JPH11512697A - 非毒性リムファイヤー伝爆薬 - Google Patents

非毒性リムファイヤー伝爆薬

Info

Publication number
JPH11512697A
JPH11512697A JP9514460A JP51446097A JPH11512697A JP H11512697 A JPH11512697 A JP H11512697A JP 9514460 A JP9514460 A JP 9514460A JP 51446097 A JP51446097 A JP 51446097A JP H11512697 A JPH11512697 A JP H11512697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
composition
lead
free
rimfire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9514460A
Other languages
English (en)
Inventor
エイ. エリクソン,ジャック
エム. メルバーグ,ジョン
エル. クラマー,ロバート
エム. ハリス,ジョン
Original Assignee
フェデラル カートリッジ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フェデラル カートリッジ カンパニー filed Critical フェデラル カートリッジ カンパニー
Publication of JPH11512697A publication Critical patent/JPH11512697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06CDETONATING OR PRIMING DEVICES; FUSES; CHEMICAL LIGHTERS; PYROPHORIC COMPOSITIONS
    • C06C7/00Non-electric detonators; Blasting caps; Primers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B35/00Compositions containing a metal azide

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 非常に感受性の高い化学物質であるアジ化銅(II)をスチフニン酸鉛の代わりの起爆薬としての利用する無鉛リムファイヤー伝爆薬混合物。アジ化銅(II)は選択された比率のニトロセルロース、テトラセン、粉砕ガラスの微粒子およびバインダー、典型的にはトラガカントゴムと注意深く混合される。適当な比率で混合される場合、この混合物は通常の市販のリムファイヤー弾薬のために必要な感度、安定性および非吸湿性を有する。テトラセンは増感剤としては必要とされないが、発火助剤として使用されえる。百分率の好ましい範囲はアジ化銅(II)10−36重量%、テトラセン5−10重量%、ニトロセルロース15−30重量%、ガラス20−50重量%および適当なゴム1−2重量%である。

Description

【発明の詳細な説明】 非毒性リムファイヤー伝爆薬 I.説明 発明の背景 点火薬は比較的ゆるやかに変化してきた。その歴史の初期において、雷酸水銀 が最も普通に使用された。しかしながら、この物質は熱帯条件下であまりにも急 速に劣化することが見出されていた。1920年代に一時、チオシアン酸鉛/塩 素酸カリウム配合物が使用されたが、点火の際に腐食性の塩化カリウム塩を形成 するので、武器の銃身に有害であることが判明した。その後、1930年代には 、雷酸水銀に比べ非常により安定であるスチフニン酸鉛をベースとする新しい種 類の伝爆薬混合物が発見され、そして広く採用された。実際、それはリムファイ ヤー式弾薬の製造に今日依然として広く使用されている。それもまた、発火に際 し、鉛および他の重金属を空気中に放出するという欠点を有する。当業者はスチ フニン酸鉛がほとんどのリムファイヤー用起爆薬に対し多くの利点を有すること に同意するけれども、結果として、適当で改良された代替物を探索している。 センターファイヤー用伝爆薬混合物とリムファイヤー用伝爆薬混合物とに対す る要求は、それらが使用される金属部品の外形(幾何学)に起因してかなり相違 している。 センターファイヤー用伝爆薬において、伝爆薬混合物は適切に決められたアン ビルとカップ壁との間に置かれ、そして該混合物は高い物質密度を有するように 加工され得る。これらの2つの因子、明確なカップおよびアンビル表面の相互作 用と伝爆薬混合物の高い密度は信頼性のある発火系を与える。 一方、リムファイヤー系では、アンビル効果はケースのリムが「ピンチされる 」だけであるので積極的なものではなく、そして高密度の点火薬は湿潤「プラス チック」状態にあるリムに回転されるので容易には達成され得ない。 それ故に、リムファイヤー伝爆薬混合物は物質密度および積極的なアンビル効 果の欠如を埋め合わせるために、本質的により鋭敏でなければならない。 今日、全ての慣用のリムファイヤー伝爆薬混合物は三(3)種の主な成分、す なわち(a)起爆薬(一次爆薬)、例えばスチフニン酸鉛、(b)酸化剤、例え ば硝酸バリウム、および(c)燃料源、例えば硫化アンチモンを有する。増感剤 、例えばテトラセン、およびバインダーもまた、これらの上記主成分に添加され る。しかしながら、過去十年間、多くの研究者が非毒性または低毒性の伝爆薬組 成物を探索してきた。発行された種々の特許の多くが、これまで記載してきたよ うな従来利用されていた起爆薬混合物の顕著な欠点を示す。これらの起爆薬混合 物の多くは、上記したように、起爆薬を爆発させるために相当に異なる構造およ び機構を有するセンターファイヤー弾薬筒(カートリッジ)のために主として開 発された。 米国特許第4608102号としてKrampen等に発行された初期の特許の一つ は起爆薬としてジアゾジニトロフェノール(DDNP)、そして酸化剤として二 酸化マンガンを使用する。 初期の別の特許がHazelに米国特許第4363679号として発行された。こ の発明は無煙発射火薬、チタン燃料および過酸化亜鉛酸化剤を利用する。 Lopataに発行された米国特許第4674409号はDDNP、テトラセン、二 酸化マンガンおよびガラスを使用する。それはまた、伝爆薬混合物を適所に保持 するためにそれに隣接して設置される圧縮ニトロセルロースの金属箔ディスクを 使用する。このディスクは余分な部品と追加の費用と労働経費を要する。 Bjerkeの特許第4963201号はまた、DDNPまたはカリウムジニトロベ ンゾフロキサンを起爆薬として、硝酸エステルを燃料として、そして硝酸ストロ ンチウムを酸化剤として使用する。 Bjerke等の特許、米国特許第5216199号の発明者等は、起爆薬がより高 密度にされる程、より有効に作用すると確信して発射火薬の一部を起爆薬に対し て圧縮している。彼らはDDNP、テトラセン、適当な発射火薬、ガラスおよび 硝酸ストロンチウムを利用する。上記米国特許第5216199号の「発明の背 景」という見出しの部分は、その背景についての論考の故に、参照により本明細 書に編入される。 Guindon等に発行された米国特許第5388519号は、毒性を低減した伝爆 薬について多くの問題点と考察を記載する第1欄と第2欄において有用な多くの パラグラフを示す。それはまた、機械的摩擦材(ガラスまたはアルミニウム)と 、燃料と、硫酸ストロンチウムおよびシュウ酸ストロンチウムならびに酸化銅( II)または酸化鉄(III)を包含する群から選択される酸化剤と一緒に起爆薬と してDDNPの使用を示唆している。それはテトラセンの存在が熱不安定性を引 き起こし得ることを指摘している。それはまた、新規な、そして改良された伝爆 薬混合物の開発に関係する多くの他の米国特許を列挙している。 George C.Meiに発行された米国特許第4675059号はDDNP、酸化剤 として二酸化マンガン、テトラセンおよびガラスを含有する非毒性伝爆薬混合物 を開示している。 Bjerke等に発行された米国特許第4963201号はまた、起爆薬としてDD NPまたはカリウムジニトロベンゾフロキサン、テトラセン、硝酸エステル燃料 および硝酸ストロンチウムの使用を示唆している。 Mei等に発行された米国特許第5167736号はDDNPとホウ素とから主 として構成される非毒性伝爆薬を開示している。それは炭酸カルシウムまたは硝 酸ストロンチウムを酸化剤として、硝酸エステルを燃料として、そしてテトラセ ンを二次爆薬として含有してもよい。 伝爆薬混合物のための起爆薬としてDDNPを利用する上記特許および全ての 他の特許は、センターファイヤー弾薬筒の雷管本体のアンビル構造がDDNPに 見出された適正な感度の欠如を補うので、リムファイヤー弾薬筒に対してよりも 、センターファイヤー弾薬筒におそらくより有効である。無鉛センターファイヤ ー混合物はそれ自体かなり成功を収めたが、リムファイヤー伝爆薬混合物として 利用される場合、それらは通常の市販の弾薬に使用するには十分に信頼性のある ものではなかった。 上記のように、スチフニン酸鉛は起爆薬として今日慣用のものである。また、 硝酸バリウムは、燃料をより有効に燃焼させるために、ほとんど全てのリムファ イヤー伝爆薬製造に今日使用されている重金属酸化剤である。硝酸バリウム、な らびに硫化アンチモンにはその組成中に重金属が存在するために、米国連邦捜査 局は低毒性の組成物を求めている。 アジ化銅(II)が鋭敏かつ強力な火炎生起剤であり、そして非常に破壊力が強 いことは昔から知られていた。しかしながら、アジ化鉛と異なり、伝爆薬混合物 、特に非毒性混合物に従来使用されていない。それは確かに試みられたが、通常 の市販の弾薬製造には決して適していないことが見出されていた。 アジ化銅(II)は非常に鋭敏であるので、リムファイヤー伝爆薬組成物のため の安全な起爆薬としての使用は一般に考慮されてこなかった。しかしながら、我 々は、もしそれが下に記載するように適当な物質と、そして正確な比率で混合さ れるならば、安全に利用され得ることを発見した。その使用はスチフニン酸鉛の 存在を解消することを可能にし、そしてそれにより、起爆薬としてスチフニン酸 鉛の使用に基づいた伝爆薬混合物の発火に伴う鉛の蒸気による有害な結果を回避 する。 発明の簡単な要約 我々の発明は、通常の市販のリムファイヤー弾薬の製造に利用するために要求 される感度、安定性および非吸湿性を有する新規リムファイヤー伝爆薬混合物を 製造することが可能である発見からなる。鉛をベースとする毒性伝爆薬煙霧また は粒子が不所望である場合に使用されることが意図されている。それはスチフニ ン酸鉛または他の毒性起爆薬の代わりに起爆薬としてアジ化銅(II)(アジ化第 二銅)の使用に基づいている。 我々の新規なリムファイヤー伝爆薬混合物は典型的にはアジ化銅(II)、ニト ロセルロース、テトラセン、粒状ガラスおよびバインダー、典型的にトラガカン トゴムを含有する。アジ化銅(II)の認識された高程度の感度の故に、テトラセ ンは発火助剤として使用され、そして前記混合物の感度を高めるためには必要で はない。 我々の新規なリムファイヤー伝爆薬混合物の好ましい百分率はアジ化銅(II) 18重量%;テトラセン9重量%;ニトロセルロース26.2重量%;100− 200ユナイテドステイツ・シーブ・グラニュレーション(米国篩粒体)を有す るガラス粒子45重量%;およびトラガカントゴム1.8重量%である。他の適 当なゴムはまた、該ゴムがバインダーとして機能するので利用され得る。 我々の新規なリムファイヤー伝爆薬混合物の各成分の好ましい範囲はアジ化銅 (II)10−36重量%;テトラセン5−10重量%;ニトロセルロース15− 30重量%;ガラス粒子20−50重量%;および適当なゴム、例えばトラガカ ントゴム1−2重量%からなる。 我々が新規に開発したリムファイヤー伝爆薬混合物の各成分の百分率の典型的 な範囲はアジ化銅(II)10−50重量%;テトラセン0−10重量%;ニトロ セルロース10−45重量%;ガラス粒子10−55重量%;および適当なゴム 、例えばトラガカントゴム1−4重量%である。 我々の新規なリムファイヤー伝爆薬混合物に対する最も望ましい爆破高(heigh t of fire)は4.5″−5.5″である。我々は我々の新規なリムファイヤー伝 爆薬混合物の感度を我々の市販のスチフニン酸鉛伝爆薬混合物に対して試験し、 そして各々の場合において満足し得るものであることを見出した。 我々は、アジ化銅(II)という非常に迅速かつ破壊力の強い物質の百分率が低 く保たれ、そして非破壊性物質およびバインダーの量が通常使用されるものに比 べ相当に多いならば、アジ化銅(II)が我々の新規なリムファイヤー伝爆薬混合 物中で起爆薬として安全かつ経済的に使用され得ることを見出した。 従って、本発明の主な目的は、安全で経済的な無鉛リムファイヤー伝爆薬混合 物を製造することである。我々はこれが、比較的高い重量%の認識された発火助 剤、燃料および小さい粒径の摩擦材と混合した比較的低い重量%のアジ化銅(II )の使用により達成され得ることを発見した。 本発明のこれらおよび他の目的および利点は以下の記載からより十分に明らか となる。 発明の詳細な説明 これまで記載したように、スチフニン酸鉛はリムファイヤー伝爆薬混合物のた めの起爆薬として現在慣用のものである。それは非常に信頼性が高いので、欠点 が十分に認識されているにもかかわらず、この目的のために主として利用されて いる。それは非常に安定で、適度に感度がよく、そして信頼性が高い良好な点火 性混合(ミックス)化学物質として知られている。硝酸バリウムは酸化剤として スチフニン酸鉛と組み合わせて頻繁に使用され、燃料に酸素を供給する。それは 燃料に有効に爆発を引き起こすように作用し、そして結果的に全てではないにし ても多くのリムファイヤー伝爆薬混合物の製造に使用されている。しかしながら 、バリウムは健康に有害な影響を及ぼす重金属である。硫化アンチモンはまた時 々使用される重金属であり、そして毒性の副作用を有するのでFBIにより難色 が示されている。 テトラセンは増感剤として伝爆薬混合物に頻繁に使用されており、低い爆発点 を有し、そのため開始剤として作用し得る。 上記のように、アジ化銅(II)は非常に感度が高く、そして破壊力が強いけれ ども、それが低比率で混合され、かつ他の成分が実質的に高比率で利用されるな らば、得られる混合物は安全で、しかも望ましく機能することを我々は見出した 。我々の伝爆薬混合物において、アジ化銅(II)は起爆薬であり、そしてテトラ センは発火を補うために添加される。ガラスは摩擦材として添加され、そしてト ラガカントゴムはそれを処理可能にする。該ゴムは感度の調整を補助し、そして バインダーである。使用されるトラガカントゴムの量は混合物の感度を調整する ために利用され得る。我々はより高い百分率のゴムを使用するが、これは、我々 が、撃針がリムに衝突する際に該撃針による発火がより高感度の位置でなされる ように、伝爆薬のリムへの固定を前記ゴムが引き起こすと確信するからである。 結果として、それは不発の数を減らし、そして今日までに出現した最高の性能を 示すリムファイヤー伝爆薬混合物を製造する。このリムファイヤー伝爆薬混合物 は高感度になりすぎることなく実質的に不発を防止する。それはガラス粒子と混 合され、次いでアジ化銅(II)に添加されて充填および加工され得るようなドウ 状混合物が提供される。起爆薬混合物は湿潤状態で貯蔵され、ペレット体で湿潤 状態にて充填され、そして該ペレットはリム中に回転される。次に容器(ケーシ ング)中の物質は乾燥されて感受性にされる。 上記のように、各成分の我々の典型的な百分率の範囲はアジ化銅(II)10− 50重量%;テトラセン0−10重量%;ニトロセルロース10−45重量%; ガラス粒子10−55重量%;および適当なバインダー、例えばトラガカントゴ ム1−4重量%である。所望するならば、他のゴム、例えばガーゴム、カライア ゴム(karaya gum)、アラビヤゴム等がトラガカントゴムの代わりに利用され得る 。これらのゴムの各々が適しており、そしてバインダーとして適当に作用する。 我々はトラガカントゴムがより大きい密度を有し、そして混合した伝爆薬混合物 の平衡をより良好に保持するので、このゴムを好む。 我々が利用するガラス粒子は比較的小さく、そして均一である。我々はガラス 粒子を100U.S.シーブに通し、そしてそれら粒子の中の200U.S.シ ーブを通過しないものを利用する。従って、我々は100−200U.S.シー ブ粒体を利用する。より良好で、かつより信頼性の高いリムファイヤー伝爆薬混 合物は上記サイズの均一粒体が利用される場合に製造されると我々には考えられ る。我々はそれが上記混合物の性能を向上させ、そして結果として均一性を高め ると確信する。 我々が利用する好ましい百分率は以下のとおりである: アジ化銅(II)10−36重量%; テトラセン5−10重量%; ニトロセルロース15−30重量%; 上記サイズのガラス粒子20−50重量%;および 適当なバインダー、例えばトラガカントゴム1−2重量%。 上記したように、アジ化銅(II)は起爆薬として作用し、そしてテトラセンは 発火を補い、一方、ニトロセルロースは熱を供給し、そして調整剤として作用す る。ガラスは摩擦材として作用し、そしてゴムはバインダーとして作用する。 我々の改良した無鉛リムファイヤー伝爆薬混合物の各成分の好ましい百分率は 以下のとおりである: アジ化銅(II)18重量%; テトラセン9重量%; ニトロセルロース26.2重量%; ガラス粒子45重量%;および 適当なゴムバインダー、例えばトラガカントゴム1.8重量%。 下に示すのは、我々の新規な無鉛リムファイヤー混合物の試料の5種類の異な る組の感度をまとめている表である。これらは利用されたゴムとガラスの百分率 により異なる。 文字“A”、“B”、“C”、“D”および“E”は我々のリムファイヤー混 合物の試料の異なる組を示し、そして“H”の欄は平均爆破高を示す。文字“S ”を先頭とする欄は統計学的標準偏差、換言すれば乱雑さの程度である。平均爆 破高(H)は、2オンスのボールをある高さからリム上に落とし、弾薬筒の50 %のリム内の伝爆薬混合物に爆破を引き起こす上記高さである。群“A”、“B ”、“C”、“D”および“E”の各々は群中に10個またはそれ以上の試料を 有し、そして爆破高として示された数字は当該群の平均爆破高である。上記した ように、我々は最も望ましい爆破高が4.5″−5.5″であることを見出して いる。 上の表1に示したように、我々の新規な無鉛リムファイヤー伝爆薬の試料の我 々の種々の組の平均爆破高は3.90″ないし約7.0″の範囲に及ぶ。すなわ ち、試料Cは6.90″の爆破高を必要とした一方、試料Eはわずか3.90″ の爆破高を必要とした。試料Aは4.30″であり、試料Eに必要だったものに 比べわずかに大きい爆破高を必要とした。3.90″−6.0″の爆破高の範囲 を有するのと同様に、3.90″−5.0″の爆破高の範囲は満足し得る結果を 与えた。爆破高の平均の我々の好ましい範囲は4.5″−5.5″である。 多くの起爆薬と同様に、アジ化銅(II)は水で湿らせておきさえすれば加工に は安全である。従って、それは湿潤状態で保存され、そして湿ったままで充填さ れる。それはペレットに成形され、そして充填は該ペレットをケーシング内に収 納することにより行われ、その後、個々のケーシングのリムの中で外側(内壁方 向)に移動するように回転される。トラガカントゴムはガラスと乾燥混合され、 そして次にアジ化銅(II)、テトラセンおよびニトロセルロースに添加されて、 ドウ状混合物が得られ、それは充填および加工され得る。このようにして形成さ れた点火薬混合物は湿ったままで保存され、そして湿潤状態で充填され、その後 、ペレットはケーシングの中に入れられ、そして湿っている間にリム中で回転さ れる。その後、ケーシングの内容物は感受性となるように乾燥される。 我々は150°Fで我々の伝爆薬混合物の安定性を試験した。我々の試験の結 果を次に示す。 上記表には我々が対照試料および我々の新規な無鉛伝爆薬混合物の速度および 圧力を試験したことが示されている。すなわち、表の最上行は室温での対照の速 度および圧力を示し、そしてそのすぐ右側には我々の無鉛リムファイヤー伝爆薬 混合物の試料の速度および圧力を示す。各々の場合における速度は秒あたりのフ ィートで測定され、そして圧力は平方インチあたり(psi)のポンドで表され ている。 そのすぐ下の数値は150°Fで1週間目、そして150°Fで2週間目の同 様の試料の速度および圧力を示す。そのさらに下の数値群は150°Fで3週間 目の速度および圧力を示し、そして表の最下行は数値は150°Fで4週間目の 終わりの速度および圧力を示す。 対照群は我々製造業者が現在使用しているリムファイヤー伝爆薬混合物であり 、起爆薬としてスチフニン酸鉛を利用している。これらの数値の全ては同じ状況 下で得られた。各々の場合において、無鉛新規伝爆薬混合物が対照混合物の値を 越した。より高い温度が高められた化学反応性を生じるという事実により引き起 こされる、より高温での値がより高いということが注目される。 我々が我々の無鉛伝爆薬混合物に酸化剤を利用していないこともまた記載され る。従って、新規混合物は環境論者の観点からより望ましいと見なされる。 我々は成分の一つとしてニトロセルロースの利用を好むけれども、粉砕された 無煙発射火薬、例えばヘラクレスファイン(Hercules fines)もまた適当に作用す ると考えられる。 上記混合物は当業界で十分に公知であるように、混和性の無機酸化剤および燃 料、例えばアルミニウム、マグネシウム、チタン、カルシウムケイ化物等を含有 してもよい。しかしながら、そのような成分は我々の混合物にとって重要である とは考えられない。酸化剤および燃料はここで開示し、そして特許請求したリム ファイヤー伝爆薬混合物の発射火薬を有効に発火させるのに必要ではない。 ここで開示し、そして特許請求した新規無鉛伝爆薬混合物の製造例は本発明の 理解を助け得る。反応混合物が非常に濃厚な濃度であっても、非常に希釈された 濃度であっても、アジ化銅(II)の有効性を変えるとは考えられないけれども、 アジ化銅(II)は、比較的希釈された反応において、あるモル濃度のアジ化ナト リウムと硫酸銅(II)とで典型的には製造される。一例(実験室的量)は0.5 M硫酸銅(II)40mlと1.0Mアジ化ナトリウム40mlであり、水400 ml中にて室温で反応が引き起こされる。沈澱はブフナーロートで濾過され、そ して冷水で数回洗浄される。次いでアジ化銅(II)が約20重量%になるまで水 分が除去される。この物質は水分量が検査され、そして使用まで密封容器に保存 される。 上記の物質を用いて、最終混合物(ガラスおよびトラガカントゴムを包含する )のための成分の乾燥ブレンドがプレミックスされ、そして使用まで保存される 。湿潤物質、すなわちアジ化銅(II)、テトラセンおよびニトロセルロースは次 に混合ボウル中で、ガラスとトラガカントゴムとからなる乾燥ブレンド材料に加 えて重量測定される。次いで全体の混合物は均一になるまでブレンドされる。過 剰な水分はブフナーロートで除去してペーストを残してもよい。この最終ペース ト混合物は次いで使用まで気密容器に保存される。 このように、我々は、その高い感度の故に、この目的にはこれまで避けられて きた化学成分を利用することにより、優れた無鉛リムファイヤー伝爆薬混合物が 製造され得ることを見出した。我々は、我々がアジ化銅(II)を限定された比率 で利用し、かつ残りの比率を実質的に高めるならば、得られる化合物がリムファ イヤー伝爆薬混合物の製造のために安全で、経済的で、しかも実用的であること を見出した。我々の試験は、新規伝爆薬混合物が、典型的なスチフニン酸鉛伝爆 薬混合物と対比した際に、スチフニン酸鉛の使用で経験した鉛蒸気が完全に回避 されるというような改良された様式で作用することを示す。 本発明を考える際に、本開示は単に説明のためのものであり、そして本発明の 範囲は添付の請求の範囲により決定されるべきであることは記憶されるべきであ る。
【手続補正書】 【提出日】1998年4月10日 【補正内容】 「 請求の範囲 1.活性成分が (a)アジ化銅(II)約10−50重量%; (b)テトラセン0−10重量%; (c)ニトロセルロース10−45重量%;および (d)ガラス10−55重量% の混合物からなる、小火器リムファイヤー弾薬筒のための無鉛リムファイヤー伝 爆薬組成物。 2.アジ化銅(II)の重量百分率が約18%である請求項1記載の無鉛リムファ イヤー伝爆薬組成物。 3.テトラセンの重量百分率が約9%である請求項1記載の無鉛リムファイヤー 伝爆薬組成物。 4.ニトロセルロースの重量百分率が約26%である請求項1記載の無鉛リムフ ァイヤー伝爆薬組成物。 5.ガラスの重量百分率が約45%である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝 爆薬組成物。 6.組成物中のアジ化銅(II)の範囲が約10−36重量%である請求項1記載 の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 7.テトラセンの範囲が約5−10重量%である請求項1記載の無鉛リムファイ ヤー伝爆薬組成物。 8.組成物中のニトロセルロースの範囲が約15−30重量%である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 9.組成物中のガラスの範囲が約20−50重量%である請求項1記載の無鉛リ ムファイヤー伝爆薬組成物。 10.適当なゴムを包含し、その範囲が1−2重量%である請求項1記載の無鉛 リムファイヤー伝爆薬組成物。 11.ガラスの重量百分率が約45%であり、そして該ガラスの大部分が0.0 039″−0.0059″の範囲内の大きさのガラスの粒子からなる請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 12.ガラス粒子の大部分が0.0039″−0.0059″の範囲内の大きさ を有する粒子からなる請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 13.ガラスが100U.S.シーブを通過し得るが、200U.S.シーブを 通過し得ない大きさを有する粒子から主として構成される請求項1記載の無鉛リ ムファイヤー伝爆薬組成物。 14.ガラスの百分率が約45%であり、そして該ガラスの大部分が100U. S.シーブを通過し得るが、200U.S.シーブを通過し得ない大きさからな る請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 15.アジ化銅(II)の百分率が約18重量%であり、テトラセンの百分率が約 9重量%であり、ニトロセルロースの百分率が約26重量%であり、そしてガラ スの百分率が約45重量%である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成 物。 16.伝爆薬組成物の平均爆破高が約3.90″−6.90″である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 17.組成物の平均爆破高が3.90″と同程度に低い請求項1記載の無鉛リム ファイヤー伝爆薬組成物。 18.組成物の平均爆破高が約4.3″である請求項1記載の無鉛リムファイヤ ー伝爆薬組成物。 19.組成物の平均爆破高が約4.5″−5.5″である請求項1記載の無鉛リ ムファイヤー伝爆薬組成物。 20.組成物の平均爆破高が約3.90″−5.0″の範囲内である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 21.組成物の平均爆破高が少なくとも3.90″と同程度に高く、かつ6.0 ″未満である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 22.組成物の平均爆破高が少なくとも3.90″と同程度に高く、かつ7.0 ″末満である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 23.トラガカントゴムを1−4重量%包含する請求項1記載の無鉛リムファイ ヤー伝爆薬組成物。 24.トラガカントゴムを約1.8重量%包含する請求項1記載の無鉛リムファ イヤー伝爆薬組成物。 25.トラガカントゴム、アラビヤゴム、ガーゴムおよびカライアゴムからなる 群から選択される適当なゴムを1−4重量%包含する請求項1記載の無鉛リムフ ァイヤー伝爆薬組成物。 26.トラガカントゴム、アラビヤゴム、ガーゴムおよびカライアゴムからなる 群から選択される適当なゴムを約1.8重量%包含する請求項1記載の無鉛リム ファイヤー伝爆薬組成物。 27.22口径弾薬筒から大気条件下で発火する際に、約24000psiの平 均圧力を発生し、そして約1050−1300ft/秒の平均弾丸速度を生ずる 請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 28.22口径弾薬筒ケーシングから大気条件下で発火する際に、約20000 −28000psiの平均圧力を発生し、そして少なくとも約1050−130 0ft/秒の平均弾丸速度を生ずる請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組 成物。 29.起爆薬がアジ化銅(II)10−50重量%からなる無鉛リムファイヤー伝 爆薬混合組成物。 30.起爆薬がアジ化銅(II)約10−36重量%からなる無鉛リムファイヤー 伝爆薬混合組成物。 31.起爆薬がアジ化銅(II)約18重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬 混合組成物。 32.起爆薬がアジ化銅(II)10−50重量%からなり、そして二次爆薬がテ トラセン0−10重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 33.起爆薬がアジ化銅(II)約10−36重量%からなり、そして二次爆薬が テトラセン約5−10重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 34.起爆薬がアジ化銅(II)約18重量%からなり、そして二次爆薬がテトラ セン約9重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 35.百分率の範囲がアジ化銅(II)約10−36重量%、テトラセン5−10 重量%、ニトロセルロース15−30重量%、ガラス20−50重量%および適 当なゴム1−2重量%である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成 物。 36.百分率がアジ化銅(II)約18重量%、テトラセン約9重量%、セルロー ス約26重量%、ガラス約45重量%および適当なゴム約1.8重量%である請 求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 37.活性成分が起爆薬としてアジ化銅(II)、燃料としてニトロセルロース、 そして摩擦材としてガラスを包含する無鉛リムファイヤー伝爆薬。 38.請求項37記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬、およびトラガカントゴム、 アラビヤゴム、ガーゴムおよびカライアゴムからなる群から選択されるバインダ ー。 39.リムファイヤー伝爆薬混合物における活性成分としてアジ化銅(II)を使 用してリムファイヤー弾薬筒を発火させる方法。 40.リムファイヤー伝爆薬混合物において、アジ化銅(II)が起爆薬として使 用され、ニトロセルロースが燃料として使用され、そしてガラスが摩擦材として 使用される請求項39記載のリムファイヤー弾薬筒を発火させる方法。 41.無鉛リムファイヤー伝爆薬混合物の製造において、該混合物の起爆薬とし てアジ化銅(II)を使用する方法。 42.無鉛リムファイヤー伝爆薬混合物の製造において、起爆薬としてアジ化銅 (II)、燃料としてニトロセルロース、および摩擦材としてガラスの組合せを使 用する方法。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラマー,ロバート エル. アメリカ合衆国 ミネソタ 55412 ミネ アポリス ザークシーズ アベニュー ノ ース 4014 (72)発明者 ハリス,ジョン エム. アメリカ合衆国 ミネソタ 55313 バッ ファロー ハルゼイ アベニュー エス. イー.851

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.主成分が (a)アジ化銅(II)約10−50重量%の混合物; (b)テトラセン0−10重量%; (c)ニトロセルロース10−45重量%;および (d)ガラス10−55重量% からなる、小火器リムファイヤー弾薬筒のための無鉛リムファイヤー伝爆薬組成 物。 2.アジ化銅(II)の好ましい重量百分率が約18%である請求項1記載の無鉛 リムファイヤー伝爆薬組成物。 3.テトラセンの好ましい重量百分率が約9%である請求項1記載の無鉛リムフ ァイヤー伝爆薬組成物。 4.ニトロセルロースの好ましい重量百分率が約26%である請求項1記載の無 鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 5.ガラスの好ましい重量百分率が約45%である請求項1記載の無鉛リムファ イヤー伝爆薬組成物。 6.組成物中のアジ化銅(II)の好ましい範囲が約10−36重量%である請求 項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 7.テトラセンの好ましい範囲が約5−10重量%である請求項1記載の無鉛リ ムファイヤー伝爆薬組成物。 8.組成物中のニトロセルロースの好ましい範囲が約15−30重量%である請 求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 9.組成物中のガラスの好ましい範囲が約20−50重量%である請求項1記載 の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 10.適当なゴムを包含し、その好ましい範囲が1−2重量%である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 11.ガラスの好ましい重量百分率が約45%であり、そして該ガラスが0.0 039″−0.0059″の範囲内の大きさのガラスの粒子から基本的に構成さ れる請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 12.ガラスが0.0039″−0.0059″の範囲内の大きさを有するガラ スの粒子から基本的に構成される請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成 物。 13.100U.S.シーブを通過し得るが、200U.S.シーブを通過し得 ない大きさを有するガラスの粒子から基本的に構成される請求項1記載の無鉛リ ムファイヤー伝爆薬組成物。 14.ガラスの好ましい百分率が約45%であり、そして該ガラスが100U. S.シーブを通過し得るが、200U.S.シーブを通過し得ない大きさを有す るガラスの粒子から基本的に構成される請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆 薬組成物。 15.アジ化銅(II)の好ましい百分率が約18重量%であり、テトラセンの好 ましい百分率が約9重量%であり、ニトロセルロースの好ましい百分率が約26 重量%であり、そしてガラスの好ましい百分率が約45重量%である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 16.伝爆薬組成物の平均爆破高が約3.90″−6.90″である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 17.組成物の平均爆破高が3.90″と同程度に低い請求項1記載の無鉛リム ファイヤー伝爆薬組成物。 18.組成物の平均爆破高が約4.3″である請求項1記載の無鉛リムファイヤ ー伝爆薬組成物。 19.組成物の好ましい平均爆破高が約4.5″−5.5″である請求項1記載 の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 20.組成物の平均爆破高が約3.90″−5.0″である請求項1記載の無鉛 リムファイヤー伝爆薬組成物。 21.組成物の平均爆破高が少なくとも3.90″と同程度に高く、かつ6.0 ″未満である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 22.組成物の平均爆破高が少なくとも3.90″と同程度に高く、かつ7.0 ″未満である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 23.トラガカントゴムを1−4重量%包含する請求項1記載の無鉛リムファイ ヤー伝爆薬組成物。 24.トラガカントゴムを約1.8重量%包含する請求項1記載の無鉛リムファ イヤー伝爆薬組成物。 25.トラガカントゴム、アラビヤゴム、ガーゴムおよびカライアゴムを包含す るゴムの群から選択される適当なゴムを1−4重量%包含する請求項1記載の無 鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 26.トラガカントゴム、アラビヤゴム、ガーゴムおよびカライアゴムを包含す るゴムの群から選択される適当なゴムを約1.8重量%包含する請求項1記載の 無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 27.22口径弾薬筒から大気条件下で発火する際に、約24000psiの平 均圧力を発生し、そして約1050−1300ft/秒の平均弾丸速度を生ずる 請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 28.22口径弾薬筒ケーシングから大気条件下で発火する際に、約20000 −28000psiの平均圧力を発生し、そして約1050−1300ft/秒 の平均弾丸速度を生ずる請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 29.活性成分の一つがアジ化銅(II)である無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物 。 30.起爆薬がアジ化銅(II)である無鉛リムファイヤー伝爆薬組成物。 31.起爆薬がアジ化銅(II)10−50重量%からなる無鉛リムファイヤー伝 爆薬混合組成物。 32.起爆薬がアジ化銅(II)約10−36重量%からなる無鉛リムファイヤー 伝爆薬混合組成物。 33.起爆薬がアジ化銅(II)約18重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬 混合組成物。 34.起爆薬がアジ化銅(II)10−50重量%からなり、そして二次爆薬がテ トラセン0−10重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 35.起爆薬がアジ化銅(II)約10−36重量%からなり、そして二次爆薬が テトラセン約5−10重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 36.起爆薬がアジ化銅(II)約18重量%からなり、そして二次爆薬がテトラ セン約9重量%からなる無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 37.百分率の好ましい範囲がアジ化銅(II)約10−36重量%、テトラセン 5−10重量%、ニトロセルロース15−30重量%、ガラス20−50重量% および適当なゴム、好ましくはトラガカントゴム1−2重量%である請求項1記 載の無鉛リムファイヤー伝爆薬混合組成物。 38.好ましい百分率がアジ化銅(II)約18重量%、テトラセン約9重量%、 セルロース約26重量%、ガラス約45重量%および適当なゴム、好ましくはト ラガカントゴム約1.8重量%である請求項1記載の無鉛リムファイヤー伝爆薬 混合組成物。
JP9514460A 1995-10-06 1996-10-04 非毒性リムファイヤー伝爆薬 Pending JPH11512697A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/539,857 1995-10-06
US08/539,857 US5610367A (en) 1995-10-06 1995-10-06 Non-toxic rim-fire primer
PCT/US1996/015936 WO1997012845A1 (en) 1995-10-06 1996-10-04 Non-toxic rim-fire primer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11512697A true JPH11512697A (ja) 1999-11-02

Family

ID=24152950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9514460A Pending JPH11512697A (ja) 1995-10-06 1996-10-04 非毒性リムファイヤー伝爆薬

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5610367A (ja)
EP (1) EP0869934A1 (ja)
JP (1) JPH11512697A (ja)
AU (1) AU7514596A (ja)
BR (1) BR9610771A (ja)
CA (1) CA2234241A1 (ja)
MX (1) MX9802681A (ja)
NO (1) NO981568L (ja)
NZ (1) NZ321740A (ja)
WO (1) WO1997012845A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121858A (ja) * 2009-11-16 2011-06-23 Nippon Koki Co Ltd 雷管用起爆剤組成物

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998028244A2 (en) * 1996-12-13 1998-07-02 Federal Cartridge Company Lead-free primer mix for centerfire cartridges
US5993577A (en) * 1998-09-04 1999-11-30 Federal Cartridge Company Lead-free, heavy-metal-free rim-fire priming composition dedicated for Ralph B. Lynn
US6478903B1 (en) 2000-10-06 2002-11-12 Ra Brands, Llc Non-toxic primer mix
US6544363B1 (en) 2000-10-30 2003-04-08 Federal Cartridge Company Non-toxic, heavy-metal-free shotshell primer mix
ITMI20020418A1 (it) * 2002-03-01 2003-09-01 Fiocchi Munizioni Spa Miscela innescante per inneschi di cartucce per armi portatili
US6663731B1 (en) 2002-03-12 2003-12-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Lead-free pyrotechnic composition
BR0202906B1 (pt) * 2002-07-18 2011-05-17 composição atóxica de mistura iniciadora para munição para armas de pequeno calibre.
US20040154713A1 (en) * 2003-01-23 2004-08-12 Olin Corporation Lead-free nontoxic priming mix
US6878221B1 (en) 2003-01-30 2005-04-12 Olin Corporation Lead-free nontoxic explosive mix
US8784583B2 (en) * 2004-01-23 2014-07-22 Ra Brands, L.L.C. Priming mixtures for small arms
US20060219341A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-05 Johnston Harold E Heavy metal free, environmentally green percussion primer and ordnance and systems incorporating same
US8641842B2 (en) 2011-08-31 2014-02-04 Alliant Techsystems Inc. Propellant compositions including stabilized red phosphorus, a method of forming same, and an ordnance element including the same
US8163786B2 (en) * 2006-05-16 2012-04-24 Pacific Scientific Energetic Materials Company Preparation of a lead-free primary explosive
US7833330B2 (en) * 2006-05-16 2010-11-16 Pacific Scientific Energetic Materials Company Lead-free primary explosive composition and method of preparation
DE102006024511A1 (de) * 2006-05-23 2007-11-29 Ruag Ammotec Gmbh Anzündsatz
US8192568B2 (en) 2007-02-09 2012-06-05 Alliant Techsystems Inc. Non-toxic percussion primers and methods of preparing the same
CA2942312C (en) 2007-02-09 2019-05-28 Vista Outdoor Operations Llc Non-toxic percussion primers and methods of preparing the same
US8062443B2 (en) * 2008-03-10 2011-11-22 Pacific Scientific Energetic Materials Company Lead-free primers
US20110011502A1 (en) * 2009-07-17 2011-01-20 Mei George C Priming mix
US8206522B2 (en) 2010-03-31 2012-06-26 Alliant Techsystems Inc. Non-toxic, heavy-metal free sensitized explosive percussion primers and methods of preparing the same
US9278984B2 (en) 2012-08-08 2016-03-08 Pacific Scientific Energetic Materials Company Method for preparation of a lead-free primary explosive

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3574298A (en) * 1969-04-21 1971-04-13 Hercules Inc Firing device, method, and system, for seismic exploration
US4196026A (en) * 1975-09-04 1980-04-01 Walker Franklin E Donor free radical explosive composition
US4142927A (en) * 1975-09-04 1979-03-06 Walker Franklin E Free radical explosive composition
US4304614A (en) * 1975-09-04 1981-12-08 Walker Franklin E Zirconium hydride containing explosive composition
JPS5777019A (en) * 1980-10-30 1982-05-14 Toho Rayon Co Ltd Fibrous activated carbon and its manufacture
DE2952069C2 (de) * 1979-12-22 1983-02-17 Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf Verwendung von Zinkperoxid in sprengstoffhaltigen oder pyrotechnischen Gemischen
US4366084A (en) * 1981-05-26 1982-12-28 Abbott Laboratories Catalyst for making polyurethanes
US4608102A (en) * 1984-11-14 1986-08-26 Omark Industries, Inc. Primer composition
US4675059A (en) * 1986-02-27 1987-06-23 Olin Corporation Non-toxic, non-corrosive priming mix
US4963201A (en) * 1990-01-10 1990-10-16 Blount, Inc. Primer composition
US5216199A (en) * 1991-07-08 1993-06-01 Blount, Inc. Lead-free primed rimfire cartridge
US5167736A (en) * 1991-11-04 1992-12-01 Olin Corporation Nontoxic priming mix
US5388519A (en) * 1993-07-26 1995-02-14 Snc Industrial Technologies Inc. Low toxicity primer composition
US5466315A (en) * 1994-09-06 1995-11-14 Federal-Hoffman, Inc. Non-toxic primer for center-fire cartridges

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121858A (ja) * 2009-11-16 2011-06-23 Nippon Koki Co Ltd 雷管用起爆剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
MX9802681A (es) 1998-11-30
NZ321740A (en) 1998-11-25
NO981568D0 (no) 1998-04-06
WO1997012845A1 (en) 1997-04-10
NO981568L (no) 1998-04-06
AU7514596A (en) 1997-04-28
BR9610771A (pt) 1999-12-21
CA2234241A1 (en) 1997-04-10
EP0869934A1 (en) 1998-10-14
US5610367A (en) 1997-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2556595C (en) Priming mixtures for small arms
JPH11512697A (ja) 非毒性リムファイヤー伝爆薬
US4963201A (en) Primer composition
US4608102A (en) Primer composition
KR100242749B1 (ko) 무독성 기폭 혼합물
CA2357632C (en) Non-toxic primer mix
EP2240422B1 (en) Low toxicity primer composition for reduced energy ammunition
EP0737174B1 (en) Lead-free priming mixture for percussion primer
US5388519A (en) Low toxicity primer composition
US20050067073A1 (en) Lead-and barium-free propellant charges
US6786986B2 (en) Non-toxic composition for priming mixture for small caliber arms ammunition
US2060522A (en) Nitrosoguanidine as a priming ingredient
CA2135462A1 (en) Low toxicity primer composition