特徴が
ゆえに、民間で使用するには良いものであるとされてい
るが、そのようにすることは薦められない。弾薬装填機
構(35)、引き金(36)および銃口(31)は、容易に取
り外しのできるゴム製のガスケットを有する圧力シール
(37)の作用によって完全に十分装備されて防水仕様と
される。
【0028】図8および図9は、ロールスタンド(25)
の詳細を示すものであり、その底部、その端に索が結ば
れている(23)。一部が設置され、これは、ロールスタ
ンド(25)のケーブルが一杯まで引き出されたときに連
発される明るい色のデージーまたはバラ結びに似てい
る。視覚にて確認可能な軽い浮力および簡単さで、バラ
結びは簡単に回収できる索の端をマークする。これをロ
ールスタンド(25)に固定すると、索が一杯まで引き出
されたときに、残りあとわずか2,3メートルであった
としても、被害者を救出することはできない。したがっ
て、バラ結びを常に水中に数メートル沈め、救出作業の
ときにはこれを引っ張りあげるようにすることが可能で
ある。上述したバラ結びはロールスタンドの中に折りた
たんで収納されており、水と接触したときにその作用を
受けるか、または塩で洗われるかすると開くか、あるい
は、自動発射装置の場合と同様に糸のように線を引いた
状態になる。バラ結びが開くと、溝付きのゴム表面と丈
夫な材料で作られた一方向に走るフックとの組み合わせ
が露出され、これによって水中に潜っていかなくても海
岸線から見えなくなったシステムをすべて回収すること
ができるようになる。レバー(12)およびカバーによっ
て動作不能状態にした膨張システムを有する小型軽量な
救命具を発射する必要があるだけである。コードの最初
の索を越え、浮いているバラ結びを回収できるまでこれ
を潮流又は逆流に逆らって引っ張る。このとき、一方向
に設けられているフックが助けになり、最小限の力を海
岸線から加えるだけで索を引っ張ることができる。最後
に、この第2の索またはコードを引っ張り、両方の索を
回収するだけで、特に救出を実行することができる。明
らかに、このシステムは従来の命綱のように効果的なも
のである。さらに長距離での発射には、外側の筐体を硬
くしてつりあい重りを付け加えればよい。
【0029】本願明細書において説明したシステムで
は、自動センサの位置とタンクの位置とは無関係である
ため、このシステムを用いることで、実用上または見た
目の美しさなどの面で、丸いガスタンクおよびセンサを
外面に備えた単純なボールから、上述したようなシステ
ムが取り入れられた単純な矢まで、多くの小型軽量な異
なる浮きの形状および設計が可能である。非常に重大な
危機または極めて長い距離であるような場合、特別なミ
ッションおよび軍作業にのみ有効であり、本願明細書に
おいて説明したような膨張システムを有する救命具、ラ
イフジャケットまたは救命艇を以下のようにして供給す
る。カノン砲の弾丸と類似の形状の金属製弾丸を形成
し、2つの対称な半割に分割して両者の間に空気チャン
バを設けてこれを両方の半割で共通に利用し、同様に対
称にする。空気チャンバの前に第1のスペースを充填
し、単純な弁を用いて弾丸を真空係止し、そこを介して
小さな小穴を外から目で確認することができればよい。
2つの半割がしっかりと固定されるまで外側から真空を
かければよい。これは、長距離発射後に水センサがトリ
ガされると開くものであり、それによって少量のガスが
チャンバに供給されて開放・膨張用に発射されたパッケ
ージが開いて開放される。
【0030】上述した図面を参照したままの状態で、海
岸および長距離用としてもっとも一般的なモデルから外
側の帯を取り除くことができる。外側の層全体を取り付
けガイド(54)(図21)において仕上げ、これに上述し
た層のエッジを挿入し、圧力をかけて適所に保持する。
このガイドすなわち安全機構は、ガイドの端までの1つ
以上の断片で構成されていもてよく、このうちいくかの
エッジ部分はゴムまたは同様の材料(66)(図24)で形
成しても、層のエッジ全体(5)(図21)に沿っていくつ
かのさねはぎ継ぎにしてあってもよい。これらはいずれ
も水の流入を防ぐものであり、任意のものである。
【0031】両側面のエッジを長さ方向にガイドの全長
に沿って挿入した後、使用するガイド(54)の種類に応
じて円筒形またはほぼ円筒形の本体を形成する。ガイド
の底に取り付けられているのは、外側の層を適所に固定
した後は本体全体(52)(図18、19、29)が容器ま
たは入れ物のようになり、この中に救命具自体を挿入
し、このアセンブリを上部のキャップ(6)で閉じる(図
20)ことができるようにしたキャップ(6)(図21)の
うちの1つである。これを一時的に水センサ(15)に固
定する(図23および24)と共に救命具の首部にも固定
し、2つのうちの前者を中央に位置する開口を介して露
出させる。このように、センサ上を除いて、この本体ア
センブリ全体を内部への水の進入を高い精度で防止した
状態で内側に設ける(図23および24)。浮引タイ(5
1)を取り付けるためのリング(57)(図23および2
4)を収納しておくのはこの部分である。
【0032】この部分は、完全防水性にするために、ラ
テックス、ゴムまたは同様の材料で作られたカバー(5
5)によって完全なものとなる。さらに、この部分は浮
くものであり、荒波や悪天候の中に置かれたときに漏れ
が発生しても実用性が損なわれることは少ない(図2
5、26および28)。
【0033】水中から救出を求めるコールが発生した場
合にしなければならないことは、保護用のゴム製カバー
(55)を取り外し、救出を必要としている人の手の届く
ところまでこれを投げることである。水と接触した数秒
後、センサ(15)(図23および24)が起動され、機構
の中央に位置したリング(18)が、浮きの内側のベース
に直接引っかけられたガスタンク(4)の主弁(3)(図2
2)を開くのに十分な距離まで移動する。この結果、浮
きは二酸化炭素、圧縮空気またはその他の気体によって
数秒後に膨張する。このタンクは、再利用可能なもので
あってもそうでなくてもよい。場合によっては、起動さ
れたセンサによってこの時点まで空気の流れを閉じ込め
ておき、ガスタンクチューブによって膨張可能な救命具
に直接空気を送るようにした方が便利なこともある。
【0034】タンクが浮き自体の内側にきた結果として
タンクからのガス取り入れ口が開いたら、浮きは瞬時に
膨張する。浮きは外側の壁(5)(図21)を押圧する。こ
れはガイド(54)における圧力が原因で生じるものであ
り、これによって、内側のアセンブリを開くことができ
るようになる。内側のアセンブリは、主に機械的な部品
からは離れて構成され、2つの主な構成要素からなるも
のである。この2つの構成要素のうちの1つは、きわめ
て可撓性の高い高強度(ポリウレタンまたは同様の)ゴ
ム様プラスチックコーティングでクリースが施された防
水性の浮きであり、ナイロンまたは類似の布である薄く
強度の高い布で被覆されている。このコーティングは、
空気の漏洩を含む緊急時用の2つのブロワを有するデュ
アルチャンバであってもよい。その成分がゆえに、この
コーティングを施すことで、神経質になっている遭難者
の爪などによって生じるものであろうとなかろうと、い
ずれにしても考えうる破裂や破損を防止できる。
【0035】アセンブリ全体を内部にコンパクトに収納
し、バイパス弁や乗客に対するトラブルを防止する。浮
きの首部分の開口を介してガスボトル(4)(図22)を交
換し、続いて特別に設計されてこの目的のために設けら
れた糸または取り付けクランプ(63)(図22)によって
しっかりと閉じる。あるいは、浮きの一方のアームでガ
スボトルを閉じ、完全に防水性の密閉部を形成してもよ
い。
【0036】結果として、被害者には助けを求めてから
数秒以内に到達範囲内に十分に膨張した大きな浮きが与
えられることになる。浮き(1)(図22)は馬蹄型のもの
であるため、つかむのも容易であり、単に体を引きつけ
るだけで被害者の体はしっかりと保持される。さらに、
同様に固定または結び付けられたナイロンの帯(53)
(図20〜29)を背中に沿ってかけまわすと、既に安全
を確保した被害者を救命具と一緒に水中から引き上げる
ことができる。
【0037】救出しなければならない人が海岸から比較
的離れたところにいる場合や、この人が救命具を持って
いるにも関わらず何らかのトラブルに見回れているおそ
れのある場合には、以下の手順をふまなければならな
い。安全フックが端に取り付けられ、リング(57)に取
り付けられた(図30)、高荷重に耐えることのできる索
(56)(図10)のロールを用いて、本体上のキャップ
(6)の領域内のこの点まで隠した状態にする。ナイロン
製または同様の材料で作られた帯(51)を露出させるよ
うこのリングを緩徐に引っ張る。この帯は特別に縫い付
けられたものであり、救命具の前面にある布を強化して
いるものである。このようにして、引っ張る際の圧力を
分散させるような位置にし、浮き内の硬い板は任意であ
る。引き帯(51)の安全フックをリング(57)にひっか
けたら、あとはしなければならないことは救命具を被害
者の手の届く範囲まで投げることだけである(図23、
図24)。救命具を発射すると同時に、高荷重に耐える
ことのできる索も送る。この索は、ストップ(58)(図
29)に設けられたチューブの助けで容易に巻き出され
る。これは、ロールスタンド(56)(図29)を貫通して
走る軸として利用されている。遭難者が救命具(1)をつ
かんだら、救出作業キットに入っている滑り止め手袋
(59)(図29)を利用して手を傷めることなく索を引き
寄せ、さらに問題を生じることなく被害者を海岸まで引
き上げることができる。可撓性の帯(69)(図29)、リ
ング(61)などを利用してアセンブリ全体をベルトに収
納し、確実かつ効率よく携帯して利用することもでき
る。
【0038】本発明の最初の部分で述べた救命具に関し
て、円筒部分またはボールを囲んでこれを適所に保持し
ている帯を取り外し、その角をさらにしっかりと固定
し、側面に開口を設けることなく本体を閉じた物体内に
挿入し、救命具が膨張した際に円筒部分の圧力によって
キャップが取り付けられている部分から外に出る。キャ
ップまたはカバーも図18および図19に詳細に示され
るように浮きによって加えられる圧力によって外れると
いう前提で、であるが。使用時に円筒部分の端を逆転
し、キャップのある部分を凹形保護円筒(52)(図18
および19)のベースにし、他方の端をアセンブリ全体
(50)用の着脱自在のカバーにして、中央の開口部分に
水センサの端を収納する(図18および図19)ことも可
能である。アセンブリの両外端は同一(平ら、凹形、凸
形など)であってもよいが、最適かつ安全な状態で救出
作業を行うことができるよう、区別がつくようにしてお
くことを推奨する。水センサについては、上述したもの
(55)(図25および25)と同様のカバーで遮蔽してお
いてもよい。
【0039】いずれの場合も、仕上げの見た目は、図2
0に示すものと極めて似通っている。したがって、まと
めると、1つまたは2つの出口または弁が設けられたガ
スタンクまたはボトル(4)(図22)が実現可能であり、
これらの2つの機構(自動または手動)を別々にして各々
または単独で救命具本体に取り付けるか、その他意図さ
れた箇所に取り付ける。同様に、ガスをONにするため
の押しボタンをその端部に設け、使い捨てガスボトル
(4)用のポインタ(18)(図22)として利用することも
できる。既に市販されているようなタイプの水センサを
利用することができる。これと上述した円筒部分はいず
れも、浮き内に設置されたタンクでガスを供給する形で
利用可能であり、大きなバイパス弁でシステムを閉じ、
これによってガスタンクを再充填あるいは交換すること
ができるようになり、浮きに適宜収納されることで、ガ
スの流れを変えることで発生する多数の問題を減らすこ
とができる。但し、少量の吸入空気がプランジャまたは
ニードルに残っていて(18)におさまり、小さなゴム製
のストップがこれを囲んでいることで空気の漏れがない
という前提ではあるが。同様に、アセンブリ表面の仕上
げタッチは、リンク(63)(図22)として機能するクラ
ンプおよび/または糸を有する水センサに連結された浮
きのものとなる。本発明に対する保護を危険にさらすこ
となく、同様のアセンブリを形成すなわち生み出すため
に全ての構成要素や部品を変更することができる。外部
の構成要素はすべて、遭難者に大きな怪我を負わせるこ
とのない適当な形状およびテクスチャのものとする。
【0040】被害者を引き上げるすなわち「釣り出す」
上での安全性をさらに高めるために、アセンブリ全体を
引き上げる際に付加的な支持要素となる浮き内部の硬い
板から離れた位置に、生地の全幅の周囲のハンドルの形
で一組のナイロン製の帯を取り付け、図20に示すよう
に前面部分で二重にして強化し、浮きを破損してしまう
可能性を生じることなく引き圧を確実にかけて拡散させ
る。同様に、膨張可能な本体および被害者を引き上げや
すくするために、高荷重に耐えることのできる索を用い
て発射装置を用いてなされるものと同様に手動で発射す
ることもできる。この浮きは馬蹄形のものであるため、
被害者に合いやすく、コードやリング、類似のものなど
を用いて被害者と密着させることができる。
【0041】救命具の発射装置に関してみれば、救命具
の本体に設けた溝と係合する歯をいくつか付け加えて銃
口を独特なものとして形成する。発射装置によって発射
するため、救命具のコーティングは金属またはその他の
高応力材料で形成し、大きな銃口または小さな銃口のい
ずれかに直接滑り込ませることができるようにしてお
く。これらはいずれも発射装置の端に任意に設けること
のできるものである。小さな銃口は、円形以外の断面
(楕円形、三角形などで、取り付けられたチューブと同
様)を有する独特なものとして形成でき、救命具の固定
という面で大きな安全性が得られる。発射装置に任意に
設ける仕上げタッチとして、浮きの外面構造全体を取り
付けチューブに挿入し、これによって、スロットに点火
したときに救命具が2方向のうちいずれかに投げ出され
るようにする。水面に着いたときの開放過程は従来のも
のと同様であり、クロージャのほうがいくらか高い荷重
に耐えることのできる硬いカバー(64)(図30)を利用
し、接着性または非接着性の帯でこれらを適所に保持し
ておくことができる。この帯は、水と接触したときに形
が変わるか、あるいは内部からの圧力によって短時間で
開放されることで生じる圧力によって回転・被覆され
る。アセンブリ全体を最後に従来と同様にして浮きに連
結する。爆発による怪我を防止するために、銃口に平な
べ状の構造体(65)(図30、31)を設け、乗客を発射
装置から保護する。
【0042】上記とは別に、発射装置に関して、上記器
具(図30および31)を使用できるようにして設備を
なくし、コストを削減して取り扱いを容易にし、例え
ば、標準的な折畳式台尻を、図16および図17におい
て詳細に示すようにして用いて、距離ゲージ装置などの
いくつかの構成要素の部品をなくし、サイズを小さくす
ることができる。
【0043】以下、目的が極めて長距離にわたって発射
をすることである場合の、本工夫によって達成される機
能に関してさらに詳細に説明する。これは、衝撃による
怪我を防止するための外側の保護部分を有するものであ
っても、漂流している船舶に正確に照準を定めることが
困難である場合や、船が沈没して乗客が水中に数キロメ
ートルにわたって特に夜間に投げ出された場合、軍の機
動演習の場合など、他に選択肢なく利用されるシステム
であると理解される。
【0044】正確には、図15において詳細に示される
ように、本工夫の外側の輪郭は丸または円筒形の本体で
あり、内部に通じているがボールのエッジを越えて延在
はしない、いくつかの穴の部分を除いて完全に平らな面
を有する、金属または他の高荷重に耐えることのできる
材料(38)で形成されていると好ましい。また、ほとん
ど気づかないようなスロットが含まれており、これによ
ってボールが2つの実用上は対称な半割(39)になる。
前記ボールは、膨張可能な物質(49)自体を発射待機状
態で収容し、この材料が救命具の浮きであるか、膨張可
能な救命艇などであるかに関係なく、その主ブロワまた
は空気入口弁(41)はそれぞれの端部において四方向チ
ューブに連結され、そこに以下において詳細に説明する
多数の構成要素が設置されている。
【0045】第1の枝には、一方の端に水センサ(42)
(図14)が収容されている。第2のものは、第1の物と
はちょうど正反対の位置にあり、このような構成要素を
収容するための閉じた装置(44)の空気またはガス用の
出入口弁(43)を収容している。
【0046】チューブの3本目の枝は同様の直径であっ
て厚さは薄く、十字の他の端からわずかにずれている。
この小さいチューブ(45)(図14)はチャンバ(46)に
直接ひっかけられており、ボールの2つの半割を連結し
たときに、真空チャンバ(46)が物体の内部全体を囲む
形で形成されるように構成され、ボールを2つの半割
(39)に分けるスロットまたは切り込み(39)と一致す
る。この結果、前記真空をこの内側のリング内に発生さ
せると、ボール全体がしっかりと封止されて薄いプラス
チックまたはゴムのガスケットで仕上げられ、ボールは
最も大きなスラスト力や衝撃に対しても抗し得るように
なる。本願の請求の範囲に記載された救命具の機能を発
揮するために、ボール形であっても円筒形であっても、
システムをよりよく機能させるよう外側に設けられた水
センサ(42)が離れるように注意を払いつつ、発射体
(38)(図14〜図15)を、発射装置の銃身または口の
部分に完全に挿入しなければならない。
【0047】発射角算出用に設けられた機器およびゲー
ジを用いて発射角を算出したら、弾薬に引火する。水と
水に応答するセンサ(42)とが接触すると、このセンサ
がタブレット状のものであろうと、電気作動式の弁また
はその他のシステムであろうと、前記センサ(42)は内
側に移動し、弁(43)に圧力を加えてタンク(44)から
ガスを放出し、小さな弁(47)を持ち上げてロックとし
て機能させ、真空チャンバを維持してこれを細いチュー
ブに接続するか、または封止された弁によって被覆され
た真空開放ダクト(45)に接続する。
【0048】正確には、図15において説明するよう
に、水センサ(42)が開放されて圧力が印可されること
で、ガスは接続チューブの外側の枝に向かって流れる。
このガスの大半は救命具または膨張可能な救命艇の弁に
流入するが、少量が薄いダクト(45)に流れ込む。この
ダクトは、真空チャンバと連結されているため、キャビ
ティは密閉状態ではなくなり、最初の1立方センチメー
トルの空気が前記キャビティに流入するのとほぼ同時
に、瞬間的に開放される。ガスタンクから開放された空
気の大半を膨張用の弁と連結されているチューブを介し
て循環し、最終的にガスの流れを膨張可能な本体へと送
る上で、問題のチューブの直径が小さいという点と、こ
れが角度をなしてタンクから流出する加圧空気が多数の
障害物に遭遇して流れが遮断されるという点の両方か
ら、流入可能な空気の量には限界があるという事実につ
いては、特に言及しなければならない。真空チャンバ
(46)が開放され、ボールまたは円筒形の2つの半割
(38)が自動的に割れると、膨張可能な本体は最大限ま
で膨張する。主弁(41)ならびに補助供給弁(48)の両
方によって空気は一方向にしか流れないため、結果とし
て膨張工程が終了すると空気を逆流させたり真空開放チ
ューブ(45)から外に流出させたりすることはできな
い。したがって、ガスの大半は膨張可能な本体の中にと
どまったままになる。他の救命具の場合と同様にして、
この本体を浮きに取りつける。
【0049】膨張可能な本体を提供してその位置決めを
容易にするための本工夫の範囲内で、従来のシステムお
よび特別な状況用の自己膨張式発射装置の両方につい
て、発射前のアセンブリの内部に追加でき、夜間などで
も救出すべき個人と救出作業にあたるボートやヘリコプ
タの両方を正確に確認することが可能になるようなシス
テムや発射装置の位置を確認するためのアクセサリを利
用すると極めて有用性が高くなると指摘することが重要
である。様々な超音波、レーダまたは位置照準システム
などを活用することができる。
【0050】発射時のエネルギ不足を補償する目的で、
ユーザは、安全な距離だけ水中に入り、選択した位置か
ら発射するという簡単な手順で自分と被害者との間の距
離を縮めることができる。銃を完全に水に沈めてしまっ
ても大丈夫であるような性質および特徴のものとするこ
とで、銃口からカバーを取り除きさえすればよくなる。
【0051】この銃およびこれを構成する機構を比較的
簡単かつ迅速に取り外すことができる。銃とその機構、
本体の大部分を合成樹脂で形成すれば、特にこの目的で
設けられたトラップドアおよび水に沈めた時のことも考
慮した密閉シールを介してこの作業を行うことができ
る。
【0052】さらに、この救命具が潮流や風に流されて
しまうのを防止するために、バラストを利用できること
にも言及しておく必要がある。プラスチックまたは同様
の材料で形成した袋を折りたたんで構造体に結び付け
る。システムが開放されると袋も同時に広がり、特定量
の水を吸収してバラストとして機能し、人命救助用シス
テムを動かないようにすることができる。
【0053】本質的にその範囲内で、他の形態、材料ま
たは大きさで、本願明細書において説明した本発明の一
部を利用することができるが、いずれも本特許の権利請
求をしている内容の保護範囲内に包含されるものであ
り、いかなる場合にも請求の範囲の趣旨を変えるもので
はない。
【0054】
【発明の効果】
【0055】本発明によれば、遭難者のいる場所までの
距離とは関係なく、海上または同様に到達するのが困難
である場所における遭難者の救助で利用でき、使用の際
に誤作動を起こしにくく、安全かつ効率的に救助を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】救命具の外観を示す正面図である。
【図2】センサの正面図である。
【図3】センサの断面図である。
【図4】浮きの平面図である。
【図5】救命具の内部の構造を示す断面図である。
【図6】救命具に係る自動膨張システムの詳細図であ
る。
【図7】発射装置に連結された索を有する浮きの平面図
である。
【図8】ロールスタンドの正面図である。
【図9】ロールスタンドのカバーを示す詳細図である。
【図10】発射装置のチャンバフィルタを示す詳細図で
ある。
【図11】発射装置の詳細断面図である。
【図12】発射装置の左側面図である。
【図13】発射装置の右側面図である。
【図14】閉じた状態の救命具の円筒形本体を示す図で
ある。
【図15】開いた状態の救命具の円筒形本体を示す図で
ある。
【図16】折畳式ヒンジ台尻の側面図である。
【図17】折畳式ヒンジ台尻を折った状態を示す側面図
である。
【図18】側面に開口を持たない救命具の、閉じた状態
の円筒形本体を示す図である。
【図19】側面に開口を持たない救命具の、開いた状態
の円筒形本体を示す図である。
【図20】膨張状態の救命具の概略図である。
【図21】ガイドに外側層を固定する様子を示す斜視図
である。
【図22】救命具の内部本体を示す図である。
【図23】カバーのない救命具の正面図である。
【図24】カバーのない救命具の背面図である。
【図25】カバーのある救命具の正面図である。
【図26】カバーのある救命具の背面図である。
【図27】カバーのない救命具の平面図および底面図で
ある。
【図28】カバーのある救命具の平面図および底面図で
ある。
【図29】救命具全体の概略図である。
【図30】発射装置に取り付けられた救命具を示す図で
ある。
【図31】救命具を取り付けた発射装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 浮き 7 帯 11 弁 12 レバー 13 銃口 33 台尻 42 センサ 43 弁 44 タンク 48 補助供給弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図32
【補正方法】追加
【補正内容】
【図32】端部に2つの分離した可動部を有する救命具
の発射可能本体を示す正面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図33
【補正方法】追加
【補正内容】
【図33】発射可能本体の平面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図34
【補正方法】追加
【補正内容】
【図34】発射可能本体の底面図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図35
【補正方法】追加
【補正内容】
【図35】発射可能本体の説明図であり、中央部にむか
って移動した図32と同じ可動部に相当するものを示す
ものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図36
【補正方法】追加
【補正内容】
【図36】人間工学的態様の発射装置の右側面図であ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図37
【補正方法】追加
【補正内容】
【図37】最適な発射状態を決定する際の発射装置に固
定される角度及び距離ゲージの正面図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図38
【補正方法】追加
【補正内容】
【図38】図37に示すゲージの説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598061955 ロザ マリア ソリアノ コロミナ Rosa Maria SORIANO COLOMINA スペイン,17004 リロナ,カイエ フェ ランディス イ ベイエス,4,プリメロ プリメラ (72)発明者 ホセップ アントニ バウティスタ レア ル スペイン,17004 リロナ,カイエ フェ ランディス イ ベイエス,4,プリメロ プリメラ (72)発明者 ロザ マリア ソリアノ コロミナ スペイン,17004 リロナ,カイエ フェ ランディス イ ベイエス,4,プリメロ プリメラ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に救命具と銃または前記救命具を十分
    な距離まで推進する発射装置とによって本質的に構成さ
    れ、前記救命具は圧縮された浮きを収容するゴム製の部
    分で構成され、前記浮きには、別々の空気吸入弁と、前
    記救命具の金属部分の内部に配置されたガスまたは圧縮
    空気用のタンクと直接に連結されている主空気弁が設け
    られ、前記ゴム製の部分と前記金属部分とはこれらの中
    に配置された硬い板の作用によって互いに結合され、そ
    の中央部分に、前記浮きが前記板よりもある程度硬度の
    高いカバーまたは類似物に集められるよう主弁が延在
    し、前記カバーまたは類似物の頂部はキャップであっ
    て、該キャップからナイロンまたは同様のリン光材料か
    らなる帯が形成され、前記帯は、該帯と直交する他の帯
    との組み合わされて前記浮き全体を1つのコンパクトな
    パッケージとして固定または保持し、これを適所にてゴ
    ム製のスラムまたはストップをいくつか用いて前記救命
    具の中ほど部分まで一時的に保持し、前記キャップの頂
    面にはゴム製のレリーフが利用され、自己回転式のシス
    テムに対する補助要素として機能し、互いに正確に対向
    して配置されたポーチまたはフラップの形の2つの張り
    出し部において終端し、これによって前記キャップが内
    側と外側で連結され、救命具をその軌道方向に向かって
    提供することを特徴とする救助システム。
  2. 【請求項2】 本質的に、前記浮きに取り付けられてい
    る前記金属部分が、主に前記ガスタンクおよび2つの浮
    き膨張機構によって構成されているため、水センサによ
    ってこれらを手動または機械で動作させるか、または自
    動で動作させ、手動での膨張が、レバーをわずかに回転
    させて前記レバーを「安全」設定から「静止」設定に移動
    させることで開始され、第1のレベルを直接押して遅い
    膨張を待つか、あるいは、全てを下に押して瞬間または
    緊急膨張状態にすることができ、発射機構を有する機械
    的モードを利用するためには、「安全」設定から「静
    止」設定に切り替えるが、但し、前記発射装置の銃口か
    ら発射されると、ガスの圧力それ自体が前記レバーを第
    2のレベルまで押し下げてその場所で維持するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の救助システム。
  3. 【請求項3】 本質的に、自動水センサシステムは、塩
    タブレットを溶解させることによって起動されるため、
    前記タブレットが水と接触したときに溶解し、ベースに
    取り付けられた金属構造体によって、前記機構の中央に
    位置するロッドの位置が変位し、十分な距離だけ移動し
    て、浮きの内側のベースに直接連結された前記ガスタン
    クの前記主弁を開ける時点まで圧力が印可されているバ
    ネを解放し、これによって数秒以内で前記浮きが膨張す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の救助シス
    テム。
  4. 【請求項4】 本質的に、操舵システムに何ら変更を施
    すことなく側面の操舵制御キャップの領域内に水センサ
    が設けられているため、単純な二穴弁が可撓性チューブ
    によってガス系を定常的に開いた状態にし、これをガス
    解放弁において浮かぶことになるまで引っかけておくこ
    とができ、センサが起動されることで空気の流れが発生
    し、これによって、前記の時点に達するまで、前記ガス
    タンクのチューブによって前記膨張可能な救命具まで密
    着かつ直接的にリンクされることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかひとつに記載の救助システム。
  5. 【請求項5】 本質的に、発射システムが、前記救命具
    にひっかけられている索に設けられたリングをリングに
    よって引っ張り、発射装置に適宜設けられたロールスタ
    ンドの索の端部において前記リングに取り付けると、前
    記浮きが発射されるように、発射システムは、基本的に
    銃身および台尻からなる推進ユニットからなるという事
    実がゆえに、前記浮きを回収するには、索のロールスタ
    ンドに設けられたレバーを回転させることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の救助システム。
  6. 【請求項6】 本質的に、推進ユニットが、400mあたり
    ±1メートルの誤差範囲で救出すべき遭難者がいる位置
    までの距離を検知するのに遠隔計測ゲージを利用し、同
    様に、可能な角度の各々かつその1つ1つでなされる、発
    射時に到達する距離を示すチャートであって、台尻に取
    り付けられてデジタルまたは手動の度ゲージが設けられ
    たチャートを利用しているという事実がゆえに、発射の
    ために銃の角度を定める際に、ゲージがカバーされる正
    確な距離を示す点までの度マークを発生させ、これが引
    き金を引いて前記浮きを発射する時点までの点であるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の救
    助システム。
  7. 【請求項7】 本質的に、前記発射装置が銃身の端にネ
    ジ止め可能な銃口を利用し、その内部に、前記救命具の
    浮きを収納しているという事実がゆえに、前記銃口に
    は、発射した弾薬のエネルギと騒音がある特別な状況下
    で45°の発射角以外で、全ての距離を2つの発射角から
    得られるようにカットダウンする目的で、4〜6個の範
    囲で底部に複数の開口または穴が形成され、最も小さな
    角は直線軌道に選択され、最も大きな角度は暗礁が突き
    出している場合用に選択されることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一つに記載の救助システム。
  8. 【請求項8】 本質的に、発射装置の銃身が平坦であっ
    てスクラッチがなく、取り外し可能で、弾薬の直径が発
    射されてしまうのを防止する多数の円錐形のフィルタを
    利用し、前記円錐形の形状は、空の弾薬筒が爆発するこ
    とで生じる全ての発煙を完全に吸収してしまうことがで
    き、銃身の口を横切って取り付けられているという事実
    がゆえに、前記台尻および複数のくぼみまたは空間を利
    用する中間部分にて、応急処置セットや銃のクリーニン
    グキット、補助浮きまたはその他のアクセサリを収納す
    ることができ、側面に弾薬装填機構が備えられていると
    好ましく、前記弾薬装填機構、引き金および銃口は、容
    易に取り外しのできるゴム製のガスケットを有する圧力
    シールの作用によって完全に十分装着されることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の救助システ
    ム。
  9. 【請求項9】 本質的に、ロールスタンドが、その底部
    および巻回された索の端部において、前記ロールスタン
    ドの索が一杯まで引き出されたときに連発される明るい
    色のデージーまたはバラ結びに似ている部分を利用し、
    前記バラ結びは、前記ロールスタンドの中に折りたたん
    で収納されており、水と接触したときに開くか、または
    塩で洗われと開くか、あるいは、自動発射装置の場合と
    同様に糸のように線を引いた状態になるという事実がゆ
    えに、前記バラ結びが開くと、溝付きのゴムと一方向に
    走るフックとの組み合わせが露出され、水中に潜ってい
    かなくても海岸線から見えなくなったシステムをすべて
    回収することができるが、レバーおよびカバーによって
    膨張システムを動作不能状態にした状態でコンパクトな
    救命具を発射して浮いているバラ結びまで到達させる必
    要があり、これによって、一方向に設けられているフッ
    クが助けになり、最小限の力を海岸線から加えるだけで
    索を引っ張ることができることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれ一つに記載の救助システム。
  10. 【請求項10】 本質的に、前記膨張システムに、カノ
    ン砲の弾丸と類似の金属製弾丸を形成し、2つの対称な
    半割に分割して両者の間に空気チャンバを設けてこれを
    両方の半割で共通に利用し、似たようなものとしている
    という事実がゆえに、空気チャンバの前にまずキャビテ
    ィを充填し、外部と接続された単純な弁を用いて2つの
    半割がしっかりと固定されるまで弾丸を真空係止し、前
    記半割は、長距離発射後に水センサが起動されると開く
    ものであり、それによって少量のガスがチャンバに供給
    されて開放・膨張用に発射されたパッケージが開いて開
    放されることを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに
    記載の救助システム。
  11. 【請求項11】 外側の層のエッジを収容するための固
    定用ガイドを含み、圧力を印可してこれを適所に保持す
    ることで、これを複数の本体で形成してもよく、エッジ
    全体の周囲において可撓性材料のいくつかの縁付け部お
    よびいくつかのさねはぎ部を含んでもよいことを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか一つに記載の救助システ
    ム。
  12. 【請求項12】 わずかに円筒形で密閉された束であ
    り、前記救命具自体を収容するラッパー部分で構成さ
    れ、両端で一対のキャップによって閉じられた形状で構
    成し、水センサを利用し、これらをすべて可撓性材料ま
    たは弾性材料で形成したカバーをいくつか用いて丸み付
    けしたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つ
    に記載の救助システム。
  13. 【請求項13】 水と接触したことが確認できた時点で
    センサが起動され、機構の中央部に位置するリングが十
    分遠くまで変位することで、前記浮きの内側のベースに
    直接連結されたガスタンクの主弁が開放され、結果とし
    て加圧ガスによって前記機構が瞬時のうちに膨張するこ
    とを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の
    救助システム。
  14. 【請求項14】 前記浮きの本体が瞬時に膨張し、防水
    性の浮きおよび高荷重に耐えることのできる布製のコー
    ティングで構成される内側のアセンブリを開放してガイ
    ドに関して外壁から外に出たことを確認することを特徴
    とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の救助シス
    テム。
  15. 【請求項15】 浮きの首部に設けられた口を介してガ
    スのボトルを交換し、続いてスクリューオンキャップを
    用いて口を閉じることを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれか一つに記載の救助システム。
  16. 【請求項16】 両端に安全フックが設けられた、高荷
    重に耐えることのできる索のロールを含み、本体の頂部
    にあるキャップに設けられたリングに前記安全フックを
    利用して前記策を引っかけることができ、前記策は救出
    の目的で水中にて危険な状態にある人の近くまで達する
    装置の点まで巻き出され、前記装置は前記策を引っ張り
    リールに巻きつけることで回収されることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれか一つに記載の救助システム。
  17. 【請求項17】 推進手段と、装置をスラストするため
    の発射体を装着するための手段と、人命救助用装置の本
    体に形成された円筒形の穴に挿入可能なチューブ状の延
    長部と、軸が前記救命具の軸と目立って一致する平なべ
    からなる、前記発射装置に対する保護部と、が設けられ
    た発射装置を含むことを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれか一つに記載の救助システム。
  18. 【請求項18】 前記発射装置が、照準を定めて点火を
    開始する手段と、任意に台尻をたたむためのジョイント
    と、余分な発射体を収容するための逃げとを含むという
    事実を特徴とする請求項17に記載の救助システム。
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