JPH11508489A - 選択可能角度遠心機 - Google Patents

選択可能角度遠心機

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JPH11508489A
JPH11508489A JP9532101A JP53210197A JPH11508489A JP H11508489 A JPH11508489 A JP H11508489A JP 9532101 A JP9532101 A JP 9532101A JP 53210197 A JP53210197 A JP 53210197A JP H11508489 A JPH11508489 A JP H11508489A
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    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
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    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B5/0414Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles comprising test tubes
    • B04B5/0421Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles comprising test tubes pivotably mounted

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Abstract

(57)【要約】 回動バケットまたは固定角度モードのどちらでも作動することができる回動バケットタイプの遠心機が開示される。ローター上に取付けられたバケットは、バケット内に取付けられたチューブを解放するように自動的に作動化できる解放ブラケットを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 選択可能角度遠心機 本発明は、ユーザーがサンプルのための標本を保持するチューブが遠心される 角度を選択することができる遠心機に関する。本発明の背景 しばしば臨床検査所において全血標本を調製する時、血液をその成分へ分離す るためにこれら標本は遠心される。遠心機はこのサンプルをその成分へ密度によ り分離するため材料のサンプルを遠心力へ服させるための装置である。遠心機の 慣用使用は、患者から得た血液が遠心力によって赤血球および血漿成分へ分離さ れる臨床分析検査所である。遠心機は、通常静止保護ケーシングを備えた、ジャ イロ上に取付けられた高速回転運動のための回転部材もしくはローターを含んで いる。ローターは、遠心力への露出の間分離すべきサンプルを支持するバケット もしくは空胴を外側に備えることができる。 臨床家は現在遠心のため回動バケットとそして固定角度ローターの間を選ぶこ とができる。回動バケットローターは良く知られている。このローターは放射方 向外側へ延びるアームを有する中央ハブ部分によって典型化される。アームの放 射方向外側端部は典型的にはいくらか拡大しており、その上にバケットが支持さ れるトラニオン支持ピンを受入れるのに適した支持部分を形成する。拡大した支 持部分の側面は実質上垂直もしくはローターの回転軸に対して平行に延びている 。トラニオンピンは拡大した支持部分中に延びている ボア内に受入れられる。角度的に隣接するアームの直面する表面上のピンの軸は 同一平面内にあり、そして外側へ延びるか、または実質上ひも状の線に沿って相 互へ向かって延びている。これらトラニオンピンの直面する対の上に、遠心すべ きサンプルを支持する容器もしくはチューブが取付けられる。ローターが休止し ている時、バケットはトラニオンピンから垂直に下方へ垂れ下り、そのためバケ ットの軸はローターの回転軸に対して実質上平行である。しかしながらローター が作業速度へもたらされる時、バケットはトラニオンピンのまわりを外側へ回転 し、そして遠心力の影響のもとに放射方向外側へ回動する。すなわち、作動の間 、バケットの軸はローターの回転軸に対して実質上直角である。 回動バケットローターは、ローターに使用されるチクソトロピックなゲル障壁 がチューブが回転軸に対して直角に配向された時チューブ軸に対して直角に配置 される利益を有する。またそれらは回転軸に整列させたチューブを持つ懸吊回転 により非ゲル採取チューブの使用を許容する。これはゲルがコストを増加しそし てある種の方法では不可欠的と考えられるので利益の一つである。 固定角度ローター、すなわちチューブが回転軸に対して固定角度、典型的には 45°の位置に固定されるローターは、回動バケットローターよりも同じ重力で 液相または固相をより少ない時間で分離することが知られている。これはチュー ブ壁までの固相の短い移動距離と、チューブ壁における血球凝集の効果のためで ある。剪断応力の増加は血球をそれらの正常な連続構造からより小さい単位へ凝 集させる。“ルーロー”もしくは“フロック”と呼ばれるこの効果は、その後チ ューブ壁において粘度の減少および増加した血球フロ ーを生じさせる。 通常の遠心機設計は、(1)回動バケット作動のため、および(2)固定角度 分離のために別々の遠心機を必要とする。これはコストおよび作業上非能率的で ある。 米国特許No.4,344,563は、アームの放射方向外側端においてアーム に設けたトラニオンボアが、アームの一方の表面に設けたボア軸がアームを通る 水平面の上方に横たわり、そしてアームの他方の表面に設けたボア軸がアームの 下方に横たわるように、そして隣接するアームの直面する表面に設けたボアは前 記水平面の同じ側に横たわるように配置されることを特徴とする、回動バケット タイプの遠心機ローターを記載する。 米国特許No.3,951,334は、回動バケットタイプ遠心機のための花弁 状部材を有する係止リングを記載する。この係止リングは、花弁状部材を、バケ ットをブロックするかまたは作動中外側へ回動することを許容するためローター に対して角度を変えて配置できるように製作されている。バケットに対する花弁 部材の角度配置は、ローターと係止リングとの間の相対的加速および減速によっ て達成される。 米国特許No.4,431,423は、把持フックをその上に有する放射方向内 側へ向いたアームを備えた回動自在なサンプルチューブホルダーを有する血球洗 浄装置を記載する。フックは、サンプルホルダーの放射方向外側への運動を阻止 するため、ホルダーの回動点の放射方向内側に配置された保持表面と係合する。 これら先行技術遠心機のどれも両方の能力、すなわち固定角度および回動バケ ットの両方で作動できない。本発明の概要 本発明は、先行技術のこれら不利益の多数を克服し、そして選択可能な角度の 回動バケットタイプローターを有する遠心機を提供する。このローターは上面お よび下面と、可逆方向駆動シャフトを有し、そしてローターは前記駆動シャフト に取付けられ、そして遠心チューブを支持するのに適し、(b)ローターの周囲 に回動自在に取付けられ、そして(c)遠心機の作動中上方へそして外側へ回動 し得るバケットを有する。前記遠心機は、 前記ローターのそれぞれの上面および下面に隣接して回転自在に配置され、同 調運動するように連結されている上方および下方カムを備え、 前記下方カムは周縁駆動突起を有し、 前記上方カムは位置において前記下方カムに対応する周縁拘束突起を有し、さ らに (a)前記バケットを係合し、そして(b)前記バケットを脱係合し、それに より前記バケットが前記駆動シャフトの軸に対して選択された角度において前記 ローターによって回転されることを許容されるように、前記突起を整列するため 前記カムに関し前記ローターを回転する手段を備えている。 好ましい具体例においては、上方カム拘束突起は、前記バケットの外側回動を 駆動シャフトの回転軸に対し約45°に制限するように設計される。 本発明の他の好ましい具体例においては、遠心機バケットは、(a)開いた下 端、(b)前記バケットの下端をカバーし、それによりチューブをその中に保持 するための回動ブラケット、および(c )該ブラケットを係合しそして拘束するための作動化部材を有し、そして遠心機 は、前記ローターを第1の方向に回転しそれと同時に前記ブラケットを係合する ように前記作動化部材を作動させ、それにより前記ブラケットを前記バケットの 下端から離して配置して前記チューブが前記ブラケットから落下することを許容 する手段を含んでいる。 本発明は、単にローターをその上方および下方カムに対し回転するだけで、ま たは同じ回転シーケンスにおいて回動バケットおよび固定角度の組合せにより、 回動バケットまたは固定角度のどちらの作動も可能な遠心機を提供することが見 られる。さらに、チューブは、単に遠心機をその休息位置になることを許容し、 バケット解放ブラケットを係合し、そしてローターをゆっくり回転してチューブ が落下することを許容するだけで、チューブをバケットから空にすることができ る。図面の簡単な説明 明細書と合わせていくつかの図面は、本発明のより良い理解を提供するであろ う。これら図面において類似の参照数字が類似の部品に使用されており、以下の 図がある。 図1は、本発明の選択可能角度回動バケットタイプローターの斜視図である。 図2は、図1に示した選択可能角度ローターの分解図である。 図3は、図1に図示した遠心機ローターの縦断面である。 図4は、図1に図示した遠心機の作動の一つの相にある正面図である。 図5は、図1に図示した遠心機の作動の他の相にある正面図であ る。 図6は、固定角度作動における、図1に図示した遠心機の平面図である。 図7は、図6の線7−7に沿って取った断面図である。好ましい具体例の説明 図1には、本発明に従って構築された、ローター13上に複数のバケット80 を取付けた遠心機を見ることができる。ローター13はハウジング10上に取付 けられ、そしてノブ12により上方駆動シャフト(図3)へ固定される。ハウジ ング10の側部へはチューブガイド82および付属するソレノイド84が取付け られ、両方共ハウジング10へ取付けた同じブラケット86によって取付けられ る。 ローターの詳細は図2を参照してもっと容易に理解することができる。ロータ ーは、菊形花弁90によって区切られた周方向に離間したくぼみ88を持つこと が見られる。花弁の各自は、バケット80の各自のためのバケット取付けトラニ オンピン94を受入れるためのその上側に形成されたトラニオンボア92を有す る。バケット80の各自は、解放トラニオンピン98上に回動自在に取付けられ た下方へ垂れ下っている解放ブラケット96を有する。解放ブラケット96は、 バケット80内に配置されたチューブ86(図3)がバケットから落下するのを 防止するように機能する。ローターライナー100は、上方カム102および下 方カム104のためのスライド表面を提供するように、ローター13の上下に配 置される。ガスケット106が上方および下方カムの取付けを助ける。孤立ピン 108はローター13に形成された孤立スロット110の各自を通 って配置される。スクリュー112は上方および下方カム102,104を通過 し、孤立ピン108を係合し、そしてそれにより上方および下方カムを同調して 作動させる。各花弁90へ取付けたバケットリテイナー114は、各バケット8 0のためのトラニオンガイドピン94を自由に回動する位置に保持する。 図3を参照して、ローター13を駆動するジャイロの残りの詳細を説明する。 このジャイロは「遠心ローターを安定化する装置および方法」と題する、199 6年4月30日出願の米国特許出願No.08/640,391(デュポン書類No. IP−1022)に記載されたものと同じでよい。このジャイロは、二つのシャ フト、上方駆動シャフト11および下方駆動シャフト20からなり、これらシャ フトは、二つのシャフトの間の相対的横方向運動(シャフトの回転軸に対して直 角な)を許容する可撓性カップリング22によって一体に連結されている。この 可撓性カップリング22はこのタイプの任意の適当なカップリングでよく、一つ の適当なカップリングはServometer Corporationにより 製造されるカップリングである。可撓性カップリング22は上端および下端キャ ップマウントそれぞれ24,26を有する。各自はそれぞれの駆動シャフト20 および11を収容するための端部ポートを有する。下端キャップマウント26は 、ローター(シャフト)のホーム位置を感知するための旗として使用し得る探査 ピン(図示せず)を有する。この位置は旗の位置を観察しそして既知の態様でロ ーター13の位置を制御するために使用し得る適当なトランスジューサー30( 図5)によって感知される。 下方駆動シャフト20は、軸受ハウジング38内に適当なワッシ ャーおよび保持リング34によって配置されたボールベアリング32によって固 定される。軸受ハウジング38は適当なねじによりハウジング10の下端へ固定 される。 上方駆動シャフト11は切り株の形であり、その下端は上端キャップマウント 24中に固定され、そしてディスク40が一体に形成されたハブの形の軸受ハウ ジング46に収容されたディスクベアリング42内に配置される。ディスク40 は好ましくはステンレス鋼で形成され、そして上端が一般にカップ形でそしてキ ャップ16によりカバーされたハウジング10内に配置される。ハウジング10 は、上方駆動シャフト11の放射方向運動をクッションするバンパーとして作用 するプラスチックボス56が位置するカウンターボアを有する。ディスクベアリ ング46は適当なワッシャーおよび保持リング52によりハウジング46の両端 において固定される。 本発明によれば、好ましくは下方支持滑りベアリング60の形の複数の保持手 段がディスク40の水平面における回転を支持するためにディスク40の下に配 置される。これら下方支持ベアリング60は、ハウジング10のキャップ形部分 の下方部分中に形成されたくぼみ(図示せず)中に、好ましくは6個所の等周間 隔位置に配置される。対応して、3個の等周間隔上方滑りベアリング64は、対 応する下方支持ベアリング60の軸方向上部に配置された、キャップ16に形成 されたくぼみ内に配置される。拘束ベアリングと呼ぶことができるこれらベアリ ング64は、下方支持ベアリング60の3個の上だけに配置され、残りの等周間 隔支持ベアリング60の真上に配置された、ソレノイド作動滑りベアリング68 の形の減衰手段のための室を許容する。 ソレノイド作動ベアリング68は、ソレノイド(図示せず)によって作動され 、該ソレノイドはキャップ16に反対向きに嵌合し、そして減衰ベアリング68 を駆動するため取付けたソレノイドシャフトを作動化するように作動する。減衰 ベアリング68は、低滑り摩擦を有するグラファイドを有するVespelのよ うな適当な材料で作られる。対応して、上方拘束ベアリング64は、やはり低い 滑り摩擦を有するErtalyteポリエステルのような適当な材料で作ること ができる。実際に、滑りベアリングは、名指しすればしかし少数であるが、テフ ロン、ナイロン、デルリンのような低い滑り摩擦を与える任意の適当な材料でつ くることができる。上方ベアリング64および68は、正常な作動においてそれ らはディスクの上側と接触しないかまたは軽く接触するように配置される。 ジャイロはまた、適当なブラケットによりハウジング10の側部へ取付けたカ ムソレノイド120を含み、該ソレノイドは作動化された時、ディスクカム12 2を動かし、ハウジング10中に取付けられた下方ビームピン126と、キャッ プ16中に取付けられた下方ビームピン126によって支持されそして案内され る押しビーム124を持ち上げる。キャップ16の頂部には駆動ピン150が取 付けられ、この駆動ピン150は下方カム(図2)中の駆動スロット152と係 合する。 本発明によれば、下方カム104(図2)は、複数の等間隔、等周間隔のカム 駆動突起150を有する。突起150は下方カム104の周囲のまわりに15° 間隔(バケット間隔に相当)で離されている。駆動突起150は、下方カムが適 切に回転する時、バケット80と係合し、そしてそれを外側へ回転軸に対して4 5°の角度( 他の角度を選択することもできる)に押し、それによって固定角度遠心機として 遠心機の作動を許容するように、十分な距離を放射方向外側へ突出している。各 突起の間には、図3に示すように、バケット80が垂直方向に横たわることを許 容するのに十分に放射方向に延びるくぼみ152がある。 さらに本発明によれば、上方カム102は、上方カム102の周囲のまわりに 周方向に等間隔のやはり拘束花弁とも称し得るカム花弁159を備える。そのよ うな花弁159は上方カム102の周囲のまわりに15°毎に配置され、そして それらは45°角において横たわる傾斜表面(45°ローターのため)を持つ。 これは、図7に図示するように、バケットを45°角度に収容し、そしてそれを 45°角度をこえて傾くのを防止する。花弁159と突起150とは、カム10 2および104が所定位置にある時同じ相対的周方向位置に配置される。 各花弁154間には、バケット80が加速される時外側へ回動するのを許容し 、上方カム102が阻止位置にない時、回転軸に直角に横たわるのを許容するの に十分な深さのくぼみ160が上方カム102上に形成される。 作動において、遠心機は選択可能角度遠心機として、すなわち回動バケット遠 心機としてまたは固定角度遠心機として作動することができる。遠心機はまた、 図4に図示するように、駆動プーリー162を介してローター速度および回転方 向を制御する慣用の駆動コントロール160を含んでいる。駆動コントロールは また、カムソレノイド120およびバケット解放ソレノイド84を作動する。駆 動コントロール160は、ローター13を後で説明するように増分 ビットすなわち14.5°回転させることができる。 作動のため、ローターをその平常もしくはホーム位置にし、上方カムくぼみ1 60および下方カムくぼみ152はローターくぼみ88と一直線に配置される。 このことはローターが回転される時、バケット80が遠心機の回転軸に対して直 角に回転する慣用の回動バケット位置を取るまで、バケット80が外側へそして 上方へ自由に回動することを許容する。 この場合回転軸に対して45°(他の角度も選択できるがしかし45°が慣用 の角度である)で作動する固定角度ローターへシフトしようと望む時は、駆動コ ントロール160は押出しブラケット124をして駆動ピン150を下方カム1 04中の駆動スロット150の一つの中へ動かすように作動するカムソレノイド 120を作動させる。このことは上方および下方カム102および104の運動 を停止し、そしてローターがカム102および104から独立して回転すること を許容する。駆動ピン150はこのように下方カムディスクの底と係合し、それ を回転しているローターベース13に関して下方および上方カムへ保持する。駆 動コントロール160はカムに関して角度位置を14.5°だけローター13を 回転させ、そして下方カムの駆動突起150および上方カムの花弁154をロー ター13のくぼみ88の上に位置決めする。図7に見られるように、駆動突起は バケット80と係合し、そしてそれを45°角度へ持ち上げ、上方カム花弁15 4はバケットの45°角をこえての運動を制限する。 ローターを再位置決めすれば、ピン150は下方カムから脱係合し、そして遠 心機は今や固定角度ローターとして作動することがで きる。この作動は、ピンを下方カムと再係合し、そしてローターを上方および下 方カムとローターの間の相対的位置を再位置決めするように回転することにより 、類似の態様で回動バケットタイプの作動へ復帰し得る。この回転タイプの選択 は、もし望むならば各サンプルについて数回行っても良い。 固定バケットまたは回動バケット遠心機として回転しようとも、一旦ローター が停止すれば、チューブローターはその回動バケットモードへ復帰するに違いな い。そのためチューブは今やそれらの垂直位置に垂れ下がる。本発明によれば、 チューブ86はバケットから自動的に解放されることができる。本発明のこの面 は図4および5を参照して最良に理解される。ローターが回動バケットモードに 配置される時、駆動コントロール160はバケット解放ソレノイド84を作動化 する。スポンジ様でよいパッド170は、解放ブラケット96の底へしっかり係 合するように解放ソレノイド84によって第4図に示した位置へ少し上方へ動か される。駆動コントロール160は、今やローターを時計方向に約15°回転し 、それにより解放ブラケットをバケット80の直下から図5に示したように除去 し、ソレノイドが偏向した解放ブラケット96によって提供されるむるみを補う ようにパッド170を持ち上げるのを許容する。これはバケット80内のチュー ブ86(図3)がチューブガイド82を通って捕捉装置(図示せず)へ落下する のを許容する。 バケットを空にした後、ソレノイド84は脱作動され、パット170(図4) が解放ブラケットと接触していないその元の位置へ復帰することを許容する。ロ ーターは今や再回転され、それにより図4に示したように他のバケットの底の下 の新しい位置へ解放ブラケ ット96を動かす。このシーケンスはバケットを望むだけ多数空にするようにく り返すことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.選択可能角度バケットタイプのローターを有する遠心機であって、駆動シャ フト上に取付けられた前記ローターは上面および下面と、可逆方向駆動シャフト を有し、そして(a)遠心チューブを支持するのに適し、(b)前記ローターの 周縁に回動自在に取付けられた、そして(c)遠心機の作動中上方へそして外側 へ回動することができるバケットを持ち、前記遠心機は、 前記ローターのそれぞれの上面および下面に隣接して回転自在に配置され、 そして同調して動くように連結された上方および下方カムを備え、 前記下方カムは周縁の駆動突起を有し、 前記上方カムは周縁の拘束突起を有し、 さらに、 前記両方の突起を、(a)前記バケットを係合し、そして(b)前記バケッ トを脱係合するように整列させるために前記ローターを前記カムに対して回転さ せ、それにより前記バケットが前記ローターにより前記駆動シャフトの軸に対し て固定角度において回転することを許容する手段を備えている遠心機。 2.前記ローターは周縁くぼみと交番する複数の前記駆動突起と、そして前記突 起と前記くぼみを交番に前記バケットと係合するように十分に前記ローターを回 転し、それにより前記バケットが前記固定角度か、または前記駆動シャフトの軸 に対して平行な休息位置になるのを許容する回転手段を持っている請求項1に記 載の遠心機。 3.上方カム拘束突起は、前記バケットの外側への回動を駆動シャフトの回転軸 に対して約45°に制限するように設計されている請求項1に記載の遠心機。 4.下方カム駆動突起は、前記バケットの外側への回動を駆動シャフトの回転軸 に対して約45°に位置決めするように設計されている請求項1に記載の遠心機 。 5.上方カム拘束突起は、前記バケットの外側への回動を駆動シャフトの回転軸 に対して約45°に制限するように設計されている請求項2に記載の遠心機。 6.下方カム駆動突起は、前記バケットの外側への回動を駆動シャフトの回転軸 に対して約45°に位置決めするように設計されている請求項2に記載の遠心機 。 7.下方カム駆動突起は、前記バケットの外側への回動を駆動シャフトの回転軸 に対して約45°に位置決めするように設計されている請求項3に記載の遠心機 。 8.ローターを相対的に回転させる手段は作動ステップピンを含み、下方カムは 前記ステップピンを受入れるのに適したくぼみを有し、それにより前記カムの回 転を防止し、かつ前記ローター単独の回転を許容する請求項1に記載の遠心機。 9.ローターを相対的に回転させる手段は作動ステップピンを含み、下方カムは 前記ステップピンを受入れるのに適したくぼみを有し、それにより前記カムの回 転を防止し、かつ前記ローター単独の回転を許容する請求項3に記載の遠心機。 10.ローターを相対的に回転させる手段は作動ステップピンを含み、下方カムは 前記ステップピンを受入れるのに適したくぼみを有 し、それにより前記カムの回転を防止し、かつ前記ローター単独の回転を許容す る請求項5に記載の遠心機。 11.ローターを相対的に回転させる手段は作動ステップピンを含み、下方カムは 前記ステップピンを受入れるのに適したくぼみを有し、それにより前記カムの回 転を防止し、かつ前記ローター単独の回転を許容する請求項6に記載の遠心機。 12.バケットは(a)開いた下端と、(b)前記バケットの下端をカバーし、そ れにより前記チューブをその中に保持する回動ブラケットと、(c)前記ブラケ ットを係合しそして拘束するための作動化された部材とを有し、そして遠心機は 前記ローターを第1の方向に回転し、かつ同時に前記作動化部材が前記ブラケッ トを係合し、それにより前記ブラケットを前記バケットの下端から離して動かし て前記バケットから前記チューブが落下することを許容する手段を含んでいる請 求項1に記載の遠心機。 13.前記ローターを第1の方向とは反対の第2の方向へ回転し、そして前記作動 化された部材を脱作動し、それにより前記ブラケットを前記バケットの下の位置 へ復帰させる手段を含んでいる請求項12に記載の遠心機。 14.前記バケットの下に配置され、それにより前記チューブがバケットから落下 する時それを案内するガイドチューブを含んでいる請求項12に記載の遠心機。 15.選択可能角度バケットタイプのローターを有する遠心機であって、駆動シャ フト上に取付けられた前記ローターは上面および下面と、可逆方向駆動シャフト を有し、そして(a)遠心チューブを支持するのに適し、(b)前記ローターの 周縁に回動自在に取 付けられた、そして(c)遠心機の作動中上方へそして外側へ回動することがで きるバケットを持ち、 前記バケットは(a)開いた下端と、(b)前記バケットの下端をカバーし 、それにより前記チューブをその中に保持する回動ブラケットと、そして(c) 前記ブラケットを係合しそして拘束するための作動化された部材を含んでおり、 そして前記遠心機は、前記ローターを第1の方向に回転し、かつ同時に前記作動 化部材が前記ブラケットを係合し、それにより前記ブラケットを前記バケットの 下端から離して動かして前記バケットが前記チューブから落下することを許容す る手段を含んでいる遠心機。 16.前記ローターを第1の方向とは反対の第2の方向へ回転し、そして前記作動 化された部材を脱作動し、それにより前記ブラケットを前記バケットの下の位置 へ復帰させる手段を含んでいる請求項15に記載の遠心機。 17.前記バケットの下に配置され、それにより前記チューブがバケットから落下 する時それを案内するガイドチューブを含んでいる請求項15に記載の遠心機。
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