JPH1156829A - X線撮影用スケール - Google Patents
X線撮影用スケールInfo
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- JPH1156829A JPH1156829A JP9227662A JP22766297A JPH1156829A JP H1156829 A JPH1156829 A JP H1156829A JP 9227662 A JP9227662 A JP 9227662A JP 22766297 A JP22766297 A JP 22766297A JP H1156829 A JPH1156829 A JP H1156829A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 27
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 10
- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 6
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 5
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
- A61B6/506—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for diagnosis of nerves
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 X線撮影用スケールを提供すること。
【解決手段】 X線不透過素材からなる素線を一定間隔
を有する格子状に配設し、かつ、可撓性を有するシート
状に形成した。
を有する格子状に配設し、かつ、可撓性を有するシート
状に形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮影用スケー
ルに関するものである。
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科治療において、治療部分をX
線撮影することが頻繁に行われている。特に、歯槽骨に
人工的な歯根を挿入固着し、同歯根の頂部に人工歯を形
成するインプラント治療においては、X線撮影によっ
て、歯槽骨の形状、神経や血管の位置を判断し、歯根を
歯槽骨に挿入固着する位置を特定するために、X線撮影
が利用されている。
線撮影することが頻繁に行われている。特に、歯槽骨に
人工的な歯根を挿入固着し、同歯根の頂部に人工歯を形
成するインプラント治療においては、X線撮影によっ
て、歯槽骨の形状、神経や血管の位置を判断し、歯根を
歯槽骨に挿入固着する位置を特定するために、X線撮影
が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のX線
撮影を利用した治療においては、撮影されたX線写真か
ら正確な長さや角度を判断することはできず、他の被写
体から相対的に長さを判断するしかなかった。
撮影を利用した治療においては、撮影されたX線写真か
ら正確な長さや角度を判断することはできず、他の被写
体から相対的に長さを判断するしかなかった。
【0004】例えば、上記インプラント治療において
は、X線写真により歯槽骨の概略形状は判断できても、
歯槽骨の絶対的な幅や高さ寸法までは判断できず、ま
た、神経や血管と歯槽骨との相対的な位置関係は判断で
きても、絶対的な距離は判断することができなかった。
は、X線写真により歯槽骨の概略形状は判断できても、
歯槽骨の絶対的な幅や高さ寸法までは判断できず、ま
た、神経や血管と歯槽骨との相対的な位置関係は判断で
きても、絶対的な距離は判断することができなかった。
【0005】そのため、インプラント治療においては、
他の歯等から相対的に判断して、歯根を歯槽骨に挿入固
着する位置を特定しており、治療に際して高度の技術を
要するとともに、人工歯装着後に歯根先端が神経と干渉
する等の不具合が生じることがあった。
他の歯等から相対的に判断して、歯根を歯槽骨に挿入固
着する位置を特定しており、治療に際して高度の技術を
要するとともに、人工歯装着後に歯根先端が神経と干渉
する等の不具合が生じることがあった。
【0006】かかる不具合は、X線撮影によって、絶対
的な距離を判断できないことに起因するものである。
的な距離を判断できないことに起因するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、X
線不透過素材からなる素線を一定間隔を有する格子状に
配設し、かつ、可撓性を有するシート状に形成すること
とした。
線不透過素材からなる素線を一定間隔を有する格子状に
配設し、かつ、可撓性を有するシート状に形成すること
とした。
【0008】また、前記素線の上下両面をX線透過素材
からなる可撓性を有するカバーで被覆することとした。
からなる可撓性を有するカバーで被覆することとした。
【0009】また、前記素線の格子点のうち、所定間隔
ごとの格子点に識別マークを突設することとした。
ごとの格子点に識別マークを突設することとした。
【0010】また、前記素線の下部に滑り止めを突設す
ることとした。
ることとした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るX線撮影用スケール
は、X線不透過素材からなる素線を一定間隔を有する格
子状に配設し、かつ、可撓性を有するシート状に形成
し、しかも、素線の上下両面をX線透過素材からなる可
撓性を有するカバーで被覆したものである。
は、X線不透過素材からなる素線を一定間隔を有する格
子状に配設し、かつ、可撓性を有するシート状に形成
し、しかも、素線の上下両面をX線透過素材からなる可
撓性を有するカバーで被覆したものである。
【0012】従って、X線撮影用スケールを身体に密着
させた状態でX線撮影を行うことができ、かかるX線撮
影によってX線写真には、目的とする被写体とともに、
スケールとして機能する一定間隔を有する格子模様が同
時に写し取ることができ、そして、同X線写真から目的
とする被写体間の絶対的な距離を容易に判断することが
できるものである。
させた状態でX線撮影を行うことができ、かかるX線撮
影によってX線写真には、目的とする被写体とともに、
スケールとして機能する一定間隔を有する格子模様が同
時に写し取ることができ、そして、同X線写真から目的
とする被写体間の絶対的な距離を容易に判断することが
できるものである。
【0013】しかも、前記素線の上下両面をX線透過素
材からなる可撓性を有するカバーで被覆しているため、
身体に素線が直接接触するのを防止して、X線撮影用ス
ケールの使用上の安全性を向上させることができるもの
である。
材からなる可撓性を有するカバーで被覆しているため、
身体に素線が直接接触するのを防止して、X線撮影用ス
ケールの使用上の安全性を向上させることができるもの
である。
【0014】また、前記素線の格子点のうち、所定間隔
ごとの格子点に識別マークを突設することにより、X線
写真から目的とする被写体間の絶対的な距離をより一層
容易に判断することができるものである。
ごとの格子点に識別マークを突設することにより、X線
写真から目的とする被写体間の絶対的な距離をより一層
容易に判断することができるものである。
【0015】さらに、前記素線の下部に滑り止めを突設
することにより、X線撮影用スケールの裏面に滑り止め
として機能する凹凸面が形成され、X線撮影用スケール
を身体に密着させる際に、X線撮影用スケールが身体か
らずれるのを防止でき、所望する位置にX線撮影用スケ
ールを密着させておくことができるものである。
することにより、X線撮影用スケールの裏面に滑り止め
として機能する凹凸面が形成され、X線撮影用スケール
を身体に密着させる際に、X線撮影用スケールが身体か
らずれるのを防止でき、所望する位置にX線撮影用スケ
ールを密着させておくことができるものである。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、添付図面
を参照して具体的に説明する。
を参照して具体的に説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明に係るX線撮影用
スケールを示した図であり、X線撮影用スケール1は、
素線2を一定間隔を有する格子状に配設し、かつ、可撓
性を有するシート状に形成し、しかも、素線2の上下両
面を可撓性を有するカバー3,3 で被覆している。
スケールを示した図であり、X線撮影用スケール1は、
素線2を一定間隔を有する格子状に配設し、かつ、可撓
性を有するシート状に形成し、しかも、素線2の上下両
面を可撓性を有するカバー3,3 で被覆している。
【0018】素線2は、鉛その他金属等のX線不透過素
材からなり、その断面は、φ0.15mmの略円形状としてい
る。そして、X線撮影用スケール1は、かかる素線2を
2mm間隔で格子状に配設している。尚、素線2の断面形
状は、円形に限られず、矩形としてもよく、また、その
サイズも、可撓性が妨げられない範囲で適宜設定でき、
さらに、格子間隔も必要に応じて適宜設定できるもので
ある。
材からなり、その断面は、φ0.15mmの略円形状としてい
る。そして、X線撮影用スケール1は、かかる素線2を
2mm間隔で格子状に配設している。尚、素線2の断面形
状は、円形に限られず、矩形としてもよく、また、その
サイズも、可撓性が妨げられない範囲で適宜設定でき、
さらに、格子間隔も必要に応じて適宜設定できるもので
ある。
【0019】カバー3は、プラスチックス等のX線透過
素材からなり、その厚みは 0.025mmとしており、素線2
の上下両面を密閉状に被覆している。
素材からなり、その厚みは 0.025mmとしており、素線2
の上下両面を密閉状に被覆している。
【0020】このように、素線2の上下両面をカバー3,
3 で被覆することにより、X線撮影用スケール1の使用
上の安全性を向上させている。
3 で被覆することにより、X線撮影用スケール1の使用
上の安全性を向上させている。
【0021】すなわち、X線撮影用スケール1は、後述
するように、身体に密着させて使用されるため、素線2
の表面に小突起物が付着していると、使用中に身体を傷
付けるおそれがあるが、素線2の表面をカバー3,3 で被
覆することにより、素線2が身体に直接接触することが
なくなり、身体を傷付けることがなくなる。
するように、身体に密着させて使用されるため、素線2
の表面に小突起物が付着していると、使用中に身体を傷
付けるおそれがあるが、素線2の表面をカバー3,3 で被
覆することにより、素線2が身体に直接接触することが
なくなり、身体を傷付けることがなくなる。
【0022】また、素線2として身体に影響を与えるお
それがある素材を用いた場合でも、素線2の表面がカバ
ー3,3 で被覆されているため、素線2が身体に直接接触
することはなく、身体への影響を無くすことができる。
それがある素材を用いた場合でも、素線2の表面がカバ
ー3,3 で被覆されているため、素線2が身体に直接接触
することはなく、身体への影響を無くすことができる。
【0023】X線撮影用スケール1は、以上のように構
成されており、かかるX線撮影用スケール1を身体に密
着させた状態でX線撮影を行うと、素線2がX線不透過
素材からなるため、素線2が存在する部分ではX線が透
過できず、従って、X線写真には、目的とする被写体と
ともに、格子模様が同時に写し取られることとなる。
成されており、かかるX線撮影用スケール1を身体に密
着させた状態でX線撮影を行うと、素線2がX線不透過
素材からなるため、素線2が存在する部分ではX線が透
過できず、従って、X線写真には、目的とする被写体と
ともに、格子模様が同時に写し取られることとなる。
【0024】かかる格子模様は、一定間隔を有している
ため、スケールとして機能する。
ため、スケールとして機能する。
【0025】このようにして、X線撮影用スケール1を
用いてX線撮影を行うことにより、X線写真に被写体と
ともにスケールが同時に写し取られ、X線写真から目的
とする被写体間の絶対的な距離を容易に判断することが
できる。
用いてX線撮影を行うことにより、X線写真に被写体と
ともにスケールが同時に写し取られ、X線写真から目的
とする被写体間の絶対的な距離を容易に判断することが
できる。
【0026】例えば、インプラント治療においては、図
6に示すように、歯茎4の表面にX線撮影用スケール1
を密着させた状態でX線撮影を行うと、X線写真には、
図7に示すように、歯槽骨5、神経・血管6、隣接する
歯7等とともに、スケールとして機能する格子模様が同
時に写し取られる。
6に示すように、歯茎4の表面にX線撮影用スケール1
を密着させた状態でX線撮影を行うと、X線写真には、
図7に示すように、歯槽骨5、神経・血管6、隣接する
歯7等とともに、スケールとして機能する格子模様が同
時に写し取られる。
【0027】そして、かかるX線写真から、歯槽骨5の
幅や高さ寸法、歯茎4の表面から歯槽骨5や神経・血管
6までの距離を正確に知ることができ、人工歯根の挿入
位置や角度、人工歯根の径や長さを正確に判断すること
ができる。
幅や高さ寸法、歯茎4の表面から歯槽骨5や神経・血管
6までの距離を正確に知ることができ、人工歯根の挿入
位置や角度、人工歯根の径や長さを正確に判断すること
ができる。
【0028】そのため、人工歯根の先端が神経と干渉す
る等といったインプラント治療上の不具合を未然に防止
することができる。
る等といったインプラント治療上の不具合を未然に防止
することができる。
【0029】図3及び図4は、第2実施例としてのX線
撮影用スケール1を示しており、本実施例においては、
格子状に配設した素線2の格子点8のうち、所定間隔ご
との格子点8の上部に識別マーク9,10を上方に向けて突
設している。
撮影用スケール1を示しており、本実施例においては、
格子状に配設した素線2の格子点8のうち、所定間隔ご
との格子点8の上部に識別マーク9,10を上方に向けて突
設している。
【0030】すなわち、格子点8の上部に円板状の識別
マーク9と三角板状の識別マーク10をそれぞれ交互に、
しかも、間に一つの格子点8を挟んで取付けている。
マーク9と三角板状の識別マーク10をそれぞれ交互に、
しかも、間に一つの格子点8を挟んで取付けている。
【0031】このように、所定間隔ごとに識別マーク9,
10を設けることにより、X線写真から目的とする被写体
間の絶対的な距離をより一層容易に判断することができ
る。
10を設けることにより、X線写真から目的とする被写体
間の絶対的な距離をより一層容易に判断することができ
る。
【0032】特に、X線撮影用スケール1は、身体に密
着させて使用されるため、X線撮影用スケール1は、身
体に沿って曲面形状となってX線写真に写し取られるこ
ととなり、複数の素線2が相互に重なり合って写し取ら
れる場合が多いが、上述したように、所定間隔ごとに識
別マーク9,10が付いているために、重なり合って写し取
られた複数の素線2から、識別マーク9,10を手掛かりと
して素線2の本数を計測でき、被写体間の距離を判断す
ることができる。
着させて使用されるため、X線撮影用スケール1は、身
体に沿って曲面形状となってX線写真に写し取られるこ
ととなり、複数の素線2が相互に重なり合って写し取ら
れる場合が多いが、上述したように、所定間隔ごとに識
別マーク9,10が付いているために、重なり合って写し取
られた複数の素線2から、識別マーク9,10を手掛かりと
して素線2の本数を計測でき、被写体間の距離を判断す
ることができる。
【0033】しかも、格子点8の上部に識別マーク9,10
を上方へ向けて突設しているため、X線撮影において、
奥行き方向に位置するいずれかの識別マーク9,10に焦点
が合うこととなり、この点からも、X線写真から被写体
間の距離を容易に判断することができる。
を上方へ向けて突設しているため、X線撮影において、
奥行き方向に位置するいずれかの識別マーク9,10に焦点
が合うこととなり、この点からも、X線写真から被写体
間の距離を容易に判断することができる。
【0034】図5は、第3実施例としてのX線撮影用ス
ケール1を示しており、本実施例においては、格子状に
配設した素線2の格子点8の下部に四角板状の滑り止め
11を下方へ向けて突設している。
ケール1を示しており、本実施例においては、格子状に
配設した素線2の格子点8の下部に四角板状の滑り止め
11を下方へ向けて突設している。
【0035】このように、素線2の下部に滑り止め11を
突設しているため、X線撮影用スケール1の裏面に滑り
止めとして機能する凹凸面が形成され、X線撮影用スケ
ール1を身体に密着させる際に、X線撮影用スケール1
が身体からずれるのを防止でき、所望する位置にX線撮
影用スケール1を密着させておくことができる。
突設しているため、X線撮影用スケール1の裏面に滑り
止めとして機能する凹凸面が形成され、X線撮影用スケ
ール1を身体に密着させる際に、X線撮影用スケール1
が身体からずれるのを防止でき、所望する位置にX線撮
影用スケール1を密着させておくことができる。
【0036】尚、前述した識別マーク9,10を素線2の下
部に突設することによって、識別マーク9,10と滑り止め
11とを兼用させることができる。
部に突設することによって、識別マーク9,10と滑り止め
11とを兼用させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】(1) 請求項1記載の本発明では、X線不透
過素材からなる素線を一定間隔を有する格子状に配設
し、かつ、可撓性を有するシート状に形成しているた
め、身体に密着させた状態でX線撮影を行うことがで
き、かかるX線撮影によってX線写真には、目的とする
被写体とともに、スケールとして機能する一定間隔を有
する格子模様が同時に写し取ることができ、従って、X
線写真から目的とする被写体間の絶対的な距離を容易に
判断することができる。
過素材からなる素線を一定間隔を有する格子状に配設
し、かつ、可撓性を有するシート状に形成しているた
め、身体に密着させた状態でX線撮影を行うことがで
き、かかるX線撮影によってX線写真には、目的とする
被写体とともに、スケールとして機能する一定間隔を有
する格子模様が同時に写し取ることができ、従って、X
線写真から目的とする被写体間の絶対的な距離を容易に
判断することができる。
【0039】(2) 請求項2記載の本発明では、前記素線
の上下両面をX線透過素材からなる可撓性を有するカバ
ーで被覆しているため、身体に素線が直接接触するのを
防止して、X線撮影用スケールの使用上の安全性を向上
させることができる。
の上下両面をX線透過素材からなる可撓性を有するカバ
ーで被覆しているため、身体に素線が直接接触するのを
防止して、X線撮影用スケールの使用上の安全性を向上
させることができる。
【0040】(3) 請求項3記載の本発明では、前記素線
の格子点のうち、所定間隔ごとの格子点に識別マークを
突設しているため、X線写真から目的とする被写体間の
絶対的な距離をより一層容易に判断することができる。
の格子点のうち、所定間隔ごとの格子点に識別マークを
突設しているため、X線写真から目的とする被写体間の
絶対的な距離をより一層容易に判断することができる。
【0041】(4) 請求項4記載の本発明では、前記素線
の下部に滑り止めを突設しているため、X線撮影用スケ
ールの裏面に滑り止めとして機能する凹凸面が形成さ
れ、X線撮影用スケールを身体に密着させる際に、X線
撮影用スケールが身体からずれるのを防止でき、所望す
る位置にX線撮影用スケールを密着させておくことがで
きる。
の下部に滑り止めを突設しているため、X線撮影用スケ
ールの裏面に滑り止めとして機能する凹凸面が形成さ
れ、X線撮影用スケールを身体に密着させる際に、X線
撮影用スケールが身体からずれるのを防止でき、所望す
る位置にX線撮影用スケールを密着させておくことがで
きる。
【図1】本発明に係るX線撮影用スケールを示す斜視
図。
図。
【図2】同断面図。
【図3】第2実施例としてのX線撮影用スケールを示す
斜視図。
斜視図。
【図4】同断面図。
【図5】第3実施例としてのX線撮影用スケールを示す
断面図。
断面図。
【図6】X線撮影用スケールの使用状態を示す説明図。
【図7】X線写真を示す説明図。
1 X線撮影用スケール 2 素線 3 カバー 8 格子点 9,10 識別マーク 11 滑り止め
Claims (4)
- 【請求項1】 X線不透過素材からなる素線(2) を一定
間隔を有する格子状に配設し、かつ、可撓性を有するシ
ート状に形成したことを特徴とするX線撮影用スケー
ル。 - 【請求項2】 前記素線(2) の上下両面をX線透過素材
からなる可撓性を有するカバー(3) で被覆したことを特
徴とする請求項1記載のX線撮影用スケール。 - 【請求項3】 前記素線(2) の格子点(8) のうち、所定
間隔ごとの格子点(8) に識別マーク(9,10)を突設したこ
とを特徴とする請求項1又請求項2記載のX線撮影用ス
ケール。 - 【請求項4】 前記素線(2) の下部に滑り止め(11)を突
設したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
に記載のX線撮影用スケール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227662A JPH1156829A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | X線撮影用スケール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227662A JPH1156829A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | X線撮影用スケール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156829A true JPH1156829A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16864379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9227662A Pending JPH1156829A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | X線撮影用スケール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1156829A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512557B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-10-07 | 학교법인 가톨릭학원 | 엑스레이촬영용 레퍼런스플레이트 및 레퍼런스플레이트장착홀더 |
JP2006326175A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | ディジタルx線断層撮影装置 |
JP2011212111A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Fujifilm Corp | 圧迫板、及び、x線撮像装置 |
CN110711036A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-01-21 | 华中科技大学同济医学院附属协和医院 | 一种骨科正侧位透视固定调节装置 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9227662A patent/JPH1156829A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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