JPH11507676A - ホウ酸添加剤による潤滑作用の改善 - Google Patents

ホウ酸添加剤による潤滑作用の改善

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JPH11507676A JP9501873A JP50187397A JPH11507676A JP H11507676 A JPH11507676 A JP H11507676A JP 9501873 A JP9501873 A JP 9501873A JP 50187397 A JP50187397 A JP 50187397A JP H11507676 A JPH11507676 A JP H11507676A
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Abstract

(57)【要約】 ホウ酸添加剤と熱硬化性材料を含む合成ポリマーとを含む自動注油式樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 ホウ酸添加剤による潤滑作用の改善背景技術 本発明は、ホウ酸および油またはグリース、またはその他の潤滑剤基剤の混合 物から調製される改善された潤滑剤に関する。本発明は、ホウ酸および/または ホウ酸を形成する酸化ホウ素および種々の工業用ポリマーの混合物から調製され る改善された自動注油式複合潤滑剤にも関する。特に、本発明は特定範囲の大き さと量のホウ酸粒子を混合物および/または懸濁液中に含む混合物に関する。潤 滑剤は、機械部品の保護と機械の運転寿命の延長に重要な役割を果たす。効率と 性能が高くなるのに伴い、機械はより注文の厳しい、難しい条件で運転されるた め、潤滑剤の特性の至適化は未だ主な目的となっている。多くの添加剤が開発さ れているが、現在潤滑剤から生じる増加しつつある要求を満たすためになすべき 事は多々ある。発明の目的 従って、本発明の目的は改善された潤滑剤を提供する事である。 本発明のもう一つの目的は、新しい潤滑剤添加剤を提供する事である。 本発明の更なる目的は、改善された固相潤滑剤添加剤を提供する事である。 本発明の更なる目的は、そのまま潤滑剤として使用するために、あるいはその 後別の潤滑剤に添加して別の潤滑剤の潤滑性を改善するために濃縮物として使用 するために、潤滑剤基剤にホウ酸固体が分散された新しい潤滑剤を提供する事で ある。 本発明の更なる目的は、ホウ酸添加剤を使用してセラミック、樹脂および/ま たは金属部品を潤滑にする改善された方法を提供する事である。 本発明の更なる目的は、潤滑剤基剤にホウ酸およびポリマー固体添加剤を含む 新しい多機能潤滑剤を提供する事である。 本発明の更なる目的は、樹脂/ポリマー複合物および/または系の一部として 使用する改善された固体潤滑剤と方法を提供する事である。 本発明のその他の目的、特徴および利点は、添付の図と具体例と組み合わせれ ば、以下の概要と請求項から本技術に精通する者にとって明らかである。図面の簡単な説明 図1は、下記表IIIと添付の本文に説明されているように、ポリイミド樹脂複 合物と本発明のホウ酸添加剤をその中に含めたポリイミド樹脂の摩擦係数を比較 した図である。上のプロットはポリイミド系基剤に関して決定された係数を示し 、下のプロットは本発明のポリイミド/ホウ酸/酸化物複合物に対応している。 参照したASTM法と同じく、比較は10N、6rpm、20-80%R.H.、R温度(室温)で実 施した。発明の概要 本発明は、その多様な観点から、樹脂組成物と共に潤滑組成物を提供する。本 発明は、上記に概説された問題と欠点を含む従来の技術における公知の問題と欠 点を克服する。一部、本発明は固体結晶ホウ酸と非水性潤滑剤基剤を含む潤滑組 成物である。好ましい実施例において、非水性潤滑剤基剤には、石油、鉱油、合 成油、シリコーン油、これらの混合物、非水性溶媒、鉱物グリース、合成に基づ くグリース、その混合物が含まれるが、これらに限定されない。また、好ましい 実施例において、摩擦と摩耗を減少させるホウ酸は、組成物の0.05-50重量パー セントである。非常に好ましい実施例において、ホウ酸は組成物の0.1-1.0重量 パーセントである。また、ホウ酸の結晶はは約0.1-40ミクロンの大きさである。 本技術に精通する者にとって明らかなように、より小さな粒子/結晶サイズのホ ウ酸を使用することにより、利点が増す。粒子/結晶サイズは全て、本発明のホ ウ酸 を提供するためにに利用可能な技術によってのみ制限される。また、ホウ酸成分 の重量パーセントは、利用可能な調合技術と潤滑性を改善するために必要なホウ 酸の量によってのみ制限される。本発明の同様の特徴は、下記を含む樹脂組成物 に当てはまり、同じ効果を発揮する。 この様な潤滑組成物の実施例には更に、抗酸化剤、金属不動態化剤、錆止め剤 、粘度指数向上剤、流動点降下剤、分散剤、洗剤、極圧添加剤、抗摩耗添加剤、 およびその混合物を更に含める事ができるが、これらに限定されない。特に、追 加の添加剤が分散剤の場合、分散剤はホウ酸を潤滑剤基剤全体に均一に維持する ために十分な量が存在する。 非常に好ましい実施例は、潤滑剤基剤がグリースである。あるいは、それに限 定はされないが、非常に好ましい実施例は、上記に記載されているような潤滑組 成物を添加された油組成物である。後者の実施例に関して、潤滑剤基剤は、油組 成物にホウ酸添加時、所望の潤滑特性を提供するのに十分量のホウ酸が含まれる 様な、ホウ酸の濃度または重量パーセントが高い非水性溶媒であるか、それを含 めることができる。この様な方法で、本発明の潤滑組成物は、その後油、グリー スなどに添加するための濃縮物として使用できる。 一部、本発明は粒子状ホウ酸添加剤と合成ポリマーを含む固体樹脂組成物で、 これによってホウ酸添加剤は、その成分から形成され、引き続き処理される時に その組成物を潤滑にするのに十分な量が、ポリマー内に分散される。これに加え て、この様な樹脂は、滑り、転がり、回転接触の観点から有用な意外な極めて低 い摩擦および摩耗特性を提供される。本発明の一形態において、樹脂の形成およ び/または処理条件において、添加剤はホウ酸と水の水和生成物である。添加剤 が同一であるかどうかに関わりなく、ホウ酸添加剤は組成物の約0.05-50重量パ ーセントである。非常に好ましい実施例において、ホウ酸添加剤は約0.1-1.0重 量パーセントである。 好ましい実施例において、ホウ酸添加剤の粒子の大きさは約0.1-500ミクロン である。同様に、本技術に精通する者にとって明らかな様に、添加剤が均等に分 布していることは必ずしも必要ではないが、好ましい。粒子の大きさに関して、 本技術に精通する者により、粒子の大きさは加工処理と調合のパラメーターと共 に樹脂適用の関数となり得る。前述の検討事項に加えて、技術的に達成可能な粒 子の大きさはどれでも本発明により使用する事が可能で、結晶の破砕により所望 の水準よりも観察される潤滑性が低下する可能性があることが明らかにされてい る。 好ましい実施例において、本発明の樹脂組成物との配合に有用なポリマーは、 ポリイミド、ポリアミド、エポキシ樹脂、テフロン材料および構造的に関連があ るフッ素ポリマーを含むポリオレフィンおよびポリウレタンが含まれるが、これ らに限定されない。あるいは、同様の効果を持つこの様なポリマーは熱硬化性プ ラスチック材料である。 本発明の種々の実施例は、グラファイト、二硫化モリブデン、フッ素化ポリエ チレンを含むがこれらに限定されない、その他の潤滑剤および/または充填剤と 組み合わせて使用できる。同様に、この様な樹脂組成物には炭素繊維を含める事 ができる。 一部において、本発明は、ホウ酸添加剤と熱硬化性ポリマーを含む自動注油式 樹脂組成物で、これによってホウ酸添加剤は組成物の摩擦係数を低下させるのに 十分な量が組成物中に分散される。好ましい実施例において、添加剤は酸化ホウ 素で、樹脂形成および/または加工処理条件において、水と反応する際、ホウ酸 が形成される。 添加剤が摩擦または摩耗を低下させる酸化ホウ素であるかどうかに関わりなく 、この様な添加剤は好ましくは、組成物の約0.05-50重量パーセントである。非 常に好ましい実施例において、添加剤は組成物の約1.0-20重量パーセントで存在 する酸化ホウ素である。上記の検討事項に加えて、添加剤が酸化ホウ素であるか どう かには関わりなく、添加剤は好ましくは約0.1-500ミクロンの大きさの粒子であ る。この様な自動注油式樹脂には添加成分として炭素繊維を含める事ができる。 本発明の好ましい形態の1つにおいて、潤滑剤基剤への添加剤は、ホウ酸また はホウ酸を形成する酸化ホウ素の分散剤の形態を取る。この実施例のホウ酸添加 剤は、粒子径約0.5から100ミクロンの範囲の固体粒子の形態で入手できる。この 添加剤の好ましい形態は、本質的にホウ酸粉末で、カリフォルニア州ロサンゼル スのU.S.Borax社から入手できる。その結果得られるその中にホウ酸を分散させ た潤滑剤は、潤滑剤に懸濁されると、ホウ酸の摩擦特性が低い利点を獲得する。 潤滑剤基剤の例は、石油に基づく油、合成油、鉱油、炭化水素に基づく油、シリ コーン油などの油、または好ましくはホウ酸と反応しないその他の適切な潤滑剤 である。例えば、望ましくない反応には、ホウ酸の層状結晶構造の破壊または大 きな乱れである。本発明の範囲を制限せずに、ホウ酸の粒子は、圧と摩擦牽引力 が大きい条件下に、荷重面と相互作用し、優れた反発弾性と耐荷重能を提供する 。結晶ホウ酸粒子の層状構造は、比較的容易に互いに滑り合い、摩擦と摩耗を減 少させることができる。 本発明のホウ酸は、約170℃までの温度で運転されるシステムに特に有用であ る。その時ホウ酸は潤滑剤基剤の中に成分として分散されており、その結果混合 物の性能は大きく改善される。 別の実施例において、ホウ酸およびホウ酸を形成する酸化ホウ素は、ポリマー と混合され、約170℃までの温度で潤滑剤として使用できる。その結果得られた 潤滑剤は、混合物の性能が改善されたものである。試験により、対応する従来の 潤滑剤、特に潤滑剤が循環されている潤滑系に関して、10-1000%以上のオーダ ーの改善が示されている。 最も好ましい実施例において、少なくとも0.1から0.2重量%の量で存在するホ ウ酸との安定した懸濁液の形成を促進するために、ホウ酸の粒子の大きさは約0. 2から40ミクロンである。油の中に混合および/または分散できる固体粒子の量 は、粒子の大きさに依存する。粒子の大きさが小さいほど、油の中に懸濁できる 粒子の量は増える。一般に、油にとって好ましい範囲は約0.5から50重量パーセ ント、グリースにとって約1-50重量パーセントで、最も好ましい範囲は油にとっ て1-15%、グリースにとって1-20%である。 油とグリースに添加されるホウ酸粒子の大きさと量は一般に、その結果生じる 、懸濁液中に固体粒子を含む潤滑剤混合物の用途によって決定される。最終混合 物中に添加剤が実質的に均質または安定して分散させるために、従来の器具と技 術を使用できる。安定した分散とは、安定剤と担体液体媒質の存在下に固体潤滑 剤粒子が分離した別々の粒子として存在する混合物を意味する。潤滑剤基剤に粒 子を均質に分散させる方法は、本技術において公知である。より大量のホウ酸を 含む濃縮物をまず調製し、次に従来の油またグリースに加えることも可能である 。潤滑剤は更に、潤滑剤の基本特性を更に改善するその他の添加剤を含める事が できる。その様な添加剤には、抗酸化剤、金属不動態化剤、錆止め剤、粘度指数 向上剤、流動点降下剤、分散剤、洗剤、液体および固体タイプの極圧添加剤、抗 摩耗添加剤が含まれる。本発明の潤滑剤組成物の調製に有用な潤滑剤基剤のグリ ースは、極圧に適用される基剤として使用される公知のグリースのいずれでも良 い。 予備試験により、未処理ポリマー基剤と比較すると、本発明に従って調製され る自動注油式ポリマー複合物は、摩擦を50%から90%減少させることができ、摩 耗は測定できないくらいまでに減少させることが示されている。従来のポリマー に組み入れられた酸化ホウ素粒子は、抗摩耗および抗摩擦特性を増強し、それら の物理的強度と耐荷重能を増加させることが明らかにされている。本発明の潤滑 剤添加剤は、摩擦および摩耗の非常に少ない移動する樹脂/ポリマー面を提供す る。従って、これらのポリマーの滑り性能と摩耗までの期間を顕著に増大する。 滑る物体の温度、ノイズレベル、振動は低下し、効率は顕著に高くなる。 本技術において通常の技術を有する者にとって明らかなこれらおよびその他の 利点は、摩擦および摩耗特性を強化するために、酸化ホウ素とポリマーの混合物 の形態で、本技術に精通する者にとって公知の充填剤を使用することにより達成 できる。 本発明の添加剤は酸化ホウ素であり、粒子サイズが直径約0.5から1,000ミクロ ン以下の固体粒子の形態で利用できる。本発明の混合物はユニークで、適切なポ リマーと混合された酸化ホウ素の表面に自然に形成される滑りやすいホウ酸フィ ルムの利点を持つ。酸化ホウ素の粒子は、高い圧および摩擦牽引力において、荷 重表面と相互作用し、優れた荷重面と相互作用し、優れた反発弾性と耐荷重能を 持つホウ酸フィルムを形成する。ポリマーと混合された酸化ホウ素粒子は、周囲 の大気中の水分と反応することによって、露出面でホウ酸を形成する。表面フィ ルムは結晶ホウ酸の層から成り、これらの層は比較的容易に互いに滑り合い、摩 擦と摩耗を減少させる。 ポリマー中に酸化ホウ素を含むこの様な複合構造に関しては、性能を2から9倍 のオーダーで改善することが可能である。これらのタイプのポリマー複合物は、 自動注油式ポリマー複合物を作製する技術に携わる者にとって公知である。ホウ 酸を形成する酸化ホウ素の粒子サイズは、ポリマーの用途によって異なるが、0. 1 から500ミクロンの範囲で、0.05重量パーセント以上の量が好ましい。ポリマ ーの中に混合および/または分散できる固体酸化ホウ素の量は、粒子のサイズに 依存する。粒子のサイズが小さいほど、ポリマーの中に組み入れられる酸化ホウ 素の量は多くなる。一般に、好ましい範囲は0.05 から50重量パーセントで、最 も好ましい範囲は1から20%である。ポリマーに加えるべきホウ酸粒子のサイズ と量は、その結果生成される複合物構造の用途によって決定される。最終組成物 に均質に酸化ホウ素を分布させるために、従来の器具と技術を利用できる。この 様な分散方法は、固体媒質に固体を分散する技術に精通する者にとって公知であ る。これ らのポリマーには、プラスチック、ゴム、エラストマー、ポリイミド、ナイロン 、エポキシ樹脂、テフロンが含まれる。混合用の特定のポリマーの選択は、用途 によって異なり、本技術に通常の技術を有する者により容易に決定される。 具体例 以下の具体例は、本発明を説明する事を目的としており、これを限定する事を 目的としていない。特に指示されていない限り、全ての量は重量により表示され ている。 具体例1。ホウ酸、潤滑油またはグリースの混合物 本具体例は、ホウ酸および油またはグリースの混合物を使用することにより性 能がどの位改善されるかを示すものである。本具体例において、市販の鉱油とモ ーター油を粒子サイズが約0.2-40ミクロンで、1から50重量パーセントの量のホ ウ酸粉末と混合する。この混合物をガラス容器に入れ、少なくとも2時間マグネ チックスターラーを用いて激しく撹拌する。次に混合物を潤滑剤として摩耗試験 機で使用する。試験機の機能と主な特徴は、1990 Annual Book of ASTM Standar ds,Volume3.02,Section 3,Pages 391-395 に記載されている。この試験にお いて、先端が半径5インチ(127mm)の半球のスチール(440C、および52100)および アルミナ(Al2O3)製ピンを摩耗試験機のピン-ホルダーに固定し、回転している スチールまたはアルミナ製ディスクに押しつけた。固定されたピン-ホルダーを 下方に押しつけるてこ装置を通して、回転しているディスクに特定の荷重をかけ る。被験潤滑剤が固定されたピンを被覆している。明示された温度、圧力、速度 にて、明示された距離に関して実施された試験後、チャート記録装置から定常状 態の摩擦係数が得られ、これを表Iに示す。摩耗率は、1990 Annual Book of AS TM Standards,Volume3.02,Section 3,Pages 394に示されている式から計算し 、メートルあたりの立法ミリメートル(mm3/m)で表されている。得られた摩耗率 の結果と摩擦係数を表IIに要約する。 具体例2。濃縮(約10重量パーセント)ホウ酸水溶液を、マグネチックスター ラーを使用して70℃で調製した。混合/溶解過程で視認できる沈殿の発生を防止 するように注意を払った。やはりマグネチックスターラーを用いて、濃縮ホウ酸 溶液を石油を基剤とするグリース製品と70℃で均質に合わせた。合わせたグリー ス/ホウ酸混合物を、大気中より低い圧力(5から27インチHg)と約250°Fの温 度で維持された脱水オーブンに入れ、急速蒸発させ、グリース生成物を提供した 。 上記の方法で調製されたグリース生成物を、化合物の結晶の形態を分析するた めの、あるいは結晶が存在しないことを分析するための有用な技術であるラマン 分光器にかけた。放射線の吸収に基づく赤外分光器と対照的に、ラマン分光器は 明確な分子構造の結果として放射線の反射が関与している。結晶材料は、ユニー クなラマンスペクトルを示す明確な三次元構造を持っているが、不定形材料は、 結晶構造を持たない材料と同じく、明確な特徴を持たないラマンスペクトルを提 供する。上記の様に調製されたグリース生成物を、調製後約20時間後にラマン分 光器を用いて分析し、これを何も加えないグリースのスペクトルとまず比較し、 次に結晶ホウ酸のスペクトルと比較した。 ホウ酸のラマンスペクトルは、875cm-1辺の顕著なピークによりを特徴づけら れる。これに対して、前記グリース生成物のラマンスペクトルは875cm-1には何 も反応を示さないが、823cm-1に鋭いピークを示す。スペクトルは、ホウ酸に特 徴的なピーク(875cm-1)が存在しない点が顕著で、グリース混合生成物が結晶ホ ウ酸を含んでいないことを実証している。 これに反して、本発明に従って調製されたホウ酸/グリース混合物は、876cm 1 においてピークを示すラマンスペクトルを示した。これは、前記グリース生成 物のスペクトルには認められない結晶ホウ酸に特徴的なスペクトルである。(ピ ーク強度が小さく、位置がややずれているのは、固体ホウ酸よりも混合物が低濃 度のためである。) 本発明の特徴を更に明確にするために、酸化ホウ素組成物を調製し、この様な 組成物が大気中の水分を吸収することによりホウ酸を形成する能力を評価した。 そこで、市販の酸化ホウ素粉末を脱水オーブンのなかに入れ、約27インチHgの大 気中より低い気圧で350°Fにて20から25分間加熱し、その前に吸収された水分を 全て除去した。この様にして得られた無水酸化ホウ素を、手動とマグネチックス ターラーで撹拌することにより石油基剤のグリースと合わせた。 この様にして得られた酸化ホウ素/グリース混合物を室温で約20時間、大気中 の水分に晒した。 酸化ホウ素/グリース混合物のラマンスペクトルは、ホウ酸に伴う、その結晶 構造に依る所の特徴的なピーク(875cm-1)を示さず、酸化ホウ素が大気中の水分 に晒されず、特定の処理温度でなければ、酸化ホウ素は水和せず、ホウ酸を形成 しないことを証明している。 具体例3。ホウ酸および、ホウ酸を形成する酸化ホウ素、ポリマーの混合物。 本具体例は、多くの代表的市販ポリマーと組み合わせて使用された場合、ホウ酸 添加剤の混合物を使用することによる性能改善の程度を示している。本具体例に おいて、ポリマーは、粒子サイズ約0.2から40ミクロン、1重量パーセントから20 重量パーセントの酸化ホウ素粉末と混合される。ポリマーと酸化ホウ素粉末の混 合物をガラス容器に入れ、ミキサーで少なくとも2時間激しく撹拌する。この混 合物をまず成形し、次いで加熱圧搾し、最後に最適温度で硬化させ、稠密な固体 ディスク形状を形成する。得られた樹脂複合物/組成物を次に摩耗試験器でテス トする。試験機の機能と主な特徴は、1990 Annual Book of ASTM Standards,Vo lume3.02,Section 3, Pages 391-395 に記載されている。この試験において、 先端が半径5インチ(127mm)の半球のスチール(440C、M50および52100)製ピンを摩 耗試験機のピン-ホルダーに固定し、回転している樹脂製ディスクに押しつけた (ホウ酸添加剤を加えずに調製された複合物との比較が行われた)。固定された ピン-ホルダーを下方に押しつけるてこ装置を通して、回転しているディスクに 特定の荷重をかける。明示された温度、圧力、速度にて、明示された時間/距離 /回転に関して実施された試験後、チャート記録装置から定常状態の摩擦係数が 得られた。これを下記の表IIIに示す。 表I。種々のスチール製ピンと選択されたポリマーディスクから得られた摩擦試 験結果。試験条件;荷重0.5-1kg;速度、1-4mm/秒;温度、22-25℃;滑り距離、 180m;試験の組み合わせ、種々のスチール製ピンと酸化ホウ素粒子を含むポリマ ーディスク、含まないポリマーディスク。 上記の結果は、酸化ホウ素とポリマー材料の混合物は、未混合の純粋ポリマー よりも3から9倍摩擦係数を小さくすることを証明している。表IIIに要約されて いるポリイミド系に関する図1に示す様に、純粋ポリマーに対して滑るスチール 製ピンの摩耗は顕著であったが、酸化ホウ素を含むポリマーに対して滑る同じピ ン の摩耗は殆ど測定できなかった。表IIIに要約されている試験に引用されている 方法は、加工処理中でもその後の使用中でも、この様な樹脂組成物により摩耗( または摩耗が発生しない事)が起こる事を示している事は、本技術に精通する者 にとって明らかである。 本発明は、種々の特定の具体例と実施例により説明されているが、本発明はそ れに限定されるのではなく、以下の請求の範囲内で多くの方法で実施できること を理解する事が重要である。本技術に精通する者にとって明らかな様に、本発明 のその他の利点と特徴は、請求の範囲から、またその合理的な同等物によって決 定される請求項の範囲により明らかとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 30:06 50:10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固体結晶ホウ酸および非水性潤滑剤基剤を含む潤滑組成物。 2.前記潤滑剤基剤が、石油、鉱油、合成油、シリコーン油、前記油の混合物 、非水性溶媒、鉱物グリース、合成に基づくグリース、その混合物から成るグル ープから選択される、請求項1の潤滑組成物。 3.前記ホウ酸が前記組成物の約0.05-50重量パーセントである、請求項1の 潤滑組成物。 4.前記ホウ酸が前記組成物の約0.1-1.0重量パーセントである、請求項1の 潤滑組成物。 5.前記結晶ホウ酸が粒子で、結晶の大きさが約0.1-40ミクロンである、請求 項1の潤滑組成物。 6.抗酸化剤、金属不動態化剤、錆止め剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、 分散剤、洗剤、極圧添加剤、抗摩耗添加剤、およびその混合物から成るグループ から選択される添加剤を更に含む、請求項1の潤滑組成物。 7.前記固体ホウ酸を潤滑剤基剤全体に均一に維持するために十分な量の分散 剤を含む、請求項1の潤滑組成物。 8.潤滑剤基剤がグリースである、請求項1の潤滑組成物。 9.請求項1の潤滑組成物を添加された、油組成物。 10.形成時に組成物を潤滑にするのに十分な量のホウ酸添加剤がポリマー内 に分散された、粒子ホウ酸添加剤と合成ポリマーを含む固体樹脂組成物。 11.前記添加剤が、樹脂形成条件下に酸化ホウ素と水の水和生成物である、 請求項10の樹脂組成物。 12.前記ホウ酸添加剤が前記組成物の約0.05-50重量パーセントである、請 求項10の樹脂組成物。 13.前記ホウ酸添加剤が前記組成物の約0.1-1.0重量パーセントである、請 求 項12の樹脂組成物。 14.前記ホウ酸添加剤が、約0.1-500ミクロンの特定の大きさを有する、請 求項10の樹脂組成物。 15.ポリマーが、ポリイミド、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリオレフィン およびポリウレタンから成るグループから選択される、請求項10の樹脂組成物 。 16.前記ポリマーが熱硬化性材料である、請求項10記載の樹脂組成物。 17.グラファイト、 二硫化モリブデン、フッ素化ポリエチレンから成るグ ループから選択されるその他の潤滑剤を更に含む、請求項10の樹脂組成物。 18.炭素繊維を更に含む、請求項10の樹脂組成物。 19.組成物の摩擦係数を小さくするのに十分な量のホウ酸添加剤が組成物内 に分散されている、ホウ酸添加剤と熱硬化性ポリマーから成る自動注油式樹脂組 成物。 20.樹脂形成条件下に水との反応時にホウ酸を形成するように、前記添加剤 が酸化ホウ素である、請求項19の樹脂組成物。
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