JPH11512371A - フィラーキャップのロックシステム - Google Patents

フィラーキャップのロックシステム

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JPH11512371A
JPH11512371A JP9512251A JP51225197A JPH11512371A JP H11512371 A JPH11512371 A JP H11512371A JP 9512251 A JP9512251 A JP 9512251A JP 51225197 A JP51225197 A JP 51225197A JP H11512371 A JPH11512371 A JP H11512371A
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ネト,マノエル・アントニオ・デユトラ・ロドリゲス
デ・アラウジヨ・サツチ,ロジエリオ
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ネト,マノエル・アントニオ・デユトラ・ロドリゲス
デ・アラウジヨ・サツチ,ロジエリオ
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    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses
    • F16L55/115Caps
    • F16L55/1157Caps using hooks, pawls, or other movable or insertable locking members

Abstract

(57)【要約】 特に引火性液体を収容しているタンクに使用されるフィラーキャップのロックシステムであって、タンクノズル(20)上に据え付けられた本体と、ロックアームの対応する角度回転時にタンクノズルに対してロック位置と解放位置の間を変位することができるそれぞれのロックを有する連節ロックアーム(14)と、キャップ本体(11)中に設けられ、駆動軸(51)がそれに自在に回転可能に取り付けられトルクが選択的に加えられるアーム作動アセンブリとロックアーム(14)に結合され、ロックアームの対応するロック位置と解放位置の間を軸方向変位する推進ピストン(15)と、係合位置と解放位置の間を変位するカップリング手段を有し、駆動軸(51)の回転時に推進ピストン(15)を作動限界位置の間で選択的に軸方向変位させる、電磁クラッチと、カップリング手段を係合位置へ変位させるコイル手段(62)と、キャップ本体に取り付けられた変圧器二次巻線(L2)に結合された変圧器一次巻線(L1)を備え、コイル手段を作動的に通電させるのに十分な電流を変圧器二次巻線(L2)内に誘導する電子スイッチ(40)とを備えるシステム。

Description

【発明の詳細な説明】 フィラーキャップのロックシステム 発明の分野 本発明は、密閉型タンク、特にガソリンスタンドの燃料タンク等の引火性液体 を収容したタンクのフィラーキャップ用のロックシステムに関する。発明の背景 ガソリンスタンドへの燃料供給は、輸送タンクローリの到着時に、そのガソリ ンスタンドの各タンクを開いて行われる。 注入は、燃料タンクの供給ノズルのフィラーキャップを取り外すことによって 行われ、このノズルはガソリンスタンドの地面に向かって開放しており、それに ホース等の適当な導通エレメントを挿入して、タンクローリのタンクとガソリン スタンドのタンクとを一時的に流体連通させる。フイラーキャップの取り外しは 、キャップのロックアームの移動を阻止してキャップをタンクのノズルに保持し ている従来の南京錠を容易に開くことによって行われる。 ガソリンスタンドのタンクの閉鎖システムは当てにならないことから、それの 内部に容易にアクセスできるため、前記タン クの内容物は成分不純化を生じやすく、そのような不純化は検証が困難である。 この問題の一つの解決法は、適切な所定時間長さで電気的に作動する閉鎖及び ロックシステムをタンクフィラーキャップに設けることである。しかしながら、 この形式のロックシステムで発生すると思われる電気火花による爆発が発生する 危険があるため、この解決策を燃料タンクに適用することはできない。 さらに、電動システムが現在の技術状態で最も精巧な蓋装置を備えていても、 それらはやはり従来の電気コネクタで容易に作動し、その場合には、タンクに給 油する時以外にもタンクキャップが取り外されたという痕跡が残らない。発明の開示 従って、本発明の目的は、給油期間の間にタンクの内部にアクセスできないよ うにすることができる密閉型タンクのフィラーキャップ用のロックシステムを提 供することである。 本発明の別の目的は、ロックしようとするタンクを配置した環境に爆発等の危 険を課さない、前記引用したようなロックシステムを提供することである。 前記及び他の目的は、密閉型タンク、特に引火性液体を収容 しているタンクのフィラーキャップのロックシステムであって、前記キャップが 、それぞれのタンクノズル上に据え付けられ、ロックアームが対応する角度で回 転を行うとき、ノズルに対してロック位置と解放位置の間を変位することができ るそれぞれのロックを有する少なくとも一つのロツクアームを連節する本体を含 み、前記システムがさらに、自在に回転可能にキャップ本体を通る軸上に取り付 けられ、キャップの外側にアクセスしてトルク工具を選択的に適用することがで きる端部を備えた駆動軸を有する、キャップ本体内に設けられたアーム作動アセ ンブリと、キャップ本体を通る軸上に取り付けられて、一方の外側端部がロック アームに、反対側の内側端部がフィラーキャップに結合可能であり、各々がロッ クアームロック位置に対応する第一位置とロックアーム解放位置に対応する第二 位置の間を軸方向変位する少なくとも一つの推進ピストンと、キャップ本体に取 り付けられ、駆動軸の回転時に推進ピストンを第一及び第二作動限界位置間で選 択的に軸方向変位させることができ、駆動軸の回転が推進ピストンを軸方向変位 させる係合位置及びトルクを加えた時に駆動軸が自在に回転する解放位置の間を 変位するカップリング手段を有する少なくとも一つの電磁クラッ チと、キャップ本体に連結され、通電時にカップリング手段を係合位置の方へ変 位させる少なくとも一つのコイル手段と、低電力で通電される変圧器一次巻線( L1)に設けられ、キャップ本体に取り付けられた変圧器二次巻線(L2)に結 合して、電磁クラッチのコイル手段を作動的に通電させるのに十分な電流を変圧 器二次巻線(L2)内に誘導できるようにする電子スイッチとを備えたロックシ ステムによって達成される。図面の簡単な説明 次に、添付の図面に基づいて本発明を以下に説明する。 第1図は、閉鎖キャップ位置と開放キャップ位置(点線)でタンクノズルに取 り付けられている、本発明に従ったフィラーキャップを概略的に示しており、 第2図は、本発明のロックシステムを備えた、開放状態にある第1図のキャッ プを概略的に示しており、 第3図は、本発明のフィラーキャップの概略的上平面図であり、 第4図は、キャップ本体内に設けられたロックピンを概略的に示しており、 第5図は、本発明の蓋システムのブロック図であり、 第6図は、フィラーキャップ内に設けられている、第5図のブロック図に関連 した電子回路を示しており、 第7図は、電子スイッチに設けられた、第5図のブロック図に関連した電子回 路を示している。発明を実施するための最良の形態 図面によれば、本発明のロックシステムは、供給ノズル20の蓋となるフィラ ーキャップ10を備えており、供給ノズルはタンク(図示せず)の上壁部分に配 置され、ガソリンスタンドの地面の下側に設けられている。前記供給ノズル20 は、地面に向き合ったアクセス端部20aと、タンクの内側に面した他端部(図 示せず)を備えている。アクセス端部20aは、地面のくぼみ部分からノズルに 対して同心状に突出したボディの形をしており、それの輪郭はフィラーキャップ 10を受け取って保持できるように定められている。前記アクセス端部20aが くぼみ部分の底面から突出する部分の高さは、タンク閉鎖位置でフィラーキャッ プ10がガソリンスタンドの地面とほぼ同一平面になるように定められている。 フィラーキャップ10は「T」字形であって、閉じたほぼ円筒形のキャップ本 体11を備えており、その一端にヘッド部分 12を有し、その周縁部から下向きに周縁スカート13が突出しており、それに 少なくとも一つの、好ましくは1対のロックアーム14が適当な方法で、例えば テンパピンPでスカートに取り付けられており、ロックアームは互いに直径方向 に対向して、それぞれの回動端部14aで周縁スカート13に取り付けられてい る。各ロックアーム14の他端部14bは、アーム作動アセンブリの対応の推進 ピストン15に取り付けられており、推進ピストン15はキャップ本体11の内 部で、各ロックアーム14のロック部分がタンク供給ノズルに係合することによ って得られる、ロックアームロック位置に対応した第一位置と、ロックアーム解 放位置に対応した第二位置の間を軸方向に変位する。好適な構造では、ロックア ーム14は部分的開放状態にあってもよい。各ロックアーム14の他端部14b をそれぞれの推進ピストン15に取り付ける作業は、各推進ピストン15の自由 端部15aに設けられてピストンの側壁からそれの軸線に直交する方向に突出し たガイドピン16を滑りばめすることによって行われる。前記ガイドピン16は 、各ロックアーム14の他端部14bに軸方向に設けられた横スロット14c、 好ましくは貫通スロットにはめ込まれ、フィラーキャップ10 を開閉移動させる時、各ガイドピン16はこのスロット内を摺動する。 図示の構造では、キャップ本体11は、その一端部が底キャップ17で閉じら れており、底キャップ17はキャップ本体11の内部側の面に、以下に説明する 本発明のロックシステムの支持ベース18を支持している。 ロック位置にある時、各ロックアーム14の回動端部14aの係合部分14d が、供給ノズル20の突出端部の絞った環状領域21にはまり、フィラーキャッ プ10の開放が命令された時、各推進ピストン15が移動して係合部分14dが 後退することによって、フィラーキャップ10が供給ノズル20から解放される 。 各推進ピストン15はさらに、キャップ本体11の内部に他端部15bを備え ており、それは、フィラーキャップ10の開閉移動時に作用する雌ねじ付きのピ ニオン30に取り付けられている。 本発明によれば、アーム作動アセンブリはさらに、キャップ本体11の内部に 取り付けられた電磁クラッチを備えており、これは、図示しないタンクローリに 取り付けられた電子作動ス イッチ40で作動させた時、推進ピストン15をそれの第一及び第二作動位置間 で選択的に軸方向変位させて、フィラーキャップ10を開閉できるようにする。 電子スイッチ40は、適当なケーブルCでタンクローリのバッテリから電力を受 け取り、フィラーキャップ10にそれの係合部分10a内で接続されて、フィラ ーキャップ10の開放時には、フィラーキャップ10が閉鎖されるまで、この接 続状態を維持する。注入作業の所定の平均時間が経過した後、フィラーキャップ 10の通電を停止してタンクノズル内でのそれの交換を防止するように、電子ス イッチ40がプログラムされている。この状態では、技術者だけが通常の使用状 態に復原することができる。電子作動スイッチ40は、低電力で通電可能な変圧 器一次巻線L1と、何らかの理由で電子スイッチ40がフィラーキャップ10の 部分的開放状態を検出した時に、作業員がフィラーキャップ10の開閉状態の終 了を命令することができるようにする少なくとも一つの手動操作ボタン42と、 電子スイッチ40からのコマンドによるか、それがフィラーキャップ10に接続 されなかった時のフィラーキャップ10の開閉作動の終了を作業員に表示する少 なくとも一つの視聴覚信号43を備えている。電子作動スイッチ 40は、少なくとも一つの電磁通信素子、好ましくは第一光トランスミッタT1 及び第一光レセプタR1を含み、これらはそれぞれ係合部分10a内に設けられ た第二光レセプタR2及び第二光トランスミッタT2と通信する。 アーム作動アセンブリはさらに、キャップ本体11の内部を軸方向に貫通する と共にフィラーキャップの軸線と同心状の駆動軸51を備えており、これの一端 部51aが支持ベース18に取り付けられ、他端部51bがキー52で作動部材 53に係合しており、この作動部材53はフィラーキャップ10の外側の面で手 動クランク等のトルク工具(図示せず)を受容し、これによってユーザは、フィ ラーキャップが電磁クラッチの作用から解放されている時にそれを選択的に移動 させる。 電磁クラッチはさらに、駆動軸の回転が推進ピストンを軸方向に変位させる係 合位置と、トルクを受けた時に駆動軸が自在に回転する離脱位置の間を変位可能 なカップリング手段を備えており、このカップリング手段は、エンドレススクリ ュー管部材54の形のエンドレス手段と、駆動軸51と噛み合ってそれが回転移 動だけを生じることができるようにするピニオン30とを有する伝達手段を含み 、それの雄ねじ付き表面によって、 ピニオンは、ピニオン30が支持ベース18付近に位置する時に定められる閉鎖 キャップ位置と、ピニオン30がキャップ本体11の支持ベース18と反対側の 端部分付近に位置する時の開放キャップ位置との間を軸方向に移動することがで きる。本発明のフィラーキャップ10は、それのキャップ本体11の内側部分内 に少なくとも一つの第一及び一つの第二位置センサS1、S2を軸方向に互いに 離して備えて、ピニオン30が閉鎖キャップ位置及び開放キャップ位置にあるこ とを感知できるようにしている。好適な図示の構造では、これらのセンサは、「 ホール」形式の電子センサであって、ピニオン30の外壁部分内にこれらのセン サに近接して設けられたこのシステムの対応のエミッタS3の存在を検出する。 カップリング手段はさらに、駆動軸51の各端部付近にそれぞれのコイル手段 60を備えて、通電時に駆動軸51とエンドレススクリュー管状部材54を磁気 連結することによって、キャップ本体11内をピニオン30が軸方向に変位でき るように、従ってロックアーム14が開放及び閉鎖キャップ位置間を移動できる ようにする。 各コイル手段60は、好ましくは円筒形の管状スリーブ61 を含み、これは駆動軸51の対応端部及びエンドレススクリュー部材54の隣接 端部を同心状に包囲していると共に、これらの部材から離隔されて、キャップ本 体11上に取り付けられた適当な支持ベース上に支持されている。 管状スリーブ61の外側にコイル62が配置されており、このコイルは、スイ ッチ素子40がフィラーキャップ10に結合された時に通電されて、管状スリー ブ61をコイル62に結合させて保持できるようにする磁界を発生し、手動クラ ンクの作用で駆動軸を回転させた時、管状スリーブ61を駆動軸51に対して回 転移動するのを妨げることができる。 結合力は、クラッチが開放及び閉鎖フィラーキャップ位置間を軸方向に移動す る間に、少なくとも駆動軸51の回転と、それに伴ったコイル62による管状ス リーブ61の摺動の間の角度的位相変位を生じることができる強さでなければな らない。 管状スリーブ61は、一端部を前記管状スリーブ61に取り付けて、他端部を 駆動軸51に取り付けたコイルばね部材63を内部に支持しており、このばね部 材63は、駆動軸51とエンドレススクリュー部材54の隣接端部を包囲するこ とができる十分な軸方向長さを有している。 好適な解決方法においてコイル手段60の二つのアセンブリを使用するのは、 一回転方向だけのばねトルクを有するからである。ばねは、反対方向には「付着 」しない。 電子スイッチ40をフィラーキャップ10に結合した時、電子スイッチ40の 第一トランスミッタT1がフィラーキャップ10の第二レセプタR2に、それら の部材間の結合が完了したことを知らせ、次に、電子スイッチ40の第一光レセ プタR1は、結合したフィラーキャップ10の特徴及び状態に関する情報をそれ の第二トランスミッタT2から受け取る。電子スイッチ内に設けられた(後述の )中央処理装置がフィラーキャップ10を開放するためのロック解除作動を命令 する前に、これらの特性をこのキャップに対して予想され中央処理装置に前もっ て知らされている特徴及び状態と比較する。すべての情報が一致した場合、電子 スイッチ40が電磁ロック機構のロック解除を開始してキャップ10を解放する ため、それを手動で開くことができる。 キャップ10の電磁ロックを解除するためには、電子スイッチ40内の変圧器 41の一次巻線L1を通電して、フィラーキャップ10内に設けられた変圧器二 次巻線L2に電流を誘導す る磁界を発生する。 この電流がコイル62を通電し、それによって発生した磁界が管状スリーブ6 1をコイルの表面に対して保持して、駆動軸51の回転時のスリーブの回転運動 を阻止する。 ロック状態にある間、駆動軸51にトルクを加えても、管状スリーブ61はば ね部材63で駆動軸51に連結されていることから自在回転する。 コイル62が管状スリーブ61を保持している時、駆動軸51の回転によって ばね部材63にねじりが発生し、これは、コイルの直径を小さくするので、ばね 部材63を駆動軸51及びエンドレススクリュー54の隣接端部に接触及び付着 させるため、駆動軸51からスクリュー部材へ回転運動を伝達することができる 。 次に、エンドレススクリュー54の回転が線形移動としてピニオン30に伝達 されるため、それと推進ピストン15が軸方向変位することによって、フィラー キャップ10を開放することができる。フィラーキャップ10の開放移動中に、 ピニオン30はその前面で、キャップ本体11の内部に取り付けられているロッ クピン55の第一端部と接触し、第二端部は第一端部 の反対側にあって、キャップの外表面から、好ましくはキャップ10の駆動軸5 1に平行に突出して、電子スイッチ40のカップリング端部40aに設けられた スロットの形のハウジング44にはまって、フィラーキャップ10の開放移動中 には、フィラーキャップ10がもう一度閉じられるまで、前記スイッチをフィラ ーキャップ10にロックして、タンクキャップが交換される恐れをなくす。 ロックピン55には、キャップ本体11内に配置された戻しばね56が巻装さ れており、このばねは、キャップ10が開放している時に得られる、最大ばね圧 縮状態を定める第一圧縮状態と、キャップ10が閉鎖状態にある時に得られる、 最小圧縮状態を定める第二圧縮状態間で弾性的に変形する。 最大及び最小圧縮状態は、それぞれピニオン30が開放キャップ位置へ近づく か、それから離れる方向へ移動することによって得られる。 クラッチが開放キャップ位置に達した時、電子スイッチ40は開放コイル手段 のコイル62に通電停止を命令する。 管状スリーブ61が解放されて、エンドレススクリュー54が自由回転状態に 戻り、ピニオン30の開放状態の変化を、従 ってフィラーキャップ10からの電子スイッチ40の離脱を防止する。 これらの状態は、フィラーキャップ10の閉鎖作動が開始されるまで続く。 フィラーキャップ10がタンクの供給ノズル20上へ据え付けられた後、電子 スイッチ40が作動して、トランスミッタT1及びレセプタR1がフィラーキャ ップ10内に設けられた対応のレセプタR2及びトランスミッタT2と通信する ことによって、それの開放状態を確認した後、キャップ閉鎖コイル手段のコイル 62の通電を命令すると、開放作動時等に管状スリーブ61に制動を掛けて、駆 動軸51の回転運動をエンドレススクリュー54に伝達する、すなわちピニオン 30をフィラーキャップ10の開放状態から閉鎖状態へ軸方向移動させることが できる。 この移動で、ロックピン55は再び不作動状態となり、キャップ本体11の内 部へ後退し、電子スイッチ40をフィラーキャップ10との結合状態から解除す る。閉鎖キャップ位置に達した時、第二位置センサS2がその状態を電子スイッ チ40に知らせ、電子スイッチは、コイル62の通電を停止して管状ス リーブ61を解放して自在回転させるように命令する。 開閉状態は、所定持続時間の聴覚及び視覚の両方またはいずれか一方の信号に よって作業員に連絡される。 電子スイッチ40とフィラーキャップ10の間の情報交換で、フィラーキャッ プ10が閉鎖または開放限界位置の一方にあることが示された時、電子スイッチ 40は自動的にフィラーキャップ10の開閉を命令する。フィラーキャップ10 が前記限界位置間にある場合、電子スイッチ40は作業員に知らせて、作業員が 、手動操作ボタン43で、電子スイッチ40が命令すべき作動を決定する。フィ ラーキャップ10が閉じた時、キャップ保護部材19がフィラーキャップ10の 係合部分16aに当てて取り付けられる。 フィラーキャップ10の閉鎖に関する情報に加えて、キャップと電子作動スイ ッチ40の間の光通信によってさらに、フィラーキャップ10の識別、そのキャ ップを取り付けたタンクの燃料の量、それを最後に開放した日付等が電子スイッ チ40に報告される。 電子スイッチ40は、タンクローリの1回の運搬当たりのキャップの数Nを識 別し、情報センタへ伝達するためにこれらの キャップから得た情報を記憶するように前もってプログラムされている。 フィラーキャップ10のロック及びその解除のためのエネルギの伝達とフィラ ーキャップ10及び輸送車両間の情報交換は、以下に記載する電子回路を使用し ている。 フィラーキャップ10は、変圧器二次巻線L2と第一出力部100aを備えた キャップ供給回路100を含む電子通電システムを備えており、この出力部10 0aは二次巻線L2の通電によって生じた電流を、フィラーキャップ10内に設 けられたマイクロプロセッサ回路110へそれの第一入力部110aを介して送 る。 第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、第二及び第三入力部110b、 110cを備えて、位置検出回路120からの情報を受け取り、これがフィラー キャップ10の開放状態をマイクロプロセッサ回路110に報告する。 電子スイッチ40の変圧器は、好ましくは電子スイッチ40の電力発振回路2 00の高周波発振器であって、発振回路200を電子スイッチ40内に設けられ た第二マイクロプロセッサ回路210に連通させる第一入力部200aを備えて おり、第二 マイクロプロセッサ200は情報を受け取って、フィラーキャップ10と電子ス イッチ40の間の光通信によって、前記キャップが正しいものであることが識別 された時、それが閉鎖状態か、開放状態かに応じてフィラーキャップ10の開放 または閉鎖を命令する。 第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、電子作動スイッチ40の第一光 トランスミッタT1からフィラーキャップ10内に設けられてそれの供給回路1 00に電気接続されている第二光レセプタR2を介して、キャップの開閉作動の 開始を命令する情報を受け取る第四入力部110dを備えている。フィラーキャ ップ10の第二トランスミッタT2は、電子スイッチ40がフィラーキャップ1 0と係合した時にフィラーキャップ10からの識別データを、また作動スイッチ 40によって命令された作動の終了に関するデータを電子スイッチ40の第一光 レセプタR1へ伝送する。これらのデータは、第一マイクロプロセッサ回路11 0の第一出力部110eによってフィラーキャップ10の第二光トランスミッタ T2へ送られ、この第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、第二及び第三 出力部110f、110gを備えており、これらはそれぞれキャップ 開放クラッチアセンブリ140の保護作動素子130の入力部130aと、キャ ップ閉鎖クラッチアセンブリ160の保護作動素子150の入力部150aに連 結されている。 各保護作動素子130、150とそれぞれのクラッチアセンブリ140、16 0の通信は、作動素子のそれぞれの入力部140a、160aを保護作動素子1 30、150のそれぞれの出力部130b、150bに接続することによって行 われる。 電子スイッチ40の第一マイクロプロセッサ回路210は、張力調整回路22 0の出力部220aから信号を受け取る第一入力部210aと、フィラーキャッ プ10から電子スイッチ40の第一光レセプタR2を介して情報を受け取る第二 入力部210bと、作動ボタン43から命令を受け取る第三入力部210cと、 電力発振回路200の第一入力部200aに連通した第一出力部210dと、フ ィラーキャップ10の電子回路に送るように電子スイッチ40の第一光トランス ミッタT1へ命令を搬送する第二出力部210eと、フィラーキャップ10の開 閉状態に関して報告する視覚装置43を作動させる1対の第三出力部210fと 、音響アラーム装置43を作動させる第四出力部210gを備えている。 電子スイッチ40はまた、前もって決定されており、電子スイッチ40の第二 マイクロプロセッサ回路210に知らされている平均時間内になすべき作動が生 じない場合、発振器へのエネルギ供給を自動的に遮断するタイマを備えて、シス テムが不注意でオン状態に放置されるのを防止している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月20日 【補正内容】 フィラーキャップのロックシステム 発明の分野 本発明は、密閉型タンク、特にガソリンスタンドの燃料タンク等の引火性液体 を収容したタンクのフィラーキャップ用のロックシステムに関する。発明の背景 ガソリンスタンドへの燃料供給は、輸送タンクローリの到着時に、そのガソリ ンスタンドの各タンクを開いて行われる。 注入は、燃料タンクの供給ノズルのフィラーキャップを取り外すことによって 行われ、このノズルはガソリンスタンドの地面に向かって開放しており、それに ホース等の適当な導通エレメントを挿入して、タンクローリのタンクとガソリン スタンドのタンクとを一時的に流体連通させる。フイラーキャップの取り外しは 、キャップのロックアームの移動を阻止してキャップをタンクのノズルに保持し ている従来の南京錠を容易に開くことによって行われる。 ガソリンスタンドのタンクの閉鎖システムは当てにならないことから、それの 内部に容易にアクセスできるため、前記タン クの内容物は成分不純化を生じやすく、そのような不純化は検証が困難である。 この問題の一つの解決法は、適切な所定時間長さで電気的に作動する閉鎖及び ロックシステムをタンクフィラーキャップに設けることである。しかしながら、 この形式のロックシステムで発生すると思われる電気火花による爆発が発生する 危険があるため、この解決策を燃料タンクに適用することはできない。 さらに、電動システムが現在の技術状態で最も精巧な蓋装置を備えていても、 それらはやはり従来の電気コネクタで容易に作動し、その場合には、タンクに給 油する時以外にもタンクキャップが取り外されたという痕跡が残らない。発明の開示 従って、本発明の目的は、給油期間の間にタンクの内部にアクセスできないよ うにすることができる密閉型タンクのフィラーキャップ用のロックシステムを提 供することである。 本発明の別の目的は、ロックしようとするタンクを配置した環境に爆発等の危 険を課さない、前記引用したようなロックシステムを提供することである。 前記及び他の目的は、密閉型タンク、特に引火性液体を収容 しているタンクのフィラーキャップのロックシステムであって、前記キャップが 、それぞれのタンクノズル上に据え付けられ、ロックアームが対応する角度で回 転を行うとき、ノズルに対してロック位置と解放位置の間を変位することができ るそれぞれのロックを有する少なくとも一つのロックアームを連節する本体を含 み、前記システムがさらに、自在に回転可能にキャップ本体を通る軸上に取り付 けられ、キャップの外側にアクセスしてトルク工具を選択的に適用することがで きる端部を備えた駆動軸を有する、キャップ本体内に設けられたアーム作動アセ ンブリと、キャップ本体を通る軸上に取り付けられて、一方の外側端部がロック アームに、反対側の内側端部がフィラーキャップに結合可能であり、各々がロッ クアームロック位置に対応する第一位置とロックアーム解放位置に対応する第二 位置の間を軸方向変位する少なくとも一つの推進ピストンと、キャップ本体に取 り付けられ、駆動軸の回転時に推進ピストンを第一及び第二作動限界位置間で選 択的に軸方向変位させることができ、駆動軸の回転が推進ピストンを軸方向変位 させる係合位置及びトルクを加えた時に駆動軸が自在に回転する解放位置の間を 変位するカップリング手段を有する少なくとも一つの電磁クラッ チと、キャップ本体に連結され、通電時にカップリング手段を係合位置の方へ変 位させる少なくとも一つのコイル手段と、低電力で通電される変圧器一次巻線( L1)に設けられ、キャップ本体に取り付けられた変圧器二次巻線(L2)に結 合して、電磁クラッチのコイル手段を作動的に通電させるのに十分な電流を変圧 器二次巻線(L2)内に誘導できるようにする電子スイッチとを備えたロックシ ステムによって達成される。図面の簡単な説明 次に、添付の図面に基づいて本発明を以下に説明する。 第1図は、閉鎖キャップ位置と開放キャップ位置(点線)でタンクノズルに取 り付けられている、本発明に従ったフィラーキャップを概略的に示しており、 第2図は、本発明のロックシステムを備えた、開放状態にある第1図のキャッ プを概略的に示しており、 第3図は、本発明のフィラーキャップの概略的上平面図であり、 第4図は、キャップ本体内に設けられたロックピンを概略的に示しており、 第5図は、本発明の蓋システムのブロック図であり、 第6図は、フィラーキャップ内に設けられている、第5図のブロック図に関連 した電子回路を示しており、 第7図は、電子スイッチに設けられた、第5図のブロック図に関連した電子回 路を示している。発明を実施するための最良の形態 図面によれば、本発明のロックシステムは、供給ノズル20の蓋となるフィラ ーキャップ10を備えており、供給ノズルはタンク(図示せず)の上璧部分に配 置され、ガソリンスタンドの地面の下側に設けられている。前記供給ノズル20 は、地面に向き合ったアクセス端部20aと、タンクの内側に面した他端部(図 示せず)を備えている。アクセス端部20aは、地面のくぼみ部分からノズルに 対して同心状に突出したボディの形をしており、それの輪郭はフィラーキャップ 10を受け取って保持できるように定められている。前記アクセス端部20aが くぼみ部分の底面から突出する部分の高さは、タンク閉鎖位置でフィラーキャッ プ10がガソリンスタンドの地面とほぼ同一平面になるように定められている。 フィラーキャップ10は「T」字形であって、閉じたほぼ円筒形のキャップ本 体11を備えており、その一端にヘッド部分 12を有し、その周縁部から下向きに周縁スカート13が突出しており、それに 少なくとも一つの、好ましくは1対のロックアーム14が適当な方法で、例えば テンパピンPでスカートに取り付けられており、ロックアームは互いに直径方向 に対向して、それぞれの回動端部14aで周縁スカート13に取り付けられてい る。各ロックアーム14の他端部14bは、アーム作動アセンブリの対応の推進 ピストン15に取り付けられており、推進ピストン15はキャップ本体11の内 部で、各ロックアーム14のロック部分がタンク供給ノズルに係合することによ って得られる、ロックアームロック位置に対応した第一位置と、ロックアーム解 放位置に対応した第二位置の間を軸方向に変位する。好適な構造では、ロックア ーム14は部分的開放状態にあってもよい。各ロックアーム14の他端部14b をそれぞれの推進ピストン15に取り付ける作業は、各推進ピストン15の自由 端部15aに設けられてピストンの側壁からそれの軸線に直交する方向に突出し たガイドピン16を滑りばめすることによって行われる。前記ガイドピン16は 、各ロックアーム14の他端部14bに軸方向に設けられた横スロット14c、 好ましくは貫通スロットにはめ込まれ、フィラーキャップ10 を開閉移動させる時、各ガイドピン16はこのスロット内を摺動する。 図示の構造では、キャップ本体11は、その一端部が底キャップ17で閉じら れており、底キャップ17はキャップ本体11の内部側の面に、以下に説明する 本発明のロックシステムの支持ベース18を支持している。 ロック位置にある時、各ロックアーム14の回動端部14aの係合部分14d が、供給ノズル20の突出端部の絞った環状領域21にはまり、フィラーキャッ プ10の開放が命令された時、各推進ピストン15が移動して係合部分14dが 後退することによって、フィラーキャップ10が供給ノズル20から解放される 。 各推進ピストン15はさらに、キャップ本体11の内部に他端部15bを備え ており、それは、フィラーキャップ10の開閉移動時に作用する雌ねじ付きのピ ニオン30に取り付けられている。 本発明によれば、アーム作動アセンブリはさらに、キャップ本体11の内部に 取り付けられた電磁クラッチを備えており、これは、図示しないタンクローリに 取り付けられた電子作動ス イッチ40で作動させた時、推進ピストン15をそれの第一及び第二作動位置間 で選択的に軸方向変位させて、フィラーキャップ10を開閉できるようにする。 電子スイッチ40は、適当なケーブルCでタンクローリのバッテリから電力を受 け取り、フィラーキャップ10にそれの係合部分10a内で接続されて、フィラ ーキャップ10の開放時には、フィラーキャップ10が閉鎖されるまで、この接 続状態を維持する。注入作業の所定の平均時間が経過した後、フィラーキャップ 10の通電を停止してタンクノズル内でのそれの交換を防止するように、電子ス イッチ40がプログラムされている。この状態では、技術者だけが通常の使用状 態に復原することができる。電子作動スイッチ40は、低電力で通電可能な変圧 器一次巻線L1と、何らかの理由で電子スイッチ40がフィラーキャップ10の 部分的開放状態を検出した時に、作業員がフィラーキャップ10の開閉状態の終 了を命令することができるようにする少なくとも一つの手動操作ボタン42と、 電子スイッチ40からのコマンドによるか、それがフィラーキャップ10に接続 されなかった時のフィラーキャップ10の開閉作動の終了を作業員に表示する少 なくとも一つの視聴覚信号43を備えている。電子作動スイッチ 40は、少なくとも一つの電磁通信素子、好ましくは第一光トランスミッタT1 及び第一光レセプタR1を含み、これらはそれぞれ係合部分10a内に設けられ た第二光レセプタR2及び第二光トランスミッタT2と通信する。 アーム作動アセンブリはさらに、キャップ本体11の内部を軸方向に貫通する と共にフィラーキャップの軸線と同心状の駆動軸51を備えており、これの一端 部51aが支持ベース18に取り付けられ、他端部51bがキー52で作動部材 53に係合しており、この作動部材53はフィラーキャップ10の外側の面で手 動クランク等のトルク工具(図示せず)を受容し、これによってユーザは、フィ ラーキャップが電磁クラッチの作用から解放されている時にそれを選択的に移動 させる。 電磁クラッチはさらに、駆動軸の回転が推進ピストンを軸方向に変位させる係 合位置と、トルクを受けた時に駆動軸が自在に回転する離脱位置の間を変位可能 なカップリング手段を備えており、このカップリング手段は、エンドレススクリ ュー管部材54の形のエンドレス手段と、駆動軸51と噛み合ってそれが回転移 動だけを生じることができるようにするピニオン30とを有する伝達手段を含み 、それの雄ねじ付き表面によって、 ピニオンは、ピニオン30が支持ベース18付近に位置する時に定められる閉鎖 キャップ位置と、ピニオン30がキャップ本体11の支持ベース18と反対側の 端部分付近に位置する時の開放キャップ位置との間を軸方向に移動することがで きる。本発明のフィラーキャップ10は、それのキャップ本体11の内側部分内 に少なくとも一つの第一及び一つの第二位置センサS1、S2を軸方向に互いに 離して備えて、ピニオン30が閉鎖キャップ位置及び開放キャップ位置にあるこ とを感知できるようにしている。好適な図示の構造では、これらのセンサは、「 ホール」形式の電子センサであって、ピニオン30の外壁部分内にこれらのセン サに近接して設けられたこのシステムの対応のエミッタS3の存在を検出する。 カップリング手段はさらに、駆動軸51の各端部付近にそれぞれのコイル手段 60を備えて、通電時に駆動軸51とエンドレススクリュー管状部材54を磁気 連結することによって、キャップ本体11内をピニオン30が軸方向に変位でき るように、従ってロックアーム14が開放及び閉鎖キャップ位置間を移動できる ようにする。 各コイル手段60は、好ましくは円筒形の管状スリーブ61 を含み、これは駆動軸51の対応端部及びエンドレススクリュー部材54の隣接 端部を同心状に包囲していると共に、これらの部材から離隔されて、キャップ本 体11上に取り付けられた適当な支持ベース上に支持されている。 管状スリーブ61の外側にコイル62が配置されており、このコイルは、スイ ッチ素子40がフィラーキャップ10に結合された時に通電されて、管状スリー ブ61をコイル62に結合させて保持できるようにする磁界を発生し、手動クラ ンクの作用で駆動軸を回転させた時、管状スリーブ61を駆動軸51に対して回 転移動するのを妨げることができる。 結合力は、クラッチが開放及び閉鎖フィラーキャップ位置間を軸方向に移動す る間に、少なくとも駆動軸51の回転と、それに伴ったコイル62による管状ス リーブ61の摺動の間の角度的位相変位を生じることができる強さでなければな らない。 管状スリーブ61は、一端部を前記管状スリーブ61に取り付けて、他端部を 駆動軸51に取り付けたコイルばね部材63を内部に支持しており、このばね部 材63は、駆動軸51とエンドレススクリュー部材54の隣接端部を包囲するこ とができる十分な軸方向長さを有している。 好適な解決方法においてコイル手段60の二つのアセンブリを使用するのは、 一回転方向だけのばねトルクを有するからである。ばねは、反対方向には「付着 」しない。 電子スィッチ40をフィラーキャップ10に結合した時、電子スイッチ40の 第一トランスミッタT1がフィラーキャップ10の第二レセプタR2に、それら の部材間の結合が完了したことを知らせ、次に、電子スイッチ40の第一光レセ プタR1は、結合したフィラーキャップ10の特徴及び状態に関する情報をそれ の第二トランスミッタT2から受け取る。電子スイッチ内に設けられた(後述の )中央処理装置がフィラーキャップ10を開放するためのロック解除作動を命令 する前に、これらの特性をこのキャップに対して予想され中央処理装置に前もっ て知らされている特徴及び状態と比較する。すべての情報が一致した場合、電子 スイッチ40が電磁ロック機構のロック解除を開始してキャップ10を解放する ため、それを手動で開くことができる。 キャップ10の電磁ロックを解除するためには、電子スイッチ40内の変圧器 41の一次巻線L1を通電して、フィラーキャップ10内に設けられた変圧器二 次巻線L2に電流を誘導す る磁界を発生する。 この電流がコイル62を通電し、それによって発生した磁界が管状スリーブ6 1をコイルの表面に対して保持して、駆動軸51の回転時のスリーブの回転運動 を阻止する。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月10日 【補正内容】 ロック状態にある間、駆動軸51にトルクを加えても、管状スリーブ61はば ね部材63で駆動軸51に連結されていることから自在回転する。 コイル62が管状スリーブ61を保持している時、駆動軸51の回転によって ばね部材63にねじりが発生し、これは、コイルの直径を小さくするので、ばね 部材63を駆動軸51及びエンドレススクリュー54の隣接端部に接触及び付着 させるため、駆動軸51からスクリュー部材へ回転運動を伝達することができる 。 次に、エンドレススクリュー54の回転が線形移動としてピニオン30に伝達 されるため、それと推進ピストン15が軸方向変位することによって、フィラー キャップ10を開放することができる。フィラーキャップ10の開放移動中に、 ピニオン30はその前面で、キャップ本体11の内部に取り付けられているロッ クピン55の第一端部と接触し、第二端部は第一端部の反対側にあって、キャッ プの外表面から、好ましくはキャップ10の駆動軸51に平行に突出して、電子 スイッチ40のカップリング端部40aに設けられたスロットの形のハウジング にはまって、フィラーキャップ10の開放移動中には、フィラ ーキャップ10がもう一度閉じられるまで、前記スイッチをフィラーキャップ1 0にロックして、タンクキャップが交換される恐れをなくす。 ロックピン55には、キャップ本体11内に配置された戻しばね56が巻装さ れており、このばねは、キャップ10が開放している時に得られる、最大ばね圧 縮状態を定める第一圧縮状態と、キャップ10が閉鎖状態にある時に得られる、 最小圧縮状態を定める第二圧縮状態間で弾性的に変形する。 最大及び最小圧縮状態は、それぞれピニオン30が開放キャップ位置へ近づく か、それから離れる方向へ移動することによって得られる。 クラッチが開放キャップ位置に達した時、電子スイッチ40は開放コイル手段 のコイル62に通電停止を命令する。 管状スリーブ61が解放されて、エンドレススクリュー54が自由回転状態に 戻り、ピニオン30の開放状態の変化を、従ってフィラーキャップ10からの電 子スイッチ40の離脱を防止する。 これらの状態は、フィラーキャップ10の閉鎖作動が開始されるまで続く。 フィラーキャップ10がタンクの供給ノズル20上へ据え付けられた後、電子 スイッチ40が作動して、トランスミッタT1及びレセプタR1がフィラーキャ ップ10内に設けられた対応のレセプタR2及びトランスミッタT2と通信する ことによって、それの開放状態を確認した後、キャップ閉鎖コイル手段のコイル 62の通電を命令すると、開放作動時等に管状スリーブ61に制動を掛けて、駆 動軸51の回転運動をエンドレススクリュー54に伝達する、すなわちピニオン 30をフィラーキャップ10の開放状態から閉鎖状態へ軸方向移動させることが できる。 この移動で、ロックピン55は再び不作動状態となり、キャップ本体11の内 部へ後退し、電子スイッチ40をフィラーキャップ10との結合状態から解除す る。閉鎖キャップ位置に達した時、第二位置センサS2がその状態を電子スイッ チ40に知らせ、電子スイッチは、コイル62の通電を停止して管状スリーブ6 1を解放して自在回転させるように命令する。 開閉状態は、所定持続時間の聴覚及び視覚の両方またはいずれか一方の信号に よって作業員に連絡される。 電子スイッチ40とフィラーキャップ10の間の情報交換で、 フィラーキャップ10が閉鎖または開放限界位置の一方にあることが示された時 、電子スイッチ40は自動的にフィラーキャップ10の開閉を命令する。フィラ ーキャップ10が前記限界位置間にある場合、電子スイッチ40は作業員に知ら せて、作業員が、手動操作ボタン43で、電子スイッチ40が命令すべき作動を 決定する。フィラーキャップ10が閉じた時、キャップ保護部材19が前記フィ ラーキャップ10の係合部分16aに当てて取り付けられる。 フィラーキャップ10の閉鎖に関する情報に加えて、キャップと通電電子スイ ッチ40の間の光通信によってさらに、フィラーキャップ10の識別、そのキャ ップを取り付けたタンクの燃料の量、それを最後に開放した日付が電子スイッチ 40に報告される。 電子スイッチ40は、タンクローリの1回の運搬当たりのキャップの数Nを識 別し、情報センタへ伝達するためにこれらのキャップから得た情報を記憶するよ うに前もってプログラムされている。 フィラーキャップ10のロック及びその解除のためのエネルギの伝達とフィラ ーキャップ10及び輸送車両間の情報交換は、 以下に記載する電子回路を使用している。 フィラーキャップ10は、変圧器二次巻線L2と第一出力部100aを備えた キャップ供給回路100を含む電子通電システムを備えており、この出力部10 0aは二次巻線L2の通電によって生じた電流を、フィラーキャップ10内に設 けられたマイクロプロセッサ回路110へそれの第一入力部110aを介して送 る。 第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、第二及び第三入力部110b、 110cを備えて、位置検出回路120からの情報を受け取り、これがフィラー キャップ10の開放状態をマイクロプロセッサ回路110に報告する。 電子スイッチ40の変圧器は、好ましくは電子スイッチ40の電力発振回路2 00の高周波発振器であって、発振回路200を電子スイッチ40内に設けられ た第二マイクロプロセッサ回路210に連通させる第一入力部200aを備えて おり、第二マイクロプロセッサ200は情報を受け取って、フィラーキャップ1 0と電子スイッチ40の間の光通信によって、前記キャップが正しいものである ことが識別された時、それが閉鎖状態か、開放状態かに応じてフィラーキャップ 10の開放または閉 鎖を命令する。 第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、電子作動スイッチ40の第一光 トランスミッタT1からフィラーキャップ10内に設けられてそれの供給回路1 00に電気接続されている第二光レセプタR2を介して、キャップの開閉作動の 開始を命令する情報を受け取る第四入力部110dを備えている。フィラーキャ ップ10の第二トランスミッタT2は、電子スイッチ40がフィラーキャップ1 0と係合した時にフイラーキャップ10からの識別データを、また作動スイッチ 40によって命令された作動の終了に関するデータを電子スイッチ40の第一光 レセプタR1へ伝送する。これらのデータは、第一マイクロプロセッサ回路11 0の第一出力部110eによってフィラーキャップ10の第二光トランスミッタ T2へ送られ、この第一マイクロプロセッサ回路110はさらに、第二及び第三 出力部110f、110gを備えており、これらはそれぞれキャップ開放クラッ チアセンブリ140の保護作動素子130の入力部130aと、キャップ閉鎖ク ラッチアセンブリ160の保護作動素子150の入力部150aに連結されてい る。 各保護作動素子130、150とそれぞれのクラッチアセン ブリ140、160の通信は、作動素子のそれぞれの入力部140a、160a を保護作動素子130、150のそれぞれの出力部130b、150bに接続す ることによって行われる。 電子スイッチ40の第一マイクロプロセッサ回路210は、張力調整回路22 0の出力部220aから信号を受け取る第一入力部210aと、フィラーキャッ プ10から電子スイッチ40の第一光レセプタR2を介して情報を受け取る第二 入力部210bと、作動ボタン43から命令を受け取る第三入力部210cと、 電力発振回路200の第一入力部200aに連通した第一出力部210dと、フ ィラーキャップ10の電子回路に送るように電子スイッチ40の第一光トランス ミッタT1へ命令を搬送する第二出力部210eと、フィラーキャップ10の開 閉状態に関して報告する視覚装置43を作動させる1対の第三出力部210fと 、音響アラーム装置43を作動させる第四出力部210gを備えている。 電子スイッチ40はまた、前もって決定されており、電子スイッチ40の第二 マイクロプロセッサ回路210に知らされている平均時間内になすべき作動が生 じない場合、発振器へのエネルギ供給を自動的に遮断するタイマを備えて、シス テムが不 注意でオン状態に放置されるのを防止している。 請求の範囲 1.特に引火性液体を収容しているタンクに使用されるフィルタキャップをロッ クするシステムであって、キャップ(10)が、それぞれのタンクノズル(20 )上に据え付けられ、ロックアームが対応する角度の回転を行うときノズルに対 してロック位置と解放位置の間を変位することができるそれぞれのロックを有す る少なくとも一つのロックアーム(14)を連節する本体(11)を含み、自在 に回転可能にキャップ本体(11)内に軸方向に取り付けられて、キャップの外 側からアクセスして回転工具が取り付け可能な一端部(51b)を備えた駆動軸 (51)を有する、キャップ本体(11)内に設けられたアーム作動アセンブリ と、軸方向にキャップ本体(11)を貫通して取り付けられて、外側端部(15 a)がロックアーム(14)に結合され、他端部(15b)がフィラーキャップ (10)内に入るようになっており、各々がロックアームロック位置に対応する 第一位置とロックアーム解放位置に対応する第二位置の間を軸方向変位可能な少 なくとも一つの推進ピストン(15)と、 キャップ本体(11)内に取り付けられて、駆動軸(51)の回転時に推進ピ ストン(15)を第一及び第二作動限界位置間で選択的に軸方向変位させること ができ、駆動軸(51)の回転が推進ピストン(15)を軸方向変位させる係合 位置と、トルクを加えた時に駆動軸が自在に回転する非係合位置の間を変位する カップリング手段を有する少なくとも一つの電磁クラッチと、 キャップ本体(11)に連結されて、通電時にカップリング手段を係合位置へ 変位させる少なくとも一つのコイル手段(60)と、 低電力で通電される変圧器一次巻線(L1)をキャップ本体(11)に取り付 けられた変圧器二次巻線(L2)に結合して、電磁クラッチのコイル手段(62 )を作動的に通電させるのに十分な電流を変圧器二次巻線(L2)内に誘導でき るようにする電子スイッチ(40)とを備えることを特徴とするシステム。 2.推進ピストン(15)及び駆動軸(51)によって規定される部分の一つに 常時結合されていると共に、カップリング手段を介して前記両部材の他方に選択 的に結合されることによって、カップリング手段がそれの係合位置の方へ変位す る時に、 推進ピストン(15)を軸方向変位させることができる運動伝達手段を備えてい ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシステム。 3.運動伝達手段は、ピニオン(30)とエンドレススクリュー(54)を含み 、ピニオン(30)及びエンドレススクリュー(54)の少なくとも一方は、推 進ピストン(15)及び駆動軸(51)によって規定される部分の一つに常時係 合しており、カップリング手段が、前記ピストン−ピニオン−軸部材の二つの隣 接部材間を連結する機構を規定していることを特徴とする請求の範囲第2項に記 載のシステム。 4.エンドレススクリュー(54)と駆動軸(51)は同軸的であり、カップリ ング手段は、駆動軸(51)及びエンドレススクリュー(54)の隣接部分の周 囲に配置されたコイルばね部材(63)によって形成されており、コイルばね部 材の一端部は駆動軸(51)に取り付けられ、その他端部は、コイル手段(62 )の通電停止時に駆動軸(51)と共に回転する管状スリーブ(61)に取り付 けられており、管状スリーブ(61)は、コイル手段(62)の通電時にそれに よって磁気制動を受けることによって、コイルばね(63)が駆動軸(51)及 び エンドレススクリュー(54)の隣接部分を押しつけ、それによってそれらの相 互回転を制限するようにしたことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のシステ ム。 5.エンドレススクリュー(54)は、駆動軸(51)の一部を包囲する雄ねじ 付きの管状部材であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のシステム。 6.ピストンの内側端部(15b)がピニオン(30)を担持していることを特 徴とする請求の範囲第5項に記載のシステム。 7.ピニオン(30)は、第二限界位置に向かって変位する間、キャップ本体( 11)に取り付けられたロックピン(55)を作動させて、それの第一端部が電 子スイッチ(40)に達することによって、ピニオン(30)がそれの第一限界 位置へ戻るまで、電子スイッチ(40)がフィラーキャップ(10)に係合する ようにしたことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のシステム。 8.キャップの開閉位置は、キャップ本体(11)内に配置された位置感知素子 (S1、S2)によって検出されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の システム。 9.ピニオン(30)はさらに、キャップ本体(11)の位置 感知素子(S1、S2)と通信する別の位置感知素子(S3)を備えていること を特徴とする請求の範囲第8項に記載のシステム。 10.電子スイッチ(40)は、フィラーキャップ(10)及び電子スイッチ( 40)のそれぞれのカップリング部分(10a、40a)内に設けられた情報送 信素子(T1、T2)及び受信素子(R1、R2)によってフィラーキャップの 作動状態が報告された時に変圧器の一次巻線(L1)の通電を命令する第一マイ クロプロセッサ回路(210)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載 のシステム。 11.フィラーキャップ(10)の送信素子(T2)及び受信素子(R2)は、 前記フィラーキャップ内に設けられてフィラーキャップ(10)の開閉作動のた めに電磁クラッチの選択的通電を命令する第二マイクロプロセッサ(110)に 作動的に接続されていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のシステム 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デ・アラウジヨ・サツチ,ロジエリオ ブラジル国、エシ・ペー、05019−サン・ パウロ、ルア・デイアナ、800 【要約の続き】 (40)とを備えるシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に引火性液体を収容しているタンクに使用される密閉型タンクフィラーキ ャップのロックシステムであって、キャップ(10)が、それぞれのタンクノズ ル(20)上に据え付けられ、ロックアームが対応する角度の回転を行うときノ ズルに対してロック位置と解放位置の間を変位することができるそれぞれのロッ クを有する少なくとも一つのロックアーム(14)を連節する本体(11)を含 み、自在に回転可能にキャップ本体(11)上に軸方向に取り付けられ、キャッ プの外側からアクセスしてトルク工具を選択的に適用することができる一端部( 51b)を備えた駆動軸(51)を有する、キャップ本体(11)内に設けられ たアーム作動アセンブリと、軸方向にキャップ本体(11)を貫通して取り付け られて、外側端部(15a)がロックアーム(14)に結合され、他端部(15 b)がフィラーキャップ(10)内に入るようになっており、各々がロックアー ムロック位置に対応する第一位置とロックアーム解放位置に対応する第二位置の 間を軸方向変位する少なくとも一つの推進ピストン(15)と、 キャップ本体(11)に取り付けられて、駆動軸(51)の回転時に推進ピス トン(15)を第一及び第二作動限界位置間で選択的に軸方向変位させることが でき、駆動軸(51)の回転が推進ピストン(15)を軸方向変位させる係合位 置と、トルクを加えた時に駆動軸が自在に回転する非係合位置の間を変位するカ ップリング手段を有する少なくとも一つの電磁クラッチと、 キャップ本体(11)に連結されて、通電時にカップリング手段を係合位置へ 変位させる少なくとも一つのコイル手段(62)と、 低電力で通電される変圧器一次巻線(L1)をキャップ本体(11)に取り付 けられた変圧器二次巻線(L2)に結合して、電磁クラッチのコイル手段(62 )を作動的に通電させるのに十分な電流を変圧器二次巻線(L2)内に誘導でき るようにする電子スイッチ(40)とを備えることを特徴とするロックシステム 。 2.推進ピストン(15)及び駆動軸(51)によって規定される部分の一つに 常時結合されていると共に、カップリング手段を介して前記両部材の他方に選択 的に結合されることによっ て、カップリング手段がそれの係合位置の方へ変位する時に、推進ピストン(1 5)を軸方向変位させることができる運動伝達手段を備えていることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載のシステム。 3.伝達手段は、ピニオン(30)とエンドレススクリュー(54)を含み、ピ ニオン(30)及びエンドレススクリュー(54)の少なくとも一方は、推進ピ ストン(15)及び駆動軸(51)によって規定される部分の一つに常時係合し ており、カップリング手段が、前記ピストン−ピニオン−軸部材の二つの隣接部 材間を連結する機構を規定していることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の システム。 4.エンドレススクリュー(54)と駆動軸(51)は同軸的であり、カップリ ング手段は、駆動軸(51)及びエンドレススクリュー(54)の隣接部分の周 囲に配置されたコイルばね部材(63)によって形成されており、コイルばね部 材の一端部は駆動軸(51)に取り付けられ、その他端部は、コイル手段(62 )の通電停止時に駆動軸(51)と共に回転する関連の管状スリーブ(61)に 取り付けられており、管状スリーブ(61)は、コイル手段(62)の通電時に それによって磁気 制動を受けることによって、コイルばね(63)が駆動軸(51)及びエンドレ ススクリュー(54)の隣接部分を押しつけ、それによってそれらの相互回転を 阻止するようにしたことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のシステム。 5.エンドレススクリュー(54)は、駆動軸(51)の一部を包囲する雄ねじ 付きの管状部材であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のシステム。 6.ピストンの内側端部(15b)がピニオン(30)を担持していることを特 徴とする請求の範囲第5項に記載のシステム。 7.ピニオン(30)は、第二限界位置に向かって変位する間、キャップ本体( 11)に取り付けられたロックピン(55)を作動させて、それの第一端部が電 子スイッチ(40)に達することによって、ピニオン(30)がそれの第一限界 位置へ戻るまで、電子スイッチ(40)がフィラーキャップ(10)に係合する ようにしたことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のシステム。 8.キャップの開閉位置は、キャップ本体(11)内に配置された位置感知素子 (S1、S2)によって検出されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の システム。 9.ピニオン(30)はさらに、キャップ本体(11)の位置感知素子(S1、 S2)と通信する別の位置感知素子(S3)を備えていることを特徴とする請求 の範囲第8項に記載のシステム。 10.電子スイッチ(40)は、フィラーキャップ(10)及び電子スイッチ( 40)のそれぞれのカップリング部分(10a、40a)内に設けられた情報送 信素子(T1、T2)及び受信素子(R1、R2)によってフィラーキャップの 作動状態が報告された時に変圧器の一次巻線(L1)の通電を命令する第一マイ クロプロセッサ回路(210)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載 のシステム。 11.フィラーキャップ(10)の送信素子(T2)及び受信素子(R2)は、 前記フィラーキャップ内に設けられてフィラーキャップ(10)の開閉作動のた めに電磁クラッチの選択的通電を命令する第二マイクロプロセッサ(110)に 作動的に接続されていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のシステム 。
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