JPH11508157A - 歯根膜ポケット内の硫化物測定用の改良型装置 - Google Patents

歯根膜ポケット内の硫化物測定用の改良型装置

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JPH11508157A
JPH11508157A JP9503083A JP50308397A JPH11508157A JP H11508157 A JPH11508157 A JP H11508157A JP 9503083 A JP9503083 A JP 9503083A JP 50308397 A JP50308397 A JP 50308397A JP H11508157 A JPH11508157 A JP H11508157A
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ドナルド エル ムシンスキー
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ダイアモンド ジェネラル ディヴェロプメント コーポレイション
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    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
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    • A61C19/043Depth measuring of periodontal pockets; Probes therefor

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Abstract

(57)【要約】 歯根膜疾患振動用の探針(10)は、硫化物感応電極(30)と塩ブリッジ(38)によって連結された参照電極(32)とを有する。参照電極は飽和塩環境内に維持される。探針は、硫化物濃度を聴覚的に表示する信号発生器(24)を備えていてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 歯根膜ポケット内の硫化物測定用の改良型装置 発明の分野 本発明は、概して、歯肉炎や歯根膜疾患を検出する分野に関し、より詳細には 、歯根膜ポケット内の硫化物濃度を測定して、歯肉炎や歯根膜疾患の存在や大き さを検出するための改良型装置に関する。 関連した従来技術の説明 歯肉炎や歯根膜疾患は、広義にいうと、歯を囲む歯肉部分に炎症を生じさせる 疾患である。これらは、グラム陰性の嫌気性有機物の活動により生じると考えら れている。早期の症状では、歯を囲む歯肉縁が赤くなり、この縁が僅かに浮腫み 、また僅かに後退し、この縁を厳密に検査すると僅かに出血していたりする。も し、未検査のまま放置すると、歯肉炎や歯根膜疾患は、歯肉縁をひどく後退させ 、連続的に及び/又は自然に出血させ、歯自体が完全に健康であっても、歯肉、 セメント質、歯根膜及び歯槽骨を含む歯の周りの支持及び包囲構造体の腐食が原 因で歯が抜ける。米国では、毎年、歯自身の疾患や腐食よりも、歯肉炎や歯根膜 疾患により歯を失う方が多い、と考えられている。 典型的には、歯肉炎や歯根膜疾患の存在は、冒された歯の歯根膜ポケット、即 ち、歯肉溝を拡げる。歯肉溝は、歯肉細胞と歯との間の空間、即ちポケットであ る。この分野の多くの専門家は、歯根膜ポケットの深さと疾患の酷さとの間に相 関関係があると信じている。歯根膜ポケットの深さは、通常、歯茎の縁、即ち頂 部から、歯茎が歯と接合する上皮接合点までで測定される。この測定は、機械的 な探針で行われる。しかし、他の専門家は、幾人かの患者が、歯肉縁が相当深い ポケットであるにもかかわらず前記ポケット内の歯根膜疾患がまだ小さいか又は 非活性であることから、この相関関係の信頼性に疑問を抱いている。幾つかの場 合、疾患が部分的に存在し得るが、疾患を生じさせる有機物が存在しないか、又 はもし存在したとしても、ポケット内で活動しない。 治療の立場からは、活性化歯根膜疾患が歯根膜ポケット内に生じているか否か を知ることが重要であり、もしそうなら、疾患がどの程度酷いかを知ることが重 要である。従って、歯根膜ポケットの実際の深さが活性化歯根膜疾患の存在と必 然的な関連性がないなら、ポケットの深さを完全に測定しても、治療に必要な正 確な指針が得られない。活性化歯根膜疾患の存在や大きさを検出するより正確な 手段を見つけることが好ましいことは明らかである。 歯根膜ポケット内に活性化疾患物質があれば、前記ポケット内の硫化水素ガス の濃度を測定できることは知られている。the Journal of periodontology の1 980年10月号、603頁〜606頁に掲載されている M.C.Solis-Gaffar、K .N.Rustogi、及びA.Gaffarによって書かれた論文によれば、歯肉健康状態、嚢流 動体流(crevicular fluid flow)、及び嚢流動体(crevicular fluid)からの硫 化水素の生成物の間の関係は測定可能である。さらに、これら著者は、観察され た炎症の度合いと、歯肉嚢流動体のH2Sを発生する電位との間の確実で適度な 関係に気付いた。歯肉嚢流動体(GCF)内で発生する硫化物ガスとポケット内 のGCFの容量との間に、さらに優れた相関関係が発見された。Solis-Gaffar等 によれば、10ミリリットルのGCF毎に約8ナノグラムの硫黄から成る硫化水 素濃度が典型的に健康な歯茎であるのに対して、濃度40以上はひどい歯肉炎の 特徴である。 Solis-Gaffar等によって、歯肉嚢流動体の硫化水素発生電位を確定するために 用いられた方法はクロマトグラフィー法に関連しており、GCFを集めるための 裂け目の中に殺菌濾紙ストリップを挿入する。開示された分析方法は複雑であり 、適当なアミノ酸と共にストリップを3日間培養し、次いで、ガスクロマトグラ フィー及び炎光光度検出システムを用いて分析しなければならない。明らかに、 Solis-Gaffar等の論文に開示された方法は、実験的な目的としては役に立つが、 病院等に設置するには実用的でない。他の研究者は、歯根膜疾患に冒されている 疑いのある患者の歯と歯茎との間に酢酸鉛を浸み込ませた濾紙ストリップを入れ ることによって硫化水素の存在を検出することを試みた(A.ARizzo著Periodonti cs 1967年5:233 A.Horowitz及びL.E.Fole著 Periodontal Abstracts 1972年 20 :59参照)。既知のように鉛には毒性があるので、このような方法は明 らかに望ましくない。加えて、このような方法は、硫化物ガス、硫化イオン及び 溝流動体内の粒子の存在のみを検知するだけで、濃度は検知しない。従って、上 記した方法では、歯根膜疾患の経過を量に関して測定することはできない。 他の方法が、唾液内の特定の成分の存在を検出するか、又は電気化学的探針で ポケットを探査することによって歯根膜疾患の存在を検出するために提案された 。例えば、Pretiに対して特許された米国特許第 4,334,540号は、口内唾液中の ピリジンを検出するための方法を全般的に教示している。この参照文献は、唾液 のサンプルを集め、サンプルを培養し、唾液の上方の空間から唾液の揮発性成分 を集めることを教示している。この方法は、患者が歯根膜疾患を煩っているか、 それが進んでいるかの大ざっぱな結論を得るには遠回りな方法である。Krieteme ierに対して特許された米国特許第4,713,164号は、装置の入口に息を吹き込むこ とによってサンプルガス流が内部に入る手持ち式電気化学的検出手段を用いて息 の悪臭を分析する方法が開示されている。しかし、参照文献には、歯根膜疾患の 存在や発育の量を測定することに関して何ら教示されておらず、また、どのよう にして、特定の歯の位置の周囲で硫化水素測定を行うのかも教示されていない。 また、Journal of Periodontology 1983年 55:516-521 では、G.R.Mettraux等に よって、歯の溝内の酸素濃度を測定するために電気化学的センサが使用され得る ことが提案されている。Mettraux等は、 pO2電極を使用し、それを歯根膜ポケ ット内に挿入している。この方法では、歯根膜ポケット内の流動体が測定され、 歯肉下の周囲の特性が嫌気性か好気性かを確定する。最後に、カナダ国特許第 1 ,279,370号では、電気化学的センサが歯の溝内に挿入され、嚢流動体内の酸素、 アンモニア、水素、メタン、二酸化炭素、及び硫化水素から成るガス群から選択 した少なくとも二つのガスの比率をポーラログラフ分析法で確定する。この比率 測定値は、歯根膜疾患の特性、存在又は発育を示す公知のパラメータと相互に関 連がある。 特許第 5,275,161号は、歯肉溝内の硫化物レベルを電気化学的に検出し定量化 する方法及び装置を開示している。この方法は探針を使用し、探針は歯肉溝内に 挿入され、小型の測定電極及び参照電極を備える。電極間に生じる電位は硫化物 濃度を示し、従って、疾患の状態を示す。特許第 5,275,161号の方法は、非常に 正確であるが、幾つかの例では、硫化物は参照電極に有害であり、間違った結果 を導き出すことが考えられる。硫化物の悪影響の問題は、硫化物濃度が高いとき 、及び/又は測定が繰り返し行われるときに厳しくなる。測定及び参照電極を含 む種類の電気化学的システムでは、電極間の電位は各電極のイオン雰囲気に依存 する。特許第 5,275,161号に開示されているような硫化物測定システムでは、測 定された電位が参照電極の塩化物雰囲気に依存することが分かった。この作用は 、二つの電極が物理的に分離しているときには、参照電極の塩化物雰囲気が予想 できない方法で測定電極の塩化物雰囲気から変化し得るので、重要である。連続 した測定を患者に対して行う場合、読み取りの間に探針がすすぎ洗いされ、この すすぎ洗いにより電極のイオン雰囲気が変化し得るので、問題が複雑になる。従 って、電気化学的測定システムには、反復したすすぎ洗いを通しても使用に際し て安定している必要性がある。 従って、歯根膜硫化物濃度を測定するための電極システムには、硫化物の悪影 響に対する抵抗力が必要である。さらに望ましくは、このようなシステムは、正 確であり、安定であり、独立式であり、繰り返しの連続測定に使用することがで き、患者への接触部分を使用後に捨てることができるのに十分に価格が安い。 歯根膜疾患を測定するための従来技術のシステムに対するさらに他の問題は、 患者の口内での測定探針の位置決めが、かなりの度合いの操作の技術と注意を必 要とすることにある。溝の範囲は比較的小さく、歯根膜疾患の発育を正確に読み とるために、しばしば溝内で探針を動かす必要があり、技師は簡単には視覚的デ ィスプレイを監視することができない。従って、測定が間違った、不十分なもの になる。従って、リアルタイムで歯根膜硫化物濃度を表示し、ディスプレイを視 覚的に読み取る必要性のないシステムが必要とされる。 本発明によれば、歯根膜疾患の存在及び大きさを判断するためのシステムが提 供される。このシステムは、硫化物構造体による悪影響に感応しない探針を含む 。従って、このシステムは、歯根膜溝内で探針を操作しながら、リアルタイムで 硫化物レベル濃度を技師が非視覚的に監視することを可能にしている。本発明の これら及び他の利点は、以下の図面及び説明から明らかになる。 発明の概略的な説明 ここでは、サルカル流動体(sulcal fluid)を収容する歯根膜ポケット内の疾患 の存在及び大きさを、前記流動体内の硫化物濃度を測定することにより診断する ための探針が開示される。この探針は、歯根膜ポケットに入れる探針に配置され た先端を形成する第1端部を有するハウジングを備える。硫化物感応測定電極は 、その表面部分を前記先端に配置して前記ハウジングによって支持され、前記先 端が前記ポケット内に置かれたときに前記サルカル流動体との流動の連通を確立 する。探針は、さらに、参照電極を備え、この参照電極は、先端がポケット内に 置かれたときにサルカル流動体と直接接触しない場所にハウジングによって支持 されている。参照電極は、その表面部分が塩から成る本体に配置されている。ま た、探針は塩ブリッジ材料を備え、この塩ブリッジ材料は、前記先端がサルカル 流動体内に置かれたときに前記塩から成る本体と前記測定電極との間に伝導路を 確立するように配置される。探針は、さらに測定電極に接続される第1の電気出 力線と、参照電極に接続される第2の電気出力線とを有する。探針は、前記サル カル流動体に浸されたときに、前記サルカル流動体内の硫化物濃度に比例する前 記測定電極と前記参照電極との間の電位差を生じさせる。 別の実施の形態では、探針は測定電極と参照電極との間でハウジングによって 支持された水和層を有する。この水和層は、細孔内に塩残物が配置された重合体 マトリックスを備え得る。ある特定な実施の形態では、重合体マトリックスはセ ルロースアセテートから成り、細孔は、塩溶液から成る水相を含む。 特定の実施の形態では、参照電極は、塩化カリウムのような塩のペレット内に 配置され、そのほとんどの部分が、塩のペレットの主部分は塩ペレットに接触す る流動体に対して小さい開口のみを残すように、水不浸透性材料によって被覆さ れている。ある実施の形態では、塩ブリッジ材料は、内部に塩の粒子が分散配置 されている有機マトリックスから成っていてもよい。 さらに別の実施の形態では、探針は、聴覚信号発生器を備え、この信号発生器 は、測定電極と参照電極との間に生じる電位を感知して、それに対応する聴覚信 号を発生する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って構成された探針を示す図である。 第2図は、第1図の探針の一部の長手方向断面図である。 第3図は、第2図の探針の3−3線断面図である。 第4図は、第2図の探針の端面図である。 第5図は、参照電極と塩ブロック(salt block)とをより詳細に示す第2図の探 針の一部の長手方向断面図である。 発明の詳細な説明 本発明は、サルカル流動体の硫化物濃度を測定するための歯根膜探針を提供す る。本発明の探針は、硫化物の悪影響に対する抵抗になり、かつ、繰り返し洗浄 して作業するに適している。第1図は、本発明の原理に従って構成された典型的 な探針10を示している。探針10は、技師が簡単に取り扱え、かつ患者の口の 中でうまく操作できるように構成された長さ及び直径のハウジング12を有する 。ハウジング14の一部は、患者のサルカルポケットに入れるために構成された 比較的小さい直径の先端を形成している。 以下に詳しく説明するように、探針10は硫化物感応電極と参照電極とを有す る。これらの電極は、各々仮想線で示される導電線16及び18に接続されてい る。導電線16、18は、電気化学的分析器20に電気的に連結される。前記分 析器20は、オプションとして、この分析器20に連結された音響発生器24を 含んでいてもよい。 作業中は、探針は、その先端部分が患者のサルカル流動体内に浸されるように 配置され、測定電極が流動体に接触させられる。また、以下に詳しく説明するよ うに、参照電極はサルカル流動体内に実際には浸されていないにも関わらず、塩 橋を介してサルカル流動体に電気的に連絡される。測定電極と参照電極との間に 電位が発生し、この電位がサルカル流動体内の硫化物濃度に比例する。電気化学 的分析器20は、電極間の電位を感知し、硫化物濃度を直接示すか、又は相関的 に示す表示を提供するように作用する。これら2つの表示例では、技師がサルカ ルポケットに探針を正確に位置決めしながら視覚的ディスプレイを観察すること は困難なので、電気化学的分析器20と連絡する音響発生器24を使用すればよ い。音響発生器24は、電極間で発生する電位を示す聞き取り可能な信号を生成 する。音響発生器24は、測定した電位と相関して変化するピッチや音量を有す る信号を提供するように作用し得、また、音響発生器24は、予め選択された電 位に達したときのみ信号を提供する方法で作用し得る。 サルカルポケット内の硫化物濃度が空間的な変化を持つことが分かった。一般 に、最も高い硫化物濃度を測定することが最も好ましい。聞き取り可能な信号発 生器の使用は、電位の高さを直接非視覚的信号で提供することによって、ポケッ トの探査を簡単にする。この実施例のさらなる改良では、電気化学的分析器は、 それが基準となるように測定された最高電位を記憶するよう作用し得る。 第2図を参照すると、探針10の部分14の拡大断面図が示されている。この 部分14は、その第1端部28にある先端を含み、この先端は探針での作業とき に歯根膜ポケット内に配置される。 図面に示すように、第2図に示されたハウジングの一部は、ポリマーのような 電気的絶縁材料の本体で作られた先細りの部材42として構成されている。ハウ ジングは、その上に先端の様々な構成部材が取り付けられる堅固な材料から成る 本体を備え、また、硬化性樹脂で形成され得る。硫化物感応測定電極30はハウ ジング内に配置される。この電極は、最も好ましくは、硫化イオンとの電気化学 的反応に耐えられる材料で形成される。特に好ましい材料は銀から成り、従って 、電極30は、単に、良質な銀ワイヤから成っていてもよい。他の例では、電極 は、銀でコーティングしたステンレススチールワイヤのようなワイヤから成って いてもよい。硫化物と反応する他の金属、例えば、アンチモンも同様に使用され 得る。測定電極30は、その表面部分、例えば、第4図に示すような部分30’ が、サルカル流動体と接触するために探針の先端28で露出される。 この技術分野で知られているように、測定電極30と電気化学的に関連して配 置された参照電極は、硫化イオン濃度の電位表示を提供するために使用しなけれ ばならない。図示の実施例では、参照電極32は探針内に配置されている。特に 好ましい参照電極は、銀/塩化銀電極から成り、典型的には銀ワイヤに塩化物コ ーティングを施すことによって提供される。幾つかの例では、塩化物コーティン グは、実質的にワイヤの全長を覆うように施され、また、他の例では、ワイヤは 実質的にその全長に亘って絶縁され、ワイヤの自由端を覆うように配置された塩 化銀の本体を有する。このような構造の全ては、本発明を実施するときに使用す ることができる。参照電極の動作電圧はそれが晒される塩化イオン濃度の対数に 左右されることが分かった。そして、従来技術の電極システムを使用する場合、 参照電極の近傍で塩化イオン濃度の値が広範囲に変化でき、途中で電極をすすぎ 洗いすると、このような変化がさらに増大することが分かった。塩化物濃度の変 化の結果、参照電圧に変動が生じ、従って、硫化イオン濃度の最終読取で変動が 生じる。本発明によれば、仮に参照電極が飽和塩化物溶液中に配置されていても 、参照電極の出力が安定し得る。このために、参照電極32は塩化カリウム34 のような粒状の塩の内部に配置される。第5図により良く示されているように、 粒状の塩化カリウム34は、ハウジング42の材料によって部分的に覆われ、好 ましくはエポキシ樹脂層のような、水分不浸透性材料36によって覆われた自由 表面から成る重要な部分を有する。水分不浸透性層36は、粒状の塩化カリウム 34の全てではないがほとんどの部分を覆う。探針は、使用する場合には初めに 、洗浄/水和溶液に浸される。この溶液は不浸透性層36の開口に入り込み、粒 状の塩34を湿らせ、参照電極32の部分に飽和溶液を生成する。実際、不浸透 性層36の開口は比較的小さく、探針を実質的に洗浄したときに、水の侵入を制 限し、粒状塩化物34の分解を制限する。 正確な読取を得るためには、測定電極と参照電極とを電気的に連絡させる必要 がある。上述のように、使用中に参照電極をサルカル流動体内に配置する従来技 術のシステムでは、電極の硫化物の悪影響が原因で問題が生じる。本発明によれ ば、参照電極はサルカル流動体との接触から離され、参照電極と測定電極との間 のイオン伝導性が塩橋を通して確立する。図面に示すように、塩橋38は塩パレ ット34から探針の先端28まで伸びている。この技術分野で知られているよう に、塩橋材料は、イオン伝導性を提供するために内部に可動イオンを収容した本 体を有する。本発明を実施するための、特に好ましい塩橋材料は、複数の相互連 結した通路を有し、通路内に水溶性塩溶液が収容されている開口格子を画定する 基本マトリックスを備える。特に好ましい塩橋材料は、内部に塩化カリウムを収 容したエポキシポリマーマトリックスから成る。 本発明によれば、参照電極32を囲む塩パレット34と測定電極30に隣接し た先端の領域との間に、内部に塩が分散配置されたエポキシポリマーから成る層 38を配置することによって、探針の内部に塩橋を簡単に設けることができるこ とが分かった。好ましくは、塩橋は、硬化性エポキシ樹脂の薄層をコーティング し、硬化されていないエポキシ層の上に塩化カリウムを散在させることによって 作られる。塩は層に浸透し、層は実質的に硬化する。電極の初期洗浄中に塩橋層 が水和されるときに、ブリッジの表面に露出された塩が水和して導電表面層を形 成する。下層マトリックス内に埋め込まれた塩は、導電表面を再生させるために 連続して洗浄している間にマトリックスから濾過される。本発明の実施に当たっ ては様々な種類の塩が使用され得るが、溶液中のカリウムイオンと塩化イオンの 可動性が比較可能であり、それにより空間電荷効果等を回避することができるの で塩化カリウムが特に好ましい。エポキシ樹脂を、塩橋を構成する一つの好まし い材料として説明したが、本発明の範囲内であれば、ブリッジの水和及び作用中 に連続的に濾過される塩結晶体を収容することができる無機材料や有機材料を含 む任意のマトリックス材料から塩橋が構成され得ることは理解される。 本発明の他の特徴によれば、水和層40が探針の参照電極、測定電極及び塩橋 の範囲に設けられる。この水和層40は、滑らかなオープン構造の被覆層から成 り、これは電極と塩橋との間の水和状態を維持し、塩橋の形成においてより広い 公差を許容する。第2図〜第5図に示すように、水和層40は、塩橋層38を保 護するように探針の先端を被覆する層から成る。特定の水和層は細孔を満たす塩 残物を含む多孔性セルロールアセテート層から成る。この層は、有機セルロース アセテート溶液である有機相と、水溶性塩溶液から成る水相とを有するエマルジ ョンをコーティングすることによって用意され得る。有機溶剤の蒸発によって、 水相はセルロールアセテートマトリックス内に捕らえられる。水滴の連続的な蒸 発によってコーティングマトリックスの細孔は開けられ、初期洗浄/水和工程の 間にコーティングの水和を助ける塩残物が残る。 様々な材料が水和層に使用され得る。ある好ましい材料はセルロースアセテー トを含み、1%までの4M塩化カリウムの水溶液によってエマルジョン化された アセトン中に30%セルロースアセテートの溶液から形成できることが分かった 。水和層の他の実施例は、セルロースアセテート−酪酸塩やビニル基等のような 様々なポリマーから形成され得る。一般的に、ポリマー及び溶剤システムは、細 孔を与えて塩を含んだマトリックスを残しながら水相と共に有機相の初期蒸発が できるように選択されるべきである。 使用に際しては、本発明の探針は、水和層、塩橋及び塩パレットを湿らすよう に初めに洗浄/水和溶液によって濯がれる。洗浄/水和溶液は水から簡単に生成 され得、また、弱塩溶液から生成され得、さらに、殺菌剤や表面活性剤等を含み 得る。水和の前か後の何れかに、探針は、探針の第1及び第2のリード線に取り 付けられる小型同軸コネクタケーブルのような標準的なコネクタによって、D. G.Electro-Chem分析器(型式1200)のような標準的な電気化学的分析器に電気 的に接続される。分析器のモードスイッチは基準位置まで下げられ、選択制御手 段は、(大部分の他の制御を非動作状態にする)低電圧位置に設定される。分析 器の電力供給スイッチが入れられ、探針の先端は殺菌剤 0.5モルのNaCl溶液 内に置いてもよい。ベースラインの読取は、通常、探針の第1及び第2の電極間 の電位差、言い換えれば、塩溶液における銀/塩化銀の電位に対する銀の電位差 を反映する30〜100mV+の間の変化で行われ得る。必要ならば、その後、 探針は公知の濃度の硫化イオンを含む測定溶液に浸され、その動作を照合させ得 る。 一度水和されたら、探針は患者の歯根膜ポケット内への挿入に使用できるよう になる。探針は、それが、歯根膜サルカル流動体に接触するように挿入される。 上述のように、探針は、通常の使用では参照電極が直接サルカル流動体に接触し ないように構成されている。サルカル流動体内の電解質が電極間に、流動体内の 硫化物の濃度に対応する大きさの電位差を生じさせる。典型的には、臨床治療で 観察可能な病気にかかった、又は炎症を起こしたポケットは、分析器に500〜 700mV+の範囲で読み出されるべきである。250〜500mV+の範囲の 反応は、従来の手段では簡単には診断できない無症状の疾患を示す。このレベル より低い読み出しがボーダラインである。ボーダライン(例えば、250mV+) より低いベースライン(典型的には30〜100mV+)までの読み出しは、活 性化疾患がないことを示す。 各ポケットの測定後、探針の先端は殺菌濯ぎ溶液に浸される。上述のように、 参照電極の特別な構造により、濯ぎ工程の間の塩の分解や減少が防止される。 探針のある特定の構造について説明してきたが、ここに開示した原理に従って 、他の構成でも実施することができる。例えば、探針は、ハウジングが中空でテ ーパ状の円筒状本体から成り、この本体が参照電極、塩パレット、塩橋及び水和 層に加えて測定電極を内包する逆の構造で構成されていてもよい。他の実施例で は、測定電極が円筒状本体から成り、この本体で電極とその先端とを形成しても よい。この特定の実施例では、参照電極は、参照電極を形成する本体の電気絶縁 コーティングで覆われた部分に配置されていてもよく、既に説明したように塩橋 によって、それに接続される。参照電極は、さらに別の構成で配置されていても よく、塩橋材料によってサルカル流動体から離間され、参照電極と測定電極との 間にイオン伝導性が確立される構成でも配置されていてもよい。 上記したことを考慮すると、本発明は、多くの他の改良及び変形が行われ得る 。上述の図面及び説明は、本発明の特定の実施の形態の説明を意味するもので、 その原理に限定することを意味するものではない。以下の請求の範囲は、全ての 同等物を含み、本発明の範囲を規定している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 27/416 G01N 27/46 386G 27/30 313F

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サルカル流動体を含む歯根膜ポケット内の疾患の存在及び大きさを、前記流 動体内の硫化物の濃度を測定することによって診断する探針であって、 歯根膜ポケットを探査するために構成された先端を画定する第1端部を備え たハウジングと、 その表面部分を前記先端に配置して前記ハウジングによって支持され、前記 先端が前記ポケット内に置かれたときに前記サルカル流動体との流動体連絡を確 立する硫化物感応測定電極と、 前記先端がポケット内に置かれたときに前記サルカル流動体に接触しない位 置で前記ハウジングによって支持され、その表面部分に塩から成る本体が配置さ れている参照電極と、 前記先端がサルカル流動体内に置かれたときに前記塩から成る本体と前記測 定電極との間に伝導路を確立するように配置された塩ブリッジ材料と、 測定電極に電気的に接続された第1の電気出力線と、 参照電極に電気的に接続された第2の電気出力線とを備え、 前記探針が、前記サルカル流動体に浸されたときに、前記サルカル流動体内 の硫化物濃度に比例する前記測定電極と前記参照電極との間の電位差を生じさせ る、ことを特徴とする探針。 2.塩ブリッジ材料から成る前記本体に接触させて配置された水和層をさらに有 する、ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の探針。 3.前記水和層が多孔性有機ポリマーから成り、細孔内に塩が配置されている、 ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の探針。 4.前記有機ポリマーがセルロースアセテートから成る、ことを特徴とする請求 の範囲第3項に記載の探針。 5.前記塩から成る本体の表面が、水不浸透性コーティングによって覆われた主 部分と、前記コーティングで覆われていない補部分とを有する、ことを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の探針。 6.前記塩から成る本体が、カリウム塩化物の本体である、ことを特徴とする請 求の範囲第5項に記載の探針。 7.前記塩ブリッジ材料が、内部に塩の粒子が配置されている有機マトリックス から成る、ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の探針。 8.前記有機マトリックスがポリマーから成る、ことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の探針。 9.前記ポリマーがエポキシポリマーから成る、ことを特徴とする請求の範囲第 8項に記載の探針。 10.前記塩がカリウム塩化物から成る、ことを特徴とする請求の範囲第7項に記 載の探針。 11.前記第1及び第2の電気出力線に電気的に接続された聴覚信号発生器をさら に備え、該信号発生器が前記測定電極と前記参照電極との間で発生する電位を感 知し、それに対応する聴覚信号を提供するように作用する、ことを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の探針。 12.サルカル流動体を含む歯根膜ポケット内の疾患の存在及び大きさを、前記流 動体内の硫化物の濃度を測定することによって診断する探針であって、 患者の口の中で簡単に操作でき、かつ巧く扱うことができる長さ及び直径を 有するハウジングと、 歯根膜ポケットを探査するように構成され、前記ハウジングの第1の端部に 配置される先端と、 その表面部分を前記先端に配置して前記ハウジングによって支持され、前記 先端が前記ポケット内に置かれたときに前記サルカル流動体との流動体連絡を確 立する硫化物感応測定電極と、 前記ハウジングによって支持された参照電極と、 測定電極と参照電極との間にイオン伝導性を確立し、参照電極がサルカル流 動体に直接接触することを防止するように配置された塩ブリッジ材料から成る本 体と、 前記測定電極に電気的に接続された第1の電気出力線と、 前記参照電極に電気的に接続された第2の電気出力線とを備え、 前記探針が、前記サルカル流動体に浸されたときに、前記サルカル流動体内 の硫化物濃度に比例する前記測定電極と前記参照電極との間の電位差を生じさせ る、ことを特徴とする探針。 13.サルカル流動体を収容した歯根膜ポケット内の疾患の存在及び大きさを診断 するシステムであって、 第1の端部に歯根膜ポケットを探査するために構成された先端が配置された ハウジング、測定電極及び参照電極を備え、前記先端が硫化物含有流動体に浸さ れたときに、前記流動体内の硫化物濃度に比例する電位を電極間に確立するよう 作用する硫化物感応探針と、 前記探針に電気的に接続され、前記電極よって生じる電位を感知して、それ に対応する聴覚信号を提供する聴覚信号発生器とを備えている、ことを特徴とす る診断システム。 14.前記信号発生器が、前記電位に対応する視覚表示を提供するようさらに作用 する、ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の診断システム。 15.前記信号発生器が、感知した最高電位のデータ表示を記憶するようにさらに 作用する、ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の診断システム。
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